JPH09508187A - 窓用遮蔽装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 屋根または壁開口に固定据え付けのために設計されたフレーム形状の主フレーム（１）および該主フレームに軸承さけたガラス支持フレーム（２）を備え、該ガラス支持フレームが該フレームが主フレームの平面に対して平行な平面内にある閉止位置から、そのフレーム面が主フレーム面と或る角度を形成する通風位置へ動かされることが可能で、その結果少なくとも１つのクサビ形状の通風開口が主フレームと該ガラス支持フレームとの間に形成される窓用遮蔽装置であつて、該遮蔽装置が、取り付け位置において、クサビ形状通風開口のそれぞれ長方形および２つの三角形側面を遮蔽するための３つの壁状部分（７，８，９）からなる、空気透過虫除けスクリーン（６）からなり、該虫除けスクリーンの各部分が外方および内方端折り目を有する蛇腹面に折り曲げられ、内方端折り目（１０ａ）が対応する主フレーム部材と接続されかつ外方端折り目（１０ｂ）がガラス支持フレーム（２）の外部に取り付けるために蝶番によつて主フレームと接続されるスクリーン支持の、別個のフレーム（４）により支持される。スクリーン支持フレームはガラス支持フレームはガラス支持フレームと移動可能に接続された主フレームの頂部部材とのその蝶番接続から間隔が置かれる。遮蔽装置はさらにスクリーン支持フレームの平面内に置かれる遮蔽からなり、その遮蔽は好ましくは巻き上げ遮蔽である。

Description

【発明の詳細な説明】 窓用遮蔽装置 発明の分野 本発明は、屋根または壁開口に固定据え付けのために設計されたフレーム形状 の主フレームおよび該主フレームに軸承されたガラス支持フレームを備え、該ガ ラス支持フレームが主フレームの平面に対して平行な平面内にある閉止位置から 、該ガラス支持フレーム面が主フレーム面と或る角度を形成する通風位置へ動か されることが可能で、その結果少なくとも１つのクサビ形状の通風開口が主フレ ームと該ガラス支持フレームとの間に形成される窓用遮蔽装置に関し、前記遮蔽 装置が、取り付け位置において、クサビ形状通風開口のそれぞれ長方形および２ つの三角形側面を遮蔽するための３つの壁状部分からなる、空気透過虫除けスク リーンからなり、該虫除けスクリーンの各部分が外方および内方端折り目を有す る蛇腹面に折り曲げられ、内方端折り目が対応する主フレーム部材と接続されか つ外方端折り目が蝶番によつて主フレームに接続されたフレームにより支持され る窓用遮蔽装置に関する。 発明の背景 オーストラリア国特許ＡＵ−Ｂ−５２７９１５およびドイツ連邦共和国特許Ｄ Ｅ−Ａ−２６２２１７０から窓の開放位置においてクサビ形状通風開口の横方向 面を覆いかつ窓の閉止位置において主フレームとフレームとの間のキヤビテイ内 に収容される、虫除けを備えた頂部で取り付けられた窓を設けることが知られて いる。窓を開けるときフレーム全体が外方に回転するので、通風開口は単一の虫 除けスクリーンによつて被覆されるかも知れない。 ガラス支持フレームがその中心軸線において主フレームに軸承される枢動窓の 場合には、かかる構造は、前述した場合におけるように、フレームの一方の半体 が外方に回転し、ところが他方の半体が窓を開けるとき内方に回転するので、適 用されることができない。 代わりに、例えば朝顔口に何らかの方法で置かれる、内側虫除けスクリーンを 使用することが示唆されている。かかる解決は簡単でかつ安価であるが一般に窓 の操作ハンドルへの接近を妨害し、その結果窓は上記内側虫除けスクリーンを全 体的にまたは部分的に取り外すことなしに開放されることができない。より困難 な窓の操作に加えて、また、内側虫除けスクリーンが取り付けられるかまたはそ の逆まで、開放される窓から時間経過の間中部屋に虫が侵入する危険がある。 そのうえ、枢動窓の場合に２組の虫除けスクリーンを使用することがアメリカ 合衆国特許ＵＳ−Ａ−２３１１４１３において示唆され、各組はフレームと主フ レームとの間に取り付けられかつ各々２つのクサビ形状の通風開口の一方を被覆 する。これに示された装置は窓を開放過程全体中遮蔽することができるが、取り 付けに関連して主フレームおよび／またはフレームにおいて比較的大きな干渉を 必要とする。 ドイツ連邦共和国特許ＤＥ−Ａ−４０２６２３６から固定遮蔽が可動窓フレー ムへのどのような接続もなしに窓の内部に取り付けられる窓が知られている。ス クリーンはかくして常に折り畳まれかつ部屋内に突出する。頂部取り付けおよび 枢動窓の両方の場合において、窓が虫除けスクリーンとともに販売されるかどう かに関係なく、同一方法において主フレームおよびフレームを製造できるのが望 ましい。主フレームおよびフレームはまた、主フレームとフレームとの間の内方 キヤビテイの回避を望ましくする、一定の外方寸法を得るためにできるだけ同じ 程度の強さを持つべきである。 発明の開示 本発明の目的はそれゆえ虫の侵入に対して適切な安全性を持ちかつ、窓の耐候 性がある場所に、キヤビテイ等の備えを必要としない、全く顕著でない干渉によ り主フレームおよびフレームに取り付けられ得る遮蔽装置を提供することにある 。そのうえ、簡単な方法においてすでに組み込まれた、古い窓に取り付けられ得 る装置を提供することを目的とする。 この点において、本発明による遮蔽装置はスクリーン支持フレームがガラス支 持フレームの外部に取り付けるための別個のフレームでありそして主フレームの 頂部部材とのその蝶番接続から間隔を置いてスクリーン支持フレームがガラス支 持フレームと移動可能に接続されることによつて特徴付けられる。 実際にすべての窓、主フレームの頂部部材は外部から接近可能であり、ならび にまたフレームは常に接近可能である。別個のフレーム上に虫除けスクリーンを 配置することにより取り付けは主フレームおよびフレームの現行の形状に全く関 係なくなされる。スクリーン支持フレームは、その頂部蝶番接続を介して、例え ば、取り付けネジによつて、主フレームの頂部部材の外部に直接取着され得る。 スクリーン支持フレームと窓のガラス支持フレームとの間の移動可能な接続は窓 の開閉の間中２つのフレーム間の相互移動を許容し、それは一致していない２つ のフレームの回転軸線を補正する。 窓フレーム上へのスクリーン支持フレームの取り付けはまたスクリーンが窓が 開閉されると同時に拡げられるかまたは折り畳まれるという利点を呈し、それは 部分的に窓が、閉止されるとき外部に突出する物体により美観が損なわれないと いう審美的観点からの利点を、部分的に、スクリーンが折り畳まれかつ窓が次い で閉じられるので、例えば、嵐の天候において保護されるというかなり実際的な 利点を有する。 窓の外部にスクリーンを配置することにより得られた取り付けに関連する利点 に加えて、スクリーンが窓の内部外観を損なわずまたは部屋内の均質な光の拡散 も阻止しないというさらに他の利点が得られる。 遮蔽装置はまたスクリーンの大きさが窓フレームの大きさにのみ依存しかつ窓 が枢動、頂部取り付けまたは側部取り付け窓であるかどうかではないという標準 化の観点からの利点を呈する。 遮蔽装置の１実施例において、外部フレームは主フレームとフレーム部材に取 り外し可能に取着される。この設計により外部フレーム全体は、所望ならば、虫 に対するその保護が必要とされない間中、冬季における雪または氷による損傷を 回避するために虫除けスクリーンとともに取り外され得る。 虫除けスクリーンの３つの壁状部分は、窓が閉じられるとき、主フレーム部材 に向かい合っている外部の別個のフレームのキヤビテイに好都合に収容され、そ れは雨および風に対してスクリーンの良好な保護を呈する。 外部の別個のフレームは製造を容易にするためにプラスチツクまたは金属外観 として好都合に設計されることが可能である。 遮蔽装置の他の実施例によれば、スクリーン支持フレームはその能動位置にお いて外部フレームの平面に対して平行に延びかつフレーム開口を覆う遮蔽を有す る。平面遮蔽は、スクリーンが側部の十分な通風を呈するので、風密封遮蔽とし て設計され得るが、もちろん、また、空気透過スクリーンであっても良い。遮蔽 装置は、窓全体が保護材料により外方で取り囲まれるので、完全な虫除け遮蔽を 呈し、それはまた頂部および側部取り付け窓ならびに枢動窓両方用の好都合な日 除け遮蔽として作動する。枢動窓の場合に、クサビ形状の通風開口の両方が虫に 対して完全に遮蔽されるという特別な利点が得られる。 外部の別個のフレームが好都合には平面遮蔽を取り付けるための追加のキヤビ テイを有し、平面遮蔽は１または複数のキヤビテイに挿入されるフレームまたは 縁片に取着され得る。 平面遮蔽は、好ましくは、保護が必要とされるとき、その能動の、巻かれない 位置に非常に容易に置かれ得ることを意味する、巻き上げ遮蔽である。窓の型に 関係なく、遮蔽は、窓の開放通風位置においてかつ窓が閉じられるとき両方で、 太陽光に対する保護として使用されることができ、一方同時に太陽遮蔽が必要と されないときそれを巻き上げるような可能性が提案される。平面遮蔽は側部にお ける遮蔽とともにまたは単独で虫に対する保護が必要とされないシーズンにおい ても使用されることが可能である。頂部取り付け窓の場合において、平面遮蔽は 太陽光に対して好都合な保護を提案する。窓の外部に取り付けるためのその対応 するフレームを有する平面遮蔽は別個のユニツトとして製造されかつ供給される ことができ、それはその後１または複数のクサビ形状の通風開口を保護する要望 が生起するとき側部における遮蔽により補完され得る。 以下において、本発明を添付図面を参照して詳細に説明する。 図面の簡単な説明 第１図は、枢動窓に取り付けられた、本発明による遮蔽装置を示す斜視図、 第２図は窓に取り付けられた装置を示す平面図、 第３図は窓が開放されるときの蛇腹形状の虫除けスクリーンを示す図、 第４図は第２図の線ＩＶ−ＩＶに沿う断面図、そして 第５図は本発明による 遮蔽装置の第２実施例を示す断面図である。 発明を実施するための最良の形態 第１図は、傾斜屋根に据えつけられた窓を示し、該窓は屋根構造に永続的に組 み込まれた主フレーム１および主フレームに軸承された窓フレーム２を有し、該 窓フレームは窓ガラス３を支持する。図示例において、窓フレーム２は、その中 心軸線において主フレームに軸承されるが、また頂部または側部で取り付けられ るフレームにすることもできる、枢動フレームとして設計される。第１図におい て、フレーム２は、符号１８および１９が付された２つの対向するクサビ形状通 風開口を形成する、窓の上方部分が内方にかつ下方部分が外方に回転される、通 風位置に開放される。 外部フレーム４はその上方側部部材４ａにおいて、ピアノ型の連続蝶番または それ自体公知のフイルム蝶番のごとき、さらに他の図示されない防虫蝶番５によ り窓の頂部の上方主フレーム部材に蝶着される。外部フレーム４は、該外部フレ ーム４と主フレーム１との間に形成されるクサビ形状開口を遮蔽する、固有の虫 除けスクリーン６を残りの３つの側部に支持する。虫除けスクリーン６は２つの 三角形スクリーン部分７，８および１つの長方形スクリーン部分９からなり、該 長方形スクリーン部分は２つの三角形スクリーン部分７，８間に置かれかつそれ と一体でありそしてそれらに対して直角である。 第３図から明らかであるように、各スクリーン部分は交互に反対の方向に折り 畳まれて、狭い、細長いヒダまたはパネル１０を有する蛇腹面を形成し、それら はそれら自体主として平らであるが、長手方向縁部において、スクリーン部分が 、パネルが互いの頂部に実質上相互に平行に置かれる位置にともに押圧されるの を許容する、柔軟な区域１１を介してともに垂れ下がりそしてスクリーン部分は 非常に低い高さおよびパネルの幅に対応しまたはパネルが端と端とを接して、一 平面になるまで引き伸ばされるような幅を有し、そしてスクリーン部分は大きな 高さを有する。 スクリーンが、折り畳み後スクリーン全体に組み立てられる、３つの別個の部 分から作られる場合には、組み立て方法は圧縮されたスクリーンの高さが、また スクリーンが組み立てられる隅部において、実質上均一であるように選択される 。 ヒダ１０の内方端折り目１０ａは取り付け具１ａにより主フレーム１に取り外 し可能に取着されかつ同様に外方端折り目１０ｂはフレーム４に取り外し可能に 取着される。取着がスクリーン部分の内方および外方端折り目において必ずしも なされねばならないことはないが、またスクリーン部分に何らかの方法でなされ 得ることは明らかである。例として、スクリーンの端部折り目は、それぞれ、外 部フレーム４および主フレームにおいて同様な保持手段に挿入され得る、レール に取着され得る。 第４図に示されるごとく、外部フレーム４は窓がその閉止位置にあるとき折り 畳まれた虫除けスクリーン６を収容するためのキヤビテイ１２を有する輪郭とし て設計される。窓の中心に向かい合っている側で、輪郭は、外部フレーム４とガ ラス支持体フレーム２との間の移動可能な接続を設けるために、フレーム２に取 着された車輪１４が窓を開閉するとき走行する、Ｕ形状のレール１３を有する。 フレーム４の外方に向かい合っている側でフレーム４の平面に配置される遮蔽 １６の縁部を収容するための追加のキヤビテイ１５がある。この遮蔽１６は、こ の場合にフレーム４のまわりにかつそれに沿って全体に延びる、キヤビテイ１５ に挿入される、取り外し可能なフレーム１７上に伸張されるか、または、窓フレ ームの２つの反対の側部部材においてそれぞれのキヤビティ１５に挿入される、 ２つの縁片に取り付けられ得る。 他の実施例において、平面遮蔽１６は、第４図に示されるように、互いに反対 に配置される２つのキヤビテイ１５内で２つの側に沿って案内されかつ遮蔽に対 して垂直に延びる側の一方において錠止手段によつて錠止される、巻き上げ遮蔽 として設計される。巻き上げ遮蔽は、例えばローラブラインドにより知られ、か つ錠止手段と反対に置かれる側に取り付けられる、図示してないばねローラ管か らなる。 平面遮蔽１６は太陽光に対する保護のために完全に風密封にするかまたは空気 透過虫除けスクリーンとして設計され得る。 本発明は上述した実施例に限定されず、しかも、もちろん、変更され得る。外 部フレーム輪郭のキヤビテイは、例えば、異なって設計されることができ、なら びに側部のスクリーンは種々の方法において、例えば、糊付けによつて、取着さ れ得る。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ， ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ)，ＡＭ， ＡＴ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，Ｃ Ｎ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ ，ＨＵ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ， ＬＲ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＮ，ＭＷ，Ｍ Ｘ，ＮＬ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ ，ＳＥ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＳ，ＵＺ， ＶＮ 【要約の続き】 ラス支持フレームはガラス支持フレームと移動可能に接 続された主フレームの頂部部材とのその蝶番接続から間 隔が置かれる。遮蔽装置はさらにスクリーン支持フレー ムの平面内に置かれる遮蔽からなり、その遮蔽は好まし くは巻き上げ遮蔽である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．屋根または壁開口に固定据え付けのために設計されたフレーム形状の主フ レーム（１）および該主フレームに軸承されたガラス支持フレーム（２）を備え 、該ガラス支持フレームが主フレームの平面に対して平行な平面内にある閉止位 置から、該ガラス支持フレーム面が主フレーム面と或る角度を形成する通風位置 へ動かされることが可能で、その結果少なくとも１つのクサビ形状の通風開口が 主フレームと該ガラス支持フレームとの間に形成される窓用遮蔽装置であつて、 該窓用遮蔽装置が、取り付け位置において、クサビ形状通風開口のそれぞれ長方 形および２つの三角形側面を遮蔽するための３つの壁状部分（７，８，９）から なる、空気透過虫除けスクリーン（６）からなり、該虫除けスクリーンの各部分 が外方および内方端折り目を有する蛇腹面に折り曲げられ、前記内方端折り目（ １０ａ）が対応する主フレーム部材と接続されかつ前記外方端折り目（１０ｂ） が蝶番によつて前記主フレームに接続されたフレームにより支持される窓用遮蔽 装置において、スクリーン支持フレームが前記ガラス支持フレーム（２）の外部 に取り付けるための別個のフレーム（４）でありそして前記主フレームの頂部部 材とのその蝶番接続（５）から間隔を置いて前記スクリーン支持フレームが前記 ガラス支持フレームと移動可能に接続されることを特徴とする窓用遮蔽装置。 ２．前記外部フレームは前記主フレームとフレーム部材に取り外し可能に取着 されることを特徴とする請求の範囲第１項に記載の窓用遮蔽装置。 ３．前記スクリーンの３つの壁状部分（７，８，９）が、窓が閉じられるとき 、前記主フレーム部材に向かい合っている外部の別個のフレーム（４）のキヤビ テイ（１２）に収容されることを特徴とする請求の範囲第１項または第２項に記 載の窓用遮蔽装置。 ４．前記外部の別個のフレームがプラスチツクまたは金属外観として設計され ることを特徴とする請求の範囲第１項ないし第３項のいずれか１項に記載の窓用 遮蔽装置。 ５．前記スクリーン支持フレームがその能動位置において前記外部フレームの 平面に対して平行に延びかつフレーム開口を覆う遮蔽（１６）を有することを特 徴とする請求の範囲第１項ないし第４項のいずれか１項に記載の窓用遮蔽装置。 ６．前記外部の別個のフレームが該外部フレームの平面に置かれる前記遮蔽を 取り付けるための少なくとも１つの追加のキヤビテイ（１５）を有することを特 徴とする請求の範囲第５項に記載の窓用遮蔽装置。 ７．前記平面遮蔽が巻き上げ遮蔽であることを特徴とする請求の範囲第５項ま たは第６項に記載の窓用遮蔽装置。