JPH0950574A - 自動販売機のチェーンエレベータ式商品ラック - Google Patents

自動販売機のチェーンエレベータ式商品ラック

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JPH0950574A
JPH0950574A JP23641695A JP23641695A JPH0950574A JP H0950574 A JPH0950574 A JP H0950574A JP 23641695 A JP23641695 A JP 23641695A JP 23641695 A JP23641695 A JP 23641695A JP H0950574 A JPH0950574 A JP H0950574A
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篠田  雅史
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誠 早川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】同一仕様の商品ラックで小形サイズから大形サ
イズまでの各種商品の収納,販売に対応できる汎用性の
高い自動販売機のチェーンエレベータ式商品ラックを提
供する。 【解決手段】上下一対のスプロケット3間に張架した搬
送チェーン2の周上に棚板5を分散連結してなる複数組
のエレベータ式ラック機構#1,#2を横一列に並べて
ラックケース1内に組み込むとともに、ラック機構の間
に介挿してラックケース内に着脱可能なコラム仕切板1
0を設け、小形サイズの商品を販売する場合には、コラ
ム仕切板を介してラックケース内に仕切られた複数の各
コラムごとに商品を収納し、一方、ロングサイズの大形
商品を販売する場合には、コラム仕切板を取り外した上
で、隣り合うラック機構の棚板間にまたがり商品を収納
し、かつラック機構を同時に駆動して商品を販売する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機のチェ
ーンエレベータ式商品ラックに関する。
【0002】
【従来の技術】頭記した自動販売機のチェーンエレベー
タ式商品ラックは、よく知られているように、上下一対
のスプロケット間に張架した搬送チェーンに対してその
周上に振り分けて複数の棚板を揺動自在に連結してなる
エレベータ式ラック機構を備え、その下降経路に沿って
水平姿勢に保持させた棚板に商品を搭載し、販売指令に
基づくチェーン搬送により最下位に並ぶ棚板をチェーン
折り返し点近傍で反転させて商品を落下搬出させるもの
であり、従来の自動販売機では商品ラックには各独立し
て固定的に仕切られたコラムごとに前記のエレベータ式
ラック機構を1基ずつ収設して各種商品を併売するよう
構成している。
【0003】図9はかかるチェーンエレベータ式商品ラ
ックの1コラム分の構成図であり、1はラックケース、
2は上下一対のスプロケット3の間に張架したエンドレ
スの搬送チェーン、4はベンドモータ、5は搬送チェー
ン2の周上に分散して揺動自在に連結した棚板、6は搬
送チェーン2の下降経路に沿って棚板5を水平姿勢に姿
勢制御させるガイドレール、7は最下位に並ぶ棚板を次
回の販売に備えて所定の販売待機位置に停止制御させる
ための棚板検知スイッチであり、下降経路に並んで水平
姿勢に保持されている棚板5に商品8が1個ずつ搭載さ
れている。なお、9は商品ラックの下方に敷設して商品
ラックから落下搬出した商品8を前方の商品取出口(図
示せず)に向けて搬送する水平コンベヤ機構(水平コン
ベヤ機構の代わりに傾斜滑動式のシュータを備える場合
もある)である。
【0004】かかる構成で、販売待機状態では下降経路
の最下位に並ぶ棚板5が商品8を搭載して販売待機位置
Hに停止している。ここで販売指令が与えられると、ベ
ンドモータ4が始動して棚板5を搬送チェーン2に沿っ
て下方に移動する。これにより、最下位に並ぶ棚板5は
ガイドレール6から外れて垂下姿勢に揺動し、その棚板
に搭載していた商品8が下方に落下搬出する。続いて上
位の2段目に並ぶ棚板5が下降して販売待機位置に到達
すると棚板検知スイッチ7が応動し、その信号を基に図
示されてない制御部(マイクロコンピュータ)からの指
令でベンドモータ4が停止して販売待機状態に復帰す
る。
【0005】なお、図示されてないが、棚板5の下降経
路には前記した棚板検知スイッチ7とは別に、棚板5に
商品8が搭載されているか,否かを検知する商品売切検
知スイッチを装備して商品の売切検知を行うようにして
いる。また、この商品売切検知スイッチとしては、棚板
5に載置されている商品の有無をスイッチの検知レバー
で直接検知する方式、あるいは商品有無を重量センサで
検知する方式などがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した従
来のチェーンエレベータ式商品ラックでは、商品を収納
するコラムが完全に分離独立しており、各コラムの大き
さは販売商品の外形サイズに合わせて構築されている。
したがって、販売可能な商品のサイズ,形状もコラムの
大きさにより制約され、例えば比較的小形のカップ入り
商品などのサイズに合わせて構成した商品ラックでは、
1リットル入り牛乳パックなどのロングサイズの大形商
品がコラムからはみ出ししまうために、このような大形
商品を販売することはできない。その場合には、大形商
品専用に製作された別仕様のコラムを自動販売機に組み
込むなどの措置が必要である。
【0007】しかも、自動販売機で販売する商品の外
形,サイズはますます多種多様化の傾向にあり、この観
点からチェーンエレベータ式商品ラックについても、同
一仕様の商品ラックで小形サイズから大形サイズまでの
各種商品が販売できる汎用性の高い商品ラックの出現が
要望されている。本発明は上記の点にかんがみなされた
ものであり、販売商品の多様化に対応して小形サイズか
ら大形サイズまでの各種商品を同一の商品ラックで販売
できるように、ラック構造,およびその商品搬出動作の
制御に工夫を凝らした新規で,かつ汎用性の高い自動販
売機のチェーンエレベータ式商品ラック提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成るための
ラック構造として、本発明によれば、単一のラックケー
ス内に、複数基のチェーンエレベータ式ラック機構を横
一列に並べて組み込むとともに、各ラック機構の相互間
に着脱可能なコラム仕切板を介装配置して構成するもの
とする。
【0009】ここで、前記構成の商品ラックで中,小サ
イズの商品を販売する場合には、コラム仕切板を装着し
た状態でラックケース内に分割画成された各コラムごと
に商品を収納し、販売時にはコラム別にラック機構を駆
動制御して各コラムから商品を個別に販売する。なお、
この販売モードを「分割コラム販売モード」と定義す
る。
【0010】また、前記した分割コラム販売モードにお
いて、隣り合うコラムにサイズ,形状の異なる商品を収
納して販売を行うための対応策として、ラックケースに
対し、コラム仕切板を定位置に固定したままとせず、そ
の仕切り位置をケース内の中央から左右へ移動調節可能
に取付けた構成がある。一方、ロングサイズの大形商品
を販売する場合には、前記のコラム仕切板を取り外した
上で、隣り合う2組のラック機構の棚板間にまたがりロ
ングサイズの大形商品を収納し、販売時には2基のラッ
ク機構を連係して同時に駆動制御して大形商品を販売す
る。なお、この販売モードを「ペアコラム販売モード」
と定義する。
【0011】そして、前記した「分割コラム販売モー
ド」,「ペアコラム販売モード」の各販売モードで、ラ
ック機構の棚板の搬送制御,および商品売切検知を行う
ためには、次記のように各組のラック機構ごとに、棚板
検知スイッチ,および商品有無検知スイッチを備えてお
くものとする。ここで、「ペア販売モード」での商品売
切検知は、大形商品をまたがって搭載する2組のラック
機構の各々に付設した商品有無検知スイッチについて、
いずれか一方の商品有無検知スイッチ,あるいは両方の
検知スイッチを用いて商品売切検知を行うものとする。
【0012】また、前記した「ペア販売モード」で商品
ラックから落下搬出した大形商品を商品ラックの下方に
敷設した水平コンベア機構で商品取出口へ搬送する際の
搬出トラブルを防止するためには、商品ラックからの落
下搬出姿勢を水平コンベア機構の搬送方向に対して前傾
姿勢に制御し、商品の前端が後端よりも若干早く水平コ
ンベア機構の上に着地するよう制御するのがよく、その
ために2組のラック機構のうち、水平コンベア機構の搬
送方向に対する前部側のラック機構の最下位に並ぶ棚板
を、後部側のラック機構の最下位に並ぶ棚板よりも先に
チェーン折り返し点近傍で反転して商品を落下させるよ
うに制御するものとする。
【0013】この場合に、具体的な姿勢制御手段として
は次記のような方式がある。 1)2組のラック機構のうち水平コンベヤ機構の搬送方
向に対する後部側のラック機構の棚板検知スイッチの取
付け位置を前部側のラック機構の棚板検知スイッチより
も若干上方にずらして設置し、前部側のラック機構と後
部側のラック機構との間で棚板の販売待機位置に段差を
設定する。
【0014】2)2組のラック機構の相互で棚板検知ス
イッチの取付け高さ位置を揃えて各ラック機構の棚板の
販売待機位置を略同一高さに設定し、かつ2組のラック
機構のうち水平コンベヤ機構の搬送方向に対する後部側
のラック機構については販売指令を受けてからベンドモ
ータを始動するまでに若干の遅れ時間を設定する。 3)2組のラック機構の相互で棚板検知スイッチの取付
け高さ位置を揃えて取付け、かつ2組のラック機構のう
ち水平コンベア機構に対する前部側のラック機構につい
ては販売動作時に棚板が販売待機位置に到達してからベ
ンドモータを停止するまでに若干の遅れ時間を設定す
る。
【0015】ここで、上記構成による動作,機能を項目
別に述べると次記のようになる。 〔コラム仕切板〕前記構成によるコラム仕切板は次のよ
うに機能する。すなわち、一例としてラックケース内に
2基のエレベータ式ラック機構をその棚板の向きを揃え
て横一列に組み込んだ場合に、ラックケースの庫内中央
にコラム仕切板を取付ければラックケースが二つのコラ
ムに分割されたことになり、各コラムごとに別々な商品
を収納して「分割コラム販売モード」での販売が行え
る。この場合に、ラックケースに対するコラム仕切板の
取付け位置を中央から左右へ移動調節可能に取付けるこ
とで、その調節位置の選択に対応して隣り合うコラム空
間の幅が相対的に大小に変わるので、「分割コラム販売
モード」では、コラム仕切板を介して隣り合う各コラム
でサイズ,形状の異なる商品の収納,販売が行える。
【0016】また、ラックケースからコラム仕切板を取
り外すと、ラックケースは前記の分割コラムの2倍の容
積をもった単一コラムとなる。したがって、同じ商品ラ
ックでロングサイズの大形商品(例えば1リットル入り
牛乳パックなど)を左右に並ぶ2基のラック機構の棚板
にまたがって収納し、販売指令により2基のラック機構
を同期して駆動制御することで大形商品を「ペアコラム
販売モード」で販売が行える。
【0017】〔商品売切検知〕ラックケース内に組み込
んだ複数基のラック機構に対し、各ラック機構の各々に
商品有無検知スイッチを付設しておくことにより、「分
割コラム販売モード」では各ラック機構ごとに個別に商
品売切検知が行える。また、「ペアコラム販売モード」
の場合には、大形商品が2組のラック機構の棚板の間に
またがって搭載されているので、各組の商品有無検知ス
イッチのうちいずれか一方の検知信号を用いることで商
品売切検知が行える。また、双方の商品有無検知スイッ
チの検知信号を用いてそのAND条件,OR条件をチエ
ックすれば、大形商品の売切検知と同時に搬送チェーン
機構,検知スイッチの故障などの判定も行える。
【0018】そして、いずれの販売モードでも、商品有
無検知スイッチの検知信号を基に、「商品無し」と判定
された場合には、制御部が商品売切れと判定して販売を
停止する。 〔「ペアコラム販売モード」での商品の搬出姿勢制御〕
チェーンエレベータ式商品ラックを搭載した自動販売機
では、商品ラックの下方に水平コンベア機構を敷設し、
商品ラックから搬出した商品を水平コンベア機構を経由
して商品取出口に送出するようにしている。この場合
に、機内での高さ方向の遊びスペースをできるだけ小さ
く抑えて商品収容効率を高めるために、チェーンエレベ
ータ式商品ラックのケースと水平コンベア機構との間に
は、販売商品のサイズに合わせたぎりぎりの通路間隔を
設定するようにしている。
【0019】一方、前記の「ペアコラム販売モード」で
ロングサイズの大形商品を販売する場合には、2基のエ
レベータ式ラック機構を連係して起動,停止制御するよ
うにしているが、この場合にラック機構のベンドモータ
特性(起動,停止)のバラツキなどが原因で、チェーン
エレベータの折り返し点近傍で棚板が反転する際に、2
組のラック機構の間で棚板相互に高さ方向のずれが生じ
ると、商品の落下姿勢がコンベア機構の搬送方向に対し
前傾,あるいは後傾姿勢に傾き、棚板から先に落下した
側が下方に敷設した水平コンベア機構の上に早く着地す
る。
【0020】この場合に、商品の後端が前端よりも早く
コンベヤ機構に着地し、前端がラックケースから水平コ
ンベア機構の搬送通路側へ抜け出す以前に商品が後傾姿
勢のまま商品取出口に向けて前方へ搬送されると、商品
の先端が商品ラックケースの前縁に引っ掛かってブリッ
ジ状態となり、このために商品搬出が不能となる搬送ト
ラブルを引き起こすおそれがある。
【0021】かかる点、商品ラックから搬出する大形商
品(ロングサイズ)の落下搬出姿勢が水平コンベア機構
の搬送方向に対して常に前傾姿勢となるように姿勢制御
すれば、商品の先端が後端よりも先にコンベヤ機構の上
に着地してラックケースの前縁との間の搬送通路を擦り
抜けるので、前記のように商品の先端がラックケースに
引っ掛かってブリッジするといった商品の搬出トラブル
が防げる。
【0022】そこで、水平コンベア機構の搬送方向に対
して前後に並ぶ2基のチェーンエレベータ式商品ラック
機構の相互間で、先記1)〜3)項に記した姿勢制御手
段を採用すれば、「ペアコラム販売モード」での大形商
品の搬出姿勢が常に前傾姿勢となるので、前記したよう
な搬出トラブルを確実に防止できる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明による商品ラックの
構造,並びにその販売制御法についての具体的実施例を
図面に基づいて説明する。なお、実施例の図中で図9に
対応する同一部材には同じ符号が付してある。まず、図
1(a)において、単一のラックケース1の内部には、
ベンドモータで駆動されるチェーン機構の周上に複数の
棚板を連結してなる2基のエレベータ式ラック機構#
1,#2が棚板5の向きを揃えて横一列に併設されてお
り、かつラックケース1の庫内中央にはラック機構#1
と#2の間に介挿してケース内に二つのコラムを仕切る
ようにコラム仕切板10が着脱可能に設けてある。この
コラム仕切板10は、図1(b)で示すように、側縁か
ら突出したフック10aをラックケース1の壁面に穿孔
したスリット状の引っ掛け穴1aに差し込んで係止保持
するようにしており、ここでコラム仕切板10の取付け
位置をラック機構#1と#2との相互間で中央から前後
いずれかへ移動調節できるように、引っ掛け穴1aが位
置をずらして3箇所に穿孔されている。
【0024】かかる構成で、ラックケース1にコラム仕
切板10を取付けると、コラム仕切板10を境にしてラ
ックケース1がエレベータ式ラック機構#1,#2を各
1基ずつ備えた二つのコラムに分割される。つまり、先
記した「分割コラム販売モード」に対応した状態とな
る。また、この状態でコラム仕切板10の取付け位置を
移動調節すると、その取付け位置に相応して各コラムの
大きさが相対的に増減変化する。
【0025】一方、ラックケース1からコラム仕切板1
0を取り外すと、一つのコラム内に2基のエレベータ式
ラック機構#1と#2が並ぶ単一コラムが画成され、こ
の状態でロングサイズの大形商品をラック機構#1と#
2の棚板の間にまたがって横倒し姿勢に収納すること
で、「ペアコラム販売モード」が可能となる。そして、
この「ペア販売モード」で販売指令を与えると、大形商
品を搭載した2基のラック機構#1と#2のベンドモー
タが連係して始動し、双方の棚板にまたがって横置姿勢
に搭載した大形商品を収納姿勢のまま下降搬送し、その
最下位から双方の棚板を反転させて搬出するとともに、
後記のように各ラック機構#1,#2に装備した棚板検
知スイッチの動作信号で棚板を販売待機位置に停止させ
る。
【0026】次に、前記した「分割コラム販売モー
ド」,「ペアコラム販売モード」での商品収納状態を図
2(a)〜(c)に例示する。ここで、(a),(b)図
は「分割コラム販売モード」に、(c)図は「ペアコラ
ム販売モード」に対応する。そして、(a)図ではラッ
クケース1を二等分して二つのコラムを画成するよう
に、コラム仕切板10をラックケース1に穿孔した真中
のスリット状引っ掛け穴1aに固定し、前後に並ぶ各コ
ラムごとに符号Aで示す同形サイズの商品8を収納して
販売を行う。また、(b)図ではコラム仕切板10の取
付け位置を(a)図の位置から左側の調節段に移動して
おり、これにより左側(前側)のコラムでは商品Aに比
べて若干小さなサイズの商品Bを、また右側(後側)の
コラムで若干大きめな商品サイズの商品Cを収納して販
売できる。一方、(c)図ではコラム仕切板10を取り
外した上で、例えば1リットル入り牛乳パックなどのロ
ングサイズの大形商品Dを前後に並ぶラック機構#1と
#2の各棚板5の間にまたがって収納し、販売時には2
基のラック機構#1と#2を連係して同時に駆動制御し
て商品Dを搬出させる。
【0027】また、「ペアコラム販売モード」の応用と
して、一方のラック機構#1にコーヒー,他方のラック
機構#2にケーキをそれぞれ収納しておき、販売時には
ラック機構#1と#2を同時に駆動制御してコーヒー,
ケーキをセット販売することことも可能である。次に、
前記した「分割コラム販売モード」,「ペアコラム販売
モード」で、各エレベータ式ラック機構#1,#2に対
し、販売動作時に最下位まで下降して来た最下位の棚板
5を次回の販売に備えて所定の販売待機位置に停止させ
るための制御手段として各ラック機構#1,#2ごとに
備えた棚板検知スイッチ7(図9参照)の具体的な構
成,動作を図3(a),(b)に示す。すなわち、棚板検
知スイッチ7は揺動式の検知レバー7aと復帰ばね7b
とを組合わせてラック機構の下端に近い位置でガイドレ
ール6の内方に組み込まれており、検知レバー7aの先
端がガイドレール6より前方に突き出している。
【0028】かかる構成で、販売動作時に上位に並ぶ棚
板5が商品8を載せて下降移動して来る行程で、棚板5
が所定の停止位置(次回の販売待機位置)Hへ到達する
以前では、(a)図のように検知レバー7aが復帰ばね
7bの付勢力で反時計方向に揺動して棚板検知スイッチ
7のアクチュエータを押上げる。これにより検知スイッ
チ7はOFFである。その後に上方から下降して来た棚
板5が停止位置Hに到達すると、(b)図のように棚板
5の後縁が検知レバー7aを押し込む。これにより、検
知レバー7aが時計方向に揺動してスイッチ7をON動
作させるとともに、このスイッチの動作信号は図示され
てない制御部に送られてラック機構のベンドモータを停
止し、棚板5を次回の販売に備えて待機位置に停止させ
る。
【0029】また、図示実施例では前記した棚板検知ス
イッチ7と並置して各ラック機構#1,#2ごとに棚板
5の販売待機位置には図4(a),(b)で示すような商
品有無検知スイッチ11が装備されている。この商品有
無検知スイッチ11は前記の棚板検知スイッチ7と同様
な構成であり、レバー先端を棚板の下降移動経路に向け
て突き出すように設けた検知レバー11a,該検知レバ
ー11aにバイアス抗力を加える付勢ばね11b,およ
び支軸11cをスイッチ本体に組合わせた構成になる。
【0030】かかる構成で、販売動作時に上位から下降
して来た棚板5が販売待機位置に停止すると、この位置
で棚板に商品が載置しているか否かを商品有無検知スイ
ッチ11が検知する。すなわち、図4(a)のように棚
板5に商品8が載っていれば、商品8の重量が棚板5に
加わるため、棚板5が販売待機位置に到達すると、その
棚荷重で商品有無ケーススイッチ11の検知レバー11
aを付勢ばね11bに抗して押し込む。これにより、検
知レバー11aが図示矢印方向に揺動してスイッチ11
のアクチュエータから離脱し、これによりスイッチ11
はON動作して「商品有り」を検知する。これに対し
て、図4(b)のように待機位置に到達した棚板5が空
である場合には、棚板5の荷重よりも付勢ばね11bの
バイアス抗力が大であるので、検知レバー11aは矢印
方向に突出したままスイッチ11のアクチュエータを押
す。これによりスイッチ11はOFFとなって「商品無
し」を検知する。
【0031】そして、「ペア販売モード」で大形商品を
販売する場合には、商品の売切検知を次記のような方法
で行うものとする。すなわち、第1の方法は大形商品を
搭載した2組のラック機構#1,#2(図2(c)参
照)に装備の商品有無検知スイッチ11のうち、いずれ
か一方のスイッチを使用してその動作信号を制御部に取
り込み、スイッチのON,OFF信号を基に「商品有
り」,「商品無し」を判定する。
【0032】また、第2の方法は各組のラック機構#
1,および#2に装備した商品有無検知スイッチ11を
併用し、双方のスイッチの動作信号を制御部に取り込ん
でそのAND条件,OR条件から商品売切を判別する方
法である。その検知方法によれば次記のように決め細か
な制御が行える。すなわち、図5は商品有無検知スイッ
チ11の動作信号を基にした判定のフローチャートを表
す図であり、販売指令に基づく販売動作で最下位の棚板
から商品を搬出した後、上位に並ぶ次の棚板が販売待機
位置に到達してベンドモータが停止するとこの位置で売
切検知を実行し、ラック機構#1,#2に装備の各商品
有無検知スイッチ11の動作信号を制御部に取り込む。
ここで、双方のスイッチの動作信号が共にONであれ
ば、「商品有り」と判定して次の販売待機ステップに移
行する。これに対して、双方のスイッチの動作信号が共
にOFFであれば「商品無し」と判定し、売切信号を出
力して販売を停止する。この場合にはラック内に商品補
充を行えば販売可能な状態に復帰する。さらに、いずれ
か一方のスイッチがON(他方のスイッチがOFF)で
あれば、片方のラック機構に組み込んだスイッチの故
障,あるいはベンドモータのモータロックと判定して
「異常」信号を出力するとともに、緊急に販売を停止す
る。
【0033】次に、図2(c)で述べた「ペアコラム販
売モード」で、ロングサイズの大形商品Dを販売する場
合の商品搬出姿勢の様子を図6(a),(b)で説明す
る。ここで、(a)図は本発明による搬出姿勢制御を行
った場合を、また(b)図は搬出姿勢制御を行わない場
合に生じる搬出トラブルの発生状況を表している。な
お、チェーンエレベータ式商品ラックに対し、そのラッ
クケース1の下方には商品取出口に向けて商品を前方へ
搬送する水平コンベヤ機構9が敷設されている。
【0034】すなわち、(a)図では水平コンベヤ機構
9の搬送方向に対して前後に並ぶ2組のラック機構#1
と#2の相互間では、販売待機位置に停止している後部
側のラック機構#2の棚板が前部側のラック機構#1の
棚板よりも若干高くなるようにΔHの段差が設定されて
おり、販売動作時にはこの段差ΔHを保ったままラック
機構#1の棚板5がラック機構#2よりも先にチェーン
エレベータの折り返し点近傍で反転して商品8を下方の
水平コンベア機構9に向けて落下搬出させる。これによ
り、ラック機構#1と#2の棚板5のまたがっって収納
したロングサイズの大形商品Dは、搬出時に前傾姿勢と
なって商品ラックから落下搬出し、鎖線で表すように商
品の前端が後端より先に水平コンベヤ機構9の上に着地
した後、商品取出口に向けて前方へコンベア搬送され
る。したがって、商品Dはラックケース1の下面と水平
コンベヤ機構9との間の搬送通路を擦り抜ける際に、商
品の先端がラックケース1の前縁にブリッジしてその場
に停止するといった搬出トラブルのおそれなしに円滑に
商品取出口へ搬送できる。
【0035】これに対して、前記した商品の落下姿勢制
御を行わない場合には、(b)図で表すようにラック機
構#1と#2に組み込んだベンドモータの始動特性のバ
ラツキなどに起因して、販売動作時にはラック機構#2
の棚板が#1よりも早くチェーンエレベータの折り返し
点近傍に達して反転することがある。このために、ラッ
ク機構#1と#2の棚板5の間にまたがって搭載したロ
ングサイズの大形商品Dは後傾姿勢のまま商品ラックか
ら落下搬出し、その後端が前端よりも先に水平コンベヤ
機構9の上に着地する。しかも、このような着地状態に
なると、商品Dの先端がラックケース1の下面から抜け
出す以前に後端が前方へ搬送されるため、商品の先端が
ラックケース1の前縁に引っ掛かって図示のようにブリ
ッジ状態となって搬出不能トラブルを引き起こすおそれ
がある。
【0036】そこで、本発明によれば、「ペアコラム販
売モード」で大形商品を販売する場合には、次記のよう
な各種の搬出姿勢制御方式を採用して大形商品をラック
から搬出させるものとする。すなわち、第1の制御方式
では、図3で述べた棚板検知スイッチ7の取付け位置に
ついて、あらかじめラック機構#1と#2の間で、水平
搬送機構9の搬送方向に対して前部側に位置するラック
機構#1の棚板検知スイッチ7を後部側に位置するラッ
ク機構#2の棚板検知スイッチ7よりも若干上方にずら
した位置に設置して、棚板5の販売待機位置(停止位
置)に前記した段差ΔHを設定して大形商品Dを若干前
傾した姿勢に保持しておく。そして、販売時にはラック
機構#1と#2のベンドモータを同時に始動し、前傾姿
勢を保ったまま商品Dをラックから下方の水平コンベヤ
機構9へ落下搬出させる。
【0037】また、第2の制御方式では、ラック機構#
1と#2とで棚板検知スイッチ7の取付け位置を略同じ
高さ揃えておき、販売指令に基づいて各ラック機構#
1,#2を販売待機位置から始動する際には、前部側ラ
ック機構#1のベンドモータを先に始動し、若干の時間
遅れを与えてラック機構#2のベンドモータを始動す
る。これにより、先に始動したラック機構#1の棚板5
がラック機構#2の棚板よりも先にチェーンエレベータ
の折り返し点に到達して反転する。したがって前記第1
の制御方式と同様に、商品Dは前傾姿勢となって下方の
水平コンベア9に向けて落下搬出する。なお、商品搬出
後は各ラック機構#1,#2ごとに付設した棚板検知ス
イッチ7が上方から下降して来る次の段の棚7を検知し
てその動作信号がOFFからONに切り替わったところ
でベンドモータを停止する。この制御方式によれば、販
売待機中は商品を水平姿勢に安定よく保持できる。な
お、この制御方式による販売動作のフローチャートを図
7に示す。
【0038】さらに、第3の制御方式では、ラック機構
#1,#2の相互で各ラック機構に付設した棚板検知ス
イッチ7の取付け位置を略同じ高さ揃えておき、販売指
令を受けてラック機構#1,#2のベンドモータを同時
に始動した後、後部側ラック機構#2では棚板検知スイ
ッチ7が上方より下降して来る次段の棚板5が販売待機
位置に到達したことを検知するとベンドモータを即時停
止する。これに対して、前部側ラック機構#1では次段
の棚板5が販売待機位置に到達した時点でベンドモータ
を即時停止せず、若干の遅延時間を設定してベンドモー
タを停止させる。これにより、前記第1の制御方式と同
様に、販売待機状態では前後の棚板の間に段差ΔHが設
定されることになり、次の販売時には大形商品が前傾姿
勢で落下搬出されるようになる。なお、図8はこの制御
方式による販売動作を表したフローチャートであり、こ
の制御方式を採用する場合には、ラック機構#1と#2
との間で棚板間に前記の段差ΔHを付与するために、販
売開始に先立って最初の1回だけ商品をテスト販売して
棚板停止位置の初期設定を行うようにする。
【0039】なお、商品を前傾姿勢で落下搬出させる制
御手段として、前記した各制御方式のほかに、商品落下
搬出経路の途中に大形商品の後端に突き当てる邪魔板を
設けておき、商品ラックから水平姿勢のまま搬出した商
品をその落下途中で前傾姿勢に変えるなどの機械的な姿
勢制御手段もある。
【0040】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、単
一のラックケース内に、複数基のエレベータ式ラック機
構を横一列に並べて組み込むとともに、各ラック機構の
相互間に着脱可能なコラム仕切板を介装配置したことに
より、コラム仕切板を装着した状態では、ラックケース
内に仕切られた複数の各コラムごとに商品を収納して個
別販売する「分割コラム販売モード」は勿論のこと、さ
らに分割コラムに収納不能なロングサイズの大形商品で
も、コラム仕切板を取り外した上で隣り合うラック機構
の棚板間にまたがって大形商品を収納し、前記ラック機
構を連係的に駆動制御する「ペアコラム販売モード」で
販売できるなど、同じ商品ラックを使い分けて小形サイ
ズから大形サイズまでの各種商品を「分割コラム販売モ
ード」,あるいは「ペアコラム販売モード」で販売させ
ることができ、商品の多様化にも簡単に対応できて汎用
性が拡大する。
【0041】そして、前記のコラム仕切板に関して請求
項2に記した構成を採用することにより、コラム仕切板
の取付け位置選択に応じて各分割コラムの容積偏向が可
能となり、これにより形状,サイズの異なる商品の併売
が可能となる。また、請求項5,6に記した商品売切検
知法を採用することにより、「分割コラム販売モード」
は勿論のこと、「ペアコラム販売モード」での商品売切
状態を的確に検知,判定することかでき、さらに請求項
7ないし11に記した商品の搬出姿勢制御法を採用する
ことにより、「ペアコラム販売モード」でロングサイズ
の大形商品を販売する場合に、商品がラックの下方に敷
設した水平コンベア機構の搬送途上でラックケースに引
っ掛かってブリッジするといった搬出トラブルを確実に
防いで商品取出口へ円滑に搬送できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の構成図であり、(a)は商品ラ
ック全体の斜視図、(b)はコラム仕切板の取付け構造
を表す図
【図2】図1の実施例による販売商品の収納例を表す図
であり、(a),(b)はコラム仕切板を使用して各ラッ
ク機構に商品を個別収納した「分割コラム販売モー
ド」、(c)はコラム仕切板を取り外して大形商品を収
納した「ペアコラム販売モード」での商品収納状態図
【図3】本発明の商品ラックに組み込んだ棚板検知スイ
ッチの具体的な構成,検知動作の説明図であり、(a)
は棚板が下降途中にある状態を表す図、(b)は棚板が
販売待機位置に到達した状態を表す図
【図4】本発明の商品ラックに組み込んだ商品有無検知
スイッチの具体的な構成,検知動作の説明図であり、
(a)は「商品有り」の検知状態を表す図、(b)は
「商品無し」の検知状態を表す図
【図5】「ペアコラム販売モード」での商品売切検知を
表した販売動作のフローチャート図
【図6】「ペアコラム販売モード」における商品搬出時
の商品搬出姿勢を表す説明図であり、(a)は本発明の
落下姿勢制御を行った場合、(b)は落下姿勢制御を行
わない場合の状態を表す図
【図7】本発明の請求項10に対応する「ペアコラム販
売モード」での商品搬出姿勢の制御法を表した販売動作
のフローチャート図
【図8】本発明の請求項11に対応する「ペアコラム販
売モード」での商品搬出姿勢の制御法を表した販売動作
のフローチャート図
【図9】1組のラック機構を装備した従来におけるチェ
ーンエレベータ式商品ラックの構成図
【符号の説明】
1 ラックケース 1a コラム仕切板の引っ掛け穴 2 搬送チェーン 3 スプロケット 4 ベンドモータ 5 棚板 6 ガイドレール 7 棚板検知スイッチ 7a 検知レバー 7b 復帰ばね 8 商品 9 水平コンベヤ機構 10 コラム仕切板 11 商品有無検知スイッチ 11a 検知レバー 11b 付勢ばね #1,#2 エレベータ式ラック機構

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下一対のスプロケット間に張架した搬送
    チェーンの周上に複数の棚板を定ピッチおきに分散連結
    し、ベンドモータの駆動によるチェーン搬送により、最
    下位に並ぶ棚板をチェーンエレベータ折り返し点近傍で
    反転させて棚板上に載置した商品を落下搬出させるチェ
    ーンエレベータ式ラック機構を備えたものにおいて、単
    一のラックケース内に、前記したチェーンエレベータ式
    ラック機構の複数基を横一列に並べて組み込むととも
    に、各ラック機構の相互間に着脱可能なコラム仕切板を
    介装配置したことを特徴とする自動販売機のチェーンエ
    レベータ式商品ラック。
  2. 【請求項2】請求項1記載の商品ラックにおいて、ラッ
    クケースに対し、コラム仕切板の仕切り位置を移動調節
    可能に取付けたことを特徴とする自動販売機のチェーン
    エレベータ式商品ラック。
  3. 【請求項3】請求項1記載の商品ラックにおいて、コラ
    ム仕切板を装着した状態でラックケース内に分割画成さ
    れた各コラムごとに商品を収納し、販売時にはコラム別
    にラック機構を駆動制御して各コラムから商品を個別に
    販売する自動販売機のチェーンエレベータ式商品ラッ
    ク。
  4. 【請求項4】請求項1記載の商品ラックにおいて、コラ
    ム仕切板を取り外した状態で隣り合う2組のラック機構
    の棚板間にまたがりロングサイズの大形商品を搭載し、
    販売時には2基のラック機構を連係駆動して大形商品を
    販売することを特徴とする自動販売機のチェーンエレベ
    ータ式商品ラック。
  5. 【請求項5】請求項4記載の商品ラックにおいて、相互
    の棚板間にまたがり大形商品を搭載する2組のラック機
    構の各々には商品有無検知スイッチが付設されており、
    その検知スイッチの何れか一方を用いて商品売切検知を
    行うことを特徴とする自動販売機のチェーンエレベータ
    式商品ラック。
  6. 【請求項6】請求項4記載の商品ラックにおいて、相互
    の棚板間にまたがり大形商品を搭載する2組のラック機
    構の各々には商品有無検知スイッチが付設されており、
    その検知スイッチの両方を用いて商品売切検知を行うこ
    とを特徴とする自動販売機のチェーンエレベータ式商品
    ラック。
  7. 【請求項7】請求項4記載の商品ラックにおいて、商品
    ラックの下方には水平コンベア機構が敷設されており、
    2組のラック機構の相互の棚板間にまたがって搭載した
    大形商品を商品ラックから搬出する際に、その落下搬出
    姿勢を水平コンベア機構の搬送方向に対して前傾姿勢と
    なるように姿勢制御することを特徴とする自動販売機の
    チェーンエレベータ式商品ラック。
  8. 【請求項8】請求項7記載の商品ラックにおいて、大形
    商品を前傾姿勢で搬出するための制御手段として、相互
    の棚板間にまたがって大形商品を搭載する2組のラック
    機構のうち、水平コンベア機構の搬送方向に対する前部
    側のラック機構の最下位に並ぶ棚板が、後部側のラック
    機構の最下位に並ぶ棚板よりも先にチェーン折り返し点
    近傍で反転して商品を落下搬出するように搬送チェーン
    を駆動制御することを特徴とする自動販売機のチェーン
    エレベータ式商品ラック。
  9. 【請求項9】請求項8記載の商品ラックにおいて、相互
    の棚板間にまたがって大形商品を搭載する2組のラック
    機構の各々には棚板が所定の販売待機位置に到達したこ
    とを検知してベンドモータを停止させるための棚板検知
    スイッチが付設されており、大形商品を前傾姿勢で搬出
    するための制御手段として、2組のラック機構のうち水
    平コンベヤ機構の搬送方向に対する後部側のラック機構
    の棚板検知スイッチの取付け位置を前部側のラック機構
    の棚板検知スイッチよりも若干上方にずらして設置し、
    前部側のラック機構と後部側のラック機構との間で棚板
    の販売待機位置に段差を設定したことを特徴とする自動
    販売機のチェーンエレベータ式商品ラック。
  10. 【請求項10】請求項8記載の商品ラックにおいて、相
    互の棚板間にまたがって大形商品を搭載する2組のラッ
    ク機構の各々には棚板が所定の販売待機位置に到達した
    ことを検知してベンドモータを停止させるための棚板検
    知スイッチが付設されており、大形商品を前傾姿勢で搬
    出するための制御手段として、2組のラック機構の相互
    で棚板検知スイッチの取付け高さ位置を揃えて各ラック
    機構の棚板の販売待機位置を略同一高さに設定し、かつ
    2組のラック機構のうち水平コンベヤ機構の搬送方向に
    対する後部側のラック機構については販売指令を受けて
    からベンドモータを始動するまでに若干の遅れ時間を設
    定したことを特徴とする自動販売機のチェーンエレベー
    タ式商品ラック。
  11. 【請求項11】請求項8記載の商品ラックにおいて、相
    互の棚板間にまたがって大形商品を搭載する2組のラッ
    ク機構の各々には棚板が所定の販売待機位置に到達した
    ことを検知してベンドモータを停止させるための棚板検
    知スイッチが付設されており、大形商品を前傾姿勢で搬
    出するための制御手段として、2組のラック機構の相互
    で棚板検知スイッチの取付け高さ位置を揃えて取付け、
    かつ2組のラック機構のうち水平コンベア機構に対する
    前部側のラック機構については販売動作時に棚板が販売
    待機位置に到達してからベンドモータを停止するまでに
    若干の遅れ時間を設定したことを特徴とする自動販売機
    のチェーンエレベータ式商品ラック。
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