JPH09501764A - コーティングされた表面を乾燥させるためのプロセス及びホットエアドライヤ - Google Patents

コーティングされた表面を乾燥させるためのプロセス及びホットエアドライヤ

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JPH09501764A JP7504895A JP50489595A JPH09501764A JP H09501764 A JPH09501764 A JP H09501764A JP 7504895 A JP7504895 A JP 7504895A JP 50489595 A JP50489595 A JP 50489595A JP H09501764 A JPH09501764 A JP H09501764A
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Abstract

(57)【要約】 ホットエアドライヤ内でコーティングされた表面を乾燥させるプロセスにおいて、ドライヤ内のホットエアの一部は、乾燥温度Tmaxよりも高く加熱された1次エア流れと混合される2次エア流れとしてその中を連続的に循環する。このことは、ドライヤ内に供給されるホットエアの量を低減し、よって、材料の要求が減少し加熱時間が短縮される。このプロセスを実施するためのホットドライヤは、ドライヤの内部(6)のそれぞれの側部に対称的に配置されるホットエアチャンバ(7,8)に、内側チャンバ(7)と外側チャンバ(8)を分割する分離壁(22)を有し、これはその下端部に2次エアのためのインテークアパーチャー(9)を有している。内側チャンバ(7)の下端部には、1次エアが高い流量で供給され、アパーチャー(9)を通って取り込まれる2次エアと混合される。

Description

【発明の詳細な説明】 コーティングされた表面を乾燥させるためのプロセス及びホットエアドライヤ 本発明は、例えば、表面コーティングされた自動車のボディを乾燥させるため に用いられる、請求の範囲1及び4のプレアンブルに従って、コーティングされ た表面を乾燥させるためのプロセス及びこのプロセスを実施するためのホットエ アドライヤに関する。 自動車の車体の塗装の分野では、液体の塗料が主に用いられている。この場合 では、スプレーノズルによって細かく噴霧する様式で液体塗料がスプレーされる 塗布技術とディップコーティングプロセスの両方の塗布技術が用いられる。これ らのコーティングプロセスでは、塗布システムを用いる場合にコーティング中に 塗料中に存在する溶剤の一部が、塗布された塗料層中に残留することが普通であ る。機械的な負荷による塗料表面の損傷を防止するため、これらの溶剤が除去さ れる必要が有り、又は、塗料層を硬化する必要が有る。この目的で、塗料塗布プ ロセスの後にドライヤが用いられる。 自動車産業における多くの場合では、表面がコーティングされた自動車の車体 の乾燥工程は、特製の乾燥トンネルの中へと運搬される。この場合では、コーテ ィングされた自動車の車体は、通過方向に別々のゾーン/領域に内部分割される 、トンネル状の炉を通過する。 ドライヤの第1の領域内では、ドライヤの内部の移送手段上に位置するコーテ ィングされた車体は加熱されて、塗布された表面層の溶剤の一部が除去される (放射又は加熱ゾーン)。この領域では、塗布された表面層はさほど機械的な負 荷を受けず、なぜなら、未だ完全に硬化していないからである。この理由で、車 体を加熱し且つ硬化させるために必要なエネルギーは、熱放射の形態で非接触的 に供給される。 このことを技術的な見地から実現させる1つの見込みは、放射ポケットと呼ば れるものを適用させることである。これらの放射ポケットは、電気により又はホ ットエアの流れにより、加熱されることが可能である。両者の場合では、乾燥し ようとしている目的物に面する放射ポケット壁面の表面温度が最大値(Tmax) を越えないように注意すべきであり、なぜなら、そうでなければ塗料コーティン グにおける温度が高過ぎて、乾燥されるべき表面コーティングが損傷を受ける結 果を生じるからである。同様に、放射ポケットの表面温度は、最小値(Tmin) よりも低くならない方がよく、その理由は、そうでなければ必要な乾燥の仕事が 、車体が乾燥トンネル内に存在する所定の時間内にドライヤによって完了できな くなるからである。 放射ゾーンで加熱プロセスが行われた後、乾燥されるべき車体は、第2のゾー ン、対流、循環及び保持ゾーン内を通過する。保持ゾーン内では、車体は一定の 温度レベルに保持される。この時間中に塗料層の完全な硬化がなされる。車体の クーリングオフを防止するため、熱エネルギーがホットエア流れの形態で、ドラ イヤの内部の車体に供給される。 コーティング面を乾燥させるためのホットエアドライヤは、USA−4 49 3 641から既知であり、車体の移送方向に連続して配置される種々の領域モ ジュールを備えている。これらのモジュールは、放射(加熱)ゾーンモジュール 及び対流(保持)ゾーンモジュールであり、これらは対流モジュールから放射モ ジュールへの開閉可能な内壁開口によって転換され得る。これらの既知の乾燥ゾ ーンモジュールにおいては、ドライヤ又はモジュールの内部を側面で包囲するホ ットエアチャンバ内で、外側チャンバと内側チャンバがそれぞれ形成される様な 様式で、間仕切り壁が配置される。これらチャンバの両者はそれぞれ、偏向スペ ースが形成されるように、これらの下側端部で開口によって接続される。上から 外側チャンバへ供給されるホットエアは、この中を下向きに流れ、偏向され、打 ち向きチャンバ内を上向きに流れていく。放射モジュール(加熱領域)では、ホ ットエアの全てが内側チャンバ内で上向きに、内部空間の上に与えられた排気エ アチャンネルへと流れていく。対流モジュール(保持ゾーン)では、ホットエア は、少なくとも部分的に上向きに内部空間内を、また流れている間は内側壁の開 口を通って、ドライヤ内部へと流れ、そこでは、その上側端部で排気がなされる 。この既知ドライヤでは、供給されたホットエアの全てが再び取り除かれるので 、大量のホットエアの要求が生じる。更に、ホットエアはまず外側チャンバを流 れ、その後内側チャンバを流れるので、ホットエアが内側チャンバに入る前に大 きな熱損失が生じている。 温度の上限及び乾燥される目的物へ移動されるべきエネルギーの量は、放射ポ ケット又はドライヤ内部へ供給されるべきホットエアの量と温度を決定する。こ のことは、比較的大量のホットエアが、間接的加熱の場合は熱交換器換気により 、あるいは直接加熱の場合はバーナシステムによって、ドライヤに供給されねば ならず、又は、ドライヤから除去されなければならないという不利益を、ドライ ヤのオペレータに対して与える。ホットエアをもっと少ない量でしかもより調節 された量で操作することが可能であれば、更に好ましい。 従って、本発明は、上述のタイプのプロセス及びホットエアドライヤであって 、それによって、ホットエアチャンネル及びブロワに要求される物質を減らす目 的で、また、装置の立ち上げの再のドライヤの加熱時間を短縮する目的で、ドラ イヤに供給されるべきホットエアの量を減少させる、プロセス及びホットエアド ライヤを提供する目的に基づいている。 この目的は、上述のタイプのプロセスが、請求の範囲 1.の「特徴とする」 節(クローズ)の特徴を含むことにより解決される。 この事に従い、ドライヤ内のホットエアの一部は、2次エアの流れとしてその 中で循環され、乾燥温度Tmaxよりも高くまで加熱された1次エアが、この2次 エア流れと混合される。このケースでは、供給された1次エア流れが循環する2 次エアの流れよりも容量が小さければ、同時に利点となり得る。このケースでは 、1次エアと2次エアとの混合のための温度は、乾燥温度Tmaxとほぼ同じレベ ルである事が重要である。この発明のプロセスによって、ドライヤに供給される べきエアの量は著しく減少し、他方、このため、本発明とエアチャンネル及びブ ロワに要する材料の量は減少し、他方、装置の立ち上げにおけるドライヤを加熱 する時間は短縮される。ホットエアチャンバのために要する空間が小さいことに より、ドライヤは幅を小さくすることができ、空間と材料が節約される。 この目的は、上述のプロセスを実施するための、始めに述べたタイプのホット エアドライヤであって、請求の範囲 4.の「特徴とする」節(クローズ)の特 徴を有するホットエアドライヤによって、更に解決される。更なる利点を有する 具体例は、このクレームの従属サブクレームに記載されている。 従って、乾燥温度Tmaxよりも高く加熱された1次エアを更に高い流速で導入 するように、装置は内側チャンバの下側端部に配置される。更に、間仕切りにお ける2つのチャンバの間の下側接続開口が、外側チャンバ内を下側に流れるホッ トエアの少なくとも一部が2次エアとして吸引されて1次エアと混合されるよう な様式で、サクション開口として、形成される。 このケースでは、過熱された1次エア流れはその比較的小さな量のみが、連続 的に循環する2次エア流れと混合されるような様式で、2次エア流れのためのサ クション開口及び1次エア流れのための導入装置が設定されれば有利である。 本発明に従えば、ノズル装置又は横方向フローベンチレータ装置が、導入装置 として与えられてもよく、これらはそれぞれ、内側ホットエアチャンバに沿って 実質的に水平に延長する。 ノズル装置を用いた構成では、これを、注入された1次エア流れが、ジェット ポンプによって2次エアを吸引し、運搬し、及び同時に混合するような様式で与 えれば有利である。このケースでは、ノズル装置は、1つ以上のスリットノズル 又は円形、楕円形若しくは長方形の流出断面を有するノズルを有していてもよい 。 横方向フローベンチレータ装置を導入装置として用いた構成では、これが1次 エア流れ及び2次エア流れを同時に吸引して混合すれば有利である。吸引された 1次エア流れと2次エア流れの量の比を調整するため、流出エアのための調整可 能シャッタが与えられてもよい。 ドライヤの連続したゾーンである、放射又は保持ゾーン(放射ドライヤ)及び 対流ゾーン(循環ドライヤ)が、別々のエア循環を有しているので、前者のケー スでは内部壁が完全に閉じられ、即ちエアに対して不浸透であれば有利であり、 他方、後者のケースではこれらはそれぞれ下端部がエアの流入のため及び上側が ドライヤ内部へのエアの流入出のために設計されれば有利である。しかし、過熱 された1次エアの小さな容量と混合された2次エア流れは、原則的に同じままで ある。 放射ゾーンでは、ホットエアチャンバは、放射ポケットとしてのエア不浸透内 側壁によって形成され、間仕切り壁はそれぞれ、上側の偏向スペースと下側サク ション開口から間隔をおいて配置される放射ポケットの実質的全体を貫いて垂直 に延長する。この様式では、内側及び外側放射ポケットチャンバが形成されて、 これらが、2次エア流れを上側及び下側偏向スペース又は開口を通って連続的に 循環させるような、ホットエアの循環を可能にする。小さな容量の1次エア流れ は、内側放射ポケットチャンバの下側に導入され、放射ポケット排気エア流れは 外側放射ポケットチャンバの下側端部で、吸引されて取り去られる。従って、垂 直面内を連続的に循環する2次エア流れは、これらチャンバを通って移動し、内 側チャンバ内には過熱された1次エアと共に特定の量比で補充され、また、外側 チャンバ内では同じ量比で冷却されたエアが取り除かれる。 放射ポケットの放射の性質は、内側壁が内側空間に面したその表面でそれ自体 が既知のコーティングを有しそのコーティングの放射係数がコーティングされて いない放射ポケット材料のそれよりも大きければ、増加する。従って、効率もこ の様式では付加的に増加する。 ドライヤの内部に距離をおいて面する内側壁の側部上に乱流板を配置すれば、 混合が更によくなり同時に1次エア及び2次エアから形成され内側チャンバ内で 生じるホットエア流れの熱移動が増加する。 対流ゾーン(循環ドライヤチャンバ)では、前述の如く、内部壁の上側部分と 下側部分におけるホットエア流れの通過のための構成がなされている。ホットエ アチャンバを内側チャンバと外側チャンバとに内部で仕切る間仕切り壁は、この ゾーンでは、下側の通過通路部分の上だけに伸びるため、この内側チャンバチャ ンバ内を流れる混合エア流れは下側の通過通路部分を通ってドライヤの内部へと 流れ、また、その熱エネルギーはその中のコーティングされた目的物に対流によ って直接移動される。そして、この様式で冷却されたエア流れは再び、上側の通 過通路部分でホットエアチャンバ内へと通過する。外側チャンバの上側端部では 、ドライヤ排気エアチャンネルが具備され、これを介して、チャンネルへ流れ込 む冷却されたホットエアの一部が導き去られ、他方、別の一部が外側チャンバ内 を流下し下側端部でサクション開口を介して内側チャンバ内へと流入し、ここで 、流入する1次エアと混合し、この後、循環が始まる。 吸引され冷却された2次エア流れを再び加熱する放射器が外側チャンバ内に配 置されれば、なお好ましい。この様式では、1次エア流れに混合されるものは、 適正な加熱又は乾燥温度を2次エア流れと共に与えるために、あまり加熱されて はならず、又は容量が小さくあるべきである。1次エア流れの温度の制限として 、 1次エア流れ及び2次エア流れの混合温度が値Tmaxを越えないような条件が適 用される。 以下、本発明は、図面を参照して例示的な具体例によって更に詳細に説明され 、その図面は: 図1:吸気ノズルによる統合されたエア循環を有するホットエアドライヤの放 射ドライヤの断面を示す、 図2:吸気ノズルによる統合されたエア循環を有するホットエアドライヤの循 環ドライヤの断面を示す、 図3:横方向フローベンチレータによる統合されたエア循環を有する図1のよ うな放射ドライヤの断面を示す、 図4:横方向フローベンチレータによる統合されたエア循環を有する図2のよ うな循環ドライヤの断面を示す、そして、 図5:図1に従った放射ドライヤの空間的な描写を示す。 図1では、一体されたエア循環又は放射ゾーンの放射ポケット内のガイダンス を有するドライヤ断面が示される。放射ポケットはそれぞれ、2つのチャンバか ら成る:チャンバA(7)及びチャンバB(8)である。間仕切り壁22が2つ のチャンバの間に配置される。両者のチャンバは、2次エア18のための上側偏 向スペース24及び下側サクション開口9によってつながっている。1次エア流 れ17は、エアチャンネル13を介して放射ポケットA(7)へとガイドされ、 ノズル装置10によって注入器混合スペース11へと吹込まれる。ノズル装置は 、このケースでは、車体の移動の方向に放射ポケットの長さ全体に沿って延長す るので、図5でも認識され得るように、1次エアの安定した供給又は放射ポケッ ト 温度の放射ポケットの全長さに沿った均一な分布が確保される。このケースでは ノズル装置10によってチャンバA(7)内に注入される1次エア流れ17は、 自由噴流の原理に従って散布され、ジェットポンプの様式で、サクション開口9 を介して放射ポケットチャンバB(8)から2次エアを吸引する。エアの吸引さ れる量は、注入されたホットエアの流れの運動量に依存する。注入されたエアの 運動エネルギーの量は、放射ポケット内の充分な循環効果が保証されるように、 充分大きい必要が有る。1次エア流れ17及び2次エア流れ18は、注入器混合 スペース11で混合して全エア流れとなり、1次エア17によって運ばれ、ノズ ル装置10によって連続的に、上方向に吹込まれ、そして、放射ポケットを流出 エアチャンネル12の方向に通過する。 図1にも見られるように、ドライヤ流入エアが、上側ドライヤ流入エアチャン ネル2から膨張空間3及びフィルタ5を介して、ドライヤ流入エア流れ19とし て上からドライヤの内部空間6内へ付加的に導入され、そして、ドライヤ排気エ アチャンネル15を通るドライヤ排気エア流れ20として、その下側、即ち自動 車の車体1のための移動装置14の下で取り除かれる。 図2に示される例示的な具体例では、横方向フローベンチレータ25を有する 統合されたエア循環が実現される。水平方向に載置された横方向フローベンチレ ータ25は、1次エアだけではなく2次エアも吸引し、両者のエア流れの混合物 を放射ポケットチャンバA(7)内へと送り込む。1次エアの量を供給するため 、エアチャンネル13が横方向フローベンチレータの下に与えられ、これが放射 ポケットチャンバA(7)の横方向フローベンチレータに沿った均一な1次エア 流れを保証する。2つのエア流れの量比は、調整可能なシャッタースロット26 によって調整することができる。 保持ゾーン(循環ドライヤ、対流ゾーン)における統合されたエア循環を有す るドライヤの断面が、図3に例示される。保持ゾーンのためのこのドライヤモジ ュールは、外部ハウジング4内に与えられたドライヤ内部6と、2つの側部に配 置された循環チャンバ28とから成る。1次エア流れ17は、エアチャンネル2 によってノズル装置10へとガイドされ、この場所で注入器混合スペース11へ 吹込まれる。ノズル装置は、ここで車体運搬の方向に保持ゾーン全体に沿って延 長するため、1次エアの安定した供給又は温度の均一な分布が保持ゾーン全体に 沿って確保される。ノズル装置10によって注入器混合スペース11内へと注入 される1次エア流れは、このケースでは、自由噴流の法則に従って膨張し、サク ション開口9を介して2次エア18内に吸引される。吸引された2次エア流れの 量は、注入されたホットエア17の流れの運動量に依存する。注入されたエア1 7の運動エネルギーの量は、保持ゾーンにおいて充分な循環効果が確保されるよ うに、充分大きくなければならない。1次エア流れ17及び2次エア流れ18は 、注入器混合スペース11内で混合して全エア流れとなり、ドライヤ流入エアフ ィルタ5を通って車体1の方向へと上向きに運ばれる。この場所では、ホットエ ア流れは対流によってその熱エネルギーを与える。このプロセス中に、全エア流 れは冷却される。冷却されたエアは、保持ゾーンの上側領域内に吸引されて、エ アの一部が上側のエアチャンネル15を介して引き去られる。排気エアの別の部 分は、車体移動装置14の下へと吸引される。残留したエア流れは、1次エア流 れ17の注入器効果によって吸引される。従って、保持ゾーンを流れる2次エア 18、即ち保持ゾーン内の統合されたエア流れが形成される。1次エア流れ17 は、熱損失の補償及び乾燥プロセスに要する熱の量(1次エア流れの温度を決定 する)の供給及び統合されたエア流れの形成に要するエネルギーの量(ノズル装 置での1次エアの予備圧)の移動の双方を支配する。 図4に見られるように、横方向フローベンチレータ25を用いて保持ゾーン内 に統合されたエア流れを実現する可能性も存在する。水平方向に配置された横方 向フローベンチレータは、1次エアだけではなく2次エアも吸引して、両方のエ ア流れから成る混合物を保持ゾーンの内部6へと送り込む。 更に、2次エア流れ18の熱損失を補償する目的で、ラジエータ27が循環チ ャンバ28内に設置されてもよい。 参照符号リスト 1.ワークピース/自動車の車体 2.ドライヤ流入エアチャンネル 3.ドライヤ流入エアのための膨張スペース 4.ドライヤの外側ハウジング 5.ドライヤ流入エアのためのフィルタ 6.ドライヤ内部 7.放射ポケット、内側チャンバ 8.放射ポケット、外側チャンバ 9.2次エアのためのサクション開口 10.1次エア供給のためのノズル装置 11.注入器混合スペース 12.放射ポケット排気エアチャンネル 13.放射ポケット流入エアチャンネル 14.自動車の車体のための移動装置 15.ドライヤ排気エアチャンネル 16.放射ポケット排気エアシステム 17.1次エア流れ 18.2次エア流れ 19.ドライヤ流入エア流れ 20.ドライヤ排気エア流れ 21.乱流板 22.間仕切り壁 23.プラズマコーティングされた放射ポケット外側壁 24.偏向スペース 25.横方向フローベンチレータ 26.シャッタースロット 27.ラジエータ 28.循環チャンバ
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年7月27日 【補正内容】 明細書 コーティングされた表面を乾燥させるためのプロセス及びホットエアドライヤ 本発明は、例えば、表面コーティングされた自動車のボディを乾燥させるため に用いられる、請求の範囲1及び4のプレアンブルに従って、コーティングされ た表面を乾燥させるためのプロセス及びこのプロセスを実施するためのホットエ アドライヤに関する。 自動車の車体の塗装の分野では、液体の塗料が主に用いられている。この場合 では、スプレーノズルによって細かく噴霧する様式で液体塗料がスプレーされる 塗布技術とディップコーティングプロセスの両方の塗布技術が用いられる。これ らのコーティングプロセスでは、塗布システムを用いる場合にコーティング中に 塗料中に存在する溶剤の一部が、塗布された塗料層中に残留することが普通であ る。機械的な員荷による塗料表面の損傷を防止するため、これらの溶剤が除去さ れる必要が有り、又は、塗料層を硬化する必要が有る。この目的で、塗料塗布プ ロセスの後にドライヤが用いられる。 自動車産業における多くの場合では、表面がコーティングされた自動車の車体 の乾燥工程は、特製の乾燥トンネルの中へと運搬される。この場合では、コーテ ィングされた自動車の車体は、通過方向に別々のゾーン/領域に内部分割される 、トンネル状の炉を通過する。 ドライヤの第1の領域内では、ドライヤの内部の移送手段上に位置するコーテ ィングされた車体は加熱されて、塗布された表面層の溶剤の一部が除去される (放射又は加熱ゾーン)。この領域では、塗布された表面層はさほど機械的な員 荷を受けず、なぜなら、未だ完全に硬化していないからである。この理由で、車 体を加熱し且つ硬化させるために必要なエネルギーは、熱放射の形態で非接触的 に供給される。 このことを技術的な見地から実現させる1つの見込みは、放射ポケットと呼ば れるものを適用させることである。これらの放射ポケットは、電気により又はホ ットエアの流れにより、加熱されることが可能である。両者の場合では、乾燥し ようとしている目的物に面する放射ポケット壁面の表面温度が最大値(Tmax) を越えないように注意すべきであり、なぜなら、そうでなければ塗料コーティン グにおける温度が高過ぎて、乾燥されるべき表面コーティングが損傷を受ける結 果を生じるからである。同様に、放射ポケットの表面温度は、最小値(Tmin) よりも低くならない方がよく、その理由は、そうでなければ必要な乾燥の仕事が 、車体が乾燥トンネル内に存在する所定の時間内にドライヤによって完了できな くなるからである。 放射ゾーンで加熱プロセスが行われた後、乾燥されるべき車体は、第2のゾー ン、対流、循環及び保持ゾーン内を通過する。保持ゾーン内では、車体は一定の 温度レベルに保持される。この時間中に塗料層の完全な硬化がなされる。車体の クーリングオフを防止するため、熱エネルギーがホットエア流れの形態で、ドラ イヤの内部の車体に供給される。 コーティング面を乾燥させるためのホットエアドライヤは、USA−4 49 3 641から既知であり、車体の移送方向に連続して配置される種々の領域モ ジュールを備えている。これらのモジユールは、放射(加熱)ゾーンモジュール 及び対流(保持)ゾーンモジュールであり、これらは対流モジュールから放射モ ジュールへの開閉可能な内壁開口によって転換され得る。これらの既知の乾燥ゾ ーンモジュールにおいては、ドライヤ又はモジュールの内部を側面で包囲するホ ットエアチャンバ内で、外側チャンバと内側チャンバがそれぞれ形成される様な 様式で、間仕切り壁が配置される。これらチャンバの両者はそれぞれ、偏向スペ ースが形成されるように、これらの下側端部で開口によって接続される。上から 外側チャンバへ供給されるホットエアは、この中を下向きに流れ、偏向され、打 ち向きチャンバ内を上向きに流れていく。放射モジュール(加熱領域)では、ホ ットエアの全てが内側チャンバ内で上向きに、内部空間の上に与えられた排気エ アチャンネルへと流れていく。対流モジュール(保持ゾーン)では、ホットエア は、少なくとも部分的に上向きに内部空間内を、また流れている間は内側壁の開 口を通って、ドライヤ内部へと流れ、そこでは、その上側端部で排気がなされる 。この既知ドライヤでは、供給されたホットエアの全てが再び取り除かれるので 、大量のホットエアの要求が生じる。更に、ホットエアはまず外側チャンバを流 れ、その後内側チャンバを流れるので、ホットエアが内側チャンバに入る前に大 きな熱損失が生じている。 2つのチャンバを備えた乾燥炉が、GB−A−635 437に記載されてい る。乾燥されるべき物品が第1のチャンバ内に導入され、加熱放射によって乾燥 される。続いて、乾燥されるべき物品は、第2のチャンバ内に導入され、そこで は、第1のチャンバからの排気エアが循環されている。ホットガスはブロワによ って第1のチャンバから引き込まれ、導管を介して第2のチャンバへと到達し、 そこでは、再循環のために回収される。 DE−A−2 417 021は、乾燥空間からドライエアが回収され再加熱 された後乾燥空間へと再供給される乾燥プロセスが記載されている。再循環され 再加熱されたエアの温度は、乾燥空間の温度よりも高くなっている。 乾燥空間ではインジェクタが存在し、これから温かい1次エアが比較的高い速 度で流出され、また、これが乾燥空間から外へと2次エアを吸引する。1次エア 及び2次エアは、アンダフロア空間内だけでなく導管内で混合され、そこからグ レーティングを介して乾燥空間へと通過する。 温度の上限及び乾燥される目的物へ移動されるべきエネルギーの量は、放射ポ ケット又はドライヤ内部へ供給されるべきホットエアの量と温度を決定する。こ のことは、比較的大量のホットエアが、間接的加熱の場合は熱交換器換気により 、あるいは直接加熱の場合はバーナシステムによって、ドライヤに供給されねば ならず、又は、ドライヤから除去されなければならないという不利益を、ドライ ヤのオペレータに対して与える。ホットエアをもっと少ない量でしかもより調節 された量で操作することが可能であれば、更に好ましい。 従って、本発明は、上述のタイプのプロセス及びホットエアドライヤであって 、それによって、ホットエアチャンネル及びブロワに要求される物質を減らす目 的で、また、装置の立ち上げの再のドライヤの加熱時間を短縮する目的で、ドラ イヤに供給されるべきホットエアの量を減少させる、プロセス及びホットエアド ライヤを提供する目的に基づいている。 この目的は、上述のタイプのプロセスが、請求の範囲 1.の「特徴とする」 節(クローズ)の特徴を含むことにより解決される。 この事に従い、ドライヤ内のホットエアの一部は、2次エアの流れとしてその 中で循環され、許容される最大乾燥温度Tmaxよりも高くまで加熱された1次エ アが、この2次エア流れと混合される。このケースでは、供給された1次エア流 れが循環する2次エアの流れよりも容量が小さければ、同時に利点となり得る。 このケースでは、1次エアと2次エアとの混合のための温度が許容される最大乾 燥温度Tmaxとほぼ等しいことが、重要である。この発明のプロセスによって、 ドライヤに供給されるべきエアの量は著しく減少し、他方、このため、本発明と エアチャンネル及びブロワに要する材料の量は減少し、他方、装置の立ち上げに おけるドライヤを加熱する時間は短縮される。ホットエアチャンバのために要す る空間が小さいことにより、ドライヤは幅を小さくすることができ、空間と材料 が節約される。 この目的は、上述のプロセスを実施するための、始めに述べたタイプのホット エアドライヤであって、請求の範囲 4.の「特徴とする」節(クローズ)の特 徴を有するホットエアドライヤによって、更に解決される。更なる利点を有する 具体例は、このクレームの従属サブクレームに記載されている。 従って、許容される最大乾燥温度Tmaxよりも高く加熱された1次エアを更に 高い流速で導入するように、装置は内側チャンバの下側端部に配置される。更に 、間仕切りにおける2つのチャンバの間の下側接続開口が、外側チャンバ内を下 側に流れるホットエアの少なくとも一部が2次エアとして吸引されて1次エアと 混合されるような様式で、サクション開口として、形成される。 このケースでは、過熱された1次エア流れはその比較的小さな量のみが、連続 的に循環する2次エア流れと混合されるような様式で、2次エア流れのためのサ クション開口及び1次エア流れのための導入装置が設定されれば有利である。 本発明に従えば、ノズル装置又は横方向フローベンチレータ装置が、導入装置 として与えられてもよく、これらはそれぞれ、内側ホットエアチャンバに沿って 実質的に水平に延長する。 ノズル装置を用いた構成では、これを、注入された1次エア流れが、ジェット ポンプによって2次エアを吸引し、運搬し、及び同時に混合するような様式で与 えれば有利である。このケースでは、ノズル装置は、1つ以上のスリットノズル 又は円形、楕円形若しくは長方形の流出断面を有するノズルを有していてもよい 。 横方向フローベンチレータ装置を導入装置として用いた構成では、これが1次 エア流れ及び2次エア流れを同時に吸引して混合すれば有利である。吸引された 1次エア流れと2次エア流れの量の比を調整するため、流出エアのための調整可 能シャッタが与えられてもよい。 ドライヤの連続したゾーンである、放射又は保持ゾーン(放射ドライヤ)及び 対流ゾーン(循環ドライヤ)が、別々のエア循環を有しているので、前者のケー スでは内部壁が完全に閉じられ、即ちエアに対して不浸透であれば有利であり、 他方、後者のケースではこれらはそれぞれ下端部がエアの流入のため及び上側が ドライヤ内部へのエアの流入出のために設計されれば有利である。しかし、過熱 された1次エアの小さな容量と混合された2次エア流れは、原則的に同じままで ある。 放射ゾーンでは、ホットエアチャンバは、放射ポケットとしてのエア不浸透内 側壁によって形成され、間仕切り壁はそれぞれ、上側の偏向スペースと下側サク ション開口から間隔をおいて配置される放射ポケットの実質的全体を貫いて垂直 に延長する。この様式では、内側及び外側放射ポケットチャンバが形成されて、 これらが、2次エア流れを上側及び下側偏向スペース又は開口を通って連続的に 循環させるような、ホットエアの循環を可能にする。小さな容量の1次エア流れ は、内側放射ポケットチャンバの下側に導入され、放射ポケット排気エア流れは 外側放射ポケットチャンバの下側端部で、吸引されて取り去られる。従って、垂 直面内を連続的に循環する2次エア流れは、これらチャンバを通って移動し、内 側チャンバ内には過熱された1次エアと共に特定の量比で補充され、また、外側 チャンバ内では同じ量比で冷却されたエアが取り除かれる。 放射ポケットの放射の性質は、内側壁が内側空間に面したその表面でそれ自体 が既知のコーティングを有しそのコーティングの放射係数がコーティングされて いない放射ポケット材料のそれよりも大きければ、増加する。従って、効率もこ の様式では付加的に増加する。 ドライヤの内部に距離をおいて面する内側壁の側部上に乱流板を配置すれば、 混合が更によくなり同時に1次エア及び2次エアから形成され内側チャンバ内で 生じるホットエア流れの熱移動が増加する。 対流ゾーン(循環ドライヤチャンバ)では、前述の如く、内部壁の上側部分と 下側部分におけるホットエア流れの通過のための構成がなされている。ホットエ アチャンバを内側チャンバと外側チャンバとに内部で仕切る間仕切り壁は、この ゾーンでは、下側の通過通路部分の上だけに伸びるため、この内側チャンバチャ ンバ内を流れる混合エア流れは下側の通過通路部分を通ってドライヤの内部へと 流れ、また、その熱エネルギーはその中のコーティングされた目的物に対流によ って直接移動される。そして、この様式で冷却されたエア流れは再び、上側の通 過通路部分でホットエアチャンバ内へと通過する。外側チャンバの上側端部では 、ドライヤ排気エアチャンネルが具備され、これを介して、チャンネルへ流れ込 む冷却されたホットエアの一部が導き去られ、他方、別の一部が外側チャンバ内 を流下し下側端部でサクション開口を介して内側チャンバ内へと流入し、ここで 、流入する1次エアと混合し、この後、循環が始まる。 吸引され冷却された2次エア流れを再び加熱する放射器が外側チャンバ内に配 置されれば、なお好ましい。この様式では、1次エア流れに混合されるものは、 適正な加熱又は乾燥温度を2次エア流れと共に与えるために、あまり加熱されて はならず、又は容量が小さくあるべきである。1次エア流れの温度の制限として 、1次エア流れ及び2次エア流れの混合温度が値Tmaxを越えないような条件が 適用される。 以下、本発明は、図面を参照して例示的な具体例によって更に詳細に説明され 、その図面は: 図1:吸気ノズルによる統合されたエア循環を有するホットエアドライヤの放 射ドライヤの断面を示す、 図2:吸気ノズルによる統合されたエア循環を有するホットエアドライヤの循 環ドライヤの断面を示す、 図3:横方向フローベンチレータによる統合されたエア循環を有する図1のよ うな放射ドライヤの断面を示す、 図4:横方向フローベンチレータによる統合されたエア循環を有する図2のよ うな循環ドライヤの断面を示す、そして、 図5:図1に従った放射ドライヤの空間的な描写を示す。 図1では、一体されたエア循環又は放射ゾーンの放射ポケット内のガイダンス を有するドライヤ断面が示される。放射ポケットはそれぞれ、2つのチャンバか ら成る:チャンバA(7)及びチャンバB(8)である。間仕切り璧22が2つ のチャンバの間に配置される。両者のチャンバは、2次エア18のための上側偏 向スペース24及び下側サクション開口9によってつながっている。1次エア流 れ17は、エアチャンネル13を介して放射ポケットA(7)へとガイドされ、 ノズル装置10によって注入器混合スペース11へと吹込まれる。ノズル装置は 、このケースでは、車体の移動の方向に放射ポケットの長さ全体に沿って延長す るので、図5でも認識され得るように、1次エアの安定した供給又は放射ポケッ ト温度の放射ポケットの全長さに沿った均一な分布が確保される。このケースで はノズル装置10によってチャンバA(7)内に注入される1次エア流れ17は 、自由噴流の原理に従って散布され、ジェットポンプの様式で、サクション開口 9を介して放射ポケットチャンバB(8)から2次エアを吸引する。エアの吸引 される量は、注入されたホットエアの流れの運動量に依存する。注入されたエア の運動エネルギーの量は、放射ポケット内の充分な循環効果が保証されるように 、充分大きい必要が有る。1次エア流れ17及び2次エア流れ18は、注入器混 合スペース11で混合して全エア流れとなり、1次エア17によって運ばれ、ノ ズル装置10によって連続的に、上方向に吹込まれ、そして、放射ポケットを流 出エアチャンネル12の方向に通過する。 ホットエア流れは、その放射係数がコーティングされない放射ポケット材料の それよりも大きなコーティングを有する放射ポケット壁23を加熱する。このプ ロセスでは、全エア流れは、冷却される。サクション開口9では、2次エア18 が、1次エア流れ17の注入器効果によって再び吸引される。従って、放射ポケ ット内の2次エア流れ18を循環させること、即ち放射ポケット内で統合された エア流れが、形成される。このケースでの1次エア流れ17は、加熱及び乾燥プ ロセスに要する熱の量(1次エア流れの温度を決定する)の移動及び統合された エア流を作り出すに要するエネルギーの量(ノズル装置における1次エアの予備 圧)の移動の双方を支配する。ノズル装置10は、このケースでは、様々な変形 をもって構成されることができる。従って、1つ以上の平坦なスリットノズルを 用いることは、円形、楕円形又は長方形の流出断面を有するノズルを用いること と同じ程度に可能である。 図1にも見られるように、ドライヤ流入エアが、上側ドライヤ流入エアチャン ネル2から膨張空間3及びフィルタ5を介して、ドライヤ流入エア流れ19とし て上からドライヤの内部空間6内へ付加的に導入され、そして、ドライヤ排気エ アチャンネル15を通るドライヤ排気エア流れ20として、その下側、即ち自動 車の車体1のための移動装置14の下で取り除かれる。 図2に示される例示的な具体例では、横方向フローベンチレータ25を有する 統合されたエア循環が実現される。水平方向に載置された横方向フローベンチレ ータ25は、1次エアだけではなく2次エアも吸引し、両者のエア流れの混合物 を放射ポケットチャンバA(7)内へと送り込む。1次エアの量を供給するため 、エアチャンネル13が横方向フローベンチレータの下に与えられ、これが放射 ポケットチャンバA(7)の横方向フローベンチレータに沿った均一な1次エア 流れを保証する。2つのエア流れの量比は、調整可能なシャッタースロット26 によって調整することができる。 保持ゾーン(循環ドライヤ、対流ゾーン)における統合されたエア循環を有す るドライヤの断面が、図3に例示される。保持ゾーンのためのこのドライヤモジ ュールは、外部ハウジング4内に与えられたドライヤ内部6と、2つの側部に配 置された循環チャンバ28とから成る。1次エア流れ17は、エアチャンネル2 によってノズル装置10へとガイドされ、この場所で注入器混合スペース11へ 吹込まれる。ノズル装置は、ここで車体運搬の方向に保持ゾーン全体に沿って延 長するため、1次エアの安定した供給又は温度の均一な分布が保持ゾーン全体に 沿って確保される。ノズル装置10によって注入器混合スペース11内へと注入 される1次エア流れは、このケースでは、自由噴流の法則に従って膨張し、サク ション開口9を介して2次エア18内に吸引される。吸引された2次エア流れの 量は、注入されたホットエア17の流れの運動量に依存する。注入されたエア1 7の運動エネルギーの量は、保持ゾーンにおいて充分な循環効果が確保されるよ うに、充分大きくなければならない。1次エア流れ17及び2次エア流れ18は 、注入器混合スペース11内で混合して全エア流れとなり、ドライヤ流入エアフ ィルタ5を通って車体1の方向へと上向きに運ばれる。この場所では、ホットエ ア流れは対流によってその熱エネルギーを与える。このプロセス中に、全エア流 れは冷却される。冷却されたエアは、保持ゾーンの上側領域内に吸引されて、エ アの一部が上側のエアチャンネル15を介して引き去られる。排気エアの別の部 分は、車体移動装置14の下へと吸引される。残留したエア流れは、1次エア流 れ17の注入器効果によって吸引される。従って、保持ゾーンを流れる2次エア 18、即ち保持ゾーン内の統合されたエア流れが形成される。1次エア流れ17 は、熱損失の補償及び乾燥プロセスに要する熱の量(1次エア流れの温度を決定 する)の供給及び統合されたエア流れの形成に要するエネルギーの量(ノズル装 置での1次エアの予備圧)の移動の双方を支配する。 図4に見られるように、横方向フローベンチレータ25を用いて保持ゾーン内 に統合されたエア流れを実現する可能性も存在する。水平方向に配置された横方 向フローベンチレータは、1次エアだけではなく2次エアも吸引して、両方のエ ア流れから成る混合物を保持ゾーンの内部6へと送り込む。 更に、2次エア流れ18の熱損失を補償する目的で、ラジエータ27が循環チ ャンバ28内に設置されてもよい。 参照符号リスト 1.ワークピース/自動車の車体 2.ドライヤ流入エアチャンネル 3.ドライヤ流入エアのための膨張スペース 4.ドライヤの外側ハウジング 5.ドライヤ流入エアのためのフィルタ 6.ドライヤ内部 7.放射ポケット、内側チャンバ 8.放射ポケット、外側チャンバ 9.2次エアのためのサクション開口 10.1次エア供給のためのノズル装置 11.注入器混合スペース 12.放射ポケット排気エアチャンネル 13.放射ポケット流入エアチャンネル 14.自動車の車体のための移動装置 15.ドライヤ排気エアチャンネル 16.放射ポケット排気エアシステム 17.1次エア流れ 18.2次エア流れ 19.ドライヤ流入エア流れ 20.ドライヤ排気エア流れ 21.乱流板 22.間仕切り壁 23.プラズマコーティングされた放射ポケット外側壁 24.偏向スペース 25.横方向フローベンチレータ 26.シャッタースロット 27.ラジエータ 28.循環チャンバ 請求の範囲 1.ホットエアドライヤのドライヤトンネル空間内でコーティングされた表面を 乾燥させるプロセスであって、該ホットエアドライヤ内では、乾燥温度(Tmax )のホットエアがドライヤ内に導入され、この中を循環し、適当な熱移動の後に 再び除去されて、ドライヤ内のホットエアの一部は2次エア流れ(18)として その中を連続的に循環し、最大許容乾燥温度Tmaxよりも高く加熱された1次エ ア流れ(17)がこの2次エア流れ(18)と混合される、プロセスであって、 1次エア流れはジェットポンプの様式で2次エア流れを吸引し運搬するノズル 装置によって導入され、その結果、ドライヤトンネル空間から分離されたチャン バ内で1次エアと2次エアとの注入及び混合が生じる ことを特徴とする。 2.請求項1に従ったプロセスであって、1次エア流れと2次エア流れと(17 及び18)の混合温度が、最大許容乾燥温度Tmaxとほぼ等しいことを特徴とす る。 3.請求項1に従ったプロセスであって、運搬された1次エア流れ(17)が、 容量において、循環する2次エア流れ(18)よりも小さいことを特徴とする。 4.請求項1〜3に従ったプロセスを実施するためのホットエアドライヤであっ て、 − コーティングされた目的物(1)、放射ドライヤ(放射ゾーン)及び循環ド ライヤ(対流ゾーン)の通路の方向に続けて配置される2つのトンネル状ゾーン であって、これはそれぞれ、外側ハウジング(4)と、中央内部(6)を形成す る内側壁(23)と、内部(6)に関して対称的に配置された、2つの横側の実 質的に垂直方向に調心されたホットエアチャンバとを有する、トンネル状ゾーン と、 − ホットエアチャンバを、内側チャンバ及び外側チャンバ(7及び8)に内部 分割する、それぞれ1つの分離壁(22)であって、これらの壁は、これらの下 側端部で2つのチャンバ(7、8)を接続する開口(9)を有する、分離壁と、 − 外側チャンバ内で上から下へと流れ、内側チャンバでは下から上へと流れる ホットエア流れと を有し、 − 最大許容乾燥温度Tmaxよりも高く加熱された1次エア流れを、増加した 流速で導入するための、内側チャンバ(7)の下側端部に装置(10、25)が 配置され、 − 間仕切り壁(22)にサクション開口(9)として接続開口が形成され、 これを介して、外側チャンバ(8)内を下向きに流れるホットエア流れの少なく とも1部が、2次エア流れ(18)として吸引され、1次エア流れ(17)と共 に混合されて、「統合されたエア循環」を形成する ことを特徴とする。 5.請求項4に従ったホットエアドライヤであって、ノズル装置(10)が導入 装置として与えられることを特徴とする。 6.請求項5に従ったホットエアドライヤであって、ノズル装置(10)が、ホ ットエアチャンバ(7)に沿って水平方向に延長し、且つ、ジェットポンプとし て有効な注入された1次エア流れが2次エアを吸引してこれを運搬する様式で配 置されることを特徴とする。 7.請求項5に従ったホットエアドライヤであって、ノズル装置(10)が1つ 以上のスリットノズルを有することを特徴とする。 8.請求5に従ったホットエアドライヤであって、ノズル装置(10)が、円、 楕円又は長方形の排出断面を有することを特徴とする。 9.請求項5に従ったホットエアドライヤであって、1次エア(17)と2次エ ア(18)とを同時に吸引するクロスフローベンチレータ装置(25)が、導入 装置として与えられることを特徴とする。 10.請求項9に従ったホットエアドライヤであって、1次エア(17)対2次 エア(18)の量の比を調節するための調整可能なシャッタースロット(26) が外側チャンバ(8)内に与えられることを特徴とする。 11.請求項4〜10に従ったホットエアドライヤであって、放射ゾーン(放射 ドライヤ)において内側壁(23)が完全に閉じられ、よってエアに対して不浸 透であり、これによってホットエアチャンバが放射ポケットとして形成されるこ とと、間仕切り壁(22)のそれぞれが本質的に、放射ポケットチャンバ(7、 8)全体を通って上偏向スペース(24)及び下吸引開口(9)まで延長して、 内側及び外側放射チャンバ(7、8)を形成し、1次エア流れ(17)は内側放 射ポケットチャンバ(7)の下側で導入され、放射ポケット排気エア流れ(16 )は外側放射ポケットチャンバ(8)の下端部で吸引されることと、を特徴とす る。 12.請求項11に従ったホットエアドライヤであって、内側壁(23)が内部 (6)に面するその表面で、自身の放射係数がコーティングされない放射ポケッ ト材料のそれよりも大きなコーティングを有することを特徴とする。 13.請求項11に従ったホットエアドライヤであって、内側壁(23)が、内 側チャンバ(7)で突き出る乱流板(21)を、内部(6)から離れてこれに面 する表面上に有することを特徴とする。 14.請求項4〜10に従ったホットエアドライヤであって、 − 対流ゾーン(循環ドライヤ)において、内側壁(23)が、その下側レベル 及び上側レベルでホットエアの通過通路のために配置され、 − 間仕切り壁が、内側壁の下側通過通路部分の上端部でその上端部をもって止 り、高さの低い内側チャンバと実質的に全ホットエアチャンバ高さを有する外側 チャンバ(28)とを形成し、 − 外側チャンバ(28)がその上端部でドライヤ排気エアチャンネルに接続さ れる ことを特徴とする。 15.請求項14に従ったホットエアドライヤであって、下側通過通路部分が、 ドライヤ流入エアフィルタ(5)によって、内側チャンバ(7)とドライヤ内部 (6)との間に形成されることを特徴とする。 16.請求項14に従ったホットエアドライヤであって、2次エアを加熱するた めのラジエータが、外側ホットエアないし循環チャンバ(28)内に配置される ことを特徴とする。 要約書 ホットエアドライヤ内でコーティングされた表面を乾燥させるプロセスにおい て、ドライヤ内のホットエアの一部は、乾燥温度Tmaxよりも高く加熱された1 次エア流れと混合される2次エア流れとしてその中を連続的に循環する。このこ とは、ドライヤ内に供給されるホットエアの量を低減し、よって、材料の要求が 減少し加熱時間が短縮される。このプロセスを実施するためのホットドライヤは 、ドライヤの内部(6)のそれぞれの側部に対称的に配置されるホットエアチャ ンバ(7,8)に、内側チャンバ(7)と外側チャンバ(8)を分割する分離壁 (22)を有し、これはその下端部に2次エアのためのインテークアパーチャー (9)を有している。内側チャンバ(7)の下端部には、1次エアが高い流量で 供給され、アパーチャー(9)を通って取り込まれる2次エアと混合される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CZ,DE,DK,ES,FI,G B,GE,HU,JP,KG,KP,KR,KZ,LK ,LT,LU,LV,MD,MG,MN,MW,NL, NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,S I,SK,TJ,TT,UA,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ホットエアドライヤ内でコーティングされた表面を乾燥させるプロセスであ って、該ホットエアドライヤ内では、乾燥温度(Tmax)のホットエアがドライ ヤ内に導入され、この中を循環し、適当な熱移動の後に再び除去される、プロセ スであって、 ドライヤ内のホットエアの一部は2次エア流れ(18)としてその中を連続的 に循環し、乾燥温度Tmaxよりも高く加熱された1次エア流れ(17)がこの2 次エア流れ(18)と混合される、 ことを特徴とする。 2.請求項1に従ったプロセスであって、1次エア流れと2次エア流れと(17 及び18)の混合温度が、乾燥温度Tmaxとほぼ等しいことを特徴とする。 3.請求項1に従ったプロセスであって、運搬された1次エア流れ(17)が、 容量において、循環する2次エア流れ(18)よりも小さいことを特徴とする。 4.請求項1〜3に従ったプロセスを実施するためのホットエアドライヤであっ て、 − コーティングされた目的物(1)、放射ドライヤ(放射ゾーン)及び循環ド ライヤ(対流ゾーン)の通路の方向に続けて配置される2つのトンネル状ゾーン であって、これはそれぞれ、外側ハウジング(4)と、中央内部(6)を形成す る内側壁(23)と、内部(6)に関して対称的に配置された、2つの横側の実 質的に垂直方向に調心されたホットエアチャンバとを有する、トンネル状ゾーン と、 − ホットエアチャンバを、内側チャンバ及び外側チャンバ(7及び8)に内部 分割する、それぞれ1つの分離壁(22)であって、これらの壁は、これらの下 側端部で2つのチャンバ(7、8)を接続する開口(9)を有する、分離壁と、 − 外側チャンバ内で上から下へと流れ、内側チャンバでは下から上へと流れる ホットエア流れと を有し、 − 加熱温度Tmaxよりも高く加熱された1次エア流れを、増加した流速で導 入するための、内側チャンバ(7)の下側端部に装置(10、25)が配置され 、 − 間仕切り壁(22)にサクション開口(9)として接続開口が形成され、 これを介して、外側チャンバ(8)内を下向きに流れるホットエア流れの少なく とも1部が、2次エア流れ(18)として吸引され、1次エア流れ(17)と共 に混合されて、「統合されたエア循環」を形成する ことを特徴とする。 5.請求項4に従ったホットエアドライヤであって、ノズル装置(10)が導入 装置として与えられることを特徴とする。 6.請求項5に従ったホットエアドライヤであって、ノズル装置(10)が、ホ ットエアチャンバ(7)に沿って水平方向に延長し、且つ、ジェットポンプとし て有効な注入された1次エア流れが2次エアを吸引してこれを運搬する様式で配 置されることを特徴とする。 7.請求項5に従ったホットエアドライヤであって、ノズル装置(10)が1つ 以上のスリットノズルを有することを特徴とする。 8.請求5に従ったホットエアドライヤであって、ノズル装置(10)が、円、 楕円又は長方形の排出断面を有することを特徴とする。 9.請求項5に従ったホットエアドライヤであって、1次エア(17)と2次エ ア(18)とを同時に吸引するクロスフローベンチレータ装置(25)が、導入 装置として与えられることを特徴とする。 10.請求項9に従ったホットエアドライヤであって、1次エア(17)対2次 エア(18)の量の比を調節するための調整可能なシャッタースロット(26) が外側チャンバ(8)内に与えられることを特徴とする。 11.請求項4〜10に従ったホットエアドライヤであって、放射ゾーン(放射 ドライヤ)において内側壁(23)が完全に閉じられ、よってエアに対して不浸 透であり、これによってホットエアチャンバが放射ポケットとして形成されるこ とと、間仕切り壁(22)のそれぞれが本質的に、放射ポケットチャンバ(7、 8)全体を通って上偏向スペース(24)及び下吸引開口(9)まで延長して、 内側及び外側放射チャンバ(7、8)を形成し、1次エア流れ(17)は内側放 射ポケットチャンバ(7)の下側で導入され、放射ポケット排気エア流れ(16 )は外側放射ポケットチャンバ(8)の下端部で吸引されることと、を特徴とす る。 12.請求項11に従ったホットエアドライヤであって、内側壁(23)が内部 (6)に面するその表面で、自身の放射係数がコーティングされない放射ポケッ ト材料のそれよりも大きなコーティングを有することを特徴とする。 13.請求項11に従ったホットエアドライヤであって、内側壁(23)が、内 側チャンバ(7)で突き出る乱流板(21)を、内部(6)から離れてこれに面 する表面上に有することを特徴とする。 14.請求項4〜10に従ったホットエアドライヤであって、 − 対流ゾーン(循環ドライヤ)において、内側壁(23)が、その下側レベル 及び上側レベルでホットエアの通過通路のために配置され、 − 間仕切り壁が、内側壁の下側通過通路部分の上端部でその上端部をもって止 り、高さの低い内側チャンバと実質的に全ホットエアチャンバ高さを有する外側 チャンバ(28)とを形成し、 − 外側チャンバ(28)がその上端部でドライヤ排気エアチャンネルに接続さ れる ことを特徴とする。 15.請求項14に従ったホットエアドライヤであって、下側通過通路部分が、 ドライヤ流入エアフィルタ(5)によって、内側チヤンバ(7)とドライヤ内部 (6)との間に形成されることを特徴とする。 16.請求項14に従ったホットエアドライヤであって、2次エアを加熱するた めのラジエータが、外側ホットエアないし循環チャンバ(28)内に配置される ことを特徴とする。
JP7504895A 1993-07-21 1994-07-06 コーティングされた表面を乾燥させるためのプロセス及びホットエアドライヤ Ceased JPH09501764A (ja)

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