JPH0948565A - 居住空間監視制御装置 - Google Patents

居住空間監視制御装置

Info

Publication number
JPH0948565A
JPH0948565A JP20246095A JP20246095A JPH0948565A JP H0948565 A JPH0948565 A JP H0948565A JP 20246095 A JP20246095 A JP 20246095A JP 20246095 A JP20246095 A JP 20246095A JP H0948565 A JPH0948565 A JP H0948565A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
people
management
control device
building
monitoring control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20246095A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenzo Yonezawa
憲造 米沢
Tomio Yamada
富美夫 山田
Susumu Sugawara
進 菅原
Nobutaka Nishimura
信孝 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP20246095A priority Critical patent/JPH0948565A/ja
Publication of JPH0948565A publication Critical patent/JPH0948565A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 正確かつ迅速に居住空間内在席者を認識で
き、居住空間における各種制御を適切に実行させる。 【解決手段】 監視対象場所1に居る者が携帯し、少な
くとも携帯者個人を識別するための情報を含む所定の電
波を発するカード状の発信手段12-1,12-2と、この監
視対象場所1の近傍に設置され、発信手段12-1,12-2
から発信された電波を少なくとも異なる3カ所で受信す
る受信手段11A,11B,11Cと、各受信手段11
A,11B,11Cで受信された電波に基づいて監視対
象場所1に居る者を特定する建物内在席者情報管理装置
2とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インテリジェント
ビル、オフィスビル、ホテルまたは各種イベント会場等
の居住空間における監視制御にとって重要な情報である
居住空間人数変動と、居場所とを正確に計測することが
できる居住空間監視制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】建物の各階毎や各ゾーン毎の人数、およ
びその変動は、空調制御、エレベータ群管理制御、照明
監視制御、火災時の避難誘導等において、極めて重要な
情報である。例えば、空調制御においては、制御ゾーン
内の在席人数の変動が、人体発熱総量、必要外気入替え
量、発熱するOA機器使用量等を変化させ、その結果、
空調熱負荷に大きな影響を与える。
【0003】また、大規模な高層ビルでは、ビル内の主
要な交通機関であるエレベータを合理的に制御して、複
雑な交通需要を効率良く処理することが求められる。こ
れによって、ビル入居者に対して、エレベータ待ち時間
の短縮及び均等化による快適で利便性に富む機能を提供
することができる。このように、複数台のエレベータを
効率良く運転制御することを目的とするエレベータ群管
理制御にとっては、正確な利用者数を知ることが必須の
条件となる。
【0004】このエレベータ群管理制御について具体的
に説明すると、大規模ビルでは、3〜8台のエレベータ
を一つのグループとして群管理するのが一般的である。
ある階の乗り場で呼び釦が押されると(乗り場呼び)、
エレベータの群管理システムは、各エレベータのかご位
置、かご呼び(エレベータ内の人が押した行き先釦)な
どの現時点でのかご情報、エレベータのシステム状態、
各時点でのビル固有の人の交通流等により、近い将来発
生する乗り場呼びや、かご呼びなどの予測値をもとに、
今発生した乗り場呼びを、どのエレベータに割り当てる
のが最適かを、瞬時に決定しなければならない。この制
御にとっても、重要な情報の一つは、建物内各階の人数
変動である。
【0005】これらの人数変動を計測する従来技術とし
ては、エレベータ、エスカレータ等の人の搬送手段にお
ける荷重変化の情報から検知した乗降者数に基づいて算
出する方法や、出入口や通路などに赤外線発信器と受信
器を設置して通過する人数をカウントする方法等が知ら
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おける上記のような人数変動を計測する技術の一つであ
る荷重測定による方法は、非常に精度が悪い。つまり、
人間の体重は身長と同じように個人により大きなばらつ
きがあるので、荷重変化量を割って乗降人数を出すため
の1人当りの体重値を幾らにするかによって、その結果
が多少異なってくる。これが積算されると大きな誤差と
なる。さらに近い階の行き来で階段を利用する人は考慮
されないので、これも誤差として蓄積される。
【0007】また、上記の方法では、階全体の人数変動
しか計測できないという不具合がある。居住空間の各種
制御では、もっと細かな区域での精度のよい人数情報が
重要となる場合がある。空調制御を例にとると、大きな
オフィスビルでは、それを受け持つ複数の空調機が設置
されている。例えば、東西南北の4ゾーンによってこの
空調制御ゾーン内の人数変動が必要である。
【0008】また、省エネルギーを実現するための照明
監視制御では、各階の執務エリアを多数の照明ゾーンに
分けてそのゾーンから人がいなくなると、そのゾーンの
照明を自動的に切り、人が一人でも来れば、そのゾーン
の照明を自動的に入れるのが理想的であるが、現実には
手動による入・切に頼っている状態である。
【0009】さらに、エレベータ群管理制御の場合で
は、各階のエレベータホールへの乗客の到着数が重要な
情報であるが、計測していないので、到着のランダム性
による待ち行列を用いた予測で制御を行っている。
【0010】一方、災害時の避難誘導や救出では、どの
階のどこに何人残っているかという情報が重要である。
【0011】赤外線センサを各階のいろいろな場所に設
置しておき、上述したような細かな区域毎の人の存在状
況と変動を計測することも考えられるが、移動がなけれ
ば計測はできないので、現実には不可能に近い。
【0012】このように、建物を初めとする居住空間に
おける在席人数を正確に把握することは省エネルギーや
セキュリティの面からも極めて重要な事項であるにも関
わらず、従来より、適格に人数を把握する手法はなく、
その早期開発が望まれていた。
【0013】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、正確かつ迅速に居住空間内在席者
を認識でき、居住空間における各種制御を適切に実行さ
せることがができる居住空間監視制御装置を提供するこ
とにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、請求項1では、監視対象場所に居る者が携
帯し、少なくとも携帯者個人を識別するための情報を含
む所定の電波を発するカード状の発信手段と、前記監視
対象場所の近傍に設置され、前記発信手段から発信され
た電波を少なくとも異なる3カ所で受信する受信手段
と、各受信手段で受信された電波に基づいて監視対象場
所に居る者を特定する特定手段とを具備することを特徴
とする。
【0015】上記の構成によれば、各人が携帯するカー
ドから受信される個別の電波を少なくとも異なる3カ所
の受信手段により受信することによって、その発信位置
を正確に計測することができるので、例えば、監視対象
場所に存在する人数の正確な情報のみならず、居住空間
における任意の区域毎の人の存在状況とその変動を正確
かつ迅速に把握することができる。
【0016】請求項2では、請求項1記載の居住空間監
視制御装置において、前記特定手段が、この特定手段に
よる特定結果に基づき空調制御ゾーン内人数を算出して
空調監視制御を実行する空調監視制御装置、前記特定結
果に基づき照明ゾーン内人数を算出して照明監視制御を
実行する照明監視制御装置、前記特定結果に基づきエレ
ベータホール内到着人数を算定してエレベータ群管理制
御を実行するエレベータ群管理制御装置、前記特定結果
に基づき災害発生時未避難人数や居場所を算定して防災
管理を実行する防災管理・避難誘導監視装置、前記特定
結果に基づき建物やその中の重要なエリアへの入場、選
出をチェックしてセキュリティ管理を実行するセキュリ
ティ管理装置、および前記特定結果に基づき出退勤管理
を実行する出退勤管理装置のいずれかに接続されること
を特徴とする。
【0017】上述のようにして求められた特定結果は、
空調監視制御装置において、空調制御ゾーン内人数を算
定して空調監視制御を実行する際に利用できる。
【0018】また、上記特定結果は、照明制御装置にお
いて、照明の入・切をきめ細かく行うために照明制御ゾ
ーン内人数を算定して照明制御を実行する際に利用でき
る。
【0019】さらに、上記特定結果は、エレベータ群管
理装置において、エレベータホール内到着人数を算定し
てエレベータ群管理を実行する際に利用できる。
【0020】さらに、上記特定結果は、防災管理・避難
誘導監視装置において、災害発生時の避難人数や居場所
を算定する際に利用できる。
【0021】さらに、上記特定結果は、セキュリティ管
理装置において、建物やその中の重要なエリアへの入
場、退出をチェックするために、居住空間に入場する者
に、電波を発信するカードを所持させ、建物の玄関や重
要なエリアの出入口を通過する者が、その電波を発信し
ているか否かを検出してセキュリティ管理を実行する際
に利用できる。
【0022】さらに、上記特定結果は、従業員に電波を
発信する従業員カードを所持させ、建物の出入口にその
信号の電磁波受信装置を備えて出退勤管理を実行する出
退勤管理装置に利用できる。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は、建物のある階の見取図を
模式的に示し、またその制御系の構成を示している。
【0024】同図に示すように、この階の監視対象場所
1は、A,B,Cの各ゾーンに分かれている。各ゾーン
には、電磁波受信装置11A,11B,11Cが設置さ
れている。電磁波受信装置11AはゾーンAに、電磁波
受信装置11BはゾーンBに、電磁波受信装置11Cは
ゾーンCにそれぞれ配設されている。
【0025】この建物の利用者は、個人識別用のIDコ
ード等を送出可能な電波カード12-1,12-2,…,12
-nを保持している。この電波カードはICカード同様の
携帯可能なものであり、少なくとも携帯者個人を識別す
るための情報を含む所定周波数の電波を一定周期(例え
ば、数秒毎)で間欠的に送出することで、常に自身の存
在位置を通知するようになっている。ここで、従業員の
場合には、従業員番号等を登録した電波カード12-1
12-2,…,12-nを所持し、来客者の場合には、受付け
で渡されたその日の来客者番号を登録した電波カード1
-1,12-2,…,12-nを所持する。来客者は建物内か
ら退出する際に所持していた電波カード12-1,12-2
…,12-nを受付けに返却する。
【0026】各電波カード12-1,12-2,…,12-n
ら送出された電波は、前記3か所の電磁波受信装置11
A〜11Cで受信され、三角測量の原理により自身の存
在位置が特定できるようになっている。各電磁波受信装
置11A,11B,11Cは建物内在席者情報管理装置
2に接続されている。
【0027】建物内在席者情報管理装置2は、前記3か
所の電磁波受信装置11A,11B,11Cから出力さ
れる受信信号、及び他の階の電磁波受信装置(図示せ
ず)から出力される受信信号に基づいて監視対象場所1
に居る者を特定する機能を備えている。
【0028】この監視対象場所1に居る者を特定する機
能を具体的に説明すると、建物内在席者情報管理装置2
は、各電磁波受信装置11A,11B,11Cで受信さ
れた電波、及び他の階の電磁波受信装置で受信された電
波に基づいて、表1に示すような、テーブル化された建
物内在席者情報を作成する。なお、この表1は、X座標
が0から80m、Y座標が0から50mの範囲の建物を
想定している。
【0029】
【表1】 表1に示すように、この監視対象となる建物内には、現
在時刻13時30分において、カードNo.1,2,
3,………の者が在席しており、その従業員番号は、そ
れぞれ、“11111”,“11112”,“1111
3”,………である。カードNo.1の者は、10階の
(21.3,10.5)の位置に存在し、カードNo.
2の者は、10階の(60.3,45.1)の位置に存
在し、カードNo.3の者は、6階の(30.7,2
3.7)の場所に居ることがわかる。この建物内在席者
情報は、時々刻々と変わり、常に最新の情報がテーブル
化されて管理されるようになっている。このため、各階
の在階人数の正確な情報と、任意の区域毎の詳細な人の
存在状況と変動を把握することができる。なお、上記表
1において、来客者の場合には、従業員番号の欄は来客
者番号となる。
【0030】この建物内在席者情報管理装置2からの建
物内在席者情報は、空調監視制御を実行する空調監視制
御装置4と、照明監視制御を実行する照明監視制御装置
5と、エレベータ群管理制御を実行するエレベータ群管
理制御装置6と、防災管理を実行する防災管理・避難誘
導監視装置7とに供給されている。
【0031】前記空調監視制御装置4は、建物内在席者
情報管理装置2により求められた建物内在席者情報に基
づき空調制御ゾーン内人数を算出して空調監視制御を実
行するものであり、図2に示すようにその機能上、空調
制御ゾーン内人数算定装置41と、空調停止判定装置4
2と、外気取入れ量算定装置43と、空調熱負荷算定装
置44と、空調制御装置45とを備え、空調機46を最
適制御するように構成されている。
【0032】空調制御ゾーン内人数算定装置41は、各
階の各空調機が受け持つ空調制御ゾーン内に何人の者が
存在するかを時々刻々算定するものである。図1の例で
は、A,B,Cの各ゾーン内の人数を算定する。
【0033】空調停止判定装置42は、空調制御ゾーン
内人数算定装置41の情報を基に、スケジュールによる
空調制御時間帯の、該当空調制御ゾーン内の残業時間帯
において、ゾーン内人数が0人の状態を一定時間継続し
た場合、空調制御装置45に対して空調停止指令を出力
する。
【0034】外気取入れ量算定装置43は、空調制御ゾ
ーン内人数算定装置41の情報を基に、在ゾーン人数状
況に応じた必要最低限の外気取入れ量(換気量)を算定
する。これにより、外気処理のための空調負荷を削減で
き、省力化が実現できる。
【0035】空調熱負荷算定装置44は、空調制御ゾー
ン内人数算定装置41で算定された正確な在ゾーン人数
とその変動情報をもとに、人体発熱総量、必要外気取入
れ量の外気処理負荷、使用OA機器の発熱量等の空調熱
負荷量やその変動を精度良く予測する。これにより、空
調制御装置45における空調制御をきめ細かく行うこと
ができる。
【0036】このように、この空調監視制御装置4によ
れば、建物内在席者情報管理装置2により求められた建
物内在席者情報から各階の空調制御ゾーン毎の在室人数
とその変動を得ることができるので、精度の良い最小外
気取り入れ制御が可能となり、また、空調熱負荷変動を
精度良く予測できるので、空調制御を一層きめ細かく行
うことができる。
【0037】前記照明監視制御装置5は、建物内在席者
情報管理装置2により求められた建物内在席者情報に基
づき照明ゾーン内人数を算出して照明監視制御を実行す
るものであり、図3に示すようにその機能上、照明制御
ゾーン内人数算定装置51と、照明自動入・切判定装置
52と、照明制御装置53とを備え、照明装置54を最
適制御するように構成されている。
【0038】照明制御ゾーン内人数算定装置51は、表
1に示した情報から、各階の執務エリアの照明制御ゾー
ン毎の人数を時々刻々算定する。図1の例では、A,
B,Cの各ゾーンをさらにいくつかの小ゾーンに分割し
て照明制御ゾーンとする。
【0039】照明自動入・切判定装置52は、該当ゾー
ンに人が来れば、そのゾーンの照明点灯指示を照明制御
装置53に出力し、該当ゾーン内の人数が0人の状態を
一定時間継続した場合、そのゾーンの照明を非常灯を除
いて消灯させる指示を照明制御装置53に出力させる。
【0040】このように、この照明監視制御装置5によ
れば、各階の執務エリアの照明制御ゾーン毎の人の数や
有無を建物内在席者管理装置2から得ることができるの
で、そのゾーンに人が来れば照明を自動的に点灯し、そ
のゾーンから誰もいなくなると自動的に消灯する省エネ
ルギの照明制御を行うことができる。
【0041】前記エレベータ群監視制御装置6は、建物
内在席者情報管理装置2により求められた建物内在席者
情報に基づきエレベータホール内到着人数を算定してエ
レベータ群管理制御を実行するものであり、図4に示す
ようにその機能上、各階エレベータホール内到着人数算
定装置61と、エレベータ群管理制御装置62とを備
え、エレベータ群63を最適制御するように構成されて
いる。
【0042】各階エレベータホール内到着人数算定装置
61は、各階のエレベータホールへやって来る乗客人数
を算定し、この情報をエレベータ群管理制御装置62へ
供給する。
【0043】エレベータ群管理制御装置62は、この正
確な情報に基づいてエレベータ持ち時間の大幅な短縮及
び均等化を実現するエレベータ群管理制御を行うことが
できる。
【0044】このように、各階のエレベータホールへや
ってくる乗客人数を建物内在席者情報管理装置2から、
予測ではなく実際の値として得ることができるので、従
来の方式に比べてエレベータ待ち時間の大幅な短縮及び
均等化を実現できる。
【0045】前記防災管理避難誘導監視装置7は、建物
内在席者情報管理装置2により求められた建物内在席者
情報に基づき災害発生時未避難人数や居場所を算定して
防災管理を実行するものであり、図5に示すようにその
機能上、災害発生時未避難人数・居場所算定装置71
と、防災管理・避難誘導装置72とを備えている。な
お、この場合、建物内在席者情報管理装置2、及び防災
管理避難誘導監視装置7は、耐震、耐火構造のものが採
用されている。
【0046】災害発生時未避難人数・居場所算定装置7
1は、災害発生時に各階の人の存在位置状況の算定と、
CRT画面への表示、及び各人毎の情報、すなわち避難
完了、未避難の場合の建物内における居場所、あるいは
無線カードの電波発信が途絶えた位置等を分析して時々
刻々作成し、この情報を防災管理・避難誘導装置72へ
供給する。
【0047】防災管理・避難誘導装置72は、災害発生
時未避難人数・居場所算定装置71から供給された情報
に基づいて、避難誘導のアナウンス、救助隊への情報提
供等の処理を実行する。
【0048】このように、この防災管理避難誘導監視装
置7によれば、耐震・耐火構造を有する建物内在席者情
報管理装置2から各階の人の存在位置状況を時々刻々と
得ることができるので、より適切な避難誘導や救出作業
を実現することができる。
【0049】なお、本発明は他に、建物内在席者情報管
理装置2により求められた建物内在席者情報に基づき建
物やその中の重要なエリアへの入場、退出をチェックし
てセキュリティ管理を実行するセキュリティ管理装置に
も適用できる。従来の大規模なインテリジェントビルな
どでは、通常、正面玄関にガードマンが立っているだけ
で、来客者は容易に建物内に入ることが可能であるが、
このセキュリティ装置によれば、重要なエリアを含めて
建物内の出入りを自動的にチェックすることができる。
【0050】また、本発明は他に、建物内在席者情報管
理装置2により求められた建物内在席者情報に基づき出
退勤管理を実行する出退勤管理装置にも適用できる。電
波カードを従業員が所持することにより、従来の磁気カ
ードやICカードの如くカードを読取り装置に挿入する
ことなく、非接触で自動的に出入り口を通過するだけ
で、出退勤管理を行うことができるので、始業時や終業
時における出入り口での混雑や失念を防止できる。
【0051】さらに、他の応用として、建物内在席者情
報管理装置2により求められた建物内在席者情報に基づ
き、各階の人数負荷に合わせた貯湯温度の最低値の決定
などを行うことにより、給湯設備の運転管理における無
駄なエネルギ消費を防止することもできる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、正
確かつ迅速に居住空間内在席者を認識することができ
る。その結果、居住空間における各種制御を適切に実行
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る居住空間監視制御装置の実施の一
形態を示すブロック図である。
【図2】建物内在席者情報が供給される空調監視制御装
置の一構成例を示すブロック図である。
【図3】建物内在席者情報が供給される照明監視制御装
置の一構成例を示すブロック図である。
【図4】建物内在席者情報が供給されるエレベータ群監
視制御装置の一構成例を示すブロック図である。
【図5】建物内在席者情報が供給される防災管理避難誘
導監視装置の一構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】 1 監視対象場所 2 建物内在席者情報管理装置(特定手段) 3 中央監視制御装置 4 空調監視制御装置 5 照明監視制御装置 6 エレベータ群監視制御装置 7 防災管理避難誘導監視装置 11A,11B,11C 電磁波受信装置(受信手段) 12-1,12-2, 電波カード(発信手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06K 17/00 G06F 15/21 K (72)発明者 西村 信孝 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視対象場所に居る者が携帯し、少なく
    とも携帯者個人を識別するための情報を含む所定の電波
    を発するカード状の発信手段と、 前記監視対象場所の近傍に設置され、前記発信手段から
    発信された電波を少なくとも異なる3カ所で受信する受
    信手段と、 各受信手段で受信された電波に基づいて監視対象場所に
    居る者を特定する特定手段と、 を具備することを特徴とする居住空間監視制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の居住空間監視制御装置に
    おいて、 前記特定手段は、 この特定手段による特定結果に基づき空調制御ゾーン内
    人数を算出して空調監視制御を実行する空調監視制御装
    置、前記特定結果に基づき照明ゾーン内人数を算出して
    照明監視制御を実行する照明監視制御装置、前記特定結
    果に基づきエレベータホール内到着人数を算定してエレ
    ベータ群管理制御を実行するエレベータ群管理制御装
    置、前記特定結果に基づき災害発生時未避難人数や居場
    所を算定して防災管理を実行する防災管理・避難誘導監
    視装置、前記特定結果に基づき建物やその中の重要なエ
    リアへの入場、選出をチェックしてセキュリティ管理を
    実行するセキュリティ管理装置、および前記特定結果に
    基づき出退勤管理を実行する出退勤管理装置のいずれか
    に接続されることを特徴とする居住空間監視制御装置。
JP20246095A 1995-08-08 1995-08-08 居住空間監視制御装置 Pending JPH0948565A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20246095A JPH0948565A (ja) 1995-08-08 1995-08-08 居住空間監視制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20246095A JPH0948565A (ja) 1995-08-08 1995-08-08 居住空間監視制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0948565A true JPH0948565A (ja) 1997-02-18

Family

ID=16457905

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20246095A Pending JPH0948565A (ja) 1995-08-08 1995-08-08 居住空間監視制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0948565A (ja)

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0903679A3 (en) * 1997-07-17 2000-03-22 Fujitsu Limited Personal management system
JP2001206649A (ja) * 2000-01-24 2001-07-31 Shimizu Corp 携帯発信機信号を利用したエレベータ運行管理システム
JP2003021379A (ja) * 2001-07-04 2003-01-24 Ntt Power & Building Facilities Inc 環境制御システム及びその方法
JP2005335893A (ja) * 2004-05-27 2005-12-08 Mitsubishi Electric Corp エレベータの交通需要予測装置
WO2005121004A1 (ja) * 2004-06-10 2005-12-22 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha エレベータの火災管制装置
JP2006143407A (ja) * 2004-11-19 2006-06-08 Mitsubishi Electric Corp エレベーターの制御方法及びその装置
JP2007010204A (ja) * 2005-06-29 2007-01-18 Mitsubishi Electric Corp 施設のエネルギー管理装置
JP2007062861A (ja) * 2005-08-29 2007-03-15 Mitsubishi Electric Corp 利用者避難支援装置
JP2007107782A (ja) * 2005-10-12 2007-04-26 Daikin Ind Ltd 空調制御システムおよび空調制御装置
JP2007122577A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Japan Port & Harbour Association 港湾施設の出入管理システム
JP2007274673A (ja) * 2006-02-15 2007-10-18 Seiko Instruments Inc 対象の数に合わせた最適制御システム、無線端末、制御機器
JP2008522250A (ja) * 2005-12-27 2008-06-26 松下電工株式会社 緊急時に被害者居場所情報を提供するシステムおよび方法
JP2008298353A (ja) * 2007-05-31 2008-12-11 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd 建屋内空調管理システム
JP2010006613A (ja) * 2009-10-09 2010-01-14 Mitsubishi Electric Corp エレベータの交通需要予測装置
JP2010098401A (ja) * 2008-10-15 2010-04-30 Hitachi Ltd 省エネ連携システム
JP2010250861A (ja) * 2010-07-30 2010-11-04 Hitachi Ltd エリア管理方法およびエリア管理システム
WO2011027452A1 (ja) * 2009-09-03 2011-03-10 株式会社 東芝 存在人数推定装置
JP2014075121A (ja) * 2012-09-13 2014-04-24 Ricoh Co Ltd 情報提供装置、情報提供方法及び情報提供システム
JP2016041865A (ja) * 2014-08-18 2016-03-31 能美防災株式会社 避難設備
JP6046784B1 (ja) * 2015-09-14 2016-12-21 コネクトフリー株式会社 建物用の情報記録装置
CN107133673A (zh) * 2017-04-13 2017-09-05 安徽奥里奥克科技股份有限公司 一种基于云平台的电梯维保物业管理系统

Cited By (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0903679A3 (en) * 1997-07-17 2000-03-22 Fujitsu Limited Personal management system
JP2001206649A (ja) * 2000-01-24 2001-07-31 Shimizu Corp 携帯発信機信号を利用したエレベータ運行管理システム
JP4606656B2 (ja) * 2001-07-04 2011-01-05 株式会社Nttファシリティーズ 環境制御システム及びその方法
JP2003021379A (ja) * 2001-07-04 2003-01-24 Ntt Power & Building Facilities Inc 環境制御システム及びその方法
JP2005335893A (ja) * 2004-05-27 2005-12-08 Mitsubishi Electric Corp エレベータの交通需要予測装置
JP4575030B2 (ja) * 2004-05-27 2010-11-04 三菱電機株式会社 エレベータ交通需要予測装置およびそれを備えるエレベータ制御装置
WO2005121004A1 (ja) * 2004-06-10 2005-12-22 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha エレベータの火災管制装置
US7461723B2 (en) 2004-06-10 2008-12-09 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Fire control system of elevator
JPWO2005121004A1 (ja) * 2004-06-10 2008-04-10 三菱電機株式会社 エレベータの火災管制装置
JP2006143407A (ja) * 2004-11-19 2006-06-08 Mitsubishi Electric Corp エレベーターの制御方法及びその装置
JP2007010204A (ja) * 2005-06-29 2007-01-18 Mitsubishi Electric Corp 施設のエネルギー管理装置
JP2007062861A (ja) * 2005-08-29 2007-03-15 Mitsubishi Electric Corp 利用者避難支援装置
JP2007107782A (ja) * 2005-10-12 2007-04-26 Daikin Ind Ltd 空調制御システムおよび空調制御装置
JP2007122577A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Japan Port & Harbour Association 港湾施設の出入管理システム
JP2008522250A (ja) * 2005-12-27 2008-06-26 松下電工株式会社 緊急時に被害者居場所情報を提供するシステムおよび方法
JP2007274673A (ja) * 2006-02-15 2007-10-18 Seiko Instruments Inc 対象の数に合わせた最適制御システム、無線端末、制御機器
JP2008298353A (ja) * 2007-05-31 2008-12-11 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd 建屋内空調管理システム
JP2010098401A (ja) * 2008-10-15 2010-04-30 Hitachi Ltd 省エネ連携システム
WO2011027452A1 (ja) * 2009-09-03 2011-03-10 株式会社 東芝 存在人数推定装置
JP5162030B2 (ja) * 2009-09-03 2013-03-13 株式会社東芝 存在人数推定装置
US9445164B2 (en) 2009-09-03 2016-09-13 Kabushiki Kaisha Toshiba Existent person count estimation apparatus
JP2010006613A (ja) * 2009-10-09 2010-01-14 Mitsubishi Electric Corp エレベータの交通需要予測装置
JP2010250861A (ja) * 2010-07-30 2010-11-04 Hitachi Ltd エリア管理方法およびエリア管理システム
JP2014075121A (ja) * 2012-09-13 2014-04-24 Ricoh Co Ltd 情報提供装置、情報提供方法及び情報提供システム
JP2016041865A (ja) * 2014-08-18 2016-03-31 能美防災株式会社 避難設備
JP6046784B1 (ja) * 2015-09-14 2016-12-21 コネクトフリー株式会社 建物用の情報記録装置
CN107133673A (zh) * 2017-04-13 2017-09-05 安徽奥里奥克科技股份有限公司 一种基于云平台的电梯维保物业管理系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0948565A (ja) 居住空間監視制御装置
US6209685B1 (en) Selective, automatic elevator call registering system
US7328775B2 (en) Destination entry system with delayed elevator car assignment
US7353915B2 (en) Automatic destination entry system with override capability
US10035679B2 (en) Elevator control system using meeting information to control car destinations
US9834405B2 (en) Method and system for scheduling elevator cars in a group elevator system with uncertain information about arrivals of future passengers
CN111091170B (zh) 基于uwb定位和毫米波成像的场所人员管理系统及管理方法
JP4675890B2 (ja) エレベータの火災管制装置
US9365393B2 (en) Conveying system having a detection area
US9528715B2 (en) Occupancy-based demand controlled ventilation system
US8120505B2 (en) Emergency ingress/egress monitoring system
US8047333B2 (en) Method and elevator installation for user selection of an elevator
JP5349369B2 (ja) 施設管理システム
JP2003503292A (ja) 自動的なエレベータ呼びの行先階の登録及び処理
US9513131B2 (en) Use of the occupancy rate of areas or buildings to simulate the flow of persons
US20210179386A1 (en) Elevator trip planning based on destinations and activity parameters
CN111263729B (zh) 电梯运行管理系统以及运行管理方法
US6152265A (en) Accommodating visually handicapped in elevator up-peak channeling
CN111225866A (zh) 自动呼叫登记系统以及自动呼叫登记方法
EP1140686B1 (en) Display and call arrangement and a method for the routing of a user in a passenger conveyance system
JPH05143819A (ja) 高層ビルの人数情報管理システム
JPH10293792A (ja) 施設情報表示システム
JPH0295683A (ja) エレベータの待客数検出装置
JP2007062861A (ja) 利用者避難支援装置
WO2023037035A1 (en) Aid and rescue by elevator in a residential building