JPH05143819A - 高層ビルの人数情報管理システム - Google Patents
高層ビルの人数情報管理システムInfo
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- JPH05143819A JPH05143819A JP30901391A JP30901391A JPH05143819A JP H05143819 A JPH05143819 A JP H05143819A JP 30901391 A JP30901391 A JP 30901391A JP 30901391 A JP30901391 A JP 30901391A JP H05143819 A JPH05143819 A JP H05143819A
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- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 11
- 230000001483 mobilizing effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 3
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- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 建物内での人の移動や各階の在場人数および
売場等での要員過不足状態等を常時把握し、即時これに
対処して各階の来場者数等に応じた動員態勢を迅速適格
にとり、売場や催物会場等を適切に設定することがで
き、さらに常に変化する人数情報に応じて最適な空調換
気設定や保安防災および避難誘導設定ができる高層ビル
の人数情報管理システムを提供する。 【構成】 高層ビル1の各階での来場者および退場者の
差より各階の在場人数を計測し、この在場人数に基づい
て必要な管理事項9、10、11を分析制御する。
売場等での要員過不足状態等を常時把握し、即時これに
対処して各階の来場者数等に応じた動員態勢を迅速適格
にとり、売場や催物会場等を適切に設定することがで
き、さらに常に変化する人数情報に応じて最適な空調換
気設定や保安防災および避難誘導設定ができる高層ビル
の人数情報管理システムを提供する。 【構成】 高層ビル1の各階での来場者および退場者の
差より各階の在場人数を計測し、この在場人数に基づい
て必要な管理事項9、10、11を分析制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高層ビルの各階の在場
人数を把握し、この在場人数に基づいて各階のサービス
活動等を適格に遂行するための人数情報管理システムに
関し、さらに詳しくは、上記各階ごとの在場人数を常時
計測把握し、各階およびビル全体での販売活動等の管理
および防災、保安、空調等の監視や保守管理等を適格に
行なうための人数情報に基づくビル管理システムに関す
るものである。
人数を把握し、この在場人数に基づいて各階のサービス
活動等を適格に遂行するための人数情報管理システムに
関し、さらに詳しくは、上記各階ごとの在場人数を常時
計測把握し、各階およびビル全体での販売活動等の管理
および防災、保安、空調等の監視や保守管理等を適格に
行なうための人数情報に基づくビル管理システムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】高層ビル内において、特に人の移動がた
えずなされているデパートや駅ビル等において、各階の
人数およびその移動の度合は一日の時間によりまた年間
を通しても季節変動などによって大きく変る。このよう
な人の移動は、特に近年の商取引態様の著しい変化とも
あいまって、一日の中で大きく変動する。
えずなされているデパートや駅ビル等において、各階の
人数およびその移動の度合は一日の時間によりまた年間
を通しても季節変動などによって大きく変る。このよう
な人の移動は、特に近年の商取引態様の著しい変化とも
あいまって、一日の中で大きく変動する。
【0003】一方、このような高層ビルを使用する事業
者にとって、例えば商品の販売活動をできるだけ効率良
く行ない経営管理面の向上を図ることが事業運営上必要
である。このため、近年コンピュータを用いたPOSシ
ステムが開発され、商品の売行きや在庫数量等について
かなり適格な管理ができるようになってきた。
者にとって、例えば商品の販売活動をできるだけ効率良
く行ない経営管理面の向上を図ることが事業運営上必要
である。このため、近年コンピュータを用いたPOSシ
ステムが開発され、商品の売行きや在庫数量等について
かなり適格な管理ができるようになってきた。
【0004】また、高層ビルにおいては、各種方式の空
調換気装置により建物全体の冷暖房や換気などの空調を
行ない、また一定の基準に基づいた避難誘導路等の防災
設備を非常災害時のために備えている。
調換気装置により建物全体の冷暖房や換気などの空調を
行ない、また一定の基準に基づいた避難誘導路等の防災
設備を非常災害時のために備えている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
販売活動等のサービス管理はPOSシステム等のように
商品数量データ等の物的情報に基づく管理であり、建物
内の各階の人数や人の分布状態等の人的情報は考慮され
ていない。従って、建物内での突発的な人の移動や各階
各売場での繁忙状態、要員の過不足、催物開催による要
員配備や売行き効果の変動等に対処できず適格な管理が
されていなかった。
販売活動等のサービス管理はPOSシステム等のように
商品数量データ等の物的情報に基づく管理であり、建物
内の各階の人数や人の分布状態等の人的情報は考慮され
ていない。従って、建物内での突発的な人の移動や各階
各売場での繁忙状態、要員の過不足、催物開催による要
員配備や売行き効果の変動等に対処できず適格な管理が
されていなかった。
【0006】本発明は上記従来技術の問題点に鑑みなさ
れたものであって、建物内での人の移動や各階の在場人
数および売場等での要員過不足状態等を常時把握し、即
時これに対処して各階の来場者数等に応じた動員態勢を
迅速適格にとり、特別売場や催物会場等を適切に設定す
ることができ、さらに常に変化する人数情報に応じて最
適な空調換気設定や保安防災および避難誘導設定ができ
る高層ビルの人数情報管理システムの提供を目的とす
る。
れたものであって、建物内での人の移動や各階の在場人
数および売場等での要員過不足状態等を常時把握し、即
時これに対処して各階の来場者数等に応じた動員態勢を
迅速適格にとり、特別売場や催物会場等を適切に設定す
ることができ、さらに常に変化する人数情報に応じて最
適な空調換気設定や保安防災および避難誘導設定ができ
る高層ビルの人数情報管理システムの提供を目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明においては、高層ビルの各階での来場者およ
び退場者の差より各階の在場人数を計測し、この在場人
数に基づいて必要な管理事項を分析制御することを特徴
とする高層ビルの人数情報管理システムを提供する。
め、本発明においては、高層ビルの各階での来場者およ
び退場者の差より各階の在場人数を計測し、この在場人
数に基づいて必要な管理事項を分析制御することを特徴
とする高層ビルの人数情報管理システムを提供する。
【0008】前記管理事項の一例は、ある階における売
場管理である。
場管理である。
【0009】前記管理事項の別の例は、この高層ビルの
防災管理である。
防災管理である。
【0010】前記管理事項のさらに別の例は、この高層
ビルの空調管理である。
ビルの空調管理である。
【0011】さらに詳しく言えば、本発明に係る高層ビ
ルの管理システムは、人の搬送手段に人数計測機能を設
けた各階における来場者および退場者人数情報を得る各
階在場者計測ステップと、各階の商品およびサービスに
係る物的および人的サービス情報からなるデータベース
により構築された各階在場者分析ステップと、火災報知
器、感振器等の防火、防災、保安装置との連結ステップ
および搬送手段と避難、誘導および防火シャッター、排
煙ファン、スプリンクラー等の安全設備の制御ステップ
とからなり、前記計測ステップの情報を分析ステップに
導入し、状況に応じて関連設備を制御することを特徴と
するマーケティング分析および建物の保安管理等に使用
する高層ビルの自動情報管理システムである。
ルの管理システムは、人の搬送手段に人数計測機能を設
けた各階における来場者および退場者人数情報を得る各
階在場者計測ステップと、各階の商品およびサービスに
係る物的および人的サービス情報からなるデータベース
により構築された各階在場者分析ステップと、火災報知
器、感振器等の防火、防災、保安装置との連結ステップ
および搬送手段と避難、誘導および防火シャッター、排
煙ファン、スプリンクラー等の安全設備の制御ステップ
とからなり、前記計測ステップの情報を分析ステップに
導入し、状況に応じて関連設備を制御することを特徴と
するマーケティング分析および建物の保安管理等に使用
する高層ビルの自動情報管理システムである。
【0012】
【作用】各階の在場人数は各階への来場者および退場者
の差より常時算出される。算出した人数およびその他の
必要なデータに基づき催物売場等のサービス管理状態が
分析される。
の差より常時算出される。算出した人数およびその他の
必要なデータに基づき催物売場等のサービス管理状態が
分析される。
【0013】さらに詳しく言えば、各階在場者の計測
は、エレベータ、エスカレータ等の人の搬送手段の荷重
変動を検知し、これをコンピュータに自動的に入力して
各階の在場者人数を計算し、常時この人数を把握し記憶
しておく。人数計算は、各階ごとの在場人数と退場人数
の変化からその階の滞留人数を演算することにより行な
う。
は、エレベータ、エスカレータ等の人の搬送手段の荷重
変動を検知し、これをコンピュータに自動的に入力して
各階の在場者人数を計算し、常時この人数を把握し記憶
しておく。人数計算は、各階ごとの在場人数と退場人数
の変化からその階の滞留人数を演算することにより行な
う。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。
て説明する。
【0015】図1は、本発明の実施例に係る高層ビルの
人数情報管理システムの全体構成図である。高層ビル1
には複数台のエレベータ2が備る。各エレベータ2には
重量検出器3が設けられ、各停止階ごとに重量変化のデ
ータが人数計測回路4に送られる。エレベータの重量が
増えればその分だけその階の人数が減ったものと判断
し、エレベータの重量が減ればその分だけその階の人数
が増えたものと判断し、同じであればその階の人数は変
らないものと判断する。これにより、1台のエレベータ
2による各階の人数の増減が重量変化から概略的に算出
できる。
人数情報管理システムの全体構成図である。高層ビル1
には複数台のエレベータ2が備る。各エレベータ2には
重量検出器3が設けられ、各停止階ごとに重量変化のデ
ータが人数計測回路4に送られる。エレベータの重量が
増えればその分だけその階の人数が減ったものと判断
し、エレベータの重量が減ればその分だけその階の人数
が増えたものと判断し、同じであればその階の人数は変
らないものと判断する。これにより、1台のエレベータ
2による各階の人数の増減が重量変化から概略的に算出
できる。
【0016】高層ビル1にはさらに複数台の上りエスカ
レータ5および下りエスカレータ6が備る。各エスカレ
ータ5、6の乗り口側には重量検出器3が設けられる。
上りエスカレータ5の重量検出器3はその階から出てゆ
く人の重量を検出し、下りエスカレータ6の重量検出器
3はその上の階から出てゆく人の重量を検出する。これ
らの重量データは常時人数計測回路4に送られる。これ
により、各エスカレータによる各階の人数の増減が重量
変化から概略的に算出される。
レータ5および下りエスカレータ6が備る。各エスカレ
ータ5、6の乗り口側には重量検出器3が設けられる。
上りエスカレータ5の重量検出器3はその階から出てゆ
く人の重量を検出し、下りエスカレータ6の重量検出器
3はその上の階から出てゆく人の重量を検出する。これ
らの重量データは常時人数計測回路4に送られる。これ
により、各エスカレータによる各階の人数の増減が重量
変化から概略的に算出される。
【0017】人数計測回路4は、各エレベータ2および
エスカレータ5、6の重量検出器3から常時送られてく
る重量データから各階ごとに来場人数および退場人数を
算出する。人数計測回路4はCPU60に接続され、算
出した各階人数とビル内の総人数はCRTまたは液晶デ
ィスプレイ等の表示装置60により常時表示するととも
に人数データベース7内に記憶される。さらにこの人数
データを定期的にプリンタ51により印刷してもよい。
エスカレータ5、6の重量検出器3から常時送られてく
る重量データから各階ごとに来場人数および退場人数を
算出する。人数計測回路4はCPU60に接続され、算
出した各階人数とビル内の総人数はCRTまたは液晶デ
ィスプレイ等の表示装置60により常時表示するととも
に人数データベース7内に記憶される。さらにこの人数
データを定期的にプリンタ51により印刷してもよい。
【0018】CPU60はコマンドに従って各種管理事
項のルーチンをこの人数情報に基づいて実行する。この
実施例においては、CPU60は、売場制御回路9、防
災制御回路10および空調制御回路11に接続される。
各管理システム制御回路9、10、11にはさらに、必
要データを手動入力するためのキーボード12、人数デ
ータベース7およびその他のデータベース8が接続され
る。データベース8には例えば、各階の売場面積や取扱
商品等に関する売場データ、要員の人数や配置および賃
金、勤怠等に関する要員データ、商品の在庫データ、売
上データ、さらに空調に関し、冷凍機やヒートポンプ等
の能力仕様データ、外気の温度、湿度等のデータ、防災
に関し、避難路の設置データ等が含まれる。各制御回路
9、10、11はそれぞれ売場管理システム、防災管理
システムおよび空調管理システムの現状態をCPU60
から送られる人数情報およびデータベース7、8から読
み出した必要な情報に基づいて分析把握し各システムを
制御する。
項のルーチンをこの人数情報に基づいて実行する。この
実施例においては、CPU60は、売場制御回路9、防
災制御回路10および空調制御回路11に接続される。
各管理システム制御回路9、10、11にはさらに、必
要データを手動入力するためのキーボード12、人数デ
ータベース7およびその他のデータベース8が接続され
る。データベース8には例えば、各階の売場面積や取扱
商品等に関する売場データ、要員の人数や配置および賃
金、勤怠等に関する要員データ、商品の在庫データ、売
上データ、さらに空調に関し、冷凍機やヒートポンプ等
の能力仕様データ、外気の温度、湿度等のデータ、防災
に関し、避難路の設置データ等が含まれる。各制御回路
9、10、11はそれぞれ売場管理システム、防災管理
システムおよび空調管理システムの現状態をCPU60
から送られる人数情報およびデータベース7、8から読
み出した必要な情報に基づいて分析把握し各システムを
制御する。
【0019】各管理システム制御回路9、10、11に
は、分析結果や制御状態を図示的に表示するグラフィッ
クパネル13、CRTまたは液晶ディスプレイ等からな
る表示装置14およびプリンタ15が接続される。
は、分析結果や制御状態を図示的に表示するグラフィッ
クパネル13、CRTまたは液晶ディスプレイ等からな
る表示装置14およびプリンタ15が接続される。
【0020】売場制御回路9には、催物会場の入口およ
び出口に設けた人数カウンタ16およびキャッシュレジ
スタ17が接続され、後述のように、催物会場やマーケ
ティングの分析、要員配置等のサービス管理ルーチンが
実行される。
び出口に設けた人数カウンタ16およびキャッシュレジ
スタ17が接続され、後述のように、催物会場やマーケ
ティングの分析、要員配置等のサービス管理ルーチンが
実行される。
【0021】防災制御回路10には、火災報知器等の検
知器18、警報装置19および避難誘導案内装置20が
接続され、さらに必要に応じてスプリンクラー、排煙設
備等が接続される。ビル火災等の非常時には、各階の在
場者人数やビル内の総人数等の人数情報に基づいて、火
災発生階および発生位置に対応した各階での在場者の最
適避難路を選択し、さらに使用可能なエレベータ、エス
カレータ等を選択判断し、各階の避難誘導案内装置20
を駆動して避難案内路表示の点滅や音声案内を行なっ
て、在場者を最適避難路に導くとともにエレベータ、エ
スカレータの運転パターンを制御する。最適避難路の選
択は、各階の人数情報と、火災位置、使用可能階段、エ
スカレータ等の情報および予め定めた多数の避難パター
ンとを組合せ所定の演算プログラムに従って算出するこ
とができる。
知器18、警報装置19および避難誘導案内装置20が
接続され、さらに必要に応じてスプリンクラー、排煙設
備等が接続される。ビル火災等の非常時には、各階の在
場者人数やビル内の総人数等の人数情報に基づいて、火
災発生階および発生位置に対応した各階での在場者の最
適避難路を選択し、さらに使用可能なエレベータ、エス
カレータ等を選択判断し、各階の避難誘導案内装置20
を駆動して避難案内路表示の点滅や音声案内を行なっ
て、在場者を最適避難路に導くとともにエレベータ、エ
スカレータの運転パターンを制御する。最適避難路の選
択は、各階の人数情報と、火災位置、使用可能階段、エ
スカレータ等の情報および予め定めた多数の避難パター
ンとを組合せ所定の演算プログラムに従って算出するこ
とができる。
【0022】空調制御回路11には、冷暖房機あるいは
ヒートポンプ、送風機、熱交換機等からなる空調装置2
1が接続される。空調制御回路11は、CPU60から
送られる各階の人数データおよびデータベース8から読
み出したそのときの天候データ、外気温度等のデータ等
に基づいて、各階の熱負荷を算出しこれに従って空調装
置21を駆動制御するとともに各階への送風量や冷温水
供給量の調整を行ない、建物内の人数分布に応じた最適
条件で空調換気を行なう。
ヒートポンプ、送風機、熱交換機等からなる空調装置2
1が接続される。空調制御回路11は、CPU60から
送られる各階の人数データおよびデータベース8から読
み出したそのときの天候データ、外気温度等のデータ等
に基づいて、各階の熱負荷を算出しこれに従って空調装
置21を駆動制御するとともに各階への送風量や冷温水
供給量の調整を行ない、建物内の人数分布に応じた最適
条件で空調換気を行なう。
【0023】図2は、売場制御回路9による催物会場管
理ルーチンの一例を示すフローチャートである。まずデ
ータベース7から各階の在場者人数を読み出す(ステッ
プ30)。次に、催物会場の分析を行なうか否かが判別
される(ステップ31)。分析が必要な場合には、まず
カウンタ16からの入場者、退場者の差信号により会場
内人数を算出する(ステップ32)。次に会場設置階の
全人数および他の階の人数に対する会場内人数の割合、
および会場面積に対する人数の割合を求めて売場繁忙度
を算出する(ステップ33)。
理ルーチンの一例を示すフローチャートである。まずデ
ータベース7から各階の在場者人数を読み出す(ステッ
プ30)。次に、催物会場の分析を行なうか否かが判別
される(ステップ31)。分析が必要な場合には、まず
カウンタ16からの入場者、退場者の差信号により会場
内人数を算出する(ステップ32)。次に会場設置階の
全人数および他の階の人数に対する会場内人数の割合、
および会場面積に対する人数の割合を求めて売場繁忙度
を算出する(ステップ33)。
【0024】次に、会場に配置された要員の人数データ
から要員一人当りの接客人数を求め、要員繁忙度を算出
する(ステップ34)。この要員繁忙度のデータおよび
他の階の要員人数データにより現時点で会場に必要な要
員人数を算出し、要員配置を定める(ステップ35)。
から要員一人当りの接客人数を求め、要員繁忙度を算出
する(ステップ34)。この要員繁忙度のデータおよび
他の階の要員人数データにより現時点で会場に必要な要
員人数を算出し、要員配置を定める(ステップ35)。
【0025】催物等が開催されてなく、これらのステッ
プ33〜35からなる催物会場分析が不要な場合には省
略可能である(ステップ32)。
プ33〜35からなる催物会場分析が不要な場合には省
略可能である(ステップ32)。
【0026】次に、各売場のマーケティングに関する分
析を行なうか否かが判別される(ステップ36)。マー
ケティング分析が必要な場合には、まず各階、各売場で
の売上データ、人数データから客単価が算出され(ステ
ップ37)、売場面積データ、要員データ等から売場効
率が算出される(ステップ38)。催物が行なわれてい
る場合には、他の売場や階と比較した催物会場の客単
価、売場効率等から催物開催の効果が算出される(ステ
ップ39)。さらに要員データ、売上データ等から要員
効率が算出される(ステップ40)。これらの算出結果
に基づいて、売場や商品の配置計画が行なわれる。
析を行なうか否かが判別される(ステップ36)。マー
ケティング分析が必要な場合には、まず各階、各売場で
の売上データ、人数データから客単価が算出され(ステ
ップ37)、売場面積データ、要員データ等から売場効
率が算出される(ステップ38)。催物が行なわれてい
る場合には、他の売場や階と比較した催物会場の客単
価、売場効率等から催物開催の効果が算出される(ステ
ップ39)。さらに要員データ、売上データ等から要員
効率が算出される(ステップ40)。これらの算出結果
に基づいて、売場や商品の配置計画が行なわれる。
【0027】各算出データはグラフィックパネル13ま
たは表示装置14に表示され、また必要に応じプリンタ
15で印刷される(ステップ41)。
たは表示装置14に表示され、また必要に応じプリンタ
15で印刷される(ステップ41)。
【0028】なお、催物会場管理のみを行ない、マーケ
ティング分析が不要の場合には、ステップ37〜40は
省略可能である(ステップ36)。
ティング分析が不要の場合には、ステップ37〜40は
省略可能である(ステップ36)。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、高層ビルの各階の人数を常時計測しこの人数情報に
基づいて、各種管理事項を分析制御しているため、常時
変化する各階在場者数や人の移動状態に応じて最適なサ
ービス活動や売場設定条件等を選択し的確な管理を行な
うことができる。また、特に高層ビルで問題となる非常
時の避難誘導について、各階在場者の人数や分布状態が
把握されているため、在場者を的確に安全な場所に導く
ことができる。さらに、空調システムの管理に適用すれ
ば、突発的な人数の増減にかかわらず常に快適な空調設
定条件を保つことができる。
は、高層ビルの各階の人数を常時計測しこの人数情報に
基づいて、各種管理事項を分析制御しているため、常時
変化する各階在場者数や人の移動状態に応じて最適なサ
ービス活動や売場設定条件等を選択し的確な管理を行な
うことができる。また、特に高層ビルで問題となる非常
時の避難誘導について、各階在場者の人数や分布状態が
把握されているため、在場者を的確に安全な場所に導く
ことができる。さらに、空調システムの管理に適用すれ
ば、突発的な人数の増減にかかわらず常に快適な空調設
定条件を保つことができる。
【図1】 本発明の実施例に係る高層ビルの人数情報管
理システム全体を示す構成図である。
理システム全体を示す構成図である。
【図2】 図1の管理システムが適用される売場管理の
ルーチンを示すフローチャートである。
ルーチンを示すフローチャートである。
1;高層ビル、2;エレベータ、3;重量検出器、4;
人数計測回路、5、6;エスカレータ、7、8;データ
ベース、9;売場制御回路、10;防災制御回路、1
1;空調制御回路、16;カウンタ、17;キャッシュ
レジスタ。
人数計測回路、5、6;エスカレータ、7、8;データ
ベース、9;売場制御回路、10;防災制御回路、1
1;空調制御回路、16;カウンタ、17;キャッシュ
レジスタ。
Claims (4)
- 【請求項1】 高層ビルの各階での来場者および退場者
の差より各階の在場人数を計測し、この在場人数に基づ
いて必要な管理事項を分析制御することを特徴とする高
層ビルの人数情報管理システム。 - 【請求項2】 前記管理事項は、ある階における売場管
理であることを特徴とする請求項1の高層ビルの人数情
報管理システム。 - 【請求項3】 前記管理事項は、該高層ビルの防災管理
であることを特徴とする請求項1または2の高層ビルの
人数情報管理システム。 - 【請求項4】 前記管理事項は、該高層ビルの空調管理
であることを特徴とする請求項1、2または3の高層ビ
ルの人数情報管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30901391A JPH05143819A (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | 高層ビルの人数情報管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30901391A JPH05143819A (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | 高層ビルの人数情報管理システム |
Publications (1)
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JPH05143819A true JPH05143819A (ja) | 1993-06-11 |
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JP30901391A Pending JPH05143819A (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | 高層ビルの人数情報管理システム |
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JP (1) | JPH05143819A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1991
- 1991-11-25 JP JP30901391A patent/JPH05143819A/ja active Pending
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