JP7419567B2 - ビル管理システム及びビル管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ビル管理システム及びビル管理方法に関する。
従来、ビルの消費電力を管理する手法としては、例えば、ビルの管理者が、ビルの毎月の消費電力量の測定値や、毎月の電気料金の支払い金額を見て、適正かどうかを判断していた。例えば、一年前の同じ月よりも消費電力量が増えた場合に、その増え方が異常でないか、適正な範囲であるかなどを判断していた。
ところが、単にビル全体での消費電力量などを見ているだけでは、ビル内の各フロアの使われ方が適正かどうかを判断することは困難であった。
特許文献1には、ビルの各部屋の入退室人数を出入口で管理して、各部屋の在室人数を計算して、部屋のエネルギ消費量と在室人数から一人あたりのエネルギ消費量を算出して表示する技術が記載されている。
特開2013-20307号公報
特許文献1に記載されるように、ビルの各部屋の入退室人数を、出入口のゲートなどで管理することで、各部屋の正確な在室人数が計算でき、部屋のエネルギ消費量と在室人数から一人あたりのエネルギ消費量を算出することができる。
しかしながら、ビル内の全ての部屋の出入口にゲートを設ける構成とした場合、ビル内に多数のゲートが必要であり、ビル内の入退管理装置の構成が複雑化して、システム構成が複雑化するという問題がある。また、ビル内にオープンスペースのような自由に出入りができるフロアがある場合には、そのフロアについては、在室人数の計測が不可能であり、特許文献1に記載された技術では一人あたりのエネルギ消費量の算出ができないという問題があった。
したがって、各部屋のゲートのような複雑なシステム構成を必要としない簡単な構成や処理により、ビルの一人あたりのエネルギ消費量を正確に推定できるようにすることが望まれていた。
上記課題を解決するために、例えば請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は、上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、監視対象のビルで使用される電力の消費量を取得するビル管理システムにおいて、ビルに設置された昇降機のフロア毎の乗降人数を算出する乗降人数算出部と、予め定められた時間内の、ビル内の電力使用量をフロア毎に求める電力使用量測定部と、ビルの出入口が設置された出入口設置フロア以外のフロアの予め定められた時間内の平均滞留人数を、乗降人数算出部が求めたフロア毎の乗降人数から求めると共に、出入口設置フロア以外の全フロアの平均滞留人数を合計して得た滞留人数を、ビルに設置された入退管理装置からのビル入場者数及びビル出場者数の情報から得たビル全体の滞留人数から減算して、出入口設置フロアの平均滞留人数を求める滞留人数算出部と、電力使用量測定部で求めた電力使用量を滞留人数算出部が求めた平均滞留人数で除した値である単位消費電力を、全てのフロア毎に求める単位消費電力算出部と、単位消費電力算出部が求めた単位消費電力を格納する記憶部と、記憶部に格納された単位消費電力を時系列に出力する出力部と、を備える。
本発明によれば、昇降機のフロア毎の乗降人数から、各フロアの滞留人数を求めて、単位消費電力を得るようにしたことで、入室人数を入退管理装置で計測することなく、簡単に各フロアの単位消費電力を求めることが可能になる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施の形態例によるビル管理システムの例を示す構成図である。 本発明の一実施の形態例によるビル設備制御品質管理装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態例によるエレベーター監視装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態例による空調機監視装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態例による単位電力の算出処理及び空調機の制御処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態例による出力処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態例による各フロアの単位消費電力の時間ごとの変化例を示す図である。 本発明の一実施の形態例による各フロアの滞留人数の時間ごとの変化例を示す図である。 本発明の一実施の形態例による各フロアの空調機の消費電力の時間ごとの変化例を示す図である。 本発明の一実施の形態例による特定のフロアの最高気温と空調機の消費電流と消費電力量の時間ごとの変化例を示す図である。 本発明の一実施の形態例による特定のフロアの滞留人数と消費電力量の時間ごとの変化例(例1)を示す図である。 本発明の一実施の形態例による特定のフロアの滞留人数と消費電力量の時間ごとの変化例(例2)を示す図である。 本発明の一実施の形態例による出力情報による表示例を示す図である。
以下、本発明の一実施の形態例(以下「本例」と称する)のビル管理システムを、添付図面を参照して説明する。
<システム構成>
図1は、本例のビル管理システムの全体構成を示す。
本例のビル管理システムは、監視対象の複数のビル100a,100b,・・・を、ネットワークNWで接続されたビル設備制御品質管理装置200で管理する構成である。また、ネットワークNWには、エレベーター監視装置300と、入退監視装置400と、空調機監視装置500とが接続されている。さらに、ネットワークNWには、管理者端末600が接続され、管理者端末600でビル設備制御品質管理装置200による管理状態などを管理することができる。また、ビル設備制御品質管理装置200は、ネットワークNWを経由して気象情報サーバ700から気象情報を取得することができる。
なお、図1では1つのネットワークNWで各ビル100a,100b,・・・と各装置200,300,400,500や管理者端末600が接続された構成を示すが、この構成は一例である。例えば、各ビル100a,100b,・・・と各装置200,300,400,500は、専用の通信回線で接続し、管理者端末600は、公衆通信回線を使って、ビル設備制御品質管理装置200に接続してもよい。
また、図1では、1台の管理者端末600を示すが、複数台の管理者端末600を備えてもよい。管理者端末600は専用の端末装置で構成してもよいが、例えば管理者が所持したスマートフォンやタブレット端末などの機器が兼ねてもよい。
ビル設備制御品質管理装置200は、消費電力データベース201を備える。消費電力データベース201には、管理対象の各ビル100a,100b,・・・での電力消費量が記録される。図面ではデータベースはDBと記載する。
エレベーター監視装置300は、乗降人数データベース301を備える。乗降人数データベース301には、各ビル100a,100b,・・・に設置されたエレベーターの各フロアの乗降人数が記録される。
入退監視装置400は、入退データベース401を備える。入退データベース401には、各ビル100a,100b,・・・に設置された入退管理装置130がカウントしたビルの出入口でのビル入場者及びビル退場者の人数が記録される。
空調機監視装置500は、稼働記録データベース501を備える。稼働記録データベース501には、各ビル100a,100b,・・・に設置された空調機の各フロアの稼働状態が記録される。
なお、図1に示すビル設備制御品質管理装置200、エレベーター監視装置300、入退監視装置400、及び空調機監視装置500は、それぞれ個別の装置としたが、1つの装置が複数の装置の機能を備えてもよい。また、各装置200,300,400,500としての機能を、インターネット上に用意された汎用のサーバに行わせるようにしてもよい。
各ビル100a,100b,・・・の構成の一例として、ビル100aの構成について説明する。その他のビルもビル100aと同様の構成であるものとする。
ビル100aは、複数のフロア101~107で構成され、エレベーター110のかご115でフロア間の移動が行われる。
エレベーター110のかご115は、ワイヤ114が巻き上げ機113により巻き上げられることで昇降する。エレベーター110は、機械室111などにエレベーター制御装置111が設置され、このエレベーター制御装置111が、かご115の運行状況を制御する。また、エレベーター制御装置111は、エレベーターの運行状況についての情報を、エレベーター監視装置300に伝送する。
なお、かご115には荷重センサ(不図示)が取り付けられている。かご115の運行の荷重センサの値も、エレベーター制御装置111により、エレベーター監視装置300に伝送される。
各フロア101~107には、冷房及び暖房を行う空調機121~127が設置され、フロア101~107ごとに適正な温度とされる。各フロア101~107の空調機121~127は、ビル100aに設置された空調制御装置120により制御される。空調制御装置120による各空調機121~127の制御状態は、空調機監視装置500により監視される。
また、ビル100aには、入退管理装置130が設置され、この入退管理装置130により、ビル100aの出入口でのビルへの入場及びビルからの退場が管理される。例えば、ビル100aの出入口にはゲートが設置され、入退管理装置130は、予め登録されたビル利用者を正しく認証できた場合に、入場及び退場を許可する。ビル利用者の認証は、例えばICカードによる認証や顔認証などにより行われる。入退管理装置130は、出入口のゲートを通過した入場者及び退場者をカウントし、ビル100aの滞在者数を取得する。
なお、この入退管理装置130によるビル入場者やビル退場者の管理を行わない構成としてもよい。あるいは、1階などの特定フロアは、認証せずに自由に入退場できる構成として、2階以上のフロアなどの特定フロア以外は、入退管理装置130による認証が行われた者を入場させる構成としてもよい。
<各装置のハードウェア構成例>
図2は、ビル設備制御品質管理装置200のハードウェア構成例を示す。図2に示す例は、ビル設備制御品質管理装置200をコンピュータで構成した場合である。
図2に示すビル設備制御品質管理装置(コンピュータ装置)200は、バスにそれぞれ接続されたCPU(Central Processing Unit:中央処理ユニット)210、主記憶部220、記憶部230、及びネットワークインタフェース240を備える。
CPU210は、ビル設備制御品質管理装置200での処理を実行するソフトウェアのプログラムコードを主記憶部220又は記憶部230から読み出して実行する演算処理部である。CPU210が演算処理を実行することで、主記憶部220には、様々な処理機能部が構成される。例えば、主記憶部220には、滞留人数算出部221、単位消費電力算出部222、及び出力部223が構成される。滞留人数算出部221や単位消費電力算出部222が行う処理については後述する。
記憶部230は、不揮発性の記憶装置で構成され、上述したプログラムコードが記録されると共に、消費電力が記録される消費電力データベース201としての機能を有する。例えば、消費電力データベース201には、監視対象のビルの各フロアの空調機の消費電力についての情報が記録される。この場合、空調機の消費電力は、時間帯ごとのビル内の各フロアの平均滞留人数で除算した単位消費電力として記録される。
ネットワークインタフェース240は、ネットワークNW(図1)に接続されて、他の機器と通信する機能を持つ。
図3は、エレベーター監視装置300のハードウェア構成例を示す。図3に示す例は、エレベーター監視装置300をコンピュータで構成した場合である。
図3に示すエレベーター監視装置(コンピュータ装置)300は、バスにそれぞれ接続されたCPU310、主記憶部320、記憶部330、及びネットワークインタフェース340を備える。
CPU310は、エレベーター監視装置300での処理を実行するソフトウェアのプログラムコードを主記憶部320又は記憶部330から読み出して実行する演算処理部である。CPU310が演算処理を実行することで、主記憶部320には、様々な処理機能部が構成される。例えば、主記憶部320には、乗降人数算出部321が構成される。乗降人数算出部321が行う処理については後述する。
記憶部330は、不揮発性の記憶装置で構成され、上述したプログラムコードが記録されると共に、乗降人数が記録される乗降人数データベース301としての機能を有する。乗降人数データベース301には、乗降人数算出部321で算出されたエレベーターの各フロアの乗降人数が記録される。
ネットワークインタフェース340は、ネットワークNW(図1)に接続されて、他の機器と通信する機能を持つ。
図4は、空調機監視装置500のハードウェア構成例を示す。図3に示す例は、空調機監視装置500をコンピュータで構成した場合である。
図4に示す空調機監視装置(コンピュータ装置)500は、バスにそれぞれ接続されたCPU510、主記憶部520、記憶部530、及びネットワークインタフェース540を備える。
CPU510は、空調機監視装置500での処理を実行するソフトウェアのプログラムコードを主記憶部520又は記憶部530から読み出して実行する演算処理部である。CPU510が演算処理を実行することで、主記憶部520には、様々な処理機能部が構成される。例えば、主記憶部520には、電力使用量測定部521が構成される。電力使用量測定部521は、監視対象のビルの各フロアの空調機の電力使用量、及びビル全体の空調機の電力使用量を測定する。また、電力使用量測定部521は、ビル内の空調機以外の電力使用量についても、フロア毎及びビル全体で測定する。
記憶部530は、不揮発性の記憶装置で構成され、上述したプログラムコードが記録されると共に、エレベーターの稼動状態が記録される稼働記録データベース501としての機能を有する。稼働記録データベース501には、電力使用量測定部521で測定されたビルの各フロアの空調機の電力使用量に関する情報が記録される。
ネットワークインタフェース540は、ネットワークNW(図1)に接続されて、他の機器と通信する機能を持つ。
なお、ビル設備制御品質管理装置200などの各装置を図2~図4に示すコンピュータ装置で構成するのは一例であり、コンピュータ装置以外のその他の演算処理装置で構成してもよい。例えば、ビル設備制御品質管理装置200が行う機能の一部または全部を、FPGA(Field Programmable Gate Array)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)などのハードウェアによって実現してもよい。
<各フロアの単位消費電力を得る処理の流れ>
図5は、本例のシステムでビルの各フロアの空調機の単位消費電力を得る処理の流れを示すフローチャートである。ここでは、図1に示すビル100aの各フロアの空調機の単位消費電力を得る処理について説明する。
まず、エレベーター監視装置300の乗降人数算出部321は、ビル100aに設置されたエレベーター110のかご115の各フロアでの乗降人数を算出する(ステップS11)。この各フロアでの乗降人数は、例えば、かご115に取り付けられた荷重センサで検出された荷重値の、各フロアでの変化から推定される。例えば、かご115が特定のフロアに停止して、荷重センサが検出した荷重値が約110kg少なくなったとき、乗降人数算出部321は、2人がそのフロアで降りたと判断する。逆に、荷重センサが検出した荷重値が約170kg多くなったときには、乗降人数算出部321は、3人がそのフロアで乗車したと判断する。このエレベーター監視装置300の乗降人数算出部321が算出したフロアごとの乗降人数の情報は、乗降人数データベース301に記憶される。
そして、ビル設備制御品質管理装置200は、エレベーター監視装置300の乗降人数データベース301に記憶されたビル100aの各フロアでのエレベーターの乗降人数を読み出す。ビル設備制御品質管理装置200の滞留人数算出部221は、取得したエレベーターの各フロアの乗降人数を積算して、各フロアの時間帯ごとの平均滞留人数を算出する(ステップS12)。
なお、ビル100aの出入口が設置された階(1階)の滞留人数については、滞留人数算出部221は、入退監視装置400がカウントしたビル全体の滞留人数から、1階を除く階の滞留人数を減算して算出する。また、出入口が設置された1階で入退管理が行われていないビルの場合には、滞留人数算出部221は、1階の滞留人数の算出を行わないようにしてもよい。
次に、空調機監視装置500の電力使用量測定部521は、ビル100aの各フロアの時間帯ごとの空調機の電力消費量を測定し、稼働記録データベース501に記録する(ステップS13)。そして、ビル設備制御品質管理装置200は、空調機監視装置500の稼働記録データベース501に記録されたビル100aの各フロアの時間帯ごとの空調機の電力消費量を読み出す。
ビル設備制御品質管理装置200の単位消費電力算出部222は、ビル100aの各フロアの時間帯ごとの空調機の電力消費量を、各フロアの時間帯ごとの平均滞留人数で除した値である単位消費電力を求める(ステップS14)。求めた単位消費電力の情報は、消費電力データベース201に記録される。
また、単位消費電力算出部222は、ステップS14で求めた各フロアの単位消費電力が、予め設定された一人あたりの単位消費電力の規定値を超えているか否かを判断する(ステップS15)。
ステップS15で、単位消費電力の規定値を超えている場合(ステップS15のYes)、ビル設備制御品質管理装置200は、ビル100aの空調制御装置120に対して、単位消費電力の規定値を超えているフロアの空調機(空調機121~127のいずれか)の設定温度を変える指令を送る(ステップS16)。ここでの設定温度を変える指令は、該当するフロアの空調機の消費電力を下げるために行うものであり、例えば冷房運転時には、設定温度を上げる指令であり、暖房運転時には、設定温度を下げる指令になる。
そして、ステップS15で、単位消費電力の規定値を超えていない場合(ステップS15のNo)と、ステップS16で設定温度を変える指令を送った後には、ビル設備制御品質管理装置200の出力部223は、ビル100aのフロアごとの単位消費電力の情報を、管理者端末600に出力する(ステップS17)。
管理者端末600は、ビル100aのフロアごとの単位消費電力の情報の表示を行う。ビル設備制御品質管理装置200の出力部223がビル100aのフロアごとの単位消費電力の情報を出力する際には、管理者端末600から指示された出力情報の選択に基づいて、出力情報の種類や形態などが選択される。
図6は、管理者端末600からの指示に基づいてビル設備制御品質管理装置200の出力部223で行われる出力情報の選択処理の流れを示すフローチャートである。
まず、出力部223は、管理者端末600からの指示による出力情報選択を受付ける(ステップS21)。そして、出力部223は、受付けた出力情報が、建物間比較か、あるいは相関かを判断する(ステップS22)。
ステップS22で出力情報が「建物間比較」の場合には、出力部223は、比較するビルの指定を受付け(ステップS23)、比較する期間の指定を受付ける(ステップS24)。そして、出力部223は、指定された期間とビルの単位消費電力データの読み出しを消費電力データベース201に要求する(ステップS25)。そして、出力部223は、指定された期間とビルの単位消費電力データを消費電力データベース201から受け取る(ステップS26)。
そして、出力部223は、比較するビルの単位消費電力データ選択を受付け(ステップS27)、指定されたビルの単位消費電力データの消費電力データベース201からの読み出しを行う(ステップS28)。
さらに、出力部223は、指定されたビルと比較するビルの単位消費電力を、対応付けたデータとして管理者端末600に出力する(ステップS29)。
また、ステップS22で出力情報が「相関」の場合には、出力部223は、期間の指定を受付ける(ステップS30)。また、出力部223は、相関を求める気象データの選択を受付ける(ステップS31)。ここでの相関を求める気象データには、期間内の各日の最高気温、不快指数などが含まれる。
出力部223は、ステップS31で受付けた期間のビルが設置された地域の気象データを、気象情報サーバ700に対して要求し(ステップS32)、要求した気象データを受け取る(ステップS33)。
そして、出力部223は、指定された期間の気象データと、単位消費電力の相関グラフを作成して管理者端末600に出力する。
<単位消費電力と表示画像の具体例>
図7は、特定のビルAについての、1日の1時間ごとの各フロアの空調機の単位消費電力の算出例を示す。図7の例では、8時から18時までの1時間ごとの空調機の一人あたりの単位消費電力(w/h)を示す。各フロアのエリア種別は、各フロアにどのような種別のテナントが入居しているのかを示す。
この図7に示す情報が、ビル設備制御品質管理装置200の消費電力データベース201に記録される。
図8は、特定のビルAについての、1日の1時間ごとの各フロアの滞留人数の算出例を示す。図8の例では、8時から18時までの1時間ごとの各フロアの平均滞留人数を示す。この滞留人数についても、各フロアのエリア種別を付加している。
図9は、特定のビルAについての、1日の1時間ごとの各フロアの空調機の消費電力の測定例を示す。図9の例では、8時から18時までの1時間ごとの空調機の消費電力(kw/h)を示す。
なお、図7~図9の例では、出入口が設置された階である1階については、単位消費電力、滞留人数及び消費電力を測定又は算出していない。
ビル設備制御品質管理装置200の単位消費電力算出部222は、図8に示す各フロアの平均滞留人数と、図9に示す各フロアの空調機の消費電力とに基づいた算出処理で、図7に示すような一人あたりの単位消費電力を得る。
図10は、特定のビルの特定のフロアでの空調機の累積の消費電力d11[kwh]と、電流d12[A]と、室内の気温d13[℃]との関係の例を示している。図10の横軸は時間であり、2021年8月18日の12:00から2021年8月19日の18:00までを示す。ここでは、空調機は冷房運転を行っている場合である。
例えば、2021年8月19日の6:00過ぎに空調機が高い負荷がかかって運転する状態になり、電流d12が増え、室内の気温d13が下がっている。
図11及び図12は、滞留人数と消費電力量との関係を示している。図11及び図12の横軸は時間であり、2020年6月26日の時刻00:00から時刻23:00まで(図11)又は時刻22:00まで(図12)を示す。
図11は、特定のビルの1つのフロアの消費電力量(棒グラフ)と、該当するフロアの平均滞留人数(折れ線グラフ)とを時系列で示す。
ここでの消費電力量は、空調機以外を含むフロア全体での消費電力量を示し、照明器具の消費電力量P11と、コンセントの消費電力量P12と、空調機の消費電力量P13とに分けて示す。したがって、消費電力量P11,P12,P13の合計が、フロア全体での消費電力量になる。
フロアの平均滞留人数d21は、時刻06:00から徐々に増え、時刻11:00で昼休みのために減少した後、時刻12:00で再度増え、その後は徐々に減少して行く。
図12は、この図11に示す消費電力量と平均滞留人数の場合に算出した単位消費電力を時系列で示す。
図12に棒グラフで示す照明器具、コンセント、及び空調機の消費電力量P21,P22,P23は、図11に示す消費電力量P11,P12,P13と同じである。
そして、図12の折れ線グラフは、該当するフロアの一人あたりの単位消費電力量d22を示す。図12に示す単位消費電力量d22は、空調機の消費電力だけでなく、照明器具及びコンセントの消費電力も含むようになっている。但し、本例のビル設備制御品質管理装置200は、フロア全体で単位消費電力を求める場合と、フロアの空調機だけで単位消費電力を求める場合のいずれでもよい。フロア全体の消費電力から求めた単位消費電力と、フロアの空調機だけの単位消費電力の双方を出力して、並べて表示させてもよい。
単位消費電力量d22は、滞留人数が少ない早朝や夜間、ならびに昼休み時には高くなるが、それ以外の日中の時間帯では、空調機の稼働状況などを反映した値になる。なお、単位消費電力量d22はフロア全体での単位消費電力であるが、空調機だけの単位消費電力を算出した場合にも、ほぼ同様の変化を示す。
このようにフロアの一人あたりの単位消費電力量を算出して出力することで、ビルの各フロアでの空調機の運転が適正か否かを判断することができる。各フロアでの空調機の運転が適正か否かを判断できることで、各フロアが適正な滞留人数で適正な単位消費電力で使用されているか、あるいは、滞留人数に比べて空調機が強い状態で運転されているか、などが判るようになる。また、一人あたりの単位消費電力量が大きすぎる場合には、空調機の故障の可能性の判断も可能になる。
図13は、ビル設備制御品質管理装置200の出力部223が出力した情報の、管理者端末600での表示例を示す。
図13に示す表示画面は、左端に、期間及び時間帯の設定箇所があり、中央上部に、一日ごとのフロアの空調機の電力消費量P31(棒グラフ)と、一人あたりの一日の単位消費電力量d31(折れ線グラフ)とを、時系列でグラフ表示している。
また、図13に示す表示画面の中央下部に、曜日ごとに示した一日のフロアの空調機の平均電力消費量P32(棒グラフ)と、一人あたりの曜日ごとの平均の単位消費電力量d32(折れ線グラフ)とを、時系列でグラフ表示している。
さらに、図13に示す表示画面の右側に、一人あたりの曜日ごとの単位電力量と、最高気温との関係をグラフで示す。気温として、最高気温を使用しているのは一例であり、最低気温や1日の平均気温などのその他の気温の指標を使ってもよい。
この図13に示すように、一人あたりの一日の単位消費電力量を表示することで、ビルの各フロアでの電力消費や空調機の稼働状況が適正か否かを判断することができる。例えば、単位消費電力が既定値よりも多い場合に、空調機の設定温度を変化させて、単位消費電力を下げる処理が可能である。また、本例の場合には、エレベーターの各フロアの乗降人数から各フロアの滞留人数を算出するようにしたので、エレベーターが設置されたビルであれば、簡単に適用が可能である。
なお、図13に示す表示は一例であり、より詳細な単位消費電力量を表示してもよい。例えば、図11や図12に示すグラフを表示するようにしてもよい。
また、図6のフローチャートのステップS22で建物間比較が選択された場合には、出力部223は、該当する複数のビルの単位消費電力の情報を記憶部230から読み出し、複数のビルの単位消費電力を比較できるように対応付けして表示されるように出力させる。これにより、特定のビルの各フロアの単位消費電力が、他のビルの各フロアの単位消費電力に比べて、どの程度であるか判断でき、管理者は、適正か否かが容易に判るようになる。
なお、この複数のビルの単位消費電力を比較する場合には、2つのビルの比較ではなく、例えば監視中の複数のビル(例えば監視中の全てのビル)の各フロアの平均の単位消費電力と、該当する1つのビルの各フロアの平均の単位消費電力とを比較してもよい。
また、図13の例では、曜日ごとに示した一日のフロアの空調機の平均電力消費量を集計して表示する例を示したが、このような集計処理は、ビル設備制御品質管理装置200の出力部223が行う場合と、管理者端末600が行う場合のいずれでもよい。
<変形例>
なお、本発明は、上述した実施の形態例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施の形態例は、本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
例えば、図5のフローチャートでは、ステップS16で、単位消費電力が規定値以上のとき、空調機の設定温度を自動的に変化させて、単位消費電力を下げるようにした。これに対して、単位消費電力が規定値以上のとき、該当するビルの管理センタなどに通知を行って、実際に空調機の設定温度を変える操作は、ビル側の管理者が手動で行うようにしてもよい。
また、エレベーターの各フロアでの乗降人数の計測処理として、エレベーターのかごに設置された荷重センサの検出値を使用する点についても一例であり、その他の検出値を使ってもよい。例えば、エレベーター乗場やかご内に設置されたカメラ画像の画像解析で、各フロアの乗降人数を計測するようにしてもよい。また、荷重センサの検出値とエレベーター乗場やかご内に設置されたカメラ画像とを併用してもよい。
さらに、各フロアでの滞留人数を算出する際には、ビル内の各フロア間の移動として階段や他の昇降機(エスカレーター)の使用を考慮するようにしてもよい。
例えば、エレベーターと階段が設置されたビルの場合に、ビル内での上りの移動時には、ほぼ全てのビル利用者がエレベーターを利用するものとして、エレベーターの上り運転時の乗降人数から、上りのフロア間移動の人数を算出する。一方、ビル内での下りの移動時には、一定比率、例えば10%程度は階段を利用するものとし、エレベーターの下り運転時の乗降人数に10%を乗算した人数から、下りのフロア間移動の人数を算出する。
このようにすることで、階段の利用がある場合でも、適正なフロア滞留人数の算出ができるようになる。なお、10%などの乗算する一定比率の値は、実際の運用を行いながら修正してもよい。
また、エレベーター以外の昇降機の利用人数を利用して、フロアの滞留人数を算出してもよい。例えば、エスカレーターに設置された監視カメラや人感センサを使って、エスカレーターの利用者を計測し、計測した利用者数を、各フロアの滞留人数に加えるようにしてもよい。
また、図7や図8の例では、出入口が設置されたフロアの単位消費電力は算出しないようにしたが、入退監視装置400によってビル全体の入場者数や出場者数が判る場合には、ビル全体の滞留人数から、他のフロアの滞留人数を減算して、出入口が設置されたフロアの滞留人数、並びにそのフロアの単位消費電力を求めるようにしてもよい。
また、ビル設備制御品質管理装置200が気象情報サーバ700から気温の情報を取得するようしたのは一例であり、その他の構成としてもよい。例えば、ビルに設置された空調機の室外機などに設置された温度測定部が計測した気温を、ビル設備制御品質管理装置200が収集する。そして、その収集した気温を消費電力データベース201に格納して、出力部223が、格納した情報に基づいて、単位消費電力と気温との相関を示すグラフを出力するようにしてもよい。
さらにまた、図1~図4のブロック図では、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものだけを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。また、図5及び図6に示すフローチャートにおいて、処理結果に影響を及ぼさない範囲で、複数の処理を同時に実行するか、あるいは処理順序を変更してもよい。
100a,100b…ビル、101~107…フロア、110…エレベーター、111…機械室、112…エレベーター制御装置、113…巻き上げ機、114…ワイヤ、120…空調制御装置、121~127…空調機、130…入退管理装置、200…ビル設備制御品質管理装置、201…消費電力データベース、210…CPU、220…主記憶部、221…滞留人数算出部、222…単位消費電力算出部、223…出力部、230…記憶部、240…ネットワークインタフェース、300…エレベーター監視装置、301…乗降人数データベース、310…CPU、320…主記憶部、321…乗降人数算出部、330…記憶部、340…ネットワークインタフェース、400…入退監視装置、401…入退データベース、500…空調機監視装置、501…稼働記録データベース、510…CPU、520…主記憶部、521…電力使用量測定部、530…記憶部、540…ネットワークインタフェース、600…管理者端末、700…気象情報サーバ

Claims (8)

  1. 監視対象のビルで使用される電力の消費量を取得するビル管理システムにおいて、
    前記ビルに設置された昇降機のフロア毎の乗降人数を算出する乗降人数算出部と、
    予め定められた時間内の、前記ビル内の電力使用量をフロア毎に求める電力使用量測定部と、
    前記ビルの出入口が設置された出入口設置フロア以外のフロアの予め定められた時間内の平均滞留人数を、前記乗降人数算出部が求めたフロア毎の乗降人数から求めると共に、前記出入口設置フロア以外の全フロアの平均滞留人数を合計して得た滞留人数を、前記ビルに設置された入退管理装置からのビル入場者数及びビル出場者数の情報から得たビル全体の滞留人数から減算して、前記出入口設置フロアの平均滞留人数を求める滞留人数算出部と、
    前記電力使用量測定部で求めた電力使用量を前記滞留人数算出部が求めた平均滞留人数で除した値である単位消費電力を、全てのフロア毎に求める単位消費電力算出部と、
    前記単位消費電力算出部が求めた単位消費電力を格納する記憶部と、
    前記記憶部に格納された単位消費電力を時系列に出力する出力部と、を備える
    ビル管理システム。
  2. 前記乗降人数算出部が求めた昇降機の上り運転時の乗降人数と、前記乗降人数算出部が求めた昇降機の下り運転時の乗降人数に一定の比率を乗算した人数とを用いて、予め定められた時間内の平均滞留人数をフロア毎に求める
    請求項1に記載のビル管理システム。
  3. 前記出力部は、前記単位消費電力算出部が求めた特定のフロアの単位消費電力が予め定められた電力以上であるとき、当該フロアの空調機に設定温度を変更する指示を行う
    請求項に記載のビル管理システム。
  4. 前記出力部は、前記単位消費電力算出部が求めたフロア毎の単位消費電力を時系列に出力する
    請求項に記載のビル管理システム。
  5. 前記電力使用量測定部が求めたフロア毎の単位消費電力は、当該フロアの空調機の消費電力と、当該フロアの空調機以外の機器の消費電力であり、
    前記単位消費電力算出部は、空調機だけの単位消費電力と、空調機以外の機器を含む単位消費電力との双方を算出する
    請求項に記載のビル管理システム。
  6. さらに、前記出力部は、要求があった特定のビルの単位消費電力と他のビルの単位消費電力とを、前記記憶部から読み出し、読み出した複数のビルの単位消費電力を対応付けて出力する
    請求項に記載のビル管理システム。
  7. さらに、外気温を測定する温度測定部と、
    前記温度測定部が測定した気温を前記記憶部に格納する気温取得部と、を備え、
    前記出力部は、前記記憶部が格納した単位消費電力と気温を読み出し、単位消費電力と気温との相関を示すグラフを出力する
    請求項に記載のビル管理システム。
  8. 監視対象のビルで使用される電力の消費量をコンピュータが演算で取得するビル管理方法において、
    前記コンピュータが、前記ビルに設置された昇降機のフロア毎の乗降人数を算出する乗降人数算出ステップと、
    前記コンピュータが、予め定められた時間内の、前記ビル内の電力使用量をフロア毎に求める電力使用量測定ステップと、
    前記コンピュータが、前記ビルの出入口が設置された出入口設置フロア以外のフロアの予め定められた時間内の平均滞留人数を、前記乗降人数算出ステップが求めたフロア毎の乗降人数から求めると共に、前記出入口設置フロア以外の全フロアの平均滞留人数を合計して得た滞留人数を、前記ビルに設置された入退管理装置からのビル入場者数及びビル出場者数の情報から得たビル全体の滞留人数から減算して、前記出入口設置フロアの平均滞留人数を求める滞留人数算出ステップと、
    前記コンピュータが、前記電力使用量測定ステップで求めた電力使用量を前記滞留人数算出ステップが求めた平均滞留人数で除した値である単位消費電力を、全てのフロア毎に求める単位消費電力算出ステップと、
    前記コンピュータが、単位消費電力算出ステップが求めた単位消費電力を格納する記憶ステップと、
    前記コンピュータが、前記記憶ステップで格納された単位消費電力を時系列に出力する出力ステップを、を含む
    ビル管理方法。
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