JP2003021379A - 環境制御システム及びその方法 - Google Patents

環境制御システム及びその方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人の移動に応じて、その移動先または移動元
の領域の環境を調節可能な環境制御システムを実現す
る。 【解決手段】 携帯可能な無線端末3の位置を特定可能
な位置情報を取得し、この位置情報に基づいて無線端末
3が位置する環境制御対象領域を特定し、環境制御対象
領域内に位置する無線端末3の増減数を求め、この増減
数に基づいて、空調装置2が行う環境制御対象領域の環
境調節動作を制御する環境制御装置1を具備することを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物内の温度等の
環境を制御するのに用いて好適な環境制御システム及び
その方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オフィスビル等の建物には、その
建物内のフロアを複数の領域に分割し、各領域の温度を
調節するための空調装置が個々に設置されている。この
ような建物において、内部にいる人たちは、各自の体感
温度に応じてそれぞれ空調装置の温度設定を変更し、自
己の位置する周囲温度が適温となるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の環境制御方法では、建物内部にいる個人が移動する度
に、周囲温度が自己の適温となるように空調装置を設定
し直さねばならないという問題がある。また、たとえ移
動した直後は適温であったとしても、その後、自己の発
生する熱により温度が上昇し不快な温度となる場合もあ
る。
【0004】本発明は、このような事情を考慮してなさ
れたもので、その目的は、人の移動に応じて、その移動
先または移動元の領域の環境を調節可能な環境制御シス
テム及びその方法を提供することにある。
【0005】また、本発明は、人の好みに応じてその人
が位置する領域の環境を調節可能な環境制御システム及
びその方法を提供することも目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、環境制御対象領域の環
境を調節可能な環境調節手段を備えた環境制御システム
であって、携帯可能な無線端末の位置を特定可能な位置
情報を取得し、この位置情報に基づいて前記無線端末が
位置する前記環境制御対象領域を特定し、前記環境制御
対象領域内に位置する前記無線端末の増減数を求め、こ
の増減数に基づいて、前記環境調節手段が行う前記環境
制御対象領域の環境調節動作を制御する環境制御装置を
具備することを特徴とする。
【0007】請求項2に記載の発明は、環境制御対象領
域の環境を調節可能な環境調節手段を備えた環境制御シ
ステムであって、携帯可能な無線端末の位置を特定可能
な位置情報を取得し、この位置情報に基づいて前記無線
端末が位置する前記環境制御対象領域を特定し、前記無
線端末に設定された体感情報を取得し、前記環境制御対
象領域に係る前記体感情報を集計し、この集計結果に基
づいて、前記環境調節手段が行う前記環境制御対象領域
の環境調節動作を制御する環境制御装置を具備すること
を特徴とする。
【0008】請求項3に記載の発明は、環境制御対象領
域の環境を調節可能な環境調節手段を備えた環境制御シ
ステムであって、携帯可能な無線端末の位置を特定可能
な位置情報を取得し、この位置情報に基づいて前記無線
端末が位置する前記環境制御対象領域を特定し、前記環
境制御対象領域内に位置する前記無線端末の増減数を求
め、この増減数に基づいて、前記環境調節手段が行う前
記環境制御対象領域の環境調節動作を制御し、また、前
記無線端末に設定された体感情報を取得し、前記環境制
御対象領域に係る前記体感情報を集計し、この集計結果
に基づいて、前記環境調節手段が行う前記環境制御対象
領域の環境調節動作を制御する環境制御装置を具備する
ことを特徴とする。
【0009】請求項4に記載の発明は、前記環境制御装
置は、前記増減数に所定の発生熱量を乗じて前記環境制
御対象領域の発生熱増減量を求め、この発生熱増減量に
基づいて、前記環境調節手段が行う前記環境制御対象領
域の温度調節動作を制御することを特徴とする請求項1
または請求項3に記載の環境制御システムである。
【0010】請求項5に記載の発明は、前記無線端末
は、温度に係る体感情報を設定可能な体感情報設定手段
を備え、前記環境制御装置は、前記体感情報設定手段に
設定された体感情報を取得し、この体感情報の集計結果
に基づいて、前記環境調節手段が行う前記環境制御対象
領域の温度調節動作を制御することを特徴とする請求項
2または請求項3に記載の環境制御システムである。
【0011】請求項6に記載の発明は、環境制御対象領
域の環境を調節可能な環境調節手段を備えた環境制御シ
ステムにおける環境制御方法であって、携帯可能な無線
端末の位置を特定可能な位置情報を取得する過程と、こ
の位置情報に基づいて前記無線端末が位置する前記環境
制御対象領域を特定する過程と、前記環境制御対象領域
内に位置する前記無線端末の増減数を求める過程と、こ
の増減数に基づいて、前記環境調節手段が行う前記環境
制御対象領域の環境調節動作を制御する過程とを含むこ
とを特徴とする。
【0012】請求項7に記載の発明は、環境制御対象領
域の環境を調節可能な環境調節手段を備えた環境制御シ
ステムにおける環境制御方法であって、携帯可能な無線
端末の位置を特定可能な位置情報を取得する過程と、こ
の位置情報に基づいて前記無線端末が位置する前記環境
制御対象領域を特定する過程と、前記無線端末に設定さ
れた体感情報を取得する過程と、前記環境制御対象領域
に係る前記体感情報を集計する過程と、この集計結果に
基づいて、前記環境調節手段が行う前記環境制御対象領
域の環境調節動作を制御する過程とを含むことを特徴と
する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の実
施形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施
形態による環境制御システムの構成を示すブロック図で
ある。この図1に示す環境制御システムは、温度等の環
境を制御するための環境制御処理を行う環境制御装置1
と、この環境制御装置1の制御に従って温度等の空気状
態を調節する空調装置2と、無線により通信可能な無線
端末3と、この無線端末3との間で無線により通信し、
該無線端末3と環境制御装置1との間で情報の伝達を行
う無線基地局4とから構成される。上記無線端末3はそ
の利用者により携帯可能な構造を有する。
【0014】空調装置2はそれぞれの空調対象の領域A
−1〜N(N;自然数)に設置されている。例えば、図
2に示すように、建物内の空調対象の全領域を九つの領
域A−1〜9に分割し、それぞれの領域A−1〜9に空
調装置2を設置する。なお、各領域A−1〜Nには空調
装置2が一装置だけ設置されていてもよく、あるいは複
数が設置されていてもよい。また、上記領域A−1〜N
がそれぞれ環境制御対象領域に対応する。
【0015】図1の環境制御装置1において、符号11
は、無線基地局4を介して無線端末3との間で通信を行
う通信部である。符号12は、通信部11により無線端
末3の環境情報を収集し、この情報に基づいて環境制御
指示処理を行う処理部である。符号13は、処理部12
の指示に従って空調装置2の制御を行う制御部である。
上記環境情報は、無線端末3の位置を特定可能な位置情
報と、無線端末3の利用者の体感情報とを含む。この体
感情報は、「暑い」、「寒い」、「適温」のいずれかの
情報であり、利用者によって無線端末3に設定されるも
のである。
【0016】なお、上記処理部12は専用のハードウェ
アにより実現されるものであってもよく、また、この処
理部12はメモリおよびCPU(中央処理装置)により
構成され、処理部12の機能を実現するためのプログラ
ムをメモリにロードして実行することによりその機能を
実現させるものであってもよい。
【0017】また、無線端末3は、人工衛星からの信号
を受信し、この受信信号により自己の位置を示す位置情
報を取得可能なGPS(Global Positioning System)
装置(以下、単にGPSと称する)31を備える。無線
端末3は、このGPS31により自装置の位置情報を取
得する。また、無線端末3は、上記体感情報の設定手段
を備える。この設定手段は「暑い」、「寒い」、「適
温」のいずれかを選択して設定可能な構成となってい
る。
【0018】例えば、体感情報設定手段は、「暑い」設
定ボタンと「寒い」設定ボタンと設定・解除ボタンから
なり、いずれかの設定ボタンを押下して設定・解除ボタ
ンを押下すれば当該設定(「暑い」または「寒い」のい
ずれか)を保持する。この後、再度、設定・解除ボタン
を押下すれば設定が解除される。この解除状態において
体感情報は「適温」となる。
【0019】次に、図1の環境制御システムが温度環境
を制御する動作について説明する。図3は、図1に示す
環境制御装置1の処理部12が行う第1の環境制御指示
処理の流れを示すフローチャートである。図4は、図1
に示す環境制御装置1の処理部12が行う第2の環境制
御指示処理の流れを示すフローチャートである。以下の
説明において、環境制御装置1の通信部11と無線端末
3はそれぞれ無線基地局4を介して接続されているが、
特に説明がない場合は、この無線基地局4を介してデー
タ等の送受が行われるものとする。
【0020】初めに、図3を参照して、第1の環境制御
指示処理による動作を説明する。利用者は無線端末3を
携帯して領域A−1〜Nのいずれかの領域へ進入する。
ここで、各領域A−1〜Nには、利用者が単数または複
数居てもよく、あるいは誰も居なくてもよい。また、環
境制御装置1の処理部12には、無線端末3の位置情報
と各領域A−1〜Nとの対応付けが予め設定されてい
る。
【0021】先ず、環境制御装置1の処理部12は、通
信部11により各無線端末3からそれぞれの位置情報を
取得する。処理部12は、これら位置情報に基づいてそ
れぞれの無線端末3が位置している領域を領域A−1〜
Nの中から特定する(図3のステップS1、S2)。次
いで、処理部12は、領域A−1〜N毎に、無線端末3
の数を求め、この数と過去に求めた当該領域の無線端末
3の数との差分から無線端末3の増減数を算出する。こ
の端末増減数がゼロの場合には、処理部12は、その処
理を終了する(図3のステップS3、S4)。
【0022】一方、無線端末3の増減があった場合に
は、処理部12は、増減があった領域毎に、その端末増
減数に基づいて当該領域内の発生熱量の増減量(発生熱
増減量)を算出する。この発生熱量とは領域内に居る人
から発生される熱量のことである。処理部12は、一人
当りの所定発生熱量に各領域の端末増減数を乗じて、各
領域の発生熱増減量を求める。次いで、処理部12は、
各領域の発生熱増減量を制御部13へ通知して当該領域
内の温度を所定温度に保つように指示する(図3のステ
ップS5、S6)。
【0023】次いで、制御部13は、温度制御を指示さ
れた領域の空調装置2に対し、それぞれ通知された発生
熱増減量に基づいて温度調節動作の制御を行う。これに
より、利用者の増減があった領域内の温度が自動的に所
定温度に保たれることになる。
【0024】次に、図4を参照して、第2の環境制御指
示処理による動作を説明する。利用者は無線端末3を携
帯して領域A−1〜Nのいずれかの領域へ進入してい
る。また、利用者は、自己の無線端末3の体感情報設定
手段により、「暑い」、「寒い」、「適温」のいずれか
を選択して体感情報を設定する。これにより、無線端末
3は「暑い」、「寒い」、「適温」のいずれかの体感情
報を有することになる。
【0025】先ず、環境制御装置1の処理部12は、各
無線端末3からそれぞれの位置情報と体感情報を取得す
る。処理部12は、各位置情報に基づいてそれぞれの無
線端末3が位置している領域を領域A−1〜Nの中から
特定する(図4のステップS11、S12)。次いで、
処理部12は、領域A−1〜N毎に、各無線端末3の体
感情報を集計する。ここで、処理部12は、領域A−1
〜N毎に、「暑い」の無線端末3の数と「寒い」の無線
端末3の数を求め、いずれの体感情報を有した無線端末
3の数が多いか判断する(図4のステップS13)。
【0026】次いで、処理部12は、その集計結果に基
づいて各領域A−1〜Nの温度制御指示を実行する。こ
こで、処理部12は、体感情報「暑い」を有した無線端
末3の数が多い領域に対しては、制御部13へ温度下降
を指示する。一方、体感情報「寒い」を有した無線端末
3の数が多い領域に対しては、制御部13へ温度上昇を
指示する。また、体感情報「暑い」と「寒い」を有した
各々の無線端末3の数が同数の領域に対しては、温度制
御指示を行わない。
【0027】次いで、制御部13は、指示された領域の
空調装置2に対し、それぞれの温度制御指示に基づいて
温度調節動作の制御を行う。これにより、利用者の体感
情報がそれぞれの領域内の空調に反映されることにな
る。
【0028】なお、上述した実施形態において、図1に
示す環境制御装置1の処理部12が、上記図3に示す第
1の環境制御指示処理、または図4に示す第1の環境制
御指示処理のいずれかの処理を行うようにしてもよく、
あるいは双方の処理を組み合わせて行うようにしてもよ
い。
【0029】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。図5は、本発明の第2の実施形態による環境制
御システムの構成を示すブロック図である。この図5に
おいて図1の各部に対応する部分には同一の符号を付
け、その説明を省略する。図5に示す第2の実施形態
は、無線端末の位置を特定可能な無線通信システムを利
用して、無線端末の位置情報を取得するようにしたもの
である。この無線通信システムとしては、PHS(登録
商標)(Personal Handy-phone System)が利用可能で
ある。
【0030】図5に示すように、領域A−1〜Nにはそ
れぞれ無線基地局41が設置される。この無線基地局4
1は、領域A−1〜Nの内で自己が設置された領域を含
み、且つこの領域にほぼ等しい範囲を無線通信提供範囲
としている。これら無線基地局41は環境制御装置1の
通信部14に接続される。通信部14は、それぞれの無
線基地局41を介して、領域A−1〜N内に位置する無
線端末32との間で通信を行うことができる。また、無
線基地局41は、自己の無線通信提供範囲内に位置する
無線端末32を把握可能である。通信部14は、無線基
地局41からその無線通信提供範囲内に位置する無線端
末32の位置情報を取得する。この位置情報は、無線端
末32がいずれの領域A−1〜Nの無線基地局41を介
して通信しているかを示す。環境制御装置1の処理部1
2は、この位置情報によりその無線基地局41の設置領
域を当該無線端末32が位置する領域として特定する。
また、無線端末32は上記図1の無線端末3と同様に、
体感情報設定手段を備える。
【0031】図5の環境制御システムにおいて、環境制
御装置1の処理部12は、第1の実施形態と同様に、上
述した図3に示す第1の環境制御指示処理、または図4
に示す第1の環境制御指示処理のいずれかの処理を行
う。あるいは双方の処理を組み合わせて行うようにして
もよい。
【0032】なお、上述した実施形態においては、環境
調節手段として空調装置2を備え、この空調装置2によ
り温度の高低を調節するようにしたが、調節する環境は
温度に限定されるものではない。例えば、湿度の高低を
調節するようにしてもよい。この場合には体感情報は、
「湿気が多い」、「適度」、「乾燥」のいずれかの情報
となる。また、環境調節手段として照明調節装置を備
え、この照明調節装置により照明の強弱を調節するよう
にしてもよい。この場合には体感情報は、「暗い」、
「適度」、「明る過ぎ」のいずれかの情報となる。
【0033】また、上述した実施形態は、オフィスビ
ル、ホテル、美術館、博物館、イベント会場等の建物の
他、列車や船舶などにも応用可能である。
【0034】以上、本発明の実施形態を図面を参照して
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られ
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計
変更等も含まれる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
携帯可能な無線端末の位置を特定可能な位置情報を取得
し、この位置情報に基づいて無線端末が位置する環境制
御対象領域を特定し、環境制御対象領域内に位置する無
線端末の増減数を求め、この増減数に基づいて、環境調
節手段が行う環境制御対象領域の環境調節動作を制御す
る。これにより、その無線端末を携帯した人の移動に応
じて、その移動先または移動元の領域の環境(温度等)
を調節することができるという効果が得られる。
【0036】また、携帯可能な無線端末の位置を特定可
能な位置情報を取得し、この位置情報に基づいて無線端
末が位置する環境制御対象領域を特定し、無線端末に設
定された体感情報を取得し、環境制御対象領域に係る体
感情報を集計し、この集計結果に基づいて、環境調節手
段が行う環境制御対象領域の環境調節動作を制御するよ
うにすれば、その無線端末を携帯した人の好みに応じて
体感情報が設定されるので、この結果、人の好みに応じ
てその人が位置する領域の環境(温度等)を調節するこ
とができ、過分なエネルギー消費を抑制するという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態による環境制御シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施形態による環境制御システムの
動作を説明するための図である。
【図3】 図1に示す環境制御装置1の処理部12が行
う第1の環境制御指示処理の流れを示すフローチャート
である。
【図4】 図1に示す環境制御装置1の処理部12が行
う第2の環境制御指示処理の流れを示すフローチャート
である。
【図5】 図本発明の第2の実施形態による環境制御シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 環境制御装置 2 空調装置 3、32 無線端末 4、41 無線基地局 11 通信部 12 処理部 13 制御部 31 GPS
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松下 剛史 東京都港区芝浦三丁目4番1号 株式会社 エヌ・ティ・ティファシリティーズ内 (72)発明者 米満 敏文 東京都港区芝浦三丁目4番1号 株式会社 エヌ・ティ・ティファシリティーズ内 Fターム(参考) 3L061 BA05 5K048 BA08 BA51 DA02 DB01 DC01 EB02 EB06 HA01 HA02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環境制御対象領域の環境を調節可能な環
    境調節手段を備えた環境制御システムであって、 携帯可能な無線端末の位置を特定可能な位置情報を取得
    し、この位置情報に基づいて前記無線端末が位置する前
    記環境制御対象領域を特定し、前記環境制御対象領域内
    に位置する前記無線端末の増減数を求め、この増減数に
    基づいて、前記環境調節手段が行う前記環境制御対象領
    域の環境調節動作を制御する環境制御装置を具備するこ
    とを特徴とする環境制御システム。
  2. 【請求項2】 環境制御対象領域の環境を調節可能な環
    境調節手段を備えた環境制御システムであって、 携帯可能な無線端末の位置を特定可能な位置情報を取得
    し、この位置情報に基づいて前記無線端末が位置する前
    記環境制御対象領域を特定し、前記無線端末に設定され
    た体感情報を取得し、前記環境制御対象領域に係る前記
    体感情報を集計し、この集計結果に基づいて、前記環境
    調節手段が行う前記環境制御対象領域の環境調節動作を
    制御する環境制御装置を具備することを特徴とする環境
    制御システム。
  3. 【請求項3】 環境制御対象領域の環境を調節可能な環
    境調節手段を備えた環境制御システムであって、 携帯可能な無線端末の位置を特定可能な位置情報を取得
    し、この位置情報に基づいて前記無線端末が位置する前
    記環境制御対象領域を特定し、前記環境制御対象領域内
    に位置する前記無線端末の増減数を求め、この増減数に
    基づいて、前記環境調節手段が行う前記環境制御対象領
    域の環境調節動作を制御し、また、 前記無線端末に設定された体感情報を取得し、前記環境
    制御対象領域に係る前記体感情報を集計し、この集計結
    果に基づいて、前記環境調節手段が行う前記環境制御対
    象領域の環境調節動作を制御する環境制御装置を具備す
    ることを特徴とする環境制御システム。
  4. 【請求項4】 前記環境制御装置は、 前記増減数に所定の発生熱量を乗じて前記環境制御対象
    領域の発生熱増減量を求め、この発生熱増減量に基づい
    て、前記環境調節手段が行う前記環境制御対象領域の温
    度調節動作を制御することを特徴とする請求項1または
    請求項3に記載の環境制御システム。
  5. 【請求項5】 前記無線端末は、 温度に係る体感情報を設定可能な体感情報設定手段を備
    え、 前記環境制御装置は、 前記体感情報設定手段に設定された体感情報を取得し、
    この体感情報の集計結果に基づいて、前記環境調節手段
    が行う前記環境制御対象領域の温度調節動作を制御する
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の環境
    制御システム。
  6. 【請求項6】 環境制御対象領域の環境を調節可能な環
    境調節手段を備えた環境制御システムにおける環境制御
    方法であって、 携帯可能な無線端末の位置を特定可能な位置情報を取得
    する過程と、 この位置情報に基づいて前記無線端末が位置する前記環
    境制御対象領域を特定する過程と、 前記環境制御対象領域内に位置する前記無線端末の増減
    数を求める過程と、 この増減数に基づいて、前記環境調節手段が行う前記環
    境制御対象領域の環境調節動作を制御する過程と、を含
    むことを特徴とする環境制御方法。
  7. 【請求項7】 環境制御対象領域の環境を調節可能な環
    境調節手段を備えた環境制御システムにおける環境制御
    方法であって、 携帯可能な無線端末の位置を特定可能な位置情報を取得
    する過程と、 この位置情報に基づいて前記無線端末が位置する前記環
    境制御対象領域を特定する過程と、 前記無線端末に設定された体感情報を取得する過程と、 前記環境制御対象領域に係る前記体感情報を集計する過
    程と、 この集計結果に基づいて、前記環境調節手段が行う前記
    環境制御対象領域の環境調節動作を制御する過程と、を
    含むことを特徴とする環境制御方法。
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