JPH0727397A - 空気調和システム - Google Patents

空気調和システム

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JPH0727397A
JPH0727397A JP5168836A JP16883693A JPH0727397A JP H0727397 A JPH0727397 A JP H0727397A JP 5168836 A JP5168836 A JP 5168836A JP 16883693 A JP16883693 A JP 16883693A JP H0727397 A JPH0727397 A JP H0727397A
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JP
Japan
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humidity
unit
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optimum
human body
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Application number
JP5168836A
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English (en)
Inventor
Yasuko Miyazaki
靖子 宮崎
Takahiro Murayama
高洋 村山
Toshio Kasada
利雄 笠田
Sakuo Sugawara
作雄 菅原
Takane Suzuki
たかね 鈴木
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 人の存在や温度調節機の運転モードに対応し
た最適環境にきめ細かく制御することができる空気調和
システムを得る。 【構成】 人体の存在を検出する人体検出部101と、
人体検出部101からの情報と温度調節機の運転モード
とから最適湿度を決定する最適湿度決定部105と、湿
度調節機によって調節される湿度の目標値を設定する湿
度設定部203と、最適湿度決定部105で決定された
最適湿度情報に基づいて湿度設定部203によって設定
された湿度の目標値を補正する設定湿度補正部205
と、室内の湿度を検出する湿度検出部207と、湿度検
出部207が検出する湿度と設定湿度補正部205によ
り補正された湿度の目標値との差により、加湿量を制御
する加湿量制御部209とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷暖房機等の温度調節
機と加湿器等の湿度調節機とを組合せて総合的な空調環
境をコントロールする温度調節機と湿度調節機による空
気調和システムに関する。
【0002】
【従来の技術】冷暖房機等の空調機は、環境を快適に保
ち、快適な生活を実現するために使用するものである。
ところで、人が暑い寒いなどと感じる温熱感覚は、人体
からの放熱量と産熱量のバランスにより、決定される。
そして、人体からの放熱量は温度、湿度、輻射及び気流
のいわゆる温熱4要素によって決まるので、これら温熱
4要素により温熱感覚が決定されることになる。従っ
て、空調機は温熱4要素の全てを制御して快適な環境を
つくるのが理想的であるが、現在の空調機が制御できる
要素は、温度が主であり、他の要素は、温度制御をする
ための手段として利用されているにすぎないことが多
い。このため、温度以外の要素を制御するために温度制
御機器以外の環境要素制御機器を組合せて使用すること
が一般的に行われている。
【0003】しかし、複数の機器を組合せて使用する場
合には、それぞれの機器を別々に操作する必要があり、
操作性が悪くなる。これを改善するための装置として、
例えば、特公平4−35116号公報に示された空気調
和システムがある。図14は、このような従来の空気調
和システムの送信制御装置の制御回路のブロック図であ
る。以下図14に基づいて、従来の空気調和システムの
構成を説明する。図において、61はマイクロコンピュ
ータ、62はセンサ、スイッチ等を含む入力源、63は
マイクロコンピュータ61のシステムクロック部、64
は圧縮機、ファンモータ、弁等の空気調和制御に使用す
るアクチュエータ部、65は赤外光出力を有するワイヤ
レス送信部、66はワイヤレス送信部65のシステムク
ロック部である。マイクロコンピュータ61は入力源6
2からの入力情報に基づいて、加湿器等のON,OFF
を決定する基礎データを作成し、基礎データ出力部67
を介して基礎データをワイヤレス送信部65へ出力す
る。ワイヤレス送信部65は、マイクロコンピュータ6
1から送信タイミング出力部68を介して入力される送
信タイミング信号に基づいて、前記基礎データを加湿器
等へ送信する。
【0004】図15は上記従来の空気調和システムの送
信制御に関するフローチャートであり、これに示したフ
ローが一定時間毎に繰り返される。以下、図15に基づ
いて従来の送信制御を説明する。ワイヤレス送信部65
は基礎データのON−OFFを判定し(S71)、判定
結果がONの場合には、今回の判定結果が前回の判定結
果と同一であるかを判定し(S72)、同一であると判
定された場合は一定時間経過後に(S73)、異なると
判定された場合には直ちに、ON信号を加湿器等へ送信
する(S74)。ON信号を発信した後にタイマをリセ
ットして再度タイマをスタートして(S75)、再びS
71へ戻る。S71の判定において、判定結果がOFF
の場合には、今回の判定結果が前回の判定結果と同一で
あるかを判定し(S76)、同一であると判定された場
合は一定時間経過後に(S77)、異なると判定された
場合には直ちに、OFF信号を加湿器等へ送信する(S
78)。OFF信号を発信後、S75へ進む。以上の処
理を繰り返すことによって、環境等の変化に応じて加湿
器等をON−OFF制御し、総合的な空気調和システム
を実現している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の空気調
和システムでは、加湿器等を単にON/OFF制御して
いるにすぎないため、暖房機の暖房状態や人の存在の有
無により常時変化する最適環境にきめ細かく制御するこ
とはできない。
【0006】また、近年の空調機は、居住者を快適にす
るだけではなく、家屋の保全や、生活シーンに合致する
様々な運転モードを有している。例えば、壁面にカビが
発生するのを防ぐカビガードモード、室内の洗濯物の乾
燥を行うランドリーモード、睡眠に適した睡眠モード等
である。従って、加湿器等が制御する湿度の目標値も、
上記の空調機の運転モードにより異なるので、空調機の
運転モードの変更に応じて加湿器等の設定値の変更操作
をする必要があり、このような場合には人が操作しなけ
ればならず操作が煩雑である。
【0007】さらに、上記のカビガードモードのような
家屋保全を目的にした運転モードでは、在室者は決して
快適ではなく、家屋保全の新モードにでは、在室者を犠
牲にしているという一面がある。
【0008】本発明はかかる課題を解消するためになさ
れたもので、人の存在や温度調節機の運転モードに対応
した最適環境にきめ細かく制御することができ、心地良
く、使い易く、経済的な空気調和システムを得ることを
目的としている。
【0009】また、在室者の意思を尊重して最適環境に
きめ細かく制御することができる空気調和システムを得
ることを目的としている。
【0010】さらに、不要な加湿を抑制し、不快な結露
を抑えて最適環境にきめ細かく制御することができる空
気調和システムを得ることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る空気調和シ
ステムは、人体の存在を検出する人体検出部と、該人体
検出部からの情報と温度調節機の運転モードとから最適
湿度を決定する最適湿度決定部と、湿度調節機によって
調節される湿度の目標値を設定する湿度設定部と、前記
最適湿度決定部で決定された最適湿度情報に基づいて前
記湿度設定部によって設定された湿度の目標値を補正す
る湿度補正部と、室内の湿度を検出する湿度検出器と、
該湿度検出器が検出する湿度と前記湿度補正部により補
正された湿度の目標値との差により、湿度を制御する湿
度制御部とを有するものである。
【0012】また、人体の存在を検出する人体検出部
と、前記人体検出部からの情報と暖房機の運転モードと
から最適湿度を決定する最適湿度決定部と、加湿器によ
って調節される湿度の目標値を設定する湿度設定部と、
前記最適湿度決定部で決定された最適湿度情報により前
記湿度設定部により設定された湿度の目標値を補正する
湿度補正部と、室内の湿度を検出する湿度検出器と、該
湿度検出器が検出する湿度と前記湿度補正部により補正
された湿度の目標値との差により、湿度を制御する湿度
制御部とを有するものである。
【0013】さらに、複数の運転モードを有する暖房機
及び湿度の目標値を設定する湿度設定部を有する加湿器
を有し、前記暖房機は、人体の存在を検出する人体検出
部と、該人体検出部が検出した人体検出情報と暖房機の
運転モードとから最適湿度を決定する最適湿度決定部
と、該最適湿度決定部によって決定された最適湿度情報
を加湿器の制御情報として発信する情報発信部とを備
え、前記加湿器は、室内の湿度を検出する湿度検出部
と、前記情報発信部から発信される制御情報を受信する
情報受信部と、該情報受信部が受信した制御情報に基づ
いて、湿度設定部により設定された湿度の目標値を補正
する湿度補正部と、該湿度補正部によって補正された湿
度の目標値と前記湿度検出部が検出する湿度との差によ
り、湿度を制御する湿度制御部とを備えたものである。
【0014】また、加湿器は、暖房機によって決定され
た最適湿度情報に基づくシステム運転が可能な状態にす
るか、または、加湿器で設定された設定値による単独運
転が可能な状態にするかを切換える切換スイッチを備え
たものである。また、加湿器は、システム運転が可能な
状態で湿度制御情報を受信したとき、所定時間システム
運転表示をする表示部を備えたものである。
【0015】さらに、暖房機の情報発信部は、人体検出
部が人の存在を検出した場合は加湿器の運転開始または
運転継続情報を発信し、人体検出部が人の不在を検出し
た場合は、その時から所定時間後に加湿器の運転停止情
報を発信するようにしたものである。
【0016】
【作用】上記のように構成された空気調和システムにお
いて、人体検出部は人体の存在を検出し、最適湿度決定
部は人体検出部からの情報と温度調節機の運転モードと
から最適湿度を決定する。湿度設定部は湿度調節機によ
って調節される湿度の目標値を設定し、湿度補正部は最
適湿度決定部で決定された最適湿度情報に基づいて、湿
度設定部によって設定された湿度の目標値を補正する。
湿度制御部は、湿度検出器が検出する湿度と、湿度補正
部により補正された湿度の目標値との差により、湿度を
制御する。
【0017】また、請求項3に記載した暖房機の情報発
信部は、最適湿度決定部によって決定された最適湿度情
報と、人体検出部が検出した人体検出情報とを加湿器の
制御情報として発信する。また、加湿器の情報受信部
は、情報発信部から発信される制御情報を受信し、湿度
補正部へ出力する。
【0018】また、請求項4に記載した切換スイッチ
は、加湿器を、暖房機によって決定された最適湿度情報
に基づくシステム運転が可能な状態にするか、または、
加湿器で設定された設定値による単独運転が可能な状態
にするか、いずれか一方に切換える。請求項5に記載し
た表示部は、加湿器がシステム運転の可能な状態で湿度
制御情報を受信したとき、所定時間システム運転表示を
する。
【0019】また、請求項6に記載した暖房機の情報発
信部は、人体検出部が人の存在を検出した場合は加湿器
の運転開始または運転継続情報を発信し、人体検出部が
人の不在を検出した場合は、その時から一定時間後に加
湿器の運転停止情報を発信する。そして、加湿器は、暖
房機からの制御情報を受信すると、その情報に基づいて
駆動制御する。
【0020】
【実施例】
実施例1.図1は、本発明の一実施例の基本的構成を示
す機能ブロック図である。本実施例では温度調節機とし
て暖房機を、湿度調節機として加湿器をそれぞれ例に挙
げて説明する。図において、100は暖房機が有する空
気調和システムの制御に関するブロックであり、200
は加湿器が有する空気調和システムの制御に関するブロ
ックである。まず、暖房機のブロック100から説明す
る。101は人の存在の有無を検出する人体検出部であ
り、人体検出部101は人体を検知する人体センサ、A
/D変換器などから構成されている。103は暖房機の
運転モード情報が記憶されるモード情報部、105は人
体検出部101とモード情報部103の情報から最適湿
度情報を決定する最適湿度決定部であり、最適湿度決定
部105はマイクロコンピュータを用いて構成できる。
107は最適湿度決定部105が発信する湿度制御情報
を加湿器へ送信する赤外線発光ダイオードなどを有する
情報発信部である。
【0021】次に、加湿器のブロック200を説明す
る。201は情報発信部107から送信された湿度制御
情報を受信する情報受信部、203は使用者が好みの湿
度を設定する湿度設定部、205は湿度設定部203で
設定された設定値を情報受信部201で受信した湿度制
御情報によって補正する設定湿度補正部である。207
は室内の湿度を検知して出力する湿度検出部であり、湿
度検出部207は湿度センサとA/D変換器等から構成
されている。209は湿度検出部207が検出した湿度
と、設定湿度補正部205により補正された補正湿度と
を比較して、部屋の湿度が補正湿度になるように後述す
る加湿部211の加湿量を制御する加湿量制御部、21
1は超音波発信素子、ヒーターなどから構成される加湿
部である。なお、上記の設定湿度補正部205と加湿量
制御部209はマイクロコンピュータを用いて構成でき
る。
【0022】図2は上記の暖房機が有する空気調和シス
テムの制御に関するブロック100を、マイクロコンピ
ュータを用いて構成した場合の一実施例の概略を示すブ
ロック図である。図において、1は暖房機の運転スイッ
チ、3は暖房機が設置されている部屋の在室者を検出す
る人体検出センサである。10は上記の最適湿度決定部
105を構成すると共に、暖房機の制御、空気調和シス
テムの制御等を行うマイクロコンピュータであり、入力
回路11、CPU13、メモリ15、出力回路17を有
している。5は出力回路17から出力される信号に基づ
いて制御情報を発信する情報発信部である。
【0023】図3は加湿器が有する空気調和システム制
御に関するブロック200を、マイクロコンピュータを
用いて構成した場合の一実施例の概略を示すブロック図
である。図において、20は加湿器の運転スイッチ、2
3は情報発信部5が発信する制御情報を受信する情報受
信部、25は使用者が希望する湿度を設定する湿度設定
入力部、27は湿度センサ、A/D変換器から構成され
る湿度検出器である。30は上記の設定湿度補正部20
5と加湿量制御部209を構成すると共に、加湿器の制
御、空気調和システムの制御等を行うマイクロコンピュ
ータであり、入力回路31、CPU33、メモリ35、
出力回路37を有している。29は出力回路37からの
信号に基づいて加湿量の調整を行う加湿部である。
【0024】図4は、最適湿度決定部105の湿度決定
の一例を示すものである。マイクロコンピュータ10で
実現される最適湿度決定部105は、人体検出部101
とモード情報部103からの情報に基づいて最適湿度の
決定を行うのである。例えば、暖房機の運転モードが通
常暖房で人が存在する場合には、最適湿度は50%と決
定され、同じモードで人が不在の場合には、結露を防ぐ
ため最適湿度は30%と決定される。また、運転モード
がカビガードモードの場合には、湿度は低く保つことが
望ましいが、人が存在するときは人の健康を考慮する必
要があり、人が不在のときより少し高めが良い。そこ
で、例えば、人が不在のときは最適湿度は30%、人が
存在するときは最適湿度は40%と決定する。また、運
転モードがランドリーモードの時はカビガードモードと
同一の決定である。
【0025】次に、加湿器の制御動作について説明す
る。情報受信部201は暖房機からの湿度制御情報を受
信すると、その受信情報を設定湿度補正部205へ出力
する。設定湿度補正部205は使用者が湿度設定部20
3で設定した設定湿度を、予め決められた規則に従って
補正する。設定湿度の補正は、例えば、設定湿度が60
%で湿度制御情報が40%の場合には、これらの値の単
純平均をとり、(60+40)÷2=50%とするよう
に補正する。なお、補正の規則は、単純平均に限られる
ものではなく、製品の特性等を考慮して自由に決定する
ことができる。
【0026】設定湿度補正部205は、補正した湿度情
報を加湿量制御部209へ出力する。加湿量制御部20
9は、設定湿度補正部205から出力された湿度情報
と、湿度検出部207が検出した室内湿度を比較して、
室内湿度が補正された湿度になるように加湿量を決定
し、加湿部211の制御を行う。加湿量制御部209に
よる加湿部211の制御方法は、一般的に用いられてい
るPID制御、ファジー制御など、どの方法でもよい。
上記の一連の動作によって、暖房機の情報発信部107
から発信された湿度制御情報により、使用者が設定した
設定湿度が補正され、暖房機の運転モードや人の存在の
有無を考慮した湿度制御が行われる。すなわち、きめ細
かく生活シーンに合致した快適で省エネルギーな環境が
実現できるのである。
【0027】また、最適湿度決定部105は、外気温度
から露点温度を演算し、壁や窓に結露がないような最適
湿度を決定するように構成することもできる。また、暖
房機側に湿度検出器を設け、最適湿度決定部105が検
出された湿度に基づいて、健康で快適な湿度を決定する
ように構成してもよい。
【0028】なお、上記実施例においては、説明のため
各制御機器の設置位置を特定して説明したが、本発明は
これに限定されるものではなく、各制御機器の設置位置
はとくに限定されず、例えば、人体検出部101は加湿
器側に設置してもよい。また、上記実施例では温度調節
機として暖房機を、湿度調節機として加湿器をそれぞれ
例に挙げて説明したが、本発明はこれに限られるもので
はなく、例えば、冷房機と除湿器との関係においても、
人体検出部の情報と運転モードとから最適湿度を決定し
てシステム化することもできる。
【0029】実施例2.空調機器はシステム化を行うこ
とにより高価となるため、システム全体をセットで発売
されることは少なく、使用者が必要に応じて必要な機器
を追加で購入するのが一般的である。そして、例えば、
暖房機を購入した人が他の環境要素制御機器(例えば、
加湿器等)を必要であると感じるのは、暖房機が購入さ
れたシーズンであることは少なく、暖房機購入後1年か
ら2年以上経過したときであると考えられる。従って、
これらをシステム制御するには暖房機と加湿器等は共
に、制御情報の形態、内容などが統一されている必要が
ある。しかし、暖房機や加湿器は、その本質的機能は同
じであるがその他の特徴的機能は、その製品の製造年や
グレードにより異なる。例えば、高級品はいろいろなセ
ンサを搭載し、便利な機能がつくが、普及品はセンサの
種類や数を限定し本質的機能が中心となる。また、製品
開発は毎年行われており、機能の変更される可能性は大
きい。そこで、本実施例では、加湿器を制御する制御情
報を概念的な情報にすることによって、空調機器の製造
年、製品のグレード等に拘らず、システム制御ができる
ようにしたものである。
【0030】また、室内湿度に対する使用者の快・不快
の感覚は使用者によって異なることから、室内湿度は使
用者の好みを優先するために、本実施例では使用者が自
らの好みで設定した湿度設定値を基準にして湿度制御で
きるようにしている。
【0031】以下、具体例を図5に基づいて説明する。
例えば、運転モードが通常暖房モードで人が存在する場
合には、室内湿度は使用者の好みを優先させるために、
『そのまま』と決定する。運転モードがカビガードモー
ドまたはランドリーモードの場合でも同様の決定をす
る。運転モードが通常暖房モードで人が不在の場合に
は、使用者の好みを考慮する必要は無く、結露を防ぐた
め『すこし下げる』と決定する。また、運転モードがカ
ビガードモードの場合には、湿度はさらに低湿に保つこ
とが望ましいので、人が不在の時は『大きく下げる』と
決定する。また、運転モードがランドリーモードの場合
には、湿度は低湿に保つことが望ましいことからカビガ
ードモードと同一の決定をする。なお、本実施例におい
ても、最適湿度決定部105は外気温度から露点温度を
演算し、壁や窓に結露がないような最適な湿度を決定す
ることもできる。
【0032】次に、本実施例における加湿器の制御動作
について説明する。基本的な動作については実施例1で
説明したのと同様であるので、設定湿度補正部205に
おける補正の方法についてのみ説明する。設定湿度補正
部205は、情報受信部201が受信した湿度制御情報
が『そのまま』の場合には、なんら補正を行わない。ま
た、例えば設定湿度が60%で湿度制御情報が『すこし
下げる』の場合には、例えば設定湿度を60%から10
%だけ下げて、60−10=50%になるように補正す
る。なお、『すこし下げる』という情報に対し、10%
下げるのではなく、例えば5%でも15%等の適当な値
を設定することもできる。すなわち、これらの値は使用
する加湿器の性能や実際の使用状態を想定して加湿器ご
とに決めることができる。
【0033】本実施例によれば、暖房機の情報発信部1
07から発信される概念的な湿度制御情報により、使用
者が設定する設定湿度が適宜補正され、在室時には在室
者の好みの湿度に、不在時には暖房機の運転モードに応
じた最適湿度に制御される。また、暖房機から発信され
る制御情報を概念的な情報にしたので、発信された制御
情報に対する加湿器の制御方法を使用する加湿器の性能
等に応じて加湿器側で適宜設定でき、加湿器の製造年、
製品のグレード等に拘らず、システム制御が可能にな
る。
【0034】実施例3.次に、実施例2に示した最適湿
度決定部105の湿度決定の他の例を図6に基づいて説
明する。本実施例における湿度決定においては、実施例
2で説明した『そのまま』『すこし下げる』といった湿
度情報に代えて、相対湿度の変化量で表現した点が実施
例2と異なる。以下、具体例を図6に基づいて説明す
る。例えば、運転モードが通常暖房モードで人が存在す
る場合には、室内湿度は使用者の好みを優先させるため
に、『0%』と決定する。運転モードがカビガードモー
ドまたはランドリーモードの場合でも同様である。運転
モードが通常暖房モードで人が不在の場合には、使用者
の好みを考慮する必要は無く、結露を防ぐため『−10
%』と決定する。また、運転モードがカビガードモード
の場合には、湿度は低湿に保つことが望ましいので、人
が不在の時は『−20%』と決定する。また、運転モー
ドがランドリーモードの場合には、湿度は低湿に保つこ
とが望ましいことからカビガードモードと同一の決定を
する。
【0035】なお、本実施例においても、最適湿度決定
部105は外気温度から露点温度を演算し、壁や窓に結
露がないような最適な湿度を決定することもできる。ま
た、暖房機が湿度センサを搭載することにより、在室者
の健康を考慮した湿度情報を決定することもできる。
【0036】以下、本実施例の加湿器の制御動作につい
て説明する。基本的な動作については実施例1で説明し
たのと同様であるので、設定湿度補正部205における
補正の方法についてのみ説明する。設定湿度補正部20
5は、情報受信部201が受信した湿度制御情報が『0
%』の場合には、なんら補正を行わない。また、例えば
設定湿度が60%で湿度制御情報が『−10%』である
場合には、60−10=50%という演算により設定湿
度が50%になるように補正する。なお、設定湿度補正
部205は常に湿度制御情報に基づいて設定湿度を補正
するのではなく、設定湿度を考慮して湿度補正をするよ
うにしてもよい。すなわち、例えば、設定湿度が30%
のように設定湿度が所定の値より低い場合には、湿度制
御情報が『−10%』であっても設定湿度を補正しない
ようにする。逆に、設定湿度が70%のように設定湿度
が所定の値より高い場合には、湿度制御情報が『−10
%』であっても、この値にさらに−5%を加えて設定湿
度を15%下げるように制御する。上記の所定の値は予
め使用する加湿器の性能や実際の使用状態を考慮して加
湿器ごとに決めることができる。
【0037】本実施例によれば、実施例2と同様に在室
者の好みの湿度を優先して最適湿度に制御される。ま
た、暖房機から発信される制御情報が加湿器によって設
定された設定値を基準にする制御情報であるので、発信
された制御情報に対する加湿器の制御方法を使用する加
湿器の性能等に応じて適宜設定でき、加湿器の製造年、
製品のグレード等に拘らず、システム制御が可能にな
る。
【0038】実施例4.図7は本発明の他の実施例の基
本的構成を示す機能ブロック図である。図において、実
施例1の図1に示した構成と同一部分には同一符号を付
し説明を省略する。図において、300は暖房機が有す
る空気調和システムの制御に関するブロックであり、4
00は加湿器が有する空気調和システムの制御に関する
ブロックである。まず、暖房機に関するブロック300
から説明する。301は人体検出部101とモード情報
部103からの情報に基づいて、予め決められた規則に
従って加湿器のON/OFFを決定する加湿器ON/O
FF決定部である。加湿器のON/OFFの決定は、例
えば、運転モードが暖房モードのときはONするように
する。303は、最適湿度決定部105の湿度制御情報
と加湿器ON/OFF決定部301の情報を合成する情
報合成部である。図8は情報合成部303で合成された
情報の構成を説明する説明図である。合成された情報
は、図8に示すようにヘッダーと呼ばれる会社・機種を
区別するコードとチェックサムと呼ばれるコードの間
に、湿度制御情報と加湿器のON/OFF情報が挟まれ
た構成となる。
【0039】次に、加湿器に関するブロックについて説
明する。401は情報受信部201が受信した情報を湿
度制御情報と加湿器のON/OFF制御情報に分離する
情報分離部、403は情報分離部401で分離された加
湿器のON/OFF制御情報に基づいて加湿器の運転制
御を行う運転制御部である。設定湿度補正部205は情
報分離部401で分離された湿度制御情報に基づいて、
湿度設定値を実施例1で説明したのと同様の方法で補正
する。
【0040】以下、本実施例の加湿器の制御動作につい
て説明する。暖房機の情報発信部107から発信される
合成情報は情報受信部201で受信され、情報分離部4
01で加湿器ON/OFF情報と湿度制御情報に分離さ
れる。運転制御部403は加湿器ON/OFF情報がO
FFの場合には、直ちに加湿部211へ運転停止信号を
発信し、加湿部211の運転を停止する。加湿器ON/
OFF情報がONの場合は、運転制御部403が加湿部
211へON情報を発信すると共に、設定湿度補正部2
05が湿度制御情報に基づいて、実施例1で説明したの
と同様の方法により、湿度設定値を補正する。本実施例
によれば、設定湿度の補正に加えて加湿器のON/OF
F制御も可能となるので、例えば、使用者の操作ミスに
よる加湿器のON/OFFを是正することができる。
【0041】実施例5.図9は本発明の他の実施例の基
本的構成を示す機能ブロック図であり、500は暖房機
に関するブロック、600は加湿器に関するブロックで
ある。図において、実施例1の図1または実施例4の図
4に示した構成と同一部分には同一符号を付し説明を省
略する。501は人体検出部101とモード情報部10
3からの情報に基づいて、最適湿度決定部105で決定
された湿度情報の有効時間を生成する有効時間情報生成
部である。有効時間の生成は、予め設定された時間、例
えば5分,10分,30分,60分等から、入力される
情報に基づいて予め決められた規則に従って最適の時間
を選択することによって行う。503は最適湿度決定部
105の湿度制御情報と有効時間情報生成部501の有
効時間情報を合成する情報合成部である。合成された情
報は、図10に示すようにヘッダーととチェックサムの
間に、湿度制御情報と有効時間情報が挟まれた構成とな
る。
【0042】601は情報受信部201が受信した情報
を湿度制御情報と有効時間情報に分離する情報分離部、
603は情報分離部601で分離された有効時間情報に
より加湿器の制御を行う有効時間制御部である。
【0043】以下、本実施例の加湿器の制御動作につい
て説明する。暖房機の情報発信部107から発信される
合成情報は情報受信部201で受信され、情報分離部6
01で有効時間情報と湿度制御情報に分離される。設定
湿度補正部205は分離された湿度制御情報に基づい
て、実施例1で説明したのと同様の方法により、湿度設
定値を補正する。一方、有効時間制御部603は有効時
間情報に基づいて、設定湿度補正部205が湿度制御情
報に基づいて湿度補正を行う時間を制御する。すなわ
ち、有効時間制御部603は有効時間情報を受信すると
同時に時間のカウントを開始し、カウント時間が有効時
間情報に示された時間になると、設定湿度補正部205
による補正を停止するよう指示する。設定湿度補正部2
05による補正が停止されると、加湿部211は使用者
が設定した設定湿度によって運転を行う。
【0044】本実施例によれば、設定湿度の補正を各条
件によって決定される有効時間行うようすることができ
るので、システム運転中に情報通信がエラーを発生した
り、また、暖房機が運転を中止した場合であっても湿度
制御情報に基づくシステム運転を有効時間内継続するこ
とができる。
【0045】なお、上記実施例では湿度補正の場合につ
いて述べたが、例えば、加湿器が複数の運転モードを有
しており、この運転モードを暖房機から発信される制御
情報により補正変更して運転するシステムにおいて、有
効時間中は補正された運転モードで運転し、有効時間が
経過すると補正前の運転モードに戻るような制御をする
こともできる。
【0046】実施例6.図11は本発明の他の実施例の
構成を示すブロック図である。図において、実施例1の
図3と同一部分には同一符号を付し説明を省略する。機
能ブロック図は実施例5の図9と基本的に同一であり省
略する。41は情報受信部23が受信する情報を有効に
するか無効にするかを切換える切換スイッチであり、切
換スイッチ41は使用者によって操作され、スイッチが
ONの場合は有効、スイッチがOFFの場合は無効とす
る。43は加湿器がシステム運転に入っているかどうか
を表示するランプなどから成る表示部である。
【0047】図12は本実施例のマイクロコンピュータ
30の制御フローチャートであり、このフローが一定時
間毎に繰り返される。以下、図8及び図9に基づいて制
御の流れを説明する。情報受信部23によって湿度制御
情報が受信されると(S101)、受信された湿度制御
情報はマイクロコンピュータ30に送信される。マイク
ロコンピュータ30は湿度制御情報の受信の有無を確認
し(S103)、湿度制御情報の受信が有った場合は、
切換スイッチ41のON−OFF及び湿度制御情報が正
常がどうかを確認する(S105)。S105の確認に
おいて切換スイッチ41がONであり、かつ、湿度制御
情報が正常であれば、タイマをリセットし(S10
7)、タイマのカウントを開始する(S109)。タイ
マに設定された一定時間が経過したかどうかの判定を行
い(S111)、未経過であればランプ点灯の点灯フラ
グをONする(S113)。そして、システム運転表示
部43のランプをON(点灯)し(S115)、S10
1で受信された湿度制御情報に基づいてシステム制御を
開始する(S117)。
【0048】S103の判断において、湿度制御情報の
受信が無いと判断された場合は、点灯フラグのON−O
FFを確認し(S119)、点灯フラグがONの場合に
はS109に進む。一方、S119の判断において、点
灯フラグがOFFの場合にはシステムランプをOFFし
(S121)、点灯フラグをOFFし(S123)、さ
らに、システム制御を解除する(S125)。S105
の判断において、切換スイッチ41がOFF、または、
湿度制御情報が異常であれば、S119へ進む。S11
1の判断において、一定時間が経過したと判断された場
合には、S121へ進む。
【0049】以上の制御を一定時間毎に繰り返し行うこ
とによって、湿度制御情報受信後、一定時間はシステム
ランプを点灯してシステム制御を行うことになる。そし
て、有効な湿度制御情報の受信がないまま一定時間が経
過すると、S111からS121へ制御が進むことによ
り、表示部43に相当するシステムランプをOFFし、
点灯フラグをOFFし、さらにシステム制御を解除す
る。なお、システム制御の解除は、設定湿度補正部20
5による湿度補正を零にし、または、システム制御前の
運転に戻す等によって行う。本実施例によれば、使用者
はシステムランプによってシステム運転の確認を容易に
でき、また、切換スイッチ41によってシステム制御と
加湿器の単独制御とを自由に選択することができる。
【0050】実施例7.図13は、本発明の他の実施例
である暖房機の制御フローチャートであり、本実施例で
はこのフローが一定時間毎に繰り返される。回路構成は
図2に示したものと同一であり説明は省略する。以下、
図2及び図10に基づいて本実施例を説明する。人体検
出センサ3で人体の存在が検出されると(S201)、
加湿器のON情報を発信し(S203)、さらに、人体
フラグをONし(S205)、タイマーのリセットを行
う(S207)。S201の判断において、人体の不在
が検出された場合は人体フラグのON−OFFを判断し
(S209)、人体フラグがONの場合はタイマのカウ
ントを開始する(S211)。そして、一定時間経過し
たかどうかを判断し(S213)、未経過の場合には加
湿器のON情報を発信する(S215)。また、S20
9の判断において、人体フラグがOFFの場合は、加湿
器のOFF情報を発信し(S217)、人体フラグをO
FFする(S219)。また、S213の判断におい
て、一定時間が経過したと判断された場合には、S21
7へ進む。
【0051】以上の制御を一定時間毎に繰り返して行う
ことによって、人体の存在が検出されてから一定時間
は、加湿器のON情報が発信され、人体の不在が確認さ
れてから人体の存在が検出されないまま一定時間経過す
ると、加湿器のOFF情報が発信される。このような制
御により、人の不在時の加湿を制限することができ、家
屋に有害で不快な結露を防ぐことができる。
【0052】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、在室者
の有無と温度調節機の運転モード情報に基づいて最適湿
度を決定し、この最適湿度に基づいて湿度調節機の設定
値を補正するようにしたので、人の存在や温度調節機の
運転モードを考慮したきめ細かい環境制御が煩雑な操作
をすることなく容易にできる。
【0053】また、請求項4記載の発明によれば、シス
テム運転表示をする表示部と、加湿器をシステム運転を
するか、単独運転をするかを切換える切換スイッチとを
設けたので、使用者がシステム運転の確認と選択を容易
かつ自由にでき、使用者の意思を尊重した最適環境にき
め細かく制御することができる。
【0054】さらに、請求項5記載の発明によれば、人
の不在が検出されてから一定時間後に加湿器を停止する
ようにしたので、不要な加湿を抑制し、不快な結露を抑
えて最適環境を実現できると共に、省エネルギーに資す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の機能ブロック図である。
【図2】本発明の実施例1の暖房機に関する回路構成図
である。
【図3】本発明の実施例1の加湿器に関する回路構成図
である。
【図4】本発明の実施例1による最適湿度決定の一例を
説明する説明図である。
【図5】本発明の実施例2による最適湿度決定の一例を
説明する説明図である。
【図6】本発明の実施例3による最適湿度決定の一例を
説明する説明図である。
【図7】本発明の実施例4の機能ブロック図である。
【図8】本発明の実施例4の情報合成部303で合成さ
れた情報の構成を説明する説明図である。
【図9】本発明の実施例5の機能ブロック図である。
【図10】本発明の実施例5の情報合成部503で合成
された情報の構成を説明する説明図である。
【図11】本発明の実施例6の暖房機に関する回路構成
図である。
【図12】本発明の実施例6の制御フローチャートであ
る。
【図13】本発明の実施例7の制御フローチャートであ
る。
【図14】従来の空気調和システムの送信制御装置の制
御回路のブロック図である。
【図15】従来の空気調和システムの送信制御装置の制
御フローチャートである。
【符号の説明】
41 切換スイッチ 43 表示部 105 最適湿度決定部 101 人体検出部 103 モード情報部 107 情報発信部 201 情報受信部 203 湿度設定部 205 設定湿度補正部 207 湿度検出部 209 加湿量制御部 211 加湿部 301加湿器ON/OFF決定部 303,503 情報合成部 401,601 情報分離部 403 運転制御部 603 有効時間制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅原 作雄 鎌倉市大船二丁目14番40号 三菱電機株式 会社生活システム研究所内 (72)発明者 鈴木 たかね 鎌倉市大船二丁目14番40号 三菱電機株式 会社生活システム研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体の存在を検出する人体検出部と、 該人体検出部からの情報と温度調節機の運転モードとか
    ら最適湿度を決定する最適湿度決定部と、 湿度調節機によって調節される湿度の目標値を設定する
    湿度設定部と、 前記最適湿度決定部で決定された最適湿度情報に基づい
    て前記湿度設定部によって設定された湿度の目標値を補
    正する湿度補正部と、 室内の湿度を検出する湿度検出器と、 該湿度検出器が検出する湿度と前記湿度補正部により補
    正された湿度の目標値との差により、湿度を制御する湿
    度制御部とを有することを特徴とする空気調和システ
    ム。
  2. 【請求項2】 人体の存在を検出する人体検出部と、 前記人体検出部からの情報と暖房機の運転モードとから
    最適湿度を決定する最適湿度決定部と、 加湿器によって調節される湿度の目標値を設定する湿度
    設定部と、 前記最適湿度決定部で決定された最適湿度情報により前
    記湿度設定部により設定された湿度の目標値を補正する
    湿度補正部と、 室内の湿度を検出する湿度検出器と、 該湿度検出器が検出する湿度と前記湿度補正部により補
    正された湿度の目標値との差により、湿度を制御する湿
    度制御部とを有することを特徴とする空気調和システ
    ム。
  3. 【請求項3】 複数の運転モードを有する暖房機、及び
    湿度の目標値を設定する湿度設定部を有する加湿器を有
    し、 前記暖房機は、人体の存在を検出する人体検出部と、該
    人体検出部が検出した人体検出情報と暖房機の運転モー
    ドとから最適湿度を決定する最適湿度決定部と、該最適
    湿度決定部によって決定された最適湿度情報を加湿器の
    制御情報として発信する情報発信部とを備え、 前記加湿器は、室内の湿度を検出する湿度検出部と、前
    記情報発信部から発信される制御情報を受信する情報受
    信部と、該情報受信部が受信した制御情報に基づいて、
    湿度設定部により設定された湿度の目標値を補正する湿
    度補正部と、該湿度補正部によって補正された湿度の目
    標値と前記湿度検出部が検出する湿度との差により、湿
    度を制御する湿度制御部とを備えたことを特徴とする空
    気調和システム。
  4. 【請求項4】 加湿器は、暖房機によって決定された最
    適湿度情報に基づくシステム運転が可能な状態にする
    か、または、加湿器で設定された設定値による単独運転
    が可能な状態にするかを切換える切換スイッチを備えた
    ことを特徴とする請求項3記載の空気調和システム。
  5. 【請求項5】 加湿器は、システム運転が可能な状態で
    湿度制御情報を受信したとき、所定時間システム運転表
    示をする表示部を備えたことを特徴とする請求項3また
    は4記載の空気調和システム。
  6. 【請求項6】 暖房機の情報発信部は、人体検出部が人
    の存在を検出した場合は加湿器の運転開始または運転継
    続情報を発信し、人体検出部が人の不在を検出した場合
    は、その時から所定時間後に加湿器の運転停止情報を発
    信することを特徴とする請求項3、4または5記載の空
    気調和システム。
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