JPH09303840A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPH09303840A
JPH09303840A JP8117846A JP11784696A JPH09303840A JP H09303840 A JPH09303840 A JP H09303840A JP 8117846 A JP8117846 A JP 8117846A JP 11784696 A JP11784696 A JP 11784696A JP H09303840 A JPH09303840 A JP H09303840A
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JP
Japan
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temperature
air
sleep mode
duct
indoor
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Application number
JP8117846A
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English (en)
Inventor
Keizo Akiyama
敬三 秋山
Koichi Kitagawa
晃一 北川
Takashi Doi
隆司 土井
Toshihiko Saito
俊彦 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 暖房運転にしたままであっても快適に就寝で
き、朝の起床時に快適に起床できる空気調和装置を提供
する。 【解決手段】 コンプレッサ運転周波数や室内・室外フ
ァンの回転数や吹き出し方向等の運転条件を、室内環境
の目標値と現在値との偏差により定めると共に、運転モ
ードとして睡眠モードと該睡眠モード以外の通常モード
とを備えた空気調和装置において、前記睡眠モードの目
標値の幅(1℃)を、前記通常モードの目標値の幅(2
℃)より大きくした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和装置に係
り、特に暖房運転時に快適な就寝環境を確保するように
した空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の壁掛け空調機および空気ダクトの
室内側表面をふく射面としたふく射式空調システム[以
下、総称して空気調和装置と記す]における温度の制御
方法は、次のようにしていた。
【0003】設定された室内温度と、室内の実際の温
度(室内実温度)との比較からその差を演算し、前記設
定温度になるように運転を行う。 就寝時(睡眠モード)では室内温度を低くシフトする
のが一般的であるが、その際の設定温度のシフトは、固
定した時間に固定した温度値へのシフトを行っていた。 タイマにより設定された時間の経過後に運転を停止
し、運転を開始する設定のみであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
空気調和装置が採用していた制御方法では次のような問
題点があった。
【0005】空気調和装置を暖房運転したまま就寝す
ると喉が乾いたり、鼻が乾燥したりする。この原因は、
睡眠時の空気温度が高すぎると呼吸温度が高くなるため
である。 かかる不都合を防止するために空気調和装置を停止す
ると、起床時の冷え込み、寝床内と寝室の温度差が大き
いこと、多くの布団を使用したことによる布団重量の増
加等によって、血圧が上昇する原因となる。特に高年齢
の老人には健康上の障害を与え、脳卒中などの原因とな
ることがある。
【0006】暖房制御中の気流吹き出し方向が下方向
を向いているため、居住空間に気流が吹き込みドラフト
感があり、不快と感じることがある。睡眠時には、特に
気流に敏感となっているのが一般的だからである。 就寝中、サーモオフ(温度設定に基づくオフ)等の影
響で空気調和装置がオン・オフした場合、吹き出し温度
が大きく変わり、ドラフト感・温冷感が変化し、不快と
感じやすい。 就寝制御の終了後の起床時における運転立ち上げの場
合に、吹き出し温度・風速感の変化によって、目が覚め
てしまう。
【0007】そこで、本発明の目的は、暖房運転にした
ままであっても快適に就寝でき、朝の起床時に快適に起
床できる空気調和装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、コンプレッサ運転周波数や
室内・室外ファンの回転数や吹き出し方向等の運転条件
を、室内環境の目標値と現在値との偏差により定めると
共に、運転モードとして睡眠モードと該睡眠モード以外
の通常モードとを備えた空気調和装置において、前記睡
眠モードの目標値の幅を、前記通常モードの目標値の幅
より大きくしたことを特徴とする。
【0009】請求項1記載の発明によれば、例えば図1
に示すように、通常モード(通常制御)の場合には目標
値の温度幅は±1℃であり、睡眠モード(就寝制御)の
場合には±2℃である。このように±2℃の温度幅があ
れば、コンプレッサの回転周波数は一定に固定されるの
で、コンプレッサのオン・オフ頻度が低くなり、就寝時
の妨げとなる室内温度のハンチング現象が低減する。
【0010】また、請求項2記載の発明は、前記睡眠モ
ード中に、ファン風量を前記通常モードより少なくする
制御とファン風向を前記室内の天井に沿って略水平方向
にする制御の少なくともいずれか一方の制御を行うこと
を特徴とする。請求項2記載の発明によれば、睡眠モー
ド中は、ファン風量を通常モードより少なくする制御と
ファン風向を室内の天井に沿って略水平方向にする制御
の少なくともいずれか一方の制御を行うので、ファン風
量が少なければ床側の就寝者に風が直接当ることがない
ので冷え込みを感じることがなく、また室内上部に形成
された暖気層からのふく射効果により冷え込みを感じさ
せることがない。
【0011】また、請求項3記載の発明は、前記睡眠モ
ード中に、コンプレッサ運転周波数を最低周波数にした
ことを特徴とする。請求項3記載の発明によれば、コン
プレッサの運転周波数が最低周波数なので、コンプレッ
サを継続的に同一周波数で運転することができ、オン・
オフあるいは周波数変動による吹出温度の変化に伴う不
快感を防止することができる。
【0012】また、請求項4記載の発明は、設定された
起床予定時刻の以前に、室内設定温度を睡眠モード時に
設定された温度より上昇させる制御と前記室内の天井に
沿って略水平方向にする制御との両方の制御を行うこと
を特徴とする。請求項4記載の発明によれば、起床予定
時刻以前に睡眠モードの場合より高い温度に制御され、
室内上部に形成された暖気層により天井面が暖められ天
井面のふく射効果により、就寝者に起床時の冷え込みを
感じさせることがない。
【0013】また、請求項5記載の発明は、前記睡眠モ
ード中における設定温度の上限値と下限値とを設定可能
にしたことを特徴とする。請求項5記載の発明によれ
ば、就寝者の要求に応じて設定温度の上限値と下限値と
を設定できる。
【0014】また、請求項6記載の発明は、室内熱交換
器と室内ファンを有する室内機と、該室内機からの吹き
出し空気により室内側表面からふく射空調を行うふく射
ダクトとを備え、運転モードとして睡眠モードと該睡眠
モード以外の通常モードとを備えたふく射式空気調和装
置において、前記睡眠モード中に前記ふく射ダクトのパ
ネル温度を所定の設定温度に保つように制御することを
特徴とする。請求項6記載の発明によれば、室内に気流
を吹き出さず、室内温度を低く抑えながら、パネル面か
らのふく射効果により冷え込みを感じさせることがな
い。
【0015】また、請求項7記載の発明は、睡眠モード
中に前記ふく射ダクトのパネル温度を所定の設定温度幅
を持たせて制御することを特徴とする。請求項7記載の
発明によれば、パネル温度に設定幅があるので、短時間
内のコンプレッサのオン・オフ頻度が少なくなり、就寝
時の妨げとなる室内温度のハンチング現象が少なくな
る。
【0016】また、請求項8記載の発明は、睡眠モード
中に前記ふく射ダクトのパネル温度を所定の設定温度で
運転し、室内空気温度が所定の温度範囲外になった場合
には前記パネル温度に基づいて温度制御を行うことを特
徴とする。請求項8記載の発明によれば、空調負荷が大
きく室内空気温度が所定温度以下に低下した場合には、
ふく射パネル温度の目標値を上昇させ、空調負荷が小さ
く所定温度以上になった場合には、パネル温度の目標値
を低下させる。
【0017】また、請求項9記載の発明は、室内熱交換
器と室内ファンを有する室内機と、該室内機からの吹き
出し空気により室内側表面からふく射空調を行うふく射
ダクトと、前記室内機からの吹き出し空気を、前記ふく
射ダクト経路を通過した後室内に吹き出さずに前記室内
機の吸い込みに戻す天井ダクトと、前記室内機からの吹
き出し空気を、前記ふく射ダクトを通らず直接室内居住
空間に吹き出す直接吹出口と、前記室内機からの吹出空
気を、直接吹出口もしくはふく射ダクトに流路変更する
ダンパと、前記室内機からの吹出空気を、前記ふく射ダ
クト経路を通過した後直接室内居住空間に吹き出すダク
ト吹き出し口と、前記室内機からの吹出空気を、前記ふ
く射ダクト経路を通過した後、前記ダクト吹出口もしく
は天井ダクトに流路変更するダクト吹出口と天井ダクト
ダンパとを備え、運転モードとして睡眠モードと該睡眠
モード以外の通常モードとを備えたふく射式空気調和装
置において、前記睡眠モード中に、パネル温度を所定の
設定温度に保つように運転し、室内温度に応じてふく射
のみの運転とふく射・対流併用運転とのいずれかを選択
可能なことを特徴とする。請求項9記載の発明によれ
ば、室内の温度に応じて最適な空気調和装置の運転を選
択できる。
【0018】また、請求項10記載の発明は、睡眠モー
ド中の起床時に、起床予定時刻の所定時間前にふく射・
対流併用運転を行うことを特徴とする。請求項10記載
の発明によれば、ふく射パネル面のふく射効果と対流に
よる空調により、起床時の冷え込みを抑えることができ
る。
【0019】また、請求項11記載の発明は、睡眠モー
ド中の起床時に、起床予定時刻の所定時間前に対流運転
を行うことを特徴とする。請求項11記載の発明によれ
ば、対流による空調により、起床時の冷え込みを抑えた
空調ができる。
【0020】また、請求項12記載の発明は、睡眠モー
ド中の起床時に、起床予定時刻の所定時間前に室内温度
に応じて、ふく射のみの運転とふく射・対流併用運転の
いずれかを選択可能なことを特徴とする。請求項12記
載の発明によれば、起床予定時刻の前の室内温度に応じ
て、最適な暖房運転を行うことができる。
【0021】また、請求項13記載の発明は、睡眠モー
ド中の起床時に、設定温度を段階的にシフトする制御を
行うことを特徴とする。請求項13記載の発明によれ
ば、睡眠モードと通常モードとの間の温度差を徐々に縮
めていくので、就寝者に温度面の負担を加えることがな
い。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施形態例
に基づいて説明する。 (1)第1実施形態例 本実施形態例は就寝時の制御の場合であり(睡眠モー
ド)、使用するシステムは通常のインバータ制御を行う
スプリット型のヒートポンプエアコンである。◎先ず、
通常の暖房運転(従来の暖房運転)とその欠点を説明
し、次いで本実施形態例の暖房運転を説明する。
【0023】通常(従来)の暖房運転 通常の暖房運転においては、室内の目標温度に対し例え
ば±1℃の範囲になるように、コンプレッサ周波数,室
内・外ファンの送風量を変更して運転するのが一般的で
ある。睡眠時に通常の暖房運転を行うと、室内の空気温
度が比較的高いため呼吸温度が高くなり、喉が乾く,鼻
が乾燥する等の不快感を感じることがある。また、夜間
には外気温度が低くなり空調負荷が増加するために、コ
ンプレッサの運転周波数が大きくなる。更に、コンプレ
ッサのオン・オフの頻度が増加することなどにより、室
内機からの吹き出し温度が大きく変わり、室内環境の変
化が大きくなる傾向にある。
【0024】そのために、睡眠時の暖房運転の際には、
時間の経過と共に設定温度を少しずつ下げることが行わ
れている。その結果、空調負荷が小さい条件下で運転す
ることとなり、コンプレッサのオン・オフ頻度が増加し
て、就寝者にとって不快感を招くことがあった。そこ
で、本実施形態例では次に説明する就寝モードの暖房運
転を行う。
【0025】本実施形態例の就寝モード(睡眠モー
ド)の暖房運転 図1は本実施形態例における室内の設定温度のシフト操
作図であり、横軸が経過時間を表し縦軸が室内の設定温
度(℃)を表す。就寝時の制御(就寝制御、睡眠モー
ド)は、深夜の午前0時30分から開始される。就寝制
御以前は通常制御(通常の暖房運転)であり、例えば室
内設定温度22℃に対して±1℃の制御が行われる。
【0026】就寝制御の開始(午前0時30分)から3
0分間は、ファン風量を微風とし、コンプレッサを低周
波数とし、設定温度を20℃にシフトダウンし、その制
御幅を±1℃にする。就寝制御開始時における設定温度
が20℃以下の場合には、その設定温度(例えば、19
℃)を維持して運転する。30分後の午前1時00分に
は、設定温度を14℃にシフトダウンし、その制御幅を
±1℃から±2℃へ変更する。その結果、設定温度の上
下最大幅は4℃となり、この範囲での温度制御操作を開
始する。
【0027】室内温度がこの設定温度の範囲では、コン
プレッサの周波数は現状の設定(14℃に対応した周波
数)に固定されることになり、短期間でのコンプレッサ
のオン・オフ頻度が低くなり、就寝時の妨げとなる室内
温度のハンチング現象が低減する。但し、室内温度がこ
の設定温度範囲から外れた場合には(例えば、11℃に
低下した場合)、コンプレッサ周波数の増減により対応
するのは勿論である。
【0028】また、就寝制御中に、ユーザから設定温度
の変更,ファン風量の変更,就寝制御の解除の要求があ
った場合には、この要求を受け付ける。前述の設定温度
の変更は、例えばリモコンスイッチの“アップ”,“ダ
ウン”の操作により受け付け、設定温度を±1℃ずつシ
フトし、制御幅は±2℃を維持したままで対応する。フ
ァン風量の変更はユーザの申告(リモコンスイッチによ
る設定)に従い運転を行う。また、就寝制御の終了の申
告があれば、室内設定温度及び制御幅を就寝制御開始前
の値に戻し(例えば、22℃±1℃)、通常制御にす
る。なお、前述の就寝制御の開始時間・シフト量・シフ
トタイミングの他の規定方法としては次のものがある。
【0029】即ち、(1) ユーザが所望の値に入力する規
定方法、(2) ユーザのライフサイクルデータ(例えば、
睡眠開始時刻,好みの室温等)を学習機能で収集し、そ
の学習結果に基づいて規定する方法、(3) 室内の負荷変
化量(例えば、当該部屋の密閉度)に基づき規定する方
法、(4) 季節の温度データからの規定方法などがある。
【0030】(2)第2実施形態例 本実施形態例は睡眠モード時の風量・風向に関する。図
2に示すように、部屋1の壁の上方には空気調和装置2
が設置され、該空気調和装置2の吹出ルーバ2aは空気
が天井3に沿ってほぼ水平に吹き出されるように設定さ
れ、該天井3の直近下方には暖気層が形成されている。
また、居住空間に気流を送らないように、ファン風量は
微風である。
【0031】その結果、吹き出した気流が床側に就寝し
ているユーザ(就寝者)4に直接当たることがなく、室
内温度を低く抑えながら、室内上部に形成された暖気層
により暖められた天井面からのふく射効果により冷え込
みを感じさせない快適な就寝環境を構築することができ
る。
【0032】(3)第3実施形態例 本実施形態例は睡眠モードにおけるコンプレッサ運転周
波数に関する。睡眠モード運転時、コンプレッサの運転
周波数を最低周波数とする。その結果、コンプレッサに
過大な負荷を加えずに済むので継続的(長時間)に同一
周波数で運転することができ、オン・オフあるいは周波
数変動による吹き出し温度の変化に伴う不快感を防止す
ることができる。また、連続的に運転することにより、
コンプレッサケースが冷え込むことを防止することがで
き、朝の起床時の立ち上げ負荷を低減することができ
る。
【0033】但し、最低周波数における運転では、目標
温度制御幅の下限値をキープできなくなった場合には、
回転周波数を1ランク上げて継続運転することで対応す
ればよい。
【0034】(4)第4実施形態例 本実施形態例は起床時のファン風量・風向に関する。図
3に示すように、起床予定時刻が午前7時00分の場合
に、その時刻の30分前(午前6時30分)となると就
寝制御を終了し、起床時の制御(起床制御)に移行す
る。この起床制御の設定温度は22℃とし、設定温度の
幅も±1℃とし、通常の温度制御に戻す。
【0035】このとき、居住空間に気流を送らず、且つ
騒音を抑制するために、ファン風量を微風一定にし、風
向を水平とする。その結果、吹き出した気流が就寝して
いるユーザに直接当たることがなく、室内上部に形成さ
れた暖気層により天井面が暖められ天井面のふく射効果
により、起床時の冷え込みを感じさせない快適な就寝環
境を構築できる(図2参照)。なお、就寝予定時間、及
び起床時の設定温度の他の規定方法としては、前記第1
実施形態例で説明した(1) 〜(4) の方法がある。
【0036】(5)第5実施形態例 本実施形態例は設定温度の制御幅の設定に関する。図4
に示すように、睡眠時の目標環境(目標温度)として上
限値は喉の渇きを感じない温度、例えば15℃を設定す
る。下限値としては、例えば高齢者のように夜間にトイ
レに頻繁に行く人の場合には、そのときに異常に寒く感
じない程度、例えば12℃に設定する。
【0037】また、夜間一度も目覚めることなく朝の所
定時刻に起きるようなユーザには、寝ているときに、重
さのために血圧が上がらない程度の布団量で寒く感じな
い程度であればよく、例えば10℃程度でよい。上述の
如く、ユーザによって下限値・上限値の好みの差がある
ことから、これらを個別に設定可能とすることにより、
よりユーザのニーズに応じた快適な環境を少ないエネル
ギで提供することが可能となる。なお、コンプレッサ周
波数を最低周波数を優先すること、気流の送風方向を水
平にすること、起床時の制御等、前記第2〜第4実施形
態例で説明した事項を本実施形態例と組み合わせて使用
することが可能である。
【0038】(6)第6実施形態例 本実施形態例はふく射式の空気調和装置のパネルのー定
温度制御に関する。◎先ず、ふく射式空気調和装置のシ
ステム構成および基本動作を説明し、次いでシフト操作
について説明する。
【0039】図5はふく射式空気調和装置の室内のシス
テム構成図である。図5に示すように、本システムは、
室内ファン15,室内熱交換器16を有する室内機11
と、ふく射ダクト12と、室内機11とふく射ダクト1
2の間に挿入された直接吹出ユニット13と、天井裏ダ
クト14とを備えて構成されている。
【0040】ふく射ダクト12は空気ダクトであり、室
内側表面がふく射パネル17となっており、ダクト内空
気がふく射パネル17の表面を温調し、ふく射パネル1
7からの放射熱によって室内空間を温調する。ふく射ダ
クト12の端部にはダクト吹出口18と、空気流路を変
更可能な第2ダンパ19が配置され、第2ダンパ19を
開放することによりふく射パネル17を温調した後の空
気が室内空間に吹き出すようになっており、この吹き出
し空気によっても室内空調が行える。このときのふく射
・対流併用運転の気流経路を図6に示す。
【0041】また、図5において、天井裏ダクト14の
端部側には、流路を開閉可能な第3ダンパ21が配置さ
れ、第2ダンパ19を閉鎖し且つ第3ダンパ21を開放
することによって、ふく射パネル17で温調した後の空
気を天井裏ダクト14を通し、室内ファン15の吸い込
み作用および戻し作用によりふく射のみの空調が行え
る。このときのふく射のみの運転の気流経路を図7に示
す。
【0042】図8は対流運転の気流経路である。図5お
よび図8に示すように、直接吹出ユニット13は、直接
吹出口22と流路変更用の第1ダンパ23とを備え、第
1ダンパ23でふく射ダクト12側を閉鎖することによ
り直接吹出口22からの吹き出し空気による空調が行え
る。
【0043】次にふく射式空気調和装置におけるシフト
操作を説明する。図9は前記図5に示したシステムの室
内設定温度のシフト操作図である。図9に示すように、
通常制御時は、従来の空気調和装置と同様に設定温度を
室内温度とし、パネル温度は成り行きで制御する。
【0044】就寝時の制御(就寝制御)は午前0時30
分から開始される。温度制御をパネル温度の保持制御に
変更し、パネル温度の設定値は25℃に設定する。第1
ダンパ23を直接吹出口22側に閉め気流経路をふく射
ダクト12方向とし、第2ダンパ19を閉め第3ダンパ
21を開放することによって、ふく射パネルで温調した
後の空気を天井裏ダクトを通過させ、室内ファンの吸い
込み戻すことでふく射のみの空調を行う。図7にふく射
のみ運転の気流経路を示す。
【0045】このようにすれば、室内に気流を吹き出さ
ず、室内温度を低く抑えながら、パネル面からのふく射
効果により冷え込みを感じさせない快適な就寝環境を構
築できる。
【0046】就寝制御中、ユーザからの設定温度の変更
・ファン風量の変更・就寝制御の解除を受け付ける。設
定温度の変更は“アップ”“ダウン”の形態で受け付
け、パネル温度の設定値を±1℃ずつシフトすることで
対応する。ファン風量の変更はユーザの申告に従い運転
を行う。また、就寝制御の終了の申告があれば、温度制
御を室内温度の保持制御に変更し、室内設定温度を就寝
制御開始前の値に戻してパネル温度は成り行きの通常の
制御状態とする。なお、就寝時の制御(就寝制御)の開
始時間・パネル温度設定の初期値は他の規定方法とし
て、前記第1実施形態例で説明した(1) 〜(4) の方法が
ある。
【0047】(7)第7実施形態例 本実施形態例はふく射式の空気調和装置のパネル温度の
設定値に幅を持たせた場合に関する。本実施形態例にお
いては前記図5に示したふく射式空気調和装置のシステ
ム構成を使用する。
【0048】図10は本実施形態例における設定温度の
シフト操作図である。図10に示すように、午前0時3
0分からの就寝制御中は、パネル温度の設定値に22℃
〜28℃と幅を持たせ、この範囲で温度制御操作を行
う。パネル温度を前記設定温度範囲にすると、コンプレ
ッサの周波数がこの範囲を満足する値に固定されること
になり、短期間でのコンプレッサのオン・オフ頻度が少
なくなり、就寝時の妨げとなる室内温度のハンチング現
象が低減する。また、一定低周波数のコンプレッサの運
転期間が長くなり、省エネ効果が向上する。
【0049】(8)第8実施形態例 本実施形態例はふく射式の空気調和装置のパネル温度制
御による室内空気温度の制御に関する。本実施形態例に
おいては前記図5に示したふく射式空気調和装置のシス
テム構成を使用する。
【0050】第6実施形態例における就寝制御中、室内
温度の状態に対応させてパネル温度の操作をし、室内温
度の調節を行う。即ち、空調負荷が大きく室内空気温度
が所定温度以下に低下した場合には、ふく射パネル温度
の目標値を上昇させる。
【0051】また、空調負荷が小さく所定温度以上にな
った場合には、パネル温度の目標値を低下させる。例え
ば、室内温度が12℃以下になった場合にはコンプレッ
サ周波数を上げ、パネル温度の目標値を25度から28
度に変更して運転し、15℃以上になった場合にはパネ
ル温度の目標値を25度から22度に下降させて運転す
る。
【0052】(9)第9実施形態例 本実施形態例は室内温度に応じて気流モードを選択する
場合に関する。本実施形態例においては前記図5に示し
たふく射式空気調和装置のシステム構成を使用する。
【0053】第6実施形態例における就寝制御中、室内
温度の状態に応じて「ふく射のみの運転」または「ふく
射・対流併用運転」を選択する。「ふく射のみ運転」に
比較すると「ふく射・対流併用運転」は、対流による暖
房効果により早く室内温度を上げることができる。
【0054】そこで、前記第8実施形態例で示したよう
に、室内温度が就寝中目が覚め布団から出た時、異常に
寒く感じる温度(例えば、12℃)となった場合には、
早く室内を暖めるために「ふく射のみ運転」から「ふく
射・対流併用運転」へ移行する。そして、室内温度がそ
れ以上高くなると喉の乾きを招くおそれがある温度(例
えば、15℃)に到達すると「ふく射のみ運転」へ移行
する。
【0055】このように、室内温度に応じて気流モード
を選択することにより、コンプレッサの運転周波数を大
きく変えることなく連続的に空調でき、ユーザの不快の
原因となる室内環境の変動を小さくすることができる。
以上に説明した室内温度に対応した空気調和装置の運転
の状況を図11に模式的に示す。
【0056】(10)第10実施形態例 本実施形態例は起床時の制御(ふく射・対流併用運転)
に関する。本実施形態例においては前記図5に示したふ
く射式空気調和装置のシステム構成を使用する。
【0057】図12は起床時の室内設定温度シフト操作
図である。図12に示すように、第6実施形態例におけ
る就寝制御中、起床予定時刻午前7時00分の30分前
(午前6時30分)となると就寝制御を終了し、起床時
の制御(起床制御)に移行する。
【0058】この起床制御では設定温度を22℃にし
て、起床制御以前の設定温度の幅(パネル温度22℃〜
28℃)をなくし、温度制御をパネル温度制御から室内
温度に基づく制御に切り替える。
【0059】即ち、前記図5に示した第1ダンパ23を
直接吹出口22側に閉め気流経路をふく射ダクト方向1
2とし、第3ダンパ21を閉め第2ダンパ19を開き温
調された気流を室内に吹き出すことによって、ふく射・
対流併用の空調を行う。このようにすれば、ふく射パネ
ル17面のふく射効果と対流による空調により、起床時
の冷え込みを抑えた快適な室内環境を構築できる。な
お、就寝予定時間、及び起床時の設定温度の他の規定方
法としては、前記第1実施形態例で説明した(1) 〜(4)
の方法がある。
【0060】(11)第11実施形態例 本実施形態例は起床時の制御(対流運転)に関する。本
実施形態例においては前記図5に示したふく射式空気調
和装置のシステム構成を使用する。
【0061】図12は起床時の室内設定温度シフト操作
図である。図12に示すように、第6実施形態例におけ
る就寝制御中、起床予定時刻午前7時00分の30分前
(午前6時30分)となると就寝制御を終了し、起床時
の制御(起床制御)に移行する。
【0062】第1ダンパ23でふく射ダクト12を閉鎖
することで直接吹出口22からの対流吹き出しによる空
調を行う。このようにすれば、対流による空調により、
より早く室内を暖めることが可能となり、起床時の冷え
込みを抑えた快適な室内環境を構築できる。なお、就寝
予定時間、及び起床時の設定温度の他の規定方法として
は、前記第1実施形態例で説明した(1) 〜(4) の方法が
ある。
【0063】(12)第12実施形態例 本実施形態例は室内温度に応じての立ち上げ制御の選択
に関する。本実施形態例においては前記図5に示したふ
く射式空気調和装置のシステム構成を使用する。
【0064】図12は起床時の室内設定温度シフト操作
図である。図12に示すように、第6実施形態例におけ
る就寝制御中、起床予定時刻午前7時00分の30分前
(午前6時30分)となると就寝制御を終了し、起床時
の制御(起床制御)に移行する。
【0065】この起床制御では設定温度を22℃にし
て、起床制御以前の設定温度の幅(パネル温度22℃〜
28℃)をなくし、この時の室内温度により、対流運転
とふく射・対流併用運転を選択する。室内温度が12℃
以下となると、第1ダンパ23でふく射ダクト12側を
閉鎖することで直接吹出口22からの対流の吹き出しに
よる空調を行う。
【0066】また、室内温度が15℃以上となると、第
1ダンパ23を直接吹出口22側に閉め気流経路をふく
射ダクト12方向とし、第3ダンパ21を閉め第2ダン
パ19を開き温調された気流を室内に吹き出すことによ
って、ふく射・対流併用の空調を行う。
【0067】この制御により、起床時に適した快適な室
内環境をより早く構築することができる。なお、就寝予
定時間、及び起床時の設定温度の他の規定方法として
は、前記第1実施形態例で説明した(1) 〜(4) の方法が
ある。
【0068】(13)第13実施形態例 本実施形態例は睡眠モード中の起床時に、設定温度を段
階的にシフトする場合である。このようにすれば、睡眠
モードにおける比較的低い室内温度(例えば、13℃)
と、通常モードの比較的高い室内温度(例えば、23
℃)と温度差を徐々に縮めていくので、例えば血圧の高
い就寝者に対して温度環境の面で負担をかけることがな
い。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように各請求項記載の発明
によれば、対流式の空気調和装置の場合には、気流吹き
出し口を水平方向とすることにより、就寝・起床時の気
流による影響を軽減し、室内上部に形成された暖気層に
より暖められた天井面からのふく射効果により、冷え込
みを抑えることができ、ふく射式の空気調和装置の場合
には、喉が乾くことがなく、天井パネル面の温度を室内
温度より高く保つことで、パネル面からのふく射効果に
より冷え込みを抑えることができ、対流式およびふく射
式の併用の空気調和装置の場合では、設定温度に幅を持
たすことにより空気調和装置がオン・オフする回数が減
少し、就寝中の安定した就寝が保たれ、また直接吹き出
し風を就寝者に当てず、ふく射効果で空調を行うので、
就寝・起床時とも快適なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態例の室内設定温度のシフ
ト操作図である。
【図2】同第2実施形態例における水平方向吹出しを示
す図である。
【図3】同第3実施形態例における起床時の室内設定温
度のシフト操作図である。
【図4】同第5実施形態例における室内設定温度のシフ
ト操作図である。
【図5】同第6実施形態例のふく射式の空気調和装置の
システム構成図である。
【図6】前記図5に示すシステムのふく射・対流併用運
転の気流経路を示す図である。
【図7】前記図5に示すシステムのふく射のみの運転の
気流経路を示す図である。
【図8】前記図5に示すシステムの対流運転の気流経路
を示す図である。
【図9】同第6実施形態例における設定温度のシフト操
作図である。
【図10】同第7実施形態例における設定温度のシフト
操作図である。
【図11】同第7実施形態例における睡眠モードの室内
温度による運転選択の模式図である。
【図12】同第10〜12実施形態例における設定温度
のシフト操作図である。
【符号の説明】
1 部屋 2 空気調和装置 2a 吹出方向 3 天井 4 就寝者 11 室内機 12 ふく射ダクト 13 直接吹出ユニット 14 天井裏ダクト 15 室内ファン 17 ふく射パネル 18 ダクト吹出口 19 第2ダンパ 21 第3ダンパ 22 直接吹出口 23 第1ダンパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土井 隆司 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝住空間システム技術研究所内 (72)発明者 斎藤 俊彦 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝住空間システム技術研究所内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンプレッサ運転周波数や室内・室外フ
    ァンの回転数や吹き出し方向等の運転条件を、室内環境
    の目標値と現在値との偏差により定めると共に、運転モ
    ードとして睡眠モードと該睡眠モード以外の通常モード
    とを備えた空気調和装置において、 前記睡眠モードの目標値の幅を、前記通常モードの目標
    値の幅より大きくしたことを特徴とする空気調和装置。
  2. 【請求項2】 前記睡眠モード中に、ファン風量を前記
    通常モードより少なくする制御とファン風向を前記室内
    の天井に沿って略水平方向にする制御の少なくともいず
    れか一方の制御を行うことを特徴とする請求項1記載の
    空気調和装置。
  3. 【請求項3】 前記睡眠モード中に、コンプレッサ運転
    周波数を最低周波数にしたことを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2のいずれかに記載の空気調和装置。
  4. 【請求項4】 設定された起床予定時刻の以前に、室内
    設定温度を睡眠モード時に設定された温度より上昇させ
    る制御と前記室内の天井に沿って略水平方向にする制御
    との両方の制御を行うことを特徴とする請求項1乃至請
    求項3のいずれかに記載の空気調和装置。
  5. 【請求項5】 前記睡眠モード中における設定温度の上
    限値と下限値とを設定可能にしたことを特徴とする請求
    項1乃至請求項4のいずれかに記載の空気調和装置。
  6. 【請求項6】 室内熱交換器と室内ファンを有する室内
    機と、該室内機からの吹き出し空気により室内側表面か
    らふく射空調を行うふく射ダクトとを備え、運転モード
    として睡眠モードと該睡眠モード以外の通常モードとを
    備えたふく射式空気調和装置において、 前記睡眠モード中に前記ふく射ダクトのパネル温度を所
    定の設定温度に保つように制御することを特徴とするふ
    く射式空気調和装置。
  7. 【請求項7】 睡眠モード中に前記ふく射ダクトのパネ
    ル温度を所定の設定温度幅を持たせて制御することを特
    徴とする請求項6記載のふく射式空気調和装置。
  8. 【請求項8】 睡眠モード中に前記ふく射ダクトのパネ
    ル温度を所定の設定温度で運転し、室内空気温度が所定
    の温度範囲外になった場合には前記パネル温度に基づい
    て温度制御を行うことを特徴とする請求項6記載のふく
    射式空気調和装置。
  9. 【請求項9】 室内熱交換器と室内ファンを有する室内
    機と、該室内機からの吹き出し空気により室内側表面か
    らふく射空調を行うふく射ダクトと、前記室内機からの
    吹き出し空気を、前記ふく射ダクト経路を通過した後室
    内に吹き出さずに前記室内機の吸い込みに戻す天井ダク
    トと、前記室内機からの吹き出し空気を、前記ふく射ダ
    クトを通らず直接室内居住空間に吹き出す直接吹出口
    と、前記室内機からの吹出空気を、直接吹出口もしくは
    ふく射ダクトに流路変更するダンパと、前記室内機から
    の吹出空気を、前記ふく射ダクト経路を通過した後直接
    室内居住空間に吹き出すダクト吹き出し口と、前記室内
    機からの吹出空気を、前記ふく射ダクト経路を通過した
    後、前記ダクト吹出口もしくは天井ダクトに流路変更す
    るダクト吹出口と天井ダクトダンパとを備え、運転モー
    ドとして睡眠モードと該睡眠モード以外の通常モードと
    を備えたふく射式空気調和装置において、 前記睡眠モード中に、パネル温度を所定の設定温度に保
    つように運転し、室内温度に応じてふく射のみの運転と
    ふく射・対流併用運転とのいずれかを選択可能なことを
    特徴とする空気調和装置。
  10. 【請求項10】 睡眠モード中の起床時に、起床予定時
    刻の所定時間前にふく射・対流併用運転を行うことを特
    徴とする請求項9記載の空気調和装置。
  11. 【請求項11】 睡眠モード中の起床時に、起床予定時
    刻の所定時間前に対流運転を行うことを特徴とする請求
    項9記載の空気調和装置。
  12. 【請求項12】 睡眠モード中の起床時に、起床予定時
    刻の所定時間前に室内温度に応じて、ふく射のみの運転
    とふく射・対流併用運転のいずれかを選択可能なことを
    特徴とする請求項9記載の空気調和装置。
  13. 【請求項13】 睡眠モード中の起床時に、設定温度を
    段階的にシフトする制御を行うことを特徴とする請求項
    9記載の空気調和装置。
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