JPH0526508A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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Publication number
JPH0526508A
JPH0526508A JP3175220A JP17522091A JPH0526508A JP H0526508 A JPH0526508 A JP H0526508A JP 3175220 A JP3175220 A JP 3175220A JP 17522091 A JP17522091 A JP 17522091A JP H0526508 A JPH0526508 A JP H0526508A
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JP
Japan
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temperature
air
floor
difference
floor surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP3175220A
Other languages
English (en)
Inventor
謙一 ▲たか▼木
Kenichi Takagi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
Priority to JP3175220A priority Critical patent/JPH0526508A/ja
Publication of JPH0526508A publication Critical patent/JPH0526508A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Air-Flow Control Members (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は暖房時に上下温度差をなくし、居住
空間を均一な温度分布にできる空気調和機を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 吸込部の温度を検出する吸込部温度検出手段
14と、床面からの輻射温度を検出する輻射温度検出手
段11と、輻射温度検出手段11により検出した輻射温
度から床面温度を算出する床表面温度算出手段12と、
床表面温度算出手段12により算出した床面温度より床
近辺の空気温度を算出する床近辺温度算出手段13と、
吸込部温度検出手段14により検出した吸込部の空気温
度と床近辺温度算出手段13により算出した床近辺の空
気温度との温度差と複数の所定の温度差との大小関係を
判別する温度差判別手段15と、温度差判別手段15の
判別結果により吹出口を開閉する吹出口開閉手段16
と、温度差判別手段の判別結果により風量を切り替える
風量切替手段17とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は輻射温度を検出して空調
制御を行なう空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、輻射温度を検出して空調制御を行
なう空気調和機については特開昭60−42537号公
報に記載されているようなものがある。
【0003】この空気調和機の制御構成は図3に示すよ
うに、室内空気温度検知センサー41で検知した室内空
気温度と室内放射温度検知センサー42で検知した室内
放射温度を設定値変更回路43で比較し、例えば室内放
射温度が低下した場合、室内空気温度よりも体感的に寒
く感じるため、作動設定温度を高い目に変更し、制御回
路44により空気調和機本体45を制御し、室内空気温
度を高くすることにより在室者に「寒い」と言った不快
感を与えることのないようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の空気調和機は室内放射温度の低下にて作動設定温度
を変更する構成となっていたので、例えば暖房時に天井
埋め込み型カセットタイプのように天井から空調流を吹
き出す場合、弱風での運転時とか、ルーバー角度が真下
吹きでなかったとき、床まで温風は到達せずに床からの
冷輻射により上下温度差は大きく、在室者に足もとまで
十分暖まったという感じを与えられず、逆に上方のみ暑
くなった感じを与え不快感を与えてしまうことになると
いった欠点がある。
【0005】本発明はこのような従来の課題を解決する
もので室内の上下温度差を均一にし、快適な室内空間を
実現するための空気調和機を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の空気調和機は、吸込部の温度を検出する吸
込部温度検出手段と、床面からの輻射温度を検出する輻
射温度検出手段と、前記輻射温度検出手段により検出し
た輻射温度から床面温度を算出する床表面温度算出手段
と、前記床表面温度算出手段により算出した床面温度よ
り床近辺の空気温度を算出する床近辺温度算出手段と、
前記吸込部温度検出手段により検出した吸込部の空気温
度と前記床近辺温度算出手段により算出した床近辺の空
気温度との温度差と複数の所定の温度差との大小関係を
判別する温度差判別手段と、前記温度差判別手段の判別
結果により吹出口を開閉する吹出口開閉手段と、前記温
度差判別手段の判別結果により風量を切り替える風量切
替手段とを備えている。
【0007】
【作用】本発明の空気調和機は、吸込部の空気温度と床
面からの輻射温度とを検出し、床面からの輻射温度から
床面温度を算出し、さらに床面温度から床近辺の空気温
度を算出し、吸い込み空気温度と床近辺の空気温度の
差、すなわち室内の上下温度差と複数の所定の温度差と
の大小関係を判別し、その判別結果により吹出口の開口
面積を変更するとともに風量を切り替えるので、空調流
を床まで到達させ、室内の上下温度差を均一にし快適な
温熱環境を生み出すことができる。
【0008】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【0009】図1は本発明の実施例における天井埋込カ
セット型空気調和機を示すものである。図1において1
は空調機本体、2は送風機、3は送風機駆動用モータ、
4は室内熱交換器、5は吹出口開閉用ダンパー駆動用モ
ータでダンパー6を揺動させるものである。7は室内空
気吸込部で8は吹出部である。室内空気吸込部7に室内
空気温度検出用センサー9と室内空気吸込部7の外周に
床面等の輻射温度を検出する輻射センサー10を配設し
てある。
【0010】これらセンサーからの信号や駆動部分を制
御するシステムとして、輻射センサー10からの信号に
より室内の特に床からの輻射温度を検出する輻射温度検
出手段11と輻射温度検出手段11より検出された輻射
温度により床表面温度を算出するための床表面温度算出
手段12と床表面温度算出手段12により床近辺特に足
もと部分の空気温度を算出するための床近辺温度算出手
段13と、また室内空気温度検出用センサー9からの信
号により吸込空気温度を検出する吸込部空気温度検出手
段14とを備えている。
【0011】そして床近辺温度算出手段13と吸込部空
気温度検出手段14とからの信号により、床近辺温度と
室内吸込空気温度との差を算出し、その温度差を複数の
所定の温度差と比較し判別する温度差判別手段15と温
度差判別手段15からの出力により、吹出口開閉手段1
6にて吹出口開閉用ダンパー駆動用モータ5を駆動する
とともに風量切替手段17により送風機駆動用モータ3
の風量切替を行うものである。このような構成の風量切
替制御システムはマイクロコンピュータ(図示せず)等
に収納されている。
【0012】以上のような構成からなる風量制御システ
ムにおいて、図2のフローチャートをもとにその動作を
説明する。
【0013】運転が開始され、ステップ21により暖房
運転か冷房運転かを判定する。冷房運転の場合は輻射温
度による上下温度差はあまり発生しないことからこの制
御システムからは除く。暖房運転の場合にステップ22
により暖房運転開始後所定の運転時間が経過したかを判
定する。これは運転立ち上がり時の過渡期の上下温度差
を検出し補正しても快適性向上への寄与が少ないことか
ら安定状態のときを考えるものとしたためである。
【0014】運転開始後所定の時間が経過するとステッ
プ23により吸込空気温度Taを検出し、ステップ24
により輻射温度Trを検出する。次にステップ25にて
ステップ23で検出した吸込空気温度Taとステップ2
4で検出した輻射温度Trと輻射センサー10のもつ床
面温度検出率ψcとにより(数1)により床表面温度T
cを算出する。
【0015】
【数1】
【0016】ステップ26にてステップ25で求めた床
表面温度Tcから実験的に求めた補正値aにより床近辺
温度Ta’は(数2)により算出される。
【0017】
【数2】
【0018】ステップ26により算出された床近辺温度
Ta’とステップ23により検出された吸込空気温度T
aとの差により室内の上下空気温度差をステップ27に
より判定する。Ta−Ta’が所定の値αより小さい場
合はステップ28により開口部はそのままとし、また風
量もステップ29により初期に設定された状態とする。
【0019】またTa−Ta’がαより大きい場合は、
ステップ30によりαより大きい値β(α<β)との比
較を行いTa−Ta’がαより大きくβより小さい場
合、ステップ31により吹出口開閉用ダンパー駆動用モ
ータ5を駆動させ吹出口が所定の縮小された開口面積に
なるようにダンパー6を回動させる。更にTa−Ta’
がβより大きい場合はステップ32によりダンパー6を
回動し吹出口の開口面積を縮小するとともにステップ3
3により送風機駆動用モータ3の風量切替を行い風量1
ステップアップさせるようにする。
【0020】以上のように本実施例によれば、吸込空気
温度Taと輻射温度Trをそれぞれ検出することによ
り、室内の上下空気温度差を算出し、その温度差が大き
く足もとが寒いといった不快感のある場合に吹出口の開
口面積を縮小するとともに風量を増加することにより、
吹き出し風速を増加させ室内の上下温度差の均一化を図
ることができ、快適な居住空間を実現することが可能と
なる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明は、吸込部の温度を
検出する吸込部温度検出手段と、床面からの輻射温度を
検出する輻射温度検出手段と、前記輻射温度検出手段に
より検出した輻射温度から床面温度を算出する床表面温
度算出手段と、前記床表面温度算出手段により算出した
床面温度より床近辺の空気温度を算出する床近辺温度算
出手段と、前記吸込部温度検出手段により検出した吸込
部の空気温度と前記床近辺温度算出手段により算出した
床近辺の空気温度との温度差と複数の所定の温度差との
大小関係を判別する温度差判別手段と、前記温度差判別
手段の判別結果により吹出口を開閉する吹出口開閉手段
と、前記温度差判別手段の判別結果により風量を切り替
える風量切替手段とを空気調和機に備えるものである。
【0022】このような構成から上下温度差が所定の値
以上になるとダンパーにより吹出口の開口面積を縮小し
たり、風量の切り替えを行うことにより、暖房運転時、
特に床面等が冷えておりこの冷輻射により足もとが冷え
るといった不快な状況や、主に天井面に温風が滞留し、
室内の上下空気温度差が大きくなり快適性を損なうとい
ったことを解決でき、近年空調機に強く要望されている
快適性向上に対して実用上極めて効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の空気調和機を示す概略構成
【図2】本発明の一実施例の空気調和機における制御フ
ローチャート
【図3】従来の空気調和機のブロック図
【符号の説明】
11 輻射温度検出手段 12 床表面温度算出手段 13 床近辺温度算出手段 14 吸込部温度検出手段 15 温度差判別手段 16 吹出口開閉手段 17 風量切替手段

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 吸込部の温度を検出する吸込部温度検出
    手段と、床面からの輻射温度を検出する輻射温度検出手
    段と、前記輻射温度検出手段により検出した輻射温度か
    ら床面温度を算出する床表面温度算出手段と、前記床表
    面温度算出手段により算出した床面温度より床近辺の空
    気温度を算出する床近辺温度算出手段と、前記吸込部温
    度検出手段により検出した吸込部の空気温度と前記床近
    辺温度算出手段により算出した床近辺の空気温度との温
    度差と複数の所定の温度差との大小関係を判別する温度
    差判別手段と、前記温度差判別手段の判別結果により吹
    出口を開閉する吹出口開閉手段と、前記温度差判別手段
    の判別結果により風量を切り替える風量切替手段とを備
    えた空気調和機。
JP3175220A 1991-07-16 1991-07-16 空気調和機 Pending JPH0526508A (ja)

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