JPH0945565A - テレビ受信機用高圧変圧器 - Google Patents

テレビ受信機用高圧変圧器

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JPH0945565A
JPH0945565A JP8105557A JP10555796A JPH0945565A JP H0945565 A JPH0945565 A JP H0945565A JP 8105557 A JP8105557 A JP 8105557A JP 10555796 A JP10555796 A JP 10555796A JP H0945565 A JPH0945565 A JP H0945565A
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JP8105557A
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Walter Dipl Ing Goseberg
ゴーゼベルク ヴァルター
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Deutsche Thomson Brandt GmbH
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Deutsche Thomson Brandt GmbH
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F3/00Cores, Yokes, or armatures
    • H01F3/10Composite arrangements of magnetic circuits
    • H01F3/14Constrictions; Gaps, e.g. air-gaps
    • HELECTRICITY
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    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F38/00Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
    • H01F38/42Flyback transformers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F5/00Coils
    • H01F5/02Coils wound on non-magnetic supports, e.g. formers
    • H01F2005/022Coils wound on non-magnetic supports, e.g. formers wound on formers with several winding chambers separated by flanges, e.g. for high voltage applications

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 許容偏差の枠内で2つのコア脚部の正確な当
接が行われると同時にコア構成部の破壊の危険性も低減
されるように、コアの改善を行うこと。 【解決手段】 別のコア脚部の外側縁部から接触領域が
離れるように、1つのコア脚部の端部を外側で斜めに又
は丸く面取りする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】テレビ受信機用高圧変圧器で
あって、2つのコア半部からなるコアを有しており、前
記コア半部は、2つのコア脚部の端部がくさび形の空隙
を形成し接触領域の外側で接するように相互に傾斜され
ている形式のテレビ受信機用高圧変圧器に関する。
【0002】
【従来の技術】2つのコア半部を相互に傾斜されること
により、突き合わされるコア脚部の端部間では楔状の空
隙が生じる。この空隙は変圧器の磁化特性曲線に有利な
影響を与える。2つのコア脚部はこの場合例えばコアの
外側縁部で突き合わされる。その場合の当接面は点状か
又は線状なので非常に小さい。この僅かな当接面のため
に比較的高い当接圧力が生じる。2つのコア脚部相互間
の幾何学的な位置における許容偏差と、コア脚部の寸法
における許容誤差によって、2つのコア脚部の外側縁部
の正確な適合がなされるが、それと共に一方のコア脚部
の破壊の危険性も非常に高まる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、許容
偏差の枠内で2つのコア脚部の正確な当接が行われると
同時にコア構成部の破壊の危険性も低減されるように、
コアの改善を行うことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題は本発明によ
り、別のコア脚部の外側縁部から接触領域が離れるよう
に、1つのコア脚部の端部が外側で斜めに又は丸く面取
りされる構成によって解決される。
【0005】本発明の別の有利な実施例は従属請求項に
記載される。
【0006】本発明によれば、1つのコア脚部の端部が
外側で次のように斜めに又は丸く面取りされる。すなわ
ち接触領域が別のコア脚部の外側縁部から離れるように
面取りされる。このコア脚部の構成により実質的に2つ
の利点が得られる。
【0007】斜めの面取り又は丸い面取りによって、2
つのコア脚部の2つの端部が突き合わされる当接領域
が、コア脚部の外側縁部からコア脚部の中心方向にずら
される。この領域の位置で仮に許容偏差が生じたとして
もコア脚部の縁部が当接領域と一致する危険性はもはや
生じない。これにより、特に点状ないし線状の当接領域
は、一方のコアに対する安全性を備え、縁部から十分に
離れたコア脚部の端部領域に常に位置する。すなわちコ
アに対する破壊の危険性は取り除かれる。他のコア半部
に対しては以下のことが当てはまる。
【0008】公知の解決手段では、一方のコア脚部の縁
部が他方のコア脚部の端部に当接して90゜の角度をな
す。これは比較的鋭角である。これに対して本発明によ
る斜めの面取り又は丸い面取りによれば、一方のコア脚
部の端部におけるエッジが(これは別のコア脚部の端部
と突き合わされる)130〜150゜に広がった角度を
なすために鈍角となり、これによってコア脚部の損傷の
危険性が低減される。本発明は円形又は矩形状の断面を
有するコア脚部に適用可能である。
【0009】有利にはコア脚部の端部に斜角部が設けら
れる。そのような斜角部は余分なコストをかけることな
く、コアのプレス加工の際に形成することができる。
【0010】有利にはこの斜角部は、コア脚部の端部と
130゜の大きさの角度をなし、コア脚部の直径の又は
幅の約10%を越えて延在する。
【0011】有利には前記コア脚部は、対向する縁部に
おいても対称的に同じように斜めに又は丸く面取りされ
る。これにより製造が容易になり、特にコアの焼結の際
のストレスが回避される。
【0012】
【発明の実施の形態】図1には、U字状の2つのコア半
部2,3を有するフェライトコア1が示されている。こ
れらのコア半部の平行なコア脚部2a,2bないし3a,
3bはそれぞれ相互に組み合わされている。この場合コ
ア脚部2a,2bの間に第1の接触個所が生じ、コア脚
部2bと3bの間に第2の接触個所が生じる。これらの
2つのコア半部2,3は、相互に傾斜される。それによ
り上方の接触個所において楔状の空隙5が生じる。この
空隙5は前述したように磁化特性曲線の改善と高電圧源
の内部抵抗の低減に作用する。コア脚部2aと3aはコ
イル体8を支持している。このコイル体8は、一次巻線
9とチャンバ形巻線として構成されている高圧巻線10
を備えている。
【0013】コア脚部2bと3bの間の第2の接触個所
には比較的大きな楔状の空隙6が生じる。この空隙6内
には撚られた絶縁されていない銅線が挿入される。図中
矢印Pで示されているように、2つのコア半部2,3は
コイル体8の装着の後で一緒にプレスされる。その結
果、撚られた銅線7は変形する。このコア半部2,3の
プレスの際には同時に一次巻線9のインダクタンスも測
定される。このインダクタンスは、コア半部2,3のプ
レスの際に、空隙6の幅の縮小とそれに伴う磁気抵抗の
低減によって高められる。所望のインダクタンスが得ら
れた場合には、前記プレス過程が終了され、コアはこの
位置でもって、ボンディングか又は周辺ブラケット又は
コイル体8自体によって固定される。コア脚部2a,3
aの端部が均等に丸みを付けられるならば接触個所では
一点のみに相応の大きな圧力が加わりフェライトコアの
破壊の危険が生じる。
【0014】ここにおいてコア脚部3aの端部には斜角
状の面取り部11が形成される。この斜角部11はコア
脚部3aの端部のその他の表面領域と約130゜の角度
を形成する。この斜角部11によって、コア脚部2aと
3aの上方縁部に生じる接触個所4は、コア脚部2aと
3aの中心方向へずれる。この場合この接触個所4は、
コア脚部2aと3aの縁部から次のように離される。す
なわちにコア脚部3a端部のエッジが破壊を引き起こす
ことなくコア脚部2aの端部表面に接触するように離さ
れる。
【0015】図2にはコア脚部2aと3aの構成が拡大
図で示されている。この図からは斜角部11と、コア脚
部3aのその他の端部との間の角度αが90゜よりも大
きいことが見てとれる(詳細には約130゜〜150
゜)。この角度の広がりは、コアの破壊又は個々のコア
構成部の破壊の危険を低減する。この斜角部11は、製
造技術的な理由からコア脚部3aの別の縁部にも対称的
に設けられる。
【0016】図3には、コア脚部2a,3aが相互に傾
斜された公知の配置構成が示されている。この構成では
点状又は線状の危険な接触個所11が、鋭角な2つの縁
部の間に生じている。この場合はフェライト部分の破壊
の危険性が非常に高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によって構成されたコアを有するテレビ
受信機用高圧変圧器を示した図である。
【図2】コア脚部の接している部分の拡大図である。
【図3】公知のコア構造を示した図である。
【符号の説明】
1 コア 2,3 コア半部 2a,3a コア脚部 2b,3b コア脚部 4 接触部 5 空隙 6 空隙 7 銅線 8 コイル体 9 一次巻線 10 高圧巻線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴァルター ゴーゼベルク ドイツ連邦共和国 ハノーヴァー コペン ハーゲナー シュトラーセ 81

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビ受信機用高圧変圧器であって、2
    つのコア半部(2,3)からなるコア(1)を有してお
    り、前記コア半部(2,3)は、2つのコア脚部(2a,
    3a)の端部がくさび形の空隙を形成し接触領域の外側
    で接するように相互に傾斜されている形式のテレビ受信
    機用高圧変圧器において、 別のコア脚部(2a)の外側縁部から接触領域が離れる
    ように、1つのコア脚部(3a)の端部が外側で斜めに
    又は丸く面取りされていることを特徴とする、テレビ受
    信機用高圧変圧器。
  2. 【請求項2】 前記コア脚部(3a)の端部は、斜角部
    (11)を有している、請求項1記載のテレビ受信機用
    変圧器。
  3. 【請求項3】 前記斜角部(11)は、コア脚部(3
    a)の端部と130゜の大きさの角度を形成している、
    請求項2記載のテレビ受信機用高圧変圧器。
  4. 【請求項4】 前記斜角部(11)は、前記コア脚部
    (3a)の直径の約10%を越えて延在している、請求
    項2記載のテレビ受信機用高圧変圧器。
  5. 【請求項5】 前記コア脚部(3a)は、対向する縁部
    においても対称的に同じように斜めに又は丸く面取りさ
    れている、請求項1記載のテレビ受信機用高圧変圧器。
  6. 【請求項6】 前記斜めの又は丸い面取りはコアの製造
    の際に行われる、請求項1記載のテレビ受信機用高圧変
    圧器。
JP10555796A 1995-04-28 1996-04-25 テレビ受信機用高圧変圧器 Expired - Fee Related JP3545128B2 (ja)

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EP0740318A3 (de) 1997-06-04
JP3545128B2 (ja) 2004-07-21
DE59601975D1 (de) 1999-07-01
EP0740318A2 (de) 1996-10-30

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