JPS6120730Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6120730Y2 JPS6120730Y2 JP1981179185U JP17918581U JPS6120730Y2 JP S6120730 Y2 JPS6120730 Y2 JP S6120730Y2 JP 1981179185 U JP1981179185 U JP 1981179185U JP 17918581 U JP17918581 U JP 17918581U JP S6120730 Y2 JPS6120730 Y2 JP S6120730Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- coil
- bobbin
- steel plates
- fitted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 14
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 14
- 230000006698 induction Effects 0.000 claims description 4
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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- 239000011800 void material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
- Regulation Of General Use Transformers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は放電灯用安定器、小型変圧器のよう
な誘導電磁器に関し、低騒音化を図ることを目的
とする。
な誘導電磁器に関し、低騒音化を図ることを目的
とする。
この考案の実施例を図によつて説明すると、第
1図は放電灯用安定器を示し、1は中鉄心、2は
外鉄心である。中鉄心1にはコイル3が巻装され
てある。コイル3を中鉄心1に巻装してから外鉄
心2を衝合して閉磁路が形成されるように組立て
ることによつてこの種安定器が構成される。上記
した構成は従来のものと大差はない。この考案に
したがい、まず中鉄心1に巻装したコイル3をそ
の四方から加圧して中鉄心1と一体化する。具体
的に説明すると、まずボビン4に電線5を巻回し
てコイル3を構成し、これを中鉄心1に嵌合す
る。そしてこの嵌合状態のままでコイル3をその
外周から締めつける。するとボビン4は変形して
その内面が中鉄心1の外周に密着し、両者間に空
隙が存在しないようになる。通常は電線を巻回し
たあとのボビンは、中鉄心1に嵌合可能とするた
め、中鉄心1の外周よりひとまわり大きい断面形
状が維持されていることが必要である。したがつ
てこのボビン4を中鉄心1に嵌合した状態ではボ
ビン4と中鉄心1との間には空隙が存在するよう
になる。このような空隙の存在は騒音の発生原因
となる。しかし前記のようにボビンを外周から締
めつけることによつて空隙をなくせば、それだけ
騒音が低減するようになる。又中鉄心1を構成す
る鋼板同志も同時に締めつけられるようになるの
で、鋼板の振動による騒音も低減される。
1図は放電灯用安定器を示し、1は中鉄心、2は
外鉄心である。中鉄心1にはコイル3が巻装され
てある。コイル3を中鉄心1に巻装してから外鉄
心2を衝合して閉磁路が形成されるように組立て
ることによつてこの種安定器が構成される。上記
した構成は従来のものと大差はない。この考案に
したがい、まず中鉄心1に巻装したコイル3をそ
の四方から加圧して中鉄心1と一体化する。具体
的に説明すると、まずボビン4に電線5を巻回し
てコイル3を構成し、これを中鉄心1に嵌合す
る。そしてこの嵌合状態のままでコイル3をその
外周から締めつける。するとボビン4は変形して
その内面が中鉄心1の外周に密着し、両者間に空
隙が存在しないようになる。通常は電線を巻回し
たあとのボビンは、中鉄心1に嵌合可能とするた
め、中鉄心1の外周よりひとまわり大きい断面形
状が維持されていることが必要である。したがつ
てこのボビン4を中鉄心1に嵌合した状態ではボ
ビン4と中鉄心1との間には空隙が存在するよう
になる。このような空隙の存在は騒音の発生原因
となる。しかし前記のようにボビンを外周から締
めつけることによつて空隙をなくせば、それだけ
騒音が低減するようになる。又中鉄心1を構成す
る鋼板同志も同時に締めつけられるようになるの
で、鋼板の振動による騒音も低減される。
なお単にボビン4に電線5を巻回したままであ
れば、第2図に示すように電線5は整列巻のまま
である。(図中6は層間紙を示す。)が前記のよう
にコイルを締めつけると隣層の電線5が互いにず
れて第3図に示すようになる。このように電線5
が位置ずれを起こすこと、層間の距離が短かくな
るので、コイル3の断面が小さくなり、コイル3
の小型化が期待できる。
れば、第2図に示すように電線5は整列巻のまま
である。(図中6は層間紙を示す。)が前記のよう
にコイルを締めつけると隣層の電線5が互いにず
れて第3図に示すようになる。このように電線5
が位置ずれを起こすこと、層間の距離が短かくな
るので、コイル3の断面が小さくなり、コイル3
の小型化が期待できる。
上記のようにして中鉄心1とコイル3とのよる
騒音は低減できるが、上述のように外鉄心2との
組合せによつて安定器を構成するのであるから、
外鉄心2による騒音を低減しなければ、安定器の
騒音を充分低減できたとはいわれない。
騒音は低減できるが、上述のように外鉄心2との
組合せによつて安定器を構成するのであるから、
外鉄心2による騒音を低減しなければ、安定器の
騒音を充分低減できたとはいわれない。
そこでこの考案では、外鉄心2の騒音低減化の
ために外鉄心2としてこれを構成する鋼板を一体
化したものを使用する。そのためには鋼板をその
積層方向に加圧した状態で接着剤(瞬間接着剤)
を周面に塗布して一体化するか、又は第4図に示
すように鋼板7の一部分を切起して切起片8を形
成し、各鋼板7を積層するとき、第5図に示すよ
うに隣層の鋼板の、切起跡に切起片8を嵌合して
加圧することによつて一体化してもよい。いずれ
にしても各鋼板は隣層の鋼板同志と一体化される
ようになる。このように一体化しておけば各鋼板
の振動が抑制されるので、この振動による騒音が
低減されることになる。
ために外鉄心2としてこれを構成する鋼板を一体
化したものを使用する。そのためには鋼板をその
積層方向に加圧した状態で接着剤(瞬間接着剤)
を周面に塗布して一体化するか、又は第4図に示
すように鋼板7の一部分を切起して切起片8を形
成し、各鋼板7を積層するとき、第5図に示すよ
うに隣層の鋼板の、切起跡に切起片8を嵌合して
加圧することによつて一体化してもよい。いずれ
にしても各鋼板は隣層の鋼板同志と一体化される
ようになる。このように一体化しておけば各鋼板
の振動が抑制されるので、この振動による騒音が
低減されることになる。
以上のようにしてコイル3を巻装した中鉄心
1、及び外鉄心2とを組合せて安定器を構成すれ
ば、得られる安定器は極めて低騒音のものとな
る。
1、及び外鉄心2とを組合せて安定器を構成すれ
ば、得られる安定器は極めて低騒音のものとな
る。
なお図の実施例は放電灯用安定器であるが、小
型変圧器等の他の誘導電磁器についてもこの考案
が適用されることはいうまでもない。
型変圧器等の他の誘導電磁器についてもこの考案
が適用されることはいうまでもない。
以上詳述したように、この考案によれば極めて
低騒音の誘導電磁器が得られる効果を奏する。
低騒音の誘導電磁器が得られる効果を奏する。
第1図はこの考案の実施例を示す平面図、第2
図は加圧前のコイルの一部拡大図、第3図は同加
圧後の一部拡大図、第4図は鋼板の一部の斜視
図、第5図は外鉄心の一部の断面図である。 1……中鉄心、2……外鉄心、3……コイル、
4……ボビン、5……電線、6……鋼板。
図は加圧前のコイルの一部拡大図、第3図は同加
圧後の一部拡大図、第4図は鋼板の一部の斜視
図、第5図は外鉄心の一部の断面図である。 1……中鉄心、2……外鉄心、3……コイル、
4……ボビン、5……電線、6……鋼板。
Claims (1)
- ボビンに電線を巻回して構成されたコイルと、
前記コイルのボビンが嵌合される中鉄心と、隣層
の鋼板同志が一体的に結合されて構成されてあつ
て、前記中鉄心と組み合わされて閉磁路を構成す
る外鉄心とからなり、前記中鉄心の表面とこれに
嵌合された前記コイルのボビンの内面との間の空
隙がなくなるように、前記コイルをその外周から
締めつけてなる誘導電磁器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17918581U JPS5883126U (ja) | 1981-11-30 | 1981-11-30 | 誘導電磁器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17918581U JPS5883126U (ja) | 1981-11-30 | 1981-11-30 | 誘導電磁器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5883126U JPS5883126U (ja) | 1983-06-06 |
JPS6120730Y2 true JPS6120730Y2 (ja) | 1986-06-21 |
Family
ID=29974650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17918581U Granted JPS5883126U (ja) | 1981-11-30 | 1981-11-30 | 誘導電磁器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5883126U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4980841U (ja) * | 1972-11-01 | 1974-07-12 |
-
1981
- 1981-11-30 JP JP17918581U patent/JPS5883126U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5883126U (ja) | 1983-06-06 |
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