JPH0937955A - モータロック検知装置 - Google Patents

モータロック検知装置

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JPH0937955A
JPH0937955A JP19487195A JP19487195A JPH0937955A JP H0937955 A JPH0937955 A JP H0937955A JP 19487195 A JP19487195 A JP 19487195A JP 19487195 A JP19487195 A JP 19487195A JP H0937955 A JPH0937955 A JP H0937955A
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JP
Japan
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motor
noise
bread
motor lock
cooking
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Application number
JP19487195A
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English (en)
Inventor
Shinji Yoshida
晋治 吉田
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内蔵された発音体をモータロック時のノイズ
を検知するマイクとして兼用することにより、部品点数
の削減を図る。 【解決手段】 調理材料が投入される焼成ケースにメイ
ンモータによって回転駆動される攪拌羽根が配設される
とともに、使用者による調理操作や調理状況の確認音を
出力する圧電ブザー42が内蔵された製パン器におい
て、攪拌羽根による投入材料の混練時、圧電ブザー42
をマイクとして使用してメインモータによるノイズを検
出し、その検出したノイズのレベルn1と予め内部に設
定された基準レベルn0とを比較回路62にて比較し、
その比較の結果、ノイズレベルn1が基準レベルn0以
下であるときにはモータロック状態であると判断して、
報知回路63によりモータロック状態であることを報知
するとともに、停止回路64によりメインモータの駆動
を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はモータロック検知装
置、特に、小麦粉、水、イースト又はベーキングパウダ
などのパン材料を焼成ケースに投入し、焼成ケース内で
パン材料を混練させ、一次醗酵及び二次醗酵させた後に
焼成してパンを焼き上げる製パン器に用いるのに適した
モータロック検知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近時、一般家庭でも手軽にパンを焼くこ
とのできる製パン器が提供されている。この製パン器
は、小麦粉、水、イースト又はベーキングパウダなどの
パン材料を焼成ケースに投入し、焼成ケース内でパン材
料を混練させ、一次醗酵及び二次醗酵させた後に焼成す
るといった一連の工程を、時間と温度とにより制御して
連続的に行うようになっており、パン材料が投入される
焼成ケース内には、駆動モータによって回転駆動される
攪拌羽根が配設されている。
【0003】つまり、パン材料の混練時には、この攪拌
羽根を回転駆動して、投入されたパン材料の混練を行う
ようになっている。このとき、投入されるパン材料の量
が規定より多かったり、またパン材料に対する給水率の
割合が低かったりした場合には、攪拌羽根を回転させる
駆動モータにかなりの負荷がかかり、ときとしてモータ
ロック状態となる場合がある。モータロック状態は、モ
ータの焼き付きの原因になったりモーター内部の保護装
置が頻繁に動作する不良品となることから、何らかの方
法でこれを検知する必要がある。
【0004】そのため、従来はこのモータロック状態を
検知する方法として、カレントセンサを駆動モータの一
次側に挿入し、電流をモニタすることによりモータロッ
ク状態を検知する方法や、フォトセンサを用いてモータ
軸の回転を直接検出することによりモータロック状態を
検知する方法等が採用されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の製
パン器では、モータロック状態を検知するためのカレン
トセンサやフォトセンサといったそれ専用の部品を設け
ており、部品点数の増加につながっていた。また、カレ
ントセンサやフォトセンサはコスト的にも高く、製品の
低価格化の妨げにもなっていた。ところで、製パン器等
の調理機器には、使用者による調理操作や調理状況を確
認するための確認音を出力するスピーカや圧電ブザー等
の発音体が内蔵されているのが一般的であるが、この発
音体は、確認音を常時出力しているわけではないので、
確認音を出力しないときにはマイク又は振動ピックアッ
プとして使用することが可能である。
【0006】そこで、本発明の請求項1に記載の発明
は、この内蔵された発音体をモータロック時のノイズを
検知するマイクとして兼用することにより、部品点数の
削減を図ったモータロック検知装置を提供することを目
的としたものである。また、本発明の請求項2に記載の
発明は、内蔵された発音体をモータロック時のノイズを
検知するピックアップマイクとして兼用することによ
り、部品点数の削減を図るとともに、モータロック時に
駆動モータを確実に停止することにより、駆動モータの
保護を図ったモータロック検知装置を提供することを目
的としたものである。また、発音体を振動ピックアップ
としてモータの振動をノイズとして検知する事も可能で
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に記載の発明は、調理材料が投入
されるケース内に駆動モータによって回転駆動される攪
拌羽根が配設されるとともに、使用者による調理操作や
調理状況の確認音を出力する発音体が内蔵された調理機
器において、前記攪拌羽根による投入材料の混練時、前
記発音体によって前記駆動モータによるノイズを検出す
るとともに、その検出したノイズのレベルと予め内部に
設定された基準レベルとの比較を行う比較手段と、この
比較手段の比較結果に基づき、前記ノイズレベルが前記
基準レベル以下であるときにはモータロック状態である
と判断して使用者にモータロック状態を報知する報知手
段とを備えたことを特徴としたものである。また、本発
明の請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明に
おいて、前記比較手段の比較結果に基づき、前記ノイズ
レベルが前記基準レベル以下であるときにはモータロッ
ク状態であると判断して前記駆動モータの動作を停止す
る停止手段を備えたことを特徴としたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、製
パン器に組み込んだ状態として説明する。図5は、本発
明のモータロック検知装置を組み込んだ製パン器の概略
構造を示す縦断面図、図6はその正面図である。この製
パン器1は、円筒状の外ケース3と、外ケース3の下端
側に嵌合固定される支持脚5を有する底ケース4と、外
ケース3のほぼ上半分に内設されてオーブン室を形成す
る上面が開口した円筒容器形の内ケース6とからなる焼
がま本体2を備えている。そして、外ケース3の正面中
央部に、時間設定や焼き上がり選択用の各種スイッチを
有する操作パネル7が取り付けられるとともに、左右の
対象位置に、持ち運び用の取っ手8,8が取り付けられ
ている。
【0009】また、外ケース3の上部開口部には、透明
なガラス製のドーム形蓋体9が開閉可能に取り付けられ
ている。蓋体9にはその周縁部に額フレーム10が装着
されており、この額フレーム10の後側を、外ケース3
に装着された支持ブラケット11に取り付けることによ
り、この支持ブラケット11の支持軸12を中心として
蓋体9が開閉可能に設けられている。また、額フレーム
10の前側には握り手13が一体的に形成されており、
この握り手13を持って蓋体9の開閉操作を行うように
なっている。
【0010】また、外ケース3の前面内側にディスプレ
イ及びスイッチ取付基板15と演算回路基板16とが配
設されており、底ケース4に立設固定された基台18の
上面に、内ケース6の底部が載置固定されている。ま
た、内ケース6の内部には、小麦粉、水、イースト又は
ベーキングパウダなどのパン材料を投入して混練、醗酵
及び焼成を行う上部が開口された円筒容器形状の焼成ケ
ース20が設けられている。
【0011】この焼成ケース20は、その底部に複数個
の係止爪21(2個ないし4個程度が適当である)が形
成されており、この係止爪21を内ケース6の底部に形
成された複数個の係止片22(係止爪21の個数に対応
した数)に回転によって係脱することにより、内ケース
6内に着脱可能な構成となっている。また、焼成ケース
20内の底部には、投入されたパン材料を混練する攪拌
羽根23が回転軸24に連結されて配設されるととも
に、この攪拌羽根23によって混練されたパン材料が連
れ回されるのを防ぐための突条体25が、焼成ケース2
0内の側面に取り付けられている。
【0012】攪拌羽根23が連結された回転軸24は、
内ケース6と基台18との間に挟持固定された軸受板3
5に軸支されている。また、基台18にブラケット36
を介して攪拌用のメインモータ37が取り付けられてお
り、このメインモータ37と回転軸24とが、タイミン
グプーリ38,39及びタイミングベルト40を介して
連係されている。攪拌羽根23は、メインモータ37に
よって回転軸24が回転駆動されることにより、適度な
速度で回転されるようになっている。ここで、適度な速
度とは、焼成ケース20に投入されたパン材料を飛散さ
せることなく、かつむらなく十分に混練できる速度をい
う。
【0013】また、内ケース6の後側上部には、首振り
可能な送風ダクト31が焼成ケース20側に向けて配設
されており、この送風ダクト31は、底ケース4に開設
された外気吸入口32に連接されている。なお、この送
風ダクト31の途中には、ファンモータ41により駆動
される送風ファン33と加温用ヒータ34とが配設され
ている。
【0014】また、内ケース6の内周面に沿って電熱部
材である環状の熱線放射形メインヒータ26が配設され
るとともに、内ケース6の内部温度を測定するためのオ
ーブンセンサ27が、内ケース6の内壁面の前側上部位
置に取り付けられている。温度センサに関しては、この
他にも、焼成ケース20に投入されたパン材料の温度を
検出する生地センサ28が回転軸24の上端部に取り付
けられるとともに、焼がま本体2の内部温度がイースト
菌の死滅温度以下であるか否かを検出するセンサである
サーモスタット29が、内ケース6の外壁面に取り付け
られている。また、内ケース6の外壁面には、使用者に
よる操作パネル7の操作の確認音や、調理状況の確認音
を出力する圧電ブザー42が取り付けられている。
【0015】ここで、上記構成の製パン器1による製パ
ン動作について簡単に説明しておく。例えば食パンを焼
くときの製パン動作は、余熱工程、第一攪拌工程、休止
工程、第二攪拌工程、醗酵工程、丸め工程、控え時間工
程、丸め工程、焙炉工程、焼成工程、冷却工程からな
り、メインヒータ26は、余熱工程から焼成工程に到る
までの間、断続的に又は連続的に動作し、オーブンセン
サ27は、余熱工程から焼成工程に到るまでの間、連続
的に内ケース6内の温度(庫内温度)を測定している。
【0016】つまり、メインヒータ26は、余熱工程に
おいては断続的に動作して庫内を20〜40度の範囲内
での一定温度t1に保ち、これに続く第一攪拌工程、休
止工程、第二攪拌工程においては条件により断続的に動
作して庫内を同じく20〜40度の範囲内での一定温度
t1に保ち、これに続く醗酵工程から焙炉工程までは断
続的に動作して庫内を60度前後の一定温度t2に保
ち、これに続く焼成工程では連続的に動作して庫内を1
50〜200度の範囲内での一定の焼成温度t3(例え
ば、160度)に保つように制御される。これらの温度
制御は、オーブンセンサ27によって測定される庫内温
度に基づいて行われる。また、各工程の終了時には、必
要に応じて圧電ブザー42から工程終了を示す確認音を
発して、使用者に調理の進行状況を知らせるようになっ
ている。
【0017】図1は、上記構成の製パン器1の主要部の
電気的構成を示しており、本発明では元々内蔵されてい
る圧電ブザー42を混練時である第一攪拌工程及び第二
攪拌工程ではノイズ検知用のマイクとして利用するもの
である。すなわち、製パン器1の各種動作を制御するパ
ン調整回路51には、操作パネル7に設けられた各種ス
イッチ52の出力が導かれている。操作パネル7には、
図示は省略しているが、パンの種類(食パン又はフラン
スパン等)を選択するメニュースイッチ、パンの焼き上
がり時間をセットする予約スイッチ、それら初期設定を
リセットする取消スイッチ、予約時間を変更するスイッ
チ、時計をセットするスイッチ、製パンを開始させるス
タートスイッチ、製パン動作を停止させるストップスイ
ッチ等が設けられている。
【0018】また、パン調製回路51の一つの制御出力
は、一端が電源VDDに接続されたリレー53の他端に接
続されている。そして、リレー53の常開スイッチ54
のオン/オフ制御により、電源55がメインモータ37
に印加されるようになっている。
【0019】また、パン調製回路51の他の制御出力
は、エミッタが接地されたスイッチングトランジスタQ
のベースに抵抗Rを介して接続されており、スイッチン
グトランジスタQのコレクタは、一端が電源VDDに接続
された圧電ブザー42の他端に接続されている。また、
圧電ブザー42の他端は、パン調製回路51のブザー入
力端子に接続されている。パン調製回路51は、このブ
ザー入力端子に得られるノイズ成分に基づいて、モータ
ロック状態を検知する。
【0020】図2は、パン調製回路51のブザー入力端
子に得られるノイズ成分に基づいてモータロック状態を
検知する本発明のモータロック検知装置の電気的構成を
示している。
【0021】すなわち、圧電ブザー42によって検出さ
れたノイズ成分のレベルn1と予め内部に設定された基
準レベルn0との比較を行う比較回路62と、この比較
回路62の比較結果に基づき、ノイズレベルn1が基準
レベルn0以下であるときにはモータロック状態である
と判断して使用者にモータロック状態を報知する報知回
路63と、比較回路62の比較結果に基づき、ノイズレ
ベルn1が基準レベルn0以下であるときにはモータロ
ック状態であると判断してメインモータ37の駆動を停
止する停止回路64とで構成されている。これらの回路
62〜64は、実際にはパン調製回路51において実現
されており、コンピュータ上で動作するソフトウエアを
含む構成となっている。
【0022】なお、図示は省略しているが、パン調製回
路51には、生地センサ28及びサーモスタット29の
出力が導かれているとともに、パン調製回路51からフ
ァンモータ41、メインヒータ26、加温用ヒータ34
の各駆動回路に対してそれぞれ制御信号が出力されるよ
うになっている。報知回路63としては、マイクとして
用いていた圧電ブザー42を用いることが可能である
が、ランプ等の点滅又は点灯等で知らせる場合にはLE
D等が用いられる。また、「モータロック」等の文字表
示で知らせる場合には操作パネル7に取り付けられてい
るディスプレイに表示可能である。
【0023】図3(a)は、攪拌羽根23によるパン材
料の混練時(通常動作時)に発生するメインモータ37
によるノイズ成分を示しており、同図(b)は、モータ
ロック状態の場合のメインモータ37によるノイズ成分
を示している。図からも分かるように、モータロック状
態でない通常動作時のノイズ電圧は18mVから35m
Vまでの17mV幅で発生しているのに対し、メインモ
ータ37がモータロック状態となったときのノイズ電圧
は6mVから10mVまでの4mV幅で発生している。
つまり、メインモータ37がモータロック状態となった
場合には、発生するノイズ成分が少なくなっている。
【0024】従って、比較回路62に設定される基準レ
ベルn0は、モータロック時に発生するノイズレベルよ
りは大きく、かつモータロック状態でない通常動作時に
発生するノイズレベルよりは小さい一定レベル(例え
ば、14mV)に設定する。
【0025】次に、上記構成のモータロック検知装置の
動作について、図4に示すフローチャートを適宜参照し
て説明する。初期状態においては、パン調製回路51に
よってリレー53は非導通の状態となっており、常開ス
イッチ54はオフ状態となっている。この状態におい
て、使用者がパン材料を焼成ケース20に投入して操作
パネル7のスタートスイッチを操作すると、この操作信
号を受けたパン調製回路51は、余熱工程を経た後、第
1攪拌工程に移行する(ステップS1)。
【0026】そのため、パン調製回路51は、リレー5
3を導通状態として常開スイッチ54をオン状態とし、
電源55をメインモータ37に供給する(ステップS
2)。これにより、メインモータ37が駆動して攪拌羽
根23が回転し、焼成ケース20内のパン材料が混練さ
れる。このとき、圧電ブザー42によってメインモータ
37の駆動時に発生するノイズを常時モニタし(ステッ
プS3)、そのノイズ成分をパン調製回路51のブザー
入力端子に入力する。この入力されたノイズ成分はA/
D変換された後、ノイズレベルn1として比較回路62
に供給される。
【0027】比較回路62では、このノイズレベルn1
と内部に設定された基準レベルn0との比較を行い(ス
テップS4)、その比較結果を報知回路63と停止回路
64とにそれぞれ出力する。報知回路63では、比較回
路62での比較結果に基づき、n1≧n0のときにはメ
インモータ37が正常に駆動していることから、この場
合には報知を行わない。一方、比較回路62での比較結
果がn1<n0のときにはメインモータ37がモータロ
ック状態にあることから、この場合には報知回路63に
よってモータロック状態であることを報知する(ステッ
プS5)。すなわち、それまではマイクとして使用して
いた圧電ブザー42を今度は本来の発音体として用い
て、モータロック状態であることを知らせる警報音を発
生させる。
【0028】一方、停止回路64では、比較回路62で
の比較結果に基づき、n1<n0のときにはメインモー
タ37がモータロック状態にあることから、この場合に
はリレー53を非導通の状態として、常開スイッチ54
をオフ状態とし、メインモータ37への電源55の供給
を停止する(ステップS6)。すなわち、停止回路64
は、操作パネル7のストップスイッチが押された場合と
同様の動作となっている。これにより、モータロック状
態が直ちに回避されることから、モータの焼き付きや発
火といった事態の発生が確実に防止される。なお、上記
説明では、発音体として圧電ブザー42を用いている
が、通常のスピーカであっても圧電ブザー42の場合と
同様にしてノイズのモニタが可能である。
【0029】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載のモータロック
検知装置は、攪拌羽根による投入材料の混練時、内蔵さ
れている発音体によって駆動モータによるノイズを常時
ニモタし、そのモニタしたノイズ成分のレベルと内部に
設定された基準レベルとを比較手段において比較し、そ
の比較結果に基づき、ノイズレベルが基準レベル以下で
あるときにはモータロック状態であると判断して使用者
にモータロック状態を報知するように構成したので、内
蔵されている発音体をモータロック時のノイズを検知す
るマイクとして兼用することから、その分部品点数を削
減することができる。また、モータロック状態を使用者
に確実に知らせることができる。また、本発明の請求項
2に記載のモータロック検知装置は、上記構成に加え
て、比較手段の比較結果に基づき、ノイズレベルが基準
レベル以下であるときにはモータロック状態であると判
断したときには、停止手段によって駆動モータの動作を
停止するように構成したので、モータロック状態が直ち
に回避されることから、モータの焼き付きやモータの故
障といった事態の発生を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のモータロック検知装置が組み込まれた
製パン器の主要部の電気的構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明のモータロック検知装置の電気的構成を
示すブロック図である。
【図3】攪拌羽根によるパン材料の混練時(通常時)に
発生するメインモータによるノイズ成分、及びモータロ
ック状態の場合のメインモータによるノイズ成分を示す
波形図である。
【図4】本発明のモータロック検知装置の動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図5】本発明のモータロック検知装置が組み込まれた
製パン器の概略構造を示す縦断面図である。
【図6】本発明のモータロック検知装置が組み込まれた
製パン器の正面図である。
【符号の説明】
1 製パン器 2 焼かま本体 3 外ケース 4 底ケース 6 内ケース 20 焼成ケース 42 圧電ブザー(発音体) 51 パン調製回路 53 リレー 54 常開スイッチ 55 電源 62 比較回路 63 報知回路 64 停止回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理材料が投入されるケース内に駆動モ
    ータによって回転駆動される攪拌羽根が配設されるとと
    もに、使用者による調理操作や調理状況の確認音を出力
    する発音体が内蔵された調理機器において、 前記攪拌羽根による投入材料の混練時、前記発音体によ
    って前記駆動モータによるノイズを検出するとともに、
    その検出したノイズのレベルと予め内部に設定された基
    準レベルとの比較を行う比較手段と、 この比較手段の比較結果に基づき、前記ノイズレベルが
    前記基準レベル以下であるときにはモータロック状態で
    あると判断して使用者にモータロック状態を報知する報
    知手段とを備えたことを特徴とするモータロック検知装
    置。
  2. 【請求項2】 前記比較手段の比較結果に基づき、前記
    ノイズレベルが前記基準レベル以下であるときにはモー
    タロック状態であると判断して前記駆動モータの動作を
    停止する停止手段を備えたことを特徴とする請求項1記
    載のモータロック検知装置。
JP19487195A 1995-07-31 1995-07-31 モータロック検知装置 Pending JPH0937955A (ja)

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