JPH0788047A - 誘導加熱式製パン器 - Google Patents

誘導加熱式製パン器

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JPH0788047A
JPH0788047A JP25942593A JP25942593A JPH0788047A JP H0788047 A JPH0788047 A JP H0788047A JP 25942593 A JP25942593 A JP 25942593A JP 25942593 A JP25942593 A JP 25942593A JP H0788047 A JPH0788047 A JP H0788047A
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JP
Japan
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case
baking
bread
firing
cover
Prior art date
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Pending
Application number
JP25942593A
Other languages
English (en)
Inventor
Isaya Morishita
下 偉 作 矢 森
Takahiro Yamazaki
崎 孝 浩 山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Baking, Grill, Roasting (AREA)
  • Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 焼ムラのない均等な焼きあがりが可能で、し
かも焼あがりパンの寸法を略均一にできる製パン器を提
供する。 【構成】 開閉蓋1と、これを上方に備えた本体ケース
2を外殻として成り、本体ケース2内に円筒状焼成ケー
ス3を設けた製パン器20において、焼成ケース3を磁
性体にて構成し、焼成ケース3を囲む位置に電磁誘導コ
イル7を設け、開閉蓋1に導電体から成る焼成ケース上
蓋4を設け、焼成ケース上蓋4を囲む位置に電磁誘導コ
イル6を設け、開閉蓋1を閉じた際に焼成ケース上蓋4
が焼成ケース3を覆って密閉オーブン室を形成する位置
となし、製パン時に両電磁誘導コイル6,7に励磁電流
を加える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は小麦粉、水及びイースト
菌等のパン材料を焼成ケース内に投入し、混練・発酵後
に焼成してパンを製造する製パン器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭において簡単にパンを製造す
る装置として、焼成ケース内にパン材料を投入してこれ
を撹拌混練し、発酵させた後に焼成してパンを製造する
ものは良く知られている。
【0003】このうよな従来の製パン器を図2,3につ
いて説明する。ここで図2は従来の製パン器の正面断面
図であり、図3はその焼成用ヒータと焼成ケースの関係
位置を示す説明図である。図2で31は上蓋(ヒンジは
図示してない)であり、32は製パン器本体、33はパ
ン材料の焼成ケース、34は焼成ケース内のパン材料へ
ヒータからの熱を反射させる反射板、35はパン材料を
撹拌する撹拌羽根、36はパン材料の焼成用ヒータ、3
6A,36Bはそのヒータ保持具である。38は製パン
器全体の制御用プリント配線基板、39は撹拌羽根35
を回転させるモータ、40は製パン器の内ケース、41
は撹拌羽根35の回転軸、42は下壁、43は下壁42
の下部に配設した大プーリ、44は製パン器の脚体、4
5は大プーリ43とモータ39に直結する小プーリ46
を連結する無端ベルト、47は製パン器を操作する入力
ボタン50と表示部51をカバーする操作カバー、48
は入力ボタン50からの信号入力や表示部51へ出力す
るための入力用プリント配線基板である。また、Aは焼
成用ヒータ36の上方向への熱輻射線を熱反射板34で
反射させて、パン材料に入射させ熱効率を上げるための
熱線の流れを示す仮想線を示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ような従来構成の加熱方式による製パン器においては、
環状のヒータを用いているため、焼成用ヒータ36の位
置によって発熱量が変わり、図2に示すように、焼成ケ
ース33の内側にある焼成パンは焼けこげる部分Bや焼
きが不足する部分Cなどが発生しやすい問題があった。
さらに、焼成ケース33の上方部分は熱反射板34によ
るの加熱となるため焼ムラが発生しやすい等の問題があ
った。
【0005】本発明は前記のような問題点を解決すべく
為されたものであり、本発明の目的は焼ムラのない均等
な焼きあがりにできる製パン器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明に係る誘導加熱式製パン器は、開閉蓋と本体ケー
スと該本体ケース内に焼成ケースとを設けた製パン器に
おいて、前記焼成ケースを導電体にて構成し、該焼成ケ
ースを囲む位置に電磁誘導コイルを設け、前記電磁誘導
コイルに励磁電流を加えることによる前記焼成ケース内
部を加熱する構成としたことを特徴とする。
【0007】
【作用】焼成すべきパン材料を入れた焼成ケースの開口
上面をガス抜き穴のある焼成ケース上蓋にて閉じる。こ
こで、焼成ケースおよびその上蓋を合せた高さよりも長
い電磁誘導コイルに励磁電流を加えると、鉄などの導電
体製の焼成ケースおよびその上蓋は均等に加熱される。
その際発生するガスは前記ガス抜き穴より出る。パン材
料は焼ムラなく均等に焼成される。
【0008】
【実施例】以下、添付図面にもとづいて本発明に係る製
パン器の構成と動作を説明する。図1に本発明に係る誘
導加熱式製パン器の正面断面図を示す。パンを焼きあげ
るための基本的な処理工程は従来公知と同じものであ
る。
【0009】製パン器20は開閉蓋1と、これを上端に
備えた本体ケース2を外殻として成り、開閉蓋1はヒン
ジ12で開閉自在に連結されている。本体ケース2の内
部には、略円筒状のフレーム2Aを固設し、このフレー
ム2Aの中央部分に上端の開口となった円筒状の焼成ケ
ース3を、さらにこの焼成ケース3の外周壁を囲むよう
に円環状の電磁誘導コイル7を、それぞれ固設する。
【0010】焼成ケース3は導電体(例えば鉄などの金
属)からなり高周波磁力線によって導電体に渦流を発生
して発熱するものである。撹拌羽根5は、焼成ケース3
底部穿孔に挿通したシャフトに枢支され、本体ケース2
底部に固設したモータ9の回転によって焼成ケース3底
部で回転する。
【0011】また、電磁誘導コイル7は本体ケース2底
部に配設した制御器8に電気的に接続される。同じく、
本体ケース2底部に固設した軸流形のファン10は焼成
ケース3の外周部に送風するためのものである。
【0012】一方、開閉器1の天井部分は平坦なフレー
ム1Aとなっており、このフレーム1Aの中央部分下側
に円筒状の焼成ケース上蓋4があり、さらに、この焼成
ケース上蓋4の外周壁を囲むように円環状の電磁誘導コ
イル6を、それぞれ固設する。尚、電磁誘導コイル6お
よび7はそれぞれ焼成ケース3およびその上蓋4より上
下方向に長くする必要がある。磁界がそれぞれ焼成ケー
ス3およびその上蓋4の底面、上蓋面までとどくように
するためである。
【0013】焼成ケース上蓋4は焼成ケース3と同様鉄
などの金属のように高周波磁力線によって局所的渦電流
を発生して発熱する電磁体から成る。前記焼成ケース上
蓋4は前記焼成ケース3上端開口部と当接もしくは嵌合
してオーブン室を形成するが焼成ケース内オーブン室で
は混練、発酵および焼成の際にパン生地よりガスがでる
ため、焼成ケース周囲にはガス抜き穴4aが複数箇所設
けられている。電磁誘導コイル6は、本体ケース2側の
前記制御器8に電気的に接続される。
【0014】制御器8は、電磁誘導コイル6および7を
駆動するインバータ回路、およびこのインバータ回路を
焼成温度に応じて制御する制御回路、リレースイッチ等
を備え、製パン器20の動作を制御するものである。
【0015】つぎに動作について述べる。焼成するパン
材料を焼成ケース3に入れ、開閉蓋1を閉じると焼成ケ
ース上蓋4が焼成ケース3上面の開口部を塞ぎ、これに
よってオーブン室が形成される。ついで制御器8が電磁
誘導コイル6,7に交流高周波電流を流すと交流磁界が
発生し、体から成る焼成ケース3および焼成ケース上蓋
4にはその導電体に渦電流が発生して発熱する。
【0016】渦電流は焼成ケース3のみでなく、焼成ケ
ース上蓋4にも発生するから、これら焼成ケース3と焼
成ケース上蓋4から成るオーブン室全体が均等に加熱さ
れることになる。しかも電流を調節することにより、こ
の均等状態を制御することもできる。
【0017】この均等加熱によって、オーブン室内部の
パン材料は均等に焼成されるから、焼きムラのない均等
に焼成されたパンが出来上がる。しかも、オーブン室は
一定の容積であるから、その内部で焼成中のパンはこの
容積までふくらみ、これ以上ふくらむことはないから、
よって常に略そろった形状のパンが焼きあがることにな
る。
【0018】
【発明の効果】上記で説明したように、本発明に係る誘
導加熱式製パン器は、焼成ケースを導電体で構成し、そ
の焼成ケースを囲む位置に電磁誘導コイルを設けたの
で、電磁誘導コイルに電流を印加すれば、焼成ケースお
よびその蓋全体がムラなく加熱されることによって、焼
ムラを発生させることなく均一な焼きあがりのパンを提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る誘導加熱式製パン器の正面断面図
である。
【図2】従来の製パン器の正面断面図である。
【図3】図2の焼成用ケースの焼成ケースの関係位置を
示す説明図である。
【符号の説明】
1 開閉蓋 1A フレーム 2 本体ケース 2A フレーム 3 焼成ケース 4 焼成ケース上蓋 5 撹拌羽根 6 電磁誘導コイル 7 電磁誘導コイル 8 制御器 9 モータ 10 ファン 20 製パン器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉蓋と本体ケースと該本体ケース内に
    焼成ケースとを設けた製パン器において、前記焼成ケー
    スを導電体にて構成し、該焼成ケースを囲む位置に電磁
    誘導コイルを設け、前記電磁誘導コイルに励磁電流を加
    えることによる前記焼成ケース内部を加熱する構成とし
    たことを特徴とする誘導加熱式製パン器。
JP25942593A 1993-09-22 1993-09-22 誘導加熱式製パン器 Pending JPH0788047A (ja)

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