JP2601706Y2 - 製パン器および製パン器におけるヒータ構造 - Google Patents

製パン器および製パン器におけるヒータ構造

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JP2601706Y2
JP2601706Y2 JP1993039790U JP3979093U JP2601706Y2 JP 2601706 Y2 JP2601706 Y2 JP 2601706Y2 JP 1993039790 U JP1993039790 U JP 1993039790U JP 3979093 U JP3979093 U JP 3979093U JP 2601706 Y2 JP2601706 Y2 JP 2601706Y2
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bread
heater
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heat generation
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泰雅 弘中
寿信 田中
浩信 下久保
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Funai Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、主として家庭用として
用いられる製パン器および製パン器におけるヒータ構造
に関し、詳しくはパン焼成ケースを囲んで配設されてい
るヒータの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように製パン器は、小麦粉、水お
よびイースト菌などを密閉容器内に置かれているパン焼
成ケースに投入し、該ケース内で混練してパン生地をつ
くり、これを発酵させたのち焼成してパンをつくるもの
であるが、その場合の具体的な製パン手順は図4に示す
ように、所定のパン材料をパン焼成ケースに投入した状
態から、まず該パン材料の予熱を行い、次にパン材料を
攪拌して混練したのち、発酵ならびに焼成し、最後に冷
却工程を設けることになる。
【0003】そのため、図5に示すようにパン焼成ケー
スAの外側にヒータBを同心状に、かつリング状に配設
し、このヒータBの両端を図示しないヒータ電源回路に
接続し、コントローラによってヒータBに対する通電量
を調整し、上記の各工程に応じた温度にパン生地を加熱
する制御を加えるようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記の焼成
工程時のヒータBの温度を考えてみると、ヒータ電源回
路に接続されているリングエンドのヒータ両端部分B1
はほとんど熱が伝わらず、約135゜Cの低発熱部分と
なっているのに対し、中央の発熱部分B2では電気的に
抵抗がもっとも大きくなり、約400゜Cと一番熱くな
る。また、B3、B3の発熱部分では約380゜Cであ
る。
【0005】したがって、パン焼成ケースAを低発熱部
分B1と高発熱部分B2,B3とが囲むことになって、
該ケースAの全周に均一な熱が加わることがなくなり、
その結果、X部分におけるパンの焼きがつよく、Y部分
におけるパンの焼きがよわくなる焼きむらが生じること
になっている。
【0006】そこで本考案が、パンの焼き上がりがほぼ
均一となる製パン器のヒータ構造の提供を課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本考案の請求
項1に記載の考案(以下、第1考案と称す)は、焼きが
ま本体の内部にパン焼成ケースを有し、このパン焼成ケ
ースの外側に該ケースを囲んで環状にヒータが配設され
ている製パン器において、環状端におけるヒータ両端の
低発熱部分が他の部位の高発熱部分よりも上記パン焼成
ケースに近づくように、ヒータの配設中心がパン焼成ケ
ースの中心からずらされている製パン器である。
【0008】さらに、請求項2に記載の考案(以下、第
2考案と称す)は、環状端におけるヒータ両端の低発熱
部分が他の部位の高発熱部分よりも上記パン焼成ケース
に近づくように、ヒータの配設中心がパン焼成ケースの
中心からずらされている製パン器のヒータ構造である。
【0009】
【作用】上記の第1考案によれば、低発熱部分であるヒ
ータ両端部分が焼成ケースに近づけられ、高発熱部分が
遠ざけられているため、パン焼成ケースは均一に全周が
加熱される製パン器となる。
【0010】さらに第2考案によれば、低発熱部分であ
るヒータ両端部分がパン焼成ケースに近づけられ、高発
熱部分が遠ざけられているため、パン焼成ケースは均一
に全周加熱されることになる。
【0011】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
【0012】図1は製パン器1の要部断面図であって、
パン焼成ケース2を内蔵する円筒形の焼きがま本体3を
備え、この焼きがま本体3の上部に、透明なガラス製の
ドーム形の蓋4がヒンジ5によって開閉可能に取り付け
られ、かつこの蓋4の前端に開閉操作用の取手6が設け
られる。
【0013】また、上記パン焼成ケース2は内部ケース
7の内部に位置されていると共に、内部ケース7の内周
部に、電熱部材である熱線放射形ヒータ8がパン焼成ケ
ース2をリング状(環状)に囲んで取り付けられる。そ
して、パン焼成ケース2の内部に該ケースに投入された
パン材料を混練する攪拌羽根9が図示しない駆動手段に
よって回転可能に設けられる。
【0014】その場合、上記のパン焼成ケース2は、図
2に示すように有底の丸形ケースであると共に、上記ヒ
ータ8が該パン焼成ケース2を同心状に囲むようにリン
グ状に配設され、かつ図示しないヒータ電源回路に接続
されているリングエンドのヒータ両端部分(低発熱部
分)8A,8Aが交差された状態で支持部材10に支持
され、これによってヒータ8の高発熱部分8Bが切れ目
なくパン焼成ケース2を取り囲む上記のリング構造とさ
れている。
【0015】このようなヒータ配置形状とすれば、ヒー
タ8の高発熱部分8Bのみがパン焼成ケース2を取り囲
むことになるので、該ケース2は均一に全周加熱され、
このためパンの焼きむらが生じなくなる。
【0016】図3は、上記パン焼成ケース2の中心P1
と、ヒータ8のリング中心P2とをずらして、ヒータ8
の低発熱部分であるヒータ両端部分8A,8Aがパン焼
成ケース2に近づき、高発熱部分8Bが遠ざかっている
構造としている。
【0017】これによれば、低発熱部分8Aが近づいた
分、この低発熱部分8Aに対応するパン焼成ケース部分
への加熱量が増大し、反対に高発熱部分8Bから加わる
加熱量が低減する結果、パン焼成ケース2の全周に対す
る加熱量が平均化される。
【0018】上記実施例では丸形ケースであるパン焼成
ケースについて示したが、特にこれに限定されるもので
はなく四角形ケースなどのパン焼成ケースであっても同
様の効果を有する。
【0019】
【考案の効果】以上の記載によって明らかなように、本
考案の第1考案によれば、低発熱部分であるヒータの両
端部分がパン焼成ケースに近づけられ、高発熱部分が遠
ざけられているため、パン焼成ケースは均一に全周加熱
される製パン器が得られる。
【0020】さらに第2考案によれば、低発熱部分であ
るヒータ両端部分がパン焼成ケースに近づけられ、高発
熱部分が遠ざけられているため、パン焼成ケースは均一
に全周加熱されることになる。
【0021】その結果、パン焼成時にはパンの全周が均
一に焼かれ、焼きむらを生じることなく焼きあげること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案にかかる製パン器の一部断面図。
【図2】 ヒータ構造部分の平面概略図。
【図3】 同じくヒータ構造部分の平面概略図。
【図4】 製パン工程の説明図。
【図5】 従来例の平面概略図。
【符号の説明】
1 製パン器 2 パン焼成ケース 3 焼きがま本体 8 ヒータ 8A ヒータ両端部分 8B 高発熱部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47J 37/00 301

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】焼きがま本体の内部にパン焼成ケースを有
    し、このパン焼成ケースの外側に該ケースを囲んで
    にヒータが配設されている製パン器において、環状端に
    おけるヒータ両端の低発熱部分が他の部位の高発熱部分
    よりも上記パン焼成ケースに近づくように、ヒータの配
    設中心がパン焼成ケースの中心からずらされていること
    を特徴とする製パン器。
  2. 【請求項2】焼きがま本体の内部にパン焼成ケースを有
    し、このパン焼成ケースの外側に該ケースを囲んで
    にヒータが配設されている製パン器におけるヒータ構造
    であって、環状端におけるヒータ両端の低発熱部分が他
    の部位の高発熱部分よりも上記パン焼成ケースに近づく
    ように、ヒータの配設中心がパン焼成ケースの中心から
    ずらされていることを特徴とする製パン器におけるヒー
    タ構造。
JP1993039790U 1992-12-01 1993-07-21 製パン器および製パン器におけるヒータ構造 Expired - Fee Related JP2601706Y2 (ja)

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