JPH079224U - 製パン器におけるヒータ構造 - Google Patents

製パン器におけるヒータ構造

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JPH079224U
JPH079224U JP3979093U JP3979093U JPH079224U JP H079224 U JPH079224 U JP H079224U JP 3979093 U JP3979093 U JP 3979093U JP 3979093 U JP3979093 U JP 3979093U JP H079224 U JPH079224 U JP H079224U
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heater
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bread baking
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泰雅 弘中
寿信 田中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パン焼成ケースをヒータがリング状に囲んで
いる製パン器において、パン焼成時にパン焼成ケースを
均一に全周加熱するヒータ構造にすることによって、焼
きむらを生じることなく焼きあげられるようにする。 【構成】 丸形のパン焼成ケース2をヒータ8がリング
状に取り囲んでいるヒータ構造において、このヒータ8
の低発熱部分であるヒータ両端部分8Aを交差させるこ
とによって、ヒータ8の高発熱部分8Bのみがパン焼成
ケース2を切れ目なく取り囲むように構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主として家庭用として用いられる製パン器におけるヒータ構造に関 し、詳しくはパン焼成ケースを囲んで配設されているヒータの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように製パン器は、小麦粉、水およびイースト菌などを密閉容器内に置 かれているパン焼成ケースに投入し、該ケース内で混練してパン生地をつくり、 これを発酵させたのち焼成してパンをつくるものであるが、その場合の具体的な 製パン手順は図4に示すように、所定のパン材料をパン焼成ケースに投入した状 態から、まず該パン材料の予熱を行い、次にパン材料を攪拌して混練したのち、 発酵ならびに焼成し、最後に冷却工程を設けることになる。
【0003】 そのため、図5に示すようにパン焼成ケースAの外側にヒータBを同心状に、 かつリング状に配設し、このヒータBの両端を図示しないヒータ電源回路に接続 し、コントローラによってヒータBに対する通電量を調整し、上記の各工程に応 じた温度にパン生地を加熱する制御を加えるようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記の焼成工程時のヒータBの温度を考えてみると、ヒータ電源回 路に接続されているリングエンドのヒータ両端部分B1はほとんど熱が伝わらず 、約135゜Cの低発熱部分となっているのに対し、中央の発熱部分B2では電 気的に抵抗がもっとも大きくなり、約400゜Cと一番熱くなる。また、B3、 B3の発熱部分では約380゜Cである。
【0005】 したがって、パン焼成ケースAを低発熱部分B1と高発熱部分B2,B3とが 囲むことになって、該ケースAの全周に均一な熱が加わることがなくなり、その 結果、X部分におけるパンの焼きがつよく、Y部分におけるパンの焼きがよわく なる焼きむらが生じることになっている。
【0006】 そこで本考案が、パンの焼き上がりがほぼ均一となる製パン器のヒータ構造の 提供を課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本考案の請求項1に記載の考案(以下、第1考案と称す)は、焼き がま本体の内部にパン焼成ケースを有し、このパン焼成ケースの外側に該ケース を囲んでリング状にヒータが配設されている製パン器におけるヒータ構造であっ て、上記ヒータの高発熱部分が切れ目なくパン焼成ケースを囲むように、リング エンドにおけるヒータ両端部分が交差されていることを特徴とする。
【0008】 さらに、請求項2に記載の考案(以下、第2考案と称す)は、リングエンドに おけるヒータ両端の低発熱部分が他の部位の高発熱部分よりも上記パン焼成ケー スに近づくように、ヒータの配設中心がパン焼成ケースの中心からずらされてい ることを特徴とする。
【0009】
【作用】
上記の第1考案によれば、ヒータの両端部分をリングエンドで交差させて、ヒ ータの高発熱部分がパン焼成ケースを切れ目なく囲むようにしているから、パン 焼成ケースは均一に全周加熱されることになる。
【0010】 さらに第2考案によれば、低発熱部分であるヒータ両端部分がパン焼成ケース に近づけられ、高発熱部分が遠ざけられているため、パン焼成ケースは均一に全 周加熱されることになる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。
【0012】 図1は製パン器1の要部断面図であって、パン焼成ケース2を内蔵する円筒形 の焼きがま本体3を備え、この焼きがま本体3の上部に、透明なガラス製のドー ム形の蓋4がヒンジ5によって開閉可能に取り付けられ、かつこの蓋4の前端に 開閉操作用の取手6が設けられる。
【0013】 また、上記パン焼成ケース2は内部ケース7の内部に位置されていると共に、 内部ケース7の内周部に、電熱部材である熱線放射形ヒータ8がパン焼成ケース 2をリング状に囲んで取り付けられる。そして、パン焼成ケース2の内部に該ケ ースに投入されたパン材料を混練する攪拌羽根9が図示しない駆動手段によって 回転可能に設けられる。
【0014】 その場合、上記のパン焼成ケース2は、図2に示すように有底の丸形ケースで あると共に、上記ヒータ8が該パン焼成ケース2を同心状に囲むようにリング状 に配設され、かつ図示しないヒータ電源回路に接続されているリングエンドのヒ ータ両端部分(低発熱部分)8A,8Aが交差された状態で支持部材10に支持 され、これによってヒータ8の高発熱部分8Bが切れ目なくパン焼成ケース2を 取り囲む上記のリング構造とされている。
【0015】 このようなヒータ配置形状とすれば、ヒータ8の高発熱部分8Bのみがパン焼 成ケース2を取り囲むことになるので、該ケース2は均一に全周加熱され、この ためパンの焼きむらが生じなくなる。
【0016】 図3は本考案の第2実施例を示すもので、上記パン焼成ケース2の中心P1と 、ヒータ8のリング中心P2とをずらして、ヒータ8の低発熱部分であるヒータ 両端部分8A,8Aがパン焼成ケース2に近づき、高発熱部分8Bが遠ざかって いる構造としている。
【0017】 これによれば、低発熱部分8Aが近づいた分、この低発熱部分8Aに対応する パン焼成ケース部分への加熱量が増大し、反対に高発熱部分8Bから加わる加熱 量が低減する結果、パン焼成ケース2の全周に対する加熱量が平均化され、第1 実施例と同様な効果が得られる。
【0018】 上記実施例では丸形ケースであるパン焼成ケースについて示したが、特にこれ に限定されるものではなく四角形ケースなどのパン焼成ケースであっても同様の 効果を有する。
【0019】
【考案の効果】
以上の記載によって明らかなように、本考案の第1考案によれば、ヒータの両 端をリングエンドで交差させて、ヒータの高発熱部分がパン焼成ケースを切れ目 なく囲むようにしているから、パン焼成ケースは均一に全周加熱されることにな る。
【0020】 さらに第2考案によれば、低発熱部分であるヒータ両端部分がパン焼成ケース に近づけられ、高発熱部分が遠ざけられているため、パン焼成ケースは均一に全 周加熱されることになる。
【0021】 その結果、パン焼成時にはパンの全周が均一に焼かれ、焼きむらを生じること なく焼きあげることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案にかかる製パン器の一部断面図。
【図2】 本考案の第1実施例を示す平面概略図。
【図3】 本考案の第2実施例を示す平面概略図。
【図4】 製パン工程の説明図。
【図5】 従来例の平面概略図。
【符号の説明】
1 製パン器 2 パン焼成ケース 3 焼きがま本体 8 ヒータ 8A ヒータ両端部分 8B 高発熱部分

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焼きがま本体の内部にパン焼成ケースを
    有し、このパン焼成ケースの外側に該ケースを囲んでリ
    ング状にヒータが配設されている製パン器におけるヒー
    タ構造であって、上記ヒータの高発熱部分が切れ目なく
    パン焼成ケースを囲むように、リングエンドにおけるヒ
    ータ両端部分が交差されていることを特徴とする製パン
    器におけるヒータ構造。
  2. 【請求項2】 焼きがま本体の内部にパン焼成ケースを
    有し、このパン焼成ケースの外側に該ケースを囲んでリ
    ング状にヒータが配設されている製パン器におけるヒー
    タ構造であって、リングエンドにおけるヒータ両端の低
    発熱部分が他の部位の高発熱部分よりも上記パン焼成ケ
    ースに近づくように、ヒータの配設中心がパン焼成ケー
    スの中心からずらされていることを特徴とする製パン器
    におけるヒータ構造。
JP1993039790U 1992-12-01 1993-07-21 製パン器および製パン器におけるヒータ構造 Expired - Fee Related JP2601706Y2 (ja)

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