JPH0936995A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH0936995A
JPH0936995A JP7205230A JP20523095A JPH0936995A JP H0936995 A JPH0936995 A JP H0936995A JP 7205230 A JP7205230 A JP 7205230A JP 20523095 A JP20523095 A JP 20523095A JP H0936995 A JPH0936995 A JP H0936995A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低消費電力化を図りつつ、ユーザの注意をよ
り良く喚起し得る表示制御を行えるような電力供給制御
を実現する。 【構成】 装置本体の各手段へ電力を供給する主電源
と、該主電源の動作を制御する主電源制御手段と、スタ
ンバイ時に前記主電源制御手段に駆動電力を供給する二
次電池及び太陽電池と、少なくとも本装置の動作時は前
記主電源を起動するように前記主電源制御手段を制御す
る制御手段とを少なくとも備えたファクシミリ装置であ
って、前記制御手段は、少なくとも本装置の動作中にエ
ラーが発生した場合、該エラーが解消されるまで前記主
電源による駆動可能状態を維持するように前記主電源制
御手段を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
に関し、特にファクシミリ装置における節電のための電
源供給制御技術に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置など、ファクシミリ自
動受信待ち等を行うためにスタンバイ状態(待機状態)
が設定される装置では、長時間に亘って何等かの形で電
源投入状態を保って動作可能状態を維持している。
【0003】この種の装置では、このように常時電源投
入状態にあり、ランニングコスト中に占める電気代の割
合が高くなるため、消費電力を低減する技術は重要であ
り、従来、省電力化を図るため、その電源として、トラ
ンジスタをD級増幅で使用し電力変換効率が高く消費電
力が少ないスイッチング電源を用いた装置が知られてい
る。なお、このスイッチング電源は、スタンバイ時、動
作時のいずれにおいても常に電源立ち上げ状態とされて
いる。
【0004】また、主電源の一次側を電話回線からの呼
出信号などにより直接制御することによって、電力の省
力化を図ったファクシミリ装置や、主電源とは別にスタ
ンバイ時用のサブ電源を備え、スタンバイ時にサブ電源
のみが立上がり、動作時に主電源が立上がるように設定
されたファクシミリ装置等も知られている。
【0005】さらに、同じくスタンバイ時の低消費電力
化を目的とした全く新しいシステム(特願平5−101
108号)が提案されている。この新システムでは、主
電源(スイッチング電源)の起動および停止を主電源制
御部により制御し、この主電源制御部への電力供給は、
スタンバイ時には二次電池、太陽電池等により行い、動
作時には主電源により行っている。すなわち、スタンバ
イ時には、主電源は停止して主電源制御部のみが動作
(スタンバイ)しており、動作時には主電源制御部の制
御の下に主電源からの電力供給が行われるように構成さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の新シス
テムにおいては、スタンバイ時には、二次電池、太陽電
池等の供給電力が小さな電源により電力が供給されてい
るため、次のような問題が生じていた。
【0007】すなわち、スタンバイ時には、LCD等の
低消費電力の表示装置しか利用できず、ユーザーの注意
をより良く喚起するのに便利なLED等を利用できな
い。このため、スタンバイ時のみならず動作時にも表示
装置としてはLCD等の低消費電力の表示装置を利用し
ており、スタンバイ時および動作中の異常(エラー)、
通話中やプリンタモードのインジケータ等もLCD等に
より表示されるので、ユーザーの注意をあまり喚起する
ことができず、例えば、スタンバイ時に誤って封筒モー
ドレバーをセットしてしまったり、プリンタモードで封
筒モードレバーをセットし、そのセットを解除するのを
忘れてしまうといったような不具合を生じていた。
【0008】また、主電源制御部へ電力を供給するため
の電源として二次電池を利用した場合において、二次電
池は電力を供給するだけであり、充電されることはな
く、より効率的な電力供給システムとすべく改良するこ
とが望まれていた。
【0009】本発明は、このような背景の下になされた
もので、その目的は、低消費電力化を図りつつ、ユーザ
の注意をより良く喚起し得る表示制御を行えるような電
力供給制御を実現することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、装置本体の各手段へ電力を
供給する主電源と、該主電源の動作を制御する主電源制
御手段と、スタンバイ時に前記主電源制御手段に駆動電
力を供給する二次電池と、少なくとも本装置の動作時は
前記主電源を起動するように前記主電源制御手段を制御
する制御手段とを少なくとも備えたファクシミリ装置で
あって、前記制御手段は、少なくとも本装置の動作中に
エラーが発生した場合、該エラーが解消されるまで前記
主電源による駆動可能状態を維持するように前記主電源
制御手段を制御するよう構成されている。
【0011】上記目的を達成するため、請求項2記載の
発明は、装置本体の各手段へ電力を供給する主電源と、
該主電源の動作を制御する主電源制御手段と、スタンバ
イ時に前記主電源制御手段に駆動電力を供給する二次電
池及び太陽電池と、少なくとも本装置の動作時は前記主
電源を起動するように前記主電源制御手段を制御する制
御手段とを少なくとも備えたファクシミリ装置であっ
て、前記制御手段は、少なくとも本装置の動作中にエラ
ーが発生した場合、該エラーが解消されるまで前記主電
源による駆動可能状態を維持するように前記主電源制御
手段を制御するよう構成されている。
【0012】上記目的を達成するため、請求項3記載の
発明では、請求項1、または請求項2記載の前記制御手
段は、通話中は前記主電源による駆動可能状態を維持す
るように前記主電源制御手段を制御するよう構成されて
いる。
【0013】上記目的を達成するため、請求項4記載の
発明では、請求項1〜請求項3記載の前記制御手段は、
プリンタモード時は前記主電源による駆動可能状態を維
持するように前記主電源制御手段を制御するよう構成さ
れている。
【0014】上記目的を達成するため、請求項5記載の
発明では、請求項1〜請求項4記載の前記制御手段は、
スタンバイ時に本装置に異常が発生した場合、前記主電
源による駆動が可能となるように前記主電源制御手段を
制御するよう構成されている。
【0015】上記目的を達成するため、請求項6記載の
発明では、請求項5記載の前記制御手段は、スタンバイ
時にインクカートリッジが交換された場合、前記主電源
による駆動が可能となるように前記主電源制御手段を制
御するよう構成されている。
【0016】上記目的を達成するため、請求項7記載の
発明では、請求項5記載の前記制御手段は、スタンバイ
時に封筒モードが設定された場合、前記主電源による駆
動が可能となるように前記主電源制御手段を制御するよ
う構成されている。
【0017】上記目的を達成するため、請求項8記載の
発明では、請求項1〜請求項7記載の前記制御手段は、
前記主電源による駆動可能状態のとき、注意喚起力の大
きな表示手段により各種の情報を表示させるように制御
するよう構成されている。
【0018】上記目的を達成するため、請求項9記載の
発明では、請求項8記載の前記表示手段は、発光ダイオ
ードにより構成されている。
【0019】上記目的を達成するため、請求項10記載
の発明では、請求項1〜請求項9記載の前記制御手段
は、本装置の動作中は、前記主電源により前記主電源制
御手段に対して電力を供給するように制御するよう構成
されている。
【0020】上記目的を達成するため、請求項11記載
の発明では、請求項2〜請求項10記載の前記制御手段
は、本装置の動作中は前記主電源により、スタンバイ時
には、前記太陽電池の出力電圧が該二次電池の出力電圧
より高ければ該太陽電池により、低ければ該二次電池に
より、前記主電源制御手段に対して電力を供給するよう
に制御するよう構成されている。
【0021】上記目的を達成するため、請求項12記載
の発明では、請求項2〜請求項11記載の前記制御手段
は、本装置の動作中は、前記主電源により前記二次電池
を充電するように制御するよう構成されている。
【0022】上記目的を達成するため、請求項13記載
の発明では、請求項2〜請求項12記載の前記制御手段
は、本装置の動作中は、前記主電源により前記二次電池
を充電し、スタンバイ時は、前記太陽電池の出力電圧が
該二次電池の出力電圧より高ければ該太陽電池により該
二次電池を充電するように制御するよう構成されてい
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。
【0024】図1は、本発明の実施の形態に係るファク
シミリ装置の概略構成を示すブロック図である。
【0025】本ファクシミリ装置1は、マイクロプロセ
ッサ等を中核としてファクシミリ送受信等の各種の処理
を実行するものであり、図1に示すように、CPU2を
備えている。このCPU2は、ROM3に記憶されてい
るプログラムに従ってRAM4、不揮発性RAM5、キ
ャラクタジェネレータ(以下、CGという)6、読取部
7、記録部8、モデム部9、網制御ユニット(以下、N
CUという)10、操作部13および表示部14を制御
することにより、ファクシミリ送受信処理の他、電力供
給処理をも実行する。
【0026】RAM4は、読取部7によって読取られた
2値化画像データ、または記録部8にて記録される2値
化画像データを格納する。読取部7で読取られた2値化
画像データはモデム部9によって変調され、この変調さ
れた信号はNCU10を介して電話回線11に出力され
る。これに対し、記録部8にて記録される2値化画像デ
ータは、電話回線11から入力されたアナログ波形信号
をNCU10およびモデム部9を介して復調することに
よって得られるデータである。
【0027】不揮発性RAM5は、ファクシミリ装置1
の電源が遮断された状態にあるときに、保存すべきデー
タ(例えば、短縮ダイヤル番号など)を確実に格納する
ために設けられている。
【0028】CG6は、JISコード、ASCIIコー
ドなどのコード体系で示されるキャラクタのパターンデ
ータを上記コードと対応付けて予め格納したROM等に
より構成され、このCG6からは、CPU2の制御に基
づき必要に応じて2バイトのデータで所定コードに対応
するキャラクタデータが読出される。
【0029】読取部7は、DMAコントローラ、画像処
理IC、イメージセンサおよびCMOSロジックICな
どにより構成され、CPU2の制御に基づいてコンタク
トセンサ(CS)を利用して読取ったデータを2値化
し、その2値化データを順次RAM4に転送する。
【0030】なお、この読取部7に対する原稿のセット
状態は、原稿の搬送路に設けられた機械式原稿センサ
(操作部13に含まれる)によって検出され、原稿のセ
ット状態を示す原稿検出信号は主電源制御部15に入力
される。このように、原稿センサとしてフォトセンサな
どを用いず、機械式の原稿センサ(機械式スイッチ)を
用いているので、原稿挿入を待機している間の原稿セン
サによる電力消費を回避でき、これによって後述する二
次電池の電力消耗を抑制することができる。
【0031】記録部8は、DMAコントローラ、インク
ジェット記録装置、CMOSロジックICなどにより構
成され、CPU2の制御によってRAM4に格納されて
いる記録データを読出し、ハードコピーとして記録出力
する。記録部8のインクジェット記録装置は、後述する
ように、インクカートリッジ61(図4参照)からのイ
ンク噴射(吹付け)を制御して印字を行う。
【0032】モデム部9は、G3、G2モデムと、これ
らモデムに接続されたクロック発生回路となどにより構
成され、CPU2の制御に基づいてRAM4に格納され
ている送信データを変調し、NCU10を介して電話回
線11に出力する。また、モデム部9は、電話回線1
1、NCU10を介して入力されたアナログの受信信号
を復調(2値化)し、その2値化データをRAM4に格
納する。
【0033】NCU10は、CPU2の制御に従って、
電話回線11をモデム部9または電話機12のいずれか
に切換えて接続する。このNCU10は、呼出信号(C
I)を検出する手段を有し、呼出信号が検出されたとき
に着信信号を主電源制御部15へ送る。
【0034】電話機12は、ハンドセットおよびスピー
チネットワーク、ダイヤラ、リンガー、テンキー、ワン
タッチキーなどにより構成され、ファクシミリ装置1と
一体化されている。
【0035】操作部13は、ファクシミリ送信,受信な
どをスタートさせるフッキングボタン(図2のフッキン
グスイッチ31を操作するためのボタン)、送受信時に
おけるファイン、標準、自動受信などの操作モードを選
択・指定するモード選択キーと、プリンタモードを設定
するプリンタモードキー、ダイヤリング用のテンキーや
ワンタッチキーと、原稿検出スイッチ(図2の30であ
り、前述した原稿センサ)等により構成されている。こ
れらキーの操作信号、原稿検出スイッチによる原稿検出
信号は、主電源制御部15に入力される。
【0036】表示部14は、時計表示用の7セグメン
ト、および各種モードを表示する絵文字LCDと、5×
7ドット16桁×1行の表示が可能なドットマトリクス
LCDとを組合わせたLCDモジュール25の他に、エ
ラーの発生を警告するためのエラーLED25a、回線
使用中である旨を示すためのインユースLED25b、
プリンタモードが設定されている旨を示すプリンタモー
ドLED25c、インクカートリッジ61の交換時にイ
ンクカートリッジ61が取外された旨を示すインクカー
トリッジ無LED25d、および回線モニター音、エラ
ー音などを発するためのスピーカ(図示せず)などによ
り構成され、絵文字LCDとドットマトリクスLCDと
は、それぞれ互いに独立している。
【0037】主電源制御部15は、ファクシミリ装置1
全体の各部(ブロック)への通電(電力供給)を制御す
るための回路からなり、この主電源制御部15は、1チ
ップマイクロコンピュータ(以下、マイコンという)1
7、コンデンサタイプの二次電池、太陽電池等により構
成されている。主電源制御部15は、二次電池、または
太陽電池からの供給電力で駆動可能に設定されており、
操作部13からの原稿検出信号やキー操作信号、NCU
10からの着信信号が入力されると、起動信号を主電源
16に送る。また、表示部14の絵文字LCDの表示
は、主電源制御部15のマイコンによって制御され、表
示部14のドットマトリクスLCD、およびエラーLE
D25a、インユースLED25b、プリンタモードL
ED25c、インクカートリッジ無LED25dの表示
はCPU2によって制御される。
【0038】主電源16は、外部からのスイッチングに
よるオン、オフ制御が可能なスイッチング電源であっ
て、交流電力(AC)を入力とし、主電源制御部15か
らの起動信号、停止信号によってそれぞれ電力供給、電
力供給停止を行う。
【0039】次に、主電源制御部15、および主電源1
6の構成・機能を図2〜図4を参照しながら説明する。
なお、図2は主電源制御部15とその周辺の構成を示す
回路図、図3は主電源16の構成を示す回路図、図4は
CPU2の周辺とNCU10の一部の構成を示す回路図
である。
【0040】図2〜図4に示すように、電源ラインVc
cには、DC−DCコンバータ22(図2参照)を介し
て3系統の電力供給源から供給される。第1系統の電力
供給源は+5Vの電圧を供給する主電源16、第2系統
の電力供給源は太陽電池23、第3系統の電力供給源は
コンデンサタイプの二次電池19である。これら3系統
の電力供給源による電源供給の優先順位は、それぞれの
電圧と、二次電圧19の充電状態、逆流防止用ショット
キーバリアダイオード20、逆流防止用ダイオード29
とにより決定される。
【0041】主電源16からの+5Vの電圧は、逆流防
止用ショットキーバリアダイオード20により4.8V
に設定され、太陽電池23からの電圧は、逆流防止用ダ
イオード29により4.6Vに設定され、二次電池19
からの電圧は、その充電状態に応じて設定される。ま
た、逆流防止用ショットキーバリアダイオード20およ
び逆流防止用ダイオード29の向きにより、主電源16
が立上がっている状態では、その主電源16による電力
供給が最優先され、抵抗21を通して二次電池19を充
電すると共に、DC−DCコンバータ22を介して電源
ラインVccヘ電力を供給する。この電力供給時、太陽
電池23は低電位となり、太陽電池23からの電流の流
込みはない。
【0042】主電源16が停止した状態で光エネルギー
によって太陽電池23から電力を供給可能な場合、二次
電池19の電位が太陽電池23の電位より高ければ、二
次電池19からDC−DCコンバータ22を介して電源
ラインVcc(すなわち、主電源制御部15の中核をな
すマイコン17等)へ電力が供給され、太陽電池23か
らは電力が供給されない。反対に二次電池19の電位が
太陽電池23の電位より低いときは、太陽電池23から
DC−DCコンバータ22を介して電源ラインVccへ
電力が供給されると共に、二次電池19は抵抗21を通
して充電される。
【0043】主電源16が停止した状態で太陽電池23
から電力を供給できない場合、DC−DCコンバータ2
2を介して二次電池19から電源ラインVccへ電力が
供給される。このように、主電源制御部15に対する電
源供給の優先順位を、主電源16→太陽電池23→二次
電池19と設定することにより、非常に効率的に電力供
給を行うことが可能となる。
【0044】マイコン17は、超低消費電力で動作可能
な8ビットの1チップマイクロコンピュータにより構成
され、このマイクロコンピュータには時計用タイマ手段
が内蔵されている。マイコン17は、シリアルインター
フェースsI/Oを通じてCPU2とデータの授受を行
う。
【0045】太陽電池23が電力を供給しているか否か
の検出は、その出力電圧を電圧検出回路27で検出する
ことによって行われ、その出力電圧が2.5Vより大き
いとき、電圧検出回路27のOUTがH(High)レ
ベルとなり、2.5V以下の時は27のOUTがL(L
ow)レベルとなる。電圧検出回路27のOUTからの
出力はマイコン17のIN8へ入力される。
【0046】二次電池19の放電状態の電圧は電圧検出
回路24によって検出され、その電圧が1.2Vより大
きいとき、電圧検出回路24のOUTがHレベルとな
り、1.2V以下のとき、電圧検出回路24のOUTが
Lレベルとなる。電圧検出回路24のOUTからの出力
はマイコン17のIN9へ入力される。
【0047】二次電池19の満充電状態の電圧は電圧検
出回路28によって検出され、その電圧が4.8Vより
大きいとき、電圧検出回路28のOUTがHレベルとな
り、4.8V以下のとき、電圧検出回路28のOUTは
Lレベルとなる。電圧検出回路28のOUTからの出力
はマイコン17のIN13へ入力される。
【0048】DC−DCコンバータ22は、入力電圧が
出力電圧より高いときにシリーズレギュレータとして、
入力電圧が出力電圧より低いときに昇圧型スイッチング
レギュレータ、およびシリーズレギュレータとして動作
する。DC−DCコンバータ22の出力電圧としては、
5Vまたは3Vのいずれか一方を選択することができ、
入力ポートSELがHレベルのときは5V、Lレベルの
ときは3Vがそれぞれ選択されて出力される。また、D
C−DCコンバータ22は、その入力Vinが0.9V
以上のときは、出力Voutから5Vまたは3Vを常に
出力する。
【0049】電圧検出回路18の出力REはマイコン1
7のRESETへ入力され、電圧検出回路18は、マイ
コン17をリセットするための回路として機能する。す
なわち、DC−DCコンバータ22のVoutの電圧が
2.7V以下のとき、電圧検出回路18のREはLレベ
ルであり、DC−DCコンバータ22のVoutの電圧
が2.7Vより大きくなると、マイコン17のリセット
に要する時間だけ遅延させてLレベルを維持し、マイコ
ン17がリセットされた後にHレベルとなる。
【0050】マイコン17は、表示部14の絵文字LC
D25と、操作部13のキーマトリクス回路26と、圧
電ブザー駆動回路70とを制御する。
【0051】キーマトリクス回路26は操作部13内の
各種キーのスキャン(押下されたキーの識別)を行い、
マイコン17のソフト制御によって押下されたキーを識
別する。キーマトリクス回路26には、原稿検出スイッ
チ30と、フッキングスイッチ31とが設けられてい
る。
【0052】原稿検出スイッチ30は、原稿の搬送路に
設けられた機械式の原稿検出スイッチ(あるいはリード
スイッチ)により構成されている。この機械式原稿検出
スイッチを用いることによって、スイッチオフ時(原稿
挿入待機時)に電力の消費がなくなり、二次電池の電力
の消耗を低減することができる。フッキングスイッチ3
1は、ハンドセット(図示省略)のオフフック、または
オンフックを検知するためのスイッチである。
【0053】圧電ブザー駆動回路70は、低消費電力型
の圧電ブザー71を駆動する。圧電ブザー駆動回路70
は、一端がマイコン17のOUT7に接続されている抵
抗70aを有し、抵抗70aの多端にはトランジスタ7
0bが接続されている。このトランジスタ70bの動作
はマイコン17によって制御され、トランジスタ70b
の動作によって抵抗70cの両端に駆動電圧が誘起され
る。この電圧は圧電ブザー71に印加され、圧電ブザー
71は、主電源16(図1参照)の起動をユーザに通知
するための通知音を発する。
【0054】主電源16は、図3に示すように、フィル
タ回路40、整流回路41、平滑回路42を経て交流電
力が供給される絶縁トランス39を有する。絶縁トラン
ス39は1次側巻線36、補助巻線37および2次側巻
線38を含む。一次側巻線36への電圧印加および補助
巻線37への電圧印加は、FET43によりスイッチン
グされる。絶縁トランス39の2次側巻線38に誘起さ
れた電圧は、整流・平滑回路52,53を介して+24
V、+5Vの電源電圧としてファクシミリ装置1の各部
へそれぞれ供給される。
【0055】FET43のゲートは抵抗47を介して制
御IC44のOUT1に接続され、FET43の動作は
制御IC44によって制御される。
【0056】整流・平滑回路52からの電流は電流検出
回路54で検出され、電流検出回路54からの出力はフ
ォトカプラ56を介して制御IC44へフィードバック
される。また、整流・平滑回路53からの電圧は過電圧
検出回路55で検出され、過電圧検出回路55の出力は
フォトカプラ57を介して制御IC44へフィードバッ
クされる。
【0057】主電源制御部15のマイコン17からのP
S信号(pwON)は、電流を制限するための抵抗5
1、トランジスタ46およびフォトカプラ45を介して
制御IC44に入力される。
【0058】制御IC44は、絶縁トランス39の1次
側の発振制御を行い、その電源Vddは絶縁トランス3
9の補助巻線37から与えられる。また、制御IC44
は2次側の電流によりPWM制御を行い、過電圧が検出
されたときに全系をシャットダウンするための制御を行
う。制御IC44のOUT1と1次側巻線36との間に
設けられている抵抗は電流制限用抵抗である。
【0059】PS信号がHレベルのとき、トランジスタ
46がオンとなってフォトカプラ45に電流が流れ、フ
ォトカプラ45は電流電圧変換を行う。フォトカプラ4
5の発光部は抵抗49を介して電圧Vccに接続され、
その受光部は抵抗48を介して補助巻線37に接続され
ている。フォトカプラ45の動作に伴い制御IC44の
入力ポートIN1はLレベルとなり、これに応じて制御
IC44の出力ポートOUT1が発振する。出力ポート
OUT1からの発振信号は抵抗47を介してFET43
に与えられ、FET43はスイッチング動作をする。F
ET43のスイッチング動作によって1次側が発振し、
2次側への電力供給が行われる。2次側への電力供給に
よって主電源16は立上がり、その動作を開始する。
【0060】PS信号がLレベルであるとき、トランジ
スタ46がオフとなり、制御IC44のIN1はHレベ
ルとなる。このIN1のHレベルに応じて制御IC44
の出力ポートOUT1はLレベルとなり、FET43は
オフ動作をする。FET43のオフ動作によって1次側
の発振は停止され、主電源16は動作を停止する。例え
ば、スタンバイ時にフッキングスイッチ31(図2参
照)が押下された場合、キーマトリクス回路26からO
N信号が出力され、マイコン17がフッキングスイッチ
31の押下を認識してOUT5をHレベル、すなわちP
S信号をHレベルとして主電源16を起動させる。主電
源16の起動情報は、シリアルインターフェースsI/
Oを通じてCPU2に送られ、CPU2がNCU10を
制御することによってファクシミリ装置1はオフフック
状態になる。
【0061】次に、CPU2およびその周辺の回路構成
について図4を参照しながら説明する。
【0062】電圧検出回路60の出力REはCPU2の
RESETへ入力され、電圧検出回路60は、CPU2
をリセットするための回路として機能する。すなわち、
主電源16からの電圧が4.5V以下のとき、電圧検出
回路60のREの出力レベルはLレベルである。これに
対し、主電源16からの電圧が4.5Vより大きくなる
と、電圧検出回路60のREの出力レベルはCPU2の
リセットに要する時間だけ遅延させてLレベルを維持
し、CPU2がリセットされた後にHレベルとなる。な
お、REからの出力はマイコン17のIN10へも入力
されてモニターされる。
【0063】記録部8のインクジェット記録装置は、イ
ンクカートリッジ61を駆動するキャリッジ部62を有
する。インクカートリッジ61には、その着脱の有無を
検出するための信号SCANを受入れる端子65、およ
び信号CHECKを出力する端子66が設けられてい
る。信号SCANは後述するマイコン17のOUT7か
ら出力され、信号CHECKはマイコン17のIN13
に取込まれる。
【0064】次に、NCU10の一部の回路構成につい
て、図5を参照しながら説明する。図5に示すように、
NCU10は、発光部が電話回線11にモジュラージャ
ック34を介して接続され、受光部が抵抗58を介して
電源ラインVccに接続されているフォトカプラ32
と、発光部が電話機12にモジュラージャック35を介
して接続され、受光部が抵抗59を介して電源ラインV
ccに接続されているフォトカプラ33とを有する。
【0065】フォトカプラ32は、呼出信号(CI信
号)を検出するために利用され、電話回線11を通じて
呼出信号を受信すると、着信信号(Lレベル)がマイコ
ン17のIN12へ入力されるように動作をする。スタ
ンバイ時に呼出信号を受信すると、着信信号(Lレベ
ル)がマイコン17へ入力され、マイコン17がそれを
認識してOUT5をHレベル、すなわちPS信号をHレ
ベルとして主電源16を起動させる。主電源16の起動
情報は、シリアルインターフェースsI/Oを通じてC
PU2に送られ、CPU2はその情報に応じて各ブロッ
クを制御する。
【0066】フォトカプラ33は、電話機12のオフフ
ックを検出するために利用され、電話機12がオフフッ
クされると、Lレベルがマイコン17のIN11へ入力
されるように動作をする。スタンバイ時に電話機12が
オフフックされると、Lレベルがマイコン17へ入力さ
れ、マイコン17がそれを認識してOUT5をHレベ
ル、すなわちPS信号をHレベルとして主電源16を起
動させる。この主電源16の起動情報はシリアルインタ
ーフェースsI/Oを通じてCPU2に送られ、CPU
2はその情報に応じて各ブロックを制御する。
【0067】次に、本形態に係るファクシミリ装置の動
作について、図面を参照しながら説明する。
【0068】まず、FAXスタンバイ状態における動作
を、図6のフローチャートを参照しながら説明する。
【0069】AC入力が開始されると(ステップS10
1)、まず主電源16が立上げられる(ステップS10
2)。次いで、マイコン17のイニシャライズ(ステッ
プS103)、CPU2のイニシャライズ(ステップS
104)が順次に行われる。マイコン17のイニシャラ
イズが完了した時点で、ファクシミリ装置1はスタンバ
イ状態となる。
【0070】CPU2のイニシャライズが完了してスタ
ンバイ状態になると、二次電池19の充電が開始され
(ステップS105)、電圧検出回路28の出力、また
は充電継続時間に基づき二次電池19の充電が完了した
か否かの判定が行われる(ステップS106)。すなわ
ち、電圧検出回路28の出力がHレベルになったとき、
またはマイコン17に内蔵されている時計用タイマ手段
で計測された充電時間が1時間経過したときに、充電完
了と判定される。
【0071】電圧検出回路28の出力がHレベルになっ
たときは、マイコン17のIN13がHレベルとなるか
ら、それに従ってマイコン17がOUT5、すなわちP
S信号をLレベルとすることによって主電源16の動作
を停止させる(ステップS107)。一方、充電時間が
1時間経過したときは、割り込みが発生し、それに従っ
てマイコン17がOUT5、すなわちPS信号をLレベ
ルとすることによって主電源16の動作を停止させる
(ステップS107)。
【0072】主電源16の動作が停止すると、電圧検出
回路60のREがLレベルとなり、CPU2がリセット
される(ステップS108)。次いで、二次電池19お
よび太陽電池23だけによる電力供給が開始される(ス
テップS109)。そして、二次電池19および太陽電
池23からの電力供給開始後、太陽電池23が供給する
電力の内の余剰電力で二次電池19の充電が行われる
(ステップS110)。このように、太陽電池23の余
剰電力で二次電池19を充電しているので、電力を無駄
なく利用でき、主電源16の動作が停止しているスタン
バイ状態を長時間維持することが可能となる。
【0073】次に、太陽電池23の電位が二次電池19
の電位より低いか否かの判定が行われる(ステップS1
11)。太陽電池23の供給電力の減少によりその電位
が二次電池19の電位より低いとき、二次電池19の電
圧が1.2V以下であるか否かの判定が行われる(ステ
ップS112)。太陽電池23の供給電力の減少により
その電位が二次電池の電位より低くなり、二次電池19
の電圧が1.2V以下になると、電圧検出回路24のO
UTのレベルがLレベルになることによってマイコン1
7のIN9のレベルがLレベルとなるから、それに従っ
てマイコン17はOUT5をHレベル、すなわちPS信
号をHレベルとする。このHレベルのPS信号によって
トランジスタ46がONとなり、フォトカプラ45がO
Nし、制御IC44のIN1がLレベルとなる。このI
N1のレベルがLレベルになることによって制御IC4
4のOUT1が発振し、FET43の動作によって1次
側が発振し、2次側に電力が供給される。2次側への電
力供給によって主電源16が立ち上がる(ステップS1
13)。主電源16が立ち上がると、電圧検出回路60
によってCPU2がイニシャライズされるとともに主電
源16による二次電池19の充電が開始される。よっ
て、FAXスタンバイ状態が保持されながら、再び二次
電池19の充電が行われ、このサイクルが繰り返され
る。
【0074】次に、FAXスタンバイ状態におけるFA
X送信時の割込処理を、図7のフローチャートに従って
説明する。
【0075】FAXスタンバイ状態時には、原稿挿入の
有無の判定(ステップS201)、フッキングボタンの
押下の有無の判定(ステップS202)、受話器(電話
機12)のオフフックの有無の判定(ステップ203)
等が順次に行われる。FAXスタンバイ状態時に原稿が
挿入された場合、またはフッキングボタンが押下された
場合は、原稿検出スイッチ30、フッキンスグイッチ3
1がそれぞれONとなる。そして、このON信号がマイ
コン17へ入力され、マイコン17によってトランジス
タ70bが動作する。トランジスタ70bの動作によっ
て抵抗70cの両端に誘起された電圧が圧電ブザー71
に印加され、圧電ブザー71が駆動される。圧電ブザー
71の駆動によって原稿が所定の位置に挿入されたこと
を通知するための通知音が発せられる(ステップS20
4)。また、受話器がオフフックされた場合は、フォト
カプラ33がONとなり、このON信号がマイコン17
へ入力される。
【0076】マイコン17は、原稿検出スイッチ30、
またはフッキンスグイッチ31、またはフォトカプラ3
3のON信号が入力されると、OUT5をHレベル、す
なわちPS信号をHレベルにしてフォトカプラ45をO
Nさせる。フォトカプラ45がONになると、制御IC
44はFET43を介して1次側を発振させ、2次側に
電力を供給することによって主電源16を立上げる(ス
テップS205)。
【0077】主電源16が立上がると、電圧検出回路6
0によりCPU2がイニシャライズされて二次電池19
の充電が開始され(ステップS206)、主電源16の
動作中、二次電池19は常に充電中の状態となる。主電
源16の立上り情報がシリアルインターフェースsI/
Oを通じてCPU2へ送られ、その後ファクシミリ装置
1の動作制御はCPU2を中心として行われる。この状
態で回線が捕捉され(ステップS207)、相手装置に
電話をかけると(ステップS208)、CPU2の制御
によって表示部14のスピーカから回線モニター音が発
せられ、通常のファクシミリ送信が行われる(ステップ
S209)。この送信途中で送信エラーが発生すると、
CPU2の制御によって表示部14のスピーカからエラ
ー音が発せられる。
【0078】送信が終わり(ステップS210)、回線
が切断される(ステップS211)と、シリアルインタ
ーフェースsI/Oを通じてその情報がマイコン17に
送られ、これに従ってマイコン17がPS信号をLレベ
ルとして主電源16の動作を停止させる(ステップS2
12)。また、送信終了時にハンドセットが上げられた
状態であるとき、表示部14のスピーカからオフフック
アラーム音が発せられる。
【0079】次いで、CPU2がリセットされ、二次電
池19の充電が終了されて(ステップS213)、FA
Xスタンバイ状態となり(ステップS214)、処理が
図6のステップS109に戻る。なお、図7におけるス
テップS207〜S211の処理は、メインシステム
(CPU2)の制御により実行される処理である。
【0080】次に、FAXスタンバイ状態におけるFA
X受信時の割込処理を、図8のフローチャートに従って
説明する。
【0081】FAXスタンバイ状態時には、フッキング
ボタンの押下の有無の判定(ステップS301)、受話
器のオフフックの有無の判定(ステップ302)、CI
信号検出の有無の判定(ステップS303)等が順次に
行われる。
【0082】FAXスタンバイ状態時にフッキングボタ
ンが押下された場合、フッキンスグイッチ31からのO
N信号がマイコン17へ入力され、マイコン17によっ
てトランジスタ70bが動作する。トランジスタ70b
の動作によって抵抗70cの両端に誘起された電圧が圧
電ブザー71に印加され、圧電ブザー71が駆動され
る。圧電ブザー71の駆動によってフッキングボタンの
押下を通知するための通知音が発せられる(ステップS
304)。また、受話器がオフフックされた場合、フォ
トカプラ33からのON信号がマイコン17へ入力され
る。
【0083】マイコン17は、フッキンスグイッチ3
1、またはフォトカプラ33からのON信号が入力され
ると、OUT5をHレベル、すなわちPS信号をHレベ
ルにしてフォトカプラ45をONさせる。フォトカプラ
45がONになると、制御IC44はFET43を介し
て1次側を発振させ、2次側に電力を供給することによ
って主電源16を立上げる(ステップS305)。
【0084】主電源16が立上がると、CPU2がイニ
シャライズされて二次電池19の充電が開始され(ステ
ップS306)、主電源16の動作中、二次電池19は
常に充電された状態となる。次いで、主電源16の立上
り情報がシリアルインターフェースsI/Oを通じてC
PU2へ送られ、その後、ファクシミリ装置1の動作制
御はCPU2を中心として行われる。
【0085】この状態で回線が捕捉され(ステップS3
07)、相手装置に電話をかけると(ステップS30
8)、通常のファクシミリ受信が行われる(ステップS
309)。次いで、受信が終わり(ステップS31
0)、回線が切断される(ステップS311)と、シリ
アルインターフェースsI/Oを通じてその情報がマイ
コン17に送られ、これに従ってマイコン17がPS信
号をLレベルとして主電源16の動作を停止させる(ス
テップS312)。
【0086】主電源の動作停止に伴い二次電池19の充
電が終了されて(ステップS313)、FAXスタンバ
イ状態となり(ステップS314)、処理がステップS
109(図6に示す)に戻る。
【0087】これに対し、ステップS303にてCI信
号が検出されたときは、CNG信号の検出が行われる。
CNG信号が検出されると、フォトカプラ32がON動
作をし、このON信号がマイコン17へ入力されると、
マイコン17はOUT5をHレベル、すなわちPS信号
をHレベルとすることによってフォトカプラ45をON
動作させる。フォトカプラ45がON動作すると、制御
IC44がFET43を介して1次側を発振させ、2次
側に電力が供給される。この2次側への電力供給によっ
て主電源16が立上がる(ステップS315)。
【0088】主電源16の立上がりに伴い二次電池19
の充電が開始され(ステップS316)、主電源16の
動作中、二次電池19は常に充電されている。次いで、
この主電源16の立上がり情報がシリアルインターフェ
ースsI/Oを通じてCPU2へ送られ、その後、ファ
クシミリ装置1の動作の制御はCPU2を中心として行
われる。
【0089】次いで、NCU10が回線を捕捉し(ステ
ップS317)、上記のステップS309以降の処理に
進み、自動ファクシミリ受信等が行われる。
【0090】CI信号が検出された後にCNGが検出さ
れないとき、または音声を検出したとき、CPU2の制
御によって表示部14のスピーカが駆動され、スピーカ
らから疑似呼出音が発せられ、電話動作が行われる。な
お、図8におけるステップS307〜S311、S31
7の処理は、メインシステム(CPU2)の制御により
実行される処理である。
【0091】次に、FAXスタンバイ状態からFAX送
信が開始され、そのFAX送信中にエラーが発生した場
合の処理を、図9のフローチャートに従って説明する。
【0092】FAXスタンバイ状態時には、原稿挿入の
有無の判定(ステップS401)、フッキングボタンの
押下の有無の判定(ステップS402)、受話器(電話
機12)のオフフックの有無の判定(ステップ403)
等が順次に行われる。FAXスタンバイ状態時に原稿が
挿入された場合、またはフッキングボタンが押下された
場合は、原稿検出スイッチ30、フッキンスグイッチ3
1がそれぞれONとなる。そして、このON信号がマイ
コン17へ入力され、マイコン17によってトランジス
タ70bが動作する。トランジスタ70bの動作によっ
て抵抗70cの両端に誘起された電圧が圧電ブザー71
に印加され、圧電ブザー71が駆動される。圧電ブザー
71の駆動によって原稿が所定の位置に挿入されたこと
を通知するための通知音が発せられる(ステップS40
4)。また、受話器がオフフックされた場合は、フォト
カプラ33がONとなり、このON信号がマイコン17
へ入力される。
【0093】マイコン17は、原稿検出スイッチ30、
またはフッキンスグイッチ31、またはフォトカプラ3
3のON信号が入力されると、OUT5をHレベル、す
なわちPS信号をHレベルにしてフォトカプラ45をO
Nさせる。フォトカプラ45がONになると、制御IC
44はFET43を介して1次側を発振させ、2次側に
電力を供給することによって主電源16を立上げる(ス
テップS405)。
【0094】主電源16が立上がると、電圧検出回路6
0によりCPU2がイニシャライズされて二次電池19
の充電が開始され(ステップS406)、主電源16の
動作中、二次電池19は常に充電中の状態となる。主電
源16の立上り情報がシリアルインターフェースsI/
Oを通じてCPU2へ送られ、その後ファクシミリ装置
1の動作制御はCPU2を中心として行われる。この状
態で回線が捕捉され(ステップS407)、相手装置に
電話をかけると(ステップS408)、CPU2の制御
によって表示部14のスピーカから回線モニター音が発
せられ、通常のファクシミリ送信が行われる(ステップ
S409)。この送信途中で原稿ジャム等の送信エラー
が発生すると(ステップS410)、CPU2の制御に
よって表示部14のスピーカからエラー音が発せられる
と共に、エラーLED25aが点灯される(ステップS
411)。
【0095】このように、エラー音を発生すると共に、
エラーLED25aを点灯するのは、送信エラーが発生
した旨をユーザに確実に知らせるためである。消費電力
の大きいエラーLED25aの点灯を継続させるには、
太陽電池23や二次電池19からの電力では不足するの
で、CPU2は、シリアルインターフェイスsI/Oを
通じてエラー発生の情報をマイコン17に送る。する
と、マイコン17は、この情報に従ってPS信号をHレ
ベルとして主電源16の動作を続行させる。
【0096】そして、強制的に送信を終了させ(ステッ
プS412)、回線を切断する(ステップS413)。
次に、原稿ジャム等のエラー要因が解消され、操作部1
3のストップスイッチが押下されると(ステップS41
4)、エラーLED25aを消灯する(ステップS41
5)。その情報は、シリアルインターフェースsI/O
を通じてマイコン17に送られ、これに従ってマイコン
17がPS信号をLレベルとして主電源16の動作を停
止させる(ステップS416)。また、送信終了時にハ
ンドセットが上げられた状態であるとき、表示部14の
スピーカからオフフックアラーム音が発せられる。
【0097】次いで、CPU2がリセットされ、二次電
池19の充電が終了されて(ステップS417)、FA
Xスタンバイ状態となり(ステップS418)、処理が
図6のステップS109に戻る。なお、図9におけるス
テップS407〜S415の処理は、メインシステム
(CPU2)の制御により実行される処理である。
【0098】次に、FAXスタンバイ状態における通話
時の処理を、図10のフローチャートに従って説明す
る。
【0099】FAXスタンバイ状態時にフッキングボタ
ンが押下された場合(ステップS501)、フッキング
スイッチ31からのON信号がマイコン17へ入力さ
れ、マイコン17によってトランジスタ70bが動作す
る。トランジスタ70bの動作によって抵抗70cの両
端に誘起された電圧が圧電ブザー71に印加され、圧電
ブザー71が駆動される。圧電ブザー71の駆動によっ
てフッキングボタンの押下を通知するための通知音が発
せられる(ステップS503)。また、受話器がオフフ
ックされた場合(ステップS502)、フォトカプラ3
3からのON信号がマイコン17へ入力される。
【0100】マイコン17は、フッキングイッチ31、
またはフォトカプラ33からのON信号が入力される
と、OUT5をHレベル、すなわちPS信号をHレベル
にしてフォトカプラ45をONさせる。フォトカプラ4
5がONになると、制御IC44はFET43を介して
1次側を発振させ、2次側に電力を供給することによっ
て主電源16を立上げる(ステップS504)。
【0101】主電源16が立上がると、CPU2がイニ
シャライズされて二次電池19の充電が開始され(ステ
ップS505)、主電源16の動作中、二次電池19は
常に充電された状態となる。次いで、主電源16の立上
り情報がシリアルインターフェースsI/Oを通じてC
PU2へ送られ、その後、ファクシミリ装置1の動作制
御はCPU2を中心として行われる。
【0102】この状態で回線が捕捉されると(ステップ
S506)、CPU2は、フォトカプラ33のON状態
に応じて回線使用中を示すインユースLED25bを点
灯する(ステップS507)。そして、相手装置に電話
をかけて(ステップS508)、通常の通話が行われる
(ステップS509)。次いで、通話が終わり(ステッ
プS510)、回線が切断されると(ステップS51
1)、回線使用中を示すインユースLED25bを消灯
する(ステップS512)。すると、その情報がシリア
ルインターフェースsI/Oを通じてマイコン17に送
られ、これに従ってマイコン17がPS信号をLレベル
として主電源16の動作を停止させる(ステップS51
3)。
【0103】主電源16の動作停止に伴い二次電池19
の充電が終了されて(ステップS514)、FAXスタ
ンバイ状態となり(ステップS515)、処理がステッ
プS109(図6に示す)に戻る。
【0104】なお、図10におけるステップS506〜
S512の処理は、メインシステム(CPU2)の制御
により実行される処理である。通話の場合は、通話中、
常時フォトカプラ33がONとなり、そのON信号がマ
イコン17に入力されているため、必然的に主電源16
が立上げられた状態となる。
【0105】次に、FAXスタンバイ状態におけるプリ
ンタモード時の処理を、図11のフローチャートに従っ
て説明する。
【0106】FAXスタンバイ状態において、プリンタ
モードキーが押下されると(ステップS601)、その
キー操作信号がマイコン17へ入力され、マイコン17
によってトランジスタ70bが動作する。トランジスタ
70bの動作によって抵抗70cの両端に誘起された電
圧が圧電ブザー71に印加され、圧電ブザー71が駆動
される。圧電ブザー71の駆動によってプリンタモード
キーの押下を通知するための通知音が発せられる(ステ
ップS602)。
【0107】また、マイコン17は、プリンタモードキ
ーのキー操作信号が入力されると、OUT5をHレベ
ル、すなわちPS信号をHレベルにしてフォトカプラ4
5をONさせる。フォトカプラ45がONになると、制
御IC44はFET43を介して1次側を発振させ、2
次側に電力を供給することによって主電源16を立上げ
る(ステップS603)。
【0108】主電源16が立上がると、CPU2がイニ
シャライズされて二次電池19の充電が開始され(ステ
ップS604)、主電源16の動作中、二次電池19は
常に充電された状態となる。次いで、主電源16の立上
り情報がシリアルインターフェースsI/Oを通じてC
PU2へ送られ、その後、ファクシミリ装置1の動作制
御はCPU2を中心として行われる。CPU2は、プリ
ンタモードを示すプリンタモードLED25cを点灯す
る(ステップS605)。
【0109】この状態で装置はプリンタとして動作可能
となり、プリンタ動作、またはプリント待機を行う(ス
テップS606)。そして、プリンタモードキーが再度
押下されてプリンタモードの解除が指示された場合は
(ステップS607)、プリンタモードLED25cを
消灯する(ステップS608)。
【0110】すると、その情報がシリアルインターフェ
ースsI/Oを通じてマイコン17に送られ、これに従
ってマイコン17がPS信号をLレベルとして主電源1
6の動作を停止させる(ステップS609)。そして、
CPU2がリセットされ、二次電池19の充電が終了さ
れ(ステップS610)、FAXスタンバイ状態となり
(ステップS611)、処理がステップS109(図6
に示す)に戻る。なお、図11におけるステップS60
5〜S608の処理は、メインシステム(CPU2)の
制御により実行される処理である。
【0111】次に、FAXスタンバイ状態においてイン
クカートリッジ61が交換された場合の処理を、図12
のフローチャートに従って説明する。なお、インクカー
トリッジ61の着脱の検出は、図4において、ある一定
周期で一定時間SCAN信号がONとなり、その間だけ
インクカートリッジ着脱検出回路が動作するようにな
り、CHECK信号として結果を出力することにより行
う。
【0112】FAXスタンバイ状態において、インクカ
ートリッジ61が取外され(ステップS701)、その
旨を示すCHECK信号のON信号がマイコン17へ入
力されると、マイコン17は、OUT5をHレベル、す
なわちPS信号をHレベルにしてフォトカプラ45をO
Nさせる。フォトカプラ45がONになると、制御IC
44はFET43を介して1次側を発振させ、2次側に
電力を供給することによって主電源16を立上げる(ス
テップS702)。
【0113】主電源16が立上がると、CPU2がイニ
シャライズされて二次電池19の充電が開始され(ステ
ップS703)、主電源16の動作中、二次電池19は
常に充電された状態となる。次いで、主電源16の立上
り情報がシリアルインターフェースsI/Oを通じてC
PU2へ送られ、その後、ファクシミリ装置1の動作制
御はCPU2を中心として行われ、CPU2は、インク
カートリッジ無LED25dを点灯する(ステップS7
04)。
【0114】この状態で装置はインクカートリッジ61
が取付けられるのを待ち(ステップS705)、上記C
HECK信号によりインクカートリッジ61が取付けら
れたことが検出されると、インクカートリッジ無LED
25dを消灯する(ステップS706)。
【0115】すると、その情報がシリアルインターフェ
ースsI/Oを通じてマイコン17に送られ、これに従
ってマイコン17がPS信号をLレベルとして主電源1
6の動作を停止させる(ステップS707)。そして、
CPU2がリセットされ、二次電池19の充電が終了さ
れ(ステップS708)、FAXスタンバイ状態となり
(ステップS709)、処理がステップS109(図6
に示す)に戻る。なお、図12におけるステップS70
4〜S706の処理は、メインシステム(CPU2)の
制御により実行される処理である。
【0116】次に、FAXスタンバイ状態において封筒
モードが誤って設定された場合の処理を、図12のフロ
ーチャートに従って説明する。なお、通常、封筒モード
の設定はプリンタモード時のみに有効であるが、FAX
スタンバイ状態にあるき、誤って封筒モードがセットさ
れた場合は、図14に示した封筒レバー91の状態を封
筒レバー検知部90により検出し、このON信号がマイ
コン17へ入力される。
【0117】FAXスタンバイ状態において、封筒モー
ドが誤って設定されて(ステップS801)、その旨を
示すFUTO信号のON信号がマイコン17へ入力され
ると、マイコン17は、OUT5をHレベル、すなわち
PS信号をHレベルにしてフォトカプラ45をONさせ
る。フォトカプラ45がONになると、制御IC44は
FET43を介して1次側を発振させ、2次側に電力を
供給することによって主電源16を立上げる(ステップ
S802)。
【0118】主電源16が立上がると、CPU2がイニ
シャライズされて二次電池19の充電が開始され(ステ
ップS803)、主電源16の動作中、二次電池19は
常に充電された状態となる。次いで、主電源16の立上
り情報がシリアルインターフェースsI/Oを通じてC
PU2へ送られ、その後、ファクシミリ装置1の動作制
御はCPU2を中心として行われ、CPU2は、エラー
LED25aを点灯する(ステップS804)。このよ
うに、FAXスタンバイ状態において、封筒モードが設
定された場合にエラー処理するのは、封筒レバー91の
操作により封筒モードが設定された場合には、封筒のよ
うな厚紙を搬送するように用紙搬送機構が作動するた
め、FAX着信(自動受信)があった場合に通常の厚さ
の記録紙を搬送できなくなり、FAX自動受信を行えな
くなるからである。
【0119】この状態で装置は封筒レバー91が解除さ
れるのを待ち(ステップS805)、上記FUTO信号
により封筒レバー91が解除されたことが検出される
と、エラーLED25aを消灯する(ステップS80
6)。
【0120】すると、その情報がシリアルインターフェ
ースsI/Oを通じてマイコン17に送られ、これに従
ってマイコン17がPS信号をLレベルとして主電源1
6の動作を停止させる(ステップS807)。そして、
CPU2がリセットされ、二次電池19の充電が終了さ
れ(ステップS808)、FAXスタンバイ状態となり
(ステップS809)、処理がステップS109(図6
に示す)に戻る。なお、図13におけるステップS80
4〜S806の処理は、メインシステム(CPU2)の
制御により実行される処理である。
【0121】以上において、主電源16が立上がってい
る間は、同時に二次電池19の充電が行われるため、二
次電池19の充電のためだけに主電源16を立上げる回
数が減り、余分な電力消費を防ぐことができる。
【0122】また、スタンバイ時に異常が発生した場合
は、主電源16による駆動が可能となるように、電力供
給制御を行っているので、消費電力は大きいが注意を喚
起しやすいLEDにより、上記異常が発生した旨を表示
することが可能となり、使い勝手が向上する。
【0123】また、ファクシミリ送信時などの本装置の
動作中にエラーが発生した場合は、主電源16による駆
動可能状態を直ちに停止することなく、エラーが解消し
た後に停止することにより、上記LEDにより、上記エ
ラーが発生した旨を表示することが可能となり、使い勝
手が向上する。
【0124】また、装置本体1の各部への通電を制御す
る主電源制御部15と、この主電源制御部15に電力を
供給する主電源16と、二次電池19、また必要に応じ
て太陽電池23を設けて各電力供給を制御しているの
で、上述のようにスタンバイ時の消費電力をほぼ0Wに
することができ、放射ノイズの発生を抑制することが可
能となる。さらに、主電源16の1次側を複数の手段に
より直接制御することがないので、安全規格上の制限も
なく、容易に実施できる。
【0125】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
装置本体の各手段へ電力を供給する主電源と、該主電源
の動作を制御する主電源制御手段と、スタンバイ時に前
記主電源制御手段に駆動電力を供給する二次電池(及び
太陽電池)と、少なくとも本装置の動作時は前記主電源
を起動するように前記主電源制御手段を制御する制御手
段とを少なくとも備えたファクシミリ装置であって、前
記制御手段は、少なくとも本装置の動作中にエラーが発
生した場合、該エラーが解消されるまで前記主電源によ
る駆動可能状態を維持するように前記主電源制御手段を
制御するよう構成したので、低消費電力化を図りつつ、
ユーザの注意をより良く喚起し得る表示制御を行えるよ
うな電力供給制御を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置の
概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1のファクシミリ装置のおける主電源制御部
とその周辺回路との構成を概略的に示す回路図である。
【図3】図1のファクシミリ装置に用いられている主電
源の構成を概略的に示す回路図である。
【図4】図1のファクシミリ装置に用いられているCP
Uとその周辺の回路構成を示す図である。
【図5】図1のファクシミリ装置に用いられているNC
Uの回路構成を部分的に示す図である。
【図6】図1のファクシミリ装置のFAXスタンバイ状
態における動作を示すフローチャートである。
【図7】図1のファクシミリ装置のFAXスタンバイ状
態におけるFAX送信時の割込みルーチンを示すフロー
チャートである。
【図8】図1のファクシミリ装置のFAXスタンバイ状
態におけるFAX受信時の割込みルーチンを示すフロー
チャートである。
【図9】図1のファクシミリ装置の送信中にエラーが発
生した場合の処理を示すフローチャートである。
【図10】図1のファクシミリ装置の通話中の処理を示
すフローチャートである。
【図11】図1のファクシミリ装置のプリンタモード時
の処理を示すフローチャートである。
【図12】図1のファクシミリ装置のインクカートリッ
ジ交換時の処理を示すフローチャートである。
【図13】図1のファクシミリ装置の封筒モード時の処
理を示すフローチャートである。
【図14】封筒モードの設定機構を示す図である。
【符号の簡単な説明】
2 CPU 10 NCU 13 操作部 15 主電源制御部 16 主電源 17 マイコン 18,24,27,28,60 電圧検出回路 19 二次電池 22 DC−DCコンバータ 23 太陽電池 25a…エラーLED 25b…インユースLED 25c…プリンタモードLED 25d…カートリッジ無LED 26 キーマトリクス回路 30 原稿検出スイッチ 31 フッキングスイッチ 32,33,45 フォトカプラ 39 絶縁トランス 43 FET 44 制御IC 70 圧電ブザー駆動回路 71 圧電ブザー 90 封筒レバー検知部 91 封筒レバー

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体の各手段へ電力を供給する主電
    源と、該主電源の動作を制御する主電源制御手段と、ス
    タンバイ時に前記主電源制御手段に駆動電力を供給する
    二次電池と、少なくとも本装置の動作時は前記主電源を
    起動するように前記主電源制御手段を制御する制御手段
    とを少なくとも備えたファクシミリ装置であって、 前記制御手段は、少なくとも本装置の動作中にエラーが
    発生した場合、該エラーが解消されるまで前記主電源に
    よる駆動可能状態を維持するように前記主電源制御手段
    を制御することを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 装置本体の各手段へ電力を供給する主電
    源と、該主電源の動作を制御する主電源制御手段と、ス
    タンバイ時に前記主電源制御手段に駆動電力を供給する
    二次電池及び太陽電池と、少なくとも本装置の動作時は
    前記主電源を起動するように前記主電源制御手段を制御
    する制御手段とを少なくとも備えたファクシミリ装置で
    あって、 前記制御手段は、少なくとも本装置の動作中にエラーが
    発生した場合、該エラーが解消されるまで前記主電源に
    よる駆動可能状態を維持するように前記主電源制御手段
    を制御することを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、通話中は前記主電源に
    よる駆動可能状態を維持するように前記主電源制御手段
    を制御することを特徴とする請求項1、または請求項2
    記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、プリンタモード時は前
    記主電源による駆動可能状態を維持するように前記主電
    源制御手段を制御することを特徴とする請求項1〜請求
    項3記載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、スタンバイ時に本装置
    に異常が発生した場合、前記主電源による駆動が可能と
    なるように前記主電源制御手段を制御することを特徴と
    する請求項1〜請求項4記載のファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、スタンバイ時にインク
    カートリッジが交換された場合、前記主電源による駆動
    が可能となるように前記主電源制御手段を制御すること
    を特徴とする請求項5記載のファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、スタンバイ時に封筒モ
    ードが設定された場合、前記主電源による駆動が可能と
    なるように前記主電源制御手段を制御することを特徴と
    する請求項5記載のファクシミリ装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記主電源による駆動
    可能状態のとき、注意喚起力の大きな表示手段により各
    種の情報を表示させるように制御することを特徴とする
    請求項1〜請求項7記載のファクシミリ装置。
  9. 【請求項9】 前記表示手段は、発光ダイオードにより
    構成されたことを特徴とする請求項8記載のファクシミ
    リ装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、本装置の動作中は、
    前記主電源により前記主電源制御手段に対して電力を供
    給するように制御することを特徴とする請求項1〜請求
    項9記載のファクシミリ装置。
  11. 【請求項11】 前記制御手段は、本装置の動作中は前
    記主電源により、スタンバイ時には、前記太陽電池の出
    力電圧が該二次電池の出力電圧より高ければ該太陽電池
    により、低ければ該二次電池により、前記主電源制御手
    段に対して電力を供給するように制御することを特徴と
    する請求項2〜請求項10記載のファクシミリ装置。
  12. 【請求項12】 前記制御手段は、本装置の動作中は、
    前記主電源により前記二次電池を充電するように制御す
    ることを特徴とする請求項1〜請求項11記載のファク
    シミリ装置。
  13. 【請求項13】 前記制御手段は、本装置の動作中は、
    前記主電源により前記二次電池を充電し、スタンバイ時
    は、前記太陽電池の出力電圧が該二次電池の出力電圧よ
    り高ければ該太陽電池により該二次電池を充電するよう
    に制御することを特徴とする請求項2〜請求項12記載
    のファクシミリ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002144677A (ja) * 2000-11-09 2002-05-22 Seiko Epson Corp 印刷装置、動作モード遷移制御方法、及び情報記録媒体
JP2008304579A (ja) * 2007-06-06 2008-12-18 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2013005036A (ja) * 2011-06-13 2013-01-07 Murata Mach Ltd ファクシミリ装置

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