JP3397500B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents
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Description
ファクシミリ装置に関する。
状態を持つ装置においては、その電源にスイッチング電
源等が用いられている。そして、スタンバイ時または動
作中は、常にこの電源が立ち上がっている。また、主電
源の一次側を電話回線からの呼出信号等により直接制御
することも行われており、省電力化が図られている。
サブ電源を別に持つ装置もあり、この種のタイプは、ス
タンバイ時はサブ電源のみが立ち上がっており、動作中
のみ主電源が立ち上がる仕組みになっていて、省電力化
が図られている。
的とした全く新しいシステムが提案されている(特願平
5−101108号)。このシステムは、主電源(スイ
ッチング電源)の起動、停止を主電源制御部が制御し、
該主電源制御部への電力供給は、スタンバイ時は二次電
池が行い、動作時は主電源が行うという構成で、スタン
バイ時は主電源は停止しており、主電源制御部のみ動作
(スタンバイ)し、動作時は主電源制御部からの制御信
号が主電源に与えられている間、主電源が立ち上がり、
中央制御部がファクシミリ装置本体の各部を制御するよ
うにしたものである。これにより、上述した従来例より
さらなる省電力化が図れる。
た従来例の内の後者の新たに提案されているシステムに
おいて、中央制御部と主電源制御部との間で通信、特に
非同期(UART)形シリアル通信を行う場合、前記主
電源制御部が前記主電源をオフすると、前記通信におけ
る前記中央制御部からの信号がハイ(High)レベル
からロー(Low)レベルになるので、前記主電源制御
部は、この信号を受信してしまい、エラー受信と判断さ
れてしまう場合がある。
ような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、スタンバイ時の消費電力を略0ワット
(W)にすることができ、放射ノイズの発生もなく、安
全規格上の問題がなく、また、主電源オフ時のフレーミ
ングエラー受信発生を防止することができ、しかも主電
源オフ時の無駄な電力消費を防止することができるファ
クシミリ装置を提供しようとするものである。
に本発明の請求項1のファクシミリ装置は、ファクシミ
リ装置本体の各部へ電力を供給する主電源と、ファクシ
ミリ装置本体を制御すると共に前記主電源から電力が供
給される中央制御部と、前記主電源の動作を制御する主
電源制御部と、前記主電源によって充電され且つ前記主
電源制御部に電力を供給する二次電池とを具備し、スタ
ンバイ時は前記主電源は動作せず、前記主電源制御部は
前記二次電池から電力が供給され、動作時は前記主電源
制御部からの起動信号によって前記主電源が起動し、前
記中央制御部がファクシミリ装置本体を動作させ、前記
主電源が前記二次電池を充電し、前記中央制御部と前記
主電源制御部との間で通信を行い、前記主電源制御部は
前記主電源をオフする前に前記通信における前記中央制
御部からの受信を受け付けないように構成したことを特
徴とするものである。
のファクシミリ装置は、ファクシミリ装置本体の各部へ
電力を供給する主電源と、ファクシミリ装置本体の各部
へ電力を供給する太陽電池と、ファクシミリ装置本体を
制御すると共に前記主電源または前記太陽電池から電力
が供給される中央制御部と、前記主電源の動作の制御を
行う主電源制御部と、前記主電源または前記太陽電池に
よって充電され且つ前記主電源制御部に電力を供給する
二次電池とを具備し、スタンバイ時は前記主電源は動作
せず、前記主電源制御部は前記二次電池または前記太陽
電池から電力が供給され、動作時は前記主電源制御部か
らの起動信号によって前記主電源が起動し、前記中央制
御部がファクシミリ装置本体を動作させ、前記主電源が
前記二次電池を充電し、前記太陽電池がファクシミリ装
置本体を動作させるためまたは前記二次電池を充電する
ために電力を供給し、前記中央制御部と前記主電源制御
部との間で通信を行い、前記主電源制御部は前記主電源
をオフする前に前記通信における前記中央制御部からの
受信を受け付けないように構成したことを特徴とするも
のである。
のファクシミリ装置は、上記請求項1または2のファク
シミリ装置において、スイッチ手段を備え、前記スタン
バイ時に前記主電源制御部は前記スイッチ手段からのオ
ン信号を待ち、このオン信号を受信した場合、前記主電
源制御部は前記主電源へ前記起動信号を送って前記主電
源を起動させ、前記中央制御部がファクシミリ装置本体
を動作させることを特徴とするものである。
のファクシミリ装置は、上記請求項1乃至3のいずれか
に記載のファクシミリ装置において、前記スタンバイ時
は前記主電源制御部は前記中央制御部からの着信信号を
待ち、該着信信号を受信した場合、前記主電源制御部は
前記主電源へ前記起動信号を送って前記主電源を起動さ
せ、前記中央制御部がファクシミリ装置本体を動作させ
ることを特徴とするものである。
のファクシミリ装置は、上記請求項1乃至4のいずれか
に記載のファクシミリ装置において、前記主電源制御部
は前記二次電池の電圧を検出する電圧検出手段を備え、
前記スタンバイ時に前記二次電池の電圧があるしきい値
以下になった場合、起動信号を発生して前記主電源を起
動し、前記主電源が前記主電源制御手段及び前記二次電
池に電力を供給する充電状態に入ることを特徴とするも
のである。
のファクシミリ装置は、上記請求項5記載のファクシミ
リ装置において、前記充電状態で前記二次電池の電圧が
あるしきい値以上になった場合、前記主電源制御部は前
記主電源の動作を停止して前記スタンバイ時の状態にす
ることを特徴とするものである。
のファクシミリ装置は、上記請求項1乃至6のいずれか
に記載のファクシミリ装置において、前記主電源制御部
はタイマー手段を備え、前記スタンバイ時に一定時間前
記二次電池以外から電力が供給されない場合には、起動
信号を発生して前記主電源を起動し、前記充電状態に入
ることを特徴とするものである。
のファクシミリ装置は、上記請求項5乃至7のいずれか
に記載のファクシミリ装置において、前記充電状態のま
まで一定時間前記主電源から電力が供給され続けた場
合、前記主電源制御部は前記主電源の動作を停止して前
記スタンバイ時の状態にすることを特徴とするものであ
る。
のファクシミリ装置は、上記請求項1乃至8のいずれか
に記載のファクシミリ装置において、前記主電源はスイ
ッチング電源により構成され、外部からのスイッチング
電源のオン/オフ制御を可能にしたことを特徴とするも
のである。
0のファクシミリ装置は、上記請求項1乃至9のいずれ
かに記載のファクシミリ装置において、前記主電源制御
部は前記中央制御部からの命令信号により前記主電源を
強制的に停止させることを可能にしたことを特徴とする
ものである。
1のファクシミリ装置は、上記請求項2記載のファクシ
ミリ装置において、前記主電源制御部は、前記主電源、
前記太陽電池、前記二次電池の順位で優先的に電力供給
を行うことを特徴とするものである。
2のファクシミリ装置は、上記請求項2または11記載
のファクシミリ装置において、前記太陽電池が供給する
電力の内の余った電力で、前記二次電池を充電すること
を特徴とするものである。
3のファクシミリ装置は、上記請求項3記載のファクシ
ミリ装置において、前記スイッチ手段は、原稿検知スイ
ッチを含むことを特徴とするものである。
4のファクシミリ装置は、上記請求項3または13記載
のファクシミリ装置において、前記スイッチ手段は、動
作を開始させるスイッチを含むことを特徴とするもので
ある。
5のファクシミリ装置は、上記請求項3または13記載
のファクシミリ装置において、前記スイッチ手段は、ハ
ンドセットのオフフック・オンフック検出スイッチを含
むことを特徴とするものである。
6のファクシミリ装置は、上記請求項13記載のファク
シミリ装置において、前記原稿検知スイッチは、機械式
スイッチで構成されることを特徴とするものである。
7のファクシミリ装置は、上記請求項14記載のファク
シミリ装置において、前記動作を開始させるスイッチ
は、予め登録されている相手先にそのキーを押下するこ
とにより電話することができるワンタッチキーであるこ
とを特徴とするものである。
8のファクシミリ装置は、上記請求項14記載のファク
シミリ装置において、前記動作を開始させるスイッチ
は、送信スタートキーであることを特徴とするものであ
る。
9のファクシミリ装置は、上記請求項14記載のファク
シミリ装置において、前記動作を開始させるスイッチ
は、コピーキーであることを特徴とするものである。
0のファクシミリ装置は、上記請求項14記載のファク
シミリ装置において、前記動作を開始させるスイッチ
は、テンキーであることを特徴とするものである。
1のファクシミリ装置は、上記請求項1乃至20のいず
れかに記載のファクシミリ装置において、前記通信は、
非同期(UART)形シリアル通信で行うことを特徴と
するものである。
2のファクシミリ装置は、上記請求項1乃至21記載の
ファクシミリ装置において、前記主電源が動作している
場合、該主電源が前記主電源制御部からの停止信号を受
信すると、前記主電源は動作を停止することを特徴とす
るものである。
3のファクシミリ装置は、上記請求項21記載のファク
シミリ装置において、前記主電源制御部は、外部のスイ
ッチ手段からの信号に従って前記停止信号を出力するこ
とを特徴とするものである。
する。図1は、本発明の一実施例に係るファクシミリ装
置のブロック図であり、同図において、1はファクシミ
リ装置本体である。2はマイクロプロセッサ等から構成
されるCPU(central processing
unit;中央処理装置)で、ROM(read−o
nly memory;読み出し専用メモリ)3に記憶
されているプログラムに従って、RAM(random
−access memory;読取り書き込みメモ
リ)4、不揮発性RAM5、キャラクタジェレータ(C
G)6、読取部7、記録部8、モデム(MODEM)部
9、網制御ユニット(NCU)10、操作部13及び表
示部14を制御する。
た2値化画像データ或は記録部8に記録される2値化画
像データを格納し、モデム部9によって変調された信号
を網制御ユニット10を介して電話回線11に出力する
2値化画像データを格納する。また、RAM4は、電話
回線11から入力されたアナログ信号を網制御ユニット
10及びモデム部9を介して復調した2値化画像データ
を格納する。不揮発性RAM5は、ファクシミリ装置本
体1の電源が遮断された状態にあっても、保存しておく
べきデータ(例えば、短縮ダイヤル番号等)を確実に格
納するものである。キャラクタジェネレータ6は、JI
S(Japan IndustrialStandar
d;日本工業規格)コード或はASCII(Ameri
canStandard Code for Info
rmation Interchange;アメリカ規
格協会情報交換標準コード)コード等のキャラクタを格
納するもので、CPU2の制御に基づき必要に応じて2
バイトのデータで所定コードに対応するキャラクタデー
タを取り出す。
mory access;直接メモリアクセス)コント
ローラ、画像処理IC(integrated cir
cuit;集積回路)、イメージセンサ及びCMOS
(complementarymetal−oxide
−semiconductor;相補型金属酸化膜半導
体)ロジックIC等から構成され、CPU2の制御に基
づいてコンタクトセンサ(CS)を利用して読み取った
データを2値化し、その2値化データを順次RAM4に
送る。なお、この読取部7に対する原稿のセット状態
は、原稿の搬送路に設けられた機械的な原稿センサ(操
作部13に含まれる)により検出できるようになってお
り、その原稿検出信号は主電源制御部15に入力され
る。
ォトセンサを用いずに、機械的な原稿センサ(機械式ス
イッチ)を用いるのは、原稿挿入待機時に電力を消費し
ないためである。
ジェット式記録装置及びCMOSロジックIC等から構
成され、CPU2の制御に基づいてRAM4に格納され
ている記録データを取り出し、ハードコピーとして記録
出力する。モデム部9は、G3、G2モデムとこれらの
モデムに接続されたクロック発生回路等から構成され、
CPU2の制御に基づいてRAM4に格納されている送
信データを変調し、モデム部9を介して電話回線11に
出力される。また、モデム部9は、電話回線11から入
力されたアナログ信号を網制御ユニット10を介して導
入し、その信号を変調して2値化し、その2値化データ
をRAM4に格納する。網制御ユニット10は、CPU
2の制御に基づいて電話回線11をモデム部9或は電話
機12のいずれかに切り換えて接続する。また、網制御
ユニット10は、呼出信号を検出する呼出信号検出手段
を有し、該呼出信号検出手段により呼出信号が検出され
た場合は着信信号を主電源制御部15へ送る。電話機1
2は、ファクシミリ装置本体1と一体化されている。具
体的には、電話機12はハンドセット、スピーチネット
ワーク、ダイヤラ、リンガー、テンキー及びワンタッチ
キー等から構成されている。
トさせるキーと、送受信時におけるファイン、標準、自
動受信等の操作モードを選択指定するモード指定キー
と、ダイヤリング用のテンキー及びワンタッチキー等か
ら構成されている。これらのキーが押下されるとオン
(ON)信号が主電源制御部15に入力される。表示部
14は、時計表示用の7セグメント及び各種モードを表
示する絵文字LCDと、5×7ドット、16桁×1行の
表示を行うことができるドットマトリクスLCDとを組
み合わせたLCDモジュールと、LED等から構成さ
れ、絵文字LCDとドットマトリクスLCDとは、それ
ぞれ独立している。
体1全体の各部(ブロック)への通電(電力供給)を制
御するもので、1チップマイクロコンピュータ、コンデ
ンサタイプの二次電池等から構成され、この二次電池か
らの供給電力だけでも駆動することができる。主電源制
御部15は、網制御ユニット10からの着信信号または
操作部13からの原稿検出信号または操作部13からの
オン信号が入力されると、起動信号を主電源16に送
る。主電源16は、AC(alternating c
urrent;交流)入力のスイッチング電源であり、
外部からのスイッチングのオン/オフの制御が可能で、
主電源制御部15からの起動信号及び停止信号によって
それぞれ電力を供給したり、電力を供給停止したりす
る。これにより、効率のよい電力供給が行え且つ外部か
らのオン/オフ制御が簡単にできるので、容易に実施す
ることができる。
接続しているバスライン、18aはモデム9と網制御ユ
ニット10とを接続しているデータ信号線、18bは操
作部13と主電源制御部15、網制御ユニット10と主
電源制御部15及び主電源制御部15と主電源16をそ
れぞれ接続している制御信号線、19は主電源16と各
ブロックとを接続している電力供給線である。
構成を示すブロック図、図3は、主電源16の構成を示
すブロック図、図4は、CPU2の周辺の構成を示すブ
ロック図、図5は、網制御ユニット10の一部の構成を
示すブロック図である。
C−DCコンバータ25(図2参照)を介して3系統の
電力供給源を結んでおり、1つ目は主電源16からの+
5V、2つ目は太陽電池26(図2参照)、3つ目はコ
ンデンサタイプの二次電池22(図2参照)である。そ
して、これら3つの電源の優先度は、各々の電圧と、二
次電池22の充電状態、逆流防止用ショットキーバリア
ダイオード23(図2参照)、逆流防止用ダイオード3
2(図2参照)により決定され、主電源16からのもの
は逆流防止用ショットキーバリアダイオード23により
4.8V、太陽電池26からのものは逆流防止用ダイオ
ード32により4.6V、二次電池22からのものはそ
の充電状態による。
オード23及び逆流防止用ダイオード32の向きによ
り、主電源16が立ち上がっている場合は、その電力供
給が最優位となり、抵抗24を通して二次電池22を充
電すると共に、DC−DCコンバータ25を介してVc
cに電力を供給する。この場合、太陽電池26は低電位
となり、該太陽電池26から電流は流れ込まない。ま
た、主電源16が動作しておらず、太陽電池26が電力
を供給している場合、即ち主電源16は動作していない
が光エネルギーが供給されている場合、二次電池22の
方が太陽電池26より電位が高ければ二次電池22から
DC−DCコンバータ25を介してVccに電力が供給
され、太陽電池26からは電力が供給されない。また、
二次電池22の方が太陽電池26より電位が低い場合
は、太陽電池26から二次電池22を介してVccに電
力が供給され、同時に二次電池22も抵抗24を通して
充電される。また、主電源16が動作しておらず、太陽
電池26が電力を供給していない場合、二次電池22が
DC−DCコンバータ25を介してVccに電力を供給
する。
を第1に主電源16、第2に太陽電池26、第3に二次
電池22と優先順位を持たせて行うことで、最も効率の
良い理想的な電力供給を実現することができる。
イクロコンピュータであり、低消費電力で動作可能であ
り、タイマー手段を内蔵している。このマイクロコンピ
ュータ20はシリアルインターフェースsI/Oを通じ
て図1のCPU2とデータのやり取りを行うことができ
る。マイクロコンピュータ20はシリアルインターフェ
ースsI/Oの使用許可、使用禁止をプログラマブルで
内部で設定できる。また、このシリアル通信は、非同期
型(UART)で行う。太陽電池26が電力を供給して
いるか否かは、その電圧を第1電圧検出回路30で検出
して行う。そして、太陽電池26の電圧が2.5Vより
大きい場合は、第1電圧検出回路30のOUTからの出
力がハイ(High)レベルとなり、太陽電池26の電
圧が2.5V以下の場合は、第1電圧検出回路30のO
UTからの出力がロー(Low)レベルとなる。
は、マイクロコンピュータ20のIN8に入力される。
二次電池22の放電状態の電圧は、第2電圧検出回路2
7によって検出される。そして、二次電池22の放電状
態の電圧が1.2Vより大きい場合は第2電圧検出回路
27のOUTからの出力がハイ(High)レベルとな
り、二次電池22の放電状態の電圧が1.2V以下の場
合は、第2電圧検出回路27のOUTからの出力がロー
(Low)レベルとなる。第2電圧検出回路27のOU
Tからの出力はマイクロコンピュータ20のIN9に入
力される。また、二次電池22の満充電状態の電圧は第
3電圧検出回路31によって検出される。そして、二次
電池22の満充電状態の電圧が4.8Vより大きい場合
は第3電圧検出回路31のOUTからの出力がハイ(H
igh)レベルとなり、二次電池22の満充電状態の電
圧が4.8V以下の場合は、第3電圧検出回路31のO
UTからの出力がロー(Low)レベルとなる。第3電
圧検出回路31のOUTからの出力はマイクロコンピュ
ータ20のIN13に入力される。
力電圧よりも高い場合は、シリーズレギュレータとし
て、低い場合は昇圧型スイッチングレギュレータ+シリ
ーズレギュレータとして動作する。また、その出力電圧
を5Vと3Vから選択することができ、入力ポートSE
Lがハイレベルの場合は5Vが、ローレベルの場合は3
Vがそれぞれ出力される。DC−DCコンバータ25は
その入力Vinが0.9V以上の場合、Voutから5
Vまたは3Vが常に出力される。
トするための第4電圧検出回路であり、そのREからの
出力はマイクロコンピュータ20のRESETに入力さ
れる。DC−DCコンバータ25のVoutの電圧が
2.7V以下の場合、第4電圧検出回路21のREから
の出力はローレベルであり、2.7Vより大きくなると
マイクロコンピュータ20のリセットに要する時間だけ
遅延させてローレベルを維持して、マイクロコンピュー
タ20がリセットされ、その後ハイレベルとなる。
クロコンピュータ20によって制御され、主電源16が
停止している場合もほとんど電力を消費することなく、
表示を行うことが可能である。29は操作部13内の各
種キー(原稿検出スイッチも含む)のスキャン(押下さ
れたキーの識別)を行うキーマトリクス回路で、マイク
ロコンピュータ20のソフト制御によって押下されたキ
ーを識別することができる。33は原稿の搬送路に設け
られた機械式の原稿検出スイッチ(或はリードスイッ
チ)である。ここで、原稿センサに発光素子を利用した
フォトセンサを用いずに、機械的な原稿検出スイッチを
用いるのは、原稿挿入待機時に電力を消費しないように
するためである。これにより、二次電池22の消耗を防
ぐことができる。34はオフフックまたはオンフックを
行うためのフッキングスイッチである。
5、第1整流回路36、第1平滑回路37を経て、一
次、二次の絶縁トランス38へ供給され、FET(fi
eld−effect transistor;電解効
果トランジスタ)39によりスイッチングされる。ここ
で、40は一次側巻線、41は二次側巻線である。42
は絶縁トランス38の一次側の発信制御を行うIC(i
ntegrated circuit;集積回路)であ
り、その電源Vddは絶縁トランス38に巻き込まれた
補助巻線43によって与えられる。絶縁トランス38の
二次側は、二次側巻線41から第2整流回路44、第2
平滑回路45を介して+24V、+5Vの電源を図1の
ファクシミリ装置1の各部へ供給する。
路であり、これらの出力をそれぞれ第1フォトカプラ4
8、第2フォトカプラ49を通してIC42へフィード
バックする。また、IC42は二次側の電流によりPW
M(pulse widthmodulation;パ
ルス幅変調)制御を行っており、過電圧検出回路47に
より過電圧が検出された場合は、全系をシャットダウン
するようになっている。また、PS信号は第3フォトカ
プラ50介してIC42へ入力され、該PS信号がロー
(Low)レベルの場合トランジスタ51がオン(O
N)となり、第3フォトカプラ50に電流が流れ、該第
3フォトカプラ50は電流電圧変換を行い、IC42の
入力ポートIN1がローレベルとなり、これに応じてI
C42の出力ポートOUT1が発振し、FET39を介
して一次側が発振して二次側に電力を供給し、主電源1
6が立ち上がって動作する。PS信号がハイ(Hig
h)レベルの場合トランジスタ51がオフ(OFF)と
なり、IC42の入力ポートIN1がハイレベルとな
り、これに応じてIC42の出力ポートOUT1がロー
レベルとなってFET39がオフとなり、一次側の発振
を停止させ、主電源16が動作を停止する。
ッキングスイッチ34(図2参照)が押下された場合、
キーマトリクス回路29からオン信号が出力され、マイ
クロコンピュータ20がフッキングスイッチ34の押下
を認識して、そのOUT5をローレベル、即ちPS信号
をローレベルとして主電源16を起動させ、図1におい
てシリアルインターフェースsI/Oを通じてCPU2
に、その情報を送り、該CPU2がNCU10を制御し
て、ファクシミリ装置本体1がオフフック状態になる。
流制限用の抵抗、56,57は分圧抵抗である。なお、
第3フォトカプラ50は一次側及び二次側の絶縁も行
う。
るための電圧検出回路であり、そのREからの出力はC
PU2のRESETへ入力される。図1の主電源16か
らの+5Vの電圧が+4.5V以下の場合は図4の電圧
検出回路58のREの出力がローレベルであり、+4.
5Vより大きくなるとCPU2のリセットに要する時間
だけ遅延させてローレベルを維持してCPU2がリセッ
トされ、その後ハイレベルとなる。また、図4の電圧検
出回路58のREからの出力は図2のマイクロコンピュ
ータ20のIN10へも入力されてモニターされる。
を検出するためのフォトカプラであり、このフォトカプ
ラ59は電話回線11を通じて呼出信号を受信すると、
着信信号(ローレベル)が図2のマイクロコンピュータ
20のIN12へ入力されるように動作する。スタンバ
イ時にフォトカプラ59によって呼出信号が検出される
と、着信信号(ローレベル)が図2のマイクロコンピュ
ータ20へ入力され、それを該マイクロコンピュータ2
0が認識してOUT5からの出力をローレベルにする。
すると図示しないANDゲートの出力がローレベル、即
ちPS信号がローレベルとなって図1の主電源16が起
動する。この主電源16の起動要因の情報はシリアルイ
ンターフェースsI/Oを通じて図2のマイクロコンピ
ュータ20から図1のCPU2へ送られ、該CPU2
は、その情報に応じて各ブロックを制御する。
クを検出するためのフォトカプラであり、このフォトカ
プラ60は電話機12がオフフックされると、ローレベ
ルが図2のマイクロコンピュータ20のIN17へ入力
されるように動作する。スタンバイ時に電話機12がオ
フフックされると、ローレベルがマイクロコンピュータ
20へ入力され、それを該マイクロコンピュータ20が
認識して、そのOUT5からの出力をローレベルとす
る。すると前記ANDゲートの出力がローレベル、即ち
PS信号がローレベルとなって主電源16が起動する。
この主電源16の起動要因の情報はシリアルインターフ
ェースsI/Oを通じてマイクロコンピュータ20から
CPU2へ送られ、該CPU2は、その情報に応じて各
ブロックを制御する。
ック、63、64は電流制限用の抵抗である。
作を図6乃至図11に基づき説明する。
状態における動作制御手順を示すフローチャートであ
る。まず、ステップS601でAC入力が開始される
と、ステップS602で図1の主電源16が立ち上がり
(オンになり)、ステップS603で図2のマイクロコ
ンピュータ20をイニシャライズすると共に、ステップ
S604で図1のCPU2をイニシャライズし、これと
同時にステップS605で図2の二次電池22の充電を
開始する。前記ステップS603におけるマイクロコン
ピュータ20のイニシャライズが完了した時点でファッ
クスがスタンバイ状態となる。このスタンバイ状態が続
いている状態で二次電池22を充電し続ける。
充電が完了したか否かを完了するまで判別し、充電が完
了した場合、即ち図2の第3電圧検出回路31の出力が
ハイレベルとなった場合は、マイクロコンピュータ20
のIN13がハイレベルとなり、またはマイクロコンピ
ュータ20に内蔵されているタイマーで1時間経過した
場合は、割り込みが発生して、それをマイクロコンピュ
ータ20が認識する。そして、ステップS607で主電
源16のオフ(OFF)前の設定を行う(この設定動作
については、図11を用いて後述する)。
ピュータ20がOUT5、即ちPS信号をハイレベルと
して主電源16の動作を停止させ(オフにし)、それに
伴い図4の電圧検出回路58の出力がローレベルとなっ
てステップS609でCPU2がリセットされる。そし
て、ステップS610で図2の二次電池22と太陽電池
26だけによる電力供給が開始される。この場合、ステ
ップS611において太陽電池26が供給する電力のう
ちの余った電力で二次電池22の充電も行う。
26の電位が二次電池22の電位より低いか否かを判別
する。そして、太陽電池26からの供給電力が減り、そ
の電位が二次電池22の電位より低くなった場合、ステ
ップS613で二次電池22の電位が1.2V以下か否
かを判別する。そして、二次電池22の電位が1.2V
以下であればステップS614で図2の第2電圧検出回
路27のOUTからの出力がローレベルとなり、マイク
ロコンピュータ20のIN9がローレベルとなるので、
それに従ってマイクロコンピュータ20が、そのOUT
5をローレベル、即ちPS信号をローレベルとする。こ
れにより、図3のトランジスタ51がオンとなるので、
第3フォトカプラ50がオンし、IC42のIN1がロ
ーレベルとなるので、これに従ってIC42のOUT1
が発振し、FET39を介して一次側が発振して二次側
に電力を供給し、主電源16が立ち上がる。このように
して主電源16が立ち上がると、図4の電圧検出回路5
8によってCPU2がイニシャライズされ、それと共に
二次電池22の充電が開始される。これにより、ファッ
クスのスタンバイ状態が保たれつつ、再び二次電池22
が充電される。このサイクルを繰り返す。
が立ち上がった後は、前記ステップS604へ戻る。ま
た、前記ステップS612において太陽電池26の電位
が二次電池22の電位より低くない場合及び前記ステッ
プS613において二次電池22の電位が1.2V以下
でない場合は、いずれも前記ステップS611へ戻る。
力のうちの余分の電力で二次電池22を充電するので、
電力を無駄なく利用でき、主電源16が動作していない
スタンバイ状態を長く維持することができる。
状態におけるファックス送信時の動作制御手順を示すフ
ローチャートである。まず、ステップS701でファッ
クスのスタンバイ状態の場合に、原稿が有るか否かを判
別し、原稿が無ければステップS702でフッキングボ
タンが押下されたか否かを判別し、フッキングボタンが
押下されなければステップS703で受話器がオフフッ
クされたか否かを判別し、受話器がオフフックされなけ
ればステップS701へ戻る。
が有った場合、前記ステップS702においてフッキン
グボタンが押下された場合及び前記ステップS703に
おいて受話器がオフフックされた場合は、いずれもステ
ップS704に進んで図2の原稿検出スイッチ33、フ
ッキングスイッチ34及び図5のフォトカプラ60がそ
れぞれオンとなり、このオン信号がマイクロコンピュー
タ20に入力され、これに従ってマイクロコンピュータ
20が、そのOUT5をローレベル、即ちPS信号をロ
ーレベルとして図3の第3フォトカプラ50をオンさせ
る。この第3フォトカプラ50がオンになるとIC42
がFET39を介して一次側を発振させ、二次側に電力
が供給されて、主電源16が立ち上がる。
5でCPU2がイニシャライズされ、ステップS706
で二次電池22の充電が開始される。主電源16が立ち
上がっている間は二次電池22が常に充電されている。
そして、この情報がシリアルインターフェースを通じて
CPU2へ送られ、その後、CPU2が中心となってフ
ァクシミリ装置本体1の動作制御を行う。この状態にお
いてステップS707で相手ファックスに電話をかけ、
ステップS708で回線が捕捉されると、ステップS7
09で通常のファクシミリ送信が行える。
送信が終了し、ステップS711で回線が切断される
と、その情報がシリアルインターフェースを通じてマイ
クロコンピュータ20へ送られ、上述した図6のステッ
プS607へ戻る。なお、図7においてステップS70
9〜ステップS711の処理制御は、メインシステム
(CPU2)により行われる。
状態におけるファックス受信時の動作制御手順を示すフ
ローチャートである。まず、ステップS801でフッキ
ングボタンが押下されたか否かを判別し、フッキングボ
タンが押下されない場合はステップS802で受話器が
オフフックされたか否かを判別する。そして、前記ステ
ップS801においてフッキングボタンが押下された場
合及び前記ステップS802において受話器がオフフッ
クされた場合は、いずれもステップS807で図2のフ
ッキングスイッチ34及び図5のフォトカプラ60がそ
れぞれオンとなり、このオン信号がマイクロコンピュー
タ20に入力され、これに従ってマイクロコンピュータ
20が、そのOUT5をローレベル、即ちPS信号をロ
ーレベルとして図3の第3フォトカプラ50をオンさせ
る。この第3フォトカプラ50がオンとなるとIC42
がFET39を介して一次側を発振させ、二次側に電力
が供給されて、主電源16が立ち上がる(オンとな
る)。
08でCPU2がイニシャライズされ、ステップS80
9で二次電池22の充電が開始される。主電源16が立
ち上がっている間は二次電池22が常に充電されてい
る。そして、この情報がシリアルインターフェースを通
じてCPU2へ送られ、その後、CPU2が中心となっ
てファクシミリ装置本体1の動作制御を行う。この状態
においてステップS810で相手ファックスに電話をか
け、ステップS811で回線が捕捉されると、ステップ
S812で通常のファクシミリ受信が行える。そして、
ステップS813でファクシミリ受信が終了し、ステッ
プS814で回線が切断されると、その情報がシリアル
インターフェースを通じてマイクロコンピュータ20へ
送られ、上述した図6のステップS607へ戻る。
器がオフフックされない場合は、ステップS803で呼
出信号(CI信号)が検出されたか否かを判別し、呼出
信号が検出されない場合は前記ステップS801へ戻
り、呼出信号が検出された場合はステップS804へ進
む。このステップS804では、図2のフッキングスイ
ッチ34及び図5のフォトカプラ60がそれぞれオンと
なり、このオン信号がマイクロコンピュータ20に入力
され、これに従ってマイクロコンピュータ20が、その
OUT5をローレベル、即ちPS信号をローレベルとし
て図3の第3フォトカプラ50をオンさせる。この第3
フォトカプラ50がオンとなるとIC42がFET39
を介して一次側を発振させ、二次側に電力が供給され
て、主電源16が立ち上がる(オンとなる)。
05でCPU2がイニシャライズされ、ステップS80
6で二次電池22の充電が開始される。主電源16が立
ち上がっている間は二次電池22が常に充電されてい
る。そして、この情報がシリアルインターフェースを通
じてCPU2へ送られ、その後、CPU2が中心となっ
てファクシミリ装置本体1の動作制御を行う。前記ステ
ップS806において二次電池22の充電を開始した後
は、前記ステップS811へ進み、図1のNCU10が
回線を捕捉し、自動受信でファクシミリ受信が行われ
る。
テップS814の処理制御は、メインシステム(CPU
2)により行われる。
ータのタイミングチャートであり、同図においてRX
は、マイクロコンピュータ20のシリアルインターフェ
ースsI/Oのうちのシリアル受信用のポートである。
CPU2のシリアル送信用ポートが通常ハイレベルであ
るので、RXは通常はハイレベルである。また、マイク
ロコンピュータ20のシリアルインターフェースsI/
Oのうちのシリアル送信用ポートTXは、通常はハイレ
ベルとなっている。非同期形シリアルデータは、スター
トビットとストップビットとでフレーミングされた構成
をとる。図9においてSTARTは非同期形シリアルデ
ータの開始を表すスタートビットであり、D0からD7
はデータ長1バイトのデータであり、PARITYはパ
リティビットであり、STOPはストップビットであ
る。
源16の+5Vの出力と、マイクロコンピュータ20の
シリアルインターフェースsI/Oのうちのシリアル受
信用ポートRXの入力波形を示すタイミングチャートで
ある。同図において主電源16の+5Vが立ち下がると
共に、RXの入力も立ち下がるので、シリアル受信が許
可されている場合、これをデータ0(D0=D1=D2
=D3=D4=D5=D6=D7=0)、PARITY
=0のシリアルデータとして受信してしまう。しかしな
がら、ストップビットが0(STOP=0)なので、図
9に示すようなフレーミングが構成できず、フレーミン
グエラーとなって受信エラーになってしまう。
ける主電源16がオフ前の設定のサブルーチンを表すフ
ローチャートである。まず、ステップS1101でシリ
アル受信を禁止する。こうすることで、図10で示した
ような主電源16のオフ時のフレーミングエラーの発生
を防止することができる。次にステップS1102でシ
リアル送信を禁止する。こうすることで、主電源16の
オフ時にマイクロコンピュータ20のシリアルインター
フェースsI/Oのうちのシリアル送信用ポートTXが
ハイレベルとなって、無駄な電力の消費を防止すること
ができる(なぜならば、シリアル送信を禁止するとシリ
アル送信用ポートTXからローレベルが出力されるから
である)。前記ステップS1102を実行後はリターン
される。
いる間は、同時に二次電池22の充電が行われる。これ
により、二次電池22の充電のためだけに主電源16を
立ち上げる回数が減少し、余分な電力消費を防止するこ
とができる。
て説明したが、ここで本実施例では、上述したようにフ
ァクシミリ装置本体1の各部への通電を制御する主電源
制御部15と、この主電源制御部15に電力を供給する
主電源16と、二次電池22、また、必要に応じて太陽
電池26を設けて、各電力供給を制御しているので、上
述したようにスタンバイ時の消費電力を略0Wにするこ
とができる。
費することなく、電力量のロス(損失)が少なく、放射
ノイズの発生が防止される。また、主電源16の一次側
を複数の手段により直接制御することがないので、安全
規格上の制限もなく、容易に実施できる。
とマイクロコンピュータ20との間で非同期形シリアル
通信を行うわけであるが、マイクロコンピュータ20に
おいて主電源16をオフする前に予めシリアル受信を禁
止するので、主電源16のオフ時におけるフレーミング
エラーの発生を防止することができる。また、シリアル
送信を禁止することで、主電源16のオフ時にマイクロ
コンピュータ20のシリアルインターフェースsI/O
のうちのシリアル送信用ポートTXがハイレベルとなっ
て、無駄な電力を消費してしまうということを防止する
ことができる。
してフレーミングエラーの発生を防止するように構成し
たが、これに限らず、例えば主電源16の出力が出され
ていない場合にデータ0を受信し且つフレーミングエラ
ーが発生している場合は図10で説明した場合と同様に
判断して、このフレーミングエラーを無視する等の制御
を行うことで、この問題を回避する等の方法も考えら
れ、このような方法も本発明に含まれるものである。
リ装置によれば、以下のような効果を奏する。
することができ、自動受信機能のために終日電力を消費
することがなくなり、電力量のロスを大幅に削減でき
る。
生を防止することができ、他の電子機器に悪影響を及ぼ
さない。
直接制御することがないので、安全規格上の制限もな
く、容易に実施することができる。
池を充電するので、該二次電池の充電のためだけに主電
源を立ち上げる回数が減少し、余分な電力消費を防止す
ることができる。
号検出時の着信信号等、複数の起動要因により主電源を
起動するので、オペレーション上も従来と変わることな
く、ユーザーに扱いやすいファクシミリ装置を提供する
ことができる。
手段を複数持っているので、無駄のない効率的な電力供
給を行うことができ、更なる低消費電力化を図ることが
できる。
ることにより、効率のよい電力供給が行え、しかも外部
からのオン/オフ切り換えを簡単に行えるので、容易に
実施することができる。
に主電源、第2に太陽電池、第3に二次電池というよう
に優先順位を持たせて行うことで、最も効率のよい理想
的な電力供給が行える。
分の電力で二次電池を充電するので、電力を無駄なく利
用することができ、主電源が動作していないスタンバイ
状態を長く維持することができる。
チで構成することで、原稿挿入待機時の電力消費がなく
なり、二次電池の消費を防止することができる。
の命令信号により主電源を強制的に停止させることがで
きるので、ファクシミリ装置の暴走を防止することがで
きる。
手段からの信号に従って停止信号を出力するので、ファ
クシミリ装置が暴走した場合も、それ以上の暴走を防止
することができる。
で非同期形シリアル通信を行うわけであるが、主電源制
御部において主電源をオフする前に予めシリアル受信を
受け付けなくするので、主電源オフ時のフレーミングエ
ラーによる受信エラーの発生を防止することができる。
主電源オフ時に主電源制御部のうちのシリアル送信用ポ
ートがハイレベルとなって、無駄な電力を消費してしま
うということを防止することができる。
成を示すブロック図である。
源部とその周辺部の構成を示すブロック図である。
源の構成を示すブロック図である。
Uの周辺の構成を示すブロック図である。
ユニットの一部の構成を示すブロック図である。
ックススタンバイ状態における動作制御手順を示すフロ
ーチャートである。
ックススタンバイ状態におけるファックス送信時の動作
制御手順を示すフローチャートである。
クススタンバイ状態におけるファックス受信時の動作手
順を示すフローチャートである。
期形シリアルデータのタイミングチャートである。
電源オフ時の主電源の出力と、マイクロコンピュータの
シリアルインターフェースのうちのシリアル受信用ポー
トの入力波形を示すタイミングチャートである。
電源がオフ前の設定のサブルーチンを表すフローチャー
トである。
出スイッチ)
Claims (23)
- 【請求項1】 ファクシミリ装置本体の各部へ電力を供
給する主電源と、本ファクシミリ装置本体を制御すると
共に前記主電源から電力が供給される中央制御部と、前
記主電源の動作を制御する主電源制御部と、前記主電源
によって充電され且つ前記主電源制御部に電力を供給す
る二次電池とを具備し、スタンバイ時は前記主電源は動
作せず、前記主電源制御部は前記二次電池から電力が供
給され、動作時は前記主電源制御部からの起動信号によ
って前記主電源が起動し、前記中央制御部がファクシミ
リ装置本体を動作させ、前記主電源が前記二次電池を充
電し、前記中央制御部と前記主電源制御部との間で通信
を行い、前記主電源制御部は前記主電源をオフする前に
前記通信における前記中央制御部からの受信を受け付け
ないように構成したことを特徴とするファクシミリ装
置。 - 【請求項2】 ファクシミリ装置本体の各部へ電力を供
給する主電源と、ファクシミリ装置本体の各部へ電力を
供給する太陽電池と、本ファクシミリ装置全体を制御す
ると共に前記主電源または前記太陽電池から電力が供給
される中央制御部と、前記主電源の動作の制御を行う主
電源制御部と、前記主電源または前記太陽電池によって
充電され且つ前記主電源制御部に電力を供給する二次電
池とを具備し、スタンバイ時は前記主電源は動作せず、
前記主電源制御部は前記二次電池または前記太陽電池か
ら電力が供給され、動作時は前記主電源制御部からの起
動信号によって前記主電源が起動し、前記中央制御部が
ファクシミリ装置本体を動作させ、前記主電源が前記二
次電池を充電し、前記太陽電池が本ファクシミリ装置本
体を動作させるためまたは前記二次電池を充電するため
に電力を供給し、前記中央制御部と前記主電源制御部と
の間で通信を行い、前記主電源制御部は前記主電源をオ
フする前に前記通信における前記中央制御部からの受信
を受け付けないように構成したことを特徴とするファク
シミリ装置。 - 【請求項3】 スイッチ手段を備え、前記スタンバイ時
に前記主電源制御部は前記スイッチ手段からのオン信号
を待ち、このオン信号を受信した場合、前記主電源制御
部は前記主電源へ前記起動信号を送って前記主電源を起
動させ、前記中央制御部がファクシミリ装置本体を動作
させることを特徴とする請求項1または2記載のファク
シミリ装置。 - 【請求項4】 前記スタンバイ時は前記主電源制御部は
前記中央制御部からの着信信号を待ち、該着信信号を受
信した場合、前記主電源制御部は前記主電源へ前記起動
信号を送って前記主電源を起動させ、前記中央制御部が
ファクシミリ装置本体を動作させることを特徴とする請
求項1乃至3のいずれかに記載のファクシミリ装置。 - 【請求項5】 前記主電源制御部は前記二次電池の電圧
を検出する電圧検出手段を備え、前記スタンバイ時に前
記二次電池の電圧があるしきい値以下になった場合、起
動信号を発生して前記主電源を起動し、前記主電源が前
記主電源制御手段及び前記二次電池に電力を供給する充
電状態に入ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれ
かに記載のファクシミリ装置。 - 【請求項6】 前記充電状態で前記二次電池の電圧があ
るしきい値以上になった場合、前記主電源制御部は前記
主電源の動作を停止して前記スタンバイ時の状態にする
ことを特徴とする請求項5記載のファクシミリ装置。 - 【請求項7】 前記主電源制御部はタイマー手段を備
え、前記スタンバイ時に一定時間前記二次電池以外から
電力が供給されない場合には、起動信号を発生して前記
主電源を起動し、前記主電源が前記主電源制御手段及び
前記二次電池に電力を供給する充電状態に入ることを特
徴とする請求項1乃至6項のいずれかに記載のファクシ
ミリ装置。 - 【請求項8】 前記充電状態のままで一定時間前記主電
源から電力が供給され続けた場合、前記主電源制御部は
前記主電源の動作を停止して前記スタンバイ時の状態に
することを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記載
のファクシミリ装置。 - 【請求項9】 前記主電源はスイッチング電源により構
成され、外部からのスイッチング電源のオン/オフ制御
を可能にしたことを特徴とする請求項1乃至8のいずれ
かに記載のファクシミリ装置。 - 【請求項10】 前記主電源制御部は前記中央制御部か
らの命令信号により前記主電源を強制的に停止させるこ
とを可能にしたことを特徴とする請求項1乃至9のいず
れかに記載のファクシミリ装置。 - 【請求項11】 前記主電源制御部は、前記主電源、前
記太陽電池、前記二次電池の順位で優先的に電力供給を
行うことを特徴とする請求項2記載のファクシミリ装
置。 - 【請求項12】 前記太陽電池が供給する電力の内の余
った電力で、前記二次電池を充電することを特徴とする
請求項2または11記載のファクシミリ装置。 - 【請求項13】 前記スイッチ手段は、原稿検知スイッ
チを含むことを特徴とする請求項3記載のファクシミリ
装置。 - 【請求項14】 前記スイッチ手段は、動作を開始させ
るスイッチを含むことを特徴とする請求項3記載のファ
クシミリ装置。 - 【請求項15】 前記スイッチ手段は、ハンドセットの
オフフック・オンフック検出スイッチを含むことを特徴
とする請求項3または13記載のファクシミリ装置。 - 【請求項16】 前記原稿検知スイッチは、機械式スイ
ッチで構成されることを特徴とする請求項13記載のフ
ァクシミリ装置。 - 【請求項17】 前記動作を開始させるスイッチは、予
め登録されている相手先にそのキーを押下することによ
り電話することができるワンタッチキーであることを特
徴とする請求項14記載のファクシミリ装置。 - 【請求項18】 前記動作を開始させるスイッチは、送
信スタートキーであることを特徴とする請求項14記載
のファクシミリ装置。 - 【請求項19】 前記動作を開始させるスイッチは、コ
ピーキーであることを特徴とする請求項14記載のファ
クシミリ装置。 - 【請求項20】 前記動作を開始させるスイッチは、テ
ンキーであることを特徴とする請求項14記載のファク
シミリ装置。 - 【請求項21】 前記通信は、非同期(UART)形シ
リアル通信で行うことを特徴とする請求項1乃至20の
いずれかに記載のファクシミリ装置。 - 【請求項22】 前記主電源が動作している場合、該主
電源が前記主電源制御部からの停止信号を受信すると、
前記主電源は動作を停止することを特徴とする請求項1
乃至21のいずれかに記載のファクシミリ装置。 - 【請求項23】 前記主電源制御部は、外部のスイッチ
手段からの信号に従って前記停止信号を出力することを
特徴とする請求項21記載のファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP04786695A JP3397500B2 (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | ファクシミリ装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04786695A JP3397500B2 (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | ファクシミリ装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH08223325A JPH08223325A (ja) | 1996-08-30 |
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Families Citing this family (1)
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---|---|---|---|---|
JP2016024561A (ja) * | 2014-07-17 | 2016-02-08 | ローム株式会社 | パワーマネージメント回路、それを用いた電子機器 |
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1995
- 1995-02-13 JP JP04786695A patent/JP3397500B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH08223325A (ja) | 1996-08-30 |
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