JP3595806B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動受信機能を有するファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ファクシミリ装置などのスタンバイ状態を持つ装置では、その電源にスイッチング電源が一般に用いられており、スタンバイ時あるいは動作中常に電源は立ち上がっている。
【0003】
こうした装置では、主電源の一次側を電話回線からの呼出信号などにより直接制御することも行われており、省電力化が図られている。また、主電源とは別にスタンバイ時用のサブ電源を別に持つ装置もあり、このタイプのものはスタンバイ時にサブ電源のみ立ち上がっており、動作中のみ主電源が立ち上がるように構成されていて、省電力化が図られている。
【0004】
さらに、スタンバイ時の省力化を目的としたシステムで、主電源(スイッチング電源)の起動、停止を主電源制御部が制御し、この主電源制御部への電力供給をスタンバイ時に二次電池が行い動作時に主電源が行う構成のものも提案されている(特願平5−101108)。このシステムでは、スタンバイ時に主電源は停止しており、主電源制御部のみ動作(スタンバイ)し、動作時に主電源制御部からの制御信号が主電源に与えられている間、主電源が立ち上がる。これにより、より一層の省電力化が図られている。
【0005】
また、従来のファクシミリ装置でスタンバイ中に時計表示を行うものでは、常に中央制御部が動作しており、デジタル時計表示部のコロン部分を0.5秒毎に点滅させている(米国特許公報USP3,855,783)。この場合、装置本体の制御を行う中央制御部が動作モードでリアルタイムクロックICのデータを読み込み、このデータに基づいて液晶表示器上に時計表示を行う。
【0006】
この装置の中央制御部にはマイクロコンピュータなどが使用され、この種のマイクロコンピュータは動作モードおよび停止待機モード(以下、スリープモードという)を有する。動作モードは高速でプログラムを実行処理していくモードである。これに対し、スリープモードはプログラムの実行処理を停止したまま待機し、割り込み処理だけを受け付けるモードであり、動作モードに比べその消費電力は数十分の1であり、極めて低い消費電力で待機することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のファクシミリ装置では以下に掲げる問題があった。すなわち、スタンバイ時に主電源の起動要因を複数監視しており、これら複数の起動要因の監視のために少なくとも同数分のタイマその他の割り込み手段が必要なので、主電源制御部の構成が複雑になってしまい、コストアップに繋がってしまう。
【0008】
そこで、本発明は、スタンバイ時の消費電力を抑えつつ、簡単な構成で主電源の起動要因を監視できるファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係るファクシミリ装置は、装置本体の各部に電力を供給する主電源と、該主電源から電力が供給され、装置全体の動作を制御する中央制御手段と、プログラムの実行を停止するスリープモードを有し、前記主電源の動作を制御する主電源制御手段と、該主電源制御手段に対して割り込み要求を行うタイマ割込手段と、前記主電源によって充電され、前記主電源制御手段に電力を供給する二次電池とを備え、動作時、前記主電源制御手段によって制御される前記主電源が起動し、前記中央制御手段によって前記装置全体の動作が制御され、かつ前記二次電池が充電され、主電源停止時、前記主電源の代わりに前記二次電池によって電力が供給される主電源制御手段は、プログラムの実行を停止したスリープモードであり、前記タイマ割込手段からの割り込み要求に応じて前記スリープモードから稼動状態に移行し、前記主電源の起動要因を検出する処理を行うことを特徴とする。
【0010】
請求項2に係るファクシミリ装置は、装置本体の各部に電力を供給する主電源および太陽電池と、該主電源または該太陽電池から電力が供給され、装置全体の動作を制御する中央制御手段と、プログラムの実行を停止するスリープモードを有し、前記主電源の動作を制御する主電源制御手段と、該主電源制御手段に対して割り込み要求を行うタイマ割込手段と、前記主電源または前記太陽電池によって充電され、前記主電源制御手段に電力を供給する二次電池とを備え、動作時、前記主電源制御手段によって制御される前記主電源が起動し、前記中央制御手段によって前記装置全体の動作が制御され、かつ前記二次電池が充電され、主電源停止時、前記主電源の代わりに前記太陽電池または前記二次電池によって電力が供給される主電源制御手段は、プログラムの実行を停止したスリープモードであり、前記タイマ割込手段からの割り込み要求に応じて前記スリープモードから稼動状態に移行し、前記主電源の起動要因を検出する処理を行うことを特徴とする。
【0011】
請求項3に係るファクシミリ装置は、請求項1または2に係るファクシミリ装置において、主電源制御手段は、前記タイマ割込手段からの割り込み要求に応じて前記スリープモードから稼動状態に移行し、前記主電源の起動要因を検出する処理を行うとともに、前記主電源の起動要因が検出されると、前記主電源を起動する一方、前記主電源の起動要因が検出されないと、前記スリープモードに復帰することを特徴とする。
【0012】
請求項4に係るファクシミリ装置は、請求項1乃至3のいずれかに記載のファクシミリ装置において、スイッチ手段を備え、主電源停止時、前記主電源制御手段は、前記起動要因として前記スイッチ手段からのON信号の検出に基づいて、前記主電源に起動信号を送出して該主電源を起動し、前記中央制御手段は前記装置全体の動作を制御することを特徴とする。
【0013】
請求項5に係るファクシミリ装置は、請求項1または4に係るファクシミリ装置において、主電源停止時、前記主電源制御手段は、前記起動要因として回線からの呼出信号の検出に基づいて、前記主電源に起動信号を送出して該主電源を起動し、前記中央制御手段は前記装置全体の動作を制御することを特徴とする。
【0014】
請求項6に係るファクシミリ装置は、請求項1乃至5のいずれかに係るファクシミリ装置において、前記主電源制御手段は前記二次電池の電圧を検出する電圧検出手段を備え、前記割り込み要求に応じて検出された前記二次電池の電圧が所定のしきい値以下であるとき、前記主電源が前記主電源制御手段および前記二次電池に電力を供給する待機充電状態に移行することを特徴とする。
【0015】
請求項7に係るファクシミリ装置は、請求項6に係るファクシミリ装置において、前記待機充電状態で前記二次電池の電圧が所定のしきい値以上になったとき、前記主電源の動作を停止し、前記主電源制御手段は、プログラムの実行を停止したスリープモードに移行し、前記タイマ割込手段からの割り込み要求に応じて前記スリープモードから稼動状態に移行し、前記主電源の起動要因を検出する処理を行う状態に移行することを特徴とする。
【0016】
請求項8に係るファクシミリ装置は、請求項6または7に係るファクシミリ装置において、前記待機時、前記割り込み要求に応じて監視した結果、前記二次電池以外から所定時間電力が供給されない場合、前記主電源制御手段は前記起動信号を発生して前記主電源を起動し、前記待機充電状態に移行することを特徴とする。
【0017】
請求項9に係るファクシミリ装置は、請求項1乃至8のいずれかに係るファクシミリ装置において、前記待機充電状態のままで前記主電源から所定時間電力が供給され続けたとき、前記主電源の動作を停止し、前記主電源制御手段は、プログラムの実行を停止したスリープモードに移行し、前記タイマ割込手段からの割り込み要求に応じて前記スリープモードから稼動状態に移行し、前記主電源の起動要因を検出する処理を行う状態に移行することを特徴とする。
【0018】
請求項10に係るファクシミリ装置は、請求項1または9に係るファクシミリ装置において、前記主電源制御手段は前記中央制御手段からの命令信号により前記主電源を強制的に停止可能であることを特徴とする。
【0019】
請求項11に係るファクシミリ装置は、請求項2に係るファクシミリ装置において、前記主電源制御手段は前記主電源、前記太陽電池、前記二次電池の優先順位で電力供給を行うことを特徴とする。
【0020】
請求項12に係るファクシミリ装置は、請求項2または11に係るファクシミリ装置において、前記太陽電池が供給する電力のうちの余った電力で前記二次電池を充電することを特徴とする。
【0021】
請求項13に係るファクシミリ装置は、請求項4に係るファクシミリ装置において、前記スイッチ手段は、原稿検出スイッチ、動作開始スイッチ、またはハンドセットのオフフック、オンフックを検出するスイッチを含むことを特徴とする。
【0022】
請求項14に係るファクシミリ装置は、請求項1乃至13のいずれかに係るファクシミリ装置において、前記主電源は、前記主電源制御手段から停止信号を受けると動作を停止することを特徴とする。
【0023】
請求項15に係るファクシミリ装置は、請求項14に係るファクシミリ装置において、前記主電源制御手段は、外部のスイッチ手段からの信号にしたがって前記停止信号を出力することを特徴とする。
【0024】
請求項16に係るファクシミリ装置は、請求項1または15に係るファクシミリ装置ににおいて、前記主電源制御手段は、前記割り込み要求に応じて、前記主電源の複数の起動要因の検出を行うことを特徴とする。
【0025】
請求項17に係るファクシミリ装置は、低消費電力で待機する状態および動作状態を有するファクシミリ装置において、前記低消費電力で待機する状態では、プログラムの実行を停止するスリープモードを有するマイクロコンピュータと、前記マイクロコンピュータに対して周期的に割り込み要求を行うタイマ割込手段とを備え、前記マイクロコンピュータは、前記タイマ割込手段からの割り込み要求に応じて、前記スリープモードから稼動状態に移行し、前記ファクシミリ装置を前記動作状態にする要因を検出する処理を行うとともに、前記ファクシミリ装置を前記動作状態にする要因が検出されない場合、前記スリープモードに復帰することを特徴とする。
【0026】
請求項18に係るファクシミリ装置は、請求項17に係るファクシミリ装置において、前記マイクロコンピュータは、前記割り込み要求に応じて、前記ファクシミリ装置を前記動作状態にする複数の要因の検出を行うことを特徴とする。
【0027】
請求項19に係るファクシミリ装置は、請求項17または18に係るファクシミリ装置において、スイッチ手段を備え、前記マイクロコンピュータは、前記ファクシミリ装置を前記動作状態にする要因として前記スイッチ手段からのON信号の検出に基づいて、前記ファクシミリ装置を前記動作状態にすることを特徴とする。
【0028】
請求項20に係るファクシミリ装置は、請求項17乃至19のいずれかに係るファクシミリ装置において、前記マイクロコンピュータは、前記ファクシミリ装置を前記動作状態にする要因として回線からの呼出信号の検出に基づいて、前記ファクシミリ装置を前記動作状態にすることを特徴とする。
【0029】
請求項21に係るファクシミリ装置は、請求項17乃至20のいずれかに係るファクシミリ装置において、前記ファクシミリ装置は装置全体を制御する中央制御手段を有し、前記マイクロコンピュータは、前記中央制御手段からの命令信号に基づいて、前記主電源制御手段を前記スリープモードに移行させることを特徴とする。
【0030】
請求項22に係るファクシミリ装置は、請求項19に係るファクシミリ装置において、前記スイッチ手段は、原稿検出スイッチ、動作開始スイッチ、またはハンドセットのオフフック、オンフックを検出するスイッチを含むことを特徴とする。
【0031】
【発明の実施の形態】
本発明のファクシミリ装置の実施の形態について説明する。図1は実施の形態におけるファクシミリ装置の構成を示すブロック図である。図において、1はファクシミリ装置である。2はマイクロプロセッサなどから構成されるCPUであり、ROM3に記憶されているプログラムにしたがってRAM4、不揮発性RAM5、キャラクタジェネレータ(CG)6、読取り部7、記録部8、モデム部9、網制御ユニット(NCU)10、操作部13、表示部14を制御する。
【0032】
RAM4は読取り部7によって読み取られた2値化画像データあるいは記録部8に記録される2値化画像データを格納し、モデム部9によって変調された信号をNCU10を介して電話回線11に出力される2値化画像データを格納する。また、RAM4は電話回線11から入力されたアナログ波形信号をNCU10およびモデム部9を介して復調し、その復調した2値化データを格納する。
【0033】
不揮発性RAM5はファクシミリ装置1の電源が遮断された状態であっても、保存しておくべきデータ(例えば、短縮ダイヤル番号など)を確実に格納する。キャラクタジェネレータ6はJISコード、ASCIIコードなどのキャラクタを格納するROMであり、マイクロプロセッサ2の制御に基づき必要に応じて2バイトのデータで所定コードに対応するキャラクタデータを取り出す。
【0034】
読取り部7はDMAコントローラ、画像処理IC、イメージセンサ、CMOSロジックICなどから構成され、CPU2の制御に基づいてコンタクトセンサ(CS)を利用して読み取ったデータを2値化し、その2値化データを順次RAM4に送る。
【0035】
尚、読取り部7に対する原稿のセット状態は原稿の搬送路に設けられ操作部13に含まれる機械的な原稿センサにより検出できるようにされており、原稿検出信号は主電源制御部15に入力される。ここで、原稿センサに発光素子を利用したフォトセンサを用いずに、機械的な原稿センサ(機械式スイッチ)を用いるのは、原稿挿入待機時に電力を消費しないためである。
【0036】
記録部8はDMAコントローラ、インクジェット記録装置、CMOSロジックICなどから構成され、CPU2の制御によってRAM4に格納されている記録データを取り出し、ハードコピーとして出力する。
【0037】
モデム部9はG3、G2モデムとこれらのモデムに接続されたクロック発生回路などから構成され、CPU2の制御に基づいてRAM4に格納されている送信データを変調し、NCU10を介して電話回線11に出力する。また、モデム部9は電話回線11のアナログ信号をNCU10を介して導き、その信号を変調して2値化データをRAM4に格納する。
【0038】
NCU10はCPU2の制御によりモデム9あるいは電話機12のいずれかに切り替えて電話回線11を接続する。また、NCU10は呼出信号を検出する手段を有し、呼出信号が検出されたときは着信信号を主電源制御部15に送出する。尚、電話機12はファクシミリ装置1と一体に設けられたものである。具体的には電話機12はハンドセット、スピーチネットワーク、ダイヤラ、リンガー、テンキー、ワンタッチキーなどから構成される。
【0039】
操作部13は画像送信、受信などをスタートさせるキー、送受信時におけるファイン、標準、自動受信などの操作モードを指定するモード選択キー、ダイヤリング用のテンキーないしワンタッチキーなどから構成される。これらのキーが押下されるとON信号が主電源制御部15に入力される。
【0040】
表示部14は、後述する時計表示用7セグメント、各種モードを表示する絵文字LCD、5×7ドットで16桁×1行の表示を行うことができるドットマトリクスLCDを組み合わせたLCDモジュール、LEDなどから構成され、絵文字LCDとドットマトリクスLCDとはそれぞれ独立している。
【0041】
主電源制御部15は装置全体の各部への通電を制御するもので、ワンチップマイクロコンピュータ、コンデンサタイプの二次電池などから構成され、この二次電池から供給される電力だけで駆動可能である。
【0042】
主電源制御部15はNCU10からの着信信号、操作部13からの原稿検出信号、操作部13からのON信号が入力されると、起動信号を主電源16に送出する。主電源16はAC入力のスイッチング電源であり、外部からスイッチングのON、OFF制御が可能であり、主電源制御部15からの起動信号、停止信号によってそれぞれ電力を供給したり、電力を停止したりする。これにより、効率のよい電力供給が行え、かつ外部からのオンオフが簡単に行えるので、容易に実施できる。
【0043】
図2は主電源制御部15の構成を示すブロック図である。図において、VccはDC−DCコンバータ22を介して3系統の電力供給源と接続されている。その1つは主電源16からの+5Vであり、他の1つはコンデンサタイプの二次電池19であり、残りの1つは太陽電池23である。これら3つの電源の優先度は各々の電圧と、二次電池19の充電状態、逆流防止用ショットキーバリアダイオード20、逆流防止用ダイオード29により決定される。
【0044】
主電源16からは逆流防止用ショットキーバリアダイオード20により4.8V、太陽電池23からは逆流防止用ダイオード29により4.6V、二次電池19からはその充電状態に応じた電圧が出力される。また、逆流防止用ショットキーバリアダイオード20、逆流防止用ダイオード29の向きにより主電源16が立ち上がっているときはその電力供給が最優位となり、抵抗21を通して二次電池19を充電すると共に、DC−DCコンバータ22を介してVccに電力を供給する。
【0045】
このとき、太陽電池23は低電位であり、太陽電池23から電流は流れ込まない。主電源16が動作しておらず、太陽電池23が電力を供給している場合、すなわち主電源16は動作していないが、光エネルギーが供給されている場合、二次電池19の方が太陽電池23より電位が高ければ二次電池19からDC−DCコンバータ22を介してVccに電力が供給され、太陽電池23から電力が供給されない。二次電池19の方が太陽電池23より電位が低いときは太陽電池23からDC−DCコンバータ22を介してVccに電力が供給され、同時に二次電池19は抵抗21を通して充電される。
【0046】
主電源16が動作しておらず、太陽電池23も電力を供給していない場合、二次電池19がDC−DCコンバータ22を介してVccに電力を供給する。このように、主電源制御部15への電力供給を第1に主電源16、第2に太陽電池23、第3に二次電池19と優先順位を持たせることにより最も効率の良い理想的な電力供給を実現できる。
【0047】
図2において、17はワンチップマイクロコンピュータ(以下、マイコンという)であり、低消費電力で動作可能であり(動作モード)、時計用の1秒タイマを内蔵している。また、マイコン17はプログラムの実行を停止しておき、割り込みだけを受け付けるモード(スリープモード)を有し、消費電力の極めて少ない状態で待機できる。
【0048】
動作モードとスリープモードの消費電力を比較すると、30:1である。スリープモードの詳細については後述する。マイコン17はシリアルインターフェースsI/Oを通じてCPU2とデータのやり取りを行うことができる。太陽電池23が電力を供給しているか否かは、その電圧を電圧検出回路27で検出し、検出された電圧が2.5Vより大きい場合に電圧検出回路27の出力OUTがHレベルとなり、2.5V以下の場合にLレベルとなる。
【0049】
電圧検出回路27の出力OUTはマイコン17の端子IN8に入力される。二次電池19の放電状態の電圧は電圧検出回路24によって検出され、その電圧が1.2Vより大きい場合に電圧検出回路24の出力OUTがHレベルとなり、1.2V以下の場合にLレベルとなる。電圧検出回路24の出力OUTはマイコン17の端子IN9に入力される。二次電池19の満充電状態の電圧は電圧検出回路28によって検出され、その電圧が4.8Vより大きいときは電圧検出回路28の出力OUTがHレベルとなり、4.8V以下のときは電圧検出回路28の出力OUTがLレベルとなる。電圧検出回路28の出力OUTはマイコン17のIN13に入力される。
【0050】
22はDC−DCコンバータであり、入力電圧が出力電圧よりも高いときはシリーズレギュレータとして、低いときは昇圧型スイッチングレギュレータおよびシリーズレギュレータとして動作する。また、出力電圧を5Vもしくは3Vに選択することができ、入力ポートSELがHレベルとき5V、Lレベルのとき3Vがそれぞれ出力される。DC−DCコンバータ22はその入力Vinが0.9V以上のとき、出力Voutから5Vまたは3Vが常に出力される。
【0051】
18はマイコン17をリセットするための電圧検出回路であり、その出力REはマイコン17のRESETに入力される。DC−DCコンバータ22の出力Voutの電圧が2.7V以下のとき電圧検出回路18のREがLレベルとなり、2.7Vより大きくなるとマイコン17のリセットに要する時間だけ遅延させてLレベルを維持し、マイコン17がリセットされるとHレベルになる。
【0052】
25は絵文字LCDであり、マイコン17によって制御され、主電源16が停止している場合もほとんど電力を消費することなく表示を行う。26は操作部13内の各種キー(原稿検出スイッチを含む)のスキャンを行うキーマトリクス回路であり、マイコン17のソフトウェア制御によって押下されたキーを識別することができる。30は原稿の搬送路に設けられた機械式の原稿検出スイッチ、例えばリードスイッチである。ここで、原稿センサに発光素子を利用したフォトセンサを用いずに機械的な原稿検出スイッチを用いるのは原稿挿入待機時に電力を消費しないためである。これにより二次電池19の消耗を防ぐことができる。31はオフフックまたはオンフックを行うフッキングスイッチである。
【0053】
図3は主電源16の構成を示す回路図である。図において、AC入力はフィルタ回路40、整流回路41、平滑回路42を経て、1次、2次の絶縁トランス39に供給され、FET43によりスイッチングされる。ここで36は1次側巻線、38は2次側巻線である。44は絶縁トランス39の1次側の発振制御を行うICであり、その電源Vddは絶縁トランス39に巻き込まれた補助巻線37によって与えられる。絶縁トランス39の2次側巻線38から整流・平滑回路52、53を介して+24V、+5Vの電源電圧を各部に供給する。
【0054】
54は電流検出回路、55は過電圧検出回路であり、これらの出力をそれぞれフォトカプラ56、57を通してIC44にフィードバックする。IC44は2次側の電流によりPWM制御を行っており、過電圧が検出された場合、全系をシャットダウンするようになっている。
【0055】
また、PS信号はフォトカプラ45を介してIC44に入力され、PS信号がLレベルのときにトランジスタ46がONとなりフォトカプラ45に電流が流れる。フォトカプラ45は電流電圧変換を行い、IC44の入力ポートIN1がLレベルとなり、これに応じてIC44の出力ポートOUT1が発振し、FET43を介して1次側が発振して2次側に電力を供給し、主電源16が立ち上がって動作する。
【0056】
PS信号がHレベルのときはトランジスタ46がOFFとなり、IC44のIN1はHレベルとなり、これに応じてIC44の出力ポートOUT1がLレベルとなってFET43がOFFとなり、1次側の発振を停止させ、主電源16が動作を停止する。例えば、スタンバイ時にフッキングスイッチ31が押下された場合、キーマトリクス回路26からON信号が出力され、マイコン17がフッキングスイッチ31の押下を認識して出力OUT5をLレベル、即ちPS信号をLレベルとして主電源16を起動させ、シリアルインターフェースsI/Oを通じてCPU2にその情報を送り、CPU2がNCU10を制御してファクシミリ装置1がオフフック状態になる。
【0057】
抵抗47、48、49、50は電流制限用の抵抗である。51、61は分圧抵抗である。フォトカップラ45は1次側、2次側の絶縁も行う。
【0058】
図4はCPU2の周辺およびNCU10の構成を示す回路図である。図において、60はCPU2をリセットするための電圧検出回路であり、その出力REはCPU2のRESET端子に入力される。主電源16からの+5Vの電圧が4.5V以下のとき、電圧検出回路60の出力REはLレベルであり、4.5Vより大きくなると、CPU2のリセットに要する時間だけ遅延してLレベルを維持し、CPU2がリセットされてその後に出力REはHレベルとなる。また、出力REはマイコン17のIN10にも入力されてモニタされる。
【0059】
32は呼出信号(CI信号)を検出するためのフォトカプラであり、フォトカプラ32は電話回線11を通じて呼出信号を受けると、着信信号(Lレベル)がマイコン17のIN12に入力されるように動作する。スタンバイ時に呼出信号が検出されると、着信信号(Lレベル)がマイコン17に入力され、マイコン17がそれを認識してOUT5をLレベル、すなわちPS信号をLレベルとして主電源16を起動させる。
【0060】
主電源16の起動要因の情報はシリアルインターフェースsI/Oを通じてCPU2に送られ、CPU2はその情報に応じて各ブロックを制御する。33は電話機12のオフフックを検出するためのフォトカプラであり、フォトカプラ33は電話機12がオフフックされると、Lレベルがマイコン17のIN11に入力されるように動作をする。スタンバイ時に電話機12がオフフックされると、Lレベルがマイコン17に入力され、マイコン17がそれを認識して出力OUT5をLレベル、すなわちPS信号をLレベルとして主電源16を起動させる。
【0061】
この主電源16の起動要因の情報はシリアルインターフェースsI/Oを通じてCPU2に送られ、CPU2はその情報に応じて各ブロックを制御する。34、35はモジュラージャック、58、59は電流制限用の抵抗である。
【0062】
図5および図6は絵文字LCD25の7セグメント時計表示部を示す説明図である。どちらの図も10時20分を表しているが、それぞれの時刻の「秒」部分が互いに異なっている。すなわち、図5では、「時」表示部63と「分」表示部64を分割するコロン「:」62が点灯しているが、図6ではコロン「:」62が消灯している。このように、コロン「:」62を点灯または消灯することで時計が動作していることを、少なくとも1秒毎に認識することができるので、これにより装置本体が動作していることを少なくとも1秒毎に認識することができる。
【0063】
上記構成を有するファクシミリ装置の動作について説明する。図7はファクシミリ装置1のスタンバイ状態における処理手順を示すフローチャートである。商用交流ACの入力が開始されると(ステップS1)、まず、主電源16が立ち上がり(ステップS2)、マイコン17をイニシャライズする(ステップS3)と共に、CPU2をイニシャライズし(ステップS4)、同時に2次電池19の充電を開始する(ステップS5)。マイコン17のイニシャライズが完了した時点でファクシミリ装置1がスタンバイ状態となる。このスタンバイ状態が続いている状態で二次電池19を充電し続ける。
【0064】
充電が完了したか否かを判別し(ステップS6)、充電が完了した場合、すなわち電圧検出回路28の出力がHレベルとなった場合、マイコン17のIN13がHレベルとなるので、それにしたがってマイコン17が出力OUT5、すなわちPS信号をHレベルにして主電源16の動作を停止させ(ステップS7)、それに伴い電圧検出回路60の出力REがLレベルとなってCPU2がリセットされる(ステップS8)。そして、二次電池19と太陽電池23による電力供給が開始される(ステップS9)。一方、マイコン17に内蔵されているタイマで充電時間が1時間経過した場合、1時間経過を検出すると共に、マイコン17が出力OUT5、すなわちPS信号をHレベルにして主電源16の動作を停止させ(ステップS7)、それに伴い電圧検出回路60出力REがLレベルとなってCPU2がリセットされる(ステップS8)。
【0065】
いずれの場合も、このとき太陽電池23が供給する電力のうちの余った電力で二次電池19の充電を行う(ステップS10)。この後、スリープモードに移行する(ステップS11)。
【0066】
スリープモードでは、プログラムの実行が停止された状態のまま、タイマ割り込みだけが受け付けられる。また、このスリープモードでは、絵文字LCD25の表示状態を保つことができる。したがって、絵文字LCD25の表示を行ったまま、極めて少ない消費電力で待機することができる。
【0067】
図8はスリープモードにおいて時計用の1秒タイマ割り込みが発生した場合の処理手順を示すフローチャートである。図7のスリープモードにおいて、時計用の1秒タイマ割り込みが発生した場合、時計カウンタの時刻を1秒進める(ステップS21)。そして、「時」表示部63の表示を制御し(ステップS22)、「分」表示部64の表示を制御し(ステップS23)、コロン「:」62の表示を制御する(ステップS24)。
【0068】
さらに、後述する二次電池19の放電検出を行い(ステップS25)、放電が検出されなかった場合、後述するキーおよび原稿検出を行い(ステップS26)、キーまたは原稿が検出されなかった場合、後述するハンドセットのオフフック検出を行い(ステップS27)、オフフックが検出されなかった場合、後述する呼出信号(CI信号)の検出を行い(ステップS28)、呼出信号が検出されなかった場合、スリープモード(ステップS11)に戻る。
【0069】
図9は図8のステップS24におけるコロン「:」62の表示制御の処理手順を示すフローチャートである。まず、時計カウンタの秒が0秒であるか否かを判別し(ステップS31)、時計カウンタの秒が0秒であるとき、コロン「:」62を点灯し(ステップS32)、リターンする。時計カウンタの秒が0秒でないとき、コロン「:」62が点灯しているか否かを判別し(ステップS33)、コロン「:」62が点灯しているときコロン「:」62を消灯して(ステップS34)リターンする。一方、ステップS33でコロン「:」62が消灯しているとき、コロン「:」62を点灯し(ステップS32)、リターンする。
【0070】
このように、コロン「:」62を1秒毎に点灯または消灯することで、時計が動作していることを少なくとも1秒毎に認識することができ、装置本体が動作していることを少なくとも1秒毎に認識することができる。
【0071】
コロン「:」62が1秒毎に点灯または消灯するので、視覚的に正確な1秒を計測することができる。0秒のとき、コロン「:」62が必ず点灯するので、分の切り換わり時期を容易に識別できる。「秒」表示部を特別に設ける必要がないので、表示部を必要最小限に小さくまとめることができる。尚、本実施の形態では、0秒のときに点灯するように設定しているが、消灯するように設定しても構わない。
【0072】
図10は二次電池19の放電検出の動作処理手順を示すフローチャートである。マイコン17のIN9がLレベルであるか否かを判別し(ステップS41)、マイコン17のIN9がLレベルである場合は、太陽電池23からの供給電力が減り、その電位が二次電池19より低電位であり、かつ二次電池19が放電していき、その電圧が1.2V以下となっている状態にある。これは二次電池19の放電が検出された場合であり、マイコン17が出力OUT5をLレベル、すなわちPS信号をLレベルとする。これによりトランジスタ46がONとなるので、フォトカプラ45がONとなり、IC44のIN1がLレベルとなる。したがって、IC44の出力OUT1が発振し、FET43を介して1次側が発振して2次側に電力を供給し、主電源16が立ち上がる(ステップS42)。
【0073】
主電源16が立ち上がると、図7のCに移行し、電圧検出回路60によってCPU2がイニシャライズされ(ステップS4)、それと共に二次電池19の充電が開始される(ステップS5)。ファクシミリ装置1のスタンバイ状態が保たれつつ、再び二次電池19が充電される。このサイクルを繰り返す。
【0074】
尚、太陽電池23が供給する電力のうちの余分電力で、二次電池19を充電するので、電力を無駄なく利用でき、主電源16が動作していないスタンバイ状態を長く維持することができる。
【0075】
一方、ステップS41でマイコン17のIN9がHレベルの場合、そのままリターンする。
【0076】
本実施の形態では、二次電池19の放電検出を電圧検出回路24によって行っているが、時計用の1秒タイマ割り込みを利用して経過時間で放電検出を行ってもよい。この場合、ステップS41でスタンバイ時に二次電池放電検出ルーチンに入ってきた回数をカウントしていき、この回数がある設定された回数を越えた場合、ステップS42に進むというように構成すればよい。
【0077】
図11はキーおよび原稿検出の動作処理手順を示すフローチャートである。原稿検出スイッチ30がオンされたか、またはフッキングボタン31が押下されたか否かを判別し(ステップS51、S52)、原稿検出スイッチ30がオンされたか、あるいはフッキングボタン31が押下された場合、それぞれがONとなり、このON信号がマイコン17に入力される。
【0078】
これにしたがって、マイコン17は出力OUT5をLレベル、すなわちPS信号をLレベルとしてフォトカプラ45をONにする。フォトカプラ45がONとなると、IC44がFET43を介して1次側を発振させ、2次側に電力が供給され、主電源16が立ち上がる(ステップS53)。
【0079】
主電源16が立ち上がると、CPU2がイニシャライズされ(ステップS54)、二次電池19の充電が開始される(ステップS55)。主電源16が立ち上がっている間は二次電池19が常に充電されている。
【0080】
そして、この起動要因に関する情報がシリアルインターフェースsI/Oを通じてCPU2に送られ、その後、ファクシミリ装置1の制御はCPU2が中心となって行う。この状態で、相手ファクシミリ装置に電話をかけ(ステップS56)、回線が捕捉されると(ステップS57)、通常のファクシミリ送信が行われる(ステップS58)。
【0081】
送信が終わり(ステップS59)、回線が切断されると(ステップS60)、シリアルインターフェースsI/Oを通じてその情報がマイコン17に送られ、これにしたがって、マイコン17がPS信号をHレベルとして主電源16の動作を停止させる(ステップS61)。
【0082】
そして、CPU2がリセットされ(ステップS62)、主電源16による二次電池19の充電が終了し(ステップS63)、図7のAに戻る。
【0083】
一方、ステップS51、S52で原稿の挿入がなく、かつフッキングボタン31の押下もない場合には、その他のキーが押下されたか否かを判別し(ステップS64)、その他のキーが押下された場合、操作されたキーに応じた処理が行われる(ステップS65)。原稿の挿入がなく、キーの押下もない場合、そのままリターンする。図11において、ステップS56〜ステップS60はCPU2による制御である。
【0084】
図12はハンドセットのオフフック検出の動作処理手順を示すフローチャートである。ハンドセットがオフフックされたか否かを判別し(ステップS71)、ハンドセットがオフフックされた場合、フォトカプラ33がONになり、このON信号がマイコン17のIN11に入力され、これにしたがってマイコン17が出力OUT5をLレベル、すなわちPS信号をLレベルとしてフォトカプラ45をONにする。フォトカプラ45がONになると、IC44がFET43を介して1次側を発振させ、2次側に電力が供給され、主電源16が立ち上がる(ステップS72)。主電源16が立ち上がると、CPU2がイニシャライズされ(ステップS73)、二次電池19の充電が開始される(ステップS74)。主電源16が立ち上がっている間は二次電池19が常に充電されている。
【0085】
そして、この起動要因に関する情報がシリアルインターフェースsI/Oを通じてその情報がマイコン17に送られ、その後、ファクシミリ装置1の動作の制御はCPU2が中心となって行う。この状態で相手ファクシミリ装置に電話をかけ(ステップS75)、回線が捕捉されると(ステップS76)、通常のファクシミリ送信が行える(ステップS77)。
【0086】
送信が終わり(ステップS78)、回線が切断されると(ステップS79)、シリアルインターフェースsI/Oを通じてその情報がマイコン17に送られ、これにしたがって、マイコン17がPS信号をHレベルにして主電源16の動作を停止させる(ステップS80)。
【0087】
そして、CPU2がリセットされ(ステップS81)、主電源16による二次電池19の充電が終了し(ステップS82)、図7のAに戻る。ステップS71でハンドセットがオンフックされている場合、そのままリターンする。図12おいて、ステップS75〜ステップS79はCPU2による制御である。
【0088】
図13は図8のステップS28における呼出信号の検出動作の処理手順を示すフローチャートである。呼出信号が検出されたか否かを判別し(ステップS91)、呼出信号が検出された場合、フォトカプラ32がONし、このON信号がマイコン17のIN12に入力され、これにしたがってマイコン17が出力OUT5をLレベル、すなわちPS信号をLレベルにしてフォトカプラ45をONにする。
【0089】
フォトカプラ45がONになると、IC44がFET43を介して1次側を発振させ、2次側に電力が供給され、主電源16が立ち上がる(ステップS92)。主電源16が立ち上がるとCPU2がイニシャライズされ(ステップS93)、二次電池19の充電が開始される(ステップS94)。
【0090】
主電源16が立ち上がっている間、二次電池19が常に充電されている。そして、この起動要因に関する情報がシリアルインターフェースsI/Oを通じてCPU2に送られ、その後、ファクシミリ装置1の制御はCPU2が中心となって行う。NCU10によって回線が捕捉されると、自動受信でファクシミリ受信が行われる(ステップS96)。
【0091】
受信が終わり(ステップS97)、回線が切断されると(ステップS98)、シリアルインターフェースsI/Oを通じてその情報がマイコン17に送られ、これにしたがって、マイコン17がPS信号をHレベルにして主電源16の動作を停止させる(ステップS99)。
【0092】
そして、CPU2がリセットされ(ステップS100)、主電源16による二次電池19の充電が終了し(ステップS101)、図7のAに戻る。呼出信号が検出されない場合、そのままリターンする。図13において、ステップS95〜ステップS8までの処理はCPU2による制御である。
【0093】
以上示したように、主電源16が立ち上がっている間は、同時に二次電池19の充電が行われる。これにより、二次電池19の充電のためだけに主電源16を立ち上げる回数が減り、余分な電力消費を防ぐことができる。
【0094】
本実施の形態のファクシミリ装置によれば、装置本体の各部への通電を制御する主電源制御部15と、この主電源制御部15に電力を供給する主電源16と、二次電池19、また、必要に応じて太陽電池23を設けて各電力供給を制御しているので、スタンバイ時の消費電力をほぼ0Wにすることができる。
【0095】
したがって、自動受信機能のため、終日電力を消費することなく、電力量のロスを小さくでき、放射ノイズの発生を防止できる。また、主電源16の1次側を複数の手段により直接制御することがないので、安全規格上の制限もなく、容易に実施できる。
【0096】
スタンバイ状態においては、スリープモードを利用しながら、1秒に1回の極短い時間の間だけマイコン17が稼働するので、極めて消費電力を少なくできる。したがって、二次電池19または太陽電池23からマイコン17に供給される電力を削減でき、二次電池19の電力消費を軽減でき、スタンバイ状態を長く維持することができる。これにより、二次電池19の充電のためだけに主電源16を立ち上げる回数が減り(図10のステップS42の動作)、無駄な電力消費をなくすことができる。
【0097】
時計用の1秒タイマ割り込み処理ルーチン内で、時計表示切替だけでなく、二次電池19の放電検出、キー検出、原稿検出、ハンドセットのオフフック検出、呼出信号の検出などそれぞれ異なった主電源16の各起動要因を検出するので、1つのタイマ手段を備えるだけでよく、簡単な構成でコストダウンを図ることができる。
【0098】
また、スタンバイ状態では、スリープモードを利用しながら、このタイマ割り込みによって1秒に1回の極短い時間だけマイコン17が稼働するので、極めて低消費電力を実現できる。したがって、二次電池19または太陽電池23からマイコン17に供給される電力を削減でき、二次電池19の電力消費を軽減でき、スタンバイ状態を長く維持することができる。これにより、二次電池19の充電のためだけに主電源16を立ち上げる回数が減り、無駄な電力消費がなくすことができる。また、二次電池19の劣化も防止できる。
【0099】
尚、本実施の形態では、タイマ割り込み処理の中で時計の制御と主電源16の起動要因の検出とを行っているが、この他にも直接、起動要因とは関係ないが、必要な検出事項(例えば、インクカートリッジの装着状態の検出など)を行うようにしてもよい。
【0100】
このように、コロン「:」62を1秒毎に点灯または消灯することで、時計が動作していることを少なくとも1秒毎に認識することができるので、これにより装置本体が動作していることを少なくとも1秒毎に認識することができる。0秒の時はコロン「:」62が必ず点灯するので、分の切り換わり時期を容易に識別できる。また、「秒」表示部を特別に設ける必要がないので、表示部を必要最小限に小さくまとめることができる。
【0101】
【発明の効果】
本発明の請求項1に係るファクシミリ装置によれば、待機時の消費電力をほぼ0Wにすることができ、自動受信機能のために終日電力を消費することがなくなり、電力量のロス(損失)が大幅に削減できる。また、放射ノイズの発生を防ぐことができ、他の電子機器に悪影響を及ぼさない。さらに、主電源の1次側を複数の手段により直接制御することがないので、安全規格上の制限もなく、容易に実施できる。また、主電源が動作しているときに二次電池を充電するので、二次電池の充電のためだけに主電源を立ち上げる回数が減り、二次電池の劣化を防ぎ、余分な電力消費を抑えることができる。したがって、専用回路を設けることなく、タイマ割り込みによる簡単な構成で、待機時の消費電力を抑えつつ、主電源の起動要因を監視できる。
【0102】
請求項2に係るファクシミリ装置によれば、専用回路を設けることなく、タイマ割り込みによる簡単な構成で、待機時の消費電力を抑えつつ、主電源の起動要因を監視できる。また、二次電池の劣化を防ぐことができる。
【0103】
請求項3に係るファクシミリ装置によれば、スタンバイ状態では、スリープモードを利用しながら、このタイマ割り込みによって極短い時間だけ主電源制御手段が稼働するので、極めて低消費電力を実現できる。したがって、二次電池または太陽電池から主電源制御手段に供給される電力を削減でき、二次電池の電力消費を軽減でき、スタンバイ状態を長く維持することができる。これにより、二次電池の充電のためだけに主電源を立ち上げる回数が減り、無駄な電力消費がなくすことができる。また、二次電池の劣化も防止できる。
【0104】
請求項4に係るファクシミリ装置によれば、オペレーション上も従来と変わることなく、ユーザに扱いやすい装置を提供できる。
【0105】
請求項5に係るファクシミリ装置によれば、オペレーション上も従来と変わることなく、ユーザに扱いやすい装置を提供できる。
【0106】
請求項6に係るファクシミリ装置によれば、、無駄のない効率的な電力供給を行うことができ、一層の省電力化を図ることができる。
【0107】
請求項7に係るファクシミリ装置によれば、、無駄のない効率的な電力供給を行うことができ、一層の省電力化を図ることができる。
【0108】
請求項8に係るファクシミリ装置によれば、無駄のない効率的な電力供給を行うことができ、一層の省電力化を図ることができる。
【0109】
請求項9に係るファクシミリ装置によれば、前記待機充電状態のままで前記主電源から所定時間電力が供給され続けたとき、前記主電源の動作を停止して前記待機時の状態に移行するので、無駄のない効率的な電力供給を行うことができ、一層の省電力化を図ることができる。
【0110】
請求項10に係るファクシミリ装置によれば、装置の暴走を防止できる。
【0111】
請求項11に係るファクシミリ装置によれば、前記主電源制御手段は前記主電源、前記太陽電池、前記二次電池の優先順位で電力供給を行うので、最も効率の良い理想的な電力供給を実現できる。
【0112】
請求項12に係るファクシミリ装置によれば、前記太陽電池が供給する電力のうちの余った電力で前記二次電池を充電するので、電力を無駄なく利用でき、主電源が動作していない待機状態を長く維持できる。
【0113】
請求項13に係るファクシミリ装置によれば、前記スイッチ手段は、原稿検出スイッチ、動作開始スイッチ、またはハンドセットのオフフック、オンフックを検出するスイッチを含むので、複数の主電源の起動要因の検出を行うことができる。
【0114】
請求項14に係るファクシミリ装置によれば、前記主電源は前記主電源制御手段から停止信号を受けると動作を停止するので、装置の暴走を防止できる。
【0115】
請求項15に係るファクシミリ装置によれば、前記主電源制御手段は外部のスイッチ手段からの信号にしたがって前記停止信号を出力するので、装置の暴走を防ぐことができ、安全性に優れた装置を実現できる。
【0116】
請求項16に係るファクシミリ装置によれば、前記割り込み要求に応じて、前記主電源制御手段は前記主電源の複数の起動要因の検出を行うので、1つのタイマ手段を備えるだけの簡単な構成で実現でき、コストダウンを図ることができる。
【0117】
請求項17に係るファクシミリ装置によれば、スタンバイ状態では、スリープモードを利用しながら、このタイマ割り込みによって、例えば1秒に1回の極短い時間だけマイコンピュータが稼働するので、極めて低消費電力を実現でき、一層の省電力化を図ることができる。
【0118】
請求項18に係るファクシミリ装置によれば、前記割り込み要求に応じて、前記主電源制御手段は前記ファクシミリ装置を動作状態にする要因の検出を行うので、1つのタイマ手段を備えるだけの簡単な構成で実現でき、コストダウンを図ることができる。
【0119】
請求項19に係るファクシミリ装置によれば、オペレーション上も従来と変わることなく、ユーザに扱いやすい装置を提供できる。
【0120】
請求項20に係るファクシミリ装置によれば、オペレーション上も従来と変わることなく、ユーザに扱いやすい装置を提供できる。
【0121】
請求項21に係るファクシミリ装置によれば、中央制御手段からの命令によってスリープモードを利用するので、極めて低消費電力を実現でき、一層の省電力化を図ることができる。
【0122】
請求項22に係るファクシミリ装置によれば、前記スイッチ手段は、原稿検出スイッチ、動作開始スイッチ、またはハンドセットのオフフック、オンフックを検出するスイッチを含むので、複数の前記ファクシミリ装置を動作状態にする要因の検出を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態におけるファクシミリ装置の構成を示すブロック図である。
【図2】主電源制御部15の構成を示すブロック図である。
【図3】主電源16の構成を示す回路図である。
【図4】CPU2の周辺およびNCU10の構成を示す回路図である。
【図5】絵文字LCD25の7セグメント時計表示部を示す説明図である。
【図6】絵文字LCD25の7セグメント時計表示部を示す説明図である。
【図7】ファクシミリ装置1のスタンバイ状態における処理手順を示すフローチャートである。
【図8】スリープモードにおいて時計用の1秒タイマ割り込みが発生した場合の処理手順を示すフローチャートである。
【図9】図8のステップS24におけるコロン「:」62の表示制御の処理手順を示すフローチャートである。
【図10】二次電池19の放電検出の動作手順を示すフローチャートである。
【図11】キーおよび原稿検出の動作処理手順を示すフローチャートである。
【図12】ハンドセットのオフフック検出の動作処理手順を示すフローチャートである。
【図13】図8のステップS28における呼出信号の検出動作の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置
15 主電源制御部
16 主電源
17 マイコン
19 二次電池
23 太陽電池
25 絵文字LCD

Claims (22)

  1. 装置本体の各部に電力を供給する主電源と、
    該主電源から電力が供給され、装置全体の動作を制御する中央制御手段と、
    プログラムの実行を停止するスリープモードを有し、前記主電源の動作を制御する主電源制御手段と、
    該主電源制御手段に対して割り込み要求を行うタイマ割込手段と、
    前記主電源によって充電され、前記主電源制御手段に電力を供給する二次電池とを備え、
    動作時、前記主電源制御手段によって制御される前記主電源が起動し、前記中央制御手段によって前記装置全体の動作が制御され、かつ前記二次電池が充電され、
    主電源停止時、前記主電源の代わりに前記二次電池によって電力が供給される主電源制御手段は、プログラムの実行を停止したスリープモードであり、前記タイマ割込手段からの割り込み要求に応じて前記スリープモードから稼動状態に移行し、前記主電源の起動要因を検出する処理を行うことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 装置本体の各部に電力を供給する主電源および太陽電池と、
    該主電源または該太陽電池から電力が供給され、装置全体の動作を制御する中央制御手段と、
    プログラムの実行を停止するスリープモードを有し、前記主電源の動作を制御する主電源制御手段と、
    該主電源制御手段に対して割り込み要求を行うタイマ割込手段と、
    前記主電源または前記太陽電池によって充電され、前記主電源制御手段に電力を供給する二次電池とを備え、
    動作時、前記主電源制御手段によって制御される前記主電源が起動し、前記中央制御手段によって前記装置全体の動作が制御され、かつ前記二次電池が充電され、
    主電源停止時、前記主電源の代わりに前記太陽電池または前記二次電池によって電力が供給される主電源制御手段は、プログラムの実行を停止したスリープモードであり、前記タイマ割込手段からの割り込み要求に応じて前記スリープモードから稼動状態に移行し、前記主電源の起動要因を検出する処理を行うことを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 主電源制御手段は、前記タイマ割込手段からの割り込み要求に応じて前記スリープモードから稼動状態に移行し、前記主電源の起動要因を検出する処理を行うとともに、前記主電源の起動要因が検出されると、前記主電源を起動する一方、前記主電源の起動要因が検出されないと、前記スリープモードに復帰することを特徴とする請求項1または2記載のファクシミリ装置。
  4. スイッチ手段を備え、
    主電源停止時、前記主電源制御手段は、前記起動要因として前記スイッチ手段からのON信号の検出に基づいて、前記主電源に起動信号を送出して該主電源を起動し、
    前記中央制御手段は前記装置全体の動作を制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のファクシミリ装置。
  5. 主電源停止時、前記主電源制御手段は、前記起動要因として回線からの呼出信号の検出に基づいて、前記主電源に起動信号を送出して該主電源を起動し、
    前記中央制御手段は前記装置全体の動作を制御することを特徴とする請求項1または4記載のファクシミリ装置。
  6. 前記主電源制御手段は前記二次電池の電圧を検出する電圧検出手段を備え、
    前記割り込み要求に応じて検出された前記二次電池の電圧が所定のしきい値以下であるとき、前記主電源が前記主電源制御手段および前記二次電池に電力を供給する待機充電状態に移行することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のファクシミリ装置。
  7. 前記待機充電状態で前記二次電池の電圧が所定のしきい値以上になったとき、前記主電源の動作を停止し、前記主電源制御手段は、プログラムの実行を停止したスリープモードに移行し、前記タイマ割込手段からの割り込み要求に応じて前記スリープモードから稼動状態に移行し、前記主電源の起動要因を検出する処理を行う状態に移行することを特徴とする請求項6記載のファクシミリ装置。
  8. 前記待機時、前記割り込み要求に応じて監視した結果、前記二次電池以外から所定時間電力が供給されない場合、前記主電源制御手段は前記起動信号を発生して前記主電源を起動し、前記待機充電状態に移行することを特徴とする請求項6または7記載のファクシミリ装置。
  9. 前記待機充電状態のままで前記主電源から所定時間電力が供給され続けたとき、前記主電源の動作を停止し、前記主電源制御手段は、プログラムの実行を停止したスリープモードに移行し、前記タイマ割込手段からの割り込み要求に応じて前記スリープモードから稼動状態に移行し、前記主電源の起動要因を検出する処理を行う状態に移行することを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のファクシミリ装置。
  10. 前記主電源制御手段は前記中央制御手段からの命令信号により前記主電源を強制的に停止可能であることを特徴とする請求項1または9記載のファクシミリ装置。
  11. 前記主電源制御手段は前記主電源、前記太陽電池、前記二次電池の優先順位で電力供給を行うことを特徴とする請求項2記載のファクシミリ装置。
  12. 前記太陽電池が供給する電力のうちの余った電力で前記二次電池を充電することを特徴とする請求項2または11記載のファクシミリ装置。
  13. 前記スイッチ手段は、原稿検出スイッチ、動作開始スイッチ、またはハンドセットのオフフック、オンフックを検出するスイッチを含むことを特徴とする請求項4記載のファクシミリ装置。
  14. 前記主電源は、前記主電源制御手段から停止信号を受けると動作を停止することを特徴とする請求項1乃至13のいずれかに記載のファクシミリ装置。
  15. 前記主電源制御手段は、外部のスイッチ手段からの信号にしたがって前記停止信号を出力することを特徴とする請求項14記載のファクシミリ装置。
  16. 前記主電源制御手段は、前記割り込み要求に応じて、前記主電源の複数の起動要因の検出を行うことを特徴とする請求項1または15記載のファクシミリ装置。
  17. 低消費電力で待機する状態および動作状態を有するファクシミリ装置において、
    前記低消費電力で待機する状態では、プログラムの実行を停止するスリープモードを有するマイクロコンピュータと、
    前記マイクロコンピュータに対して周期的に割り込み要求を行うタイマ割込手段とを備え、
    前記マイクロコンピュータは、前記タイマ割込手段からの割り込み要求に応じて、前記スリープモードから稼動状態に移行し、前記ファクシミリ装置を前記動作状態にする要因を検出する処理を行うとともに、前記ファクシミリ装置を前記動作状態にする要因が検出されない場合、前記スリープモードに復帰することを特徴とするファクシミリ装置。
  18. 前記マイクロコンピュータは、前記割り込み要求に応じて、前記ファクシミリ装置を前記動作状態にする複数の要因の検出を行うことを特徴とする請求項17記載のファクシミリ装置。
  19. スイッチ手段を備え、
    前記マイクロコンピュータは、前記ファクシミリ装置を前記動作状態にする要因として前記スイッチ手段からのON信号の検出に基づいて、前記ファクシミリ装置を前記動作状態にすることを特徴とする請求項17または18記載のファクシミリ装置。
  20. 前記マイクロコンピュータは、前記ファクシミリ装置を前記動作状態にする要因として回線からの呼出信号の検出に基づいて、前記ファクシミリ装置を前記動作状態にすることを特徴とする請求項17乃至19のいずれかに記載のファクシミリ装置。
  21. 前記ファクシミリ装置は装置全体を制御する中央制御手段を有し、
    前記マイクロコンピュータは、前記中央制御手段からの命令信号に基づいて、前記主電源制御手段を前記スリープモードに移行させることを特徴とする請求項17乃至20のいずれかに記載のファクシミリ装置。
  22. 前記スイッチ手段は、原稿検出スイッチ、動作開始スイッチ、またはハンドセットのオフフック、オンフックを検出するスイッチを含むことを特徴とする請求項19記載のファクシミリ装置。
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