JPH07321972A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH07321972A
JPH07321972A JP6116721A JP11672194A JPH07321972A JP H07321972 A JPH07321972 A JP H07321972A JP 6116721 A JP6116721 A JP 6116721A JP 11672194 A JP11672194 A JP 11672194A JP H07321972 A JPH07321972 A JP H07321972A
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JP
Japan
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main power
power supply
secondary battery
control means
signal
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Withdrawn
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JP6116721A
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English (en)
Inventor
Koichi Abe
孝一 安部
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スタンバイ中は、主電源を停止させるファク
シミリ装置において、スタンバイ中にインクカートリッ
ジが交換されたか否かに応じて、ヘッドの回復動作を行
い、インクの消耗を防ぐ。 【構成】 スタンバイ中にインクカートリッジ61がは
ずされると接点63〜66が切れるのでこれを検出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動受信機能を有するフ
ァクシミリ装置に関するものであり、特にインクジェッ
ト記録手段を持つファクシミリ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置などのスタンバ
イ状態を持つ装置においては、その電源にスイッチング
電源等が用いられている。そしてスタンバイ時、または
動作中は常にこの電源が立ち上がっている。また、主電
源の一次側を電話回線からの呼出信号などにより直接制
御することも行われており、電力の省電力化が図られて
いる。また主電源とは別に、スタンバイ時用のサブ電源
を別に持つ装置もあり、この種のタイプはスタンバイ時
はサブ電源のみ立ち上がっており、動作中のみ主電源が
立ち上がる仕組みになっていて、低消費電力化が図られ
ている。
【0003】さらに、同じくスタンバイ時の低消費電力
化を目的とした全く新しいシステムが提案されている
(特願平05−101108)。このシステムは主電源
(スイッチング電源)の起動、停止を主電源制御部が制
御し、この主電源制御部への電力供給はスタンバイ時は
二次電池が行い、動作時は主電源が行うという構成で、
スタンバイ時は主電源は停止しており、主電源制御部の
み動作(スタンバイ)し、動作時は主電源制御部からの
制御信号が主電源に与えられている間主電源が立ち上が
るというシステムである。これにより、従来よりさらな
る低消費電力化が図れる。
【0004】また、ファクシミリ装置においてその記録
手段にインクジェット記録手段を有する場合、インクジ
ェット記録部のヘッドの目詰まりを防止する為にある程
度定期的にヘッドの回復動作を行う必要があるが、新た
にインクカートリッジが交換された場合などは通常の回
復動作とは別の大回復動作を必ず行う必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の後者の新たに提案されているシステムにおいて、
その記録手段にインクジェット記録手段を有する場合、
次に示す欠点がある。
【0006】中央制御部がインクカートリッジの有無
(交換有無)検出を行う場合、スタンバイ時は中央制御
部が動作していない為、このスタンバイ時にインクカー
トリッジの有無検出ができない。そのためスタンバイ時
にインクカートリッジが交換された場合も考慮すると、
正常な記録動作を行う為には動作時に必ず大回復動作を
行わなければならない。そしてこの大回復動作は多量の
インクを無駄に消費してしまう為、1つのインクカート
リッジで記録できる記録量が大幅に減ってしまう。
【0007】本発明の目的は、スタンバイ中には低消費
電力であるファクシミリ装置において、スタンバイ中に
インクカートリッジが交換された場合に、次の記録動作
を行うに先立って大回復動作を行うことができるファク
シミリ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の問題点
を解決するためになされたもので、請求項1において
は、装置本体の各部へ電力を供給する主電源手段と、装
置全体のシステムの制御を行い前記主電源から電力を供
給される中央制御手段と、前記主電源手段の動作の制御
を行う主電源制御手段と、前記主電源手段によって充電
され、前記主電源制御手段に電力を供給する二次電池
と、インクカートリッジとを備え、前記主電源手段は動
作せず、前記主電源制御手段は前記二次電池から電力を
供給されるスタンバイ状態と、前記主電源制御手段から
の起動信号によって前記主電源が起動し前記中央制御部
が装置本体を動作させ、なおかつ前記主電源手段が前記
二次電池を充電する動作状態を有するファクシミリ装置
において、前記スタンバイ状態で、前記インクカートリ
ッジの取り外しまたは取り付けを検出する検出手段を備
えた構成をとる。
【0009】請求項2においては、装置本体の各部へ電
力を供給する主電源手段と、装置本体の各部へ電力を供
給する太陽電池と、装置全体のシステムの制御を行い前
記主電源手段または前記太陽電池から電力を供給される
中央制御手段と、前記主電源手段の動作の制御を行う主
電源制御手段と、前記主電源手段または前記太陽電池に
よって充電され、前記主電源制御手段に電力を供給する
二次電池と、インクカートリッジとを備え、前記主電源
手段は動作せず、前記主電源制御手段は前記二次電池ま
たは前記太陽電池から電力を供給されるスタンバイ状態
と、前記主電源制御手段からの起動信号によって前記主
電源手段が起動し前記中央制御手段が装置本体を動作さ
せ、なおかつ前記主電源手段が前記二次電池を充電する
動作状態とを有するファクシミリ装置において、前記ス
タンバイ状態で、前記インクカートリッジの取り外しま
たは取り付けを検出する検出手段を備えた構成をとる。
【0010】請求項3においては、スイッチ手段を備
え、前記スタンバイ状態では前記主電源制御手段は前記
スイッチ手段からのON信号を待ち、このON信号を受
けたとき前記主電源制御手段は前記主電源手段へ前記起
動信号を送り前記主電源手段を起動させ、前記中央制御
手段が装置本体を動作させる構成とする。
【0011】請求項4においては、電話回線からの呼出
信号着信時に着信信号を発生する着信信号発生手段を備
え、前記スタンバイ状態では前記主電源制御手段はこの
着信信号を待ち、この着信信号を受けたとき前記主電源
制御手段は前記主電源手段へ前記起動信号を送り前記主
電源手段を起動させ、前記中央制御手段が装置本体を動
作させる構成をとる。
【0012】請求項5においては、スイッチ手段と、電
話回線からの呼出信号着信時に着信信号を発生する着信
信号発生手段とを備え、前記スタンバイ状態では前記主
電源制御手段は前記スイッチ手段からのON信号と前記
着信信号発生手段からの前記着信信号とを待ち、前記O
N信号または前記着信信号を受けたとき前記主電源制御
手段は前記主電源手段へ前記起動信号を送り前記主電源
手段を起動させ、前記中央制御手段が装置本体を動作さ
せる構成をとる。
【0013】請求項6においては、前記主電源制御手段
は前記二次電池の電圧検出手段を備え、前記スタンバイ
状態で前記二次電池の電圧があるしきい値以下になった
時、前記主電源制御手段から前記起動信号を発生し前記
主電源手段を起動し、前記二次電池の充電状態に入る構
成をとる。
【0014】請求項7においては、前記二次電池の充電
状態で前記二次電池の電圧があるしきい値以上になった
時、前記主電源手段の動作を停止し前記スタンバイ状態
に移行する構成をとる。
【0015】請求項8においては、前記主電源制御手段
はタイマ手段を備え、前記スタンバイ状態で一定時間前
記二次電池以外から電力が供給されない場合には、前記
主電源制御手段から前記起動信号を発生し前記主電源手
段を起動し、前記二次電池の充電状態に入る構成をと
る。
【0016】請求項9においては、前記二次電池の充電
状態のままで一定時間前記主電源手段から電力が供給さ
れ続けた時、前記主電源手段の動作を停止し前記スタン
バイ状態に移行する構成をとる。
【0017】請求項10において、前記主電源制御手段
は前記二次電池の電圧検出手段とタイマ手段とを備え、
前記スタンバイ状態で前記二次電池の電圧があるしきい
値以下になった時、または一定時間前記二次電池以外か
ら電力が供給されない時には、前記主電源制御手段から
前記起動信号を発生し前記主電源を起動し、前記二次電
池の充電状態に入る構成をとる。請求項11において、
前記二次電池の充電状態で前記二次電池の電圧があるし
きい値以上になった時、または前記二次電池の充電状態
のままで一定時間前記主電源手段から電力が供給され続
けた時、前記主電源手段の動作を停止し前記スタンバイ
状態に移行する構成をとる。
【0018】請求項12において、前記主電源制御手段
はタイマ手段を備え、前記動作状態で一定時間装置本体
の前記主電源手段以外の部分が動作しなかった場合に
は、前記主電源手段は動作を停止し前記スタンバイ状態
に移行する構成をとる。
【0019】請求項13において、前記主電源手段が動
作しているときは前記二次電池を充電する構成をとる。
【0020】請求項14においては、前記主電源手段は
スイッチング電源により構成され、外部からスイッチン
グのON、OFFを制御可能とする構成をとる。
【0021】請求項15において、前記主電源制御手段
は前記中央制御手段からの命令信号により前記主電源手
段を強制的に停止させることができる構成をとる。
【0022】請求項16において、前記主電源制御部は
前記主電源手段、前記太陽電池、前記二次電池の優先順
位で電力供給を受ける構成をとる。
【0023】請求項17においては、前記太陽電池が供
給する電力のうちの余った電力で前記二次電池を充電す
る構成をとる。
【0024】請求項18においては、前記スイッチ手段
は原稿検知スイッチ、または動作を開始させるスイッチ
またはハンドセットのオフフック・オンフック検出スイ
ッチを含む構成とする。
【0025】請求項19においては、前記動作を開始さ
せるスイッチは、予め登録されている相手先にそのキー
を押下することにより電話することができるワンタッチ
キー、送信スタートキー、コピーキー、テンキーの少な
くとも1つである構成をとる。
【0026】請求項20においては、前記原稿検知スイ
ッチは機械式スイッチで構成される。
【0027】請求項21においては、前記インクカート
リッジの取り外しまたは取り付けの検出を間欠で行う構
成をとる。
【0028】請求項22においては、前記インクカート
リッジの取り外しまたは取り付けの検出を行っている時
間をT1、前記インクカートリッジの取り外しまたは取
り付けの検出を行っていない時間をT2とすると、T1
よりT2の方が長い構成をとる。
【0029】請求項23においては、前記スタンバイ状
態では前記インクカートリッジの取り外しまたは取り付
けの検出を間欠で行い、前記動作状態は常時前記インク
カートリッジの取り外しまたは取り付けの検出を行う構
成をとる。
【0030】請求項24においては、前記スタンバイ状
態で前記インクカートリッジが取り外された場合、また
は、取り付けられた場合、前記動作時に前記インクカー
トリッジのヘッドの回復動作を行う構成とする。
【0031】請求項25においては、前記動作状態中に
記録動作を伴う時に前記回復動作を行う構成をとる。
【0032】請求項26においては、前記主電源手段が
動作しているとき、前記主電源手段が前記主電源制御手
段からの停止信号を受けると、前記主電源手段は動作を
停止する構成をとる。
【0033】請求項27においては、前記主電源制御手
段は外部のスイッチ手段からの信号に従って前記停止信
号を出力する構成とする。
【0034】
【作用】本発明のファクシミリ装置においては、装置本
体の各部へ電力を供給する主電源と、この主電源を制御
する主電源制御部と、この主電源制御部に電力を供給す
る二次電池または太陽電池と、インクカートリッジとが
備えられており、電話回線からの呼出信号や外部スイッ
チ手段からのON信号により主電源を起動することがで
きるので、スタンバイ時の消費電力をほぼ0Wにするこ
とができ、放射ノイズの発生もなく、安全規格上の問題
もない。
【0035】スタンバイ時もインクカートリッジの有無
(交換有無)検出が行われるので、スタンバイ中にイン
クカートリッジの取り外しまたは取り付けが行われた時
のみ、動作時にヘッドの大回復動作を行えばよく、無駄
なインク消費を防ぐことができる。
【0036】スタンバイ時のインクカートリッジの有無
(交換有無)検出を間欠で行い、検出時間より否検出時
間の方を長くすることで、スタンバイ時の消費電力を少
なくすることができ、二次電池の消耗を抑えることがで
きる。
【0037】動作時はインクカートリッジの有無(交換
有無)検出を常時行うので、誤検出を極力防ぐことがで
きる。
【0038】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づき本発明を詳
細に説明する。
【0039】図1は本発明の特徴をもっともよく表す図
面であり、同図において1は本発明を実施したファクシ
ミリ装置である。2はマイクロプロセッサなどから構成
されるCPUで、ROM3に記憶されているプログラム
に従ってRAM4、不揮発性RAM5、キャラクタジェ
ネレータ(CG)6、読取り部7、記録部8、モデム部
9、網制御ユニット(NCU)10、操作部13、表示
部14を制御する。
【0040】RAM4は読取り部7によって読みとられ
た2値化画像データ、あるいは、記録部8に記録される
2値化画像データを格納し、モデム部9によって変調さ
れた信号をNCU10を介して電話回線11に出力する
2値化画像データを格納する。
【0041】またRAM4は、電話回線11から入力さ
れたアナログ波形信号をNCU10及びモデム部9を介
して復調し、その復調した2値化データを格納する。
【0042】不揮発性RAM5はファクシミリ1の電源
が遮断された状態にあっても、保存しておくべきデータ
(例えば短縮ダイヤル番号など)を確実に格納するもの
である。
【0043】CG6はJISコード、ASCIIコード
などのキャラクタを格納するROMであり、CPU2の
制御に基づき必要に応じて2バイトのデータで所定コー
ドに対応するキャラクタデータを取り出す。
【0044】読取り部7はDMAコントローラ、画像処
理IC、イメージセンサ、CMOSロジックICなどか
ら構成され、CPU2の制御に基づいてコンタクトセン
サ(CS)を利用して読みとったデータを2値化し、そ
の2値化データを順次RAM4に送る。なお、この読取
り部7に対する原稿のセット状態は、原稿の搬送路に設
けられた機械的な原稿センサ(操作部13に含まれる)
により検出できるようになっており、原稿検出信号は主
電源制御部15に入力される。ここで原稿センサに発光
素子を利用したフォトセンサを用いずに、機械的な原稿
センサ(機械式スイッチ)を用いるのは、原稿挿入待機
時に電力を消費しないためである。
【0045】記録部8はDMAコントローラ、インクジ
ェット記録装置、CMOSロジックICなどから構成さ
れ、CPU2の制御によってRAM4に格納されている
記録データを取り出し、ハードコピーとして記録出力す
る。記録部8のインクジェット記録装置はインクカート
リッジを持っており、このインクカートリッジは着脱可
能である。そして、記録部8は、このインクカートリッ
ジが装着されているか否かを検知する検知手段を持って
いる。モデム部9はG3、G2モデムとこれらのモデム
に接続されたクロック発生回路などから構成され、CP
U2の制御に基づいてRAM4に格納されている送信デ
ータを変調し、NCU10を介して電話回線11に出力
する。またモデム部9は電話回線11のアナログ信号を
NCU10を介して導入し、その信号を復調した2値化
データをRAM4に格納する。
【0046】NCU10はCPU2の制御により電話回
線11をモデム部9あるいは電話機12のいずれかに切
り換えて接続する。またNCU10は呼出信号(CI)
を検出する手段を有し、呼出信号が検出されたときは着
信信号を主電源制御部15へ送る。
【0047】電話機12はファクシミリ装置1と一体化
されている。具体的には電話機12はハンドセット及び
スピーチネットワーク、ダイヤラ、テンキーないしワン
タッチキーなどから構成されている。
【0048】操作部13は画像送信、受信などをスター
トさせるキーと、送受信時におけるファイン、標準、自
動受信などの操作モードを指定するモード選択キーと、
ダイヤリング用のテンキーないしワンタッチキーなどか
ら構成されている。これらのキーが押下されるとON信
号が主電源制御部15に入力される。
【0049】表示部14は時計表示用の7セグ及び各種
モードを表示する絵文字LCDと、5×7ドット16桁
×1行の表示を行うことができるドットマトリクスLC
Dとを組み合わせたLCDモジュールと、LEDなどか
ら構成され、絵文字LCDとドットマトリクスLCDと
はそれぞれ独立している。
【0050】主電源制御部15はファクシミリ装置1全
体の各部(ブロック)への通電(電力供給)を制御する
もので、1チップマイクロコンピュータ、コンデンサタ
イプの二次電池等から構成され、この二次電池からの供
給電力だけでも駆動することができる。主電源制御部1
5はNCU10からの着信信号または操作部13からの
原稿検出信号または操作部13からのON信号が入力さ
れると、起動信号を主電源16に送る。
【0051】主電源16はAC入力のスイッチング電源
であり、外部からのスイッチングのON、OFFが制御
可能で、主電源制御部15からの起動信号、停止信号に
よってそれぞれ電力を供給したり、電力を供給しなかっ
たりする。これにより効率のよい電力供給が行え、なお
かつ外部からのオン、オフが簡単にできるので、容易に
実施することができる。
【0052】図2は主電源制御部15の簡略構成とその
周辺の構成を示す回路図、図3は主電源16の簡略構成
を示す回路図、図4は記録部8及びNCU10の1部と
CPU2周辺の簡略構成を示す回路図である。
【0053】これらの図においてVccはDC−DCコ
ンバータ22(図2)を介して3系統の電力供給源を結
んでおり、1つは主電源16からの+5V、2つ目は太
陽電池23、3つ目はコンデンサタイプの二次電池19
である。
【0054】そしてこれら3つの電源の優先度は各々の
電圧と、二次電池19の充電状態、逆流防止用ショット
キーバリアダイオード20、逆流防止用ダイオード29
により決定され、主電源16からのものはショットキー
バリアダイオード20により4.8V、太陽電池23か
らのものはダイオード29により4.6V、二次電池1
9からのものはその充電状態による。
【0055】またショットキーバリアダイオード20、
ダイオード29の向きにより、主電源16が立ち上がっ
ている時はその電力供給が最優位となり、抵抗21を通
して二次電池19を充電するとともにコンバータ22を
介してVccに電力を供給する。この時太陽電池23は
低電位となり、太陽電池23から電流は流れ込まない。
【0056】主電源16が動作しておらず太陽電池23
が電力を供給している場合、すなわち主電源16は動作
していないが光エネルギーが供給されている場合、二次
電池19の方が太陽電池23より電位が高ければ二次電
池19からコンバータ22を介してVccに電力が供給
され、太陽電池23からは電力が供給されない。
【0057】二次電池19の方が太陽電池23より電位
が低い時は太陽電池23からコンバータ22を介してV
ccに電力が供給され、同時に二次電池19も抵抗21
を通して充電される。
【0058】主電源16が動作しておらず、太陽電池2
3も電力を供給していない場合、二次電池19がコンバ
ータ22を介してVccに電力を供給する。
【0059】このように主電源制御部15への電力供給
を第1に主電源16、第2に太陽電池23、第3に二次
電池19と優先順位をもたせて行うことで、最も効率の
良い理想的な電力供給が実現できる。
【0060】図2において17は8ビットの1チップマ
イクロコンピュータ(マイコン)であり、超低消費電力
で動作可能であり、またタイマ手段を内蔵している。
【0061】マイコン17はシリアルインターフェース
sI/Oを通じてCPU2とデータのやり取りを行うこ
とができる。
【0062】太陽電池23が電力を供給しているか否か
はその電圧を電圧検出回路27で検出して行い、その電
圧が2.5Vより大きい時は電圧検出回路27のOUT
がHighレベルとなり、2.5V以下の時は電圧検出
回路27のOUTがLowレベルとなる。電圧検出回路
27のOUTからの出力はマイコン17のIN8へ入力
される。
【0063】二次電池19の放電状態の電圧は電圧検出
回路24によって検出され、その電圧が1.2Vより大
きい時は電圧検出回路24のOUTがHighレベルと
なり、1.2V以下の時は電圧検出回路24のOUTが
Lowレベルとなる。電圧検出回路24のOUTからの
出力はマイコン17のIN9へ入力される。
【0064】二次電池19の満充電状態の電圧は電圧検
出回路28によって検出され、その電圧が4.8Vより
大きい時は電圧検出回路28のOUTがHighレベル
となり、4.8V以下の時は電圧検出回路28のOUT
がLowレベルとなる。電圧検出回路28のOUTから
の出力はマイコン17のIN13へ入力される。
【0065】22はDC−DCコンバータであり、入力
電圧が出力電圧よりも高い時はシリーズレギュレータと
して、低い時は昇圧型スイッチングレギュレータ+シリ
ーズレギュレータとして動作する。また、その出力電圧
を5Vと3Vから選択することができ、入力ポートSE
LがHighレベルの時は5Vが、Lowレベルの時は
3Vがそれぞれ出力される。コンバータ22はその入力
Vinが0.9V以上の時、出力Voutから5Vまた
は3Vが常に出力される。
【0066】18はマイコン17をリセットする為の電
圧検出回路であり、その出力REはマイコン17のRE
SETへ入力される。コンバータ22のVoutの電圧
が2.7V以下の時は電圧検出回路18のREがLow
レベルであり、2.7Vより大きくなるとマイコン17
のリセットに要する時間だけ遅延させてLowレベルを
維持してマイコン17がリセットされ、その後High
レベルとなる。
【0067】25は前述した絵文字LCDであり、マイ
コン 17によって制御される。
【0068】26は操作部13内の各種キー(原稿検出
スイッチを含む)のスキャン(押下されたキーの識別)
を行うキーマトリクス回路であり、マイコン17のソフ
ト制御によって押下されたキーを識別することができ
る。
【0069】30は原稿の搬送路に設けられた機械式の
原稿検出スイッチ(あるいはリードスイッチ)である。
ここで原稿センサに発光素子を利用したフォトセンサを
用いずに、機械的な原稿検出スイッチを用いるのは、原
稿挿入待機時に電力を消費しないためである。これによ
り二次電池19の消耗を防ぐことができる。
【0070】31はオフフックまたはオンフックを行う
為のフッキングスイッチである。
【0071】図3においてAC入力はフィルタ回路4
0、整流回路41、平滑回路42を経て、1次、2次の
絶縁トランス39へ供給され、FET43によりスイッ
チングされる。ここで36は1次側巻線、38は2次側
巻線である。
【0072】44は絶縁トランス39の1次側の発振制
御を行うICであり、その電源Vddは絶縁トランス3
9に巻き込まれた補助巻線37によって与えられる。絶
縁トランス39の2次側は2次側巻線38から整流・平
滑回路52、53を介して+24V、+5Vの電源をフ
ァクシミリ装置1の各部へ供給する。
【0073】54は電流検出回路、55は過電圧検出回
路であり、これらの出力をそれぞれフォトカプラ56、
57を通してIC44へフィードバックする。
【0074】またIC44は2次側の電流によりPWM
制御を行っており、過電圧が検出された場合は全系をシ
ャットダウンするようになっている。
【0075】また本実施例特有の信号であるPS信号
は、フォトカプラ45を介してIC44へ入力され、P
S信号がHighレベルの時トランジスタ46がONと
なりフォトカプラ45に電流が流れ、フォトカプラ45
は電流電圧変換を行いIC44の入力ポートIN1がL
owレベルとなり、これに応じてIC44の出力ポート
OUT1が発振し、FET43を介して1次側が発振し
て2次側に電力を供給し、主電源16が立ち上がって動
作する。
【0076】PS信号がLowレベルの時はトランジス
タ46がOFFとなりIC44のIN1はHighレベ
ルとなり、これに応じてIC44の出力ポートOUT1
がLowレベルとなってFET43がOFFとなり1次
側の発振を停止させ、主電源16が動作を停止する。
【0077】例えば、スタンバイ時にフッキングスイッ
チ31(図2)が押下された場合、キーマトリクス回路
26からON信号が出力され、マイコン17がフッキン
グスイッチ31の押下を認識してOUT5をHighレ
ベル、すなわちPS信号をHighレベルとして主電源
16を起動させ、シリアルインターフェースsI/Oを
通じてCPU2にその情報を送り、CPU2がNCU1
0を制御してファクシミリ装置1がオフフック状態にな
る。
【0078】47、48、49、50、51は電流制限
用の抵抗である。
【0079】なおフォトカプラ45は1次側、2次側の
絶縁も行う。
【0080】図4において60はCPU2をリセットす
る為の電圧検出回路であり、その出力REはCPU2の
RESETへ入力される。主電源16からの+5Vの電
圧が4.5V以下の時は電圧検出回路60のREがLo
wレベルであり、4.5Vより大きくなるとCPU2の
リセットに要する時間だけ遅延させてLowレベルを維
持してCPU2がリセットされ、その後Highレベル
となる。また、REからの出力はマイコン17のIN1
0へも入力されてモニターされる。
【0081】32は呼出信号(CI信号)を検出する為
のフォトカプラであり、電話回線11を通じて呼出信号
が来ると、着信信号(Lowレベル)がマイコン17の
IN12へ入力される仕組みになっている。スタンバイ
時に呼出信号が来ると着信信号(Lowレベル)がマイ
コン17へ入力され、マイコン17がそれを認識してO
UT5をHighレベル、すなわちPS信号をHigh
レベルとして主電源を起動させ、シリアルインターフェ
ースsI/Oを通じてCPU2にその情報を送り、CP
U2がそれに応じて各ブロックを制御する。
【0082】33は電話機12のオフフックを検出する
為のフォトカプラであり、電話機12がオフフックされ
ると、Lowレベルがマイコン17のIN11へ入力さ
れる仕組みになっている。スタンバイ時に電話機12が
オフフックされるとLowレベルがマイコン17へ入力
され、マイコン17がそれを認識してOUT5をHig
hレベル、すなわちPS信号をHighレベルとして主
電源16を起動させ、シリアルインターフェースsI/
Oを通じてCPU2にその情報を送り、CPU2がそれ
に応じて各ブロックを制御する。
【0083】58、59は電流制限用の抵抗、34、3
5はモジュラージャックである。
【0084】61はインクカートリッジであり、着脱が
可能である。インクカートリッジ61にはそれ自身がキ
ャリッジ62に装着されているか否かを検出する為の接
点端子63、64があり、63、64間は短絡されてい
る。またキャリッジ62にも接点端子65、66があ
り、インクカートリッジ61がキャリッジ62に装着さ
れている時はそれぞれ63、64と導通している。
【0085】マイコン17のOUT6からLowレベル
が出力される時、インクカートリッジ61がキャリッジ
62に装着されている場合はマイコン17のIN14が
Lowレベルとなり、インクカートリッジ61がキャリ
ッジ62に装着されていない場合はマイコン17のIN
14がHighレベルとなる。
【0086】この時、マイコン17のOUT6から常に
Lowレベルを出力していると、電流制限用の抵抗67
で電力を消費してしまい二次電池19の消耗を速めてし
まうので、マイコン17に内蔵されているタイマ手段に
より、30sec(秒)間隔で1msec間だけマイコ
ン17のOUT6からLowレベルを出力して、インク
カートリッジ61がキャリッジ62に装着されているか
否かを検出する。
【0087】図5、図6、図7、図8は本実施例の動作
を表すフローチャートであり、これらの図面に従って動
作の説明をする。
【0088】図5はFAXスタンバイ状態での動作フロ
ーであり、同図において、AC入力が開始される(S1
00)とまず主電源16が立ち上がり(S101)、マ
イコン17をイニシャライズする(S102)とともに
CPU2をイニシャライズし(S103)、同時に二次
電池19の充電を開始する(S104)。
【0089】マイコン17のイニシャライズが完了した
時点でFAXがスタンバイ状態となる。
【0090】このスタンバイ状態が続いている状態で二
次電池19を充電し続ける(S105)。
【0091】もし充電が完了した場合(S105)、す
なわち電圧検出回路28の出力がHighレベルとなっ
た場合、またはマイコン17に内蔵されているタイマで
1時間経過した場合、前者の場合はマイコン17のIN
13がHighレベルとなるのでそれに従ってマイコン
17がOUT5、すなわちPS信号をLowレベルとし
て主電源16の動作を停止させ(S106)、それに伴
い電圧検出回路60のREがLowレベルとなってCP
U2がリセットされる(S107)。
【0092】そして二次電池19と太陽電池23だけに
よる電力供給が開始される(S108)。
【0093】後者の場合は割り込みが発生して、それに
従ってマイコン17がOUT5、すなわちPS信号をL
owレベルとして主電源16の動作を停止させ(S10
6)、それに伴い電圧検出回路60のREがLowレベ
ルとなってCPU2がリセットされる(S107)。
【0094】そして二次電池19と太陽電池23だけに
よる電力供給が開始される(S108)。
【0095】いずれの場合もこの時、太陽電池23が供
給する電力のうちの余った電力で二次電池19の充電も
行う(S109)。
【0096】太陽電池23からの供給電力が減りその電
位が二次電池より低電位となった場合で(S110)、
二次電池19が放電していきその電圧が1.2V以下と
なった時(S111)、電圧検出回路24のOUTがL
owレベルとなりマイコン17のIN9がLowレベル
となるので、それに従ってマイコン17がOUT5をH
ighレベル、すなわちPS信号をHighレベルとす
る。
【0097】これによりトランジスタ46がONとなる
のでフォトカプラ45がONし、IC44のIN1がL
owレベルとなるのでこれに従ってIC44のOUT1
が発振し、FET43を介して1次側が発振して2次側
に電力を供給し、主電源16が立ち上がる(S11
2)。
【0098】主電源16が立ち上がると電圧検出回路6
0によってCPU2がイニシャライズされ(S10
3)、それとともに二次電池19の充電が開始される
(S104)。
【0099】これによりFAXスタンバイ状態が保たれ
つつ、再び二次電池19が充電される。
【0100】このサイクルを繰り返す。
【0101】以上において太陽電池23の供給する電力
のうちの余分電力で二次電池19を充電するので、電力
を無駄なく利用でき、主電源16が動作していないスタ
ンバイ状態を長く維持することができる。
【0102】図6はFAXスタンバイ状態におけるFA
X送信時の割り込みルーチンであり、同図において、F
AXスタンバイ状態の時原稿が挿入された場合(S20
0)、またはフッキングボタンが押下された場合(S2
01)、または受話器がオフフックされた場合(S20
2)、原稿検出スイッチ30、フッキングスイッチ3
1、フォトカプラ33がそれぞれONとなり、このON
信号がマイコン17へ入力されて割り込みが開始され
(S203)、これに従ってマイコン17がOUT5を
Highレベル、すなわちPS信号をHighレベルと
してフォトカプラ45をONさせる。
【0103】フォトカプラ45がONとなるとIC44
がFET43を介して1次側を発振させ、2次側に電力
が供給され主電源16が立ち上がる(S204)。
【0104】主電源16が立ち上がると二次電池19の
充電が開始され(S205)、主電源16が立ち上がっ
ている間は二次電池19が常に充電されている。
【0105】そしてこの情報がシリアルインターフェー
スを通じてCPU2へ送られ、その後、ファクシミリ装
置1の動作の制御はCPU2が中心となって行う。
【0106】この状態で相手FAXに電話をかけ(S2
06)回線が捕捉されると(S207)、通常のファク
シミリ送信が行える(S208)。
【0107】送信が終わり(S209)回線が切断され
ると(S210)、シリアルインターフェースを通じて
その情報がマイコン17に送られ、これに従ってマイコ
ン17がPS信号をLowレベルとして主電源16の動
作を停止させる(S211)。
【0108】そして二次電池19の充電が終了され(S
212)、割り込みが終わる(S213)。そしてFA
Xスタンバイ状態となり(S214)、図5のAに戻
る。
【0109】図7はFAXスタンバイ状態におけるFA
X受信時の割り込みルーチンであり、同図において、F
AXスタンバイ状態の時フッキングボタンが押された場
合(300)、または受話器がオフフックされた場合
(S301)、フッキングスイッチ31、フォトカプラ
33がそれぞれONとなり、このON信号がマイコン1
7へ入力されて割り込みが開始され(S306)、これ
に従ってマイコン17がOUT5をHighレベル、す
なわちPS信号をHighレベルとしてフォトカプラ4
5をONさせる。
【0110】フォトカプラ45がONとなるとIC44
がFET43を介して1次側を発振させ、2次側に電力
が供給され主電源16が立ち上がる(S307)。
【0111】また呼出信号が検出された場合(S30
2)、フォトカプラ32がONとなりこのON信号がマ
イコン17へ入力されて割り込みが開始され(S30
3)、これに従ってマイコン17がOUT5をHigh
レベル、すなわちPS信号をHighレベルとしてフォ
トカプラ45をONさせる。
【0112】フォトカプラ45がONとなるとIC44
がFET43を介して1次側を発振させ、2次側に電力
が供給され主電源16が立ち上がる(S304)。
【0113】いずれの場合も主電源16が立ち上がると
二次電池19の充電が開始され(S305,S30
9)、主電源16が立ち上がっている間は二次電池19
が常に充電されている。
【0114】そしてこの情報がシリアルインターフェー
スを通じてCPU2へ送られ、その後、ファクシミリ装
置1の動作の制御はCPU2が中心となって行う。
【0115】フッキングボタンが押された場合または受
話器がオフフックされた場合は、相手FAXに電話をか
け(S309)回線が捕捉されると(S310)通常の
ファクシミリ受信が行われる(S311)。
【0116】呼出信号が検出された場合はNCU10が
回線を捕捉し(S310)、自動受信でファクシミリ受
信が行われる(S311)。
【0117】受信が終わり(S312)回線が切断され
ると(S313)、シリアルインターフェースを通じて
その情報がマイコン17に送られ、これに従ってマイコ
ン17がPS信号をLowレベルとして主電源16の動
作を停止させる(S314)。
【0118】そして二次電池19の充電が終了され(S
315)、割り込みが終わる(S316)。そしてFA
Xスタンバイ状態となり(S317)、図5のAに戻
る。
【0119】図8はFAXスタンバイ状態におけるイン
クカートリッジ有無(交換有無)検出を表すフローチャ
ートである。
【0120】同図において主電源16が動作していない
FAXスタンバイ状態で、changeFLAG=0の
時、インクカートリッジ61が交換されると(S40
0)、changeFLAGがセットされてchang
eFLAG=1となる(S401)。この後、ファクシ
ミリ受信の起動要因により主電源16が起動した時(4
02)、インクカートリッジ61のヘッドの大回復動作
が行われ(S403)、changeFLAGがリセッ
トされてchangeFLAG=0となる(S40
4)。そしてファクシミリ受信動作が開始される(S4
05)。ファクシミリ受信動作が終了すると(S40
6)、主電源16の動作が停止され(S407)、FA
Xスタンバイ状態になる(S408)。主電源16が動
作していないFAXスタンバイ状態中に、インクカート
リッジ61の交換が行われなかった時(S400)、こ
の後ファクシミリ受信の起動要因により主電源16が起
動した場合(S409)、通常のファクシミリ受信動作
が開始される(S405)ファクシミリ受信動作が終了
すると(S406)主電源16の動作が停止され(S4
07)、FAXスタンバイ状態になる(S408)。こ
の動作フローを繰り返す。この実施例(図8)では、主
電源16の起動要因としてファクシミリ受信の起動要因
の場合を挙げたが、主電源16の起動要因が記録動作に
関わる場合は、同様の動作フローとなる。主電源16の
起動要因がそれ以外の場合には、changeFLAG
がセットされている時(changeFLAG=1の
時)に主電源16が起動しても、インクカートリッジ6
1のヘッドの大回復動作は行わない。これはインクの過
剰吐出を防ぐ為である。また、インクカートリッジの大
回復動作(回復動作)の為にあえて主電源16を立ち上
げることをしないのは、スタンバイ時に無駄な電力を消
費させない為であり、スタンバイ時の超低消費電力化を
図るためである。
【0121】図9はFAXスタンバイ状態におけるイン
クカートリッジ検出のタイミングを表すフローチャート
である。FAXスタンバイ状態の時、マイコン17のO
UT6をLowレベルとしてインクカートリッジ61の
有無検出が開始され(S500)、1msecが経過す
ると(S501)、マイコン17のOUT6をHigh
レベルとしてカートリッジ61の有無検出を終了する
(S502)。この1msec間はカートリッジの有無
の検出が可能である。その後30secが経過すると
(S503)、再び1msec間のカートリッジ有無検
出が行われる(S500)。この30sec間はカート
リッジの有無検出が行われず、したがって抵抗67で電
力を消費されることはない。このように検出時間を1m
sec、否検出時間を30secとし、このサイクルを
繰り返すことにより、操作性を損なうことなく消費電力
を極力少なくして、二次電池19の消耗を極力抑えなが
らスタンバイ中のカートリッジの有無(着脱の有無)検
出が可能である。また動作時においては、常時マイコン
17のOUT6をLowレベルとしてカートリッジの有
無検出を行うことで、カートリッジ有無の誤検出を極力
抑えることができる。
【0122】以上において、主電源16が立ち上がって
いる間は、同時に二次電池19の充電が行われる。これ
により二次電池19の充電の為だけに主電源16を立ち
上げる回数が減り、余分な電力消費を防ぐことができ
る。
【0123】以上、本発明の各状態における動作につい
て説明したが、ここで本実施例では、上記のようにファ
クシミリ装置本体1の各部への通電を制御する主電源制
御部15と、この主電源制御部15に電力を供給する主
電源16と、二次電池19、また必要に応じて太陽電池
23を設けて各電力供給を制御しているので、上述のよ
うにスタンバイ時の消費電力をほぼ0Wにすることがで
きる。
【0124】したがって、自動受信機能の為終日電力を
消費することなく、電力量のロスが小さく、放射ノイズ
の発生が防止される。また、主電源16の1次側を複数
の手段により直接制御することがないので、安全規格上
の制限もなく、容易に実施できる。
【0125】スタンバイ時もインクカートリッジの有無
(交換有無)検出が行われるので、スタンバイ中にイン
クカートリッジの取り外しまたは取り付けが行われた時
のみ、動作時にヘッドの大回復動作を行えばよく、無駄
なインク消費を防ぐことができる。
【0126】スタンバイ中にインクカートリッジの取り
外しまたは取り付けが行われた場合、記録動作を伴う動
作時のみヘッドの大回復動作を行うことで、無駄なイン
ク消費を防ぐことができる。
【0127】スタンバイ時のインクカートリッジの有無
(交換有無)検出を間欠で行い、なおかつ検出時間より
否検出時間の方を長くすることで、スタンバイ時の消費
電力を少なくすることができ、二次電池の消耗を抑える
ことができる。
【0128】動作時はインクカートリッジの有無(交換
有無)検出を常時行うので、誤検出を極力防ぐことがで
きる。
【0129】詳しくは、以上のように本願によれば、装
置本体の各部へ電力を供給する主電源と、この主電源を
制御する主電源制御手段と、この主電源制御手段に電力
を供給する二次電池または太陽電池と、インクカートリ
ッジとが備えられており、電話回線からの呼出信号や外
部スイッチ手段からのON信号により主電源を起動する
ことができるようにしたので、次のような効果がある。
【0130】(1)スタンバイ時の消費電力をほぼ0W
にすることができ、自動受信機能の為に終日電力を消費
することがなくなり、電力量のロス(損失)が大幅に削
減できる。
【0131】(2)上記(1)の為に放射ノイズの発生
を防ぐことができ、他の電子機器に悪影響を及ぼさな
い。
【0132】(3)主電源の1次側を複数の手段により
直接制御することがないので、安全規格上の制限もな
く、容易に実施することができる。
【0133】(4)主電源が動作している時は二次電池
を充電するので、二次電池の充電の為だけに主電源を立
ち上げる回数が減り、余分な電力消費を防ぐことができ
る。
【0134】(5)主電源をスイッチング電源で構成す
ることにより、効率のよい電力供給が行え、なおかつ外
部からのオン、オフが簡単にできるので、容易に実施す
ることができる。
【0135】(6)主電源制御部への電力供給を第1に
主電源、第2に太陽電池、第3に二次電池と優先順位を
もたせて行うことで、最も効率の良い理想的な電力供給
が実現できる。
【0136】(7)太陽電池の供給する電力のうちの余
分電力で二次電池を充電するので、電力を無駄なく利用
でき、主電源が動作していないスタンバイ状態を長く維
持することができる。
【0137】(8)原稿検知スイッチを機械式スイッチ
で構成することで、原稿挿入待機時の電力消費がなくな
り、二次電池の消耗を防ぐことができる。
【0138】また、スタンバイ時もインクカートリッジ
の有無(交換有無)検出を行うので、次のような効果が
得られる。
【0139】(9)スタンバイ中にインクカートリッジ
の取り外しまたは取り付けが行われた時のみ、動作時に
ヘッドの大回復動作を行えばよく、無駄なインク消費を
防ぐことができる。
【0140】(10)(9)において、スタンバイ中に
インクカートリッジの取り外しまたは取り付けが行われ
た場合、記録動作を伴う動作時のみヘッドの大回復動作
を行うことで、無駄なインク消費を防ぐことができる。
【0141】(11)スタンバイ時のインクカートリッ
ジの有無(交換有無)検出を間欠で行うことで、スタン
バイ時の消費電力を少なくすることができ、二次電池の
消耗を抑えることができる。
【0142】(12)(11)において、インクカート
リッジ有無(交換有無)検出時間より否検出時間の方を
長くすることで、スタンバイ時の消費電力を少なくする
ことができ、二次電池の消耗を抑えることができる。
【0143】(13)動作時はインクカートリッジの有
無(交換有無)検出を常時行うので、誤検出を極力防ぐ
ことができる。
【0144】
【発明の効果】請求項1および請求項によれば、スタン
バイ状態と動作状態を有し、スタンバイ状態でインクカ
ートリッジの取りはずしまたは取り付けを検出するの
で、スタンバイ時から動作時へ切り替わったときに、回
復動作が必要であるか否かがわかり、必要な時だけ回復
動作をすることで、インクを無駄に消費することを防止
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のファクシミリ装置のブロック図であ
る。
【図2】主電源制御部とその周辺の構成を示す簡略回路
図である。
【図3】主電源の簡略回路図である。
【図4】CPU周辺と、記録部及びインクカートリッジ
と、NCUの一部の簡略回路図である。
【図5】FAXスタンバイ状態での動作を表すフローチ
ャートである。
【図6】FAXスタンバイ状態におけるFAX送信時の
割り込みルーチンを表すフローチャートである。
【図7】FAXスタンバイ状態におけるFAX受信時の
割り込みルーチンを表すフローチャートである。
【図8】FAXスタンバイ状態におけるインクカートリ
ッジ有無(交換有無)検出を表すフローチャートであ
る。
【図9】FAXスタンバイ状態におけるインクカートリ
ッジ検出タイミングを表すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 CPU 8 記録部 10 網制御ユニット(NCU) 11 電話回線 12 電話機 13 操作部 15 主電源制御部 16 主電源 17 8ビットの1チップマイクロコンピュータ 19 コンデンサタイプの二次電池 23 太陽電池 30 機械式の原稿検出スイッチ(あるいはリードスイ
ッチ) 31 フッキングスイッチ 32 呼出信号検出スイッチ(フォトカプラ) 33 ハンドセットのオフフック検出スイッチ(フォト
カプラ) 61 インクカートリッジ 62 キャリッジ 63 接点端子 64 接点端子 65 接点端子 66 接点端子

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体の各部へ電力を供給する主電源
    手段と、装置全体のシステムの制御を行い前記主電源か
    ら電力を供給される中央制御手段と、前記主電源手段の
    動作の制御を行う主電源制御手段と、前記主電源手段に
    よって充電され、前記主電源制御手段に電力を供給する
    二次電池と、インクカートリッジとを有し、前記主電源
    手段は動作せず、前記主電源制御手段は前記二次電池か
    ら電力を供給されるスタンバイ状態と、前記主電源制御
    手段からの起動信号によって前記主電源が起動し前記中
    央制御部が装置本体を動作させ、なおかつ前記主電源手
    段が前記二次電池を充電する動作状態を有するファクシ
    ミリ装置において、前記スタンバイ状態で、前記インク
    カートリッジの取り外しまたは取り付けを検出する検出
    手段を設けたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 装置本体の各部へ電力を供給する主電源
    手段と、装置本体の各部へ電力を供給する太陽電池と、
    装置全体のシステムの制御を行い前記主電源手段または
    前記太陽電池から電力を供給される中央制御手段と、前
    記主電源手段の動作の制御を行う主電源制御手段と、前
    記主電源手段または前記太陽電池によって充電され、前
    記主電源制御手段に電力を供給する二次電池と、インク
    カートリッジとを有し、前記主電源手段は動作せず、前
    記主電源制御手段は前記二次電池または前記太陽電池か
    ら電力を供給されるスタンバイ状態と、前記主電源制御
    手段からの起動信号によって前記主電源手段が起動し前
    記中央制御手段が装置本体を動作させ、なおかつ前記主
    電源手段が前記二次電池を充電する動作状態とを有する
    ファクシミリ装置において、前記スタンバイ状態で、前
    記インクカートリッジの取り外しまたは取り付けを検出
    する検出手段を設けたことを特徴とするファクシミリ装
    置。
  3. 【請求項3】 スイッチ手段を有し、前記スタンバイ状
    態では前記主電源制御手段は前記スイッチ手段からのO
    N信号を待ち、このON信号を受けたとき前記主電源制
    御手段は前記主電源手段へ前記起動信号を送り前記主電
    源手段を起動させ、前記中央制御手段が装置本体を動作
    させることを特徴とする請求項1または請求項2のファ
    クシミリ装置。
  4. 【請求項4】 電話回線からの呼出信号着信時に着信信
    号を発生する着信信号発生手段を有し、前記スタンバイ
    状態では前記主電源制御手段はこの着信信号を待ち、こ
    の着信信号を受けたとき前記主電源制御手段は前記主電
    源手段へ前記起動信号を送り前記主電源手段を起動さ
    せ、前記中央制御手段が装置本体を動作させることを特
    徴とする請求項1または請求項2のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 スイッチ手段と、電話回線からの呼出信
    号着信時に着信信号を発生する着信信号発生手段とを有
    し、前記スタンバイ状態では前記主電源制御手段は前記
    スイッチ手段からのON信号と前記着信信号発生手段か
    らの前記着信信号とを待ち、前記ON信号または前記着
    信信号を受けたとき前記主電源制御手段は前記主電源手
    段へ前記起動信号を送り前記主電源手段を起動させ、前
    記中央制御手段が装置本体を動作させることを特徴とす
    る請求項1または請求項2のファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 前記主電源制御手段は前記二次電池の電
    圧検出手段を有し、前記スタンバイ状態で前記二次電池
    の電圧があるしきい値以下になった時、前記主電源制御
    手段から前記起動信号を発生し前記主電源手段を起動
    し、前記二次電池の充電状態に入ることを特徴とする請
    求項1または請求項2のファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 前記二次電池の充電状態で前記二次電池
    の電圧があるしきい値以上になった時、前記主電源手段
    の動作を停止し前記スタンバイ状態に移行することを特
    徴とする請求項6のファクシミリ装置。
  8. 【請求項8】 前記主電源制御手段はタイマ手段を有
    し、前記スタンバイ状態で一定時間前記二次電池以外か
    ら電力が供給されない場合には、前記主電源制御手段か
    ら前記起動信号を発生し前記主電源手段を起動し、前記
    二次電池の充電状態に入ることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2のファクシミリ装置。
  9. 【請求項9】 前記二次電池の充電状態のままで一定時
    間前記主電源手段から電力が供給され続けた時、前記主
    電源手段の動作を停止し前記スタンバイ状態に移行する
    ことを特徴とする請求項8のファクシミリ装置。
  10. 【請求項10】 前記主電源制御手段は前記二次電池の
    電圧検出手段とタイマ手段とを有し、前記スタンバイ状
    態で前記二次電池の電圧があるしきい値以下になった
    時、または一定時間前記二次電池以外から電力が供給さ
    れない時には、前記主電源制御手段から前記起動信号を
    発生し前記主電源を起動し、前記二次電池の充電状態に
    入ることを特徴とする請求項1または請求項2のファク
    シミリ装置。
  11. 【請求項11】 前記二次電池の充電状態で前記二次電
    池の電圧があるしきい値以上になった時、または前記二
    次電池の充電状態のままで一定時間前記主電源手段から
    電力が供給され続けた時、前記主電源手段の動作を停止
    し前記スタンバイ状態に移行することを特徴とする請求
    項10のファクシミリ装置。
  12. 【請求項12】 前記主電源制御手段はタイマ手段を有
    し、前記動作状態で一定時間装置本体の前記主電源手段
    以外の部分が動作しなかった場合には、前記主電源手段
    は動作を停止し前記スタンバイ状態に移行することを特
    徴とする請求項1または請求項2のファクシミリ装置。
  13. 【請求項13】 前記主電源手段が動作しているときは
    前記二次電池を充電することを特徴とする請求項1また
    は請求項2のファクシミリ装置。
  14. 【請求項14】 前記主電源手段はスイッチング電源に
    より構成され、外部からスイッチングのON、OFFを
    制御可能とすることを特徴とする請求項1または請求項
    2のファクシミリ装置。
  15. 【請求項15】 前記主電源制御手段は前記中央制御手
    段からの命令信号により前記主電源手段を強制的に停止
    させることができることを特徴とする請求項1または請
    求項2のファクシミリ装置。
  16. 【請求項16】 前記主電源制御部は前記主電源手段、
    前記太陽電池、前記二次電池の優先順位で電力供給を受
    けることを特徴とする請求項2のファクシミリ装置。
  17. 【請求項17】 前記太陽電池が供給する電力のうちの
    余った電力で前記二次電池を充電することを特徴とする
    請求項2のファクシミリ装置。
  18. 【請求項18】 前記スイッチ手段は原稿検知スイッ
    チ、または動作を開始させるスイッチまたはハンドセッ
    トのオフフック・オンフック検出スイッチを含むことを
    特徴とする請求項3または請求項5のファクシミリ装
    置。
  19. 【請求項19】 前記動作を開始させるスイッチは、予
    め登録されている相手先にそのキーを押下することによ
    り電話することができるワンタッチキー、送信スタート
    キー、コピーキー、テンキーの少なくとも1つであるこ
    とを特徴とする請求項18のファクシミリ装置。
  20. 【請求項20】 前記原稿検知スイッチは機械式スイッ
    チで構成されることを特徴とする請求項19のファクシ
    ミリ装置。
  21. 【請求項21】 前記インクカートリッジの取り外しま
    たは取り付けの検出を間欠で行うことを特徴とする請求
    項1または請求項2のファクシミリ装置。
  22. 【請求項22】 前記インクカートリッジの取り外しま
    たは取り付けの検出を行っている時間をT1、前記イン
    クカートリッジの取り外しまたは取り付けの検出を行っ
    ていない時間をT2とすると、T1よりT2の方が長い
    ことを特徴とする請求項1または請求項2のファクシミ
    リ装置。
  23. 【請求項23】 前記スタンバイ状態では前記インクカ
    ートリッジの取り外しまたは取り付けの検出を間欠で行
    い、前記動作状態は常時前記インクカートリッジの取り
    外しまたは取り付けの検出を行うことを特徴とする請求
    項21のファクシミリ装置。
  24. 【請求項24】 前記スタンバイ状態で前記インクカー
    トリッジが取り外された場合、または、取り付けられた
    場合、前記動作時に前記インクカートリッジのヘッドの
    回復動作を行うことを特徴とする請求項1または請求項
    2のファクシミリ装置。
  25. 【請求項25】 前記動作状態中に記録動作を伴う時に
    前記回復動作を行うことを特徴とする請求項24のファ
    クシミリ装置。
  26. 【請求項26】 前記主電源手段が動作しているとき、
    前記主電源手段が前記主電源制御手段からの停止信号を
    受けると、前記主電源手段は動作を停止することを特徴
    とする請求項1または請求項2記載のファクシミリ装
    置。
  27. 【請求項27】 前記主電源制御手段は外部のスイッチ
    手段からの信号に従って前記停止信号を出力することを
    特徴とする請求項26のファクシミリ装置。
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