JP3397531B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP3397531B2
JP3397531B2 JP20847495A JP20847495A JP3397531B2 JP 3397531 B2 JP3397531 B2 JP 3397531B2 JP 20847495 A JP20847495 A JP 20847495A JP 20847495 A JP20847495 A JP 20847495A JP 3397531 B2 JP3397531 B2 JP 3397531B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動受信機能を有
するファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置などのスタンバ
イ状態を持つ装置では、その電源にスイッチング電源が
一般に用いられており、スタンバイ時あるいは動作中、
常に電源は立ち上がっている。
【0003】こうした装置では、主電源の一次側を電話
回線からの呼出信号などにより直接制御することも行わ
れており、省電力化が図られている。また、主電源とは
別にスタンバイ時用のサブ電源を別に持つ装置もあり、
このタイプのものはスタンバイ時にサブ電源のみ立ち上
がっており、動作中のみ主電源が立ち上がる仕組みにな
っていて、省電力化が図られている。このファクシミリ
装置では、制御部(中央制御部)は常に動作しているの
で、システム全体の制御はもとより表示部その他の制御
もほぼリアルタイムで制御可能である。
【0004】さらに、スタンバイ時の省力化を目的とし
たシステムで、主電源(スイッチング電源)の起動、停
止を主電源制御部が制御し、この主電源制御部への電力
供給をスタンバイ時に二次電池が行い、動作時に主電源
が行う構成のものも提案されている(特願平5−101
108)。このシステムでは、スタンバイ時に主電源は
停止しており、主電源制御部のみ動作(スタンバイ)
し、動作時に主電源制御部からの制御信号が主電源に与
えられている間、主電源が立ち上がる。これにより、よ
り一層の省電力化が図られている。このシステムでは、
スタンバイ時に主電源が動作していないので、中央制御
部も動作しておらず、表示部の制御をスタンバイ時も駆
動している主電源制御部に行わせている。このため、動
作時に装置全体の動作を把握している中央制御部から主
電源制御部が表示データを受け取り、受け取ったデータ
をもとに主電源制御部が表示部を制御する方法が取られ
ている。
【0005】
【0006】
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のシステムでは、 スタンバイ状態から動作状態へ移行
する時、主電源制御部からの起動信号により主電源が起
動し、中央制御部が初期化されるまでの十分な時間を待
ち、その後に中央制御部と主電源制御部との間でデータ
のやりとりを行っていたので、起動時のレスポンスが悪
く、ユーザに違和感を与えるばかりか、通信不具合を生
じる場合もあった。
【0008】
【0009】そこで、本発明は、起動時のレスポンスを
改善できるファクシミリ装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係るファクシミリ装置は、装置
本体の各部に電力を供給する主電源と、該主電源から電
力が供給され、装置全体の動作を制御する中央制御手段
と、前記主電源の動作を制御する主電源制御手段と、前
記主電源によって充電され、前記主電源制御手段に電力
を供給する二次電池とを備え、動作時、前記主電源制御
手段によって前記主電源が起動し、前記中央制御手段に
よって前記装置全体の動作が制御され、かつ前記主電源
によって前記二次電池が充電され、待機時、前記主電源
は起動せず、前記前記主電源制御手段は前記二次電池か
ら電力を供給され、前記待機状態から前記動作状態にな
った時、前記主電源制御手段は前記中央制御手段からの
待機状態を表す初期信号を待ち、該初期信号を受信した
後、前記主電源制御手段は起動要因を前記中央制御手段
に知らせることを特徴とする。
【0011】請求項2に係るファクシミリ装置では、請
求項1に係るファクシミリ装置において前記主電源が待
機状態から動作状態になった場合、前記中央制御手段は
前記主電源制御手段に前記初期信号を送信することを特
徴とする。
【0012】請求項3に係るファクシミリ装置では、請
求項1に係るファクシミリ装置において前記中央制御手
段は、前記初期信号に対する応答信号を前記主電源制御
手段から受けた場合、前記主電源制御手段が待機状態に
なっていると判断することを特徴とする。
【0013】請求項4に係るファクシミリ装置では、請
求項1に係るファクシミリ装置において前記主電源が待
機状態から動作状態になった時、前記主電源制御手段は
前記初期信号を受けなかった場合、前記中央制御手段に
待機状態を表す状態信号を送信することを特徴とする。
【0014】
【0015】請求項に係るファクシミリ装置では、請
求項4に係るファクシミリ装置において前記主電源制御
手段は、前記中央制御手段から前記状態信号に対する応
答信号を受けた場合、前記中央制御手段が待機状態にな
っていると判断することを特徴とする。
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】
【0034】
【0035】
【0036】
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】
【0041】
【0042】
【0043】
【0044】
【0045】
【発明の実施の形態】本発明のファクシミリ装置の実施
の形態について説明する。図1は実施の形態におけるフ
ァクシミリ装置の構成を示すブロック図である。図にお
いて、1はファクシミリ装置である。2はマイクロプロ
セッサなどから構成されるCPUであり、ROM3に記
憶されているプログラムにしたがってRAM4、不揮発
性RAM5、キャラクタジェネレータ(CG)6、読取
り部7、記録部8、モデム部9、網制御ユニット(NC
U)10、操作部13、表示部14を制御する。
【0046】また、CPU2は画像データの符号化(エ
ンコード)、復号化(デコード)の処理も行う。これに
より、符号化、復号化処理のためのハードウェア回路が
不要となるので、コストダウンを図ることができる。
【0047】RAM4は読取り部7によって読み取られ
た2値化画像データあるいは記録部8に記録される2値
化画像データを格納し、モデム部9によって変調された
信号をNCU10を介して電話回線11に出力される2
値化画像データを格納する。また、RAM4は電話回線
11から入力されたアナログ波形信号をNCU10およ
びモデム部9を介して復調し、その復調した2値化デー
タを格納する。
【0048】不揮発性RAM5はファクシミリ装置1の
電源が遮断された状態であっても、保存しておくべきデ
ータ(例えば、短縮ダイヤル番号など)を確実に格納す
る。キャラクタジェネレータ6はJISコード、ASC
IIコードなどのキャラクタを格納するROMであり、
マイクロプロセッサ2の制御に基づき必要に応じて2バ
イトのデータで所定コードに対応するキャラクタデータ
を取り出す。
【0049】読取り部7はDMAコントローラ、画像処
理IC、イメージセンサ、CMOSロジックICなどか
ら構成され、CPU2の制御に基づいてコンタクトセン
サ(CS)を利用して読み取ったデータを2値化し、そ
の2値化データを順次RAM4に送る。
【0050】尚、読取り部7に対する原稿のセット状態
は原稿の搬送路に設けられ操作部13に含まれる機械的
な原稿センサにより検出できるようにされており、原稿
検出信号は主電源制御部15に入力される。ここで、原
稿センサに発光素子を利用したフォトセンサを用いず
に、機械的な原稿センサ(機械式スイッチ)を用いるの
は、原稿挿入待機時に電力を消費しないためである。
【0051】記録部8はDMAコントローラ、インクジ
ェット記録装置、CMOSロジックICなどから構成さ
れ、CPU2の制御によってRAM4に格納されている
記録データを取り出し、ハードコピーとして出力する。
【0052】モデム部9はG3、G2モデムとこれらの
モデムに接続されたクロック発生回路などから構成さ
れ、CPU2の制御に基づいてRAM4に格納されてい
る送信データを変調し、NCU10を介して電話回線1
1に出力する。また、モデム部9は電話回線11のアナ
ログ信号をNCU10を介して導き、その信号を変調し
て2値化データをRAM4に格納する。
【0053】NCU10はCPU2の制御によりモデム
9あるいは電話機12のいずれかに切り替えて電話回線
11を接続する。また、NCU10は呼出信号を検出す
る手段を有し、呼出信号が検出されたときは着信信号を
主電源制御部15に送出する。尚、電話機12はファク
シミリ装置1と一体に設けられたものである。具体的に
は電話機12はハンドセット、スピーチネットワーク、
ダイヤラ、リンガー、テンキー、ワンタッチキーなどか
ら構成される。
【0054】操作部13は画像送信、受信などをスター
トさせるキー、送受信時におけるファイン、標準、自動
受信などの操作モードを指定するモード選択キー、ダイ
ヤリング用のテンキーないしワンタッチキーなどから構
成される。これらのキーが押下されるとON信号が主電
源制御部15に入力される。
【0055】表示部14は、後述する時計表示用7セグ
メント、各種モードを表示する絵文字LCD、5×7ド
ットで16桁×1行の表示を行うことができるドットマ
トリクスLCDを組み合わせたLCDモジュール、LE
Dなどから構成され、絵文字LCDとドットマトリクス
LCDとはそれぞれ独立している。
【0056】主電源制御部15は装置全体の各部への通
電を制御するもので、ワンチップマイクロコンピュー
タ、コンデンサタイプの二次電池などから構成され、こ
の二次電池から供給される電力だけで駆動可能である。
【0057】主電源制御部15はNCU10からの着信
信号、操作部13からの原稿検出信号、操作部13から
のON信号が入力されると、起動信号を主電源16に送
出する。主電源16はAC入力のスイッチング電源であ
り、外部からスイッチングのON、OFF制御が可能で
あり、主電源制御部15からの起動信号、停止信号によ
ってそれぞれ電力を供給したり、電力を停止したりす
る。これにより、効率のよい電力供給が行え、かつ外部
からのオンオフが簡単に行えるので、容易に実施でき
る。
【0058】図2は主電源制御部15の構成を示すブロ
ック図である。図において、VccはDC−DCコンバ
ータ22を介して3系統の電力供給源と接続されてい
る。その1つは主電源16からの+5Vであり、他の1
つはコンデンサタイプの二次電池19であり、残りの1
つは太陽電池23である。これら3つの電源の優先度は
各々の電圧と、二次電池19の充電状態、逆流防止用シ
ョットキーバリアダイオード20、逆流防止用ダイオー
ド29により決定される。
【0059】主電源16からは逆流防止用ショットキー
バリアダイオード20により4.8V、太陽電池23か
らは逆流防止用ダイオード29により4.6V、二次電
池19からはその充電状態に応じた電圧が出力される。
また、逆流防止用ショットキーバリアダイオード20、
逆流防止用ダイオード29の向きにより主電源16が立
ち上がっているときはその電力供給が最優位となり、抵
抗21を通して二次電池19を充電すると共に、DC−
DCコンバータ22を介してVccに電力を供給する。
【0060】このとき、太陽電池23は低電位であり、
太陽電池23から電流は流れ込まない。主電源16が動
作しておらず、太陽電池23が電力を供給している場
合、すなわち主電源16は動作していないが、光エネル
ギーが供給されている場合、二次電池19の方が太陽電
池23より電位が高ければ二次電池19からDC−DC
コンバータ22を介してVccに電力が供給され、太陽
電池23から電力が供給されない。二次電池19の方が
太陽電池23より電位が低いときは太陽電池23からD
C−DCコンバータ22を介してVccに電力が供給さ
れ、同時に二次電池19は抵抗21を通して充電され
る。
【0061】主電源16が動作しておらず、太陽電池2
3も電力を供給していない場合、二次電池19がDC−
DCコンバータ22を介してVccに電力を供給する。
このように、主電源制御部15への電力供給を第1に主
電源16、第2に太陽電池23、第3に二次電池19と
優先順位を持たせることにより最も効率の良い理想的な
電力供給を実現できる。
【0062】図2において、17は8ビットのワンチッ
プマイクロコンピュータ(以下、マイコンという)であ
り、低消費電力で動作可能であり、タイマ手段を内蔵し
ている。マイコン17はシリアルインターフェース(制
御信号RTS、TX、CTS、RX)を通じてCPU2
とデータのやり取りを行うことができる。太陽電池23
が電力を供給しているか否かは、その電圧を電圧検出回
路27で検出し、検出された電圧が2.5Vより大きい
場合に電圧検出回路27の出力OUTがHレベルとな
り、2.5V以下の場合にLレベルとなる。
【0063】電圧検出回路27の出力OUTはマイコン
17の端子IN8に入力される。二次電池19の放電状
態の電圧は電圧検出回路24によって検出され、その電
圧が1.2Vより大きい場合に電圧検出回路24の出力
OUTがHレベルとなり、1.2V以下の場合にLレベ
ルとなる。電圧検出回路24の出力OUTはマイコン1
7の端子IN9に入力される。二次電池19の満充電状
態の電圧は電圧検出回路28によって検出され、その電
圧が4.8Vより大きいときは電圧検出回路28の出力
OUTがHレベルとなり、4.8V以下のときは電圧検
出回路28の出力OUTがLレベルとなる。電圧検出回
路28の出力OUTはマイコン17のIN13に入力さ
れる。
【0064】22はDC−DCコンバータであり、入力
電圧が出力電圧よりも高いときはシリーズレギュレータ
として、低いときは昇圧型スイッチングレギュレータお
よびシリーズレギュレータとして動作する。また、出力
電圧を5Vもしくは3Vに選択することができ、入力ポ
ートSELがHレベルとき5V、Lレベルのとき3Vが
それぞれ出力される。DC−DCコンバータ22はその
入力Vinが0.9V以上のとき、出力Voutから5
Vまたは3Vが常に出力される。
【0065】18はマイコン17をリセットするための
電圧検出回路であり、その出力REはANDゲートIC
66に入力され、ANDゲートIC66の出力はマイコ
ン17のRESETに入力される。ANDゲートIC6
6はマイコン17のリセットをRE2信号により制御す
るか、あるいは電圧検出回路18の出力により制御する
かを決定するために用いられる。DC−DCコンバータ
22の出力Voutの電圧が2.7V以下のとき電圧検
出回路18のREがLレベルとなり、2.7Vより大き
くなるとマイコン17のリセットに要する時間だけ遅延
させてLレベルを維持し、マイコン17がリセットされ
るとHレベルになる。尚、RE2信号は通常Hレベルで
ある。
【0066】25は絵文字LCDであり、マイコン17
によって制御され、主電源16が停止している場合もほ
とんど電力を消費することなく表示を行う。67はドッ
トマトリクスLCDであり、マイコン17によって制御
される。68はエラーLED、回線使用中LED、留守
録セットLEDなどの各LEDから構成されるLED部
であり、マイコン17により制御される。
【0067】26は操作部13内の各種キー(原稿検出
スイッチを含む)のスキャンを行うキーマトリクス回路
であり、マイコン17のソフトウェア制御によって押下
されたキーを識別することができる。30は原稿の搬送
路に設けられた機械式の原稿検出スイッチ、例えばリー
ドスイッチである。ここで、原稿センサに発光素子を利
用したフォトセンサを用いずに機械的な原稿検出スイッ
チを用いるのは原稿挿入待機時に電力を消費しないため
である。これにより二次電池19の消耗を防ぐことがで
きる。31はオフフックまたはオンフックを行うフッキ
ングスイッチである。
【0068】図3は主電源16の構成を示す回路図であ
る。図において、AC入力はフィルタ回路40、整流回
路41、平滑回路42を経て、1次、2次の絶縁トラン
ス39に供給され、FET43によりスイッチングされ
る。ここで、36は1次側巻線、38は2次側巻線であ
る。44は絶縁トランス39の1次側の発振制御を行う
ICであり、その電源Vddは絶縁トランス39に巻き
込まれた補助巻線37によって与えられる。絶縁トラン
ス39の2次側巻線38から整流・平滑回路52、53
を介して+24V、+5Vの電源電圧を各部に供給す
る。
【0069】54は電流検出回路、55は過電圧検出回
路であり、これらの出力をそれぞれフォトカプラ56、
57を通してIC44にフィードバックする。IC44
は2次側の電流によりPWM制御を行っており、過電圧
が検出された場合、全系をシャットダウンするようにな
っている。
【0070】また、PS信号はフォトカプラ45を介し
てIC44に入力され、PS信号がLレベルのときにト
ランジスタ46がONとなりフォトカプラ45に電流が
流れる。フォトカプラ45は電流電圧変換を行い、IC
44の入力ポートIN1がLレベルとなり、これに応じ
てIC44の出力ポートOUT1が発振し、FET43
を介して1次側が発振して2次側に電力を供給し、主電
源16が立ち上がって動作する。
【0071】PS信号がHレベルのときはトランジスタ
46がOFFとなり、IC44のIN1はHレベルとな
り、これに応じてIC44の出力ポートOUT1がLレ
ベルとなってFET43がOFFとなり、1次側の発振
を停止させ、主電源16が動作を停止する。例えば、ス
タンバイ時にフッキングスイッチ31が押下された場
合、キーマトリクス回路26からON信号が出力され、
マイコン17がフッキングスイッチ31の押下を認識し
て出力OUT5をLレベル、即ちPS信号をLレベルと
して主電源16を起動させ、シリアルインターフェース
を通じてCPU2にその情報を送り、CPU2がNCU
10を制御してファクシミリ装置1がオフフック状態に
なる。
【0072】抵抗47、48、49、50は電流制限用
の抵抗である。51、61は分圧抵抗である。フォトカ
ップラ45は1次側、2次側の絶縁も行う。
【0073】図4はCPU2の周辺およびNCU10の
構成を示す回路図である。図において、60はCPU2
をリセットするための電圧検出回路であり、その出力R
EはCPU2のRESET端子に入力される。主電源1
6からの+5Vの電圧が4.5V以下のとき、電圧検出
回路60の出力REはLレベルであり、4.5Vより大
きくなると、CPU2のリセットに要する時間だけ遅延
してLレベルを維持し、CPU2がリセットされてその
後に出力REはHレベルとなる。また、出力REはマイ
コン17のIN10にも入力されてモニタされる。
【0074】RTS、TX、CTS、RXはCPU2と
マイコン17との間におけるシリアルインタフェースの
制御信号である。RTSとTXは、CPU2からマイコ
ン17に送られる制御信号であり、CTSとRXはマイ
コン17からCPU2に送られる制御信号である。これ
らの詳細については後述する。
【0075】65はトランジスタであり、CPU2がマ
イコン17をリセットするために用いられる。CPU2
のSREがHレベルのとき、トランジスタ65がオンし
てRE2がLレベルとなり、ANDゲートIC66の出
力がLレベルとなるので、マイコン17がリセットされ
る。
【0076】CPU2が動作していないとき、つまり主
電源16がオフしていて+5Vが出力されていないと
き、または正常動作時は常にSREがLレベルである。
また、CPU2がマイコン17の暴走を検出したとき、
マイコン17のリセットに要する時間だけCPU2がS
REをHレベルにし、その後、Lレベルに戻すことでマ
イコン17をリセットし、正常動作に復帰させる。6
2、63は電流制限および分圧するための抵抗である。
64はプルアップ抵抗である。
【0077】32は呼出信号(CI信号)を検出するた
めのフォトカプラであり、フォトカプラ32は電話回線
11を通じて呼出信号を受けると、着信信号(Lレベ
ル)がマイコン17のIN12に入力されるように動作
する。スタンバイ時に呼出信号が検出されると、着信信
号(Lレベル)がマイコン17に入力され、マイコン1
7がそれを認識してOUT5をLレベル、すなわちPS
信号をLレベルとして主電源16を起動させる。
【0078】主電源16の起動要因の情報はシリアルイ
ンターフェースを通じてCPU2に送られ、CPU2は
その情報に応じて各ブロックを制御する。33は電話機
12のオフフックを検出するためのフォトカプラであ
り、フォトカプラ33は電話機12がオフフックされる
と、Lレベルがマイコン17のIN11に入力されるよ
うに動作をする。スタンバイ時に電話機12がオフフッ
クされると、Lレベルがマイコン17に入力され、マイ
コン17がそれを認識して出力OUT5をLレベル、す
なわちPS信号をLレベルとして主電源16を起動させ
る。
【0079】この主電源16の起動要因の情報はシリア
ルインターフェースを通じてCPU2に送られ、CPU
2はその情報に応じて各ブロックを制御する。34、3
5はモジュラージャック、58、59は電流制限用の抵
抗である。
【0080】上記構成を有するファクシミリ装置の動作
について説明する。図5はファクシミリ装置1のスタン
バイ状態における処理手順を示すフローチャートであ
る。商用交流ACの入力が開始されると(ステップS
1)、まず、主電源16が立ち上がり(ステップS
2)、マイコン17をイニシャライズする(ステップS
3)と共に、CPU2をイニシャライズし(ステップS
4)、同時に2次電池19の充電を開始する(ステップ
S5)。マイコン17のイニシャライズが完了した時点
でファクシミリ装置1がスタンバイ状態となる。このス
タンバイ状態が続いている間、二次電池19を充電し続
ける。
【0081】充電が完了したか否かを判別し(ステップ
S6)、充電が完了した場合、すなわち電圧検出回路2
8の出力がHレベルとなった場合、マイコン17のIN
13がHレベルとなるので、それにしたがってマイコン
17が出力OUT5、すなわちPS信号をHレベルにし
て主電源16の動作を停止させ(ステップS7)、それ
に伴い電圧検出回路60の出力REがLレベルとなって
CPU2がリセットされる(ステップS8)。
【0082】また、ステップS6の充電完了として、マ
イコン17に内蔵されているタイマで充電時間が1時間
経過した場合、1時間経過を検出すると割り込みが発生
するので、それにしたがって、同様にマイコン17が出
力OUT5、すなわちPS信号をHレベルにして主電源
16の動作を停止させ(ステップS7)、それに伴い電
圧検出回路60の出力REがLレベルとなってCPU2
がリセットされる(ステップS8)。そして、二次電池
19と太陽電池23による電力供給が開始される(ステ
ップS9)。このとき、太陽電池23が供給する電力の
うちの余った電力で二次電池19の充電を行う(ステッ
プS10)。
【0083】太陽電池23からの供給電力が減り、その
電位が二次電池19より低電位となったか否かを判別し
(ステップS11)、太陽電池23の電位が二次電池1
9より低電位となった場合、二次電池19が放電する。
二次電池19の電圧が1.2V以下となったか否かを判
別し(ステップS12)、その電圧が1.2V以下とな
った場合、電圧検出回路24の出力OUTがLレベルと
なり、マイコン17のIN9がLレベルとなるので、そ
れにしたがってマイコン17が出力OUT5をLレベ
ル、すなわちPS信号をLレベルとする。これにより、
トランジスタ46がONとなるので、フォトカプラ45
がONし、IC44のIN1がLレベルとなるので、こ
れにしたがってIC44の出力OUT1が発振し、FE
T43を介して1次側が発振して2次側に電力を供給
し、主電源16が立ち上がる(ステップS13)。
【0084】主電源16が立ち上がると、電圧検出回路
60によってCPU2がイニシャライズされ、それと共
に二次電池19が充電される。これによりファクシミリ
スタンバイ状態が保たれつつ、再び二次電池19が充電
される。このサイクルを繰り返す。このように、太陽電
池23が供給する電力のうちの余分電力で二次電池19
を充電するので、電力を無駄なく利用でき、主電源16
が動作していないスタンバイ状態を長く維持することが
できる。
【0085】図6はCPU2とマイコン17間における
シリアル通信を示すタイミングチャートである。図にお
いて、ホストはCPU2を、スレーブはマイコン17を
表すものとする。本実施の形態では、シリアル通信は片
方向のシリアル通信である。
【0086】制御信号RTSはCPU2からマイコン1
7に向けて出力される信号で、主にCPU2が通信(送
信)中か否かを表す信号である。制御信号TXはCPU
2からマイコン17へのコマンド送信用の信号線であ
る。CPU2からマイコン17にコマンドを送信すると
き、RTSをHレベルにし、コマンド送信中、常にRT
SをHレベルに維持する。コマンドの送信が終了した
後、RTSをLレベルに戻し、CPU2が送信中でなく
受信可能であることをマイコン17に知らせる。
【0087】制御信号CTSはマイコン17からCPU
2に向けて出力される信号で、主にマイコン17が通信
(送信)中か否かを表す信号である。制御信号RXはマ
イコン17からCPU2へのコマンド送信用の信号線で
ある。マイコン17からCPU2にコマンドを送信する
とき、まずCTSをHレベルにし、コマンド送信中、常
にCTSをHレベルに維持する。コマンドの送信が終了
した後にCTSをLレベルに戻し、マイコン17が送信
中でなく受信可能であることをCPU2に知らせる。こ
のようにすることで片方向通信の衝突を防ぐことができ
る。
【0088】図7はコマンドの構成を示す説明図であ
る。コマンドは1バイト(例えば、イイニシャルコマン
ド)から66バイト(例えば、ドットマトリクスLCD
表示コマンド)の範囲内で1フレームを構成しており、
コマンドの1バイト目はそのコマンドが何のコマンドで
あるかを表すコードとなっている。
【0089】コマンドの構成は3種類ある。その1つ目
は1バイト長のコマンドであり、コードのみで構成され
る。例えば、後述するイニシャルコマンド、ACK0コ
マンド、ACK1コマンドなどが挙げられる。2つ目は
複数バイト長で、かつバイト長が不変のコマンドであ
り、1バイト目がコードを表し、それ以降はデータを表
す。例として、絵文字LCDおよびLED表示コマンド
などが挙げられる。3つ目は複数バイト長で、かつバイ
ト長が可変のコマンドであり、1バイト目がコードを表
し、2バイト目が後に続くデータ数を表し、それ以降は
データを表す。例として、ドットマトリクスLCD表示
が挙げられる。
【0090】図8は絵文字LCDおよびLED表示情報
を表すコマンドの構成を示す説明図である。1バイト目
は絵文字LCDおよびLED表示情報を表すコードであ
り、データ1、データ2、データ3の各ビットはそれぞ
れ各絵文字LCDおよび各LEDの点灯または点滅状態
を表している。例えば、エラーLEDの場合、データ3
のビット0が「1」のときエラーLEDの点灯を表し、
「0」のとき消灯を表す。
【0091】また、データ3のビット0が「1」かつビ
ット1が「1」のとき、エラーLEDの点滅を表す。こ
のコマンドは通常CPU2からマイコン17に送られ、
このコマンドにしたがってマイコン17が絵文字LCD
25およびLED部68を制御する。
【0092】図9はCPU2とマイコン17の通信手順
を示す説明図である。図はCPU2からマイコン17に
送信する場合を表しているが、マイコン17からCPU
2に送信する場合も同様の手順である。CPU2からマ
イコン17にコマンドを送信する場合、マイコン17が
コマンドを正常に受信した場合、通常ACK0をCPU
2に返す。
【0093】CPU2はこのACK0を受信することに
よって先に送信したコマンドがマイコン17によって正
常に受信されたものとみなす。CPU2からマイコン1
7にコマンド(コマンドM)を送信した場合、マイコン
17がこのコマンドMを正常に受信し、さらにCPU2
に送信したい情報を持っているとき、マイコン17はA
CK1をCPU2に返す。CPU2はこのACK1を受
信することによって先に送信したコマンドMがマイコン
17によって正常に受信されたものとみなし、さらにマ
イコン17が自分に何か送信したい情報を持っているも
のと判断して、コマンドが送信されてくるのを待つ。こ
のとき、自分からマイコン17に送信したい情報がある
場合、暫くの間、送信しないで待つ。
【0094】マイコン17はACK1を送信した後、コ
マンド(コマンドS)をCPU2に送信する。これに対
してCPU2は通常ACK0をマイコン17に返すが、
CPU2がマイコン17に送信すべき情報を持っている
場合、ACK1を返す。
【0095】CPU2からマイコン17にコマンド(コ
マンドZ)を送信した場合、マイコン17がこのコマン
ドZをエラー受信した場合、マイコン17はNACKを
CPU2に返す。CPU2はこのNACKを受信するこ
とによって先に送信したコマンドZがマイコン17によ
ってエラー受信されたものとみなし、コマンドZを再送
する。マイコン17がこの再送されたコマンドZを正常
に受信した場合、通常ACK0をCPU2に返すが、前
述と同様にCPU2がマイコン17に送信すべき情報を
持っている場合にはACK1を返す。
【0096】CPU2はこのACK0(ACK1)を受
信することによって再送したコマンドZがマイコン17
によって正常に受信されたものとみなす。このような手
順で通信することで、CPU2とマイコン17との間で
確実にかつ効率良くシリアル通信を行うことができる。
また、再送手順を有するので、より確実な通信を行うこ
とができる。
【0097】図10はファクシミリスタンバイ状態にお
けるファクシミリ送信時の処理手順を示すフローチャー
トである。ファクシミリスタンバイ状態のときに原稿が
挿入された場合、フッキングボタンが押下された場合、
または受話器がオフフックされた場合、原稿検出スイッ
チ30、フッキングスイッチ31、フォトカプラ33が
それぞれONとなり(ステップS21、S22、S2
3)、このON信号がマイコン17に入力され、マイコ
ン17が出力OUT5をLレベル、即ちPS信号をLレ
ベルとしてフォトカプラ45をONにする。フォトカプ
ラ45がONになると、FET43を介して1次側を発
振させ、2次側に電力が供給され主電源16が立ち上が
る(ステップS24)。
【0098】主電源16が立ち上がると、CPU2がイ
ニシャライズされ(ステップS25)、二次電池19の
充電が開始される(ステップS26)。主電源16が立
ち上がっている間、二次電池19が常に充電されてい
る。そして、この情報がシリアルインターフェースを通
じてCPU2に送られ、その後、ファクシミリ装置1の
動作の制御はCPU2が中心となって行う。この状態で
相手ファクシミリ装置に電話をかけ(ステップS2
7)、回線が補足されると(ステップS28)通常のフ
ァクシミリ送信を行う(ステップS29)。
【0099】送信が終わり(ステップS30)、回線が
切断されると(ステップS31)、シリアルインターフ
ェースを通じて図9に示す手順でその情報を表すコマン
ドがマイコン17に送られ、これにしたがってマイコン
17がPS信号をHレベルにして主電源16の動作を停
止させる(ステップS32)。そして、CPU2がリセ
ットされ(ステップS33)、二次電池19の充電が終
了する(ステップS34)。
【0100】そして、スタンバイ状態となり(ステップ
S35)、図5のAに移行する。ここで、ステップS2
7〜ステップS31はCPU2による制御である。尚、
ドットマトリクスLCDの表示制御に関しては後述す
る。
【0101】図11はスタンバイ状態のとき、マイコン
17が主電源16を起動させ、CPU2が起動したとき
のCPU2とマイコン17との間のシリアル通信手順を
示す説明図である。マイコン17は何らかの起動要因を
検出して主電源16を起動させ、CPU2が起動したと
き、まず即座にCPU2からマイコン17にイニシャル
コマンドを送信する。マイコン17は起動要因の情報を
持っているので、先のイニシャルコマンドに対してAC
K1を返し、続けて起動要因を表すコマンド(コマンド
X)をCPU2に送信する。
【0102】CPU2はこのコマンドXに対してACK
0またはACK1を返す。このように、マイコン17が
何らかの起動要因を検出して主電源16を起動させた
後、CPU2が起動後、即座にマイコン17にイニシャ
ルコマンドを送信し、マイコン17はこのイニシャルコ
マンド受信後、即座に起動要因を表すコマンドをCPU
2に送信するので、従来と同等の感応速度で本装置を動
作できる。
【0103】また、CPU2が起動したのをイニシャル
コマンドによって確認した後にマイコン17が起動要因
を表すコマンドをCPU2に送信するので、起動要因を
素早く確実にCPU2に伝えることができ、誤動作を防
止できる。
【0104】図12は二次電池19が完全に放電してい
てマイコン17がリセットされている状態でAC入力が
開始され、本装置が動作を開始したときCPU2とマイ
コン17との間のシリアル通信手順を表す説明図であ
る。
【0105】図5に示した通り、AC入力開始後、まず
マイコン17が起動し、その後CPUが起動するので、
図11に示した手順でCPU2とマイコン17との間の
シリアル通信が開始される。しかしながら、環境条件ま
たは何らかのハードウェア的な原因によりマイコン17
の起動がCPU2より遅れ、CPU2から送信されてく
るイニシャルコマンドをマイコン17が受信できなかっ
た場合、マイコン17はCPU2からのイニシャルコマ
ンドをしばらくの間待ち続けるが、予め決められた時間
(2秒)経過後、CPU2にイニシャルコマンドを送信
する。
【0106】CPU2はこのイニシャルコマンドを受信
するとACK0またはACK1をマイコン17に返す。
マイコン17はこのACK0(ACK1)を受信するこ
とで、CPU2が正常に起動して動作しているものとみ
なし、通常通りシリアル通信を続ける。
【0107】マイコン17がACK0を受信した場合、
起動要因を表すコマンド(コマンドX)をCPU2に送
信する。CPU2はこのコマンドXを受信すると、AC
K0(ACK1)をマイコン17に返す。
【0108】このように、マイコン17がCPU2から
のイニシャルコマンドを受信できなかった場合も復活す
るので、装置のロック(ハングアップ)を防ぐことがで
きる。また、同一のイニシャルコマンドを使用するの
で、コマンド数を増やすことなく、効率の良いインタフ
ェースを実現できる。
【0109】また、マイコン17が何らかの起動要因を
検出して主電源16を起動した場合何らかの原因により
図11に示すイニシャルコマンドを受信することができ
なかった場合も図12の処理手順で復活するので、装置
のロック(ハングアップ)を防ぐことができる。
【0110】図13はドットマトリクスLCD表示情報
を表すコマンドの構成を示す説明図である。図におい
て、1バイト目はドットマトリクスLCD表示情報を表
すコードである。2バイト目は後(3バイト目以降)に
続くデータ数を表し、16、32、48、64のいずれ
かの値である。3バイト目以降は表示データを表す。
【0111】表示1、表示2、表示3、表示4はそれぞ
れ16バイトで構成され、各表示内のそれぞれの1バイ
トにはASCIIコードが格納されており、この内容が
ドットマトリクスLCD67の16桁の表示のうちの1
文字の表示内容を示す。このコマンドは通常CPU2か
らマイコン17に送られ、このコマンドにしたがってマ
イコン17がドットマトリクスLCD67を制御する。
【0112】図14はマイコン17におけるドットマト
リクスLCD表示の制御を表すフローチャートである。
CPU2からのドットマトリクスLCD表示コマンドを
マイコン17が受信した後、このコマンドを基にドット
マトリクスLCD67の表示制御を開始する。
【0113】まず、コマンドの2バイト目の「後に続く
データ数」=16である場合、ドットマトリクスLCD
67に「表示1」を表示する(ステップS41、S4
2)。「後に続くデータ数」=32である場合、ドット
マトリクスLCD67に「表示1」と「表示2」とを2
秒毎に切り替えて表示する(ステップS43、S4
4)。「後に続くデータ数」=48である場合、ドット
マトリクスLCD67に「表示1」と「表示2」と「表
示3」とを2秒毎に切り替えて表示する(ステップS4
5、S46)。「後に続くデータ数」=16でなく、3
2でなく、48でなく、64である場合、ドットマトリ
クスLCD67に「表示1」と「表示2」と「表示3」
と「表示4」とを2秒毎に切り替えて表示する(ステッ
プS47)。
【0114】このように、CPU2からドットマトリク
スLCD表示コマンドをマイコン17に1回送信するだ
けで、複数の表示を切り替えて表示することができるの
で、CPU2が別の処理中もCPU2が関与することな
く、マイコン17が複数の表示を切り替えてドットマト
リクスLCD67に表示することができる。よって、C
PU2の負荷を大幅に減らすことができる。
【0115】図15はファクシミリスタンバイ状態にお
けるファクシミリ受信時の処理手順を示すフローチャー
トである。ファクシミリスタンバイ状態のときにフッキ
ングボタンが押された場合(ステップS51)、または
受話器がオフフックされた場合(ステップS52)、フ
ッキングスイッチ31、フォトカプラ33がそれぞれO
Nとなり、このON信号がマイコン17に入力され、こ
れにしたがって、マイコン17が出力OUT5をLレベ
ル、すなわちPS信号をLレベルにしてフォトカプラ4
5をONさせる。フォトカプラ45がONになると、I
C44がFET43を介して1次側を発振させ、2次側
に電力が供給され、主電源16が立ち上がる(ステップ
S53)。
【0116】また、呼出信号が検出された場合(ステッ
プS54)、フォトカップラ32がONとなり、このO
N信号がマイコン17に入力され、これにしたがって、
マイコン17が出力OUT5をLレベル、すなわちPS
信号をLレベルにしてフォトカプラ45をONさせる。
フォトカプラ45がONになると、IC44がFET4
3を介して1次側を発振させ、2次側に電力が供給さ
れ、主電源16が立ち上がる(ステップS55)。
【0117】いずれの場合も主電源16が立ち上がる
と、CPU2がイニシャライズされる(ステップS5
6、S57)。
【0118】そして、図9および図11に示す手順にし
たがって、CPU2とマイコン17との間でシリアルイ
ンターフェースを通じて、この起動情報を表すコマンド
とドットマトリクスLCD表示コマンドなどとの通信が
行われ(ステップS58、S59)、ドットマトリクス
LCD67に「08/14/95」と年月日が表示さ
れ、その後、ファクシミリ装置1の動作の制御はCPU
2が中心となって行う。主電源16が起動すると共に、
二次電池19の充電が開始される(ステップS60、S
61)。主電源16が立ち上がっている間、二次電池1
9が常に充電されている。
【0119】フッキングボタンが押された場合、または
受話器がオフフックされた場合、相手ファクシミリ装置
に電話をかけ(ステップS62)、回線が補足されると
(ステップS63)、通常のファクシミリ受信が行われ
る(ステップS64)。
【0120】呼出信号が検出された場合、NCU10が
回線を捕捉し(ステップS63)、自動受信でファクシ
ミリ受信が行われる。
【0121】受信が終わり(ステップS65)、回線が
切断されると(ステップS66)、図9に示した手順で
シリアルインターフェースを通じてその情報を表すコマ
ンドとドットマトリクスLCD表示コマンドがマイコン
17に送られ(ステップS67)、ドットマトリクスL
CD67に「08/14/95」と年月日が表示され、
その後、マイコン17がPS信号をHレベルにして主電
源16の動作を停止させる(ステップS68)。そし
て、CPU2がリセットされ(ステップS69)、二次
電池19の充電が終了する(ステップS70)。
【0122】この後、スタンバイ状態となり(ステップ
S71)、図5のAに戻る。ここで、ステップS62〜
ステップS66はCPU2による制御である。
【0123】図16は図15のステップS64のCPU
2におけるファクシミリ受信動作の処理手順を示すフロ
ーチャートである。図15のステップS63で回線捕捉
後、「後に続くデータ数」=16、表示1=「RECE
IVE」としてドットマトリクスLCDコマンドをマイ
コン17に送信する(ステップS81)。マイコン17
はこのコマンドに従って図14に示すようにドットマト
リクスLCD67を制御する。その後、ファクシミリ通
信の前手順を行い(ステップS82)、前手順終了と共
に「後に続くデータ数」=64、表示1=「ECM R
X P01」、表示2=「TX/RX NO. 000
4」、表示3=「 0459828992」、表示4=
「KOICHI ABE」として、ドットマトリクスL
CDコマンドをマイコン17に送信する(ステップS8
3)。尚、表示3、4に関する情報は前手順中に相手の
ファクシミリ装置から得た情報である。
【0124】マイコン17はこのコマンドに従って図1
4に示すようにドットマトリクスLCD67を制御す
る。その後、画像データを受信して複合化(デコード)
し、記録部8より記録出力する(ステップS84)。そ
の後、ファクシミリ通信の後手順を行い(ステップS8
5)、後手順終了後、「後に続くデータ数」=16、表
示1=「RECEIVING OK」としてドットマト
リクスLCD表示コマンドをマイコン17に送信して
(ステップS86)終了する。
【0125】このように、表示内容が大きく変わるとき
のみ、CPU2がマイコン17にドットマトリクスLC
D表示コマンドを送信し、マイコン17がそのコマンド
受信後、次のコマンドを受信するまでそのコマンドにし
たがった表示を継続するので、CPU2の処理が画像の
複合化(デコード)などで忙しい場合も表示制御に関わ
ることなく、その処理に没頭でき、CPU2の負荷を大
幅に減らすことができる。また、必要最小限のシリアル
通信しか行わないので、効率が良い。
【0126】本実施の形態では、ファクシミリ受信に関
して述べたが、ファクシミリ送信その他の動作時も同様
である。また、ドットマトリクスLCD67の表示に限
らず、絵文字LCDおよびLED表示その他も同様であ
る。
【0127】マイコン17からCPU2に送信される情
報も、状態が変化した場合に送信されるので、シリアル
通信を効率良く行うことができる。
【0128】図17はCPU2がBUSY状態でシリア
ル通信ができない場合を示すタイミングチャートであ
る。CPU2が他の処理で忙しく、シリアル通信ができ
ない場合、RTS信号をHレベルにしてマイコン17か
らCPU2にコマンドを送信できないようにする。これ
は、マイコン17はRTS信号を見て、RTS=Hレベ
ルの場合にCPU2に送信しないからである。
【0129】マイコン17がCPU2に送信したいコマ
ンドを有しており、時刻Pにおいて送信を開始しようと
したとき、CPU2はBUSY中であるので、マイコン
17は通信を開始することができない。したがって、マ
イコン17はRTS信号がLレベルになるのを待ち、R
TS信号がLレベルになった後、コマンドを送信する。
【0130】同様に、マイコン17が忙しくシリアル通
信ができない場合、CTS信号をHレベルにしてCPU
2からマイコン17にコマンドを送信できないようにす
る。
【0131】このように、BUSY状態を表すことでシ
リアル通信を確実なものとし、無駄のない効率的なシリ
アル通信を行うことができる。
【0132】また、RTS信号、CTS信号を利用する
ので、制御信号を増やすことなくBUSY状態を伝える
ことができ、回路を最小限の規模で構成でき、コストダ
ウンを図ることができる。
【0133】図18はシリアル通信時にCPU2がマイ
コン17の暴走を検出した場合の動作処理手順を示すフ
ローチャートである。コマンド送信前、COUNTER
=0であり(ステップS91)、CPU2からマイコン
17にコマンドKを送信したとき(ステップS92)、
所定時間内にNACKではなく(ステップS93)、A
CK0またはACK1が返ってきた場合(ステップS9
6)、COUNTER=0として(ステップS109)
終了する。
【0134】ステップS96で所定時間内にACK0お
よびACK1のいずれも返ってこなかった場合、コマン
ドKを再送信する(ステップS97)。再送信されたコ
マンドKに対して所定時間内にNACKではなく(ステ
ップS98)、ACK0またはACK1が返ってきた場
合(ステップS101)、COUNTER=0として
(ステップS109)終了する。
【0135】ステップS101で所定時間内にACK0
およびACK1のいずれも返ってこなかった場合、CP
U2が暴走していると判断して、COUNTER=0と
し(ステップS102)、SREをHレベルにしてトラ
ンジスタ65をオンさせ、これによりANDゲートIC
66を介してマイコン17のREがLレベルとなるの
で、マイコン17がリセットされ(ステップS10
3)、その後、SREをLレベルとしマイコン17のリ
セットを解除する。
【0136】これにより、マイコン17が正常動作状態
に復帰する。その後、マイコン17の初期設定時間分待
ち(ステップS104)、CPU2からマイコン17に
イニシャルコマンドを送信し(ステップS105)、こ
のイニシャルコマンドに対してマイコン17からACK
0が返され(ステップS106)、CPU2はこのAC
K0(ACK1)が返ってきて(ステップS108)終
了する。
【0137】ステップS93あるいはステップS98で
NACKが返ってきた場合、COUNTER=COUN
TER+1とし(ステップS94、S99)、このと
き、COUNTER=10でない(10未満)の場合
(ステップS95、S100)、ステップS92に戻
り、コマンドKを再送信する。
【0138】ステップS95あるいはステップS100
でCOUNTER=10の場合、CPU2はマイコン1
7が暴走していると判断してステップS102に移行
し、マイコン17の暴走時の処理を行う。
【0139】このように、CPU2がマイコン17の暴
走を検出し、マイコン17を強制的にリセットするの
で、装置の暴走を防ぐことができる。尚、本実施の形態
では、マイコン17の暴走検出は、一実施の形態に過ぎ
ず、他にも様々なマイコン17の暴走検出が考えられ
る。
【0140】本実施の形態では、主電源16が立ち上が
っている間、同時に二次電池19の充電が行われる。こ
れにより、二次電池19の充電のためだけに主電源16
を立ち上げる回数が減り、余分な電力消費を防ぐことが
できる。
【0141】以上示したように、本実施の形態における
ファクシミリ装置によれば、装置本体の各部に電力を供
給する主電源16、二次電池19、太陽電池23を設
け、各電力供給を制御しているので、スタンバイ時の消
費電力をほぼ0Wとすることができる。
【0142】したがって、自動受信機能のために終日電
力を消費することなく、電力量のロスが小さく、かつ放
射ノイズの発生が防止される。また、主電源16の1次
側を複数の手段により直接制御することがないので、安
全規格上の制限もなく、容易に実施できる。
【0143】マイコン17が何らかの起動要因を検出し
て主電源16を起動させた後、まずCPU2が起動後、
即座にマイコン17にイニシャルコマンドを送信し、マ
イコン17はこのイニシャルコマンド受信後、即座に起
動要因を表すコマンドをCPU2に送信するので、従来
と同等の感応速度で本装置を動作できる。
【0144】また、CPU2が起動したのをイニシャル
コマンドによって確認した後にマイコン17が起動要因
を表すコマンドをCPU2に送信するので、起動要因を
素早く確実にCPU2に伝えることができ、誤動作を防
止できる。
【0145】マイコン17がCPU2からのイニシャル
コマンドを受信できなかった場合、復帰するので、装置
がロック(ハングアップ)を防ぐことができる。また、
同一のイニシャルコマンドを使用するので、コマンド数
を増やすことなく、効率の良いインタフェースを実現で
きる。
【0146】また、マイコン17が何らか起動要因を検
出して主電源16を起動した場合、何らかの原因により
図11に示すイニシャルコマンドを受信することができ
なかった場合、図12の手順で復帰することで、装置の
ロック(ハングアップ)を防ぐことができる。
【0147】CPU2からドットマトリクスLCD表示
コマンドをマイコン17に1回送信するだけで、複数の
表示を切り替えて表示することができるので、CPU2
が別の処理中でもCPU2が関与することなく、マイコ
ン17が複数の表示を切り替えてドットマトリクスLC
D67に表示することができる。しだかって、CPU2
の負荷を大幅に減らすことができる。
【0148】表示内容が大きく変わる場合のみ、CPU
2がマイコン17にドットマトリクスLCD表示コマン
ドを送信し、マイコン17がそのコマンド受信後、つぎ
のコマンドを受信するまでそのコマンドにしたがった表
示を継続して行うので、CPU2の処理が画像の複合化
(デコード)などで忙しい場合、表示制御に関わること
なく、その処理に没頭できるので、CPU2の負荷を大
幅に減らすことができる。また、必要最小限のシリアル
通信しか行わないので、効率が良い。
【0149】マイコン17からCPU2に送信される情
報も、状態が変化した場合に送信されるので、シリアル
通信を効率良く行うことができる。
【0150】BUSY状態を表すことで、シリアル通信
を確実なものとし、無駄のない効率的なシリアル通信を
行うことができる。また、RTS信号、CTS信号を利
用するので、制御信号を増やすことなくBUSY状態を
伝えることができ、回路を最小限の規模で構成でき、コ
ストダウンを図ることができる。
【0151】CPU2とマイコン17との間で行われる
シリアル通信を利用して、CPU2がマイコン17の暴
走を検出し、マイコン17を強制的にリセットするの
で、装置の暴走を防ぐことができる。
【0152】
【発明の効果】本発明の請求項1に係るファクシミリ装
置によれば、装置本体の各部に電力を供給する主電源
と、該主電源から電力が供給され、装置全体の動作を制
御する中央制御手段と、前記主電源の動作を制御する主
電源制御手段と、前記主電源によって充電され、前記主
電源制御手段に電力を供給する二次電池とを備え、動作
時、前記主電源制御手段によって前記主電源が起動し、
前記中央制御手段によって前記装置全体の動作が制御さ
れ、かつ前記主電源によって前記二次電池が充電され、
待機時、前記主電源は起動せず、前記前記主電源制御手
段は前記二次電池から電力を供給され、前記待機状態か
ら前記動作状態になった時、前記主電源制御手段は前記
中央制御手段からの待機状態を表す初期信号を待ち、該
初期信号を受信した後、前記主電源制御手段は起動要因
を前記中央制御手段に知らせるので、主電源制御手段が
何らかの起動要因を検出して主電源を起動させた後、ま
ず中央制御手段が起動後、即座に主電源制御手段に初期
信号を送信し、主電源制御手段はこの初期信号を受信し
た後、即座に起動要因を表す信号を中央制御手段に送信
することにより従来と同等の感応速度で装置を動作でき
る。したがって、コストアップを抑えつつ、不具合のな
い動作を実現できる。
【0153】また、中央制御手段が起動したのを初期信
号によって確認した後に主電源制御手段が起動要因を表
す信号を中央制御手段に送信することにより起動要因を
素早く確実に中央制御手段に伝えることができ、誤動作
を防止できる。
【0154】またさらに、待機時の消費電力をほぼ0W
にすることができ、自動受信機能のために終日電力を消
費することがなくなり、電力量のロス(損失)を大幅に
削減できる。また、放射ノイズの発生を防ぐことがで
き、他の電子機器に悪影響を及ぼさない。さらに、主電
源の1次側を複数の手段により直接制御することがない
ので、安全規格上の制限もなく、容易に実施できる。ま
た、主電源が動作しているときに二次電池を充電するの
で、二次電池の充電のためだけに主電源を立ち上げる回
数が減り、二次電池の劣化を防ぎ、余分な電力消費を抑
えることができる。
【0155】請求項2に係るファクシミリ装置によれ
ば、前記主電源が待機状態から動作状態になった場合、
前記中央制御手段は前記主電源制御手段に前記初期信号
を送信するので、従来と同等の感応速度で装置を動作で
きる。
【0156】請求項3に係るファクシミリ装置によれ
ば、前記中央制御手段は、前記初期信号に対する応答信
号を前記主電源制御手段から受けた場合、前記主電源制
御手段が待機状態になっていると判断するので、従来と
同等の感応速度で装置を動作できる。
【0157】請求項4に係るファクシミリ装置によれ
ば、記主電源が待機状態から動作状態になった時、前記
主電源制御手段は前記初期信号を受けなかった場合、前
記中央制御手段に待機状態を表す状態信号を送信するの
で、主電源制御手段が中央制御手段からの初期信号を受
信できなかった場合も復帰することにより装置のロック
(ハングアップ)を防ぐことができる。また、主電源制
御手段が何らかの起動要因を検出して主電源を起動した
場合に何らかの原因により初期信号を受信することがで
きなかった場合も復帰することにより装置のロック(ハ
ングアップ)を防ぐことができる。
【0158】
【0159】請求項に係るファクシミリ装置によれ
ば、前記主電源制御手段は、前記中央制御手段から前記
状態信号に対する応答信号を受けた場合、前記中央制御
手段が待機状態になっていると判断するので、主電源制
御手段が中央制御手段からの初期信号を受信できなかっ
た場合も復帰することにより装置のロック(ハングアッ
プ)を防ぐことができる。また、主電源制御手段が何ら
かの起動要因を検出して主電源を起動した場合に何らか
の原因により初期信号を受信することができなかった場
合も復帰することにより装置のロック(ハングアップ)
を防ぐことができる。
【0160】
【0161】
【0162】
【0163】
【0164】
【0165】
【0166】
【0167】
【0168】
【0169】
【0170】
【0171】
【0172】
【0173】
【0174】
【0175】
【0176】
【0177】
【0178】
【0179】
【0180】
【0181】
【0182】
【0183】
【0184】
【0185】
【0186】
【0187】
【0188】
【0189】
【0190】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態におけるファクシミリ装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】主電源制御部15の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】主電源16の構成を示す回路図である。
【図4】CPU2の周辺およびNCU10の構成を示す
回路図である。
【図5】ファクシミリ装置1のスタンバイ状態における
処理手順を示すフローチャートである。
【図6】CPU2とマイコン17間におけるシリアル通
信を示すタイミングチャートである。
【図7】コマンドの構成を示す説明図である。
【図8】絵文字LCDおよびLED表示情報を表すコマ
ンドの構成を示す説明図である。
【図9】CPU2とマイコン17の通信手順を示す説明
図である。
【図10】ファクシミリスタンバイ状態におけるファク
シミリ送信時の処理手順を示すフローチャートである。
【図11】スタンバイ状態のとき、マイコン17が主電
源16を起動させ、CPU2が起動したときのCPU2
とマイコン17との間のシリアル通信手順を示す説明図
である。
【図12】二次電池19が完全に放電していてマイコン
17がリセットされている状態でAC入力が開始され、
本装置が動作を開始したときCPU2とマイコン17と
の間のシリアル通信手順を表す説明図である。
【図13】ドットマトリクスLCD表示情報を表すコマ
ンドの構成を示す説明図である。
【図14】マイコン17におけるドットマトリクスLC
D表示の制御を表すフローチャートである。
【図15】ファクシミリスタンバイ状態におけるファク
シミリ受信時の処理手順を示すフローチャートである。
【図16】図15のステップS64のCPU2における
ファクシミリ受信動作の処理手順を示すフローチャート
である。
【図17】CPU2がBUSY状態でシリアル通信がで
きない場合を示すタイミングチャートである。
【図18】シリアル通信時にCPU2がマイコン17の
暴走を検出した場合の動作処理手順を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 15 主電源制御部 16 主電源 17 マイコン 19 二次電池 23 太陽電池 66 ANDゲートIC 67 ドットマトリクスLCD 68 エラーLED
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−87246(JP,A) 特開 平7−74863(JP,A) 特開 平7−115484(JP,A) 特開 平6−311269(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体の各部に電力を供給する主電源
    と、 該主電源から電力が供給され、装置全体の動作を制御す
    る中央制御手段と、 前記主電源の動作を制御する主電源制御手段と、 前記主電源によって充電され、前記主電源制御手段に電
    力を供給する二次電池とを備え、 動作時、前記主電源制御手段によって前記主電源が起動
    し、前記中央制御手段によって前記装置全体の動作が制
    御され、かつ前記主電源によって前記二次電池が充電さ
    れ、 待機時、前記主電源は起動せず、前記前記主電源制御手
    段は前記二次電池から電力を供給され、 前記待機状態から前記動作状態になった時、前記主電源
    制御手段は前記中央制御手段からの待機状態を表す初期
    信号を待ち、 該初期信号を受信した後、前記主電源制御手段は起動要
    因を前記中央制御手段に知らせることを特徴とするファ
    クシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記主電源が待機状態から動作状態にな
    った場合、前記中央制御手段は前記主電源制御手段に前
    記初期信号を送信することを特徴とする請求項1記載の
    ファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記中央制御手段は、前記初期信号に対
    する応答信号を前記主電源制御手段から受けた場合、前
    記主電源制御手段が待機状態になっていると判断するこ
    とを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 前記主電源が待機状態から動作状態にな
    った時、前記主電源制御手段は前記初期信号を受けなか
    った場合、前記中央制御手段に待機状態を表す状態信号
    を送信することを特徴とする請求項1記載のファクシミ
    リ装置。
  5. 【請求項5】 前記主電源制御手段は、前記中央制御手
    段から前記状態信号に対する応答信号を受けた場合、前
    記中央制御手段が待機状態になっていると判断すること
    を特徴とする請求項4記載のファクシミリ装置。
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