JPH0934846A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JPH0934846A
JPH0934846A JP7182727A JP18272795A JPH0934846A JP H0934846 A JPH0934846 A JP H0934846A JP 7182727 A JP7182727 A JP 7182727A JP 18272795 A JP18272795 A JP 18272795A JP H0934846 A JPH0934846 A JP H0934846A
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JP
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data
color
schedule
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Pending
Application number
JP7182727A
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English (en)
Inventor
Kosaku Sano
公作 佐野
Kayoko Hashimoto
佳世子 橋本
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スケジュールデータや名刺データ等を登録して
管理する電子機器にあって、データが記憶されている順
番やデータの内容そのものに関係することなく、ユーザ
が独自に設定した条件に従って所望のデータを容易に検
索すること。 【解決手段】RAM33内のtodoレジスタ33dに
記憶される各todoデータ、スケジュールレジスタ3
3eに記憶される各スケジュールデータ、名刺データレ
ジスタ33fに記憶される各名刺データ、表計算レジス
タ33gに記憶される表データの各項目のそれぞれに対
して、例えばtodoデータにおいては重要度に応じて
異なる色データを、スケジュールデータにおいては公私
に応じて異なる色データを、名刺データにおいてはユー
ザとの関係に応じて異なる色データを、表項目において
は項目毎に異なる色データを、それぞれ対応付けして記
憶させ、色データを指定して所望のデータを検索表示す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力データを登録
して管理する電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子手帳と称されるものにおい
ては、スケジュールデータや名刺データ等を多数登録し
て管理することができる。例えばスケジュールデータ
は、スケジュールの日時と内容を入力して登録すること
で、登録された複数のスケジュールデータは、それぞれ
その日時データに従った順番でソートされて管理され
る。
【0003】この登録されたスケジュールデータを読出
して確認する場合には、例えばカーソルキーを使用した
検索操作に応じて、各スケジュールデータはソートされ
ている日時順に読出されて表示部に表示される。
【0004】また、名刺データは、氏名と電話番号を入
力して登録することで、登録された複数の名刺データ
は、それぞれその登録順あるいは50音順にソートされ
て管理される。
【0005】この登録された名刺データを読出して確認
する場合には、例えばカーソルキーを使用した検索操作
に応じて、各名刺データはソートされている順番に読出
されて表示部に表示される。
【0006】つまり、前記電子手帳等の電子情報機器に
登録された複数のデータは、通常、その内部メモリ上で
管理されている順番に従って検索されて表示される。し
かしながら、このように内部メモリ上で管理されている
順番に従ってデータの検索表示を行なったのでは、多数
の登録データの中から所望のデータのみを検索するのに
手間や時間が掛かる欠点がある。
【0007】そこで、最近は、登録されているデータに
含まれる文字をキーワードとしてデータ検索し、多数の
登録データの中から所望のデータを容易に検索できるよ
うにした検索機能を搭載したものも実用化されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の電子情報機器にあって、文字をキーワードとした検
索機能を利用する場合には、登録するデータ中にキーワ
ードとなる文字を予め含ませる必要があるため、例えば
スケジュールデータの場合には、“会議”や“旅行”等
の文字をキーワードとすることでそのキーワードが意味
する同一ジャンルのデータのみを抽出することができる
ものの、一連の繋りのあるスケジュールを検索したい場
合には、文章的に不自然であっても予めそれぞれのスケ
ジュールデータに統一のキーワードを入力しなければな
らない。また、データの内容そのものには直接関係のな
い、例えばスケジュールデータにあっては重用度の高い
データのみを抽出したり、さらに、名刺データにあって
は友人関係のデータのみを抽出する等、ユーザ固有の条
件に応じてデータ検索を行なうことはできない問題があ
る。
【0009】本発明は、前記のような問題に鑑みなされ
たもので、データが記憶されている順番やデータの内容
そのものに関係することなく、ユーザが独自に設定した
条件に従って所望のデータを容易に検索することが可能
になる電子機器を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の請求
項1に係わる電子機器は、データを入力する入力手段
と、この入力手段により入力されたデータに色データを
付加する色データ付加手段と、前記入力手段により入力
されたデータと該入力データに対し前記色データ付加手
段により付加された色データとを対応付けて記憶する記
憶手段と、この記憶手段に記憶されたデータを読出すた
めに色データを指定する色データ指定手段と、この色デ
ータ指定手段により指定された色データと対応付けられ
て前記記憶手段に記憶されているデータを読出す読出し
手段と、この読出し手段により読出されたデータを表示
する表示手段とを具備したことを特徴とする。
【0011】つまり、前記請求項1に係わる電子機器で
は、入力データと該入力データに対し付加された色デー
タとが対応付けられ記憶手段に記憶され、この記憶手段
に記憶されたデータを読出すために色データが指定され
ると、該指定された色データと対応付けられて前記記憶
手段に記憶されているデータが読出されて表示されるの
で、ユーザ独自の分類により付加した色データを指定し
て、所望のデータを検索表示できることになる。
【0012】また、本発明の請求項2に係わる電子機器
は、請求項1に係わる電子機器にあって、その表示手段
を、前記読出し手段により読出されたデータを、前記記
憶手段において対応付けられて記憶されている色データ
の色で表示する表示手段としたことを特徴とする。
【0013】つまり、前記請求項2に係わる電子機器で
は、請求項1に係わる電子機器にあって、読出し手段に
より読出されたデータが、前記記憶手段において対応付
けられて記憶されている色データの色で表示されるの
で、ユーザ独自の分類データを一目で識別でき、しか
も、表示画面上でのデータ選択を色指定によりできるこ
とになる。
【0014】また、本発明の請求項3に係わる電子機器
は、データを入力する入力手段と、この入力手段により
入力されたデータの一部に色データを付加する色データ
付加手段と、前記入力手段により入力されたデータを前
記色データ付加手段により該データの一部に付加された
色データとその付加位置を対応付けて記憶する記憶手段
と、この記憶手段に記憶されたデータを読出すために色
データを指定する色データ指定手段と、この色データ指
定手段により指定された色データと対応付けられて前記
記憶手段に記憶されているデータを読出す読出し手段
と、この読出し手段により読出されたデータを表示する
表示手段とを具備したことを特徴とする。
【0015】つまり、前記請求項3に係わる電子機器で
は、入力データが該入力データの一部に対し付加された
色データとその付加位置に対応付けられて記憶手段に記
憶され、この記憶手段に記憶されたデータを読出すため
に色データが指定されると、該指定された色データと対
応付けられて前記記憶手段に記憶されているデータが読
出されて表示されるので、1つのデータの異なる部分に
異なる色データを付加して異なる分類での共通データと
することができ、ユーザ独自の分類により付加した色デ
ータを指定して、所望のデータを検索表示できることに
なる。
【0016】また、本発明の請求項4に係わる電子機器
は、請求項3に係わる電子機器にあって、その表示手段
を、前記読出し手段により読出されたデータを表示する
際に、前記記憶手段において色データが対応付けられて
記憶されているデータ部分を、その色データの色で表示
する表示手段としたことを特徴とする。
【0017】つまり、前記請求項4に係わる電子機器で
は、請求項3に係わる電子機器にあって、読出し手段に
より読出されたデータを表示する際には、前記記憶手段
において色データが対応付けられて記憶されているデー
タ部分が、その色データの色で表示されるので、ユーザ
独自の分類データを一目で識別でき、しかも、表示画面
上でのデータ選択を色指定によりできることになる。
【0018】また、本発明の請求項5に係わる電子機器
は、予め設定された複数の色データのそれぞれに対応し
たデータ記憶領域を有する記憶手段と、この記憶手段に
おける複数の色データのそれぞれに対応したデータ記憶
領域に対しデータを入力する入力手段と、前記記憶手段
に記憶されたデータを読出すために色データを指定する
色データ指定手段と、この色データ指定手段により指定
された色データに対応して前記記憶手段に記憶されてい
るデータを読出す読出し手段と、この読出し手段により
読出されたデータをそのデータに対応する色データの色
で表示する表示手段とを具備したことを特徴とする。
【0019】つまり、前記請求項5に係わる電子機器で
は、記憶手段における予め設定された複数の色データの
それぞれに対応したデータ記憶領域に対しデータを入力
して記憶させ、その記憶されたデータを読出すために色
データを指定すると、その指定された色データに対応し
て前記記憶手段に記憶されているデータが読出され、そ
のデータに対応する色データの色で表示されるので、予
め設定された複数の色データによって入力データを分類
して記憶でき、その色データを指定して、所望のデータ
を検索表示できることになる。
【0020】また、本発明の請求項6に係わる電子機器
は、スケジュールデータを該スケジュールの時間範囲と
内容の組合せで入力するスケジュール入力手段と、この
スケジュール入力手段により入力されたスケジュールデ
ータに色データを付加する色データ付加手段と、前記ス
ケジュール入力手段により入力されたスケジュールデー
タと該スケジュールデータに対し前記色データ付加手段
により付加された色データとを対応付けて記憶するスケ
ジュール記憶手段と、このスケジュール記憶手段に記憶
されているスケジュールデータと対応した色データとを
読出す読出し手段と、この読出し手段により読出された
スケジュールデータの時間範囲を該スケジュールデータ
に対応付けられて前記スケジュール記憶手段に記憶され
ている色データの色で図形表示するスケジュール時間表
示手段と、前記読出し手段により読出されたスケジュー
ルデータの内容を該スケジュールデータに対応付けられ
て前記スケジュール記憶手段に記憶されている色データ
の色で表示するスケジュール内容表示手段とを具備した
ことを特徴とする。
【0021】つまり、前記請求項6に係わる電子機器で
は、入力されたスケジュールデータと該入力スケジュー
ルデータに対し付加された色データとが対応付けられス
ケジュール記憶手段に記憶され、この記憶手段に記憶さ
れたスケジュールデータを読出すために色データが指定
されると、該指定された色データと対応付けられて前記
スケジュール記憶手段に記憶されているスケジュールデ
ータが読出され、この読出されたスケジュールデータの
時間範囲が該スケジュールデータに対応付けられて前記
スケジュール記憶手段に記憶されている色データの色で
図形表示されると共に、前記読出されたスケジュールデ
ータの内容が該スケジュールデータに対応付けられて前
記スケジュール記憶手段に記憶されている色データの色
で表示されるので、ユーザ独自の分類により付加した色
データを指定して、所望のデータを検索でき、しかも、
その分類した色データに対応する色によりスケジュール
の時間表示及び内容表示をできることになる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下図面により本発明の実施の形
態について説明する。図1は本発明の電子機器を実施し
た電子手帳の外観構成を示す図である。電子手帳本体1
0は、ヒンジ11を中心にして上下方向に開閉する筐体
構造を有し、その筐体開放状態において、上部操作パネ
ル12aと下部操作パネル12bとが露出される。
【0023】上部操作パネル12aには、その左側にド
ットマトリクス式のカラー液晶表示部13が設けられ、
その右側にテンキーや各種のファンクションキーを備え
た数字・計算機能キー14が設けられる。
【0024】下部操作パネル12bには、その中央にひ
らがな,カタカナ,漢字,英字等の文字や各種の記号を
入力するための文字・記号キー15が設けられると共
に、その周囲に、「メニュー」キー16、カラーキー
(赤)17r,(青)17b,(緑)17g、「入力」
キー18、「チェック」キー19、「データ入力」キー
20、「解除」キー21、「検索」キー22、「グラフ
←→表」キー23、「表示選択」キー24、データ読出
しキー「△」25a,「▽」25b、カーソルキー
「↑」26a,「↓」26b,「←」26c,「→」2
6d、「実行」キー27等、各種の機能キーが設けられ
る。
【0025】「メニュー」キー16は、動作モードを選
択するためのメニュー選択画面を表示させる際に操作さ
れる。カラーキー(赤)17r,(青)17b,(緑)
17gは、入力データや検索データに対し色指定を行な
う際に操作される。
【0026】「入力」キー18は、キー入力されて表示
されたデータを記憶させる際に操作される。「チェッ
ク」キー19は、期限スケジュール(to do)モー
ドにおいて実行したtodoスケジュールにチェックマ
ークを付加する際に操作される。
【0027】「データ入力」キー20は、スケジュール
データの入力画面を表示させる際に操作される。「解
除」キー21は、スケジュールデータの入力画面におい
て前記カラーキー17r,17b,17gの操作に応じ
て行なわれた色指定を解除する際に操作される。
【0028】「検索」キー22は、スケジュールデータ
を検索する際に操作される。「グラフ←→表」キー23
は、表計算モードにおいて表データとグラフデータとの
表示の切換えを行なう際に操作される。
【0029】「表示選択」キー24は、表計算モードに
おいて表データ中の表示したい項目を選択するための選
択画面を表示させる際に操作される。データ読出しキー
「△」25a,「▽」25bは、各動作モードにおいて
既に記憶されているデータを読出して表示させる際に操
作される。
【0030】カーソルキー「↑」26a,「↓」26
b,「←」26c,「→」26dは、表示画面上でのカ
ーソル移動やデータ選択を行なう際に操作される。「実
行」キー27は、メニュー選択画面において選択された
動作モードの設定実行や選択機能の設定実行を行なう際
に操作される。
【0031】図2は前記電子手帳の電子回路の構成を示
すブロック図である。この電子手帳の電子回路は、CP
U30を備えている。CPU30は、キー入力部31
(14〜27:図1参照)からのキー操作信号に応じて
ROM32に予め記憶されているシステムプログラムを
起動させ、この起動されたシステムプログラムに従って
回路各部の動作制御を行なうもので、このCPU30に
は、前記キー入力部31、ROM32の他、RAM33
が接続されると共に、表示駆動回路34を介してカラー
液晶表示部13が接続される。
【0032】前記ROM32には、この電子手帳の全体
の動作を司るシステムプログラムと共に、期限スケジュ
ール(todo)モード処理プログラム、スケジュール
モード処理プログラム、名刺データモード処理プログラ
ム、表計算モード処理プログラム等、各種の動作モード
に応じたサブプログラムが予め記憶される。
【0033】前記RAM33には、表示レジスタ33
a、モードレジスタM、日付レジスタ33b、時刻レジ
スタ33c、todoレジスタ33d、スケジュールレ
ジスタ33e、名刺レジスタ33f、表計算レジスタ3
3g等が備えられる。
【0034】表示レジスタ33aには、カラー液晶表示
部13に表示させるべきカラー表示データがビットマッ
プ形式で書込まれる。モードレジスタMには、メニュー
選択されて設定された動作モードを示すデータが記憶さ
れる。
【0035】日付レジスタ33b及び時刻レジスタ33
cには、CPU30に内蔵されるタイマに従って計時更
新される現在の年月日データ及び時刻データが記憶され
る。todoレジスタ33dには、期限スケジュール
(todo)モードでの処理において入力された日時デ
ータ及び内容データからなるtodoデータが、チェッ
クデータと例えばそのtodoデータの重要度に応じた
色指定データとに対応付けられて記憶される。
【0036】スケジュールレジスタ33eには、スケジ
ュールモードでの処理において入力された日時データ及
び内容データからなるスケジュールデータが、その内容
データの各文字毎に、例えばユーザ独自の種類分けに応
じて設定される色指定データに対応付けられて記憶され
る。
【0037】名刺レジスタ33fには、名刺データモー
ドでの処理において入力された名前データ及び電話番号
データからなる名刺データが、例えばユーザとの関係に
応じて設定される色指定データに対応付けられて記憶さ
れる。
【0038】表計算レジスタ33gには、例えば4項目
からなる表計算のフォーマットデータが、表計算モード
での処理において入力された各項目名データ及び項目毎
の数値データと共に記憶される。この場合、前記4つの
項目のそれぞれに対しては、予め“黒”“赤”“青”
“緑”の色指定データが対応付けられて記憶される。
【0039】そして、カラー液晶表示部13には、前記
RAM33内の表示レジスタ33aに書込まれた表示デ
ータが、その表示ドット毎に、“黒”“赤”“青”
“緑”何れかの指定色に設定されて表示される。
【0040】次に、前記構成による電子機器を実施した
電子手帳の動作について説明する。図3は前記電子手帳
の全体処理を示すフローチャートである。図4は前記電
子手帳の期限スケジュール(todo)処理を示すフロ
ーチャートである。
【0041】図5は前記電子手帳のtodo処理に伴な
うデータ読出し処理を示すフローチャートである。図6
は前記電子手帳のtodo処理に伴なうキー操作対応の
表示動作を示す図である。
【0042】図3における全体処理おいて、図6(A)
に示すように、キー入力部31の「メニュー」キー16
が操作されると、todoモード、スケジュールモー
ド,名刺データモード,表計算モードの何れかの動作モ
ードを選択するためのメニュー選択画面がカラー液晶表
示部13に表示される(ステップS1→S2)。
【0043】このメニュー選択画面の表示中において、
カーソルキー「↑」26a,「↓」26b,「←」26
c,「→」26dを適宜操作して所望の動作モードを選
択すると、該選択された動作モードに対応するメニュー
の項目が反転されて表示される(ステップS3→S4→
S5)。
【0044】このメニュー選択処理に伴ない、所望の動
作モードのメニュー項目をカーソル操作により選択して
「実行」キー27を操作すると、当該選択されたモード
データがRAM33内のモードレジスタMに設定記憶さ
れると共に、このモードレジスタMに設定された動作モ
ードに対応した初期画面が表示される(ステップS3→
S4→S6,S7)。
【0045】前記メニュー選択処理において、todo
モードが選択設定されると、モードレジスタMにはto
doモードを示すモードデータ“1”がセットされるの
で、図4における期限スケジュール(todo)処理が
起動される(ステップS8→SA)。
【0046】また、前記メニュー選択処理において、ス
ケジュールモードが選択設定されると、モードレジスタ
Mにはスケジュールモードを示すモードデータ“2”が
セットされるので、図7におけるスケジュール処理が起
動される(ステップS9→SB)。
【0047】また、前記メニュー選択処理において、名
刺データモードが選択設定されると、モードレジスタM
には名刺データモードを示すモードデータ“3”がセッ
トされるので、図9における名刺データ処理が起動され
る(ステップS10→SC)。
【0048】また、前記メニュー選択処理において、表
計算モードが選択設定されると、モードレジスタMには
表計算モードを示すモードデータ“4”がセットされる
ので、図11における表計算処理が起動される(ステッ
プS11→SD)。
【0049】前記モードレジスタMに“1”がセットさ
れて図4における期限スケジュール(todo)処理が
起動された状態で、図6(B)に示すように、todo
データをキー入力部31の文字・記号キー15を操作し
て、例えば「7/15」「電話料金…」と入力して行く
と、該入力されたtodoデータが順次カラー液晶表示
部13に表示される(ステップA1→A2→A3,A
4)。
【0050】そして、1つのtodoデータ「7/1
5」「電話料金振込む」を入力しカラー液晶表示部13
に表示させた状態で、「入力」キー18を操作すると、
当該入力されたtodoデータがRAM33内のtod
oレジスタ33dに記憶される(ステップA1→A2→
A5)。
【0051】ここで、前記入力されたtodoデータ
が、例えばユーザにとって非常に重要な期限スケジュー
ルであることにより、図6(C)に示すように、「赤」
キー17rを操作して色指定を行なうと、当該色指定デ
ータ「赤」が、カーソルkにより指示されている入力さ
れたtodoデータに対応付けられてtodoレジスタ
33dに記憶されると共に、該入力されたtodoデー
タ「7/15」「電話料金振込む」は指定色に対応した
赤色により表示される(ステップA6→A7,A8)。
【0052】そして、図6(D)に示すように、キー入
力部31におけるデータ読出し用の「▽」キー25bを
操作すると、前記todoレジスタ33dに既に記憶さ
れている複数のtodoデータが読出され、チェック欄
Cが付加されて表示されると共に、各todoデータ
は、そのそれぞれの指定色に対応した色で表示される
(ステップA9→A10,A8)。
【0053】このように、前記todoレジスタ33d
に記憶されている複数のtodoデータが読出され、そ
のそれぞれの指定色に対応して配列表示されている状態
で、カーソル移動用の「↑」キー26a又は「↓」キー
26bを操作すると、当該表示されている複数のtod
oデータのうちの任意のtodoデータがカーソルkに
より選択指示される(ステップA11→A12)。
【0054】そして、前記複数のtodoデータがそれ
ぞれその指定色に対応した色で表示されている状態で、
カーソルkにより1つのtodoデータを選択指示して
「チェック」キー19を操作すると、該カーソルkによ
り指定されているtodoデータのチェック欄Cにチェ
ックマーク「v」が表示されtodoレジスタ33dに
記憶される。
【0055】なお、このtodo処理の状態では、カラ
ー液晶表示部13の下端に沿ってデータ読出しメニュー
40が常時表示される。このデータ読出しメニュー40
は、全てのtodoデータを読出しの対象とする「*」
40a、チェック済みのtodoデータを読出しの対象
とする「v」40b、未チェックのtodoデータを読
出しの対象とする「□」40c、赤色指定されたtod
oデータを読出しの対象とする「赤」40d、青色指定
されたtodoデータを読出しの対象とする「青」40
e、緑色指定されたtodoデータを読出しの対象とす
る「緑」40fからなっている。
【0056】そして、図6(E)に示すように、カーソ
ル移動用の「←」キー26c又は「→」キー26dを操
作すると、前記データ読出しメニュー40の何れかが反
転表示により選択指示され、対象となるtodoデータ
の読出し処理が実行される(ステップA13→A14,
AE)。
【0057】すなわち、図5におけるデータ読出し処理
において、データ読出しメニュー40における「*」4
0aが選択指示された場合には、todoレジスタ33
dに記憶されている全てのtodoデータを対象として
その日時データ順に読出され、各対応する指定色で表示
される(ステップE1→E2,A8)。
【0058】また、データ読出しメニュー40における
「v」40bが選択指示された場合には、todoレジ
スタ33dに記憶されているチェック済みのtodoデ
ータを対象として読出され、各対応する指定色で表示さ
れる(ステップE3→E4,A8)。
【0059】また、データ読出しメニュー40における
「□」40cが選択指示された場合には、todoレジ
スタ33dに記憶されている未チェックのtodoデー
タを対象として読出され、各対応する指定色で表示され
る(ステップE5→E6,A8)。
【0060】また、データ読出しメニュー40における
「赤」40dが選択指示された場合には、todoレジ
スタ33dに記憶されている赤色指定されたtodoデ
ータを対象として読出され、対応する赤色で表示される
(ステップE7→E8,A8)。
【0061】また、図6(E)に示すように、データ読
出しメニュー40における「青」40eが選択指示され
た場合には、todoレジスタ33dに記憶されている
青色指定されたtodoデータを対象として読出され、
対応する青色で表示される(ステップE9→E10,A
8)。
【0062】また、データ読出しメニュー40における
「緑」40fが選択指示された場合には、todoレジ
スタ33dに記憶されている緑色指定されたtodoデ
ータを対象として読出され、対応する緑色で表示される
(ステップE9→E11,A8)。
【0063】従って、前記期限スケジュール(tod
o)処理では、複数のtodoデータを、それぞれその
重要度に応じて「赤」→「青」→「緑」それぞれの色指
定データを対応付けして管理することにより、データ読
出しメニュー40の、例えば「赤」40dを選択指示す
れば、非常に重要なtodoデータのみ検索表示され、
また、「青」40eを選択指示すれば、やや重要なto
doデータのみ検索表示され、「緑」40fを選択指定
すれば、あまり重要でないtodoデータのみ検索表示
されるようになる。
【0064】図7は前記電子手帳のスケジュール処理を
示すフローチャートである。図8は前記電子手帳のスケ
ジュール処理に伴なうキー操作対応の表示動作を示す図
である。
【0065】前記図3におけるメニュー選択処理に伴な
い、RAM33内のモードレジスタMにスケジュールモ
ードを示す“2”がセットされ、図7におけるスケジュ
ール処理が起動されると、まず、RAM33内の日付レ
ジスタ33b及び時刻レジスタ33cに記憶されている
現在の年月日/時刻データに基づき、例えば図8(A)
に示すように、当日のスケジュールデータがスケジュー
ルレジスタ33eから読出されてカラー液晶表示部13
に表示される。
【0066】ここで、キー入力部31における「↑」キ
ー26a又は「↓」キー26bを操作すると、表示ある
いは入力対象スケジュールの日付が前後に変更される
(ステップB1→B2)。
【0067】すなわち、図8(A)に示すように、例え
ば1995年7月5日に対応するスケジュールデータ
が、表示対象スケジュールとしてスケジュールレジスタ
33eから読出されると、各スケジュールデータは、そ
の文字毎に設定されている指定色に従った表示色でカラ
ー液晶表示部13に表示されると共に、そのスケジュー
ルの設定時間をイメージで示す時刻グラフ41が、対応
する表示色で表示される(ステップB3,B4)。
【0068】この場合、前記時刻グラフ41は、午前6
時から深夜12時までを2時間単位で示す時刻目盛り
と、この時刻目盛りに沿ってスケジュールの設定時間を
示す帯状のグラフとから構成される。
【0069】ここで、表示された各スケジュール同士の
設定時間が重なり合う場合には、当該重なった時刻グラ
フ41の範囲が、それぞれの表示色の中間色で表示され
る(ステップB5→B6)。
【0070】そして、例えば図8(B)に示すように、
「↓」キー26bを2回操作して表示あるいは入力対象
スケジュールの日付を1995年7月7日に変更した状
態で、スケジュールデータを入力すべく「データ入力」
キー20を操作すると、スケジュール時刻の入力を促す
メッセージデータ「TIME?」が表示される(ステッ
プB7)。
【0071】ここで、例えば図8(C)に示すように、
数字・計算機能キー14や文字・記号キー15を操作し
て、スケジュール時刻「10:00〜12:00」に続
き「商品提案」と入力すると、そこまでの入力データは
黒色で表示される(ステップB8→B9)。
【0072】そして、「赤」キー17rを操作すると、
それ以降の入力データの表示色が赤色に設定される(ス
テップB10→B11)。ここで、再び文字・記号キー
15を操作して「打ち合わせ」と入力すると、その入力
データ「打ち合わせ」は前記設定された表示色の赤色で
表示される(ステップB8→B9)。
【0073】そして、「解除」キー21を操作すると、
前記表示色の設定は解除され、それ以降の入力データの
表示色が黒色に設定される(ステップB12→B1
3)。ここで、さらに文字・記号キー15を操作して
「会議室C」と入力すると、その入力データは前記設定
解除された表示色の黒色で表示される(ステップB8→
B9)。
【0074】こうして、1995年7月7日に対する所
望のスケジュールデータ「10:00〜12:00」
「商品提案打ち合わせ会議室C」を入力して表示させた
状態で、図8(D)に示すように、「入力」キー18を
操作すると、当該入力されたスケジュールデータがRA
M33内のスケジュールレジスタに、そのスケジュール
中の「打ち合わせ」に部分設定されている色データ
「赤」と対応付けられて記憶されると共に、当該スケジ
ュールの設定時刻「10:00〜12:00」を示す時
刻グラフ41が、前記部分設定されている色データに対
応する赤色の表示色で表示される(ステップB14→B
15)。
【0075】この場合、前記図8(D)では、既に同日
「1995年7月7日」のスケジュールとして入力され
ているスケジュールデータ「16:00〜20:00」
「研修報告会」も共に表示されている。
【0076】なお、前記スケジュールデータの入力に際
し、部分設定される表示色は、1つのスケジュール内の
異なる部分に別々の表示色として設定することができる
が、この場合には、設定範囲の最も広い表示色が対応す
る時刻グラフ41の表示色として選択される。
【0077】そして、図8(E)に示すように、キー入
力部31における「検索」キー22を操作すると、検索
対象の設定を促すメッセージデータ「検索?」が表示さ
れる(ステップB16→B17)。
【0078】ここで、例えば図8(F)に示すように、
スケジュールデータに設定した色で検索する場合には、
「青」キー17bを操作すると、スケジュールレジスタ
33eに記憶されている複数のスケジュールデータの中
で、青色の設定データが含まれるスケジュールデータの
み検索されてカラー液晶表示部13に表示される(ステ
ップB18→B19,B20)。
【0079】従って、前記スケジュール処理では、複数
のスケジュールデータのそれぞれに対してユーザが独自
に定めた色データを設定し、この設定色を指定してスケ
ジュール検索を行なうことができるので、例えば前準備
が必要なスケジュールやそうでないスケジュールを分け
たり、私的スケジュールや公的スケジュールを分けたり
して、それぞれ異なる色データを設定して対応付けてお
けば、スケジュールの内容そのものには直接関係のな
い、ユーザ独自の視点からスケジュールデータを検索で
きるようになる。
【0080】図9は前記電子手帳の名刺データ処理を示
すフローチャートである。図10は前記電子手帳の名刺
データ処理に伴なうキー操作対応の表示動作を示す図で
ある。
【0081】前記図3におけるメニュー選択処理に伴な
い、RAM33内のモードレジスタMに名刺データモー
ドを示す“3”がセットされ、図9における名刺データ
処理が起動された状態で、名刺データを入力する際に
は、まず、図10(A)に示すように、名前の入力を促
すメッセージデータ「NAME?」がカラー液晶表示部
13に表示される。
【0082】この場合、前記カラー液晶表示部13の下
端には、データ読出しメニュー40(「*」40a,
「赤」40d,「青」40e,「緑」40f)が表示さ
れる。そして、図10(B)に示すように、キー入力部
31の文字・記号キー15及び数字・計算機能キー14
を操作して、例えば「山田谷子」「0425−53−0
000」と1つの名刺データを入力すると共に、例えば
ユーザに対する友人であるとの分類に基づき「緑」キー
17gを操作して色指定を行なうと、該入力された名刺
データが指定色の緑色で表示される(ステップC1→C
2,C3→C4)。
【0083】ここで、図10(C)に示すように、「入
力」キー18を操作すると、前記キー入力,色指定され
てカラー表示されている名刺データが、その指定色と対
応付けられてRAM33内の名刺データレジスタ33f
に記憶される(ステップC5→C6)。
【0084】すると、次の名刺データの名前の入力を促
すメッセージデータ「NAME?」が表示されるもの
で、この後、前記ステップC1〜C6を繰返し、名刺デ
ータの入力処理を行なうことで、順次所望の名刺データ
がそれぞれ例えば友人関係,親類関係,会社関係毎に色
指定されて名刺データレジスタ33fに記憶される。
【0085】こうして、多数の名刺データが入力されて
記憶された状態で、例えば友人関係の名刺データを検索
するために、図10(C)に示すように、カーソル移動
用の「→」キー26dを3回操作すると、データ読出し
メニュー40の「緑」40fが選択される(ステップC
7→C8)。
【0086】このデータ読出しメニュー40の「緑」4
0fがカーソル選択された状態で、図10(D)に示す
ように、データ読出し用の「▽」キー25bを操作する
と、前記RAM33内の名刺データレジスタ33fに記
憶されている名刺データが、前記データ読出しメニュー
40で選択された「緑」40fに対応して、当該「緑」
の色データを有する名刺データのみが検索されて読出さ
れる。
【0087】すなわち、図10(D),(E)に示すよ
うに、前記「▽」キー25bを操作する毎に、友人とし
て緑色指定されている名刺データが順次名刺データレジ
スタ33fから検索されて読出され、カラー液晶表示部
13に緑色で表示される(ステップC9→C10)。
【0088】従って、前記名刺データ処理では、多数の
名刺データをRAM33内の名刺データレジスタ33f
にて一括して記憶している状態でも、個々の名刺データ
に、例えばユーザとの関係に応じた色データを対応付け
て記憶させることにより、友人関係,会社関係,親類関
係等、別々の記憶領域に分ける必要なく、容易に所望の
名刺データを検索して表示できるようになる。
【0089】図11は前記電子手帳の表計算処理を示す
フローチャートである。図12は前記電子手帳の表計算
処理に伴なうキー操作対応の表示動作を示す図である。
【0090】前記図3におけるメニュー選択処理に伴な
い、RAM33内のモードレジスタMに表計算モードを
示す“4”がセットされ、図11における表計算処理が
起動されると、図12(A)に示すように、カラー液晶
表示部13には、RAM33内の表計算レジスタ33g
に予めフォーマッテッイングされて記憶されている4項
目のデータ入力領域を有する表データが表示される。
【0091】この場合、前記表示された表データの4つ
の項目に対しては、その最上段の項目から順次“黒”
“赤”“青”“緑”と色指定されている。このように、
予めフォーマッテッイングされた表データが表示された
状態で、キー入力部31の文字・記号キー15及び数字
・計算機能キー14を操作して、各項目毎にその項目名
と対応する数値データとを入力すると、表データ中のカ
ーソル指示位置に順次その項目名及び数値データが入力
され、表計算レジスタ33gに記憶されると共にカラー
液晶表示部13に表示される(ステップD1→D2→D
3)。
【0092】こうして、表示データの各項目名及び各項
目毎の数値データを入力し表示させた状態で、図12
(B)に示すように、キー入力部31の「グラフ←→
表」キー23を操作すると、表データの表示中であると
判断され、該表データがバーグラフに変換されて表示さ
れる。この場合、表データの各項目に対応するバーグラ
フは、それぞその項目毎に予め指定されている色データ
に対応して色分けされて表示される(ステップD4→D
5→D6)。
【0093】なお、前記図12(B)に示すようなバー
グラフの表示状態にあって、再度「グラフ←→表」キー
23を操作すると、当該バーグラフは前記図12(A)
に示した表データに変換されて表示される(ステップD
4→D5→D7)。
【0094】ここで、前記図12(A)あるいは図12
(B)で示したように、表データの全4項目に対応する
表データの表示あるいはバーグラフの表示が行なわれて
いる状態で、図12(C)に示すように、キー入力部3
1の「表示選択」キー24を操作すると、各項目毎の指
定色とその表示のON/OFFを示す項目選択画面が表
示される(ステップD8→D9)。
【0095】ここで、カーソル移動用の「↑」キー26
aあるいは「↓」キー26bを操作すると、前記項目選
択画面上のカーソルkが上下方向に移動されて指定色で
示される任意の項目が選択され、また、「←」キー26
cあるいは「→」キー26dを操作すると、前記カーソ
ル選択された項目の表示のON/OFFが切換えられる
(ステップD10)。
【0096】例えば図12(C)に示すように、項目選
択画面における全項目共に表示のONが設定され、カー
ソルkにより第1項目「BLACK」が選択されている
状態で、図12(D)に示すように、「→」キー26d
を操作すると、当該第1項目「BLACK」の表示は
「OFF」に切換えられ、「↓」キー26bを操作する
とカーソルkが下方向に1段移動されて第2項目「RE
D」が選択され、さらに「→」キー26dを操作する
と、当該第2項目「RED」の表示も「OFF」に切換
えられる。
【0097】こうして、前記項目選択画面における第1
項目「BLACK」及び第2項目「RED」の表示を
「OFF」に切換えた状態で、図12(E)に示すよう
に、「入力」キー18を操作すると、前記項目選択画面
において表示が「ON」に設定されている第3項目「B
LUE」及び第4項目「GREEN」の表データのみ、
表計算レジスタ33gから選択されて読出されカラー液
晶表示部13に表示される(ステップD11→D1
2)。
【0098】そして、図12(F)に示すように、「グ
ラフ←→表」キー23を操作すると、前記項目選択画面
において表示が「ON」に設定されている第3項目「B
LUE」及び第4項目「GREEN」の表データのみバ
ーグラフに変換され、各対応する指定色に従ってカラー
液晶表示部13に色分け表示される(ステップD4→D
5→D6)。
【0099】従って、前記表計算処理では、表データを
各項目毎に異なる色データを対応付けして記憶させるこ
とにより、各項目毎に色分け表示することができ、しか
も、任意の項目を色に基づき選択し表データあるいはバ
ーグラフとして表示できるようになる。
【0100】したがって、前記構成の電子機器を実施し
た電子手帳によれば、RAM33内のtodoレジスタ
33dに記憶される各todoデータ、スケジュールレ
ジスタ33eに記憶される各スケジュールデータ、名刺
データレジスタ33fに記憶される各名刺データ、表計
算レジスタ33gに記憶される表データの各項目のそれ
ぞれに対して、例えばtodoデータにおいては重要度
に応じて異なる色データを、スケジュールデータにおい
ては公私に応じて異なる色データを、名刺データにおい
てはユーザとの関係に応じて異なる色データを、表項目
においては項目毎に異なる色データを、それぞれ対応付
けして記憶させることにより、todoモード、スケジ
ュールモード,名刺データモード,表計算モードの各モ
ードにおいて、データ内容そのものには無関係のユーザ
独自の分類により設定した色データを指定して、容易に
所望のデータを検索して表示できるようになる。
【0101】また、前記RAM33内の各データレジス
タ33d,33e,33f,33gにそれぞれ記憶され
た複数のデータは、データ毎に対応付けられた色データ
に対応して色分けされて表示されるので、ユーザ独自の
分類データを一目で識別できると共に、表示画面上での
データ選択も色指定により容易に行なうことができる。
【0102】さらに、前記スケジュールモードでは、ス
ケジュールデータを部分指定して色データと対応付けて
記憶させるので、例えば1つのスケジュールデータの複
数の部分に対してそれぞれ異なる色データを対応付けし
ておけば、異なる分類のそれぞれに対応するスケジュー
ルデータとして管理することができる。
【0103】なお、本発明を電子手帳等のシークレット
機能に応用し、入力したデータにシークレット色を設定
しておくことで、通常のデータ読出しの際は、シークレ
ット色が設定されているデータ又はデータの一部を表示
しないようにすることもできる。
【0104】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に係わ
る電子機器によれば、入力データと該入力データに対し
付加された色データとが対応付けられ記憶手段に記憶さ
れ、この記憶手段に記憶されたデータを読出すために色
データが指定されると、該指定された色データと対応付
けられて前記記憶手段に記憶されているデータが読出さ
れて表示されるので、関連したデータに無理やり統一の
キーワードを入力しなくとも、関連データの検索表示を
行なうことができると共に、ユーザ独自の分類により付
加した色データを指定して、所望のデータを検索表示す
ることもできるようになる。
【0105】また、本発明の請求項2に係わる電子機器
によれば、請求項1に係わる電子機器にあって、読出し
手段により読出されたデータが、前記記憶手段において
対応付けられて記憶されている色データの色で表示され
るので、ユーザ独自の分類データを一目で識別でき、し
かも、表示画面上でのデータ選択を色指定によりできる
ようになる。
【0106】また、本発明の請求項3に係わる電子機器
によれば、入力データが該入力データの一部に対し付加
された色データとその付加位置に対応付けられて記憶手
段に記憶され、この記憶手段に記憶されたデータを読出
すために色データが指定されると、該指定された色デー
タと対応付けられて前記記憶手段に記憶されているデー
タが読出されて表示されるので、1つのデータの異なる
部分に異なる色データを付加して異なる分類での共通デ
ータとすることができ、ユーザ独自の分類により付加し
た色データを指定して、所望のデータを検索表示できる
ようになる。
【0107】また、本発明の請求項4に係わる電子機器
によれば、請求項3に係わる電子機器にあって、読出し
手段により読出されたデータを表示する際には、前記記
憶手段において色データが対応付けられて記憶されてい
るデータ部分が、その色データの色で表示されるので、
ユーザ独自の分類データを一目で識別でき、しかも、表
示画面上でのデータ選択を色指定によりできるようにな
る。
【0108】また、本発明の請求項5に係わる電子機器
によれば、記憶手段における予め設定された複数の色デ
ータのそれぞれに対応したデータ記憶領域に対しデータ
を入力して記憶させ、その記憶されたデータを読出すた
めに色データを指定すると、その指定された色データに
対応して前記記憶手段に記憶されているデータが読出さ
れ、そのデータに対応する色データの色で表示されるの
で、予め設定された複数の色データによって入力データ
を分類して記憶でき、その色データを指定して、所望の
データを検索表示できるようになる。
【0109】また、本発明の請求項6に係わる電子機器
によれば、入力されたスケジュールデータと該入力スケ
ジュールデータに対し付加された色データとが対応付け
られスケジュール記憶手段に記憶され、このスケジュー
ル記憶手段に記憶されているスケジュールデータが読出
された際には、この読出されたスケジュールデータの時
間範囲が該スケジュールデータに対応付けられて前記ス
ケジュール記憶手段に記憶されている色データの色で図
形表示されると共に、前記読出されたスケジュールデー
タの内容が該スケジュールデータに対応付けられて前記
スケジュール記憶手段に記憶されている色データの色で
表示されるので、ユーザ独自の分類により付加した色デ
ータを指定して、所望のデータを検索でき、しかも、そ
の分類した色データに対応する色によりスケジュールの
時間表示及び内容表示をできるようになる。
【0110】よって、本発明によれば、データが記憶さ
れている順番やデータの内容そのものに関係することな
く、ユーザが独自に設定した条件に従って所望のデータ
を容易に検索することが可能になる電子機器を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子機器の実施の形態に係わる電子手
帳の外観構成を示す図。
【図2】前記電子手帳の電子回路の構成を示すブロック
図。
【図3】前記電子手帳の全体処理を示すフローチャー
ト。
【図4】前記電子手帳の期限スケジュール(todo)
処理を示すフローチャート。
【図5】前記電子手帳のtodo処理に伴なうデータ読
出し処理を示すフローチャート。
【図6】前記電子手帳のtodo処理に伴なうキー操作
対応の表示動作を示す図。
【図7】前記電子手帳のスケジュール処理を示すフロー
チャート。
【図8】前記電子手帳のスケジュール処理に伴なうキー
操作対応の表示動作を示す図。
【図9】前記電子手帳の名刺データ処理を示すフローチ
ャート。
【図10】前記電子手帳の名刺データ処理に伴なうキー
操作対応の表示動作を示す図。
【図11】前記電子手帳の表計算処理を示すフローチャ
ートである。
【図12】前記電子手帳の表計算処理に伴なうキー操作
対応の表示動作を示す図。
【符号の説明】
10 …電子手帳本体、 11 …ヒンジ、 12a…上部操作パネル、 12b…下部操作パネル、 13 …カラー液晶表示部、 14 …数字・計算機能キー、 15 …文字・記号キー、 16 …「メニュー」キー、 17r…「赤」キー、 17b…「青」キー、 17g…「緑」キー、 18 …「入力」キー、 19 …「チェック」キー、 20 …「データ入力」キー、 21 …「解除」キー、 22 …「検索」キー、 23 …「グラフ←→表」キー、 24 …「表示選択」キー、 25a…「△」キー、 25b…「▽」キー、 26a…「↑」キー、 26b…「↓」キー、 26c…「←」キー、 26d…「→」キー、 27 …「実行」キー、 30 …CPU、 31 …キー入力部、 32 …ROM、 33 …RAM、 33a…表示レジスタ、 33b…日付レジスタ、 33c…時刻レジスタ、 33d…todoレジスタ、 33e…スケジュールレジスタ、 33f…名刺データレジスタ、 33g…表計算レジスタ、 M …モードレジスタ、 34 …表示駆動回路、 40 …データ読出しメニュ、 40a…「*」、 40b…「v」、 40c…「 」、 40d…「赤」、 40e…「青」、 40f…「緑」、 C …チェック欄、 41 …時刻グラフ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを入力する入力手段と、 この入力手段により入力されたデータに色データを付加
    する色データ付加手段と、 前記入力手段により入力されたデータと該入力データに
    対し前記色データ付加手段により付加された色データと
    を対応付けて記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶されたデータを読出すために色デー
    タを指定する色データ指定手段と、 この色データ指定手段により指定された色データと対応
    付けられて前記記憶手段に記憶されているデータを読出
    す読出し手段と、 この読出し手段により読出されたデータを表示する表示
    手段とを具備したことを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 前記表示手段は、前記読出し手段により
    読出されたデータを、前記記憶手段において対応付けら
    れて記憶されている色データの色で表示する表示手段で
    あることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 【請求項3】 データを入力する入力手段と、 この入力手段により入力されたデータの一部に色データ
    を付加する色データ付加手段と、 前記入力手段により入力されたデータを前記色データ付
    加手段により該データの一部に付加された色データとそ
    の付加位置を対応付けて記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶されたデータを読出すために色デー
    タを指定する色データ指定手段と、 この色データ指定手段により指定された色データと対応
    付けられて前記記憶手段に記憶されているデータを読出
    す読出し手段と、 この読出し手段により読出されたデータを表示する表示
    手段とを具備したことを特徴とする電子機器。
  4. 【請求項4】 前記表示手段は、前記読出し手段により
    読出されたデータを表示する際に、前記記憶手段におい
    て色データが対応付けられて記憶されているデータ部分
    を、その色データの色で表示する表示手段であることを
    特徴とする請求項3記載の電子機器。
  5. 【請求項5】 予め設定された複数の色データのそれぞ
    れに対応したデータ記憶領域を有する記憶手段と、 この記憶手段における複数の色データのそれぞれに対応
    したデータ記憶領域に対しデータを入力する入力手段
    と、 前記記憶手段に記憶されたデータを読出すために色デー
    タを指定する色データ指定手段と、 この色データ指定手段により指定された色データに対応
    して前記記憶手段に記憶されているデータを読出す読出
    し手段と、 この読出し手段により読出されたデータをそのデータに
    対応する色データの色で表示する表示手段とを具備した
    ことを特徴とする電子機器。
  6. 【請求項6】 スケジュールデータを該スケジュールの
    時間範囲と内容の組合せで入力するスケジュール入力手
    段と、 このスケジュール入力手段により入力されたスケジュー
    ルデータに色データを付加する色データ付加手段と、 前記スケジュール入力手段により入力されたスケジュー
    ルデータと該スケジュールデータに対し前記色データ付
    加手段により付加された色データとを対応付けて記憶す
    るスケジュール記憶手段と、 このスケジュール記憶手段に記憶されているスケジュー
    ルデータと対応した色データとを読出す読出し手段と、 この読出し手段により読出されたスケジュールデータの
    時間範囲を該スケジュールデータに対応付けられて前記
    スケジュール記憶手段に記憶されている色データの色で
    図形表示するスケジュール時間表示手段と、 前記読出し手段により読出されたスケジュールデータの
    内容を該スケジュールデータに対応付けられて前記スケ
    ジュール記憶手段に記憶されている色データの色で表示
    するスケジュール内容表示手段とを具備したことを特徴
    とする電子機器。
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