JP2984770B2 - 電子時計 - Google Patents

電子時計

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JP2984770B2
JP2984770B2 JP3159203A JP15920391A JP2984770B2 JP 2984770 B2 JP2984770 B2 JP 2984770B2 JP 3159203 A JP3159203 A JP 3159203A JP 15920391 A JP15920391 A JP 15920391A JP 2984770 B2 JP2984770 B2 JP 2984770B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は電子時計に関し、特に時刻
表示機能の他に種々の機能を備えた電子時計に係るもの
である。
【0002】
【従来の技術】時刻表示機能の他に計算機能、ストップ
ウオッチ機能、英語辞書機能、日本語辞書機能と云った
種々の機能を備える電子時計が製品として提供されるよ
うになり、このような電子時計は勉学の際等に非常に重
宝に使用できるものである。
【0003】
【従来技術の問題点】ところで、こうした電子時計にお
いて所望の機能を発揮させるための機能選択手段として
は、例えば、操作キーを一度押す度に複数の機能の一つ
が選ばれて行き、所定の順序で全機能の選択が一巡する
ようにされている。そして、何が選択されたかは時刻表
示と兼用される表示部に機能に対応するマーク等がその
都度表示されて分かるようになっている。しかしなが
ら、機能が選択されて行く順序は予め定められたとおり
の順序であるので、機能数が多いと、場合によっては操
作キーを何度も何度も操作しないと所望の機能を選択で
きず、機能の選択に手間がかかると云った問題があっ
た。
【0004】
【発明の目的】本発明は、前記従来の問題点を考慮し
て、複数の機能のうち、現時点で最も必要となる可能性
が高い機能を優先して選択できる電子時計を得ることを
目的とする。
【0005】
【発明の要点】本発明は時刻計数機能以外に複数の他機
能を備え、時刻表示部に表示切換スイッチの操作よって
時刻情報に代えて複数の他機能のうちの1つの機能の情
報を切換表示する電子時計において、切換スイッチが操
作された際に、現在時刻に対応する科目を時間割データ
記憶手段の内容を参照して認識し、該認識した科目に関
連する他機能の情報を時刻表示部に優先して切換表示す
るようにしたものである。
【0006】
【実 施 例】以下、図面を参照しながら本発明の実施
例について詳細に説明する。図1は本発明の電子時計の
要部を示すブロック構成図である。同図において、電子
時計にはCPU、入出力ポート等を備える制御部1があ
り、この制御部1にはROM2及びRAM3がバスを介
して接続されている。また、発振回路4は、所定周期の
クロック信号を発生する回路であり、この発振回路4で
作成されたクロック信号は分周回路5で分周され、その
分周出力は時刻計数回路6に入力している。この時刻計
数回路6の桁上げ出力は日付計数回路7、曜日計数回路
8及び前記制御部3にそれぞれ入力している。また、前
記時刻計数回路6、前記日付計数回路7、前記曜日計数
回路8のデータ出力は前記制御部3に入力している。
【0007】前記制御部3のCPUは前記ROM2に書
き込まれている制御プログラムの実行に従い計時処理、
キー処理、報音処理を行い必要な表示信号を前記制御部
3から表示駆動回路9へ出力し、この表示駆動回路9で
表示部10が駆動され、この表示部10に文字やマーク
等が表示される。
【0008】キー入力部11は、後記の時間割モード選
択キーA、時限時刻設定キーB、他機能モード選択キー
C、時限選択キーS1、曜日選択キーS2及び休講選択
キーS3等のキーを備え、各キーに対応の信号が前記制
御部1に出力される。また、報音装置12は必要なとき
にユーザに時刻の到来を知らせるために報音させる、例
えば、圧電ブザーの如き装置である。
【0009】図2は前記RAM3に設定されるレジスタ
の構成を示す説明図である。同図において、モードレジ
スタMは、動作モードに対応した数値を記憶するレジス
タであり、その内容が“0”のとき、時計モード及び次
の時限の10分前に報音と共に時限、科目等を表示する
モード(以下通常モードという)であり、その内容が
“1”のときには時間割モードとなる。また、モードレ
ジスタMの内容が“2”のときには時限(授業時間の区
切り)時刻設定モードであり、その内容が“3”のとき
は前記通常モードと前記時間割モードを除く他の機能モ
ード(以下単に他機能モードという)である。
【0010】他機能モード識別レジスタNは他機能モー
ドに含まれる各種の機能を識別するためのレジスタであ
り、その内容が“0”のとき計算機能を、“1”のとき
ストップウオッチ機能を、“2”のとき日本語辞書機能
を、“3”のとき英語辞書機能をそれぞれ意味付けてい
る。
【0011】曜日識別レジスタYは時間割モードでの曜
日を識別するレジスタであり、1から6までの数値を月
曜日から土曜日までに順に割り当てて意味付けている。
時限識別レジスタGは時間割モードで時限を識別する。
その他、時間割データを記憶する時間割データ記憶部、
時限時刻を記憶する時限時刻記憶部及び休講の存否を記
憶する休講記憶部として用いられるレジスタを設けてい
る。
【0012】図3は前記電子時計の動作のジェネラルフ
ローチャートである。同図において、前記制御部1内の
CPUは所定のイニシアライズルーチンの実行を済ま
せ、ジェネラルフローチャートに示すプログラムの実行
を開始する。前記CPUはステップS1で前記キー入力
部11のキー操作がされたか否かを判断する。キー操作
がされていない場合にはステップS7に進み、現在時刻
が次の時限の10分前の時間に達したかどうかを判断す
る。現在時刻が、まだ、その時間に達していないとき
は、ステップS13に進み、通常モードにおける現在時
刻或いはその更新時刻等の表示処理を為し、前記ステッ
プS1へ戻る。
【0013】前記ステップS1で前記キー入力部11の
キー操作がされていると判断したときはステップS2に
進み、前記モードレジスタMの内容が“0”かどうかを
判断する。その結果、前記モードレジスタMの内容が
“0”である場合にはステップS3で後記の通常モード
におけるキー処理を行った後、前記ステップS7におけ
る判断を行う。そして、現在時刻が次の時限の10分前
の時間に達していると判断したときは、ステップS8に
進み、ここで、次の時限の休講記憶部に“1”が書き込
まれているかどうかを判断する。前記ステップS8で次
の時限の休講記憶部に“1”が書き込まれていないと判
断したとき、即ち、次の時限の講義が休講ではない場合
にはステップS12で報音処理を行った後、前記ステッ
プS13へ進み対応の表示処理を為す。そして、前記ス
テップS1に戻る。一方、前記ステップS8で前記結果
とは異なった判断をしたとき、即ち、次の時限の講義が
休講である場合はステップS11で“1”が書き込まれ
ている前記次の時限の休講記憶部に“0”を書き込んだ
後、前記ステップS13へ進み対応の表示処理を為し、
前記ステップS1に戻る。
【0014】前記ステップS2での判断の結果、前記モ
ードレジスタMの内容が“0”ではなかったときにはス
テップS9で前記モードレジスタMの内容が“1”であ
るかどうかを判断する。このステップS9で前記モード
レジスタMの内容が“1”ではないと判断したときはス
テップS10に進み、ここで、今度は、前記モードレジ
スタMの内容が“2”であるかどうかを判断する。その
結果、前記モードレジスタMの内容が“2”でもなかっ
た場合にはステップS6に進み、後記する他機能モード
におけるキー処理を行い、次いで、前記ステップS7に
進み、以降前述した処理を行う。
【0015】前記ステップS9で前記モードレジスタM
の内容が“1”であると判断したときはステップS4に
進み、後記する時間割モードにおけるキー処理を行い、
次いで、前記ステップS7に進み、以降前述した処理を
行う。
【0016】前記ステップS10で前記モードレジスタ
Mの内容が“2”であると判断したときはステップS5
に進み、時限時刻設定モードにおけるキー処理を行い、
次いで、前記ステップS7に進み、以降前述した処理を
行う。
【0017】図4は前記ステップS3における通常モー
ドのキー処理の詳細なフローを示すフローチャートであ
る。このルーチンに入ると、先ず、ステップS300で
時間割モード選択キーAが操作されたか否かを判断す
る。このキーが操作されているときにはステップS30
1に進み、ここで、前記モードレジスタMに時間割モー
ドに割り当てた数値“1”を設定する。次いで、ステッ
プS302へ進み、前記曜日計数回路8の結果から当日
の曜日が月曜日から土曜日の何れかに該当しているかど
うかを判断する。当日の曜日が月曜日から土曜日の何れ
にも該当しない場合、即ち、日曜日である場合にはステ
ップS307に進み、前記曜日識別レジスタYに月曜日
であることを意味付けた数値“1”を設定する。次い
で、ステップS308で前記時限識別レジスタGに1時
限目を意味する数値“1”を設定し、通常モードのキー
処理を終了する。
【0018】一方、前記ステップS302の判断条件に
一致しているときはステップS303で現在時刻が当日
の時間割における最後の時限を経過したかどうかを判断
する。まだ、現在時刻が、その最後の時限を経過してい
ないと判断したときはステップS304で前記曜日識別
レジスタYに当日の曜日であることを意味付けた数値
“1”乃至“6”のうちのいずれか一つを設定する。次
いで、前記ステップS308に進み、前述の処理を行
う。
【0019】前記ステップS303での判断の結果、現
在時刻が当日の時間割における最後の時限を経過したと
判断したときはステップS305で当日の曜日が月曜日
から金曜日の何れかに該当しているかどうかを判断す
る。このステップS305での判断条件に一致している
ときは、ステップS306に進み、ここで、前記曜日識
別レジスタYに翌日の曜日に割り当てた数値を設定す
る。また、前記ステップS305での判断条件に一致し
ていないとき、即ち、当日が土曜日であるときは、前記
ステップS307に進み、前述した処理を行う。
【0020】前記ステップS300での判断の結果、時
間割モード選択キーAは操作されてはいないと判断した
ときは、ステップS309に進む。ここでは、時限時刻
設定モード選択キーBが操作されたかどうかを判断し、
この時限時刻設定モード選択キーBが操作されていると
きは、ステップS310で前記モードレジスタMに時限
時刻設定モードに割り当てた数値“2”を設定して通常
モードのキー処理を終了する。
【0021】前記ステップS309での判断の結果、時
限時刻設定モード選択キーBは操作されてはいないと判
断したときは、ステップS311に進む。ここでは、他
機能モード選択キーCが操作されたかどうかを判断し、
この他機能モード選択キーCが操作されているときは、
ステップS312で前記モードレジスタMに他機能モー
ドに割り当てた数値“3”を設定する。次いで、ステッ
プS313で現在時刻が授業時間内に含まれる時間かど
うかを判断し、その時間内に含まれない時間と判断した
ときは何もせずに通常モードのキー処理を終了する。
【0022】前記ステップS313で現在時刻が授業時
間内に含まれる時間であると判断したときは、ステップ
S314に進み、前記時間割データ記憶部を参照して現
在時刻に対応する科目が数学か否かを判断する。その科
目が数学であるときはステップS315で前記他機能モ
ード識別レジスタNに数学に割り当てた数値“0”を設
定して通常モードのキー処理を終了する。
【0023】前記ステップS314での判断の結果、現
在時刻に対応する科目が数学ではなかった場合には、ス
テップS316で前記時間割データ記憶部を参照して現
在時刻に対応する科目が体育かどうかを判断する。現在
時刻に対応する科目が体育であると判断したときはステ
ップS317で前記他機能モード識別レジスタNに体育
に割り当てた数値“1”を設定して通常モードのキー処
理を終了する。
【0024】前記ステップS316での判断の結果、現
在時刻に対応する科目が体育ではなかったときには、ス
テップS318に進み、前記時間割データ記憶部を参照
して現在時刻に対応する科目が国語かどうかを判断す
る。現在時刻に対応する科目が国語であると判断した場
合には、ステップS319で前記他機能モード識別レジ
スタNに国語に割り当てた数値“2”を設定して通常モ
ードのキー処理を終了する。
【0025】前記ステップS318での判断の結果、現
在時刻に対応する科目が国語ではなかった場合には、ス
テップS320に進み、前記時間割データ記憶部を参照
して現在時刻に対応する科目が英語か否かを判断する。
現在時刻に対応する科目が英語であると判断したときは
ステップS321で前記他機能モード識別レジスタNに
英語に割り当てた数値“3”を設定して通常モードのキ
ー処理を終了する。
【0026】前記ステップS320での判断の結果、現
在時刻に対応する科目が英語ではなかった場合には何も
せずに通常モードのキー処理を終了する。前記ステップ
S311での判断の結果、前記他機能モード選択キーC
が操作されていなかったときはステップS322で他の
キーの操作に対応する処理を行った後、この通常モード
のキー処理を終了する。
【0027】図5は前記ステップS4における時間割モ
ードでのキー処理の詳細なフローを示すフローチャート
である。このルーチンにあっては、先ず、ステップS4
00で前記時間割モード選択キーAが操作されたか否か
を判断する。このキーが操作されているときにはステッ
プS401に進み、ここで、前記モードレジスタMに通
常モードに割り当てた数値“0”を設定する。即ち、時
間割モードを解除し、モードを通常モードに戻し、この
時間割モードでのキー処理を終了する。
【0028】前記ステップS400での判断の結果、前
記時間割モード選択キーAは操作されていないと判断し
た場合には、ステップS402で時限選択キーS1が操
作されたかどうかを判断する。この時限選択キーS1が
操作されたと判断したときにはステップS403に進
み、ここで、前記時限識別レジスタGの内容に1を加算
する。次いで、ステップS404で前記時限識別レジス
タG内の数値がその日の時限数よりも大きいか否かを判
断する。その数値がその日の時限数よりも大きくないと
判断したときは、そのまま、時間割モードでのキー処理
を終了する。ステップS404で前記時限識別レジスタ
G内の数値がその日の時限数よりも大きいと判断したと
きは、ステップS405で前記時限識別レジスタGに初
期値の“1”を設定してこの時間割モードでのキー処理
を終了する。
【0029】前記ステップS402での判断の結果、前
記時限選択キーS1は操作されていないと判断した場合
には、ステップS406で曜日選択キーS2が操作され
たかどうかを判断する。この曜日選択キーS2が操作さ
れたと判断したときにはステップS407に進み、ここ
で、前記曜日識別レジスタYの内容に1を加算する。次
いで、ステップS408で前記曜日識別レジスタY内の
数値が6よりも大きいか否かを判断する。その数値が6
よりも大きくないと判断したときは、それを以て時間割
モードでのキー処理を終了する。ステップS408で前
記曜日識別レジスタY内の数値が6よりも大きいと判断
したときは、ステップS409で前記曜日識別レジスタ
Yに初期値の“1”を設定してこの時間割モードでのキ
ー処理を終了する。
【0030】前記ステップS406での判断の結果、前
記曜日選択キーS2は操作されていないと判断した場合
には、ステップS410で休講選択キーS3が操作され
たかどうかを判断する。この休講選択キーS3が操作さ
れたと判断したときにはステップS411に進み、ここ
で、前記曜日識別レジスタYの内容で定まる曜日の前記
時限識別レジスタGの内容で定まる時限に対応する前記
休講記憶部の休講の存否を識別する“1”、“0”デー
タを反転させる。即ち、“1”が設定されていれば
“0”にし、“0”が設定されていれば“1”にする。
そして、その後、この時間割モードでのキー処理を終了
する。
【0031】前記ステップS410での判断の結果、前
記休講選択キーS3は操作されていないと判断した場合
には、そのまま、この時間割モードでのキー処理を終了
する。
【0032】図6は前記ステップS6における他機能モ
ードでのキー処理の詳細なフローを示すフローチャート
である。このルーチンにおいては、先ず、ステップS6
00で前記他機能モード選択キーCが操作されたかどう
かを判断する。このキーが操作されているときにはステ
ップS601に進み、ここで、前記モードレジスタMに
通常モードに割り当てた数値“0”を設定する。即ち、
他機能モードを解除し、モードを通常モードに戻し、こ
の他機能モードでのキー処理を終了する。
【0033】前記ステップS600での判断の結果、前
記他機能モード選択キーCは操作されていないと判断し
た場合には、ステップS602で時限選択キーS1が操
作されたかどうかを判断する。この時限選択キーS1が
操作されたと判断したときにはステップS603に進
み、ここで、他機能モード識別レジスタNの内容に1を
加算する。即ち、別の機能が選択されるよう整える。次
いで、ステップS604で前記他機能モード識別レジス
タN内の数値が常備機能の最大数から1を減じた数
(3)よりも大きいか否かを判断する。その数値が3よ
りも大きくないと判断したときは、そのまま、他機能モ
ードでのキー処理を終了する。ステップS604で前記
他機能モード識別レジスタN内の数値が3よりも大きい
と判断したときは、ステップS605で前記他機能モー
ド識別レジスタNに初期値の“0”を設定してこの他機
能モードでのキー処理を終了する。
【0034】前記ステップS602での判断の結果、前
記時限選択キーS1は操作されていないと判断した場合
には、ステップS606で他のキーの処理をした後、こ
の他機能モードでのキー処理を終了する。
【0035】図7は前記ステップS13における表示処
理の詳細なフローを示すフローチャートである。このル
ーチンでは、先ず、ステップS500で前記モードレジ
スタMの内容が“0”即ち、通常モードが選択されてい
るかどうかを判断する。通常モードが選択されている場
合にはステップS501に進み、ここで、現在時刻が次
の時限の10分前の時間に達したため、前記報音装置1
2で報音を発している状態か否かを判断する。報音中で
あるときはステップS502で次の(約十分後に始まる
講義の)時限に属する曜日、時限数及び科目を表示し、
この表示処理を終える。
【0036】一方、前記ステップS501で報音中では
なかったときはステップS503に進み、ここで、現在
時刻に属する年、月、日、曜日及び時刻を表示し、この
表示処理を終了する。
【0037】前記ステップS500での判断の結果、前
記通常モードは選択されていないと判断した場合には、
ステップS504で前記モードレジスタMの内容が
“1”即ち、時間割モードが選択されているかどうかを
判断する。時間割モードが選択されている場合には、ス
テップS505に進み、ここで、前記表示部10に前記
曜日識別レジスタY内の数値に基づいて現在時刻に対応
する曜日、前記時限識別レジスタG内の数値に基づいて
現在時刻に対応する時限及びその科目、休講であるとき
はその事実を表示して、この表示処理を終了する。
【0038】前記ステップS504での判断の結果、前
記時間割モードは選択されていないと判断した場合に
は、ステップS506で前記モードレジスタMの内容が
“2”即ち、時限時刻設定モードが選択されているかど
うかを判断する。時限時刻設定モードが選択されている
場合には、ステップS507に進み、ここで、前記表示
部10に設定される時限開始時刻及び時限終了時刻が操
作されたキーに応じて表示される。
【0039】前記ステップS506での判断の結果、前
記時限時刻設定モードは選択されていないと判断した場
合、即ち、前記他機能モードが選択されている場合に
は、ステップS508で前記他機能モード識別レジスタ
N内の数値(前記ステップS312〜ステップS321
の処理において前記他機能モード識別レジスタNに設定
された数値)が“0”、即ち、現時限における講義の対
象となっている科目は数学かどうかを判断する。その結
果、講義の対象が数学であると判断したときはステップ
S509で計算機能(電卓機能)が発揮されるようにす
ると共にその表示処理を行って図7に示す表示処理ルー
チンを終了する。
【0040】前記ステップS508で、現時限における
科目は数学ではないと判断した場合には、ステップS5
10で、前記他機能モード識別レジスタN内の数値は
“1”、即ち、現時限における科目は体育であるかどう
かを判断する。その結果、その科目が体育である場合に
はステップS511でストップウォツチ機能が発揮され
るようにすると共にその表示処理を行って図7に示す表
示処理ルーチンを終了する。
【0041】前記ステップS510で、現時限における
科目は体育ではないと判断した場合には、ステップS5
12で、前記他機能モード識別レジスタN内の数値は
“2”、即ち、現時限における科目は国語であるかどう
かを判断する。その結果、その科目が国語である場合に
はステップS513で日本語辞書機能が発揮されるよう
にすると共にその表示処理を行って図7に示す表示処理
ルーチンを終了する。
【0042】前記ステップS512で、現時限における
科目は国語ではないと判断した場合には、ステップS5
14で英語辞書機能が発揮されるようにすると共にその
表示処理を行って図7に示す表示処理ルーチンを終了す
る。
【0043】図8は前記通常モードにおけるキー処理で
の前記時間割モード選択キーA、前記時限時刻設定キー
B及び前記他機能モード選択キーCの操作に伴う前記表
示部10の状態変移図である。同図において、通常モー
ドにおける表示状態20は前記ステップS503が実行
された結果である。その状態で前記時間割モード選択キ
ーAが操作されると前記ステップS505の実行により
表示状態21となり、もう一度前記時間割モード選択キ
ーAが操作されると前記ステップS401、前記ステッ
プS503の実行により表示状態20に戻る。次いで、
前記時限時刻設定キーBが操作されると前記ステップS
507の実行により表示状態22となり、もう一度前記
時限時刻設定キーBが操作されると詳細フローを省略し
た前記ステップS401と同様のルーチン及び前記ステ
ップS503の実行により表示状態20に戻るようにな
っている。
【0044】前記他機能モード選択キーCが操作される
と前記ステップS312〜前記ステップS321の実行
により前記表示状態21で表示されている科目、ここで
は英語に合わせて密接する他機能、即ち、英語辞書機能
の表示状態23となる。そして、時間が経過し、現在時
刻に対応する科目が変われば、それに合わせて、前記ス
テップS312〜前記ステップS321の実行により一
点鎖線で囲まれて示されている他の表示状態が前記表示
状態23と入れ換えられる。その結果、現在時刻に対応
する科目に密接する機能を優先して選択できる。また、
他機能モードが選択されている状態で前記他機能モード
選択キーCが操作されると、ステップS601、前記ス
テップS503の実行により表示状態20に戻るように
なっている。
【0045】図9は前記時間割モードにおけるキー処理
での時限選択キーS1、曜日選択キーS2及び休講選択
キーS3の操作に伴う前記表示部10の状態変移図であ
る。同図において、前記時間割モード選択キーAが操作
された後、時限選択キーS1が一度操作されると、前記
ステップS503の実行により表示状態30になる。以
降、前記時限選択キーS1が操作される都度、表示状態
31、表示状態32のように変更されて行く。各表示状
態において前記曜日選択キーS2が操作されると、表示
状態33の如く次の曜日の一時限目の内容が表示され、
以降、前記曜日選択キーS2が操作される度に次の曜日
の一時限目の内容が順次表示されて行く。そして、その
状態で、前記時限選択キーS1が操作されると、その都
度前記表示状態30〜前記表示状態32と同様の表示が
為される。また、休講選択キーS3が操作されると、前
記曜日識別レジスタYの内容で定まる曜日の前記時限識
別レジスタGの内容で定まる時限に対応する前記休講記
憶部のデータが反転され、休講が設定されると表示状態
34のようになる。もう一度、前記休講選択キーS3が
操作されると、表示状態32の如く元へ戻される。
【0046】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、時間割データに基づいて現在時刻に対応する科目に
関連する他機能を優先して選択して、その他機能の情報
を表示できるよう構成したので、手間取らずに必要な機
能を選択して表示することができ、極めて使い勝手のよ
い多機能型の電子時計を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子時計の要部を示すブロック構成図
である。
【図2】RAM3に設定されるレジスタの構成を示す説
明図である。
【図3】電子時計の動作のジェネラルフローチャートで
ある。
【図4】ジェネラルフローチャートのステップS3にお
ける通常モードのキー処理の詳細なフローを示すフロー
チャートである。
【図5】ジェネラルフローチャートのステップS4にお
ける時間割モードでのキー処理の詳細なフローを示すフ
ローチャートである。
【図6】ジェネラルフローチャートのステップS6にお
ける他機能モードでのキー処理の詳細なフローを示すフ
ローチャートである。
【図7】ジェネラルフローチャートのステップS13に
おける表示処理の詳細なフローを示すフローチャートで
ある。
【図8】通常モードにおけるキー処理での時間割モード
選択キーA、時限時刻設定キーB及び他機能モード選択
キーCの操作に伴う表示部10の状態変移図である。
【図9】時間割モードにおけるキー処理での時限選択キ
ーS1、曜日選択キーS2及び休講選択キーS3の操作
に伴う前記表示部10の状態変移図である。
【符号の説明】
1 制御部 2 ROM 3 RAM 4 発振回路 5 分周回路 6 時刻計数回路 7 日付計数回路 8 曜日計数回路 9 表示駆動回路 10 表示部 11 キー入力部 12 報音装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−282857(JP,A) 実開 昭55−119989(JP,U) 実開 昭58−84696(JP,U) 実開 昭61−99092(JP,U) 実開 昭62−170591(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G04G 1/00 323 G04G 13/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時刻計数機能以外に複数の他機能を備
    え、時刻表示部に表示切換スイッチの操作よって時刻情
    報に代えて前記複数の他機能のうちの1つの機能の情報
    を切換表示する電子時計において、 曜日、時刻及び科目を対応させて関連付けた時間割デー
    タを記憶する時間割データ記憶手段と、 前記他機能と該他機能に関連する科目とを対応させて記
    憶する他機能関連科目記憶手段と、 前記切換スイッチが操作された際に現在時刻に対応する
    科目を前記時間割データ記憶手段の内容を参照して認識
    し、該認識した科目に関連する他機能が前記他機能関連
    科目記憶手段に記憶されている場合に、この他機能の情
    報を前記時刻表示部に切換表示させる他機能選択表示制
    御手段とを備えることを特徴とする電子時計。
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