JPH0933856A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH0933856A
JPH0933856A JP7209220A JP20922095A JPH0933856A JP H0933856 A JPH0933856 A JP H0933856A JP 7209220 A JP7209220 A JP 7209220A JP 20922095 A JP20922095 A JP 20922095A JP H0933856 A JPH0933856 A JP H0933856A
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JP
Japan
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transparent
display device
film
transparent member
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Pending
Application number
JP7209220A
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English (en)
Inventor
Sachiosa Takeuchi
祥修 竹内
Makoto Naruse
誠 成瀬
Yasuhiko Kawai
康彦 河合
Akimasa Mase
顕正 間瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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  • Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)
  • Instrument Panels (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 前方の物体を透視することができ,かつ文
字,図形等の情報像をみることができる表示装置を提供
すること。 【解決手段】 透明部材2と,該透明部材2に設けた透
明な表示フィルム31と,該表示フィルム31に情報像
を表示するための表示手段41を備える。表示手段41
は,スライド投影機であることが好ましい。また,表示
手段41は,LCD表示ユニットを用いることもでき
る。表示フィル31ムは,ホログラム光学素子であるこ
とが好ましい。上記透明部材としては,ショーウインド
ウ,自動車のリヤガラス,フロントガラス,電話ボック
スなどがある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,文字,図形等の情報を表示する
ための表示装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】文字情報,図形情報等の情報は,伝達場
所,伝達目的等により,様々な態様で表示される。例え
ば,比較的広い場所における複数人への情報伝達は,不
透明スクリーン上へのスライド投影による静止画像,映
画による動画像等の表示により行われる。また,例えば
自動車のスピード等のように刻々と変化するデータ情報
は,インストルメントパネル内へのデジタル表示等によ
り運転者に伝達される。
【0003】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記従来の情
報表示手段には,次の問題がある。即ち,従来の情報表
示においては,情報を表示する場所が常に専有され,そ
の表示場所の前方の視界を完全に遮断する。そのため,
例えば展示された実物を見せながらスライドによる解説
等を表示する場合には,展示場所と表示場所を別に設け
る必要がある等の問題がある。
【0004】また,例えば上記自動車のスピード表示
は,前方の視界を遮らないインストルメントパネル内に
表示せざるを得ない。それ故,運転手がスピードを確認
する際には,視点を前方からインストルメントパネル内
に移動しなければならないという問題がある。これらの
問題を解決するために,前方の視界が完全に遮断される
ことなく,文字,図形等の情報を表示することが要望さ
れている。
【0005】本発明は,かかる要望に応えるべくなされ
たもので,前方の物体を透視することができ,かつ文
字,図形等の情報像を見ることができる表示装置を提供
しようとするものである。
【0006】
【課題の解決手段】本発明は,透明部材と,該透明部材
に設けた透明な表示フィルムと,該表示フィルムに情報
像を表示するための表示手段を備えていることを特徴と
する表示装置にある(第1発明)。
【0007】本発明において最も注目すべきことは,情
報像を表示する表示フィルムが透明であって,かつ該表
示フィルムを上記透明部材に設けたことである。上記透
明部材としては,無色透明なガラスのように完全に透明
なものの他,前方の物体等を透視することができるもの
であば,有色透明,半透明のものであってもよい。ま
た,上記表示フィルムの透明度についても同様に,無色
透明だけでなく,有色透明,半透明であってもよい。
【0008】本発明の表示装置においては,上記透明部
材に対して透明な表示フィルムを設けてある。そのた
め,上記表示手段によって,表示フィルムに情報像を表
示した場合に,情報像以外の部分は,透明のまま維持さ
れる。それ故,情報像を表示しても,前方の物体等を透
視することができる。
【0009】上記表示手段としては,スライド投影機を
用いることが好ましい。これにより,強い光源を使用す
ることができるため,比較的広い面積に情報像を表示す
る場合にも十分な輝度を得ることができる。また,上記
表示手段としては,LCD表示ユニットを用いることも
できる。これにより,刻々と変化する多大な情報をリア
ルタイムに表示することができる。尚,LCD表示ユニ
ットとは,LCD(液晶表示器),光源,結像レンズ等
よりなり,LCDに表示された像を投影するものをい
う。
【0010】上記表示フィルムとしては,上記表示手段
から投影された情報像を,投影された側,即ち表示手段
側に表示する反射型と,透過した面に表示する透過型と
がある。そして,上記表示フィルムとしては,ホログラ
ム光学素子であることが好ましい。これにより,通常透
明でありながら,上記表示手段により光を当てることに
より容易に情報表示することができる。
【0011】このホログラム光学素子としては,表示手
段側に情報像を実像として結像表示する反射型ホログラ
ムスクリーンと,ホログラム光学素子を透過して表示手
段と反対側に情報像を実像として結像表示する透過型ホ
ログラムスクリーンとがある。また,ホログラム光学素
子から離れた空間に虚像として奥行き感のある情報像を
表示するホログラムコンバイナもある。
【0012】また,上記表示フィルムとしては,視界制
御フィルムを用いることもできる。視界制御フィルムと
は,別名ルーバーフィルムとも呼ばれ,フィルム内にフ
ィルム母材と屈折率の異なるルーバーが構成されている
ものである。このルーバーと平行な方向に光を入射させ
た場合,光はルーバーに邪魔されることなく透過する
が,ルーバーと平行でない方向に光を入射させた場合,
光はこのルーバーに散乱され,透過しない。視界制御フ
ィルムとしては,例えば,商品名「ルミスティー」(住
友化学製)がある。
【0013】視界制御フィルムの使用例としては,例え
ば,カフェテラスの窓際の大型全面ガラスへ貼り付けた
ものがある。窓際の席に座った客の足元より,屋外の通
行人へは光が透過せず,客の上部より,通行人へは光が
透過する様にすることができる。これにより,カフェテ
ラスの開放的な雰囲気を損なうことのない様にするもの
である。
【0014】次に,以上説明した視界制御フィルムを,
本発明に適用した場合について説明する。この場合,表
示ユニットより,前述したルーバーと平行でない方向に
光を投影することで,そこに,必要な情報を表示するこ
とが可能となる。従って,ルーバーフィルムを貼り付け
た窓ガラスを考えた場合,観察者側より,不透明となる
部分に,情報が表示され,透明な部分(前述の説明でい
う客先の上部)が観察されることとなる。この様に,視
界制御フィルムを用いた場合,先に説明したホログラム
光学素子と異なり,透明な部分と不透明な部分とが存在
することになるが,用途に応じ,実用上必要なものとな
る様,適宜,ホログラム光学素子,視界制御フィルムを
使い分ければよい。
【0015】次に,上記透明部材としては,以下に例示
するごとく,様々な部材を適用することができる。即
ち,上記透明部材は,ショーウインドウであり,該ショ
ーウインドウに上記表示フィルムを設けることができ
る。この場合には,例えばショーウインドウに表示され
た情報像を見ながら,ショーウインドウを通して展示物
を容易に観察することができる。また,情報像の内容の
変更も容易に行うことができる。
【0016】また,上記透明部材は,移動物体に設けた
透明窓であり,該透明窓に上記表示フィルムを設けるこ
ともできる。この場合には,例えば外の景色を見なが
ら,上記透明窓に表示された様々な情報を得ることがで
きる。
【0017】また,上記透明部材は,自動車のリアガラ
スであり,該リアガラスに上記表示フィルムを設けるこ
ともできる。この場合には,例えば自動車の後方に位置
する人に対して,様々な情報,例えば右折,左折の予
告,或いはストップランプとしての表示を行うことがで
きる。一方,運転者は,リアガラス上の表示は視界に入
らないため,後方の確認を従来どおり十分に行うことが
でき,安全に運転することができる。又,自動車の側面
ガラスにおいても,同様の効果を得ることができる。
【0018】また,上記透明部材は,自動車のフロント
ガラスであり,該フロントガラスに上記表示フィルムを
設けることもできる。この場合には,例えばインストル
メントパネル内に表示される情報をフロントガラスに表
示することができる。そのため,運転者は視線の変更を
最小限にすることができ,安全性を確保することができ
る。
【0019】また,上記透明部材は,電話ボックスの透
明壁であり,該透明壁に上記表示フィルムを設けること
もできる。この場合には,例えば,電話をしながら,多
数の情報を得ることができる。
【0020】また,上記透明部材は,エスカレータの側
面に配設した透明板であり,該透明板に上記表示フィル
ムを設けることもできる。この場合には,例えば,透明
板の前を通過する多くの人に対して多くの広告情報を提
供することができる。
【0021】また,上記透明部材は,事務机の前面又は
側面に配設した透明壁であり,該透明壁に上記表示フィ
ルムを設けることもできる。この場合には,例えば,透
明壁に表示されたデータ等を見ると同時に前方の様子を
見ることができる。
【0022】また,上記透明部材は,接客室の前面又は
側面に配設した透明壁であり,該透明壁に上記表示フィ
ルムを設けることもできる。この場合には,例えば,客
先に秘密にすべき情報をオペレータのみに見える状態で
透明壁に表示することができる。
【0023】また,上記透明部材は,学習机の前面又は
側面に配設した透明壁であり,該透明壁に上記表示フィ
ルムを設けることもできる。この場合には,例えば,受
講者と講師が,互いの様子を見ながら授業を進めること
ができる。
【0024】また,上記透明部材は,待合室の前面又は
側面に配設した透明壁であり,該透明壁に上記表示フィ
ルムを設けることもできる。この場合には,例えば,待
合室において待機中の人達に対して,外の景色と共に様
々な情報を提供することができる。
【0025】また,上記透明部材は,カラオケルーム等
に使用される譜面台であり,該譜面台に上記表示フィル
ムを設けることもできる。この場合には,例えば,歌手
と聞き手が相互に様子をみることができ,その場の雰囲
気を向上させることができる。
【0026】また,上記透明部材は,展示会場における
保護ガラスであり,該保護ガラスに上記表示フィルムを
設けることもできる。この場合には,例えば,展示物の
説明文を保護ガラス表面に表示することができ,観察者
の便宜を図ることができる。
【0027】次に,上記透明部材の代わりに,鏡を用い
た別の表示装置の発明として次のものがある。即ち,鏡
と,該鏡に設けた透明な表示フィルムと,該表示フィル
ムに情報像を表示するための表示手段を備えていること
を特徴とする表示装置がある(第2発明)。
【0028】第2発明において最も注目すべきことは,
情報像を表示する表示フィルムが透明であって,かつ該
表示フィルムを上記鏡に設けたことである。上記表示フ
ィルムの透明度は,無色透明だけでなく,有色透明,半
透明であってもよい。
【0029】第2発明の表示装置においては,上記鏡に
対して透明な表示フィルムを設けてある。そのため,上
記表示手段によって,表示フィルムに情報像を表示した
場合に,情報像以外の部分は,鏡面のまま維持される。
それ故,情報像を表示しても,鏡面に写った物体等を透
視することができる。
【0030】上記表示手段としては,第1発明の場合と
同様に,比較的広い面積に情報像を表示する場合には,
スライド投影機を用いることが好ましく,多大な情報を
リアルタイムに表示する場合にはLCD表示ユニットを
用いることが好ましい。また,上記表示フィルムとして
は,第1発明の場合と同様に,ホログラム光学素子を用
いることが好ましい。
【0031】
【発明の実施の形態】
実施形態例1 本発明の実施形態例にかかる表示装置につき,図1〜図
3を用いて説明する。本例の表示装置10は,図1に示
すごとく,ショーウインドウ2に適用させたものであ
る。即ち,図1に示すごとく,ショーウインドウ2に貼
りつけた透明な表示フィルムとしての透過型のホログラ
ムスクリーン31と,このホログラムスクリーン31に
情報表示するための表示手段としてのスライド投影機4
1を備えている。
【0032】上記表示手段としてのスライド投影機41
は,図2に示すごとく,ハロゲンランプ等よりなる光源
411と,表示素子としてのスライドフィルム412を
透過した光をホログラムスクリーン31上に結像させる
結像レンズ413とよりなる。そして,スライド投影機
41は,図1に示すごとく,ショールーム内の天井に設
置してある。
【0033】上記ホログラムスクリーン31は,図3に
示すごとく作製したホログラム光学素子よりなる。即
ち,フォトポリマ又はDCG(重クロム酸ゼラチン)等
により形成されている乾板3に対して,スリガラス等よ
りなる拡散板35を透過してくる物体光36を投射する
と共に,この物体光36と同じ側から参照光37を投射
する。
【0034】これにより,乾板3は,上記拡散板35の
情報を含むホログラム回析格子が記録されたホログラム
光学素子となる。この場合のホログラム光学素子は,透
過型となる。即ち,図2に示すごとく,観察者91は,
スライド投影機41より投影された情報像を,表示手段
と反対側から観察することができるが,表示手段側から
は観察することができない。
【0035】次に,本例における作用効果につき説明す
る。本例の表示装置10においては,観察者に伝えたい
情報像を写したスライドフィルム412を予め準備し,
スライド投影機41にセットしておく。次いで,スライ
ド投影機4を作動させる。これにより,スライドフィル
ム412の情報は,ホログラムスクリーン31を透過し
た面,即ちショーウインドウ2の外側面に表示される。
【0036】一方,ホログラムスクリーン31は元来透
明であって,スライド投影機41から投影されない部分
は透明性が維持される。そのため,例えばショールーム
の外を通行する観察者91は,ショールーム内に展示さ
れた商品92を見ながらショーウインドウ2に表示され
た情報像を見ることができる。
【0037】また,上記スライド投影機41をスライド
フィルム送り機構を有するものとし,スライドフィルム
412を複数種類準備することにより,複数の情報像を
順次表示することができる。さらに,スライドフィルム
412の代わりに,いわゆる8mm又は35mmフィル
ム等を用いれば,静止画ではなく,動画として表示する
こともできる。
【0038】そして,ショーウインドウ2に対して情報
像を表示する必要がない場合には,スライド投影機4を
止めるだけでよい。これにより,ショーウインドウ2を
何の表示もない完全に透明な状態に,極めて容易に復帰
させることができる。
【0039】また,商品92の新製品化等に伴う表示内
容の変更については,従来よりも極めて容易に行うこと
ができる。即ち,従来のごとく,いわゆるネオン管を利
用している場合には,新しいネオン管の作製等が必要で
あり,非常に手間がかかる。これに対して,本例におい
ては,スライドフィルム412を変更するだけで,容易
に表示内容の変更に対応することができる。
【0040】また,本例においては,表示手段としてス
ライド投影機41を用いている。そのため,ショーウイ
ンドウ等のように明るく広い場所においても十分な輝度
をもって情報表示することができる。上記輝度は,その
拡大率(ホログラムスクリーン31上の表示像の大きさ
を,スライドフィルム412等の表示素子における被表
示像の大きさで除したもの),表示素子の透過率,光源
の明るさ等に依存する。即ち,拡大率が大きいほど低下
し,また表示素子の透過率が低いほど,光源が暗いほど
低下する。
【0041】これに対し,スライド投影機41において
は,表示素子として上記スライドフィルム412等を使
用するため,その透過率が高く,また耐熱性に優れるた
め光源を十分に明るくすることもできる。そのため,拡
大率を大きくしても,表示素子の透過率,及び光源の明
るさ向上により,輝度を十分に高いレベルに維持するこ
とができる。
【0042】尚,本例においては,上記ホログラムスク
リーン31として透過型のホログラム光学素子を用いた
が,図4に示すごとく,参照光37を反対側から投射す
ることにより得られた反射型のホログラム光学素子を用
いて反射型のホログラムスクリーンとすることもでき
る。これにより,上記基本構成を変更することなく,ホ
ログラムスクリーンを貼り替えるだけで,ショールーム
内への情報像表示を容易に行うことができる。さらに,
透過型のホログラム光学素子と反射型のホログラム光学
素子を組み合わせたホログラムスクリーンとすることに
より,ショールームの外と内の両方に情報像を表示する
こともできる。
【0043】実施形態例2 本例の表示装置は,図5に示すごとく,バス等の自動車
5のリアガラス2に適用したものである。即ち,透明な
リアガラス2には,透過型のホログラムスクリーン31
を貼りつけてある。また,表示手段としてのスライド投
影機は車内の天井に備えつけてある。その他は実施形態
例1と同様である。尚,略同一機能を有する部分は実施
形態例1と同符号を用いた。以下,同様である。
【0044】本例においては,透過型のホログラムスク
リーン31を使用している。そのため,ホログラムスク
リーン31上に情報像を表示した場合には,車内から見
たリアガラスは透明のままであり,車外側にのみ情報像
が表示される。それ故,車内の運転者に対しては,透明
なリアガラス2を通した十分な後方視界を維持すること
ができ,一方,車外の通行人,後続車の乗員等に対して
は,リアガラス2に表示された広告情報等を提供するこ
とがきる。尚,表示部として,リアガラスではなく側面
側のガラスを選択してもよい。
【0045】また,本例においてはバス5という,移動
物体に情報表示する。そのため,広い領域において多く
の人に情報を伝達するという効果を発揮する。その他,
実施形態例1と同様の効果が得られる。
【0046】実施形態例3 本例の表示装置は,ビル等の建物の透明窓に適用したも
のである。即ち,建物の透明窓には,透過型のホログラ
ムスクリーンを貼りつけてある。また,表示手段として
のスライド投影機は建物内の天井あるいは壁等に備えつ
けてある。その他は,実施形態例1と同様である。
【0047】本例においては,例えば人通りの多い通り
に面した窓にホログラムスクリーンを配設することによ
って,大きな画面により多数の通行人に対して広告,案
内等の様々な情報を提供することができる。また,スラ
イドフィルムを交換することによって,容易に表示内容
を交換することができる。その他,実施形態例1と同様
の効果が得られる。
【0048】実施形態例4 本例の表示装置は,電車のホーム等における時刻表の表
示等に適用したものである。即ち,透明な衝立状の表示
板には,透過式又は反射式のホログラムスクリーンを配
設してある。また,ホームの柱等には,スライド投影機
を配設してある。
【0049】本例においては,上記透明な表示板に対し
て時刻表等の情報を表示する。これにより,表示板の前
に立って時刻表を確認している間においても,透明な表
示板を通して電車の発着状況を容易に確認できる。その
他,実施形態例1と同様の効果が得られる。尚,その他
の公共の場等における,地理案内,非常口案内,館内案
内等の情報を表示する案内板として用いても,同様の効
果が得られる。
【0050】実施形態例5 本例は,上記表示フィルムとして,特定波長に対して指
向性を有するホログラム光学素子,即ち,一定の角度か
らのみ表示を見ることができるホログラム光学素子を用
いた。上記指向性を有するホログラム光学素子は,上述
したホログラム光学素子の製作方法(図3)において,
物体光及び参照光の波長及び入射角を適当に選択するこ
とによって得られる。
【0051】例えば,上記指向性を有するホログラム光
学素子からなるホログラムスクリーンを透明な案内板に
配設した場合には,ある方向からは一つの情報像を確認
することができ,他の方向からは別の情報像を確認する
ことができるという多方向マルチ案内板表示システムを
容易に構築することができる。また,例えば三叉路等の
交差点において,3方向にそれぞれ違った表示を行う信
号システム等を容易に構築することもできる。
【0052】実施形態例6 本例は,上記表示手段としてLCD表示ユニットを用い
て,図6に示すごとく,移動物体である電車の透明窓2
に適用したものである。即ち,透明窓2には,反射型の
ホログラムスクリーン32を配設してある。また表示手
段としてのLCD表示ユニットは,車内の天井等に配設
してある。LCD表示ユニットは,光源,LCD(液晶
表示器),結像レンズ等により構成される。
【0053】本例においては,表示手段としてLCD表
示ユニットを用いている。そのため,多くの情報をリア
ルタイムに変更しながら表示することができる。例え
ば,次の停車駅の予定到着時刻,走行場所メッセージ,
沿線の旅行情報,不動産情報,バーゲン情報等の多くの
情報をリアルタイムに表示することができる。さらにテ
レビ,見えるラジオ等の情報を表示することもできる。
この場合,観察者91の好みに応じて迅速に表示内容を
変更することもできる。
【0054】また,ホログラムスクリーン32を透明窓
に設けてあるため,外の景色をみながら上記情報を確認
することができる。その他,実施形態例1と同様の効果
が得られる。尚,本例においては,透明窓に情報像を表
示したが,ウインドシールド,天井窓,床板(透明)等
に情報像を表示してもよく,電車に限らす,客船,飛行
機等に適用してもよいことは言うまでもない。
【0055】実施形態例7 本例の表示装置は,ゴルフ場において使用するゴルフカ
ートのウインドシールドに適用したものである。即ち,
上記ウインドシールドには反射式のホログラムスクリー
ンを配設してある。またカート車体内には,ゴルフコー
ス情報を表示するためのLCD表示ユニットを配設して
ある。この場合には,移動中にゴルフコース研究等を行
うことができる。その他,実施形態例1と同様の効果が
得られる。
【0056】実施形態例8 本例の表示装置は,バイクのウインドシールドに適用し
たものである。即ち,上記ウインドシールドには反射式
のホログラムスクリーンを配設してある。またバイクの
車体には,エンジン回転数等の情報を表示するためのL
CD表示ユニットを配設してある。この場合には,運転
者が前方視線をあまり変更しなくてもエンジン回転数等
を確認することができ,ギアチェインジ等を安全にスム
ーズに行うことができる。その他,実施形態例1と同様
の効果が得られる。
【0057】実施形態例9 本例の表示装置は,遊園地における種々の乗り物,例え
ばゴーカート,観覧車等に適用したものである。即ち,
観覧車等の透明窓には,反射式のホログラムスクリーン
を配設してある。また観覧車内には,様々な情報を表示
するためのLCD表示ユニットを配設してある。この場
合には,レジャーの雰囲気を損なうことなく,種々の情
報を伝達することができる。その他,実施形態例1と同
様の効果が得られる。
【0058】実施形態例10 本例の表示装置は,図7に示すごとく,公衆電話ボック
ス5の透明壁2に適用したものである。即ち,上記透明
壁2には,反射式のホログラムスクリーン32を配設し
てある。また公衆電話ボックスの天井には,様々な情報
を表示するためのLCD表示ユニットを配設してある。
この場合には,情報伝達手段である電話を使用しながら
種々の情報を得ることができる。その他,実施形態例1
と同様の効果が得られる。
【0059】実施形態例11 本例の表示装置は,図8に示すごとく,エスカレータ5
の側面に配設した透明壁2に適用したものである。即
ち,上記透明壁2には,反射式のホログラムスクリーン
32を配設してある。また対面するエスカレータの側面
には,様々な情報を表示するためのLCD表示ユニット
を配設してある。
【0060】この場合には,多くの人間が表示場所の前
を通過するため,広告情報の提供等に適している。ま
た,本例においても,ホログラムスクリーン32とし
て,上記指向性を有するホログラム光学素子を用いるこ
とによって,表示場所を通り過ぎる前後において表示像
を変化させることができる。その他,実施形態例1と同
様の効果が得られる。さらに,異なる指向性を有した異
なる像をホログラム光学素子に記録してもよい。このよ
うなホログラム素子を採用した場合には,エスカレータ
上の人間自体がエスカレータ上で移動するため,あたか
もホログラムスクリーンの像が変化しているように見え
る。そのため,より,説得性のある広告情報を提供する
ことができる。
【0061】実施形態例12 本例の表示装置は,時計の表示板に適用したものであ
る。即ち,時計の表示板には,2方向の指向性を有する
ホログラム光学素子からなる透過型のホログラムスクリ
ーンを配設してある。時計内部には,刻々と変化する時
刻を表示するためのLCD表示ユニットを配設してあ
る。
【0062】この場合には,例えば右側からみた場合に
は日本時間,左側から見た場合にはアメリカの時間を確
認することができる。そのため,従来2つの時計を並べ
て国際時間を表示していたものを1つの時計にすること
ができる。その他,実施形態例1と同様の効果が得られ
る。
【0063】実施形態例13 本例の表示装置は,個人用テレビに適用したものであ
る。即ち,テレビ画面には,1方向のみの指向性を有す
るホログラム光学素子からなる透過型のホログラムスク
リーンを配設してある。テレビ内部には,LCD表示ユ
ニットを配設してある。この場合には,他人に迷惑をか
けることなく1個人のみがテレビを見ることができる。
その他,実施形態例1と同様の効果が得られる。
【0064】実施形態例14 本例の表示装置は,ゲーム用テレビに適用したものであ
る。即ち,テレビ画面には,2方向の指向性を有するホ
ログラム光学素子からなる透過型のホログラムスクリー
ンを配設してある。テレビ内部には,LCD表示ユニッ
トを配設してある。この場合には,ふたりの人間が同時
に2方向からテレビを見ることができ,いわゆる対戦ゲ
ームに適した構成にすることができる。その他,実施形
態例1と同様の効果が得られる。
【0065】実施形態例15 本例の表示装置は,電車の中の広告表示に適用したもの
である。即ち,電車の天井から吊り下げた広告表示用透
明板には,透過型または反射型のホログラムスクリーン
を配設してある。また,天井には,LCD表示ユニット
を配設してある。この場合には,電車の乗客に対して様
々な情報を提供することができる。その他,実施形態例
1と同様の効果が得られる。
【0066】実施形態例16 本例の表示装置は,図9に示すごとく,接客室の前面又
は側面に配設した透明壁2に適用したものである。即
ち,上記透明壁2には,反射型のホログラムスクリーン
32を配設してある。また,オペレータ93側の接客机
のには,LCD表示ユニットを埋め込み配置してある。
【0067】この場合には,オペレータ93のみに必要
であって客先94には秘密にしたい情報を透明壁2に表
示することができる。そのため,オペレータ93は,客
先94の表情をみながら,必要な情報を得ることができ
る。その他,実施形態例1と同様の効果が得られる。
【0068】尚,本例においては,接客室の例を示した
が,例えば入国審査時におけるパスポートチェック,各
種会場等の入場の際のセキュリチーチェッカーとしても
利用できる。この場合においても,同様の効果が得られ
る。
【0069】実施形態例17 本例の表示装置は,実施形態例16の反射型のホログラ
ムスクリーン32に代えて,透過型のホログラムスクリ
ーンを用いた。その他は実施形態例16と同様である。
この場合には,客先のみに対して,必要なときに必要な
情報を提供することがができ,オペレータ側からは透明
のままの状態を維持することができる。その他,実施形
態例1と同様の効果が得られる。
【0070】実施形態例18 本例の表示装置は,実施形態例16の反射型のホログラ
ムスクリーンに代えて,透過,反射共存型のホログラム
光学素子よりなるホログラムスクリーンを用いた。この
ホログラム光学素子は,前に示した作製段階(図3,図
4)において,乾板に対して透過型と反射型の両方の情
報を多重に記録することによって得られる。その他は実
施形態例16と同様である。
【0071】この場合には,客先に対して,必要なとき
に必要な情報を提供することがができると共に,オペレ
ータ側からも客先に伝えている情報を確認することがで
きる。ただし,この場合にオペレータ側から確認される
情報像は,正しい表示像に対して左右反転した像とな
る。その他,実施形態例1と同様の効果が得られる。
【0072】実施形態例19 本例の表示装置は,図10に示すごとく,事務机内の前
面又は側面に配設した透明壁2に適用したものである。
即ち,上記透明壁2には,反射型のホログラムスクリー
ン32を配設してある。また,事務員95側の事務机に
は,種々のデータ情報等を投影するLCD表示ユニット
42を埋め込み配置してある。この場合には,前方の様
子を見ながら,透明壁に表示されたデータ情報等を処理
できる。その他,実施形態例1と同様の効果が得られ
る。
【0073】実施形態例20 本例の表示装置は,図11に示すごとく,教育システム
に適用したものである。即ち,学習机の前面又は側面に
配設した透明壁2には,反射型のホログラムスクリーン
32を配設してある。また,学習机には,種々の教育用
データ等を投影するLCD表示ユニット42を埋め込み
配置してある。この場合には,講師96は,受講者97
を見ながら,また受講者97は講師96を見ながら教育
を進めることができる。その他,実施形態例1と同様の
効果が得られる。
【0074】実施形態例21 本例の表示装置は,図12に示すごとく,待合室の前面
又は側面の透明壁2に適用したものである。即ち,上記
透明壁2には,反射型のホログラムスクリーン32を配
設してある。また,待合室の天井には,テレビ放映の情
報を投影するためのスキャニング型のLCD表示ユニッ
ト42を配設してある。
【0075】スキャニング型のLCD表示ユニットと
は,全画面分を一度に投射するのではなく,ビーム状の
スポットに分割して,幅方向及び高さ方向にスキャニン
グすることによって大きな一画面分を投影するものであ
る。これによれば,LCD表示ユニットを使っても,輝
度を十分に高くすることができ,大画面表示が可能とな
る。
【0076】本例においては,待合室の人98は,通常
は外の風景を見ることができると共に,必要な時にリア
ルタイムにニュース等を見ることができる。その他,実
施形態例1と同様の効果がある。
【0077】実施形態例22 本例の表示装置は,実施形態例21におけるLCD表示
ユニット42を屋外に設置するとともに,透明壁に配設
するホログラムスクリーン32を透過型のホログラムス
クリーンに変更したものである。その他は,実施形態例
21と同様である。
【0078】この場合には,さらに輝度を向上させるこ
とができ,観察者の視認性を向上させることができる。
これは次の理由による。即ち,透過型のホログラム光学
素子は,反射型のホログラム光学素子に比べてその回析
効率の半値幅が広くなる。そのため,透過型は,広範囲
の波長を回析し,反射型よりも回析光量が増加する。
【0079】さらに説明すると,ブラッグの回析条件2
dsinθ=nλにおいて,θは透過型の場合に小さく
(0°に近く),反射型においては大きい(90°に近
い)。sinθは,θが小さいとき変化量が大きく,θ
が大きいとき変化量が小さい。従って,上記ブラッグの
条件を考えると,θが小さいときはこの条件を満足する
λの範囲が大きい。即ち,透過型の場合には回析の半値
幅が大きくなり,反射型の場合には小さくなる。
【0080】実施形態例23 本例の表示装置は,家庭内における窓ガラスに適用した
ものである。即ち,窓ガラスには,反射型のホログラム
スクリーンを配設し,室内にはテレビ放映の情報を投影
するためのLCD表示ユニットを配設してある。その他
は,実施形態例21と同様である。この場合にも,実施
形態例21と同様の効果が得られる。
【0081】実施形態例24 本例の表示装置は,店舗等のウインドウに適用したもの
である。即ち,ウインドウには,反射型のホログラムス
クリーンを配設し,室内にはリアルタイムな情報を投影
するためのLCD表示ユニットを配設してある。その他
は,実施形態例21と同様である。この場合には,例え
ば証券会社における株価情報表示,銀行における為替情
報表示に利用することができる。その他,実施形態例2
1と同様の効果が得られる。
【0082】実施形態例25 本例の表示装置は,図13に示すごとく,いわゆるカラ
オケを行うときの歌詞台に適用したものである。即ち,
透明な歌詞台2には,反射型又は透過型のホログラムス
クリーンを配設し,室内にはリアルタイムに歌詞を投影
するためのLCD表示ユニットを配設してある。その他
は,実施形態例21と同様である。
【0083】この場合には,歌い手98と聞き手99が
相互に様子を見ることができ,雰囲気を良くすることが
できる。また,オーケストラの譜面台,演説時の原稿台
等へ適用した場合にも,同様の効果が得られる。
【0084】実施形態例26 本例の表示装置は,図14に示すごとく,自動車5のウ
インドシールドガラス2に適用した例である。即ち,ウ
インドシールドガラス2には,反射型のホログラムスク
リーン32を配設してある。また,ダッシュボード51
内には,種々の情報を投影するLCD表示ユニット42
を埋め込み配置してある。投射する情報としては,例え
ば図15に示すごとく,ナビゲーション6の他,VIC
S,見えるラジオ,オーディオ,エアコン,システム作
動等の文字情報やTVなどの画像情報がある。
【0085】従来,この種の表示装置としては,ウイン
ドシールドガラス2に対して虚像を投影するものがあ
る。つまり,LCD等の表示素子から発せられる情報像
を凹面反射ミラーにより拡大して表示するものがある。
この従来の表示装置においては,必要な拡大率と表示距
離を確保するため,上記表示素子と凹面反射ミラー間の
光路を所定の長さに設定する必要がある。そのため,ダ
ッシュボード内の空間レイアウトやスペース等の搭載上
の制約を強いられることが多い。
【0086】また,運転者91のアイレンジを確保しつ
つ,大きな画面にて表示する場合,凹面鏡の開口径を大
きくとる必要があり,これに付随して表示手段のサイズ
やダッシュボード上の開口径が大きくなる。そのため,
搭載上の制約だけでなく外観上の見栄えなども悪化させ
てしまう。それ故,上記従来の表示手段を自動車のウイ
ンドシールドガラスに適用するには,困難な点が多いの
が実情である。
【0087】これに対し,本例においては,図14に示
すごとく,LCD表示ユニット42が光源421,LC
D422,ミラー423,結像レンズ424より構成し
てあり,ホログラムスクリーン32上に得られる情報像
は実像である。そのため,従来の虚像タイプの表示装置
に比べて光路を大幅に短縮することができ,上記搭載上
の問題点等を解決することができる。
【0088】また,必要な視野域は,ホログラムスクリ
ーンの指向特性によって決定されるため,大きな画面を
表示する場合においても出射光の開口径となる結像レン
ズの開口径を大きくとる必要がない。そのため,外観上
の見栄えも良好になる。その他,実施形態例1と同様の
効果が得られる。
【0089】実施形態例27 本例は,図16〜図18に示すごとく,実施形態例26
のさらなる応用例であって,自動車のリアガラス2に適
用したものである。即ち,まず図16に示すごとく,リ
アウインドガラス2には,透過型のホログラムスクリー
ン31を配設してある。また,トランクルーム52内に
は,車両後方に位置する人に与える種々の情報を投影す
るLCD表示ユニット42を埋め込み配置してある。こ
のLCD表示ユニット42及びその他の構成は,実施形
態例26と同様である。
【0090】従来,この種の表示装置としては,ホログ
ラムに予め記録された2次元像或いは3次元像を再生す
るものがある。この場合には,表示内容が限定されるた
め,使用目的がストップランプとしての表示等に限られ
ていた。
【0091】これに対し,本例においては,表示手段と
してLCD表示ユニット42を用いている。そのため,
表示する情報像を容易に変更することができる。例え
ば,図17に示すごとく,「すみません,バックしま
す」,「車間距離が狭くなっています」,「次の信号で
曲がります」等のメッセージを適宜表示することができ
る。
【0092】さらに,メッセージ表示中であっても,図
18に示すごとく,ブレーキに連動させてストップラン
プとしての表示を割り込ませることもできる。この場合
には,光量の強弱に加えて表示マークのパターンに変化
をもたせることにより,一層ストップランプとしての効
果を発揮させることができる。
【0093】また,ホログラムスクリーンが透過型であ
るため,運転者の後方視界が遮られることはない。した
がって,本例においては,後続車等に対してきめ細かい
情報提供を行うことができると共に,より一層安全性を
高めることができる。その他,実施形態例26と同様の
効果が得られる。
【0094】実施形態例28 本例は,図19に示すごとく,博物館等の展示会場にお
ける保護ガラス2に適用したものである。即ち,保護ガ
ラス2には,透過型のホログラムスクリーンとホログラ
ムコンバイナを一体化した表示フィルム30を配設して
ある。また保護ガラス2の内側には,保護ガラス2に展
示物92の説明文等を投影するためのLCD表示ユニッ
ト42を配設し,保護ガラスの外側には展示物へ重畳し
て表示される像を投影するLCD表示ユニット43を配
設してある。
【0095】上記表示フィルム30は,上述した他の実
施形態例と同様に,ホログラム光学素子を用いている。
ホログラム光学素子は,波長選択性を有し,多重露光に
より複数の光学部材の一体化ができる。そのため,多重
露光する波長や入射角を変更すれば光学特性を多重に記
録することができ,また多重に記録された光学特性を独
立に使用することができる。したがって,上記のごとく
透過型のホログラムスクリーンとホログラムコンバイナ
を一体化することができる。
【0096】本例においては,ホログラムスクリーンと
ホログラムコンバイナを一体化した表示フィルム30を
使用している。そして,それぞれに対応する2つのLC
D表示ユニット42,43を有する。そのため,図19
に示すごとく,保護ガラス2表面への説明文等を表示す
ると同時に,展示物92たる恐竜の骨格に肉付けした想
像図920を重畳して表示することができる。それ故,
展示効果を格段に向上させることができる。
【0097】また,ホログラム光学素子の指向特性によ
り,特定方向からのみ表示を確認することができ,それ
以外の方向からは確認できないようにすることができ
る。そのため,一見,展示品のみが並べられているよう
な雰囲気を出すことができ,展示品のキャプションや説
明文のレイアウトなどに制約されない展示が可能とな
る。また,必要に応じて表示手段を停止させれば保護ガ
ラス上の表示は完全になくなり,いずれの方向から見て
も展示品のみを観察することができる。その他,実施形
態例1と同様の効果が得られる。
【0098】尚,本例においては,博物館の例を示した
が,図20に示すごとく,美術館などにおいて,絵画,
陶磁器等の説明,或いは展示物に重畳して表示する像
を,ボタン操作等により任意に表示することもできる。
また,水族館においては,保護ガラス表面に魚の生態の
説明を表示すると同時に,砂などにもぐり込んで姿をあ
らわさない魚の映像を虚像として泳がすこともできる。
この場合には,水槽中の魚には表示されている光が見え
ないため,ストレスを与える心配はない。その他,民芸
資料館等,各種の展示会等に適用しても,同様の効果が
得られる。
【0099】実施形態例29 本例は,図21に示すごとく,洗面所等における鏡7に
適用したものである。即ち,鏡7には,反射式のホログ
ラムスクリーン32を配設してある。また,天井或いは
壁には,種々の情報を投影するLCD表示ユニット42
を配設してある。その他は,実施形態例1と同様であ
る。この場合には,利用度が高く,視界に入りやすい場
所に様々な情報を表示することができ,情報の伝達を効
率よく行うとができる。
【0100】実施形態例30 本例は,実施形態例29の応用例として,理容室の鏡に
適用したものである。即ち,鏡には,反射式のホログラ
ムスクリーンを配設してある。また,天井或いは壁に
は,種々の情報を投影するLCD表示ユニットを配設し
てある。その他は,実施形態例29と同様である。
【0101】この場合には,鏡に写った自分の像に重ね
て,様々な髪形の像を表示することができる。そのた
め,どの様な髪形にするかの選択を容易に行うことがで
きる等の効果が得られる。尚,結婚式の衣装選び等に利
用することもできる。この場合には,鏡に写った自分に
対して衣装の像を重ねて表示することによって,いちい
ち着替えることなく,沢山の衣装を評価することができ
る。
【0102】実施形態例31 本例は,実施形態例29のさらなる応用例として,公衆
浴場の鏡或いは家庭の洗面台の鏡の脱衣場における体重
測定値を表示する手段に適用したものである。即ち,鏡
には,反射式のホログラムスクリーンを配設してある。
また,天井或いは壁には,体重計に接続され測定値を投
影するLCD表示ユニットを配設してある。その他は,
実施形態例29と同様である。
【0103】この場合には,鏡に写った自分の像を普通
の立ち姿勢で見ながら,鏡に表示された体重の測定値を
観察することができる。また,ホログラムスクリーンに
指向性を持たせておけば,体重を測定している位置から
のみ,鏡に写った体重の測定値を確認することができる
ようにすることもできる。
【0104】
【発明の効果】上述のごとく,本発明によれば,前方の
物体を透視することができ,かつ文字,図形等の情報像
を見ることができる表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1の表示装置の使用状態を示す説明
図。
【図2】実施形態例1の表示装置の構成を示す説明図。
【図3】実施形態例1における,透過型のホログラム光
学素子の製作方法を示す説明図。
【図4】実施形態例1における,反射型のホログラム光
学素子の製作方法を示す説明図。
【図5】実施形態例2の表示装置の使用状態を示す説明
図。
【図6】実施形態例6の表示装置の使用状態を示す説明
図。
【図7】実施形態例10の表示装置の使用状態を示す説
明図。
【図8】実施形態例11の表示装置の使用状態を示す説
明図。
【図9】実施形態例16の表示装置の使用状態を示す説
明図。
【図10】実施形態例19の表示装置の使用状態を示す
説明図。
【図11】実施形態例20の表示装置の使用状態を示す
説明図。
【図12】実施形態例21の表示装置の使用状態を示す
説明図。
【図13】実施形態例25の表示装置の使用状態を示す
説明図。
【図14】実施形態例26の表示装置の構成を示す説明
図。
【図15】実施形態例26における,表示例を示す説明
図。
【図16】実施形態例27の表示装置の構成を示す説明
図。
【図17】実施形態例27における,表示例を示す説明
図。
【図18】実施形態例27における,別の表示例を示す
説明図。
【図19】実施形態例28の表示装置の構成を示す説明
図。
【図20】実施形態例28の表示装置の使用状態を示す
説明図。
【図21】実施形態例29の表示装置の使用状態を示す
説明図。
【符号の説明】
2...透明部材, 31...表示フィルム(透過型のホログラムスクリー
ン), 32...表示フィルム(反射型のホログラムスクリー
ン), 41...表示手段(スライド投影機), 42...表示手段(LCD表示ユニット),
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 間瀬 顕正 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明部材と,該透明部材に設けた透明な
    表示フィルムと,該表示フィルムに情報像を表示するた
    めの表示手段を備えていることを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記表示手段は,ス
    ライド投影機であることを特徴とする表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において,上記表示手段は,L
    CD表示ユニットであることを特徴とする表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項において,
    上記表示フィルムは,ホログラム光学素子であることを
    特徴とする表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれか1項において,
    上記表示フィルムは,視界制御フィルムであることを特
    徴とする表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項において,
    上記透明部材は,ショーウインドウであり,該ショーウ
    インドウに上記表示フィルムを設けてあることを特徴と
    する表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5のいずれか1項において,
    上記透明部材は,移動物体に設けた透明窓であり,該透
    明窓に上記表示フィルムを設けてあることを特徴とする
    表示装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜5のいずれか1項において,
    上記透明部材は,自動車のリアガラスであり,該リアガ
    ラスに上記表示フィルムを設けてあることを特徴とする
    表示装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜5のいずれか1項において,
    上記透明部材は,自動車のフロントガラスであり,該フ
    ロントガラスに上記表示フィルムを設けてあることを特
    徴とする表示装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜5のいずれか1項におい
    て,上記透明部材は,電話ボックスの透明壁であり,該
    透明壁に上記表示フィルムを設けてあることを特徴とす
    る表示装置。
  11. 【請求項11】 請求項1〜5のいずれか1項におい
    て,上記透明部材は,エスカレータの側面に配設した透
    明壁であり,該透明壁に上記表示フィルムを設けてある
    ことを特徴とする表示装置。
  12. 【請求項12】 請求項1〜5のいずれか1項におい
    て,上記透明部材は,事務机の前面又は側面に配設した
    透明壁であり,該透明壁に上記表示フィルムを設けてあ
    ることを特徴とする表示装置。
  13. 【請求項13】 請求項1〜5のいずれか1項におい
    て,上記透明部材は,接客室の前面又は側面に配設した
    透明壁であり,該透明壁に上記表示フィルムを設けてあ
    ることを特徴とする表示装置。
  14. 【請求項14】 請求項1〜5のいずれか1項におい
    て,上記透明部材は,学習机の前面又は側面に配設した
    透明壁であり,該透明壁に上記表示フィルムを設けてあ
    ることを特徴とする表示装置。
  15. 【請求項15】 請求項1〜5のいずれか1項におい
    て,上記透明部材は,待合室の前面又は側面に配設した
    透明壁であり,該透明壁に上記表示フィルムを設けてあ
    ることを特徴とする表示装置。
  16. 【請求項16】 請求項1〜5のいずれか1項におい
    て,上記透明部材は,音楽室における譜面台であり,該
    譜面台に上記表示フィルムを設けてあることを特徴とす
    る表示装置。
  17. 【請求項17】 請求項1〜5のいずれか1項におい
    て,上記透明部材は,展示会場における保護ガラスであ
    り,該保護ガラスに上記表示フィルムを設けてあること
    を特徴とする表示装置。
  18. 【請求項18】 鏡と,該鏡に設けた透明な表示フィル
    ムと,該表示フィルムに情報像を表示するための表示手
    段を備えていることを特徴とする表示装置。
  19. 【請求項19】 請求項18において,上記表示手段
    は,LCD表示ユニットであることを特徴とする表示装
    置。
  20. 【請求項20】 請求項18において,上記表示フィル
    ムは,ホログラム光学素子であることを特徴とする表示
    装置。
  21. 【請求項21】 請求項18〜20において,上記表示
    フィルムは,視界制御フィルムであることを特徴とする
    表示装置。
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