JP2009116239A - 画像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】装置に近付いた顧客に投影画像を視認させるとともに、顧客に予め形成された表示物によって情報を付与することができる画像表示装置を提供する。
【解決手段】投影画像を表示する画像表示装置1において、一方の面で結像した投影画像30を他方の面から視認できる透過型のスクリーンを備え、該画像表示装置1を水平な床面に正立させた際に、該スクリーンが設けられた投影領域が床面に対して傾斜した状態となる表示板3と、表示板3の下方に配置され、スクリーンに画像を投影するプロジェクタと、投影される画像の画像データを記憶する記憶装置と、プロジェクタから出力される投影ビームを、スクリーンに導いて結像させる光学機構と、投影画像が視認可能な方向から該画像表示装置を見た際に、図柄又は文字が形成された表示物を視認可能となるように表示する固定表示部とを備えた。
【選択図】図5
【解決手段】投影画像を表示する画像表示装置1において、一方の面で結像した投影画像30を他方の面から視認できる透過型のスクリーンを備え、該画像表示装置1を水平な床面に正立させた際に、該スクリーンが設けられた投影領域が床面に対して傾斜した状態となる表示板3と、表示板3の下方に配置され、スクリーンに画像を投影するプロジェクタと、投影される画像の画像データを記憶する記憶装置と、プロジェクタから出力される投影ビームを、スクリーンに導いて結像させる光学機構と、投影画像が視認可能な方向から該画像表示装置を見た際に、図柄又は文字が形成された表示物を視認可能となるように表示する固定表示部とを備えた。
【選択図】図5
Description
本発明は、プロジェクタを使用した独立設置型の画像表示装置に関する。
商品の宣伝等の目的で、様々な画像を表示する液晶ディスプレイ等の画像表示装置が店舗等で用いられている。このような画像表示装置の一つとして、画像を表示する表示板を、通行人の目線よりも低い位置に支持し、店舗等への集客効果を高める装置が既に提案されている(特許文献1参照)。この画像表示装置は、床面に対し一定の傾きを持つように支持されているので、通行人が遠くから表示板を眺めてそのまま通り過ぎていくことがないように、近づいてみなければよく見えない設計がされている。また、画像表示装置は、プロジェクタと、広告主が用意した画像データを記憶する記憶部とを一体に備えているので、簡単に設置できるとともに、所望の画像を簡単な操作で表示することができる。
特許第3838241号
この画像表示装置は、上記したような効果を有するが、以下のような要望もあった。即ち、動きのある投影画像の他に、ポスター等の印刷物や看板を装置に表示し、画像表示装置に近付いた全ての顧客に対し、キャンペーン情報や店舗名等を通知したい要望があった。また、上記画像表示装置は、シンプルな外観であり、優れた美観を有するが、表示板を支持する支持フレームの間から、プロジェクタを収容した収容部が見えてしまう。このため、美観のさらなる向上が求められていた。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、装置に近付いた顧客に投影画像を視認させるとともに、その顧客に予め形成された表示物によって情報を付与することができる画像表示装置を提供することにある。
また、本発明の別の目的は、美観を向上することができる画像表示装置を提供することにある。
本発明は、投影画像を表示する画像表示装置において、一方の面で結像した投影画像を他方の面から視認できる透過型のスクリーンを備え、該画像表示装置を水平な床面に正立させた際に、該スクリーンが設けられた投影領域が前記床面に対して傾斜した状態となる表示板と、前記表示板の下方に配置され、前記スクリーンに画像を投影するプロジェクタと、投影される画像の画像データを記憶する記憶装置と、前記プロジェクタから出力される投影ビームを、前記スクリーンに導いて結像させる光学機構と、前記投影画像が視認可能な方向から該画像表示装置を見た際に、図柄又は文字が形成された表示物を視認可能となるように表示する固定表示部とを備えた。
この構成によれば、画像表示面に表示された画像を視認した際に、表示物も視認することができる。このため、動きのある投影画像を表示して、通行人の関心をもたせ、表示物によって投影画像に注意を向けた通行人に対し、付与したい情報を提供できる。
この画像表示装置において、前記表示板のうち、前記投影画像を表示しない非投影領域に前記固定表示部を設けた。
この構成によれば、表示板のうち、非投影領域に表示物を固定するので、部品点数を減
らし、画像表示装置をシンプルな外観にすることができる。
この構成によれば、表示板のうち、非投影領域に表示物を固定するので、部品点数を減
らし、画像表示装置をシンプルな外観にすることができる。
この画像表示装置において、前記表示板は、上部に前記投影領域を備え、下部に前記固定表示部を備えるとともに、前記他方の面から該画像表示装置を見た際に、下端から上端に向かって、装置の後方に反るように湾曲している。
この構成によれば、表示板が画像表示装置の後方に反るように湾曲することで、画像投影領域を通行人にとって見やすい角度に傾斜させることができる。また、表示板が湾曲することで、美観を向上させることができる。
この画像表示装置において、前記表示板を被覆する透明なカバーをさらに備え、前記表示板と前記カバーとの間に、前記表示物を固定する。
この構成によれば、透明なカバーによって表示物を固定するので、表示物を固定する固定具等が不要となり、美観を向上することができる。また、表示物の固定位置からのずれや、破損を防止することができる。
この構成によれば、透明なカバーによって表示物を固定するので、表示物を固定する固定具等が不要となり、美観を向上することができる。また、表示物の固定位置からのずれや、破損を防止することができる。
この画像表示装置において、前記表示板の各側端と、前記固定表示部の各側端とを支持するフレームをさらに備えた。
この構成によれば、表示板と、固定表示部とを支持するフレームをさらに備えたため、十分な強度を確保することができる。
この構成によれば、表示板と、固定表示部とを支持するフレームをさらに備えたため、十分な強度を確保することができる。
この画像表示装置において、前記表示板の各側端と、前記固定表示部の各側端とを支持するフレームをさらに備えた。
この構成によれば、フレームの垂直部で固定表示部を支持するので、画像表示装置の奥行きスペースを縮小することができる。
この構成によれば、フレームの垂直部で固定表示部を支持するので、画像表示装置の奥行きスペースを縮小することができる。
(第1実施形態)
以下、本発明の画像表示装置を具体化した一実施形態を図1〜図6に従って説明する。画像表示装置は、独立設置型の装置であって、集客効果及び宣伝効果を目的として店頭等に設置したり、劇場・会議場、美術館・博物館、展示場施設、結婚式場等の入口に配置するのに適している。図1は、本実施形態の画像表示装置1の正面右からみた斜視図である。
以下、本発明の画像表示装置を具体化した一実施形態を図1〜図6に従って説明する。画像表示装置は、独立設置型の装置であって、集客効果及び宣伝効果を目的として店頭等に設置したり、劇場・会議場、美術館・博物館、展示場施設、結婚式場等の入口に配置するのに適している。図1は、本実施形態の画像表示装置1の正面右からみた斜視図である。
画像表示装置1は、1対のフレーム2を備えている。各フレーム2は、アルミニウム等の金属又はプラスチックから形成されている。また、フレーム2は、長手方向の中心から偏倚した位置で屈曲され、屈曲位置から一方の先端までの長い部分が湾曲部2a、屈曲位置から他方の先端までの短い部分が直線部2bとなっている。
湾曲部2aは、滑らかに湾曲するように形成されている。また、図2に示すように、各直線部2bの下側には、脚部6がそれぞれ設けられている。画像表示装置1は、直線部2bに設けられた脚部6を床面100に設置し、直線部2bを床面100に並行になるように配置すると、正立した状態となる。この正立した姿勢のとき、湾曲部2aは、床面100に対して傾斜し、画像表示装置1の正面からみて後方(Y方向)に反る姿勢となる。また、湾曲部2aは、屈曲位置に近い部分は、僅かな角度だけ傾斜しているため、床面100に対する角度が90度近いが、先端に向かうにつれて床面100に対する傾斜角θが小さくなる。
各フレーム2の間には、表示板3が固定されている。表示板3は、無色透明の合成樹脂材から形成されている。また、表示板3は、フレーム2の形状に合わせ、正面から画像表
示装置1を見た際に、下端から上端に向かって、装置の後方に反るように湾曲している。図2に示すように、表示板3の裏面3bには、裏面で結像した画像を、正面から視認できる透過型のスクリーン5が貼着されている。スクリーン5は、公知の構成の半透明のフィルムである。また、スクリーン5は、長方形に形成され、表示板3の上部に設けられている。表示板3のうち、スクリーン5が貼着された領域の中心点における接線Lと、直線部2bとが成す傾斜角θは、90度未満であって、より好ましくは15度以上75度以下になっている。このように表示板3を傾斜させることで、通行人が無理な姿勢をとらずに表示板3を見ることができる。尚、図2では便宜上、スクリーン5の厚さを大きく図示しているが、実際のスクリーン5の厚みは数ミリである。
示装置1を見た際に、下端から上端に向かって、装置の後方に反るように湾曲している。図2に示すように、表示板3の裏面3bには、裏面で結像した画像を、正面から視認できる透過型のスクリーン5が貼着されている。スクリーン5は、公知の構成の半透明のフィルムである。また、スクリーン5は、長方形に形成され、表示板3の上部に設けられている。表示板3のうち、スクリーン5が貼着された領域の中心点における接線Lと、直線部2bとが成す傾斜角θは、90度未満であって、より好ましくは15度以上75度以下になっている。このように表示板3を傾斜させることで、通行人が無理な姿勢をとらずに表示板3を見ることができる。尚、図2では便宜上、スクリーン5の厚さを大きく図示しているが、実際のスクリーン5の厚みは数ミリである。
また、直線部2bを床面100に設置し、画像表示装置1を正立させたとき、画像表示装置1の高さは、成人の平均身長の通行人が、表示板3を自然に見ることができる高さが好ましい。具体的には、女性の平均身長を考慮すると、120センチメートル〜140センチメートルが好ましい。
図3は、画像表示装置1の正面図である。表示板3の上側には、カバー4がヒンジ機構によって固定されている。カバー4は、無色透明の合成樹脂材から形成されている。表示板3のうち、スクリーン5が貼着された部分は、画像を投影する投影領域7となっており、表示板3がカバー4に覆われた状態でも、透明なカバー4を介して投影領域7を視認することができる。
カバー4の下端には、ヒンジ機構を構成する1対のヒンジ部8が設けられており、該ヒンジ部8は、表示板3の相対向する位置に設けられた固定部(図示略)にそれぞれ所定角度範囲だけ回転可能に支持されている。その結果、カバー4は、図2に示す表示板3の表面3aに接した状態の閉位置と、図4に示す表面3aに対して所定角度だけ離間した最大回転位置との間まで、カバー4の下端を中心に回転可能となる。また、カバー4は、ヒンジ機構に設けられたバネ(図示略)により、上記閉位置に付勢されている。
表示板3のうち、投影領域以外の非投影領域は、固定表示部としての印刷物収容部9(図3参照)になっている。印刷物収容部9は、カバー4が開位置にある際に、図柄又は文字が印刷された表示物としてのポスター等を挟み込むことができる。そして、カバー4を上記閉位置まで移動させると、図5に示すように、表示板3とカバー4との間に挟まれたポスター101が、正面から視認可能な状態となる。
また、図2に示すように、フレーム2の直線部2bの間には、架台10が固定されており、架台10の上には、投影ユニット11が設置されている。投影ユニット11は、上記スクリーン5に、表示板3の裏面3b側から投影ビーム50を照射して、スクリーン5の裏面に画像を結像させる投影装置である。この投影ユニット11は、ケース12と、プロジェクタ13と、光学機構14と、図6に示す制御装置15を有している。
プロジェクタ13は、公知の構成の装置である。光学機構14は、反射鏡14aと、軸受け及び台(図示略)とからなる。反射鏡14aは、台に固定され、軸受けによって角度調整される。プロジェクタ13から出射した投影ビーム50は、反射鏡14aで反射され、ケース12に形成された投影窓(図示略)を介して、スクリーン5に投影される。スクリーン5の一方の面としての裏面では、投影ビーム50が結像することにより、左右反転された画像が表示される。その結果、図5に示すように、他方の面としてのスクリーン5の正面から投影領域7を見ると、カバー4を介して投影画像30を視認することができる。このとき、表示板3及びカバー4が無色透明であるため、あたかも投影画像30が宙に浮いているような感覚を見る者に与えることができる。また、投影領域7は、床面100に対して鋭角となる角度で傾斜しているので、画像表示装置1の近くを通りがかった通行
人が、投影画像30を見やすい角度で表示することができる。
人が、投影画像30を見やすい角度で表示することができる。
図6に示すように、制御装置15は、CPU等からなる制御部16、ドライバ17、画像処理部18、記憶装置としての画像記憶部19及びコネクタ20を備えている。制御部16は、入力した画像データを画像記憶部19に記憶する等、主制御を司る。ドライバ17は、プロジェクタ13の液晶パネルを制御するドライバであって、画像処理部18は、画像データの左右反転や、台形補正処理等の画像処理を行うプロセッサである。画像記憶部19は、コネクタ20を介して入力された画像データを一時保存する。コネクタ20は、半導体メモリを備えたカード等の記憶媒体、或いは外部端末と接続されたケーブル等を接続するコネクタである。記憶媒体又はケーブルから画像データを入力すると、制御部16は、画像記憶部19に画像データを一時保存する。この画像データは、動画データでもよく、静止画データでもよい。静止画データの場合、各静止画を所定時間間隔で順番に表示する。
コネクタ20を介して画像データを入力し、図示しない操作スイッチを操作すると、プロジェクタ13から画像データに基づく投影ビーム50が照射される。その結果、スクリーン5に投影画像30が結像される。このように、フレーム2の間に表示板3を挟むことで、各フレーム2を連結して固定する横棒等が不要となり、シンプルな外観にすることができる。また、表示板3全体が後方に反るように湾曲しているので、その上部に設けられた投影領域7に投影画像30を通行人に視認しやすい状態で表示することができる。
また、画像表示装置1を正面からみたとき、表示板3及びカバー4とポスター101とによって画像表示装置1の後方が見えないように遮蔽されているため、投影ユニット11が見えず、美観を損なわない。さらには、正面から不測の侵入物が侵入しないため、投影ビーム50が遮られない。
スクリーンに表示された投影画像30は、時間とともに変化するため、通行人の興味をひくことができる。また、画像表示装置1に近付いた通行人は、投影画像30の下方に、印刷物収容部9に固定されたキャンペーン情報等のポスター101を視認する。このため、投影画像30に興味をもって画像表示装置1に接近した通行人に対し、通知する必要性が高い情報を常に表示することができる。
第1実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)第1実施形態では、画像表示装置1は、一方の面で結像した投影画像30を他方の面から視認できる透過型のスクリーン5を備え、該画像表示装置1を水平な床面100に正立させた際に、該スクリーン5が設けられた投影領域7が床面100に対して傾斜した状態となる表示板3を備えた。また、表示板3の下方に配置され、スクリーン5に画像を投影するプロジェクタ13と、投影される画像の画像データを記憶し、画像データをプロジェクタ13に出力する制御装置15とを備えた。また、プロジェクタ13から出力される投影ビーム50を、スクリーン5に導いて結像させる光学機構14とを備えた。さらに、表示板3及びカバー4は、投影画像30が視認可能な方向から該画像表示装置1を見た際に、図柄又は文字が形成されたポスター101等を視認可能となるように表示するようにした。このため、動きのある投影画像30を表示することにより、通行人に興味を持たせることができる。また、近付いた通行人に対し、ポスター101等によって、キャンペーン情報等の通行人に付与したい情報を提供できる。
(1)第1実施形態では、画像表示装置1は、一方の面で結像した投影画像30を他方の面から視認できる透過型のスクリーン5を備え、該画像表示装置1を水平な床面100に正立させた際に、該スクリーン5が設けられた投影領域7が床面100に対して傾斜した状態となる表示板3を備えた。また、表示板3の下方に配置され、スクリーン5に画像を投影するプロジェクタ13と、投影される画像の画像データを記憶し、画像データをプロジェクタ13に出力する制御装置15とを備えた。また、プロジェクタ13から出力される投影ビーム50を、スクリーン5に導いて結像させる光学機構14とを備えた。さらに、表示板3及びカバー4は、投影画像30が視認可能な方向から該画像表示装置1を見た際に、図柄又は文字が形成されたポスター101等を視認可能となるように表示するようにした。このため、動きのある投影画像30を表示することにより、通行人に興味を持たせることができる。また、近付いた通行人に対し、ポスター101等によって、キャンペーン情報等の通行人に付与したい情報を提供できる。
(2)第1実施形態では、表示板3は、投影領域7以外の印刷物収容部9に、ポスター101等の印刷物を固定するようにした。即ち、投影画像30を表示する表示板3と、印刷物を表示する表示部とを別設することなく、1枚の表示板3で投影画像30及び印刷物を表示するため、部品点数を減らし、画像表示装置1をシンプルで高級感のある外観にす
ることができる。また、フレーム2とほぼ同じ高さの表示板3を固定することで、投影ユニット11等の装置後方が正面から見えなくなるため、美観を損なわないようにすることができる。また、正面からの不測の侵入物により投影ビーム50が遮られることを防止できる。
ることができる。また、フレーム2とほぼ同じ高さの表示板3を固定することで、投影ユニット11等の装置後方が正面から見えなくなるため、美観を損なわないようにすることができる。また、正面からの不測の侵入物により投影ビーム50が遮られることを防止できる。
(3)第1実施形態では、投影領域7に投影された画像を見る方向から画像表示装置1を見た際に、フレーム2、表示板3及びカバー4を、画像表示装置1の後方に向かって反るように湾曲させて形成した。このため、表示板3の投影領域7を、近付いた通行人にとって見やすい角度に傾斜させることができる。また、フレーム2、表示板3及びカバー4が滑らかに湾曲することで、高級感のある外観とし、美観を向上させることができる。
(4)第1実施形態では、透明なカバー4を、表示板3に接した状態の閉位置と、表示板3から離間した状態の開位置との間で回転可能に表示板3に固定するようにした。そして、表示板3とカバー4との間でポスター101を挟持するようにした。このため、ポスター101を表示板3に対し固定する固定具等が不要となり、美観を向上することができる。また、ポスター101の固定位置からのずれや、破損を防止することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明を具体化した第2の実施形態を図7〜図10に従って説明する。尚、第2の実施形態は、第1実施形態のフレーム2、表示板3を変更したのみの構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。
次に、本発明を具体化した第2の実施形態を図7〜図10に従って説明する。尚、第2の実施形態は、第1実施形態のフレーム2、表示板3を変更したのみの構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。
図7は、本実施形態の画像表示装置1を正面右からみた斜視図である。画像表示装置1は、1対のフレーム41を備えている。フレーム41は、2箇所で屈曲され、一方の先端から第1の屈曲位置までが傾斜部41a、第1の屈曲位置から第2の屈曲位置までが垂直部41b、第2の屈曲位置から他方の先端までが水平部41cとなっている。
図8に示すように、各水平部41cには、第1実施形態と同様に各脚部6が2箇所にそれぞれ取り付けられている。脚部6を床面100に設置すると、水平部41cは、床面100(Y方向)に対してほぼ平行となる。各フレーム41の水平部41cの間には、第1実施形態と同様に架台10が固定されている。架台10の上には、投影ユニット11が設置されている。
垂直部41bは、水平部41cに対して直角となるように形成されている。脚部6を床面100に設置すると、垂直部41bは、Z方向と平行な状態となり、床面100に対して垂直な状態となる。
各フレーム41の垂直部41bの間には、印刷物を視認可能に固定するための印刷物収容部9が設けられている。この印刷物収容部9は、支持板43及びカバー44を有している。支持板43は、4隅に図示しない貫挿孔が形成されている。図8に示すように、これらの各貫挿孔と、各垂直部41bの裏側に形成された各孔(図示略)とに、ボルト46a及びナット46bを締結することにより、支持板43の各側端がフレーム2に支持される。尚、支持板43は、フレーム41に対して固定可能であれば、どのような材質を用いても良い。
また、図7に示すように、支持板43の表面43bには、カバー44が固定されている。カバー44は、無色透明の合成樹脂材からなる。図9に示すように、カバー44の4隅には、カバー44を支持板43に対して固定するための貫挿する貫挿孔44aが形成されている。また、支持板43のうち、カバー44の貫挿孔44aに相対向する位置には、各孔43aがそれぞれ形成されている。
支持板43に印刷物を固定する際には、図9に示すようにカバー44を支持板43から取り外した状態で、支持板43とカバー44との間に、ポスター101等の印刷物を挟む。さらに、カバー44の貫挿孔44a及び支持板43の孔43aにボルト47aを貫挿し、図8に示すように支持板43の裏面43c側からナット47bを締結して、支持板43に対してカバー44を固定する。これにより、カバー44を介してポスター101を正面側から見ることができる。
また、フレーム41の間に支持板43が固定されているので、各フレーム41を連結する横棒等が不要となり、部品点数を減らし、シンプルな外観にすることができる。また、正面から画像表示装置1を見た際に、支持板43により投影ユニット11等の装置後方が見えないため、美観が損なわれない。また、正面から不測の侵入物が侵入し、投影ビーム50を遮ることがない。
傾斜部41aは、図8に示すように、水平部41cに対する傾斜角θが、鋭角となるように屈曲形成されている。この傾斜角θは、15度以上75度以下の範囲であると、画像表示装置1の前に立つ人にとって見やすい角度となる。各フレーム41の傾斜部41aは、表示板42の各側端をそれぞれ固定している。表示板42は、無色透明の合成樹脂材から形成されている。表示板42の裏面42bには、第1実施形態と同様に長方形状のスクリーン5が貼着されている。投影ユニット11から投影ビーム50が出力されると、スクリーン5に左右反転された画像が結像する。その結果、図10に示すように、正面側から表示板42を視認すると、投影画像30を見ることができる。
スクリーンに表示された投影画像30は、時間とともに変化するため、通行人の興味をひくことができる。また、その投影画像30の下には、キャンペーン情報等の詳細が記載されたポスター101が配置されているので、投影画像30に興味をもって画像表示装置1に接近した通行人に対し、通知したい情報を常に表示することができる。
従って、第2実施形態によれば、第1の実施形態に記載の効果に加えて以下の効果を得ることができる。
(5)第2実施形態では、画像表示装置1は、表示板3の各側端と、支持板43の各側端とを支持するフレーム2を備えた。このため、表示板42及び支持板43を、フレーム2に対して強固に固定できる。
(5)第2実施形態では、画像表示装置1は、表示板3の各側端と、支持板43の各側端とを支持するフレーム2を備えた。このため、表示板42及び支持板43を、フレーム2に対して強固に固定できる。
(6)第2実施形態では、フレーム2は、該画像表示装置1を水平な床面100に正立させたとき表示板3を傾斜させた状態で指示する傾斜部41aと、水平な床面100に対し垂直に正立し、表示板3とともに、支持板43を支持する垂直部41bとを有する。即ち、フレーム2のうち、ポスター101を支持する領域を、垂直にすることで、画像表示装置1の奥行き方向(Y方向)の長さを縮小することができる。また、表示板3を、傾斜部41aによって支持することで、画像表示装置1の前に立つ人にとって、投影画像30を見やすくすることができる。
尚、本実施形態は以下のように変更してもよい。
・第1実施形態に記載の画像表示装置1は、表示板3自体の強度を確保できる場合には、フレーム2を省略してもよい。即ち、図11に示すように、表示板60は、湾曲部61と、床面に接する水平部62とを有し、水平部62が床面に設置されることにより正立する。また、表示板60には、カバー63が開閉可能に設けられている。このようにすると、画像表示装置1を、よりシンプルな外観にすることができる。
・第1実施形態に記載の画像表示装置1は、表示板3自体の強度を確保できる場合には、フレーム2を省略してもよい。即ち、図11に示すように、表示板60は、湾曲部61と、床面に接する水平部62とを有し、水平部62が床面に設置されることにより正立する。また、表示板60には、カバー63が開閉可能に設けられている。このようにすると、画像表示装置1を、よりシンプルな外観にすることができる。
・第1実施形態に記載では、フレーム2を湾曲させるようにしたが、図12に示すよう
に、直線状のフレーム65にしてもよい。フレーム65は、傾斜部65aと、直線部65bとからなる。また、表示板66及びカバー67は、フレーム65に合わせて平面とする。このようにしても、画像表示装置1をシンプルな外観とし、美観を向上することができる。
に、直線状のフレーム65にしてもよい。フレーム65は、傾斜部65aと、直線部65bとからなる。また、表示板66及びカバー67は、フレーム65に合わせて平面とする。このようにしても、画像表示装置1をシンプルな外観とし、美観を向上することができる。
・第1実施形態の画像表示装置1において、カバー4は、表示板3と略同じ大きさとしたが、その高さ(長さ)は、印刷物収容部9を被覆できる大きさであればよい。
・上記実施形態では、上記ヒンジ機構をカバー4の下端に設けたが、上端に設けるようにしてもよい。また、ヒンジ機構のみでは、カバー4を表示板3に接した状態(閉位置)で固定することが困難である場合には、カバー4を表示板3に固定する固定具を設けるようにしてもよい。
・上記実施形態では、上記ヒンジ機構をカバー4の下端に設けたが、上端に設けるようにしてもよい。また、ヒンジ機構のみでは、カバー4を表示板3に接した状態(閉位置)で固定することが困難である場合には、カバー4を表示板3に固定する固定具を設けるようにしてもよい。
・上記実施形態では、画像表示装置1に、ポスター101等の表示物を固定するようにしたが、図柄又は文字が形成されたプラスチック製の看板等を設けるようにしてもよい。例えば、第1実施形態では、カバー4を省略し、プラスチック等からなる看板を表示板3に固定してもよい。また、第2実施形態では、図13に示すように、支持板43及びカバー44を省略し、フレーム41の間に、プラスチック等からなる看板68を固定するようにしてもよい。
・第2実施形態では、表示板42の高さを調節する高さ調節機構、表示板42の角度を調節する角度調節機構を備えるようにしてもよい。このようにすると、画像表示装置1を設置した位置に応じて、表示板42の高さや角度を調節することができる。
・投影ユニット11は、床面に形成された収容部に収容するようにしてもよい。そして、床面の収容部に収容された投影ユニット11から、投影ビームを照射して、スクリーン5に結像させるようにしてもよい。
・上記実施形態では、表示板3,42の裏面にスクリーン5を貼るようにしたが、前面に貼着するようにしてもよい。
・上記実施形態では、スクリーン5を半透明のフィルムとしたが、表示板3,42の裏面(又は上面)をすりガラス状に形成し、その面を投影面とするようにしてもよい。
・上記実施形態では、スクリーン5を半透明のフィルムとしたが、表示板3,42の裏面(又は上面)をすりガラス状に形成し、その面を投影面とするようにしてもよい。
1…画像表示装置、2,41,65…フレーム、3,42,60,66…表示板、5…スクリーン、7…投影領域、9…固定表示部としての印刷物収容部、13…プロジェクタ
、14…光学機構、19…記憶装置としての画像記憶部、30…投影画像、41a,65a…傾斜部、41b…垂直部、4,44,63,67…カバー、50…投影ビーム、100…床面、101…表示物としてのポスター。
、14…光学機構、19…記憶装置としての画像記憶部、30…投影画像、41a,65a…傾斜部、41b…垂直部、4,44,63,67…カバー、50…投影ビーム、100…床面、101…表示物としてのポスター。
Claims (6)
- 投影画像を表示する画像表示装置において、
一方の面で結像した投影画像を他方の面から視認できる透過型のスクリーンを備え、該画像表示装置を水平な床面に正立させた際に、該スクリーンが設けられた投影領域が前記床面に対して傾斜した状態となる表示板と、
前記表示板の下方に配置され、前記スクリーンに画像を投影するプロジェクタと、
投影される画像の画像データを記憶する記憶装置と、
前記プロジェクタから出力される投影ビームを、前記スクリーンに導いて結像させる光学機構と、
前記投影画像が視認可能な方向から該画像表示装置を見た際に、図柄又は文字が形成された表示物を視認可能となるように表示する固定表示部と
を備えたことを特徴とする画像表示装置。 - 請求項1に記載の画像表示装置において、
前記表示板のうち、前記投影画像を表示しない非投影領域に前記固定表示部を設けたことを特徴とする画像表示装置。 - 請求項2に記載の画像表示装置において、
前記表示板は、上部に前記投影領域を備え、下部に前記固定表示部を備えるとともに、前記他方の面から該画像表示装置を見た際に、下端から上端に向かって、装置の後方に反るように湾曲していることを特徴とする画像表示装置。 - 請求項2又は3に記載の画像表示装置において、
前記表示板を被覆する透明なカバーをさらに備え、
前記表示板と前記カバーとの間に、前記表示物を固定することを特徴とする画像表示装置。 - 請求項1に記載の画像表示装置において、
前記表示板の各側端と、前記固定表示部の各側端とを支持するフレームをさらに備えたことを特徴とする画像表示装置。 - 請求項5に記載の画像表示装置において、
前記フレームは、該画像表示装置を水平な床面に正立させたとき前記表示板を傾斜させた状態で支持する傾斜部と、水平な床面に対し垂直に正立し、前記固定表示部を支持する垂直部とを有することを特徴とする画像表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007291879A JP2009116239A (ja) | 2007-11-09 | 2007-11-09 | 画像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007291879A JP2009116239A (ja) | 2007-11-09 | 2007-11-09 | 画像表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009116239A true JP2009116239A (ja) | 2009-05-28 |
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ID=40783414
Family Applications (1)
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JP2007291879A Pending JP2009116239A (ja) | 2007-11-09 | 2007-11-09 | 画像表示装置 |
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Country | Link |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013083750A (ja) * | 2011-10-07 | 2013-05-09 | Dainippon Printing Co Ltd | 透過型スクリーン、背面投射型表示装置 |
JP2014503082A (ja) * | 2011-01-06 | 2014-02-06 | トビス カンパニー リミテッド | 曲面ディスプレイ装置 |
WO2015151893A1 (ja) * | 2014-03-31 | 2015-10-08 | 山田 稔 | ディスプレイ装置 |
-
2007
- 2007-11-09 JP JP2007291879A patent/JP2009116239A/ja active Pending
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JP2013083750A (ja) * | 2011-10-07 | 2013-05-09 | Dainippon Printing Co Ltd | 透過型スクリーン、背面投射型表示装置 |
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