JPH09326858A - 留守番電話機 - Google Patents

留守番電話機

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JPH09326858A
JPH09326858A JP8128519A JP12851996A JPH09326858A JP H09326858 A JPH09326858 A JP H09326858A JP 8128519 A JP8128519 A JP 8128519A JP 12851996 A JP12851996 A JP 12851996A JP H09326858 A JPH09326858 A JP H09326858A
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JP
Japan
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message
caller information
caller
communication line
stored
Prior art date
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Application number
JP8128519A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiro Koyama
光弘 児山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Priority to US08/795,291 priority patent/US5894505A/en
Priority to EP97102360A priority patent/EP0800301B1/en
Publication of JPH09326858A publication Critical patent/JPH09326858A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/66Substation equipment, e.g. for use by subscribers with means for preventing unauthorised or fraudulent calling
    • H04M1/663Preventing unauthorised calls to a telephone set
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/57Arrangements for indicating or recording the number of the calling subscriber at the called subscriber's set
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/64Automatic arrangements for answering calls; Automatic arrangements for recording messages for absent subscribers; Arrangements for recording conversations
    • H04M1/65Recording arrangements for recording a message from the calling party
    • H04M1/6505Recording arrangements for recording a message from the calling party storing speech in digital form

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 留守番電話機において、多くの発信者情報の
認識及び用件録音を可能とすると共に、使用者における
録音用件の聴取を困惑することなく行わせる。 【解決手段】 着信動作によって発信者情報が発信者情
報受信部10によって受信され、且つ着信信号が着信検
出回路4によって検出されると、主制御部13は回線イ
ンターフェース2を制御して通信回線1を捕捉して発信
者側電話機との通話経路を形成すると共に、発信者情報
受信部10によって受信された発信者情報と同一の発信
者情報がメモリ11に記憶されているか判断し、記憶さ
れていないと判断された場合には、主制御部13は応答
メッセージ出力部7を制御して第1応答メッセージの送
出を行わせ、又記憶されていると判断された場合には、
御部13は応答メッセージ出力部7を制御して第2応答
メッセージの送出を行わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、留守番電話機に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、留守番電話機には、データ通
信時において発信者電話番号等の発信者情報が着信側に
報知される高速大容量のデータ通信を可能とするISD
N(統合デジタルサービス網)や、着信時において発信
者電話番号等の発信者情報が着信側に報知されるサービ
スが近年開始される予定の一般公衆回線網等の通信回線
が接続されており、このような留守番電話機は、通信回
線から到来する着信信号に応答して通信回線を自動的に
捕捉すると共に、通信回線に対して応答メッセージを送
出し、その応答メッセージの送出終了後において通信回
線から到来する用件メッセージを録音するものや、用件
メッセージの録音を行わずに応答メッセージの送出のみ
を行うものがあり、又データ通信時又は着信時において
報知される発信者情報を記憶して留守中の着信発信者を
認識しようとするものが提案されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来装
置では、データ通信時又は着信時において報知される通
信回線からの発信者情報を記憶することによって留守中
の着信発信者を認識することができるものの、同じ発信
者からの発信者情報を記憶し、且つ同じ用件を録音して
しまうため、発信者情報を記憶するために用いられる半
導体メモリの記憶容量、及び用件録音に用いられる半導
体メモリの記憶容量又は用件録音に用いられる磁気テー
プの記録容量を無駄に使用してしまい、その結果多くの
発信者情報の認識や用件録音を行うことができなくなる
といった問題点があり、又録音されたメッセージは用件
録音順に再生されるため、同じ発信者からの複数の用件
メッセージが他の発信者からの用件メッセージを挟んで
録音され、同じ発信者からの用件メッセージを連続して
聞くことができず、使用者が用件メッセージの聴取に困
惑するといった問題点があった。
【0004】本発明は、多くの発信者情報の認識及び用
件録音を可能とすると共に、使用者における録音用件の
聴取を困惑することなく行わせることができる留守番電
話機を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、着信時において発信者情報
が到来する通信回線に接続される一方、上記通信回線か
ら到来する着信信号に応答して当該通信回線を自動的に
捕捉すると共に、通信回線に対して応答メッセージを送
出し、その後通信回線から到来する用件メッセージを録
音する留守番電話機において、上記発信者情報を受信す
る受信手段と、該受信手段によって受信された発信者情
報を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶された発信
者情報と、上記受信手段によって受信された発信者情報
とを比較する比較手段と、該比較手段による比較結果に
基づいて留守応答動作を可変する制御手段とを設けたも
のである。
【0006】請求項2記載の発明は、上記記憶手段が、
上記受信手段によって受信される発信者情報と、当該発
信者情報による着信の回数とを対応させて記憶する一
方、上記制御手段が、上記比較手段による比較結果に基
づいて上記記憶手段に記憶された発信者情報と上記受信
手段によって受信された発信者情報との一致が検出され
たとき、当該発信者情報による着信の回数に応じて上記
通信回線に送出する応答メッセージを可変するものであ
る。
【0007】請求項3記載の発明は、上記制御手段が、
上記比較手段による比較結果に基づいて上記記憶手段に
記憶された発信者情報と上記受信手段によって受信され
た発信者情報との一致が検出されたとき、当該着信に対
する用件メッセージ録音を行わせないものである。
【0008】請求項4記載の発明は、上記記憶手段が、
記憶された発信者情報と、当該発信者情報による着信に
よって録音された用件メッセージとの対応をとる一方、
上記制御手段が、上記比較手段による比較結果に基づい
て上記記憶手段に記憶された発信者情報と上記受信手段
によって受信された発信者情報との一致が検出されたと
き、当該発信者情報による着信によって以前に録音され
た用件メッセージを消去するものである。
【0009】請求項5記載の発明は、上記通信回線から
到来する操作信号を検出する操作検出手段を設け、上記
制御手段が、上記比較手段による比較結果に基づいて上
記記憶手段に記憶された発信者情報と上記受信手段によ
って受信された発信者情報との一致が検出された場合で
あって、上記操作検出手段によって所定の操作信号が検
出されたとき、当該発信者情報による着信によって以前
に録音された用件メッセージを消去するものである。
【0010】請求項6記載の発明は、上記制御手段が、
上記比較手段による比較結果に基づいて上記記憶手段に
記憶された発信者情報と上記受信手段によって受信され
た発信者情報との一致が検出されたとき、上記記憶手段
による当該発信者情報の記憶が行われないようにするも
のである。
【0011】請求項7記載の発明は、着信時において発
信者情報が到来する通信回線に接続される一方、上記通
信回線から到来する着信信号に応答して当該通信回線を
自動的に捕捉すると共に、通信回線に対して応答メッセ
ージを送出し、その後通信回線から到来する用件メッセ
ージを録音する留守番電話機において、上記発信者情報
を受信する受信手段と、該受信手段によって受信された
発信者情報を記憶すると共に、当該発信者情報による着
信によって録音された用件メッセージとの対応をとる記
憶手段と、該記憶手段に記憶された発信者情報に対応す
る用件メッセージを連続して再生する用件再生手段とを
設けたものである。
【0012】請求項8記載の発明は、着信時において発
信者情報が到来する通信回線に接続された留守番電話機
において、上記通信回線から到来する発信者情報を受信
する受信手段と、該受信手段によって受信された発信者
情報を記憶する記憶手段と、上記受信手段によって発信
者情報を受信できなかったとき、上記記憶手段による発
信者情報の記憶が行われないようにする制御手段とを設
けたものである。
【0013】請求項9記載の発明は、着信時において発
信者情報が到来する通信回線に接続された留守番電話機
において、上記通信回線から到来する発信者情報を受信
する受信手段と、該受信手段によって受信された発信者
情報を記憶する記憶手段と、上記受信手段によって受信
された発信者情報に基づく発信者が特定できなかったと
き、上記記憶手段による発信者情報の記憶が行われない
ようにする制御手段とを設けたものである。
【0014】請求項10記載の発明は、着信時において
発信者情報が到来する通信回線に接続された留守番電話
機において、上記通信回線から到来する発信者情報を受
信する受信手段と、該受信手段によって受信された発信
者情報を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶された
発信者情報と、上記受信手段によって受信された発信者
情報とを比較する比較手段と、該比較手段による比較結
果に基づいて上記記憶手段に記憶された発信者情報と上
記受信手段によって受信された発信者情報との一致が検
出されたとき、上記記憶手段による発信者情報の記憶が
行われないようにする制御手段とを設けたものである。
【0015】従って、請求項1記載の発明によれば、受
信手段によって通信回線から到来する発信者情報が受信
されると、比較手段がその受信された発信者情報と記憶
手段に記憶されている発信者情報とを比較し、制御手段
がその比較結果に基づいて留守応答動作を可変する一
方、記憶手段が受信手段によって受信された発信者情報
を記憶することにより、同じ発信者からの着信に応答す
る際の留守応答動作を適切に設定することができる。
【0016】請求項2記載の発明によれば、受信手段に
よって通信回線から到来する発信者情報が受信される
と、記憶手段がその受信された発信者情報と、当該発信
者情報による着信の回数とを記憶する一方、比較手段が
その受信された発信者情報と記憶手段に記憶されている
発信者情報とを比較し、制御手段がその比較結果に基づ
いて一致した発信者情報に対応する着信回数を記憶手段
より求め、その着信回数に応じて応答メッセージを可変
することにより、同じ発信者からの着信に応答する際の
応答メッセージを適切に設定することができる。
【0017】請求項3記載の発明によれば、受信手段に
よって通信回線から到来する発信者情報が受信される
と、比較手段がその受信された発信者情報と記憶手段に
記憶されている発信者情報とを比較し、制御手段がその
比較結果に基づいて記憶手段に記憶された発信者情報と
受信手段によって受信された発信者情報との一致が検出
されたとき、当該着信に対する用件メッセージの録音を
行わなくする一方、記憶手段が受信手段によって受信さ
れた発信者情報を記憶することにより、同じ発信者から
の着信に応答する際における用件録音の可否を適切に設
定することができる。
【0018】請求項4記載の発明によれば、受信手段に
よって通信回線から到来する発信者情報が受信される
と、記憶手段がその受信された発信者情報を記憶し、且
つ当該発信者情報の着信によって録音された用件メッセ
ージとの対応をとる一方、比較手段がその受信された発
信者情報と記憶手段に記憶されている発信者情報とを比
較し、制御手段がその比較結果に基づいて記憶手段に記
憶された発信者情報と受信手段によって受信された発信
者情報との一致が検出されたとき、当該発信者情報によ
る着信によって以前に録音された用件メッセージを消去
することにより、同じ発信者からの同じ用件メッセージ
の録音を防止することができる。
【0019】請求項5記載の発明によれば、受信手段に
よって通信回線から到来する発信者情報が受信される
と、記憶手段がその受信された発信者情報を記憶し、且
つ当該発信者情報の着信によって録音された用件メッセ
ージとの対応をとる一方、比較手段がその受信された発
信者情報と記憶手段に記憶されている発信者情報とを比
較し、制御手段がその比較結果に基づいて記憶手段に記
憶された発信者情報と受信手段によって受信された発信
者情報との一致が検出された場合であって、操作検出手
段によって通信回線からの所定の操作信号が検出された
とき、当該発信者情報による着信によって以前に録音さ
れた用件メッセージを消去することにより、同じ発信者
からの同じ用件メッセージの録音を防止することができ
る。
【0020】請求項6記載の発明によれば、受信手段に
よって通信回線から到来する発信者情報が受信される
と、比較手段がその受信された発信者情報と記憶手段に
記憶されている発信者情報とを比較し、制御手段がその
比較結果に基づいて留守応答動作を可変すると共に、記
憶手段に記憶された発信者情報と受信手段によって受信
された発信者情報との一致が検出されたとき、記憶手段
による当該発信者情報の記憶が行われないようにするこ
とにより、同じ発信者からの着信に応答する際の留守応
答動作を適切に設定することができると共に、同じ発信
者情報を複数記憶するといったことを防止することがで
きる。
【0021】請求項7記載の発明によれば、受信手段に
よって通信回線から到来する発信者情報が受信される
と、記憶手段がその受信された発信者情報を記憶し、且
つ当該発信者情報の着信によって録音された用件メッセ
ージとの対応をとる一方、用件メッセージ再生時におい
て用件再生手段が記憶手段に記憶された発信者情報に対
応する用件メッセージを連続して再生することにより、
同じ発信者からの用件メッセージを続けて聴取すること
ができる。
【0022】請求項8記載の発明によれば、通信回線か
ら到来する発信者情報が受信手段によって受信できなか
ったとき、制御手段が記憶手段による当該発信者情報の
記憶が行われないようにすることにより、電話番号にな
らないノイズを記憶するといったことを防止することが
できる。
【0023】請求項9記載の発明によれば、受信手段に
よって通信回線から到来する発信者情報が受信され、そ
の受信された発信者情報によって発信者を特定できなか
ったとき、制御手段が記憶手段による当該発信者情報の
記憶が行われないようにすることにより、発信者を特定
できない、例えば公衆電話から発信された発信者情報を
記憶するといったことを防止することができる。
【0024】請求項10記載の発明によれば、受信手段
によって通信回線から到来する発信者情報が受信される
と、比較手段がその受信された発信者情報と記憶手段に
記憶されている発信者情報とを比較し、制御手段がその
比較結果に基づいて記憶手段に記憶された発信者情報と
受信手段によって受信された発信者情報との一致が検出
されたとき、記憶手段による当該発信者情報の記憶が行
われないようにすることにより、同じ発信者情報を複数
記憶するといったことを防止することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0026】図1は本発明の一実施例である留守番電話
機の電気的構成を示す概略機能ブロック図、図2は同留
守番電話機における着信時の動作制御を示すフローチャ
ートである。図3は本発明の第1実施例である留守番電
話機におけるメモリのデータ構成を示す説明図、図4は
同留守番電話機における留守応答時の動作制御を示すフ
ローチャートである。図5は本発明の第2実施例である
留守番電話機におけるメモリのデータ構成を示す説明
図、図6は同留守番電話機における留守応答時の動作制
御を示すフローチャートである。図7は本発明の第3実
施例である留守番電話機におけるメモリのデータ構成を
示す説明図、図8は同留守番電話機における用件録音デ
ータのデータ構成を示す説明図、図9は同留守番電話機
における留守応答時の動作制御を示すフローチャートで
ある。図10は本発明の第4実施例である留守番電話機
におけるメモリのデータ構成を示す説明図、図11は同
留守番電話機における用件録音データのデータ構成を示
す説明図、図12は同留守番電話機における用件再生時
の動作制御を示すフローチャートである。
【0027】[第1実施例]本発明の第1実施例につい
て、図1乃至図4を参照して詳細に説明する。
【0028】図1において、1は図示しない交換機を介
して発信者側電話機と接続される通信回線、2は通信回
線1の捕捉/開放制御を行うと共に、捕捉した通信回線
1を通じて接続される発信者側電話機との通話経路を形
成する回線インターフェース、3は回線インターフェー
ス2によって形成された通話経路を用いて発信者側電話
機との通話を行うハンドセット、4は通信回線1による
極性反転の検出、及び通信回線1から到来する着信信号
の検出によって発信者側からの着信を検出する着信検出
回路、5は着信検出回路4による着信信号の検出に応答
して着信音を放音するスピーカ、6は通信回線1から到
来するビジートーン等の終話信号を検出する終話検出回
路である。
【0029】7は回線インターフェース2によって形成
された通話経路を用いて発信者側電話機に予め登録され
た応答メッセージを送出する応答メッセージ出力部、8
は回線インターフェース2によって形成された通話経路
を用いて発信者側電話機から送出された用件メッセージ
の録音、録音された用件メッセージの消去、及び録音さ
れた用件メッセージの再生を行う用件録音/再生部、9
は用件録音/再生部8によって再生された用件メッセー
ジを外部に放音するスピーカである。
【0030】10は回線インターフェース2によって形
成された通話経路を用いて通信回線1から到来する発信
者情報を受信する発信者情報受信部、11は発信者情報
受信部10によって受信された発信者情報を記憶すると
共に、発信者情報に対応させて、その発信者情報による
着信の回数、その発信者情報による着信に応答したとき
に用件メッセージを録音したか否か表す情報、及びその
発信者情報による着信に応答して録音した用件メッセー
ジの用件録音/再生部8における録音位置を表す情報等
を記憶するメモリである。
【0031】12は留守番モードの起動/解除を設定す
る留守設定ボタン、及び用件メッセージの再生を指示す
るメッセージ再生ボタン等の機能キーと、発信者側電話
番号の入力等を行う数字キーとによって構成された操作
入力部、13は着信検出回路4による着信検出、応答メ
ッセージ出力部7における応答メッセージの出力終了、
及び操作入力部12からの指示に基づいて回線インター
フェース2における捕捉/開放制御、応答メッセージ再
生部7における再生制御、用件録音/再生部8における
用件録音/消去/再生制御、メモリ11におけるデータ
書込/読出制御を行う主制御部である。
【0032】尚、メモリ11におけるデータ構成は、図
3に示すように、発信者情報受信部10によって受信さ
れた発信者情報によって得られた発信者電話番号を記憶
する発信者電話番号領域11aと、当該発信者電話番号
領域に記憶された発信者電話番号による着信に応答した
ときに用件メッセージが録音されたか否か表す情報を記
憶する用件録音有無情報領域11bとによって構成され
ている。
【0033】又、上記のように構成された留守番電話機
において、発信者側においてダイヤル発信が行われる
と、通信回線1に接続された図示しない交換機は発信者
情報の送出開始を知らせる極性反転信号をダイヤル発信
先の着信側に通信回線1を介しあて送出する一方、着信
側における通信回線1の捕捉が検出されたとき、通信回
線1を介してダイヤル発信を行った発信側の発信者情報
を送出し、その後、着信側において通信回線1の開放が
検出されたとき、通信回線1を介して着信側に着信信号
(呼出信号)を送出することによって着信側への発信者
情報の報知及び着信側の呼び出しが行われ、他方、着信
側の電話機においては、通信回線1から到来する極性反
転信号が着信検出回路4によって検出されたとき(ステ
ップF1)、主制御部13が回線インターフェース2を
制御して通信回線1の捕捉を行わせる(ステップF2)
と共に、当該捕捉した通信回線1に接続された交換機と
の通話経路を形成することによって、通信回線1より到
来する交換機からの発信者情報を発信者情報受信部10
によって受信し(ステップF3)、この発信者情報の受
信が終了したとき(ステップF4)、主制御部13が回
線インターフェース2を制御して通信回線1を一旦開放
し(ステップF5)、その後において通信回線1を介し
て送出される交換機からの着信信号が着信検出回路4に
よって検出されたとき(ステップF6)、スピーカ5よ
り着信音が外部に放音される(ステップF7)。
【0034】以下、上記のように構成された留守番電話
機における留守応答動作について説明する。
【0035】操作入力部12による機能キーの操作によ
って留守番モードに移行されている状態において、上記
のような着信動作によって発信者情報が発信者情報受信
部10によって受信され(ステップF3)、且つ着信信
号が着信検出回路4によって検出される(ステップF
6)と、主制御部13は回線インターフェース2を制御
して通信回線1を捕捉して発信者側電話機との通話経路
を形成する(ステップF11)と共に、発信者情報受信
部10によって正常に発信者情報が受信されているか、
又は発信者情報受信部10によって受信された発信者情
報で発信者を特定できるか判断し(ステップF12)、
正常に受信されている、又は発信者を特定できると判断
された場合には、その受信された発信者情報と同一の発
信者情報がメモリ11に記憶されているか判断する(ス
テップF13)。
【0036】そして、主制御部13において発信者情報
受信部10によって受信された発信者情報と同一の発信
者情報がメモリ11に記憶されていないと判断された場
合(ステップF13)には、主制御部13は応答メッセ
ージ出力部7を制御して用件メッセージの録音を促す、
例えば「ただいま留守にしておりますので、ご用件を録
音して下さい。」といった第1応答メッセージの送出を
行わせ(ステップF14)、応答メッセージ出力部7は
この主制御部13からの指示に応答して第1応答メッセ
ージを回線インターフェース2によって形成された通話
経路を用いて発信者側電話機に送出し、この第1応答メ
ッセージの出力が終了したとき(ステップF16)、主
制御部13が用件録音/再生部8を制御して用件メッセ
ージの録音を行わせ(ステップF17)、この用件メッ
セージの録音中において終話検出回路6によって発信者
側電話機における通話切断が検出されたとき(ステップ
F18)、又は所定時間が経過したとき(ステップF1
9)、主制御部13が用件録音/再生部8を制御して用
件メッセージの録音を終了する(ステップF20)。
【0037】そして、用件メッセージの録音が終了した
とき(ステップF20)、又は第1応答メッセージの出
力中において終話検出回路6によって発信者側電話機に
おける通話切断が検出されたとき(ステップF15)、
主制御部13はメモリ11を制御して発信者情報受信部
10によって受信された発信者情報と、その発信者情報
に対応して用件メッセージの録音有無を記憶させる(ス
テップF21)と共に、回線インターフェース2を制御
して通信回線1を開放させ(ステップF22)、留守応
答動作を終了する。
【0038】他方、回線インターフェース2による回線
捕捉/通話経路形成時において、主制御部13が発信者
情報受信部10によって正常に発信者情報が受信されて
いない、又は発信者情報受信部10によって受信された
発信者情報によって発信者を特定できないと判断したと
き(ステップF12)、又は発信者情報受信部10によ
って正常に受信された発信者情報と同一の発信者情報が
メモリ11に記憶されていると判断されたとき(ステッ
プF13)、主制御部13は応答メッセージ出力部7を
制御して用件メッセージを要求しない、例えば「ただい
ま留守にしておりますので、戻り次第こちらからお電話
致します。」といった第2応答メッセージの送出を行わ
せ(ステップF23)、応答メッセージ出力部7はこの
主制御部13からの指示に応答して第2応答メッセージ
を回線インターフェース2によって形成された通話経路
を用いて発信者側電話機に送出し、この第2応答メッセ
ージの出力が終了したとき(ステップF24)、主制御
部13は回線インターフェース2を制御して通信回線1
を開放させ(ステップF22)、留守応答動作を終了す
る。
【0039】即ち、例えば、自局の電話番号として「○
○−○○○−○○○○」が登録されている電話機におい
て、本留守番電話機に対して初めてダイヤル発信を行う
と、第1応答メッセージが送出されて用件メッセージの
録音が可能となり、このとき用件メッセージの録音を行
うと、本留守番電話機のメモリ11には図3に示すよう
に、発信者電話番号領域11aに「○○○○○○○○
○」が、対応する録音有無情報領域11bに「有」がそ
れぞれ記憶され、その後自局の電話番号として「○○−
○○○−○○○○」が登録されている電話機において、
本留守番電話機に対してダイヤル発信を行うと、第2応
答メッセージが送出されて用件メッセージの録音及び発
信者情報の記憶が行われない。
【0040】又、自局の電話番号として「△△−△△△
△−△△△△」が登録されている電話機において、本留
守番電話機に対して初めてダイヤル発信を行うと、第1
応答メッセージが送出されて用件メッセージの録音が可
能となり、このとき用件メッセージの録音を行わない
と、本留守番電話機のメモリ11には図3に示すよう
に、発信者電話番号領域11aに「△△△△△△△△△
△」が、対応する録音有無情報領域11bに「無」がそ
れぞれ記憶される。
【0041】従って、上記動作制御によれば、一回以上
留守応答した発信者に対して応答メッセージを可変して
用件メッセージの録音を禁止することによって同一の発
信者からの同一用件での録音を禁止することができると
共に、その発信者情報を新たに記憶するといったことを
防止することができ、又発信者情報が正しく検出されな
い場合においてその発信者情報の記憶を禁止することが
できる。
【0042】尚、本実施例においては、発信者情報が正
しく検出されない場合において第2応答メッセージを送
出して用件メッセージの録音を禁止するように構成する
ことによって用件録音における無駄な容量消費を無くす
ようにしたが、これに限定されるものではなく、例えば
発信者情報が正しく検出されない場合において第1応答
メッセージを送出して用件メッセージのみを録音するこ
とによって重要な用件メッセージの聞き漏らしをなくす
ようにしても良い。
【0043】又、本実施例においては、発信者情報受信
部10によって受信された発信者情報がメモリ11に記
憶された発信者情報と一致する場合において応答メッセ
ージを可変して用件メッセージの録音を禁止するように
したが、これに限定されるものではなく、例えば発信者
情報受信部10によって受信された発信者情報とメモリ
11に記憶された発信者情報とが一致する場合において
その発信者情報に対応する録音有無情報が「有」のと
き、応答メッセージを可変して用件メッセージの録音を
禁止する一方、一致した発信者情報に対応する録音有無
情報が「無」のとき、応答メッセージを可変することな
く、用件メッセージの録音を行わせるようにしても良
く、このときメモリ11へは発信者情報の記憶を行わ
ず、発信者情報に対応する録音有無情報のみを「有」と
するようにすると良い。
【0044】[第2実施例]本発明の第2実施例につい
て、図1、図5及び図6に基づいて説明する。
【0045】尚、第2実施例における留守番電話機の電
気的構成については第1実施例とほぼ同様であり、異な
る点としては、メモリ11におけるデータ構成が図5に
示すように、発信者情報受信部10によって受信された
発信者情報によって得られた発信者電話番号を記憶する
発信者電話番号領域11aと、当該発信者電話番号領域
に記憶された発信者電話番号による着信の回数を記憶す
る着信回数領域11cとによって構成されている点であ
る。
【0046】以下、上記のように構成された留守番電話
機における留守応答動作について説明する。
【0047】通信回線1から到来する極性反転信号が着
信検出回路4によって検出される(ステップF31)
と、主制御部13が回線インターフェース2を制御して
通信回線1の捕捉を行わせる(ステップF32)と共
に、当該捕捉した通信回線1に接続された交換機との通
話経路を形成することによって、通信回線1より到来す
る交換機からの発信者情報を発信者情報受信部10によ
って受信し(ステップF33)、この発信者情報の受信
が終了したとき(ステップF34)、主制御部13がそ
の受信された発信者情報と同一の発信者情報がメモリ1
1に記憶されているか判断する(ステップF35)。
【0048】そして、主制御部13において発信者情報
受信部10によって受信された発信者情報と同一の発信
者情報がメモリ11に記憶されていないと判断された場
合(ステップF35)には、主制御部13はメモリ11
を制御して発信者情報受信部10によって受信された発
信者情報を記憶する(ステップF36)と共に、その発
信者情報に対応する着信回数として初めての発信者から
の着信であることを表すデータ「1」とを記憶させ(ス
テップF37)、又主制御部13において発信者情報受
信部10によって受信された発信者情報と同一の発信者
情報がメモリ11に記憶されている判断された場合(ス
テップF35)には、主制御部13はメモリ11を制御
してその記憶された発信者情報に対応する着信回数を更
新する(ステップF38)。
【0049】そして、メモリ11への発信者情報及び着
信回数の記憶(ステップF36,F37)、又は着信回
数の更新(ステップF38)が終了した後、主制御部1
3が回線インターフェース2を制御して通信回線1を一
旦開放し(ステップF39)、その後において通信回線
1を介して送出される交換機からの着信信号が着信検出
回路4によって検出される(ステップF40)と、留守
番モードに設定されている状態では、主制御部13が回
線インターフェース2を制御して通信回線1を捕捉して
発信者側電話機との通話経路を形成する(ステップF4
1)と共に、メモリ11を制御して発信者情報受信部1
0によって受信されている発信者情報に対応する着信回
数を検索する(ステップF42)。
【0050】そして、主制御部13によって検索された
着信回数が「1」である場合(ステップF43)には、
主制御部13が応答メッセージ出力部7を制御して留守
である旨伝える、例えば「留守にしておりますので、後
ほどお電話致します。」といった第1応答メッセージを
送出させ(ステップF44)、又主制御部13によって
検索された着信回数が「2」である場合(ステップF4
5)には、主制御部13が応答メッセージ出力部7を制
御して、例えば「たびたび恐れ入ります、後ほどお電話
致します。」といった第2応答メッセージを送出させ
(ステップF46)、更に主制御部13によって検索さ
れた着信回数が「1」でも「2」でもない場合(ステッ
プF45)には、主制御部13が応答メッセージ出力部
7を制御して、例えば「たびたび恐れ入ります、戻り次
第至急お電話致します。」といった第3応答メッセージ
を送出させる(ステップF47)。
【0051】そして、操作入力部12によってメモリ1
1に記憶された発信者情報の報知指示が成された場合に
は、主制御部13はその操作入力部12からの報知指示
に基づいてメモリ11を制御して着信回数領域11cに
記憶された着信回数を検索し、一番多い着信回数に対応
する発信者情報を発信者電話番号領域11aから読み出
し、以下順次着信回数の多い発信者情報を読み出して図
示しない表示装置等に表示、又はその発信者情報を音声
に変換して外部放音させる。
【0052】即ち、例えば、自局の電話番号として「○
○−○○○−○○○○」が登録されている電話機におい
て、本留守番電話機に対して初めてダイヤル発信を行う
と、第1応答メッセージが送出されて、本留守番電話機
のメモリ11には図5(a)に示すように、発信者電話
番号領域11aに「○○○○○○○○○」が、対応する
着信回数領域11cに「1」がそれぞれ記憶され、その
後に再び自局の電話番号として「○○−○○○−○○○
○」が登録されている電話機において、本留守番電話機
に対してダイヤル発信を行うと、第2応答メッセージが
送出されて、本留守番電話機のメモリ11には図5
(b)に示すように、発信者電話番号領域11aに記憶
された「○○○○○○○○○」に対応する着信回数領域
11cに「2」が記憶され、その後に再び自局の電話番
号として「○○−○○○−○○○○」が登録されている
電話機において、本留守番電話機に対してダイヤル発信
が行われると、第3応答メッセージが送出されて、本留
守番電話機のメモリ11には図5(c)に示すように、
発信者電話番号領域11aに記憶された「○○○○○○
○○○」に対応する着信回数領域11cに「3」が記憶
される。
【0053】そして、図5(c)に示すようなデータが
メモリ11に記憶されている状態において、発信者情報
の報知指示が成されると、まず「○○−○○○−○○○
○○」が報知され、次に「△△−△△△△−△△△△」
が報知され、最後に「◇◇◇◇−◇◇−◇◇◇◇」が報
知される。
【0054】従って、上記動作制御によれば、留守応答
した発信者に対してその応答した回数を着信回数として
計数し、その着信回数に応じて応答メッセージを可変す
ることができ、又記憶した発信者情報を外部報知する際
においてその着信回数に基づいて外部報知順序を決定す
ることができる。
【0055】[第3実施例]本発明の第3実施例につい
て、図1、図2及び図7乃至図9に基づいて説明する。
【0056】尚、第3実施例における留守番電話機の電
気的構成については第1実施例とほぼ同様であり、異な
る点としては、メモリ11におけるデータ構成が図7に
示すように、発信者情報受信部10によって受信された
発信者情報によって得られた発信者電話番号を記憶する
発信者電話番号領域と、当該発信者電話番号領域に記憶
された発信者電話番号による着信に応答して録音した用
件メッセージの用件録音/再生部8における録音位置を
表す情報を記憶する録音番号領域とによって構成され、
且つ用件録音/再生部8における用件録音データが図8
に示すように、録音位置を表す録音番号領域と、該録音
番号領域に対応して用件メッセージを記憶する音声デー
タ領域とによって構成されている点である。
【0057】以下、上記のように構成された留守番電話
機における留守応答動作について説明する。
【0058】尚、着信時の動作については第1実施例と
同様であるため、その説明については省略する。
【0059】操作入力部12による機能キーの操作によ
って留守番モードに移行されている状態において、上記
のような着信動作によって発信者情報が発信者情報受信
部10によって受信され(ステップF3)、且つ着信信
号が着信検出回路4によって検出される(ステップF
6)と、主制御部13は回線インターフェース2を制御
して通信回線1を捕捉して発信者側電話機との通話経路
を形成する(ステップF51)と共に、応答メッセージ
出力部7を制御して用件メッセージの録音を促す、例え
ば「ただいま留守にしておりますので、ご用件を録音し
て下さい。」といった応答メッセージの送出を行わせ
(ステップF52)、応答メッセージ出力部7はこの主
制御部13からの指示に応答して応答メッセージを回線
インターフェース2によって形成された通話経路を用い
て発信者側電話機に送出する。
【0060】そして、この応答メッセージ出力部7によ
る応答メッセージの出力が終了する(ステップF53)
と、主制御部13は発信者情報受信部10によって受信
された発信者情報と同一の発信者情報がメモリ11に記
憶されているか判断し(ステップF54)、このとき主
制御部13において発信者情報受信部10によって受信
された発信者情報と同一の発信者情報がメモリ11に記
憶されていないと判断された場合には、主制御部13は
メモリ11を制御して発信者情報受信部10によって受
信された発信者情報を記憶させる(ステップF55)。
【0061】一方、主制御部13において発信者情報受
信部10によって受信された発信者情報と同一の発信者
情報がメモリ11に記憶されていると判断された場合に
は、主制御部13は通信回線1から到来するDTMF信
号を監視して発信者側電話機において用件メッセージの
消去指示が成されたか否か判断し(ステップF56)、
発信者側電話機において消去指示が成されていると判断
された場合には、主制御部13がメモリ11を制御して
発信者情報受信部10によって受信された発信者情報に
対応する用件メッセージの録音位置を表す録音番号を消
去することによって同一の発信者側によって前回に録音
した用件メッセージの消去を行う(ステップF57)。
【0062】そして、主制御部13はメモリ11への発
信者情報の記憶(ステップF55)、用件メッセージの
消去指示の非検出(ステップF56)、又は用件メッセ
ージの消去(ステップF57)が行われた後、用件録音
/再生部8を制御して用件メッセージの録音を行わせ
(ステップF58)、この用件メッセージの録音中にお
いて終話検出回路6によって発信者側電話機における通
話切断が検出されたとき(ステップF59)、又は所定
時間が経過したとき(ステップF60)、主制御部13
が用件録音/再生部8を制御して用件メッセージの録音
を終了する(ステップF61)。
【0063】尚、用件録音/再生部8において用件メッ
セージを録音する際には、用件録音/再生部8は主制御
部13による録音制御に基づいてメモリ11に記憶され
ている録音位置を表すデータ以外の録音位置に用件メッ
セージを録音する。
【0064】そして、用件メッセージの録音が終了した
とき(ステップF61)、又は第1応答メッセージの出
力中において終話検出回路6によって発信者側電話機に
おける通話切断が検出されたとき、主制御部13はメモ
リ11を制御して発信者情報受信部10によって受信さ
れた発信者情報に対応して用件メッセージの録音位置を
表す録音番号を記憶させる(ステップF62)と共に、
回線インターフェース2を制御して通信回線1を開放さ
せ(ステップF63)、留守応答動作を終了する。
【0065】そして、操作入力部12によって用件メッ
セージの再生指示が成された場合には、主制御部13は
その操作入力部12からの再生指示に基づいてメモリ1
1を制御して発信者電話番号領域11aから発信者情報
を読み出して図示しない表示装置等に表示、又はその発
信者情報を音声に変換して外部放音させると共に、当該
発信者情報に対応して記憶された録音番号を録音番号領
域11dから読み出し、主制御部13はその録音番号に
基づいて用件録音/再生部8における録音位置を認識
し、用件録音/再生部8を制御して表示又は外部放音さ
せた発信者情報に対応する用件メッセージを再生する。
【0066】即ち、例えば、自局の電話番号として「○
○−○○○−○○○○」が登録されている電話機におい
て、本留守番電話機に対して初めてダイヤル発信を行い
「至急お電話下さい。」といった用件メッセージを録音
すると、本留守番電話機のメモリ11には図7(a)に
示すように、発信者電話番号領域11aに「○○○○○
○○○○」が、対応する着信回数領域11dに「1」が
それぞれ記憶されると共に、用件録音/再生部8には図
8(a)に示すように、録音番号領域8aに「1」が、
対応する音声データ領域8bに「至急お電話下さい。」
がそれぞれ記憶される。
【0067】そして、その後に自局の電話番号として
「△△−△△△−△△△△」が登録されている電話機に
おいて、本留守番電話機に対してダイヤル発信を行い、
「また、お電話致します。」といった用件メッセージを
録音すると、本留守番電話機のメモリ11には図7
(b)に示すように、発信者電話番号領域11aに「△
△△△△△△△△」が、対応する着信回数領域11dに
「2」がそれぞれ記憶されると共に、用件録音/再生部
8には図8(b)に示すように、録音番号領域8aに
「2」が、対応する音声データ領域8bに「また、お電
話致します。」がそれぞれ記憶され、再び自局の電話番
号として「△△−△△△−△△△△」が登録されている
電話機において、本留守番電話機に対してダイヤル発信
を行い、用件メッセージの消去指示を行った後、「お電
話下さい。」といった用件メッセージを録音すると、本
留守番電話機のメモリ11には図7(c)に示すよう
に、発信者電話番号領域11aの「△△−△△△−△△
△△」に対応する着信回数領域11dに「3」が記憶さ
れると共に、用件録音/再生部8には図8(c)に示す
ように、録音番号領域8aに「3」が、対応する音声デ
ータ領域8bに「お電話下さい。」がそれぞれ記憶され
る。
【0068】そして、図7(c)に示すようなデータが
メモリ11に、図8(c)に示すようなデータが用件録
音/再生部8にそれぞれ記憶されている状態において、
用件メッセージの再生指示が成されると、「○○−○○
○−○○○○○」が報知されると共に、「至急お電話下
さい。」といった用件メッセージが外部放音され、又
「△△−△△△△−△△△△」が報知されると共に、
「お電話下さい。」といった用件メッセージが外部放音
される。
【0069】従って、上記動作制御によれば、留守応答
した発信者において前回用件メッセージを録音した内容
を消去して新たな用件メッセージを録音することがで
き、使用者においては用件メッセージを再生したとき留
守応答した発信者が再生してほしい用件メッセージのみ
を聴取することができる。
【0070】尚、本実施例においては、前回の留守応答
動作によって用件メッセージを録音した発信者が再度電
話をかけてきたときにおいて用件メッセージの消去操作
を行ったとき、用件メッセージを消去するようにした
が、これに限定されるものではなく、例えば前回の留守
応答動作によって用件メッセージを録音した発信者が再
度電話をかけてきたときにおいて強制的に前回録音した
用件メッセージを消去するようにしても良い。
【0071】[第4実施例]本発明の第4実施例につい
て、図1、図2及び図10乃至図12に基づいて説明す
る。
【0072】尚、第4実施例における留守番電話機の電
気的構成については第1実施例とほぼ同様であり、異な
る点としては、メモリ11におけるデータ構成が図10
に示すように、発信者情報受信部10によって受信され
た発信者情報によって得られた発信者電話番号を記憶す
る発信者電話番号領域11aと、当該発信者電話番号領
域に記憶された発信者電話番号による着信に応答して録
音した用件メッセージの用件録音/再生部8における録
音位置を表す情報を記憶する録音番号領域11dとによ
って構成され、且つ用件録音/再生部8における用件録
音データが図11に示すように、録音位置を表す録音番
号領域11aと、該録音番号領域に対応して用件メッセ
ージを記憶する音声データ領域11bとによって構成さ
れている点である。
【0073】又、上記のように構成された留守番電話機
において、留守応答動作については第3実施例の留守番
電話機における留守番動作とほぼ同様であり、その説明
については省略する。
【0074】以下、上記のように構成された留守番電話
機について、留守応答動作によって録音された用件メッ
セージの再生動作について説明する。
【0075】使用者が操作入力部12を操作して用件メ
ッセージの再生を指示する(ステップF71)と、主制
御部13は操作入力部12からの再生指示に応答してメ
モリ11を制御し、発信者電話番号領域11aに発信者
情報が記憶されているか判断し(ステップF72)、こ
のとき発信者情報が記憶されていないと判断された場合
には用件メッセージの再生動作を終了する。
【0076】一方、主制御部13においてメモリ11に
発信者情報が記憶されていると判断された場合には、主
制御部13がメモリ11を制御して発信者電話番号領域
11aに記憶された発信者情報を読み出す(ステップF
73)と共に、当該読み出した発信者情報に対応する録
音番号を録音番号領域11dから読み出し(ステップF
74)、主制御部13はそのメモリ11から読み出した
録音番号に基づいて用件録音/再生部8における録音位
置を認識すると共に、用件録音/再生部8を制御してメ
モリ11より読み出した発信者情報に対応して録音され
た用件メッセージを再生する(ステップF76)。
【0077】そして、この用件メッセージの再生が終了
したとき(ステップF77)、再度メモリ11より読み
出されている発信者情報に対応する録音番号の読み出
し、及び当該読み出した録音番号に対応する用件メッセ
ージの再生を繰り返し(ステップF74〜F77)、メ
モリ11より読み出されている発信者情報に対応する録
音番号が全て読み出され、主制御部13においてメモリ
11より読み出す録音番号がなくなったと判断されたと
き(ステップF75)、主制御部13がメモリ11を制
御して発信者電話番号領域11aに記憶されている発信
者情報において今回の再生において用件メッセージの再
生が行われていない発信者情報があるか判断する(ステ
ップF78)。
【0078】そして、主制御部13において、用件メッ
セージの再生が終了していない発信者情報がないと判断
された場合には、用件メッセージの再生動作を終了し、
又用件メッセージの再生が終了していない発信者情報が
あると判断された場合には、主制御部13はメモリ11
を制御してその用件メッセージの再生が終了していない
発信者情報を読み出して上記と同様にその発信者情報に
対応する録音番号の読み出し、及び当該読み出した録音
番号に対応する用件メッセージの再生を繰り返す(ステ
ップF73〜F77)。
【0079】即ち、例えば、自局の電話番号として「○
○−○○○−○○○○」が登録されている電話機におい
て、本留守番電話機に対して初めてダイヤル発信を行い
「お電話下さい。」といった用件メッセージを録音する
と、本留守番電話機のメモリ11には図10(a)に示
すように、発信者電話番号領域11aに「○○○○○○
○○○」が、対応する着信回数領域11dに「1」がそ
れぞれ記憶されると共に、用件録音/再生部8には図1
1(a)に示すように、録音番号領域8aに「1」が、
対応する音声データ領域8bに「お電話下さい。」がそ
れぞれ記憶される。
【0080】そして、その後に自局の電話番号として
「△△−△△△−△△△△」が登録されている電話機に
おいて、本留守番電話機に対してダイヤル発信を行い、
「ポチを知りませんか?」といった用件メッセージを録
音すると、本留守番電話機のメモリ11には図10
(b)に示すように、発信者電話番号領域11aに「△
△△△△△△△△」が、対応する着信回数領域11dに
「2」がそれぞれ記憶されると共に、用件録音/再生部
8には図11(b)に示すように、録音番号領域8aに
「2」が、対応する音声データ領域8bに「ポチを知り
ませんか?」がそれぞれ記憶される。
【0081】そして、その後に自局の電話番号として
「○○−○○○−○○○○」が登録されている電話機に
おいて、本留守番電話機に対して再びダイヤル発信を行
い「至急お電話下さい。」といった用件メッセージを録
音すると、本留守番電話機のメモリ11には図10
(c)に示すように、発信者電話番号領域11aに記憶
された「○○○○○○○○○」に対応する着信回数領域
11dに「3」が記憶されると共に、用件録音/再生部
8には図11(c)に示すように、録音番号領域8aに
「3」が、対応する音声データ領域8bに「至急お電話
下さい。」がそれぞれ記憶される。
【0082】そして、その後に自局の電話番号として
「△△−△△△−△△△△」が登録されている電話機に
おいて、本留守番電話機に対してダイヤル発信を行い、
「ポチが見つかりました。」といった用件メッセージを
録音すると、本留守番電話機のメモリ11には図10
(d)に示すように、発信者電話番号領域11aに記憶
された「△△△△△△△△△」に対応する着信回数領域
11dに「4」が記憶されると共に、用件録音/再生部
8には図11(d)に示すように、録音番号領域8aに
「4」が、対応する音声データ領域8bに「ポチが見つ
かりました。」がそれぞれ記憶される。
【0083】そして、その後に自局の電話番号として
「○○−○○○−○○○○」が登録されている電話機に
おいて、本留守番電話機に対して再びダイヤル発信を行
い「戻り次第お電話下さい。」といった用件メッセージ
を録音すると、本留守番電話機のメモリ11には図10
(e)に示すように、発信者電話番号領域11aに記憶
された「○○○○○○○○○」に対応する着信回数領域
11dに「5」が記憶されると共に、用件録音/再生部
8には図11(e)に示すように、録音番号領域8aに
「5」が、対応する音声データ領域8bに「戻り次第お
電話下さい。」がそれぞれ記憶される。
【0084】そして、図10(e)に示すようなデータ
がメモリ11に、図11(e)に示すようなデータが用
件録音/再生部8にそれぞれ記憶されている状態におい
て、用件メッセージの再生指示が成されると、「○○−
○○○−○○○○○」の用件メッセージとして「お電話
下さい。」「至急お電話下さい。」「戻り次第お電話下
さい。」といった用件メッセージが連続して外部放音さ
れ、又「△△−△△△△−△△△△」の用件メッセージ
として「ポチを知りませんか?」「ポチが見つかりまし
た。」といった用件メッセージが連続して外部放音され
る。
【0085】従って、上記動作制御によれば、用件メッ
セージの録音時において、録音する用件メッセージを発
信者情報に対応させることができ、用件メッセージの再
生時において、同一の発信者からの用件メッセージを連
続して再生することができる。
【0086】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、着信時に通信回線から到来する発信者情報が既に
記憶されている発信者情報と一致する際において、その
発信者からの着信に応答する際の留守応答動作を変える
ことにより、同じ発信者からの着信に応答する際の留守
応答動作を適切に設定することができるため、同じ発信
者への同じ応答メッセージの送出、及び同じ発信者から
の重複する用件メッセージの録音等を防止することがで
きる。
【0087】請求項2記載の発明によれば、着信時に通
信回線から到来する発信者情報が既に記憶されている発
信者情報と一致する際において、その発信者からの着信
の回数に応じて応答メッセージを変えることにより、同
じ発信者への同じ応答メッセージの送出を防止すること
ができるため、同じ応答メッセージを聴取することによ
る発信者の不快感をなくすことができる。
【0088】請求項3記載の発明によれば、着信時に通
信回線から到来する発信者情報が既に記憶されている発
信者情報と一致する際において、その発信者からの着信
に応答する際の用件録音を禁止することにより、同じ発
信者からの重複する用件メッセージの録音を防止するこ
とができるため、用件メッセージを録音する記録媒体に
おける録音容量の無駄な消費を防止して、より多くの用
件録音を行うことができる。
【0089】請求項4記載の発明によれば、着信時に通
信回線から到来する発信者情報が既に記憶されている発
信者情報と一致する際において、その発信者によって以
前に録音した用件メッセージの消去を行うと共に、新た
なる用件メッセージの録音を行うことにより、同じ発信
者からの重複する用件メッセージの録音を防止しつつ、
最新の用件メッセージを録音することができるため、用
件メッセージを録音する記録媒体における録音容量の無
駄な消費を防止して、より多くの用件録音を行うことが
でき、且つリアルタイムな用件を録音することができ
る。
【0090】請求項5記載の発明によれば、着信時に通
信回線から到来する発信者情報が既に記憶されている発
信者情報と一致する際において、その発信者による操作
に応答して以前に録音した用件メッセージの消去を行う
と共に、新たなる用件メッセージの録音を行うことによ
り、発信者における操作によって当該発信者にて以前に
録音した用件メッセージの消去を行うことができるた
め、同じ発信者からの用件メッセージにおいて必要であ
るものについては全て録音を行い、又発信者において重
複する又は用件が変わると判断した、以前に録音した用
件メッセージを消去することができ、それに伴って同じ
発信者からの重複する用件メッセージの録音を防止で
き、用件メッセージを録音する記録媒体における録音容
量の無駄な消費を防止して、より多くの用件録音を行う
ことができると共に、リアルタイムな用件を録音するこ
とができ、且つ使用者に伝えなくてはならない全ての用
件メッセージを確実に伝えることができる。
【0091】請求項6記載の発明によれば、着信時に通
信回線から到来する発信者情報が既に記憶されている発
信者情報と一致しない場合においてその発信者情報を記
憶する一方、着信時に通信回線から到来する発信者情報
が既に記憶されている発信者情報と一致する場合におい
てその発信者情報を記憶させないことにより、同じ発信
者情報を複数記憶するといったことを防止することがで
きるため、発信者情報を記憶するために用いられる半導
体メモリの記憶容量の無駄な消費を防止して、より多く
の発信者情報の認識を行うことができる。
【0092】請求項7記載の発明によれば、着信時に通
信回線から到来する発信者情報と、その発信者からの着
信に応答して録音した用件メッセージとの対応をとるこ
とにより、同一の発信者情報に対応する全ての用件メッ
セージを続けて再生することができるため、使用者は同
じ発信者からの用件メッセージを続けて聴取することが
でき、それに伴って使用者は録音用件の聴取を困惑する
ことなく行うことができる。
【0093】請求項8記載の発明によれば、着信時に通
信回線から到来する発信者情報が正しく受信され、且つ
既に記憶されている発信者情報と一致しない場合におい
てその発信者情報を記憶する一方、着信時に通信回線か
ら到来する発信者情報が正しく受信されない場合におい
てその発信者情報を記憶させないことにより、発信者情
報の送出禁止操作が行われてダイヤル発信が行われたた
めに認識できない発信者情報を記憶するといったことを
防止することができるため、発信者情報を記憶するため
に用いられる半導体メモリの記憶容量の無駄な消費を防
止して、より多くの発信者情報の認識を行うことができ
る。
【0094】請求項9記載の発明によれば、着信時に通
信回線から到来する発信者情報が正しく受信され、且つ
既に記憶されている発信者情報と一致しない場合におい
てその発信者情報を記憶する一方、着信時に通信回線か
ら到来して受信された発信者情報によって発信者を特定
できない場合においてその発信者情報を記憶させないこ
とにより、公衆電話機によってダイヤル発信が行われた
ために発信者を認識できない発信者情報を記憶するとい
ったことを防止することができるため、発信者情報を記
憶するために用いられる半導体メモリの記憶容量の無駄
な消費を防止して、より多くの発信者情報の認識を行う
ことができる。
【0095】請求項10記載の発明によれば、着信時に
通信回線から到来する発信者情報が正しく受信され、且
つ既に記憶されている発信者情報と一致しない場合にお
いてその発信者情報を記憶する一方、着信時に通信回線
から到来して受信された発信者情報が既に記憶されてい
る発信者情報と一致する場合においてその発信者情報を
記憶させないことにより、同じ発信者情報を複数記憶す
るといったことを防止することができるため、発信者情
報を記憶するために用いられる半導体メモリの記憶容量
の無駄な消費を防止して、より多くの発信者情報の認識
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である留守番電話機の電気的
構成を示す概略機能ブロック図。
【図2】同留守番電話機における着信時の動作制御を示
すフローチャート。
【図3】本発明の第1実施例である留守番電話機におけ
るメモリのデータ構成を示す説明図。
【図4】同留守番電話機における留守応答時の動作制御
を示すフローチャート。
【図5】本発明の第2実施例である留守番電話機におけ
るメモリのデータ構成を示す説明図。
【図6】同留守番電話機における留守応答時の動作制御
を示すフローチャート。
【図7】本発明の第3実施例である留守番電話機におけ
るメモリのデータ構成を示す説明図。
【図8】同留守番電話機における用件録音データのデー
タ構成を示す説明図。
【図9】同留守番電話機における留守応答時の動作制御
を示すフローチャート。
【図10】本発明の第4実施例である留守番電話機にお
けるメモリのデータ構成を示す説明図。
【図11】同留守番電話機における用件録音データのデ
ータ構成を示す説明図。
【図12】同留守番電話機における用件再生時の動作制
御を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 通信回線 2 回線インターフェース 3 ハンドセット 4 着信検出回路 5 スピーカ 6 終話検出回路 7 応答メッセージ出力部 8 用件録音/再生部 9 スピーカ 10 発信者情報受信部 11 メモリ 12 操作入力部 13 主制御部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着信時において発信者情報が到来する通
    信回線に接続される一方、 上記通信回線から到来する着信信号に応答して当該通信
    回線を自動的に捕捉すると共に、通信回線に対して応答
    メッセージを送出し、その後通信回線から到来する用件
    メッセージを録音する留守番電話機において、 上記発信者情報を受信する受信手段と、 該受信手段によって受信された発信者情報を記憶する記
    憶手段と、 該記憶手段に記憶された発信者情報と、上記受信手段に
    よって受信された発信者情報とを比較する比較手段と、 該比較手段による比較結果に基づいて留守応答動作を可
    変する制御手段とを設けたことを特徴とする留守番電話
    機。
  2. 【請求項2】 上記記憶手段は、上記受信手段によって
    受信される発信者情報と、当該発信者情報による着信の
    回数とを対応させて記憶する一方、 上記制御手段は、上記比較手段による比較結果に基づい
    て上記記憶手段に記憶された発信者情報と上記受信手段
    によって受信された発信者情報との一致が検出されたと
    き、当該発信者情報による着信の回数に応じて上記通信
    回線に送出する応答メッセージを可変することを特徴と
    する請求項1記載の留守番電話機。
  3. 【請求項3】 上記制御手段は、上記比較手段による比
    較結果に基づいて上記記憶手段に記憶された発信者情報
    と上記受信手段によって受信された発信者情報との一致
    が検出されたとき、当該着信に対する用件メッセージ録
    音を行わせないことを特徴とする請求項1又は請求項2
    記載の留守番電話機。
  4. 【請求項4】 上記記憶手段は、記憶された発信者情報
    と、当該発信者情報による着信によって録音された用件
    メッセージとの対応をとる一方、 上記制御手段は、上記比較手段による比較結果に基づい
    て上記記憶手段に記憶された発信者情報と上記受信手段
    によって受信された発信者情報との一致が検出されたと
    き、当該発信者情報による着信によって以前に録音され
    た用件メッセージを消去することを特徴とする請求項1
    乃至請求項3の何れかに記載の留守番電話機。
  5. 【請求項5】 上記通信回線から到来する操作信号を検
    出する操作検出手段を設け、 上記制御手段は、上記比較手段による比較結果に基づい
    て上記記憶手段に記憶された発信者情報と上記受信手段
    によって受信された発信者情報との一致が検出された場
    合であって、上記操作検出手段によって所定の操作信号
    が検出されたとき、当該発信者情報による着信によって
    以前に録音された用件メッセージを消去することを特徴
    とする請求項4記載の留守番電話機。
  6. 【請求項6】 上記制御手段は、上記比較手段による比
    較結果に基づいて上記記憶手段に記憶された発信者情報
    と上記受信手段によって受信された発信者情報との一致
    が検出されたとき、上記記憶手段による当該発信者情報
    の記憶が行われないようにすることを特徴とする請求項
    1乃至請求項5の何れかに記載の留守番電話機。
  7. 【請求項7】 着信時において発信者情報が到来する通
    信回線に接続される一方、 上記通信回線から到来する着信信号に応答して当該通信
    回線を自動的に捕捉すると共に、通信回線に対して応答
    メッセージを送出し、その後通信回線から到来する用件
    メッセージを録音する留守番電話機において、 上記発信者情報を受信する受信手段と、 該受信手段によって受信された発信者情報を記憶すると
    共に、当該発信者情報による着信によって録音された用
    件メッセージとの対応をとる記憶手段と、 該記憶手段に記憶された発信者情報に対応する用件メッ
    セージを連続して再生する用件再生手段とを設けたこと
    を特徴とする留守番電話機。
  8. 【請求項8】 着信時において発信者情報が到来する通
    信回線に接続された留守番電話機において、 上記通信回線から到来する発信者情報を受信する受信手
    段と、 該受信手段によって受信された発信者情報を記憶する記
    憶手段と、 上記受信手段によって発信者情報を受信できなかったと
    き、上記記憶手段による発信者情報の記憶が行われない
    ようにする制御手段とを設けたことを特徴とする留守番
    電話機。
  9. 【請求項9】 着信時において発信者情報が到来する通
    信回線に接続された留守番電話機において、 上記通信回線から到来する発信者情報を受信する受信手
    段と、 該受信手段によって受信された発信者情報を記憶する記
    憶手段と、 上記受信手段によって受信された発信者情報に基づく発
    信者が特定できなかったとき、上記記憶手段による発信
    者情報の記憶が行われないようにする制御手段とを設け
    たことを特徴とする留守番電話機。
  10. 【請求項10】 着信時において発信者情報が到来する
    通信回線に接続された留守番電話機において、 上記通信回線から到来する発信者情報を受信する受信手
    段と、 該受信手段によって受信された発信者情報を記憶する記
    憶手段と、 該記憶手段に記憶された発信者情報と、上記受信手段に
    よって受信された発信者情報とを比較する比較手段と、 該比較手段による比較結果に基づいて上記記憶手段に記
    憶された発信者情報と上記受信手段によって受信された
    発信者情報との一致が検出されたとき、上記記憶手段に
    よる発信者情報の記憶が行われないようにする制御手段
    とを設けたことを特徴とする留守番電話機。
JP8128519A 1996-04-03 1996-05-23 留守番電話機 Pending JPH09326858A (ja)

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US08/795,291 US5894505A (en) 1996-04-03 1997-02-04 Telephone answering machine
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EP0800301A2 (en) 1997-10-08
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