JP3445737B2 - 通信装置 - Google Patents
通信装置Info
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- JP3445737B2 JP3445737B2 JP07157098A JP7157098A JP3445737B2 JP 3445737 B2 JP3445737 B2 JP 3445737B2 JP 07157098 A JP07157098 A JP 07157098A JP 7157098 A JP7157098 A JP 7157098A JP 3445737 B2 JP3445737 B2 JP 3445737B2
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M1/00—Substation equipment, e.g. for use by subscribers
- H04M1/60—Substation equipment, e.g. for use by subscribers including speech amplifiers
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- H04M1/64—Automatic arrangements for answering calls; Automatic arrangements for recording messages for absent subscribers; Arrangements for recording conversations
- H04M1/65—Recording arrangements for recording a message from the calling party
- H04M1/6505—Recording arrangements for recording a message from the calling party storing speech in digital form
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- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M1/00—Substation equipment, e.g. for use by subscribers
- H04M1/72—Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Telephone Function (AREA)
Description
えた通信装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来より、通信機能を備えた情報端末や
携帯電話機やファクシミリ装置等の通信装置において
は、使用者による操作に基づいて相手側の通信装置から
送出されたメッセージを録音すると共に、その録音した
メッセージを使用者による操作に基づいて任意のタイミ
ングで再生する録音再生機能や、このような録音再生機
能を応用し、回線からの呼出信号が検出されたときに、
自動的に回線を捕捉して予め登録した応答メッセージを
相手側の通信装置に送出し、その後、相手側の通信装置
から送出された用件メッセージを録音する留守番機能を
備えたものがあり、又このような録音再生機能や留守番
機能を備えた通信装置においては、メッセージの録音レ
ベルや録音圧縮レートを事前に設定できるようにする機
能や、再生音量や再生速度をメッセージの再生中に調整
できるようにする機能を備えたものもあった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来装
置では、相手側の声が小さい場合や大きい場合には、そ
の都度、使用者によって度録音レベルを調整するか又は
メッセージ再生時において使用者によって再生音量を調
整する必要があり、使用者において繁雑な操作を要する
といった問題点があり、又相手側が早口であったりゆっ
くり喋ったりする場合には、メッセージの再生時におい
て、その都度、使用者によって再生速度を調整する必要
があり、使用者において繁雑な操作を要するといった問
題点があり、更に相手側からの雑音が大きい場合におい
て録音圧縮レートを低くしないとメッセージが聞き取り
にくくなり、逆に録音圧縮レートを低くしておくと録音
可能なメッセージ量が減少するため、使用者は相手側か
らの雑音の状況に応じて、その都度、録音圧縮レートを
調整する必要があり、使用者における繁雑な操作を要す
ると共に、留守番機能のように自動的にメッセージ録音
を開始するものでは、このような録音圧縮レートの調整
は初期設定でしか行うことができず、相手側からのメッ
セージを聞き取り易く録音しつつ、録音可能なメッセー
ジ量を増大させることができなかった。 【0004】本願発明は、使用者による繁雑な操作を要
することなく、常に最適な設定状態でメッセージの録音
や再生を行うことができる通信装置を提供することを目
的とするものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、回線から到来するメッセージを録音する
と共に、その録音されたメッセージを任意のタイミング
において再生可能な録音再生機能を備えた通信装置にお
いて、電話番号を記憶する記憶手段と、着信時に回線か
ら到来する発信者情報を受信する受信手段と、上記録音
再生機能によって録音されたメッセージを再生する際の
再生音量を設定する操作手段と、上記録音再生機能によ
って録音されたメッセージと上記受信手段によって受信
された発信者情報に含まれる電話番号とを対応させ、上
記録音再生機能によって録音されたメッセージの再生中
に上記操作手段によって再生音量が設定されたとき、そ
の設定された再生音量に基づいて録音レベルを設定する
と共に、その録音レベルと再生中のメッセージに対応す
る電話番号とを対応させて上記記憶手段に記憶する制御
手段とを設ける一方、上記制御手段が、着信時におい
て、上記受信手段によって受信された発信者情報に含ま
れる電話番号と一致する電話番号が上記記憶手段に記憶
されていると判断したとき、当該電話番号に対応して録
音された録音レベルを上記録音再生機能における録音レ
ベルとして設定するよう構成したものである。 【0006】 【0007】 【0008】 【0009】 【0010】 【0011】 【0012】 【0013】 【0014】 【0015】 【0016】 【0017】 【0018】従って、本発明によれば、着信時に回線か
ら到来する発信者情報が受信手段によって受信される
と、制御手段がその発信者情報に含まれる電話番号と一
致する電話番号が記憶手段に記憶されているか判断し、
その結果、一致する電話番号が記憶されていると判断し
たとき、当該電話番号に対応して録音された録音レベル
を録音再生機能における録音レベルとして設定すること
により、声が小さい或いは声が大きい相手側からのメッ
セージ録音を適切に行うことができる。 【0019】又、本発明によれば、制御手段が録音再生
機能によってメッセージを録音する際、その録音したメ
ッセージと受信手段によって受信された発信者情報に含
まれる電話番号とを対応させ、その後、録音されたメッ
セージの再生中に操作手段によって再生音量が設定され
たとき、その設定された再生音量に基づいて録音レベル
を設定すると共に、その録音レベルと再生中のメッセー
ジに対応する電話番号とを対応させて記憶手段に記憶す
ることにより、使用者による繁雑な操作を要することな
く、電話番号と録音レベルとの設定を行うことができ
る。 【0020】 【0021】 【0022】 【0023】 【0024】 【0025】 【0026】 【0027】 【0028】 【0029】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。 【0030】図1は本発明の一実施の形態である通信装
置の電気的構成を示す概略機能ブロック図、図2は同通
信装置におけるメモリのデータ構成例を示す説明図であ
り、(a)は電話番号及び各種設定内容を構成するデー
タの一例を、(b)は電話番号及び各種設定内容を構成
するデータの他の例を、(c)はメッセージと電話番号
との関係を表すデータをそれぞれ示す。図3は同通信装
置における着信時の動作制御の一例を示すフローチャー
ト、図4は同通信装置におけるメッセージ再生時の動作
制御の一例を示すフローチャート、図5は同通信装置に
おけるメッセージ再生時の動作制御の他の例を示すフロ
ーチャートである。 【0031】以下、図1乃至図5に基づいて本発明の一
実施の形態である通信装置を説明する。 【0032】図1において、1は図示しない交換機を介
して相手側の通信装置に接続される通信回線、2は通信
回線1の捕捉/開放や着信信号の検出及びフックスイッ
チの状態検出等を行う回線制御部、3は回線制御部2に
よって捕捉された通信回線1を通じて相手側の通信装置
との通話経路を形成する通話回路部、4は通話回路部3
によって形成された通話経路を用いて相手側の通信装置
との通話を行うハンドセット、5は通話回路部3によっ
て形成された通話経路を用いて相手側の通信装置から送
出されたメッセージの録音及び録音メッセージの再生を
行う録音再生部、6は録音再生部5によって再生された
メッセージ等を外部に放音するスピーカ、7は着信時に
通信回線1から到来する発信者情報を受信する情報受信
部である。 【0033】8は電話番号等の入力を行う数字キー及び
メッセージ録音やメッセージ再生の開始等を指示する機
能キー等からなる操作部、9は情報受信部7によって受
信された発信者情報に含まれる電話番号や操作部8によ
って入力された電話番号及びその電話番号に対応する各
種設定内容を記憶する記憶部、10は情報受信部7によ
って受信された発信者情報に含まれる電話番号や操作部
8によって入力された電話番号や記憶部9から読み出さ
れた電話番号や各種情報を表示する表示部である。 【0034】11は情報受信部7による受信結果や操作
部8からの各種指示信号及び記憶部9に記憶された情報
に基づいて回線制御部2における回線捕捉/開放制御や
録音再生部5における録音再生制御及び記憶部9におけ
る記憶制御並びに表示部10における表示制御等を行う
主制御部である。 【0035】そして、録音再生部5には図2(c)に示
すようなデータ構成の記憶領域が形成され、又記憶部9
には図2(a)又は図2(b)に示すようなデータ構成
の記憶領域が形成されている。尚、図2(a)及び図2
(b)で示す各種設定内容を表す領域の録音レベル、録
音圧縮レート、再生速度、及び再生音量は、それぞれ
“0”〜“9”の十段階で設定されており、又録音要否
は“1”か“0”かのフラグとなっている。 【0036】上記のように構成された通信装置につい
て、まず、着信時の動作の一例を図3に示すフローチャ
ートに基づいて説明する。 【0037】待機状態において、通信回線1より到来す
る受信端末起動信号(CAR)が情報受信部7によって
検出される(ステップF1)と、主制御部11は回線制
御部2を制御して通信回線1の捕捉を行わせる(ステッ
プF2)と共に、その捕捉した通信回線1から到来する
発信者情報を情報受信部7によって受信させ(ステップ
F3)、その後、発信者情報の受信が完了したときに回
線制御部2を制御して通信回線1の開放を行わせる(ス
テップF4)と共に、情報受信部7によって受信した発
信者情報に含まれる電話番号と一致する電話番号が記憶
部9に記憶されているか否か判断する(ステップF
5)。 【0038】そして、主制御部11において、情報受信
部7によって受信した発信者情報に含まれる電話番号と
一致する電話番号が記憶部9に記憶されていると判断さ
れた場合にのみ、その電話番号に対応して記憶部9に記
憶された録音レベルと録音圧縮レートに基づき録音再生
部5における録音レベルと録音圧縮レートとを設定する
(ステップF6)。尚、主制御部11において、情報受
信部7によって受信した発信者情報に含まれる電話番号
と一致する電話番号が記憶部9に記憶されていないと判
断された場合には、録音再生部5における録音レベルと
録音圧縮レートは初期設定状態(例えば、中間レベル及
び中間レート)に設定する。 【0039】そして、録音再生部5における録音レベル
及び録音圧縮レートの設定が完了した後において、通信
回線1より到来する呼出信号が回線制御部2によって検
出されたとき(ステップF7)、主制御部11は図示し
ないリンガを鳴動させて着信を報知する(ステップF
8)。 【0040】そして、この着信報知に応答して使用者が
ハンドセット4を取り上げたり、操作部8を操作する等
して通話の開始が指示されたとき(ステップF9)、主
制御部11は回線制御部2を制御して通信回線1の捕捉
を行わせ(ステップF10)通話可能状態とすると共
に、情報受信部7によって受信した発信者情報に含まれ
る電話番号と一致する電話番号に対応して記憶された録
音要否フラグが“1”であるか“0”であるか確認する
(ステップF11)。 【0041】そして、主制御部11において、情報受信
部7によって受信した発信者情報に含まれる電話番号と
一致する電話番号に対応して記憶された録音要否フラグ
が“1”であると判断されたとき、又は通話状態におい
て使用者が操作部8を操作してメッセージ録音の開始を
指示したとき(ステップF12)、主制御部11は録音
再生部5を制御して既に設定された録音レベル及び録音
圧縮レートによって相手側の通信装置から送出されるメ
ッセージを録音する(ステップF13)。 【0042】そして、このような通話状態において、使
用者がハンドセット4を載置したり、操作部8を操作す
る等して通話の終了が指示されたとき(ステップF1
4)、主制御部11は回線制御部2を制御して通信回線
1の開放を行わせる(ステップF15)と共に、録音再
生部5においてメッセージ録音が行われているか否か確
認し(ステップF16)、このとき、メッセージ録音が
行われていると判断された場合には、録音再生部5を制
御して録音されたメッセージに対応する電話番号として
記憶部9におけるナンバーを記憶してからメッセージ録
音を終了し(ステップF17)、元の待機状態に戻る。 【0043】尚、通話状態において、使用者が操作部8
を操作してメッセージ録音の終了を指示したときにも同
様に、録音再生部5を制御して録音されたメッセージに
対応する電話番号として記憶部9におけるナンバーを記
憶してからメッセージ録音を終了する。又、録音された
メッセージに対応する電話番号が記憶部9に記憶されて
いない場合には、情報受信部7によって受信された発信
者情報に含まれる電話番号をナンバーを付与して自動的
に記憶し、その付与したナンバーを記憶するようにして
も良い。 【0044】従って、上記動作制御によれば、通信回線
1から到来する発信者情報に含まれる電話番号に基づい
て自動的に録音レベルや録音圧縮レートを設定すること
ができると共に、メッセージ録音を開始するか否かをも
自動的に決定し実行することができる。 【0045】即ち、例えば、図2(a)に示すようなデ
ータが記憶部9に記憶されている状態において、通信回
線1より到来する受信端末起動信号及び発信者情報が情
報受信部7によって受信され、且つその受信された発信
者情報に含まれる電話番号が“1234567890”
である場合には、主制御部11はその電話番号に対応す
る録音レベル及び録音圧縮レートのデータに基づき録音
再生部5における録音レベルを“3”に録音圧縮レート
を“2”にそれぞれ自動的に設定させることができると
共に、通話開始時に自動的にメッセージ録音が自動的に
開始させることができるため、“123456789
0”の電話番号の相手が大きな声でしゃべる人で且つ回
線ノイズや周囲雑音が多くて会話の内容が聞き取りつら
い場合であっても、録音レベルが小さくなると共に録音
圧縮レートが下がることから、多いメモリ容量を要しつ
つも、その会話の内容を自動的に最適な状態で録音する
ことができる。 【0046】又、通信回線1より到来する受信端末起動
信号及び発信者情報が情報受信部7によって受信され、
且つその受信された発信者情報に含まれる電話番号が
“0123456789”である場合には、主制御部1
1はその電話番号に対応する録音レベル及び録音圧縮レ
ートのデータに基づき録音再生部5における録音レベル
を“8”に録音圧縮レートを“7”にそれぞれ自動的に
設定させることができるため、“012345678
9”の電話番号の相手が小さな声でしゃべる人で会話の
内容が聞き取りつらい場合であっても、録音レベルが大
きくなると共に録音圧縮レートが上がることから、少な
いメモリ容量でその会話の内容を最適な状態で録音する
ことができる。 【0047】更に、通信回線1より到来する受信端末起
動信号及び発信者情報が情報受信部7によって受信さ
れ、且つその受信された発信者情報に含まれる電話番号
が事前に登録されていない“9012345678”で
ある場合には、主制御部11は録音再生部5における録
音レベル及び録音圧縮レートを平均レベルである“5”
にそれぞれ自動的に設定させると共に、その電話番号
“9012345678”とその各種設定内容を記憶部
9に自動的に登録することができるため、“90123
45678”の電話番号の相手が予め登録されていない
相手であったとしても、その会話内容を支障のない状態
で録音することができると共に、使用者における登録動
作の繁雑さを軽減することができる。 【0048】次に、メッセージ再生時の動作の一例を図
4に示すフローチャートに基づいて説明する。 【0049】録音再生部5に図2(c)に示すようなメ
ッセージが録音されると共に、記憶部9に図2(a)に
示すようなデータが記憶された待機状態において、使用
者による操作部8の操作によってメッセージの再生が指
示される(ステップF21)と、主制御部11は録音再
生部5を制御して再生すべきメッセージを指定する選択
する(ステップF22)と共に、その選択したメッセー
ジに対応して記憶されたナンバーに基づいて記憶部9に
おける電話番号を検索し(ステップF23)、その検索
された電話番号に対応して記憶されている再生速度に基
づき録音再生部5における再生速度を設定する(ステッ
プF24)。そして、録音再生部5における再生速度の
設定が完了した後において、主制御部11は録音再生部
5を制御して選択したメッセージを再生し(ステップF
25)、この再生されたメッセージをハンドセット4又
はスピーカ6より外部に放音させる。 【0050】そして、このようなメッセージの再生状態
において、使用者が操作部8を操作して再生音量の調整
を行った場合(ステップF26)には、主制御部11は
録音再生部5を制御してメッセージの再生音量をアップ
又はダウンさせる(ステップF27)と共に、再生中の
メッセージに対応する電話番号に対応して記憶されてい
る録音レベルの値をカウントアップ又はカウントダウン
させ(ステップF28)、又使用者が操作部8を操作し
て再生速度の調整を行った場合(ステップF29)にも
同様に、主制御部11は録音再生部5を制御してメッセ
ージの再生速度をアップ又はダウンさせる(ステップF
30)と共に、再生中のメッセージに対応する電話番号
に対応して記憶されている再生速度の値をカウントアッ
プ又はカウントダウンさせる(ステップF31)。そし
て、このようなメッセージの再生が終了したとき(ステ
ップF32)、主制御部11はメッセージ再生動作を終
了して待機状態に戻る。尚、次に再生すべきメッセージ
がある場合には続けてメッセージを再生するようにして
も良い。 【0051】従って、上記動作制御によれば、メッセー
ジに対応する電話番号に基づいて自動的に再生速度を設
定することができると共に、再生中のメッセージの再生
音量や再生速度を調整することによって、以後、この電
話番号に対応するメッセージを再生する際において、こ
のよう調整を要することなく、自動的に最適な再生音量
や再生速度によってメッセージを再生することができ
る。 【0052】即ち、例えば、図2(a)に示すデータが
記憶部9に記憶され、且つ図2(c)に示すデータが録
音再生部5に記憶されている状態において「○○ですけ
ど‥‥‥。」といったメッセージが再生される場合に
は、主制御部11はそのメッセージに対応するナンバー
“2”から電話番号を検索し、そのナンバー“2”に対
応する再生速度のデータに基づき録音再生部5における
再生速度を“1”に自動的に設定させることができるた
め、「○○ですけど‥‥‥。」といったメッセージを送
出した相手が早口でしゃべる人であっても、そのメッセ
ージを最適な状態で再生することができる。 【0053】次に、メッセージ再生時の動作の他の例を
図5に示すフローチャートに基づいて説明する。 【0054】録音再生部5に図2(c)に示すようなメ
ッセージが録音されると共に、記憶部9に図2(b)に
示すようなデータが記憶された待機状態において、使用
者による操作部8の操作によってメッセージの再生が指
示される(ステップF41)と、主制御部11は録音再
生部5を制御して再生すべきメッセージを指定する選択
する(ステップF42)と共に、その選択したメッセー
ジに対応して記憶されたナンバーに基づいて記憶部9に
おける電話番号を検索し(ステップF43)、その検索
された電話番号に対応して記憶されている再生音量及び
再生速度に基づき録音再生部5における再生音量及び再
生速度を設定する(ステップF44)。そして、録音再
生部5における再生速度の設定が完了した後において、
主制御部11は録音再生部5を制御して選択したメッセ
ージを再生し(ステップF45)、この再生したメッセ
ージをハンドセット4又はスピーカ6より外部に放音さ
せる。 【0055】そして、このようなメッセージの再生状態
において、使用者が操作部8を操作して再生音量の調整
を行った場合(ステップF46)には、主制御部11は
録音再生部5を制御してメッセージの再生音量をアップ
又はダウンさせる(ステップF47)と共に、再生中の
メッセージに対応する電話番号に対応して記憶されてい
る再生音量の値をカウントアップ又はカウントダウンさ
せ(ステップF48)、又使用者が操作部8を操作して
再生速度の調整を行った場合(ステップF49)にも同
様に、主制御部11は録音再生部5を制御してメッセー
ジの再生速度をアップ又はダウンさせる(ステップF5
0)と共に、再生中のメッセージに対応する電話番号に
対応して記憶されている再生速度の値をカウントアップ
又はカウントダウンさせる(ステップF51)。そし
て、このようなメッセージの再生が終了したとき(ステ
ップF52)、主制御部11はメッセージ再生動作を終
了して待機状態に戻る。尚、次に再生すべきメッセージ
がある場合には続けてメッセージを再生するようにして
も良い。 【0056】従って、上記動作制御によれば、メッセー
ジに対応する電話番号に基づいて自動的に再生音量や再
生速度を設定することができると共に、再生中のメッセ
ージの再生音量や再生速度を調整することによって、以
後、この電話番号に対応するメッセージを再生する際に
おいて、このよう調整を要することなく、自動的に最適
な再生音量や再生速度によってメッセージを再生するこ
とができる。 【0057】即ち、例えば、図2(b)に示すデータが
記憶部9に記憶され、且つ図2(c)に示すデータが録
音再生部5に記憶されている状態において「○○ですけ
ど‥‥‥。」といったメッセージが再生される場合に
は、主制御部11はそのメッセージに対応するナンバー
“2”から電話番号を検索し、そのナンバー“2”に対
応する再生音量及び再生速度のデータに基づき録音再生
部5における再生音量を“3”に再生速度を“1”に自
動的にそれぞれ設定させることができるため、「○○で
すけど‥‥‥。」といったメッセージを送出した相手が
大きな声で且つ早口でしゃべる人であっても、そのメッ
セージを最適な状態で再生することができる。 【0058】又、「△△△の件ですけど‥‥‥。」とい
ったメッセージが再生される場合には、主制御部11は
そのメッセージに対応するナンバー“1”から電話番号
を検索し、そのナンバー“1”に対応する再生音量及び
再生速度のデータに基づき録音再生部5における再生音
量を“8”に再生速度を“5”に自動的にそれぞれ設定
させることができるため、「△△△の件ですけど‥‥
‥。」といったメッセージを送出した相手が小さな声で
しゃべる人であっても、そのメッセージを最適な状態で
再生することができる。 【0059】尚、上記実施の形態では、各種設定内容内
での設定を複数段階とし、電話番号に対応させて各種設
定内容を設定することによって綿密に相手側に対する最
適な録音や再生を行うことができるようにした場合につ
いて説明したが、これに限定されるものではなく、各種
設定内容内での設定を2段階とし、電話番号が記憶され
ている場合において一方の段階に、電話番号が記憶され
ていない場合において他方の段階に設定するようにして
も同様に相手側に対する最適な録音や再生を行うことが
できる。 【0060】又、上記実施の形態では、使用者による操
作又は電話番号に対応して記憶された録音要否フラグに
基づいてメッセージ録音を開始する音声録音機能を備え
た通信装置について説明したが、これに限定されるもの
ではなく、このような音声録音機能を利用した着信時に
おいて自動的に応答してメッセージ録音を開始する留守
番機能を備えた通信装置や携帯情報端末についても同様
に適用できることは言うまでもない。 【0061】 【0062】 【発明の効果】以上のように、本発明によれば、着信時
に回線から到来する発信者情報に含まれる電話番号と一
致する電話番号に対応する録音レベルを録音再生機能に
おける録音レベルとして設定することができるため、例
えば、声の小さい相手側の電話番号と録音レベルの大き
い値とを対応させて予め登録したり、声の大きい相手側
の電話番号と録音レベルの小さい値とを対応させて予め
登録しておくことにより、相手側の声の大きさに関係な
く、相手側から送出されたメッセージをより適切なレベ
ルで録音することができると共に、これら設定をメッセ
ージ録音毎に使用者において行わなくても良くなり、使
用者における操作を軽減することができる。 【0063】又、本発明によれば、メッセージの再生中
において再生音量を適切な値に設定することによって、
以後その電話番号に対応する録音レベルを適切な値に自
動的に設定することができるため、使用者による繁雑な
操作を殆ど要することなく、メッセージ録音を最適な状
態に近づけることができる。 【0064】 【0065】 【0066】 【0067】 【0068】 【0069】 【0070】 【0071】 【0072】
構成を示す概略機能ブロック図である。 【図2】同通信装置におけるメモリのデータ構成例を示
す説明図であり、(a)は電話番号及び各種設定内容を
構成するデータの一例を、(b)は電話番号及び各種設
定内容を構成するデータの他の例を、(c)はメッセー
ジと電話番号との関係を表すデータをそれぞれ示す。 【図3】同通信装置における着信時の動作制御の一例を
示すフローチャートである。 【図4】同通信装置におけるメッセージ再生時の動作制
御の一例を示すフローチャートである。 【図5】同通信装置におけるメッセージ再生時の動作制
御の他の例を示すフローチャートである。 【符号の説明】 1 通信回線 2 回線制御部 3 通話回路部 4 ハンドセット 5 録音再生部 6 スピーカ 7 情報受信部 8 操作部 9 記憶部 10 表示部 11 主制御部
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 回線から到来するメッセージを録音する
と共に、その録音されたメッセージを任意のタイミング
において再生可能な録音再生機能を備えた通信装置にお
いて、 電話番号を記憶する記憶手段と、 着信時に回線から到来する発信者情報を受信する受信手
段と、上記録音再生機能によって録音されたメッセージを再生
する際の再生音量を設定する操作手段と、 上記録音再生機能によって録音されたメッセージと上記
受信手段によって受信された発信者情報に含まれる電話
番号とを対応させ、上記録音再生機能によって録音され
たメッセージの再生中に上記操作手段によって再生音量
が設定されたとき、その設定された再生音量に基づいて
録音レベルを設定すると共に、その録音レベルと再生中
のメッセージに対応する電話番号とを対応させて上記記
憶手段に記憶する制御手段とを設ける一方、 上記制御手段は、 着信時において、上記受信手段によっ
て受信された発信者情報に含まれる電話番号と一致する
電話番号が上記記憶手段に記憶されていると判断したと
き、当該電話番号に対応して録音された録音レベルを上
記録音再生機能における録音レベルとして設定すること
を特徴とする通信装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07157098A JP3445737B2 (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 通信装置 |
US09/271,568 US6600813B1 (en) | 1998-03-20 | 1999-03-18 | Personal communication system with automatic functions |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07157098A JP3445737B2 (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 通信装置 |
Related Child Applications (4)
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