JP2001333152A - 着信通知システム、及び、着信通知方法 - Google Patents

着信通知システム、及び、着信通知方法

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JP2001333152A
JP2001333152A JP2000151574A JP2000151574A JP2001333152A JP 2001333152 A JP2001333152 A JP 2001333152A JP 2000151574 A JP2000151574 A JP 2000151574A JP 2000151574 A JP2000151574 A JP 2000151574A JP 2001333152 A JP2001333152 A JP 2001333152A
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Japan
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incoming call
mobile phone
notification
user
music
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JP2000151574A
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English (en)
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Kentaro Matsuoka
健太郎 松岡
Katsumi Mochi
勝見 餅
Tsuneo Yamada
恒雄 山田
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Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者の都合に合わせて、携帯電話機への着
信を使用者に通知する。 【解決手段】 コントローラ20は、使用者により予め
設定された、ポータブルプレーヤ30による楽曲データ
の再生を携帯電話機10への着信の通知よりも優先する
か否かを示す優先情報と、複数の電話番号と、を記憶し
ている。携帯電話機10への着信時に、コントローラ2
0は、優先情報から着信の通知を優先すると判別した場
合に、携帯電話機10への着信をリモコン送受信装置4
0を介して使用者に通知する。一方、コントローラ20
は、優先情報から着信の通知を優先しないと判別した場
合に、発信元の電話番号を携帯電話機10から検出し、
記憶している電話番号と一致すると判別した場合に、携
帯電話機10への着信をリモコン送受信装置40を介し
て使用者に通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話機への着信を
電話機の使用者に通知する着信通知システム及び着信通
知方法に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機の使用者に着呼(着信)を通
知する方法には、例えば以下に示すような方法がある。 (1)携帯電話機が着信音を発する。 (2)携帯電話機が本体に設けられた液晶パネル等の表
示装置に所定のマークや文字列等を表示する。 (3)携帯電話機本体が振動する。 (4)携帯電話機の所定部位が発光する。
【0003】以上に示した様々な通知方法を用いても、
携帯電話機が鞄等に収納され、使用者がポータブルプレ
ーヤ等により音楽を聴いている場合には、使用者が着信
の通知に気づかない場合がある。
【0004】特許第2954150号公報に開示されて
いる技術は、携帯電話機への着呼を使用者に確実に通知
するために、着呼時に、使用者が使用しているヘッドフ
ォンに供給される信号を自動的に切り替えている。具体
的には、着呼待ちの状態では、ポータブルプレーヤから
の再生音声信号をヘッドフォンに供給し、着呼時には、
携帯電話機からの着信通知信号をヘッドフォンに供給す
る。これにより、携帯電話機の使用者は、ポータブルプ
レーヤで音楽を聴いていても、着呼時にはヘッドフォン
により着信音を聞くことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特許第295
4150号公報に開示されている技術は、着呼時に、着
信音を自動的にヘッドフォンから出力する。このため、
使用者が電話への対応よりも音楽を聴くことを優先した
い場合、着信音により音楽が中断されてしまうという問
題がある。また、使用者が電話にでたくない相手からの
着信も、音楽を中断して使用者に通知される。以上のこ
とから、特許第2954150号公報に開示されている
技術を用いると、携帯電話機に着信があるたびに曲が途
中で途切れてしまい、音楽を楽しめないという問題があ
る。従って、本発明は、使用者の都合に合わせて、携帯
電話機への着信を使用者に通知する着信通知システム、
及び、着信通知方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の観点にかかる着信通知システムは、
記録媒体に記録された複数の楽曲データを再生するデー
タ再生装置を用いて楽曲を聴いている使用者に、該使用
者が使用する携帯電話機への着信を通知する着信通知シ
ステムであって、携帯電話機への着信時に、予め設定さ
れた、該携帯電話機への着信を前記使用者に通知するか
否かを示す通知可否情報に従って、該携帯電話機への着
信を前記使用者に通知するか否かを判別する通知判別手
段と、前記通知判別手段が前記携帯電話機への着信を前
記使用者に通知すると判別した場合に、該携帯電話機へ
の着信を該使用者に通知する第1通知手段と、から構成
されていることを特徴とする。この発明によれば、使用
者が通知可否情報を作成、又は、設定することにより、
使用者の都合に合わせて、携帯電話機への着信を使用者
に通知することができる。
【0007】前記通知可否情報は、前記携帯電話機への
着信の通知よりも前記データ再生装置による楽曲データ
の再生を優先するか否かを示す音楽優先情報から構成さ
れ、前記通知判別手段は、前記音楽優先情報が、前記携
帯電話機への着信の通知よりも前記データ再生装置によ
る楽曲データの再生を優先することを示している場合
に、前記携帯電話機への着信を前記使用者に通知しない
と判別してもよい。
【0008】前記通知可否情報は、複数の電話番号から
構成され、前記通知判別手段は、前記音楽優先情報が、
前記携帯電話機への着信の通知よりも前記データ再生装
置による楽曲データの再生を優先しないことを示してい
る場合に、発信元の電話番号を検出する検出手段と、前
記検出手段が検出した電話番号が前記通知可否情報を構
成する電話番号の何れかと一致するか否かを判別する番
号判別手段と、を備え、前記番号判別手段が一致すると
判別した場合に、前記携帯電話機への着信を前記使用者
に通知すると判別してもよい。
【0009】前記通知判別手段は、前記番号判別手段が
一致しないと判別した場合に、前記携帯電話機への着信
を前記使用者に通知しないと判別してもよい。
【0010】前記通知判別手段が前記携帯電話機への着
信を前記使用者に通知しないと判別した場合に、該携帯
電話機を留守録音モードに設定する設定手段と、前記デ
ータ再生装置が再生する楽曲データの途切れを検出する
検出手段と、前記検出手段が前記楽曲データの途切れを
検出するタイミングで、前記設定手段が前記携帯電話機
を留守録音モードに設定したことを前記使用者に通知す
る第2通知手段と、をさらに備えてもよい。
【0011】前記第1通知手段は、音声及び文字の少な
くとも一方を用いて、前記携帯電話機への着信を前記使
用者に通知してもよい。
【0012】前記第2通知手段は、音声及び文字の少な
くとも一方を用いて、前記設定手段が前記携帯電話機を
留守録音モードに設定したことを前記使用者に通知して
もよい。
【0013】本発明の第2の観点にかかる着信通知方法
は、記録媒体に記録された複数の楽曲データを再生する
データ再生装置を用いて楽曲を聴いている使用者に、該
使用者が使用する携帯電話機への着信を通知する着信通
知方法であって、携帯電話機への着信時に、予め設定さ
れた、該携帯電話機への着信を前記使用者に通知するか
否かを示す通知可否情報に従って、該携帯電話機への着
信を前記使用者に通知するか否かを判別する通知判別工
程と、前記通知判別工程で前記携帯電話機への着信を前
記使用者に通知すると判別した場合に、該携帯電話機へ
の着信を該使用者に通知する第1通知工程と、から構成
されていることを特徴とする。
【0014】前記通知可否情報は、前記携帯電話機への
着信の通知よりも前記データ再生装置による楽曲データ
の再生を優先するか否かを示す音楽優先情報から構成さ
れ、前記通知判別工程は、前記音楽優先情報が、前記携
帯電話機への着信の通知よりも前記データ再生装置によ
る楽曲データの再生を優先することを示している場合
に、前記携帯電話機への着信を前記使用者に通知しない
と判別する工程を備えてもよい。
【0015】前記通知可否情報は、複数の電話番号から
構成され、前記通知判別工程は、前記音楽優先情報が、
前記携帯電話機への着信の通知よりも前記データ再生装
置による楽曲データの再生を優先しないことを示してい
る場合に、発信元の電話番号を検出する検出工程と、前
記検出工程で検出した電話番号が前記通知可否情報を構
成する電話番号の何れかと一致するか否かを判別する番
号判別工程と、前記番号判別工程で一致すると判別した
場合に、前記携帯電話機への着信を前記使用者に通知す
ると判別する工程と、を備えてもよい。
【0016】前記通知判別工程は、前記番号判別工程で
一致しないと判別した場合に、前記携帯電話機への着信
を前記使用者に通知しないと判別する工程を備えてもよ
い。
【0017】前記通知判別工程で前記携帯電話機への着
信を前記使用者に通知しないと判別した場合に、該携帯
電話機を留守録音モードに設定する設定工程と、前記デ
ータ再生装置が再生する楽曲データの途切れを検出する
検出工程と、前記検出工程で前記楽曲データの途切れを
検出するタイミングで、前記設定工程で前記携帯電話機
を留守録音モードに設定したことを前記使用者に通知す
る第2通知工程と、をさらに備えてもよい。
【0018】前記第1通知工程は、音声及び文字の少な
くとも一方を用いて、前記携帯電話機への着信を前記使
用者に通知する工程を備えてもよい。
【0019】前記第2通知工程は、音声及び文字の少な
くとも一方を用いて、前記設定手段が前記携帯電話機を
留守録音モードに設定したことを前記使用者に通知する
工程を備えてもよい。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態にかか
る携帯電話システムについて図面を参照して説明する。
【0021】(携帯電話システムの構成)本発明の実施
の形態にかかる携帯電話システムは、図1に示すよう
に、携帯電話機10と、コントローラ20と、ポータブ
ルプレーヤ30と、リモコン送受信装置40と、ヘッド
フォン50と、から構成されている。携帯電話機10
は、アンテナ10aを備え、発信元である電話機の電話
番号等を示すデータを含む呼出信号を受信する。また、
携帯電話機10は、表示パネル10bを備え、呼出信号
を受信した際に発信元の電話番号等を表示する。また、
携帯電話機10は、通信線1を介してコントローラ20
に接続され、呼出信号を受信した際、呼出信号を受信し
たことを示す着信信号をコントローラ20に出力する。
【0022】コントローラ20は、後述する受信モード
等を設定するための入力ボタン20aを備えている。コ
ントローラ20は、携帯電話機10から供給される着信
信号に応答して起動し、予め設定された受信モードに従
って、携帯電話機10の動作を制御する。また、コント
ローラ20は、リモコン送受信装置40と無線通信を行
うためのアンテナ20bを備え、予め設定された受信モ
ードに従って受信情報を生成し、微弱電波によりリモコ
ン送受信装置40に送信する。上記受信情報は、携帯電
話機10が留守録音状態で呼出信号に応答するか否かを
示す情報である。なお、コントローラ20の詳しい構成
については後述する。
【0023】ポータブルプレーヤ30は、通信線2を介
してリモコン送受信装置40に接続され、リモコン送受
信装置40の制御に従って動作する。具体的には、ポー
タブルプレーヤ30は、CD(Compact Disc)、MD
(Mini Disc )、又は、カセットテープ等の記録媒体を
収納し、記録媒体に記録されている楽曲データを再生す
る。そして、ポータブルプレーヤ30は、再生した楽曲
データをリモコン送受信装置40に出力する。なお、上
記楽曲データは、楽曲のタイトルや楽曲の再生時間等を
示すデータを含んでいる。
【0024】リモコン送受信装置40は、携帯電話シス
テムの使用者が楽曲データの再生及び停止等を操作する
ための操作ボタン40aを備え、使用者の操作に従って
ポータブルプレーヤ30の動作を制御する。また、リモ
コン送受信装置40は、コントローラ20と無線通信を
行うためのアンテナ40bを備え、コントローラ20か
ら供給される受信情報を受信する。また、リモコン送受
信装置40は、表示パネル40cを備え、所定のマーク
や文字列等により、携帯電話機10が呼出信号を受信し
たこと、及び、楽曲データが示す楽曲のタイトルや楽曲
の再生時間等を表示する。また、リモコン送受信装置4
0は、コントローラ20から供給される受信情報に従っ
て所定の音声信号をヘッドフォン50に出力する。な
お、リモコン送受信装置40の詳しい構成については後
述する。ヘッドフォン50は、通信線3を介してリモコ
ン送受信装置40に接続され、リモコン送受信装置40
を介してポータブルプレーヤ30から供給される楽曲デ
ータや音声信号等を受信し、音声に変換して出力する。
【0025】次に、上記コントローラ20の詳しい構成
について説明する。コントローラ20は、図2(a)に
示すように、メモリ21と、入力部22と、送受信部2
3と、情報処理部24と、通信部25と、制御部26
と、から構成されている。メモリ21は、優先発信者番
号、及び、上記受信モードの設定を記憶する。優先発信
者番号は、予め携帯電話システムの使用者が指定した発
信者の電話番号である。受信モードには、音楽優先モー
ド、特定発信者優先モード、及び、電話優先モードの3
つがある。
【0026】音楽優先モードは、ポータブルプレーヤ3
0による楽曲データの再生中に着呼した場合、携帯電話
機10を留守録音状態に設定する。言い換えると、音楽
優先モードは、携帯電話機10による着信応答よりもポ
ータブルプレーヤ30の再生を優先するモードである。
特定発信者優先モードは、ポータブルプレーヤ30によ
る楽曲データの再生中に着呼した際、発信元の電話番号
が上記優先発信者番号の何れかと一致する場合は、携帯
電話機10の着呼を使用者に直ちに通知し、一致しない
場合は、携帯電話機10を留守録音状態に設定する。電
話優先モードは、ポータブルプレーヤ30が楽曲データ
を再生中であっても、携帯電話機10の着呼を使用者に
直ちに通知する。
【0027】入力部22は、上記入力ボタン20aを備
え、使用者の操作に従って、上記優先発信者番号、及
び、受信モードの設定を制御部26に出力する。送受信
部23は、通信線1を介して携帯電話機10のインター
フェイスに接続され、携帯電話機10から供給される着
信信号を受信し、制御部26に出力する。この着信信号
の受信により、コントローラ20は、動作を開始する。
また、送受信部23は、携帯電話機10を留守録音状態
に設定するために制御部26から供給される制御信号等
を、携帯電話機10に出力する。
【0028】情報処理部24は、携帯電話機10が留守
録音状態で呼出信号に応答するか否かを示す上記受信情
報を生成する。通信部25は、上記アンテナ20bを備
え、情報処理部24が生成した受信情報を無線でリモコ
ン送受信装置40に送信する。制御部26は、コントロ
ーラ20を構成する上記各部の動作を制御する。具体的
には、制御部26は、入力部22から供給される優先発
信者番号及び受信モードの設定をメモリ21に記憶させ
る。また、制御部26は、送受信部23を介して携帯電
話機10から供給される着信信号に応答して動作し、受
信モードの設定に従って、上記各部の動作を制御する。
なお、制御部26の詳しい動作については後述する。
【0029】次に、上記リモコン送受信装置40の詳し
い構成について説明する。リモコン送受信装置40は、
図2(b)に示すように、入力部41と、受信部42
と、表示部43と、入出力制御部44と、から構成され
ている。入力部41は、上記操作ボタン40aを備え、
使用者の操作に従って、楽曲データの再生や停止等を指
示する操作信号を入出力制御部44に出力する。受信部
42は、上記アンテナ40bを備え、コントローラ20
から無線により供給される受信情報を受信し、入出力制
御部44に出力する。
【0030】表示部43は、上記表示パネル40cを備
え、入出力制御部44の制御に従って、所定のマークや
文字列等により、携帯電話機10が呼出信号を受信した
こと、及び、楽曲データが示す楽曲のタイトルや再生時
間等を表示する。入出力制御部44は、通信線2を介し
てポータブルプレーヤ30に接続され、通信線3を介し
てヘッドフォン50に接続されている。入出力制御部4
4は、入力部41から供給される操作信号、及び、受信
部42から供給される受信情報に従ってポータブルプレ
ーヤ30の動作を制御し、楽曲データや音声信号等をヘ
ッドフォン50に出力する。なお、入出力制御部44の
詳しい動作については後述する。
【0031】(携帯電話システムの動作)次に、以上の
ように構成された携帯電話システムの動作について説明
する。携帯電話システムの使用者は、例えば、ポータブ
ルプレーヤ30にCD又はMD等の記録媒体をセット
し、ヘッドフォン50により音楽を聴きながら、携帯電
話機10及びコントローラ20を鞄等に収納して携帯す
る。なお、携帯電話システムの使用者は、コントローラ
20の入力ボタン20aを操作し、上記優先発信者番号
の入力、及び、上記受信モードの設定を予め行ってい
る。携帯電話システムの使用者は、ポータブルプレーヤ
30にセットした記録媒体に記録された楽曲データを再
生する際、リモコン送受信装置40の操作ボタン40a
を所定の手順で操作する。
【0032】リモコン送受信装置40の入力部41は、
使用者の操作に従って、楽曲データの再生を指示する操
作信号を入出力制御部44に出力する。入出力制御部4
4は、入力部41から上記操作信号を供給されると、楽
曲データの再生を指示する再生信号をポータブルプレー
ヤ30に出力する。ポータブルプレーヤ30は、入出力
制御部44から供給される再生信号に応答して所定の楽
曲データを再生し、入出力制御部44に出力する。入出
力制御部44は、ポータブルプレーヤ30から供給され
る楽曲データをヘッドフォン50に出力し、ヘッドフォ
ン50は、供給される楽曲データを音声に変換して出力
する。これにより、使用者は所定の楽曲を聴くことがで
きる。
【0033】また、入出力制御部44は、楽曲データか
ら楽曲のタイトルや楽曲の再生時間等を示すデータを取
得し、表示部43を制御して表示パネル40cに楽曲の
タイトルや再生時間等を表示させる。使用者が以上のよ
うにして楽曲を聴いている時に携帯電話機10が呼出信
号を受信すると、以下に示すようにして、携帯電話機1
0の着呼が使用者に通知される。
【0034】始めに、携帯電話機10は、アンテナ10
aを介して呼出信号を受信すると、呼出信号を受信した
ことを示す着信信号をコントローラ20に出力する。コ
ントローラ20の制御部26は、送受信部23を介して
携帯電話機10から供給される着信信号に応答して、図
3に示す着信応答処理を開始する。始めに、制御部26
は、メモリ21から携帯電話システムの使用者により予
め設定された受信モードを検出し、受信モードが音楽優
先モードであるか否かを判別する(ステップS10
1)。
【0035】音楽優先モードであると判別した場合(ス
テップS101;YES)、制御部26は、後述するス
テップS104の処理を行い、携帯電話機10を留守録
音状態に設定する。音楽優先モードでないと判別した場
合(ステップS101;NO)、制御部26は、受信モ
ードが電話優先モードであるか否かを判別する(ステッ
プS102)。
【0036】電話優先モードであると判別した場合(ス
テップS102;YES)、制御部26は、情報処理部
24を制御して、携帯電話機10が留守録音状態で呼出
信号に応答しないことを示す上記受信情報を生成する。
そして、制御部26は、通信部25を制御して、生成し
た受信情報をリモコン送受信装置40に送信し(ステッ
プS106)、着信応答処理を終了する。
【0037】一方、電話優先モードでないと判別した場
合、即ち、受信モードが特定発信者優先モードである場
合(ステップS102;NO)、制御部26は、送受信
部23を介して携帯電話機10から発信元の電話番号を
取得する。そして、制御部26は、取得した電話番号が
メモリ21が記憶している優先発信者番号の何れかと一
致するか否かを判別する(ステップS103)。一致す
ると判別した場合(ステップS103;YES)、制御
部26は、上記ステップS106の処理を行い、携帯電
話機10が留守録音状態で呼出信号に応答しないことを
示す受信情報をリモコン送受信装置40に送信して、着
信応答処理を終了する。
【0038】一致しないと判別した場合(ステップS1
03;NO)、制御部26は、携帯電話機10を留守録
音状態に設定するための制御信号を、送受信部23を介
して携帯電話機10に出力し、携帯電話機10を留守録
音状態に設定する(ステップS104)。これにより、
携帯電話機10は留守録音状態となり、発信元の電話番
号等が携帯電話機10のメモリ等に記録される。また、
発信者のメッセージ等は、携帯電話機10のメモリ、又
は、留守番電話サービスセンタ等のメモリに録音され
る。
【0039】その後、制御部26は、情報処理部24を
制御して、携帯電話機10が留守録音状態で呼出信号に
応答することを示す上記受信情報を生成する。そして、
制御部26は、通信部25を制御して、生成した受信情
報をリモコン送受信装置40に送信し(ステップS10
5)、着信応答処理を終了する。一方、リモコン送受信
装置40の受信部42は、以上の着信応答処理によりコ
ントローラ20から供給される受信情報を受信し、入出
力制御部44に出力する。入出力制御部44は、受信部
42から供給される受信情報に応答して、図4に示す着
信通知処理を開始する。
【0040】始めに、入出力制御部44は、受信部42
から供給された受信情報から、携帯電話機10が留守録
音状態で呼出信号に応答するか否かを判別する(ステッ
プS201)。留守録音状態で応答しないと判別した場
合(ステップS201;NO)、携帯電話機10は電話
優先モードに設定されているか、又は、携帯電話機10
は特定発信者優先モードに設定され、発信元の電話番号
が優先発信者番号に一致している。このため、入出力制
御部44は、携帯電話機10の着呼を使用者に直ちに通
知するため、例えばポータブルプレーヤ30から供給さ
れる楽曲データの信号レベルを減少させ、ヘッドフォン
50から出力される音声を小さくする(ステップS20
4)。
【0041】そして、入出力制御部44は、表示部43
を制御し、所定のマークや文字列等により、携帯電話機
10が呼出信号を受信したことを表示する。また、入出
力制御部44は、携帯電話機10が呼出信号を受信した
ことを示す所定の音声信号をヘッドフォン50に出力し
(ステップS205)、着信通知処理を終了する。これ
により、ヘッドフォン50から出力されていた楽曲の音
量が小さくなり、携帯電話機10の着呼を示す音声(例
えばアラーム等)がヘッドフォン50から出力される。
このようにして、携帯電話機10が電話優先モードに設
定されている場合、又は、携帯電話機10が特定発信者
優先モードに設定され、発信元の電話番号が優先発信者
番号に一致している場合には、ポータブルプレーヤ30
が楽曲データを再生中であっても、携帯電話機10の着
呼が使用者に直ちに通知される。これにより、使用者
は、発信者からの呼び出しに直ちに応答することができ
る。
【0042】一方、ステップS201で留守録音状態で
応答すると判別した場合(ステップS201;YE
S)、携帯電話機10は音楽優先モードに設定されてい
るか、又は、携帯電話機10は特定発信者優先モードに
設定され、発信元の電話番号が優先発信者番号に一致し
ていない。この場合、入出力制御部44は、ポータブル
プレーヤ30から供給される楽曲データの途切れを検出
する(ステップS202)。具体的には、入出力制御部
44は、楽曲データと楽曲データとの間(曲と曲との
間)や楽曲データの再生終了等を検出する。
【0043】そして、入出力制御部44は、楽曲データ
が途切れている間に、携帯電話機10が留守録音状態で
応答したことを示す所定の音声信号をヘッドフォン50
に出力し(ステップS203)、着信通知処理を終了す
る。これにより、ヘッドフォン50から楽曲が出力され
ていない間に、携帯電話機10が留守録音状態で応答し
たことを示す音声(例えばアラーム等)がヘッドフォン
50から出力される。このようにして、携帯電話機10
は音楽優先モードに設定されている場合、又は、携帯電
話機10は特定発信者優先モードに設定され、発信元の
電話番号が優先発信者番号に一致していない場合には、
ポータブルプレーヤ30により再生される楽曲を遮るこ
となく、携帯電話機10が留守録音状態で応答したこと
が使用者に通知される。これにより、使用者は、都合の
よいときに、録音された発信者のメッセージ等を確認す
ることができる。
【0044】次に、具体例により、上記携帯電話システ
ムの動作を説明する。 (具体例1)携帯電話機10が特定発信者優先モードに
設定されており、発信元の電話番号が優先発信者番号に
一致する場合 コントローラ20の制御部26は、携帯電話システムの
使用者による操作に従って、上記優先発信者番号の入
力、及び、上記受信モードの設定を行う。使用者がポー
タブルプレーヤ30により楽曲を聴いている時に携帯電
話機10が呼出信号を受信すると、携帯電話機10は、
呼出信号を受信したことを示す着信信号をコントローラ
20に出力する。
【0045】コントローラ20の制御部26は、送受信
部23を介して、携帯電話機10から供給される着信信
号に応答して、図3に示す着信応答処理を開始する。具
体例1では、上記したように受信モードは特定発信者優
先モードであるので、制御部26は、ステップS101
で音楽優先モードでないと判別し(ステップS101;
NO)、ステップS102で電話優先モードでないと判
別する(ステップS102;NO)。
【0046】そして、制御部26は、送受信部23を介
して携帯電話機10から発信元の電話番号を取得し、取
得した電話番号がメモリ21が記憶している優先発信者
番号の何れかと一致するか否かを判別する(ステップS
103)。この場合、制御部26は、一致すると判別し
(ステップS103;YES)、情報処理部24を制御
して、携帯電話機10が留守録音状態で呼出信号に応答
しないことを示す受信情報を生成する。そして、制御部
26は、通信部25を制御して、生成した受信情報をリ
モコン送受信装置40に送信し(ステップS106)、
着信応答処理を終了する。
【0047】リモコン送受信装置40の入出力制御部4
4は、コントローラ20から供給される受信情報を受信
部42を介して受信し、図4に示す着信通知処理を開始
する。始めに、入出力制御部44は、受信部42から供
給された受信情報から、携帯電話機10が留守録音状態
で呼出信号に応答するか否かを判別する(ステップS2
01)。この場合、入出力制御部44は、留守録音状態
で応答しないと判別し(ステップS201;NO)、携
帯電話機10の着呼を使用者に直ちに通知するため、例
えばポータブルプレーヤ30から供給される楽曲データ
の信号レベルを減少させる(ステップS204)。
【0048】そして、入出力制御部44は、表示部43
を制御し、所定のマークや文字列等により、携帯電話機
10が呼出信号を受信したことを表示する。また、入出
力制御部44は、携帯電話機10が呼出信号を受信した
ことを示す所定の音声信号をヘッドフォン50に出力し
(ステップS205)、着信通知処理を終了する。以上
のようにして、ヘッドフォン50から出力されていた楽
曲の音量が小さくなり、携帯電話機10の着呼を示す音
声(例えばアラーム等)がヘッドフォン50から出力さ
れる。これにより、ポータブルプレーヤ30が楽曲デー
タを再生中であっても、携帯電話機10の着呼が使用者
に直ちに通知される。
【0049】(具体例2)携帯電話機10が特定発信者
優先モードに設定されており、発信元の電話番号が優先
発信者番号に一致しない場合 コントローラ20の制御部26は、上記したようにし
て、携帯電話システムの使用者による操作に従って、上
記優先発信者番号の入力、及び、上記受信モードの設定
を行う。使用者がポータブルプレーヤ30により楽曲を
聴いている時に携帯電話機10が呼出信号を受信する
と、携帯電話機10は、呼出信号を受信したことを示す
着信信号をコントローラ20に出力する。
【0050】コントローラ20の制御部26は、送受信
部23を介して、携帯電話機10から供給される着信信
号に応答して、図3に示す着信応答処理を開始する。具
体例2では、上記したように受信モードは特定発信者優
先モードであるので、制御部26は、ステップS101
で音楽優先モードでないと判別し(ステップS101;
NO)、ステップS102で電話優先モードでないと判
別する(ステップS102;NO)。
【0051】そして、制御部26は、送受信部23を介
して携帯電話機10から発信元の電話番号を取得し、取
得した電話番号がメモリ21が記憶している優先発信者
番号の何れかと一致するか否かを判別する(ステップS
103)。この場合、制御部26は、一致しないと判別
し(ステップS103;NO)、携帯電話機10を留守
録音状態に設定するための制御信号を、送受信部23を
介して携帯電話機10に出力し、携帯電話機10を留守
録音状態に設定する(ステップS104)。これによ
り、携帯電話機10は留守録音状態となり、発信元の電
話番号等が携帯電話機10のメモリ等に記録される。ま
た、発信者のメッセージ等は、携帯電話機10のメモ
リ、又は、留守番電話サービスセンタ等のメモリに録音
される。
【0052】その後、制御部26は、情報処理部24を
制御して、携帯電話機10が留守録音状態で呼出信号に
応答することを示す受信情報を生成する。そして、制御
部26は、通信部25を制御して、生成した受信情報を
リモコン送受信装置40に送信し(ステップS10
5)、着信応答処理を終了する。リモコン送受信装置4
0の入出力制御部44は、コントローラ20から供給さ
れる受信情報を受信部42を介して受信し、図4に示す
着信通知処理を開始する。
【0053】始めに、入出力制御部44は、受信部42
から供給された受信情報から、携帯電話機10が留守録
音状態で呼出信号に応答するか否かを判別する(ステッ
プS201)。この場合、入出力制御部44は、留守録
音状態で応答すると判別し(ステップS201;YE
S)、ポータブルプレーヤ30から供給される楽曲デー
タの途切れを検出する(ステップS202)。
【0054】そして、入出力制御部44は、楽曲データ
が途切れている間に、携帯電話機10が留守録音状態で
応答したことを示す所定の音声信号をヘッドフォン50
に出力し(ステップS203)、着信通知処理を終了す
る。以上のようにして、ヘッドフォン50から楽曲が出
力されていない間に、携帯電話機10が留守録音状態で
応答したことを示す音声(例えばアラーム等)がヘッド
フォン50から出力される。このようにして、携帯電話
機10は音楽優先モードに設定されている場合、又は、
携帯電話機10は特定発信者優先モードに設定され、発
信元の電話番号が優先発信者番号に一致していない場合
には、ポータブルプレーヤ30により再生される楽曲を
遮ることなく、携帯電話機10が留守録音状態で応答し
たことが使用者に通知される。これにより、使用者は、
都合のよいときに、録音された発信者のメッセージ等を
確認することができる。
【0055】なお、携帯電話機10が留守録音状態で呼
出信号に応答するか否かを、携帯電話機10のモードに
より決定してもよい。具体的には、携帯電話機10に
は、着呼時に、着信音により呼出信号の受信を使用者に
通知する音声モードと、携帯電話機10本体が振動する
ことにより呼出信号の受信を使用者に通知する振動モー
ドとがある。コントローラ20は、携帯電話機10が音
声モードに設定されている場合、携帯電話機10が留守
録音状態で呼出信号に応答しないことを示す受信情報を
生成してリモコン送受信装置40に送信する。また、コ
ントローラ20は、携帯電話機10が振動モードに設定
されている場合、携帯電話機10が留守録音状態で呼出
信号に応答することを示す受信情報を生成してリモコン
送受信装置40に送信する。そして、リモコン送受信装
置40は、受信した受信情報に従って、上記実施の形態
と同様の着信通知処理を行う。このようにしても、使用
者が、電話と音楽のどちらを優先したいかによって、着
信の通知を選択することができる。
【0056】また、リモコン送受信装置40は、携帯電
話機10が留守録音状態で呼出信号に応答したことを示
すマークや文字列等を表示パネル40cに表示してもよ
い。また、携帯電話機10とコントローラ20とは、通
信線1により接続されず、電波や赤外線等の電磁波によ
り着信信号や制御信号等を送受信してもよい。また、ポ
ータブルプレーヤ30、リモコン送受信装置40、及
び、ヘッドフォン50は、互いに通信線(通信線2及び
通信線3)により接続されず、電波や赤外線等の電磁波
により楽曲データや音声信号等を送受信してもよい。
【0057】また、上記リモコン送受信装置40は、取
り外しできるように構成されてもよい。具体的には、リ
モコン送受信装置40は、ヘッドフォン50のコード
(通信線3)を差し込むためのジャックと、リモコン送
受信装置40とポータブルプレーヤ30とを接続するた
めのコード(通信線2)を差し込むためのジャックとを
備えてもよい。また、携帯電話機10が呼出信号を受信
したこと、及び、携帯電話機10が留守録音状態で呼出
に応答したことを、振動や発光等により使用者に通知し
てもよい。
【0058】また、音楽データを再生する装置は、上記
ポータブルプレーヤ30に限らず、ステレオやカーオー
ディオ等の音響機器であってもよい。また、上記携帯電
話システムは、ヘッドフォン50の代わりにスピーカを
備えてもよい。
【0059】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によって、使用者の都合に合わせて、携帯電話機への着
信を使用者に通知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる携帯電話システム
の構成図である。
【図2】(a)は、図1に示した携帯電話システムを構
成するコントローラの構成図である。(b)は、図1に
示した携帯電話システムを構成するリモコン送受信装置
の構成図である
【図3】コントローラが行う着信応答処理を示すフロー
チャートである。
【図4】リモコン送受信装置が行う着信通知処理を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 通信線 2 通信線 3 通信線 10 携帯電話機 10a アンテナ 10b 表示パネル 20 コントローラ 20a 入力ボタン 20b アンテナ 30 ポータブルプレーヤ 40 リモコン送受信装置 40a 操作ボタン 40b アンテナ 40c 表示パネル 50 ヘッドフォン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 恒雄 東京都渋谷区道玄坂1丁目14番6号 株式 会社ケンウッド内 Fターム(参考) 5K027 AA11 FF03 FF22 FF28 HH23 HH29 5K036 AA01 AA07 EE03 JJ05 KK09 5K067 AA34 BB04 EE02 EE10 FF23 FF25 GG11 GG12 HH22 HH23

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体に記録された複数の楽曲データを
    再生するデータ再生装置を用いて楽曲を聴いている使用
    者に、該使用者が使用する携帯電話機への着信を通知す
    る着信通知システムであって、 携帯電話機への着信時に、予め設定された、該携帯電話
    機への着信を前記使用者に通知するか否かを示す通知可
    否情報に従って、該携帯電話機への着信を前記使用者に
    通知するか否かを判別する通知判別手段と、 前記通知判別手段が前記携帯電話機への着信を前記使用
    者に通知すると判別した場合に、該携帯電話機への着信
    を該使用者に通知する第1通知手段と、から構成されて
    いることを特徴とする着信通知システム。
  2. 【請求項2】前記通知可否情報は、前記携帯電話機への
    着信の通知よりも前記データ再生装置による楽曲データ
    の再生を優先するか否かを示す音楽優先情報から構成さ
    れ、 前記通知判別手段は、前記音楽優先情報が、前記携帯電
    話機への着信の通知よりも前記データ再生装置による楽
    曲データの再生を優先することを示している場合に、前
    記携帯電話機への着信を前記使用者に通知しないと判別
    する、 ことを特徴とする請求項1に記載の着信通知システム。
  3. 【請求項3】前記通知可否情報は、複数の電話番号から
    構成され、 前記通知判別手段は、 前記音楽優先情報が、前記携帯電話機への着信の通知よ
    りも前記データ再生装置による楽曲データの再生を優先
    しないことを示している場合に、発信元の電話番号を検
    出する検出手段と、 前記検出手段が検出した電話番号が前記通知可否情報を
    構成する電話番号の何れかと一致するか否かを判別する
    番号判別手段と、を備え、 前記番号判別手段が一致すると判別した場合に、前記携
    帯電話機への着信を前記使用者に通知すると判別する、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載の着信通知シス
    テム。
  4. 【請求項4】前記通知判別手段は、前記番号判別手段が
    一致しないと判別した場合に、前記携帯電話機への着信
    を前記使用者に通知しないと判別する、 ことを特徴とする請求項3に記載の着信通知システム。
  5. 【請求項5】前記通知判別手段が前記携帯電話機への着
    信を前記使用者に通知しないと判別した場合に、該携帯
    電話機を留守録音モードに設定する設定手段と、 前記データ再生装置が再生する楽曲データの途切れを検
    出する検出手段と、 前記検出手段が前記楽曲データの途切れを検出するタイ
    ミングで、前記設定手段が前記携帯電話機を留守録音モ
    ードに設定したことを前記使用者に通知する第2通知手
    段と、 をさらに備える、ことを特徴とする請求項1乃至4の何
    れか1項に記載の着信通知システム。
  6. 【請求項6】前記第1通知手段は、音声及び文字の少な
    くとも一方を用いて、前記携帯電話機への着信を前記使
    用者に通知する、ことを特徴とする請求項1乃至5の何
    れか1項に記載の着信通知システム。
  7. 【請求項7】前記第2通知手段は、音声及び文字の少な
    くとも一方を用いて、前記設定手段が前記携帯電話機を
    留守録音モードに設定したことを前記使用者に通知す
    る、ことを特徴とする請求項5又は6に記載の着信通知
    システム。
  8. 【請求項8】記録媒体に記録された複数の楽曲データを
    再生するデータ再生装置を用いて楽曲を聴いている使用
    者に、該使用者が使用する携帯電話機への着信を通知す
    る着信通知方法であって、 携帯電話機への着信時に、予め設定された、該携帯電話
    機への着信を前記使用者に通知するか否かを示す通知可
    否情報に従って、該携帯電話機への着信を前記使用者に
    通知するか否かを判別する通知判別工程と、 前記通知判別工程で前記携帯電話機への着信を前記使用
    者に通知すると判別した場合に、該携帯電話機への着信
    を該使用者に通知する第1通知工程と、 から構成されていることを特徴とする着信通知方法。
  9. 【請求項9】前記通知可否情報は、前記携帯電話機への
    着信の通知よりも前記データ再生装置による楽曲データ
    の再生を優先するか否かを示す音楽優先情報から構成さ
    れ、 前記通知判別工程は、前記音楽優先情報が、前記携帯電
    話機への着信の通知よりも前記データ再生装置による楽
    曲データの再生を優先することを示している場合に、前
    記携帯電話機への着信を前記使用者に通知しないと判別
    する工程を備える、 ことを特徴とする請求項8に記載の着信通知方法。
  10. 【請求項10】前記通知可否情報は、複数の電話番号か
    ら構成され、 前記通知判別工程は、 前記音楽優先情報が、前記携帯電話機への着信の通知よ
    りも前記データ再生装置による楽曲データの再生を優先
    しないことを示している場合に、発信元の電話番号を検
    出する検出工程と、 前記検出工程で検出した電話番号が前記通知可否情報を
    構成する電話番号の何れかと一致するか否かを判別する
    番号判別工程と、 前記番号判別工程で一致すると判別した場合に、前記携
    帯電話機への着信を前記使用者に通知すると判別する工
    程と、を備える、 ことを特徴とする請求項8又は9に記載の着信通知方
    法。
  11. 【請求項11】前記通知判別工程は、前記番号判別工程
    で一致しないと判別した場合に、前記携帯電話機への着
    信を前記使用者に通知しないと判別する工程を備える、 ことを特徴とする請求項10に記載の着信通知方法。
  12. 【請求項12】前記通知判別工程で前記携帯電話機への
    着信を前記使用者に通知しないと判別した場合に、該携
    帯電話機を留守録音モードに設定する設定工程と、 前記データ再生装置が再生する楽曲データの途切れを検
    出する検出工程と、 前記検出工程で前記楽曲データの途切れを検出するタイ
    ミングで、前記設定工程で前記携帯電話機を留守録音モ
    ードに設定したことを前記使用者に通知する第2通知工
    程と、 をさらに備える、ことを特徴とする請求項8乃至11の
    何れか1項に記載の着信通知方法。
  13. 【請求項13】前記第1通知工程は、音声及び文字の少
    なくとも一方を用いて、前記携帯電話機への着信を前記
    使用者に通知する工程を備える、ことを特徴とする請求
    項8乃至12の何れか1項に記載の着信通知方法。
  14. 【請求項14】前記第2通知工程は、音声及び文字の少
    なくとも一方を用いて、前記設定手段が前記携帯電話機
    を留守録音モードに設定したことを前記使用者に通知す
    る工程を備える、ことを特徴とする請求項12又は13
    に記載の着信通知方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2005222552B1 (en) * 2005-09-29 2006-04-27 Xitel Pty Limited Control apparatus and method
US7123936B1 (en) * 1998-02-18 2006-10-17 Ericsson Inc. Cellular phone with expansion memory for audio and video storage
JP2009010468A (ja) * 2007-06-26 2009-01-15 Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc 携帯端末装置、マナーモード設定方法、マナーモード設定プログラム、情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び情報処理システム

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