JP2003264629A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JP2003264629A
JP2003264629A JP2003036407A JP2003036407A JP2003264629A JP 2003264629 A JP2003264629 A JP 2003264629A JP 2003036407 A JP2003036407 A JP 2003036407A JP 2003036407 A JP2003036407 A JP 2003036407A JP 2003264629 A JP2003264629 A JP 2003264629A
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recording
telephone number
message
unit
compression rate
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Hideki Nakai
英樹 中井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 録音再生機能を備えた通信装置において、使
用者による繁雑な操作を要することなく、常に最適な設
定状態でメッセージの録音や再生を行うことができるよ
うにする。 【解決手段】 主制御部11において、情報受信部7に
よって受信された通信回線1から到来する発信者情報に
含まれる電話番号と一致する電話番号が記憶部9に記憶
されていると判断された場合に、その電話番号に対応し
て記憶部9に記憶された録音レベルに基づき録音再生部
5における録音レベルを設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、録音再生機能を備
えた通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、通信機能を備えた情報端末や
携帯電話機やファクシミリ装置等の通信装置において
は、使用者による操作に基づいて相手側の通信装置から
送出されたメッセージを録音すると共に、その録音した
メッセージを使用者による操作に基づいて任意のタイミ
ングで再生する録音再生機能や、このような録音再生機
能を応用し、回線からの呼出信号が検出されたときに、
自動的に回線を捕捉して予め登録した応答メッセージを
相手側の通信装置に送出し、その後、相手側の通信装置
から送出された用件メッセージを録音する留守番機能を
備えたものがあり、又このような録音再生機能や留守番
機能を備えた通信装置においては、メッセージの録音レ
ベルや録音圧縮レートを事前に設定できるようにする機
能や、再生音量や再生速度をメッセージの再生中に調整
できるようにする機能を備えたものもあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来装
置では、相手側の声が小さい場合や大きい場合には、そ
の都度、使用者によって度録音レベルを調整するか又は
メッセージ再生時において使用者によって再生音量を調
整する必要があり、使用者において繁雑な操作を要する
といった問題点があり、又相手側が早口であったりゆっ
くり喋ったりする場合には、メッセージの再生時におい
て、その都度、使用者によって再生速度を調整する必要
があり、使用者において繁雑な操作を要するといった問
題点があり、更に相手側からの雑音が大きい場合におい
て録音圧縮レートを低くしないとメッセージが聞き取り
にくくなり、逆に録音圧縮レートを低くしておくと録音
可能なメッセージ量が減少するため、使用者は相手側か
らの雑音の状況に応じて、その都度、録音圧縮レートを
調整する必要があり、使用者における繁雑な操作を要す
ると共に、留守番機能のように自動的にメッセージ録音
を開始するものでは、このような録音圧縮レートの調整
は初期設定でしか行うことができず、相手側からのメッ
セージを聞き取り易く録音しつつ、録音可能なメッセー
ジ量を増大させることができなかった。
【0004】本願発明は、使用者による繁雑な操作を要
することなく、常に最適な設定状態でメッセージの録音
や再生を行うことができる通信装置を提供することを目
的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、回線から到来するメッセージを録音する
と共に、その録音されたメッセージを任意のタイミング
において再生可能な録音再生機能を備えた通信装置にお
いて、電話番号を記憶する記憶手段と、着信時に回線か
ら到来する発信者情報を受信する受信手段と、着信時に
おいて、上記受信手段によって受信された発信者情報に
含まれる電話番号と一致する電話番号が上記記憶手段に
記憶されているか判断し、その判断結果に基づいて上記
録音再生機能における録音圧縮レートを調整する制御手
段とを設ける構成としたものである。
【0006】又、本発明は、上記の構成に加え、上記記
憶手段が、電話番号に対応して録音圧縮レートを記憶す
る一方、上記制御手段が、着信時において、上記受信手
段によって受信された発信者情報に含まれる電話番号と
一致する電話番号が上記記憶手段に記憶されていると判
断したとき、当該電話番号に対応して記憶された録音圧
縮レートを上記録音再生機能における録音圧縮レートと
する構成としたものである。
【0007】従って、本発明によれば、着信時に回線か
ら到来する発信者情報が受信手段によって受信される
と、制御手段がその発信者情報に含まれる電話番号と一
致する電話番号が記憶手段に記憶されているか判断し、
その判断結果に基づいて録音再生機能における録音圧縮
レートを調整することにより、雑音の多い或いは少ない
相手側からのメッセージ録音を適切に行うことができ
る。
【0008】又、発明によれば、着信時に回線から到来
する発信者情報が受信手段によって受信されると、制御
手段がその発信者情報に含まれる電話番号と一致する電
話番号が記憶手段に記憶されているか判断し、その結
果、一致する電話番号が記憶されていると判断したと
き、当該電話番号に対応して記憶された録音圧縮レート
を録音再生機能における録音圧縮レートとすることによ
り、雑音の多い或いは少ない相手側からのメッセージ録
音をより適切に行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0010】図1は本発明の一実施の形態である通信装
置の電気的構成を示す概略機能ブロック図、図2は同通
信装置におけるメモリのデータ構成例を示す説明図であ
り、(a)は電話番号及び各種設定内容を構成するデー
タの一例を、(b)は電話番号及び各種設定内容を構成
するデータの他の例を、(c)はメッセージと電話番号
との関係を表すデータをそれぞれ示す。図3は同通信装
置における着信時の動作制御の一例を示すフローチャー
ト、図4は同通信装置におけるメッセージ再生時の動作
制御の一例を示すフローチャート、図5は同通信装置に
おけるメッセージ再生時の動作制御の他の例を示すフロ
ーチャートである。
【0011】以下、図1乃至図5に基づいて本発明の一
実施の形態である通信装置を説明する。
【0012】図1において、1は図示しない交換機を介
して相手側の通信装置に接続される通信回線、2は通信
回線1の捕捉/開放や着信信号の検出及びフックスイッ
チの状態検出等を行う回線制御部、3は回線制御部2に
よって捕捉された通信回線1を通じて相手側の通信装置
との通話経路を形成する通話回路部、4は通話回路部3
によって形成された通話経路を用いて相手側の通信装置
との通話を行うハンドセット、5は通話回路部3によっ
て形成された通話経路を用いて相手側の通信装置から送
出されたメッセージの録音及び録音メッセージの再生を
行う録音再生部、6は録音再生部5によって再生された
メッセージ等を外部に放音するスピーカ、7は着信時に
通信回線1から到来する発信者情報を受信する情報受信
部である。
【0013】8は電話番号等の入力を行う数字キー及び
メッセージ録音やメッセージ再生の開始等を指示する機
能キー等からなる操作部、9は情報受信部7によって受
信された発信者情報に含まれる電話番号や操作部8によ
って入力された電話番号及びその電話番号に対応する各
種設定内容を記憶する記憶部、10は情報受信部7によ
って受信された発信者情報に含まれる電話番号や操作部
8によって入力された電話番号や記憶部9から読み出さ
れた電話番号や各種情報を表示する表示部である。
【0014】11は情報受信部7による受信結果や操作
部8からの各種指示信号及び記憶部9に記憶された情報
に基づいて回線制御部2における回線捕捉/開放制御や
録音再生部5における録音再生制御及び記憶部9におけ
る記憶制御並びに表示部10における表示制御等を行う
主制御部である。
【0015】そして、録音再生部5には図2(c)に示
すようなデータ構成の記憶領域が形成され、又記憶部9
には図2(a)又は図2(b)に示すようなデータ構成
の記憶領域が形成されている。尚、図2(a)及び図2
(b)で示す各種設定内容を表す領域の録音レベル、録
音圧縮レート、再生速度、及び再生音量は、それぞれ"
0"〜"9"の十段階で設定されており、又録音要否は"
1"か"0"かのフラグとなっている。
【0016】上記のように構成された通信装置につい
て、まず、着信時の動作の一例を図3に示すフローチャ
ートに基づいて説明する。
【0017】待機状態において、通信回線1より到来す
る受信端末起動信号(CAR)が情報受信部7によって
検出される(ステップF1)と、主制御部11は回線制
御部2を制御して通信回線1の捕捉を行わせる(ステッ
プF2)と共に、その捕捉した通信回線1から到来する
発信者情報を情報受信部7によって受信させ(ステップ
F3)、その後、発信者情報の受信が完了したときに回
線制御部2を制御して通信回線1の開放を行わせる(ス
テップF4)と共に、情報受信部7によって受信した発
信者情報に含まれる電話番号と一致する電話番号が記憶
部9に記憶されているか否か判断する(ステップF
5)。
【0018】そして、主制御部11において、情報受信
部7によって受信した発信者情報に含まれる電話番号と
一致する電話番号が記憶部9に記憶されていると判断さ
れた場合にのみ、その電話番号に対応して記憶部9に記
憶された録音レベルと録音圧縮レートに基づき録音再生
部5における録音レベルと録音圧縮レートとを設定する
(ステップF6)。尚、主制御部11において、情報受
信部7によって受信した発信者情報に含まれる電話番号
と一致する電話番号が記憶部9に記憶されていないと判
断された場合には、録音再生部5における録音レベルと
録音圧縮レートは初期設定状態(例えば、中間レベル及
び中間レート)に設定する。
【0019】そして、録音再生部5における録音レベル
及び録音圧縮レートの設定が完了した後において、通信
回線1より到来する呼出信号が回線制御部2によって検
出されたとき(ステップF7)、主制御部11は図示し
ないリンガを鳴動させて着信を報知する(ステップF
8)。
【0020】そして、この着信報知に応答して使用者が
ハンドセット4を取り上げたり、操作部8を操作する等
して通話の開始が指示されたとき(ステップF9)、主
制御部11は回線制御部2を制御して通信回線1の捕捉
を行わせ(ステップF10)通話可能状態とすると共
に、情報受信部7によって受信した発信者情報に含まれ
る電話番号と一致する電話番号に対応して記憶された録
音要否フラグが"1"であるか"0"であるか確認する(ス
テップF11)。
【0021】そして、主制御部11において、情報受信
部7によって受信した発信者情報に含まれる電話番号と
一致する電話番号に対応して記憶された録音要否フラグ
が"1"であると判断されたとき、又は通話状態において
使用者が操作部8を操作してメッセージ録音の開始を指
示したとき(ステップF12)、主制御部11は録音再
生部5を制御して既に設定された録音レベル及び録音圧
縮レートによって相手側の通信装置から送出されるメッ
セージを録音する(ステップF13)。
【0022】そして、このような通話状態において、使
用者がハンドセット4を載置したり、操作部8を操作す
る等して通話の終了が指示されたとき(ステップF1
4)、主制御部11は回線制御部2を制御して通信回線
1の開放を行わせる(ステップF15)と共に、録音再
生部5においてメッセージ録音が行われているか否か確
認し(ステップF16)、このとき、メッセージ録音が
行われていると判断された場合には、録音再生部5を制
御して録音されたメッセージに対応する電話番号として
記憶部9におけるナンバーを記憶してからメッセージ録
音を終了し(ステップF17)、元の待機状態に戻る。
【0023】尚、通話状態において、使用者が操作部8
を操作してメッセージ録音の終了を指示したときにも同
様に、録音再生部5を制御して録音されたメッセージに
対応する電話番号として記憶部9におけるナンバーを記
憶してからメッセージ録音を終了する。又、録音された
メッセージに対応する電話番号が記憶部9に記憶されて
いない場合には、情報受信部7によって受信された発信
者情報に含まれる電話番号をナンバーを付与して自動的
に記憶し、その付与したナンバーを記憶するようにして
も良い。
【0024】従って、上記動作制御によれば、通信回線
1から到来する発信者情報に含まれる電話番号に基づい
て自動的に録音レベルや録音圧縮レートを設定すること
ができると共に、メッセージ録音を開始するか否かをも
自動的に決定し実行することができる。
【0025】即ち、例えば、図2(a)に示すようなデ
ータが記憶部9に記憶されている状態において、通信回
線1より到来する受信端末起動信号及び発信者情報が情
報受信部7によって受信され、且つその受信された発信
者情報に含まれる電話番号が"1234567890"で
ある場合には、主制御部11はその電話番号に対応する
録音レベル及び録音圧縮レートのデータに基づき録音再
生部5における録音レベルを"3"に録音圧縮レートを"
2"にそれぞれ自動的に設定させることができると共
に、通話開始時に自動的にメッセージ録音が自動的に開
始させることができるため、"1234567890"の
電話番号の相手が大きな声でしゃべる人で且つ回線ノイ
ズや周囲雑音が多くて会話の内容が聞き取りつらい場合
であっても、録音レベルが小さくなると共に録音圧縮レ
ートが下がることから、多いメモリ容量を要しつつも、
その会話の内容を自動的に最適な状態で録音することが
できる。
【0026】又、通信回線1より到来する受信端末起動
信号及び発信者情報が情報受信部7によって受信され、
且つその受信された発信者情報に含まれる電話番号が"
0123456789"である場合には、主制御部11
はその電話番号に対応する録音レベル及び録音圧縮レー
トのデータに基づき録音再生部5における録音レベル
を"8"に録音圧縮レートを"7"にそれぞれ自動的に設定
させることができるため、"0123456789"の電
話番号の相手が小さな声でしゃべる人で会話の内容が聞
き取りつらい場合であっても、録音レベルが大きくなる
と共に録音圧縮レートが上がることから、少ないメモリ
容量でその会話の内容を最適な状態で録音することがで
きる。
【0027】更に、通信回線1より到来する受信端末起
動信号及び発信者情報が情報受信部7によって受信さ
れ、且つその受信された発信者情報に含まれる電話番号
が事前に登録されていない"9012345678"であ
る場合には、主制御部11は録音再生部5における録音
レベル及び録音圧縮レートを平均レベルである"5"にそ
れぞれ自動的に設定させると共に、その電話番号"90
12345678"とその各種設定内容を記憶部9に自
動的に登録することができるため、"90123456
78"の電話番号の相手が予め登録されていない相手で
あったとしても、その会話内容を支障のない状態で録音
することができると共に、使用者における登録動作の繁
雑さを軽減することができる。
【0028】次に、メッセージ再生時の動作の一例を図
4に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0029】録音再生部5に図2(c)に示すようなメ
ッセージが録音されると共に、記憶部9に図2(a)に
示すようなデータが記憶された待機状態において、使用
者による操作部8の操作によってメッセージの再生が指
示される(ステップF21)と、主制御部11は録音再
生部5を制御して再生すべきメッセージを指定する選択
する(ステップF22)と共に、その選択したメッセー
ジに対応して記憶されたナンバーに基づいて記憶部9に
おける電話番号を検索し(ステップF23)、その検索
された電話番号に対応して記憶されている再生速度に基
づき録音再生部5における再生速度を設定する(ステッ
プF24)。そして、録音再生部5における再生速度の
設定が完了した後において、主制御部11は録音再生部
5を制御して選択したメッセージを再生し(ステップF
25)、この再生されたメッセージをハンドセット4又
はスピーカ6より外部に放音させる。
【0030】そして、このようなメッセージの再生状態
において、使用者が操作部8を操作して再生音量の調整
を行った場合(ステップF26)には、主制御部11は
録音再生部5を制御してメッセージの再生音量をアップ
又はダウンさせる(ステップF27)と共に、再生中の
メッセージに対応する電話番号に対応して記憶されてい
る録音レベルの値をカウントアップ又はカウントダウン
させ(ステップF28)、又使用者が操作部8を操作し
て再生速度の調整を行った場合(ステップF29)にも
同様に、主制御部11は録音再生部5を制御してメッセ
ージの再生速度をアップ又はダウンさせる(ステップF
30)と共に、再生中のメッセージに対応する電話番号
に対応して記憶されている再生速度の値をカウントアッ
プ又はカウントダウンさせる(ステップF31)。そし
て、このようなメッセージの再生が終了したとき(ステ
ップF32)、主制御部11はメッセージ再生動作を終
了して待機状態に戻る。尚、次に再生すべきメッセージ
がある場合には続けてメッセージを再生するようにして
も良い。
【0031】従って、上記動作制御によれば、メッセー
ジに対応する電話番号に基づいて自動的に再生速度を設
定することができると共に、再生中のメッセージの再生
音量や再生速度を調整することによって、以後、この電
話番号に対応するメッセージを再生する際において、こ
のよう調整を要することなく、自動的に最適な再生音量
や再生速度によってメッセージを再生することができ
る。
【0032】即ち、例えば、図2(a)に示すデータが
記憶部9に記憶され、且つ図2(c)に示すデータが録
音再生部5に記憶されている状態において「○○ですけ
ど‥‥‥。」といったメッセージが再生される場合に
は、主制御部11はそのメッセージに対応するナンバ
ー"2"から電話番号を検索し、そのナンバー"2"に対応
する再生速度のデータに基づき録音再生部5における再
生速度を"1"に自動的に設定させることができるため、
「○○ですけど‥‥‥。」といったメッセージを送出し
た相手が早口でしゃべる人であっても、そのメッセージ
を最適な状態で再生することができる。
【0033】次に、メッセージ再生時の動作の他の例を
図5に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0034】録音再生部5に図2(c)に示すようなメ
ッセージが録音されると共に、記憶部9に図2(b)に
示すようなデータが記憶された待機状態において、使用
者による操作部8の操作によってメッセージの再生が指
示される(ステップF41)と、主制御部11は録音再
生部5を制御して再生すべきメッセージを指定する選択
する(ステップF42)と共に、その選択したメッセー
ジに対応して記憶されたナンバーに基づいて記憶部9に
おける電話番号を検索し(ステップF43)、その検索
された電話番号に対応して記憶されている再生音量及び
再生速度に基づき録音再生部5における再生音量及び再
生速度を設定する(ステップF44)。そして、録音再
生部5における再生速度の設定が完了した後において、
主制御部11は録音再生部5を制御して選択したメッセ
ージを再生し(ステップF45)、この再生したメッセ
ージをハンドセット4又はスピーカ6より外部に放音さ
せる。
【0035】そして、このようなメッセージの再生状態
において、使用者が操作部8を操作して再生音量の調整
を行った場合(ステップF46)には、主制御部11は
録音再生部5を制御してメッセージの再生音量をアップ
又はダウンさせる(ステップF47)と共に、再生中の
メッセージに対応する電話番号に対応して記憶されてい
る再生音量の値をカウントアップ又はカウントダウンさ
せ(ステップF48)、又使用者が操作部8を操作して
再生速度の調整を行った場合(ステップF49)にも同
様に、主制御部11は録音再生部5を制御してメッセー
ジの再生速度をアップ又はダウンさせる(ステップF5
0)と共に、再生中のメッセージに対応する電話番号に
対応して記憶されている再生速度の値をカウントアップ
又はカウントダウンさせる(ステップF51)。そし
て、このようなメッセージの再生が終了したとき(ステ
ップF52)、主制御部11はメッセージ再生動作を終
了して待機状態に戻る。尚、次に再生すべきメッセージ
がある場合には続けてメッセージを再生するようにして
も良い。
【0036】従って、上記動作制御によれば、メッセー
ジに対応する電話番号に基づいて自動的に再生音量や再
生速度を設定することができると共に、再生中のメッセ
ージの再生音量や再生速度を調整することによって、以
後、この電話番号に対応するメッセージを再生する際に
おいて、このよう調整を要することなく、自動的に最適
な再生音量や再生速度によってメッセージを再生するこ
とができる。
【0037】即ち、例えば、図2(b)に示すデータが
記憶部9に記憶され、且つ図2(c)に示すデータが録
音再生部5に記憶されている状態において「○○ですけ
ど‥‥‥。」といったメッセージが再生される場合に
は、主制御部11はそのメッセージに対応するナンバ
ー"2"から電話番号を検索し、そのナンバー"2"に対応
する再生音量及び再生速度のデータに基づき録音再生部
5における再生音量を"3"に再生速度を"1"に自動的に
それぞれ設定させることができるため、「○○ですけど
‥‥‥。」といったメッセージを送出した相手が大きな
声で且つ早口でしゃべる人であっても、そのメッセージ
を最適な状態で再生することができる。
【0038】又、「△△△の件ですけど‥‥‥。」とい
ったメッセージが再生される場合には、主制御部11は
そのメッセージに対応するナンバー"1"から電話番号を
検索し、そのナンバー"1"に対応する再生音量及び再生
速度のデータに基づき録音再生部5における再生音量
を"8"に再生速度を"5"に自動的にそれぞれ設定させる
ことができるため、「△△△の件ですけど‥‥‥。」と
いったメッセージを送出した相手が小さな声でしゃべる
人であっても、そのメッセージを最適な状態で再生する
ことができる。
【0039】尚、上記実施の形態では、各種設定内容内
での設定を複数段階とし、電話番号に対応させて各種設
定内容を設定することによって綿密に相手側に対する最
適な録音や再生を行うことができるようにした場合につ
いて説明したが、これに限定されるものではなく、各種
設定内容内での設定を2段階とし、電話番号が記憶され
ている場合において一方の段階に、電話番号が記憶され
ていない場合において他方の段階に設定するようにして
も同様に相手側に対する最適な録音や再生を行うことが
できる。
【0040】又、上記実施の形態では、使用者による操
作又は電話番号に対応して記憶された録音要否フラグに
基づいてメッセージ録音を開始する音声録音機能を備え
た通信装置について説明したが、これに限定されるもの
ではなく、このような音声録音機能を利用した着信時に
おいて自動的に応答してメッセージ録音を開始する留守
番機能を備えた通信装置や携帯情報端末についても同様
に適用できることは言うまでもない。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、着信時
に回線から到来する発信者情報に含まれる電話番号と一
致する電話番号が予め登録されているかに基づいて録音
再生機能における録音圧縮レートを調整することができ
るため、例えば、雑音の多い相手側の電話番号を予め登
録しておき、着信時に回線から到来する発信者情報に含
まれる電話番号とこの電話番号が一致したとき、録音圧
縮レートを低くするよう設定しておく、若しくは雑音の
少ない相手側の電話番号を予め登録しておき、着信時に
回線から到来する発信者情報に含まれる電話番号とこの
電話番号が一致したとき、録音圧縮レートを高くするよ
う設定しておくことにより、再生時に聞き取り易く且つ
録音可能なメッセージ容量を増大することができると共
に、これら設定をメッセージ録音毎に使用者において行
わなくても良くなり、使用者における操作を軽減するこ
とができる。
【0042】又、本発明によれば、着信時に回線から到
来する発信者情報に含まれる電話番号と一致する電話番
号に対応する録音圧縮レートを録音再生機能における録
音圧縮レートとすることができるため、例えば、雑音の
多い相手側の電話番号と録音圧縮レートの低い値とを対
応させて予め登録したり、雑音の少ない相手側の電話番
号と録音圧縮レートの高い値との対応させて予め登録し
ておくことにより、再生時により聞き取り易く且つ録音
可能なメッセージ容量をより増大することができると共
に、これら設定をメッセージ録音毎に使用者において行
わなくても良くなり、使用者における操作を軽減するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である通信装置の電気的
構成を示す概略機能ブロック図である。
【図2】同通信装置におけるメモリのデータ構成例を示
す説明図であり、(a)は電話番号及び各種設定内容を
構成するデータの一例を、(b)は電話番号及び各種設
定内容を構成するデータの他の例を、(c)はメッセー
ジと電話番号との関係を表すデータをそれぞれ示す。
【図3】同通信装置における着信時の動作制御の一例を
示すフローチャートである。
【図4】同通信装置におけるメッセージ再生時の動作制
御の一例を示すフローチャートである。
【図5】同通信装置におけるメッセージ再生時の動作制
御の他の例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 通信回線 2 回線制御部 3 通話回路部 4 ハンドセット 5 録音再生部 6 スピーカ 7 情報受信部 8 操作部 9 記憶部 10 表示部 11 主制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回線から到来するメッセージを録音する
    と共に、その録音されたメッセージを任意のタイミング
    において再生可能な録音再生機能を備えた通信装置にお
    いて、 電話番号を記憶する記憶手段と、 着信時に回線から到来する発信者情報を受信する受信手
    段と、 着信時において、上記受信手段によって受信された発信
    者情報に含まれる電話番号と一致する電話番号が上記記
    憶手段に記憶されているか判断し、その判断結果に基づ
    いて上記録音再生機能における録音圧縮レートを調整す
    る制御手段とを設けたことを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 上記記憶手段は、電話番号に対応して録
    音圧縮レートを記憶する一方、 上記制御手段は、着信時において、上記受信手段によっ
    て受信された発信者情報に含まれる電話番号と一致する
    電話番号が上記記憶手段に記憶されていると判断したと
    き、当該電話番号に対応して記憶された録音圧縮レート
    を上記録音再生機能における録音圧縮レートとして設定
    することを特徴とする請求項1記載の通信装置。
JP2003036407A 2003-02-14 2003-02-14 通信装置 Pending JP2003264629A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009290533A (ja) * 2008-05-29 2009-12-10 Sharp Corp 通信装置、通信装置制御方法、及び通信装置制御プログラム

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