JPH06232960A - 留守番電話機 - Google Patents

留守番電話機

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Publication number
JPH06232960A
JPH06232960A JP1872393A JP1872393A JPH06232960A JP H06232960 A JPH06232960 A JP H06232960A JP 1872393 A JP1872393 A JP 1872393A JP 1872393 A JP1872393 A JP 1872393A JP H06232960 A JPH06232960 A JP H06232960A
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JP
Japan
Prior art keywords
identification data
message
answering machine
caller
counting
Prior art date
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Application number
JP1872393A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Matsumoto
浩 松本
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06232960A publication Critical patent/JPH06232960A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同一の発呼者から何度も留守録音が行なわれ
た場合でも、伝言メッセージ記憶用のメモリが特定の発
呼者に占有される不具合を防止して、メモリの有効利用
を図り得る留守番電話機を提供することである。 【構成】 留守応答録音時に発呼元から送られる発呼者
の名前を表わす音声情報に基づいて発呼者毎の識別デー
タを生成するとともに、この生成した識別データを当該
発呼以前に生成されてメモリ部31に記憶されている識
別データと比較して発呼者毎の留守録音回数を計数す
る。そして、この計数された値に基づいて、同一の発呼
者による留守録音回数が予め定めた所定回数(例えば5
回)に達した場合に、メッセージ記憶制御手段1cによ
り当該発呼者から送られる伝言メッセージの記憶を禁止
するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、着信呼に対し自動応答
した後、発信側から送られる伝言メッセージを録音する
機能を備えた留守番電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電話機においては、例え
ば着信発生時に予め記憶されている着信応答用のメッセ
ージを発呼元へ送出した後、この発呼元の話者から送ら
れる伝言メッセージを電話機内に設けたメモリに供給し
て記憶させる。そして、電話機の所有者等により電話機
上で所定の伝言再生操作が行なわれた場合には、上記メ
モリに記憶されている伝言メッセージが読出されて電話
機上で拡声出力される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の留守番電話機においては、例えば留守中に同一人
物から何度も発呼が行なわれた場合には、電話機内の伝
言メッセージ記憶用のメモリが特定の発呼者に占有され
てしまい、この結果他の発呼者からの伝言メッセージを
録音することができなくなるという不具合を生じること
があった。
【0004】本発明は上記実情に着目してなされたもの
であり、その目的とするところは、伝言メッセージ記憶
用のメモリが特定の発呼者に占有される不具合を防止し
て、メモリの有効利用を図り得る留守番電話機を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するため、本発明においては次のような手段を講じ
た。
【0006】(1)着信発生時に着信呼に対する自動応
答を行うとともに、発呼元から送られる伝言メッセージ
を記憶する留守応答録音機能を備えた留守番電話機にお
いて、上記留守応答録音機能による留守応答録音時に、
発呼元から送られる発呼者識別に係わる音声情報を検出
し、この検出した音声情報に基づいて所定の識別データ
を生成するための識別データ生成手段と、この識別デー
タ生成手段により生成された識別データを記憶するため
の記憶手段と、上記識別データ生成手段により生成され
た識別データを上記記憶手段の記憶内容と比較し、この
記憶手段に既に記憶されている識別データと等しい識別
データが到来するか否かを判定するための判定手段と、
この判定手段により上記記憶手段に既に記憶されている
識別データと等しい識別データが到来したと判定された
場合に、当該識別データについてその到来回数を計数す
るための計数手段と、この計数手段により上記識別デー
タの到来回数が予め定めた所定回数に達した場合に、当
該識別データに続いて発呼元から送られる伝言メッセー
ジの記憶を禁止する手段とを備えるようにした。
【0007】(2)着信発生時に着信呼に対する自動応
答を行うとともに、発呼元から送られる伝言メッセージ
を記憶する留守応答録音機能を備えた留守番電話機にお
いて、上記留守応答録音機能による留守応答録音時に、
発呼元から送られる発呼者識別に係わる音声情報を検出
し、この検出した音声情報に基づいて所定の識別データ
を生成するための識別データ生成手段と、この識別デー
タ生成手段により生成された識別データを記憶するため
の記憶手段と、上記識別データ生成手段により生成され
た識別データを上記記憶手段の記憶内容と比較し、この
記憶手段に既に記憶されている識別データと等しい識別
データが到来するか否かを判定するための判定手段と、
この判定手段により上記記憶手段に既に記憶されている
識別データと等しい識別データが到来したと判定された
場合に、当該識別データについてその到来回数を計数す
るための計数手段と、この計数手段により上記識別デー
タの到来回数が予め定めた所定回数に達した場合に、当
該識別データに続いて発呼元から送られる伝言メッセー
ジを、当該識別データとともに過去に到来した最古の伝
言メッセージに代わって記憶させる手段とを備えるよう
にした。
【0008】(3)着信発生時に着信呼に対する自動応
答を行うとともに、発呼元から送られる伝言メッセージ
を記憶する留守応答録音機能を備えた留守番電話機にお
いて、上記留守応答録音機能による留守応答録音時に、
発呼元から送られる発呼者識別に係わる音声情報を検出
し、この検出した音声情報に基づいて所定の識別データ
を生成するための識別データ生成手段と、この識別デー
タ生成手段により生成された識別データを記憶するため
の記憶手段と、上記識別データ生成手段により生成され
た識別データを上記記憶手段の記憶内容と比較し、この
記憶手段に既に記憶されている識別データと等しい識別
データが到来するか否かを判定するための判定手段と、
この判定手段により上記記憶手段に既に記憶されている
識別データと等しい識別データが到来したと判定された
場合に、当該識別データについてその到来回数を計数す
るための計数手段と、この計数手段により上記識別デー
タの到来回数が予め定めた所定回数に達した場合に、当
該識別データに続いて発呼元から送られる伝言メッセー
ジを、当該識別データとともに過去に到来した伝言メッ
セージのうち上記発呼元により指定される伝言メッセー
ジに代わって記憶させる手段とを備えるようにした。
【0009】(4)着信発生時に着信呼に対する自動応
答を行うとともに、発呼元から送られる伝言メッセージ
を記憶する留守応答録音機能を備えた留守番電話機にお
いて、上記留守応答録音機能による留守応答録音時に、
発呼元から送られる発呼者毎に予め付与された識別デー
タを検出し、この識別データを記憶するための記憶手段
と、上記検出された識別データを上記記憶手段の記憶内
容と比較し、この記憶手段に既に記憶されている識別デ
ータと等しい識別データが到来するか否かを判定するた
めの判定手段と、この判定手段により上記記憶手段に既
に記憶されている識別データと等しい識別データが到来
したと判定された場合に、当該識別データについてその
到来回数を計数するための計数手段と、この計数手段に
より上記識別データの到来回数が予め定めた所定回数に
達した場合に、当該識別データに続いて発呼元から送ら
れる伝言メッセージの記憶を禁止する手段とを備えるよ
うにした。
【0010】(5)着信発生時に着信呼に対する自動応
答を行うとともに、発呼元から送られる伝言メッセージ
を記憶する留守応答録音機能を備えた留守番電話機にお
いて、上記留守応答録音機能による留守応答録音時に、
発呼元から送られる発呼者毎に予め付与された識別デー
タを検出し、この識別データを記憶するための記憶手段
と、上記検出された識別データを上記記憶手段の記憶内
容と比較し、この記憶手段に既に記憶されている識別デ
ータと等しい識別データが到来するか否かを判定するた
めの判定手段と、この判定手段により上記記憶手段に既
に記憶されている識別データと等しい識別データが到来
したと判定された場合に、当該識別データについてその
到来回数を計数するための計数手段と、この計数手段に
より上記識別データの到来回数が予め定めた所定回数に
達した場合に、当該識別データに続いて発呼元から送ら
れる伝言メッセージを、当該識別データとともに過去に
到来した最古の伝言メッセージに代わって記憶させる手
段とを備えるようにした。
【0011】(6)着信発生時に着信呼に対する自動応
答を行うとともに、発呼元から送られる伝言メッセージ
を記憶する留守応答録音機能を備えた留守番電話機にお
いて、上記留守応答録音機能による留守応答録音時に、
発呼元から送られる発呼者毎に予め付与された識別デー
タを検出し、この識別データを記憶するための記憶手段
と、上記検出された識別データを上記記憶手段の記憶内
容と比較し、この記憶手段に既に記憶されている識別デ
ータと等しい識別データが到来するか否かを判定するた
めの判定手段と、この判定手段により上記記憶手段に既
に記憶されている識別データと等しい識別データが到来
したと判定された場合に、当該識別データについてその
到来回数を計数するための計数手段と、この計数手段に
より上記識別データの到来回数が予め定めた所定回数に
達した場合に、当該識別データに続いて発呼元から送ら
れる伝言メッセージを、当該識別データとともに過去に
到来した伝言メッセージのうち上記発呼元により指定さ
れる伝言メッセージに代わって記憶させる手段とを備え
るようにした。
【0012】(7)着信発生時に着信呼びに対する自動
応答を行うとともに、発呼元から送られる伝言メッセー
ジを記憶する留守応答録音機能を備えた留守番電話機に
おいて、前記留守応答録音機能による留守応答録音時
に、発呼元から送られる発呼者識別に係わる音声情報を
検出し、この検出した音声情報に基づいて所定の識別デ
ータを生成するための識別データ生成手段と、この識別
データ生成手段により生成された識別データを記憶する
ための記憶手段と、前記識別データ生成手段により生成
された識別データを前記記憶手段の内容と比較し、前記
記憶手段に既に記憶されている識別データと等しい識別
データが到来するか否かを判定するための判定手段と、
この判定手段により前記記憶手段に既に記憶されている
識別データと等しい識別データが到来したと判断された
場合に、当該識別データについてその到来回数を計数す
るための計数手段とを備えるようにした。
【0013】(8)着信発生時に着信呼びに対する自動
応答を行うとともに、発呼元から送られる伝言メッセー
ジを記憶する留守応答録音機能を備えた留守番電話機に
おいて、前記留守応答録音機能による留守応答録音時
に、発呼元から送られる発呼者識別に係わる音声情報を
検出し、この検出した音声情報に基づいて所定の識別デ
ータを生成するための識別データ生成手段と、この識別
データ生成手段により生成された識別データを記憶する
ための記憶手段と、前記識別データ生成手段により生成
された識別データを前記記憶手段の内容と比較し、前記
記憶手段に既に記憶されている識別データと等しい識別
データが到来するか否かを判定するための判定手段と、
この判定手段により前記記憶手段に既に記憶されている
識別データと異なる識別データが到来したと判断された
場合に、識別データ数を計数するための計数手段とを備
えるようにした。 (9)前記計数手段による結果を表示するための表示手
段を備えるようにした。
【0014】
【作用】上記手段を講じた結果、次のような作用が生じ
る。すなわち、留守応答録音時に上記記憶手段に記憶さ
れている識別データに基づいて、発呼元から送られる音
声情報が過去に到来したものであるか否かを判定してい
るので、伝言メッセージが入力される前に発呼者が過去
に留守録音した者であるか否かを判断することが可能と
なる。そして、同一の発呼者による留守録音回数が予め
定めた所定回数に達した場合には、当該発呼者から送ら
れる伝言メッセージの記憶を禁止するようにしているの
で、特定の発呼者により何度も留守録音のための発呼が
行なわれた場合でも、伝言メッセージの記憶用メモリが
発呼者一人の録音に占有される不具合を防止することが
できる。
【0015】また、同一の発呼者による発呼回数が予め
定めた所定回数に達した場合に、発呼元から送られる伝
言メッセージを当該発呼者により過去に留守録音された
最古の伝言メッセージに代わって記憶するようにしたの
で、特定の発呼者から何度も留守録音のための発呼が行
なわれた場合でも、伝言メッセージ記憶用のメモリが発
呼者一人の録音に占有される不具合を防止することがで
きるとともに、発呼者においては常に最新の用件を相手
の留守番電話機に残しておくことができる。
【0016】さらに、同一の発呼者による発呼回数が予
め定めた所定回数に達した場合に、発呼元から送られる
伝言メッセージを当該発呼者により過去に留守録音され
た伝言メッセージのうち、上記発呼者により指定される
伝言メッセージに代わって記憶するようにしたので、特
定の発呼者から何度も留守録音のための発呼が行なわれ
た場合でも、伝言メッセージ記憶用のメモリが発呼者一
人の録音に占有される不具合を防止することができると
ともに、発呼者においては過去に留守録音した伝言メッ
セージのうち不要な伝言メッセージと入換えに最新の伝
言メッセージを残しておくことができる。
【0017】また、発呼者毎に予め例えば識別番号を付
与し、留守応答録音時にこの識別番号に基づいて発呼者
の識別を行なうようにすれば、音声情報により発呼者を
識別するように構成した留守番電話機に比べ装置を簡単
化することができるとともに、上記識別データを記憶す
る記憶手段も小容量化することができる。
【0018】さらに予め識別データに対応する人名を登
録しておき、人名に対応する識別データごとに計数した
到来回数を表示するようにすれば、誰から何回電話があ
ったかを一目で確認することができる。また、識別デー
タ数を計数して表示するようにすれば、何人から電話が
あったかを一目で確認することができる。
【0019】
【実施例】図1は、本発明の一実施例に係わる留守番電
話機の構成を示す回路ブロック図である。同図におい
て、この留守番電話機はコントローラ1と、メモリ部2
1を有する録音再生回路2と、メモリ部31を有する音
声認識回路3と、切換回路4と、計数カウンタ5と、回
線I/F6と、スピーチ回路7と、DTMF発信回路8
と、DTMF受信回路9と、着信検出回路10と、リン
ガ回路11と、スピーカ12と、LCD(液晶表示部)
13と、LCDコントローラ14と、キー入力部15
と、ハンドセット16と、スピーカ17と、スピーカア
ンプ18と、マイクロホン19と、マイクロホンアンプ
20と、オフフック検出スイッチ21とを備えている。
【0020】切換回路4は、録音再生回路2,スピーチ
回路7,DTMF発信回路8,ハンドセット16および
マイクアンプ20の各回路から選択的に入力される音声
信号を上記コントローラ1の制御に従ってそれぞれ録音
再生回路2,音声認識回路3,スピーチ回路7,DTM
F受信回路9,ハンドセット16およびスピーカアンプ
18へ切換供給する。
【0021】録音再生回路2のメモリ部21は例えば図
2に示すごとく、予め登録された複数種の応答メッセー
ジ、および留守応答録音時に発呼元から送られる伝言メ
ッセージを記憶する応答・伝言メッセージ登録テーブル
21aを備えている。図3の(a)(b)(c)は、そ
れぞれ上記テーブル21aに登録された3種類の応答メ
ッセージの内容を示したものである。
【0022】着信検出回路10は、図示しない有線電話
網から電話回線を介して到来する着信信号を検出してコ
ントローラ1へ通報する。またリンガ回路11は、上記
有線電話網から電話回線を介して到来する着信信号に基
づいてリンガ信号を発生し、このリンガ信号をスピーカ
12へ供給する。
【0023】キー入力部15は、伝言メッセージの再生
や消去および録音に係わる各種の操作キーやダイヤルキ
ー等を備えたもので、これらのキー操作に応じて所定の
操作情報を生成してコントローラ1へ供給する。LCD
13は、LCDコントローラ14の制御に従ってカレン
ダ表示や着信先電話番号等の表示を行なう。
【0024】音声認識回路3は、着信呼に対する留守応
答時に発呼元から到来する音声情報に基づいて発呼者毎
の識別データを生成し、この識別データをコントローラ
1の制御に従ってメモリ部31の所定領域に記憶させる
機能を有している。
【0025】音声認識回路3のメモリ部31は、例えば
図4の(a)(b)にそれぞれ示すごとく、各々異なる
識別データ毎にその到来回数を表わす情報を記憶する到
来回数カウントテーブル31aと、各々異なる識別デー
タ毎に上記メモリ部21に記憶されている伝言メッセー
ジのメッセージナンバー(メッセージNO.)を記憶す
るメッセージナンバー登録テーブル31bを有してい
る。
【0026】コントローラ1は、発着信に係わる電話機
全体の制御を司るほか、判定手段1aと、計数手段1b
と、メッセージ記憶制御手段1cとを有している。判定
手段1aは、着信呼に対する留守応答時に音声認識回路
3により生成された識別データをメモリ部31に既に記
憶されている識別データと比較し、このメモリ部31に
記憶されている識別データと等しい識別データが到来す
るか否かを判定するものである。計数手段1bは、上記
判定手段1aの判定結果に基づいて、メモリ部31に記
憶されている識別データと等しい識別データが到来した
場合に、当該識別データに対応してカウントテーブル3
1aに記憶されている到来回数をカウントアップさせる
ものである。
【0027】またメッセージ記憶制御手段1cは、上記
カウントテーブル31aの記憶内容に基づいて、任意の
識別データについてその到来回数が予め定めた所定回数
(例えば3回)に達したか否かを監視し、所定回数に達
した場合に当該識別データに続いて発呼元の話者から送
られる伝言メッセージの記憶を禁止するものである。次
に、以上のように構成された留守番電話機の動作の手順
を図5、図6のフローチャートを用いて説明する。
【0028】いま留守番電話機に着信があったとする
と、コントローラ1は図5のステップ101で先ず自装
置に留守応答録音(留守録)モードが設定されているか
否かを判定する。この判定の結果、留守録モードが設定
されていれば、コントローラ1は着信呼に対する応答を
行なった後、ステップ102で上記メモリ部21に予め
記憶されている応答メッセージ1、すなわち「はい、×
×(名前)です。只今留守にしています。失礼ですが伝
言を入れる前に名前を入れて、ピーという発信音が鳴っ
てから伝言を入れて下さい。」を読出して、これを発呼
元へ向けて送出する。そして、この後コントローラ1は
切換回路4により発呼元と音声認識回路3の間を接続し
て、発呼元からの入力待ちとなる。
【0029】このような状態で、上記発呼元の話者が自
己の名前を音声入力したとすると、この発呼者の名前に
対応する音声情報が電話回線を介してスピーチ回路7へ
入力され、このスピーチ回路7から切換回路4を経て音
声認識回路3へ送られる(ステップ103)。
【0030】コントローラ1は、発呼元から名前を表わ
す音声情報が音声認識回路3に到来すると、音声認識回
路3に対して所定の識別データの生成を指示する(ステ
ップ104)。そうすると、この音声認識回路3では到
来した上記音声情報を基に発呼者識別のための識別デー
タが生成されて一時記憶される。
【0031】続いてコントローラ1は、ステップ105
で上記メモリ部31内のテーブル31aまたはテーブル
31bの識別データ記憶領域に識別データが記憶されて
いるか否かを判定する。この結果、テーブル31aまた
はテーブル31bの識別データ記憶領域に識別データが
一つも記憶されていないと判定された場合には、コント
ローラ1はステップ106で上記テーブル31aおよび
31bの識別データ記憶領域に上記一時記憶されている
識別データを供給して記憶させるとともに、この記憶さ
れた識別データに対応するテーブル31aの到来回数記
憶領域に“1”を書込む。
【0032】このようにしてテーブル31aへの書込み
を終えたら、コントローラ1は図6のステップ107で
発呼元に向けて発信音を送出するための制御を行なうと
ともに、このとき発呼元の話者から入力される伝言メッ
セージをテーブル21aにおける空きの伝言メッセージ
記憶領域に供給して記憶させる(ステップ108)。こ
の後、発呼元の話者が伝言メッセージの入力を終えて終
話した場合には、コントローラ1は上記記憶された伝言
メッセージのメッセージNO.を上記生成された識別デ
ータに対応付けてテーブル31bの伝言メッセージナン
バー記憶領域の1列目に記憶させる(ステップ10
9)。
【0033】一方、上記ステップ105による判定の結
果、テーブル31aまたはテーブル31bの識別データ
記憶領域に識別データが記憶されていると判定された場
合には、コントローラ1はステップ110で上記一時記
憶されている識別データを上記テーブル31aまたはテ
ーブル31bに記憶されている識別データと比較すると
ともに、この比較した結果に基づいて、ステップ111
で上記一時記憶されている識別データが以前に生成され
た識別データと等しいか否かを判定する。この結果、上
記一時記憶されている識別データが以前に生成された識
別データと等しいと判定された場合には、コントローラ
1は当該識別データに対応してカウントテーブル31a
に記憶されている到来回数をカウントアップさせるとと
もに(ステップ112)、ステップ113でこの識別デ
ータの到来回数が予め定めた所定回数(例えば5回)に
達したか否かを判定する。
【0034】この結果、上記識別データの到来回数が予
め定めた所定回数に達したと判定された場合には、コン
トローラ1はステップ114で上記メモリ部21に予め
記憶されている応答メッセージ2、すなわち「あなたの
伝言エリアはただいまいっぱいです。伝言を入れたい場
合は“#”を押してから伝言を入れてください。但し、
この場合はあなたが入れた伝言の中で最古のものが消去
されます。また、あなたが入れた伝言の中から消去した
い伝言を選択したい場合は“*”を押して下さい。」を
読出して、これを発呼元へ向けて送出するとともに、ス
テップ115で予め設定されたタイマ(例えば、10秒
のタイマ)をスタートさせる。そして、この状態でステ
ップ116およびステップ117でそれぞれ発呼元にお
いて“#”キー“*”キーのいずれかが操作されるか否
かを監視するとともに、ステップ118で上記タイマに
基づいて一定時間経過したか否かを監視する。そして、
もし一定時間内に何もキー操作が行なわれなかった場合
には、コントローラ1は所定の終話制御を行なって処理
を終了する。
【0035】このような状態で、発呼元の話者が“#”
キーを操作したとすると、この“#”キーに対応するD
TMF信号が電話回線を介して留守番電話機へ送られ
る。コントローラ1は上記ステップ116により発呼元
において“#”キーが操作されたことを検出すると、上
記テーブル31bの記憶内容に基づいて、当該発呼者が
過去に留守録音した伝言メッセージのうち最古の伝言メ
ッセージをテーブル21aから削除するとともに(ステ
ップ119)、発呼元から送られる伝言メッセージを上
記削除した伝言メッセージに代わってテーブル21aに
記憶させる(ステップ120)。このとき、当該発呼者
の識別データに対応してテーブル31b(図4(b)参
照)に記憶されている伝言メッセージナンバーを左方向
に一列スライドさせる。つまり、第1列目に記憶されて
いる伝言メッセージナンバーに対応する伝言メッセージ
が常に最古の伝言メッセージになるように制御される。
【0036】また、上記ステップ117において発呼元
における“*”キーの操作が検出されたとすると、コン
トローラ1はステップ121で上記メモリ部21に予め
記憶されている応答メッセージ3、すなわち「あなたが
入れた伝言をすべて再生しますので、再生が終了しまし
たら消去したい伝言メッセージの再生順番に対応するナ
ンバーを押して、伝言を入力して下さい。」を読出して
発呼元へ送出した後、ステップ122でテーブル31a
およびテーブル21aの記憶内容に基づいて、当該発呼
者が過去に留守録音したすべての伝言メッセージをその
到来順に読出して発呼元へ送出する。
【0037】このようにして伝言メッセージの送出を終
えたら、コントローラ1はステップ123で発呼元にお
いて上記送出した伝言メッセージの指定操作が行なわれ
るか否かを監視する。この状態で、上記発呼元の話者が
ダイヤルキー等を操作して削除する伝言メッセージの指
定を行なったとすると、コントローラ1はステップ12
4でこの指定された伝言メッセージをテーブル21aか
ら削除するとともに、このとき発呼元から送られる伝言
メッセージを上記削除した伝言メッセージに代わってテ
ーブル21aに記憶させる(ステップ125)。このと
き、当該発呼者の識別データに対応してテーブル31b
(図4(b)参照)に記憶されている伝言メッセージナ
ンバーを消去した伝言メッセージのナンバー以降のナン
バーのみ左方向に一列スライドさせる。
【0038】なお、上記ステップ111による判定の結
果、以前に到来した識別データと異なる識別データが到
来したと判定された場合には、コントローラ1は上記ス
テップ106へ移行して、上述した処理と同様の処理を
実行する。また上記ステップ101による判定の結果、
留守番電話機が留守録モードに設定されていた場合に
は、コントローラ1はステップ126でリンガ回路11
に対し呼出し信号の発生を指示するとともに、この状態
で留守番電話機においてオフフックがなされるか否かを
監視する(ステップ127)。そして、留守番電話機の
所有者等によりオフフックがなされた場合には、コント
ローラ1はステップ128で呼び出し音を停止させると
ともに、ステップ129で発呼元と留守番電話機との間
を通話状態とするための制御を行なう。以後発呼元もし
くは留守番電話機において終話が検出された場合には
(ステップ130)、コントローラ1は所定の終話制御
を行なって処理を終了する。
【0039】このように本実施例であれば、留守応答録
音時に発呼元から送られる名前を表す音声情報に基づい
て発呼者毎の識別データを生成するとともに、この生成
した識別データを、メモリ部31に記憶されている過去
に生成された識別データと比較して発呼者の識別を行な
うようにしているので、発呼元の話者から伝言メッセー
ジが入力される前に当該発呼者が過去に留守録音した者
であるか否かを判断することができる。そして、同一の
発呼者による留守録音回数が予め定めた所定回数(例え
ば5回)に達した場合には、当該発呼者に対し伝言メッ
セージの記憶が不可の旨を通知するとともに、この状態
で発呼元において“#”キー操作ののち伝言メッセージ
が入力された場合には、この入力された伝言メッセージ
を当該発呼者により過去に留守録音された最古の伝言メ
ッセージに代わってメモリ部21に記憶するようにした
ので、特定の発呼者により何度も留守録音のための発呼
が行なわれた場合でも、伝言メッセージ記憶用のメモリ
が発呼者一人の録音に占有される不具合を防止すること
ができるとともに、発呼者においては留守録音が禁止さ
れた場合でも“#”キーを操作することにより、常に最
新の用件を相手の留守番電話機に残しておくことができ
る。
【0040】また、留守録音を禁止した状態において発
呼元にて“*”キーの操作が行なわれた場合には、メモ
リ部21の記憶内容に基づいて、上記発呼者により過去
に留守録音されたすべての伝言メッセージを再生して発
呼元へ送出するとともに、この状態で発呼元において上
記再生された伝言メッセージの指定操作が行なわれ、更
にこの指定操作に続いて伝言メッセージが入力された場
合には、この入力された伝言メッセージを上記指定され
た伝言メッセージに代わってメモリ部21に記憶するよ
うにしたので、特定の発呼者から何度も留守録音のため
の発呼が行なわれた場合でも、伝言メッセージ記憶用の
メモリが発呼者一人の録音に占有される不具合を防止す
ることができるとともに、発呼者においては留守録音が
禁止された場合でも“*”キーを操作することにより、
過去に留守録音した伝言メッセージのうち不要な伝言メ
ッセージと入換えに最新の伝言メッセージを残しておく
ことができる。
【0041】なお本発明は上記実施例に限定されるもの
ではない。例えば上記実施例では、留守応答時に発呼元
の話者から音声入力される名前情報に基づいて発呼者毎
の識別データを生成するようにしているが、これを例え
ば発呼者毎に予め識別番号を付与するようにし、留守応
答時に発呼元から送られる上記識別番号に基づいて発呼
者の識別を行なうように構成してもよい。図7は、上述
のように構成した留守番電話機のブロック図であり、図
のように音声認識回路の代わりに番号比較回路50を備
えており、この番号比較回路50内には発呼元から到来
する識別番号を記憶するメモリ部50aが設けられてい
る。なお、図7は、上述した図1と同一部分には同符号
を付している。このように構成すれば、音声情報により
発呼者を識別するように構成した留守番電話機に比べ装
置を簡単化することができるとともに、上記識別番号を
記憶するメモリ部の記憶容量も小容量化することができ
る。
【0042】また、予め識別データに対応する人名を登
録しておき、人名に対応する識別データごとに計数した
り、到来回数を表示するようにしたり、単に識別データ
数を計数して何人から電話があったかを表示するように
してもよい。図8は、このような機能を備えた留守番電
話機の外観図を示すもので、キー入力部81、ハンドセ
ット82、表示部83を有する電話機本体80に、さら
に留守録件数表示部84および留守録人数表示部85を
設けている。その他本発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々変形して実施可能である。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、留
守応答録音時に発呼元から送られる音声情報に基づいて
発呼者毎の識別データを生成し、この生成した識別デー
タを当該発呼以前に生成された識別データと比較して発
呼者毎の留守録音回数を計数するとともに、この計数さ
れた値に基づいて同一の発呼者による留守録音回数が予
め定めた所定回数に達した場合には、当該発呼者から送
られる伝言メッセージの記憶を禁止するようにしている
ので、同一の発呼者から何度も留守録音が行なわれた場
合でも、伝言メッセージ記憶用のメモリが特定の発呼者
に占有される不具合を防止して、メモリの有効利用を図
ることができる。さらに、既に記憶されている識別デー
タと等しい識別データの到来回数を計数することにより
同一人から何回電話があったかを一目で確認することが
できる。また、既に記憶されている識別データとは異な
る識別データの到来回数を計数することにより何人から
電話があったかを一目で確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる留守番電話機の構成
を示す回路ブロック図。
【図2】応答・伝言メッセージ登録テーブルを示す図。
【図3】応答メッセージの内容の一例を示す図。
【図4】到来回数カウントテーブルおよびメッセージナ
ンバー登録テーブルを示す図。
【図5】図1に示したコントローラ1の制御手順および
制御内容を示すフローチャート。
【図6】図1に示したコントローラ1の制御手順および
制御内容を示すフローチャート。
【図7】本発明の他の実施例の留守番電話機の構成を示
す回路ブロック図。
【図8】本発明の異なる他の実施例の留守番電話機の外
観を示す図。
【符号の説明】 1…コントローラ、2…録音再生回路、21…メモリ
部、3…音声認識回路、31…メモリ部、4…切換回
路、5…計数カウンタ、6…回線I/F、7…スピーチ
回路、8…DTMF発信回路、9…DTMF受信回路、
10…着信検出回路、11…リンガ回路、12…スピー
カ、13…LCD(液晶表示部)、14…LCDコント
ローラ、15…キー入力部、16…ハンドセット、17
…スピーカ、18…スピーカアンプ、19…マイクロホ
ン、20…マイクロホンアンプ、21…オフフック検出
スイッチ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着信発生時に着信呼に対する自動応答を
    行うとともに、発呼元から送られる伝言メッセージを記
    憶する留守応答録音機能を備えた留守番電話機におい
    て、 前記留守応答録音機能による留守応答録音時に、発呼元
    から送られる発呼者識別に係わる音声情報を検出し、こ
    の検出した音声情報に基づいて所定の識別データを生成
    するための識別データ生成手段と、 この識別データ生成手段により生成された識別データを
    記憶するための記憶手段と、 前記識別データ生成手段により生成された識別データを
    前記記憶手段の記憶内容と比較し、この記憶手段に既に
    記憶されている識別データと等しい識別データが到来す
    るか否かを判定するための判定手段と、 この判定手段により前記記憶手段に既に記憶されている
    識別データと等しい識別データが到来したと判定された
    場合に、当該識別データについてその到来回数を計数す
    るための計数手段と、 この計数手段により前記識別データの到来回数が予め定
    めた所定回数に達した場合に、当該識別データに続いて
    発呼元から送られる伝言メッセージの記憶を禁止する手
    段とを備えたことを特徴とする留守番電話機。
  2. 【請求項2】 着信発生時に着信呼に対する自動応答を
    行うとともに、発呼元から送られる伝言メッセージを記
    憶する留守応答録音機能を備えた留守番電話機におい
    て、 前記留守応答録音機能による留守応答録音時に、発呼元
    から送られる発呼者識別に係わる音声情報を検出し、こ
    の検出した音声情報に基づいて所定の識別データを生成
    するための識別データ生成手段と、 この識別データ生成手段により生成された識別データを
    記憶するための記憶手段と、 前記識別データ生成手段により生成された識別データを
    前記記憶手段の記憶内容と比較し、この記憶手段に既に
    記憶されている識別データと等しい識別データが到来す
    るか否かを判定するための判定手段と、 この判定手段により前記記憶手段に既に記憶されている
    識別データと等しい識別データが到来したと判定された
    場合に、当該識別データについてその到来回数を計数す
    るための計数手段と、 この計数手段により前記識別データの到来回数が予め定
    めた所定回数に達した場合に、当該識別データに続いて
    発呼元から送られる伝言メッセージを、当該識別データ
    とともに過去に到来した最古の伝言メッセージに代わっ
    て記憶させる手段とを備えたことを特徴とする留守番電
    話機。
  3. 【請求項3】 着信発生時に着信呼に対する自動応答を
    行うとともに、発呼元から送られる伝言メッセージを記
    憶する留守応答録音機能を備えた留守番電話機におい
    て、 前記留守応答録音機能による留守応答録音時に、発呼元
    から送られる発呼者識別に係わる音声情報を検出し、こ
    の検出した音声情報に基づいて所定の識別データを生成
    するための識別データ生成手段と、 この識別データ生成手段により生成された識別データを
    記憶するための記憶手段と、 前記識別データ生成手段により生成された識別データを
    前記記憶手段の記憶内容と比較し、この記憶手段に既に
    記憶されている識別データと等しい識別データが到来す
    るか否かを判定するための判定手段と、 この判定手段により前記記憶手段に既に記憶されている
    識別データと等しい識別データが到来したと判定された
    場合に、当該識別データについてその到来回数を計数す
    るための計数手段と、 この計数手段により前記識別データの到来回数が予め定
    めた所定回数に達した場合に、当該識別データに続いて
    発呼元から送られる伝言メッセージを、当該識別データ
    とともに過去に到来した伝言メッセージのうち上記発呼
    元により指定される伝言メッセージに代わって記憶させ
    る手段とを備えたことを特徴とする留守番電話機。
  4. 【請求項4】 着信発生時に着信呼に対する自動応答を
    行うとともに、発呼元から送られる伝言メッセージを記
    憶する留守応答録音機能を備えた留守番電話機におい
    て、 前記留守応答録音機能による留守応答録音時に、発呼元
    から送られる発呼者毎に予め付与された識別データを検
    出し、この識別データを記憶するための記憶手段と、 前記検出された識別データを前記記憶手段の記憶内容と
    比較し、この記憶手段に既に記憶されている識別データ
    と等しい識別データが到来するか否かを判定するための
    判定手段と、 この判定手段により前記記憶手段に既に記憶されている
    識別データと等しい識別データが到来したと判定された
    場合に、当該識別データについてその到来回数を計数す
    るための計数手段と、 この計数手段により前記識別データの到来回数が予め定
    めた所定回数に達した場合に、当該識別データに続いて
    発呼元から送られる伝言メッセージの記憶を禁止する手
    段とを備えたことを特徴とする留守番電話機。
  5. 【請求項5】 着信発生時に着信呼に対する自動応答を
    行うとともに、発呼元から送られる伝言メッセージを記
    憶する留守応答録音機能を備えた留守番電話機におい
    て、 前記留守応答録音機能による留守応答録音時に、発呼元
    から送られる発呼者毎に予め付与された識別データを検
    出し、この識別データを記憶するための記憶手段と、 前記検出された識別データを前記記憶手段の記憶内容と
    比較し、この記憶手段に既に記憶されている識別データ
    と等しい識別データが到来するか否かを判定するための
    判定手段と、 この判定手段により前記記憶手段に既に記憶されている
    識別データと等しい識別データが到来したと判定された
    場合に、当該識別データについてその到来回数を計数す
    るための計数手段と、 この計数手段により前記識別データの到来回数が予め定
    めた所定回数に達した場合に、当該識別データに続いて
    発呼元から送られる伝言メッセージを、当該識別データ
    とともに過去に到来した最古の伝言メッセージに代わっ
    て記憶させる手段とを備えたことを特徴とする留守番電
    話機。
  6. 【請求項6】 着信発生時に着信呼に対する自動応答を
    行うとともに、発呼元から送られる伝言メッセージを記
    憶する留守応答録音機能を備えた留守番電話機におい
    て、 前記留守応答録音機能による留守応答録音時に、発呼元
    から送られる発呼者毎に予め付与された識別データを検
    出し、この識別データを記憶するための記憶手段と、 前記検出された識別データを前記記憶手段の記憶内容と
    比較し、この記憶手段に既に記憶されている識別データ
    と等しい識別データが到来するか否かを判定するための
    判定手段と、 この判定手段により前記記憶手段に既に記憶されている
    識別データと等しい識別データが到来したと判定された
    場合に、当該識別データについてその到来回数を計数す
    るための計数手段と、 この計数手段により前記識別データの到来回数が予め定
    めた所定回数に達した場合に、当該識別データに続いて
    発呼元から送られる伝言メッセージを、当該識別データ
    とともに過去に到来した伝言メッセージのうち上記発呼
    元により指定される伝言メッセージに代わって記憶させ
    る手段とを備えたことを特徴とする留守番電話機。
  7. 【請求項7】 着信発生時に着信呼びに対する自動応答
    を行うとともに、発呼元から送られる伝言メッセージを
    記憶する留守応答録音機能を備えた留守番電話機におい
    て、 前記留守応答録音機能による留守応答録音時に、発呼元
    から送られる発呼者識別に係わる音声情報を検出し、こ
    の検出した音声情報に基づいて所定の識別データを生成
    するための識別データ生成手段と、 この識別データ生成手段により生成された識別データを
    記憶するための記憶手段と、 前記識別データ生成手段により生成された識別データを
    前記記憶手段の内容と比較し、前記記憶手段に既に記憶
    されている識別データと等しい識別データが到来するか
    否かを判定するための判定手段と、 この判定手段により前記記憶手段に既に記憶されている
    識別データと等しい識別データが到来したと判断された
    場合に、当該識別データについてその到来回数を計数す
    るための計数手段とを備えたことを特徴とする留守番電
    話機。
  8. 【請求項8】 着信発生時に着信呼びに対する自動応答
    を行うとともに、発呼元から送られる伝言メッセージを
    記憶する留守応答録音機能を備えた留守番電話機におい
    て、 前記留守応答録音機能による留守応答録音時に、発呼元
    から送られる発呼者識別に係わる音声情報を検出し、こ
    の検出した音声情報に基づいて所定の識別データを生成
    するための識別データ生成手段と、 この識別データ生成手段により生成された識別データを
    記憶するための記憶手段と、 前記識別データ生成手段により生成された識別データを
    前記記憶手段の内容と比較し、前記記憶手段に既に記憶
    されている識別データと等しい識別データが到来するか
    否かを判定するための判定手段と、 この判定手段により前記記憶手段に既に記憶されている
    識別データと異なる識別データが到来したと判断された
    場合に、識別データ数を計数するための計数手段とを備
    えたことを特徴とする留守番電話機。
  9. 【請求項9】 前記計数手段による結果を表示するため
    の表示手段を備えたことを特徴とする請求項7または8
    記載の留守番電話機。
JP1872393A 1993-02-05 1993-02-05 留守番電話機 Pending JPH06232960A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0800301A3 (en) * 1996-04-03 2000-12-20 Sharp Kabushiki Kaisha A telephone answering machine

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0800301A3 (en) * 1996-04-03 2000-12-20 Sharp Kabushiki Kaisha A telephone answering machine

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