JPH05183611A - 電話装置 - Google Patents

電話装置

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Publication number
JPH05183611A
JPH05183611A JP3347088A JP34708891A JPH05183611A JP H05183611 A JPH05183611 A JP H05183611A JP 3347088 A JP3347088 A JP 3347088A JP 34708891 A JP34708891 A JP 34708891A JP H05183611 A JPH05183611 A JP H05183611A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
identification number
subscriber
control circuit
message
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP3347088A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoyuki Ando
素行 安藤
Naoyuki Hatakeyama
直之 畠山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
NEC Communication Systems Ltd
Original Assignee
NEC Corp
NEC Communication Systems Ltd
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Publication date
Application filed by NEC Corp, NEC Communication Systems Ltd filed Critical NEC Corp
Priority to JP3347088A priority Critical patent/JPH05183611A/ja
Publication of JPH05183611A publication Critical patent/JPH05183611A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の者が1つの電話番号を使用する電話装
置で、取り次ぎを必要とせずに該当の着信者にメッセー
ジが伝達されるようにする。 【構成】 加入者はそれぞれ固有の識別番号を登録して
おり、発信者が着信を要求してきたら応答用音声メモリ
21から識別番号を入力させ、着信回路12はその識別
番号に対応する音程等によってサウンダ14を鳴動させ
たりディスプレイ28に表示することで該当する加入者
に電話があることを通知させる。加入者がその場にいな
い場合には録音・再生制御回路17を用いて識別番号と
ともにメッセージを録音する。この録音内容は識別番号
をキーワードとして該当する加入者が聴くことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電話装置に係わり、特に
1つの電話番号の電話機を複数の加入者が使用する場合
に便利な電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電話機の多くは、1つの家庭あるいは1
つの会社または1つの課というように特定のあるいは不
特定の複数人が共同使用する形態が一般的である。すな
わち、構内交換機を設置した会社等であっても複数の電
話機が共通した電話番号を使用しており、内線通話にお
いてのみそれぞれの机に配置された電話機を指定するこ
とができるようになっている。したがって、着呼があっ
たときにはこれに応答した者が取り次ぎを行う必要があ
った。取り次ぎを行わなくても、発信者が判れば着信者
を推測することができる場合が多いが、限られた電話装
置のみが発信者の識別を行うことができるに過ぎない。
また、内線通話を除いては発信者が着信者を直接指定し
て電話を行うこともできない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の電話
装置では発信者側が着信者を個別指定することができな
いようになっていた。このため、次に述べるような欠点
が指摘されていた。
【0004】(イ)着信者をどうしても個別的に指定し
たい場合には、着信者別に電話番号を設ける必要があ
り、これは各個人に1台ずつ電話機を配置する必要があ
ってコストがかかるといった問題があった。
【0005】(ロ)このように各個人に1台ずつ電話機
を配置することができいない場合には、交換台等で電話
を取り次いでもらう必要があり、手間がかかるばかりで
なく、最終的な着信者が応答するまでに時間がかかり、
通信に要する経費を増大させるといった問題もあった。
【0006】(ハ)着信者が不在の場合にはメッセージ
を録音することができる録音システムが最近盛んであ
る。しかしながら、メッセージ自体の録音が可能である
としても着信者を特定することができないのでそのメッ
セージが着信者本人に確実に伝わったか否かを確認する
ことができない。また、他人に向けたメッセージを再生
して着信者を判別するようにすることも可能であるが、
この場合にはその他人のプライバシーを侵害するおそれ
があるという問題もあった。
【0007】そこで本発明の目的は、複数の者が1つの
電話番号を使用する電話装置で、取り次ぎを必要とせず
に該当の着信者にメッセージが伝達されるようにした電
話装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、加入者別に識別番号を登録する識別番号登録手段
と、着信要求があったときその要求が識別番号のいずれ
に該当するかを判別する識別番号判別手段と、この識別
番号判別手段によって判別された加入者に着信要求のあ
ることを通知する通知手段とを電話装置に具備させる。
【0009】請求項2記載の発明では、該当する加入者
が不在の場合を考慮して、メッセージをその加入者の識
別番号に対応付けて録音する録音手段と、この録音手段
によって録音されたメッセージを識別番号に対応させて
再生するメッセージ再生手段とを請求項1記載の発明に
具備させることにしている。また、請求項3記載の発明
では、通知手段は加入者ごとにリンギングトーンを変化
させて出力する着信回路と、加入者ごとにその表示内容
を変えるディスプレイとで構成されることにしている。
【0010】すなわち本発明では、加入者に識別番号を
付し、発信者が所定の手順によってプッシュボタン等で
識別番号を入力したときには、その識別番号の加入者に
電話があったことを通知させることにして、取り次ぎを
行う必要なく該当者にメッセージが伝達されるようにし
ている。
【0011】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0012】図1は本発明の一実施例における電話装置
の構成を表わしたものである。この電話装置は制御回路
11を備えている。制御回路11は、図示しないCPU
(中央処理装置)と、その制御を行うためのプログラム
を格納したROM(リード・オンリ・メモリ)および制
御のための各種データを一時的に格納する作業用メモリ
等から構成されている。
【0013】着信回路12はこの制御回路11に接続さ
れており、ループ開閉スイッチ13を通じて網から着信
要求があったとき、識別番号の有無等の着信要求の状態
を、制御回路11の制御によって音の状態として出力さ
せるようになっている。サウンダ14は例えば音程の変
化によって、この音の状態を表現するために用いられ
る。ループ開閉スイッチ13は制御回路11による開閉
制御を受けるようになっており、ダイヤル15の操作に
よる発信回路16の出力を網に対して送出するようにな
っている。録音・再生制御回路17は制御回路11の制
御を受けてテープレコーダ18の録音や再生の制御を行
うようになっている。音声返答回路19は音声応答用メ
モリ21を接続しており、制御回路11の制御によって
各種の音声応答を行うようになっている。
【0014】受話回路22および送話回路23は、防側
音回路24および受話器25あるいは送話器26と接続
されており、制御回路11を介して音声信号の送受を行
うようになっている。表示制御回路27は液晶等から構
成されるディスプレイ28を接続しており、制御回路1
1の制御によって識別番号ごとの着信状況やメッセージ
録音の有無等の状況をこのディスプレイ28上に表示す
る制御を行うようになっている。番号編集回路29は、
入力キー31から入力された識別番号の登録、削除、記
録を行うようになっている。番号制御回路32は、番号
編集回路29によって登録された識別番号と発信者が入
力した識別番号とを比較して、その結果を制御回路11
に通知するようになっている。応答設定回路33は設定
キー34に接続されており、発信者が識別番号を入力し
なかったり着信者が応答しなかった場合のメッセージ録
音の処理を行い、制御回路11にこれを通知するように
なっている。
【0015】図2は、以上のような構成の電話装置の動
作の流れを表わしたものである。発信者から着信要求が
あると(ステップS101;Y)、制御回路11は番号
制御回路32を起動させる。番号制御回路32は発信者
から識別番号が入力されたかどうかを調べる(ステップ
S102)。識別番号が入力された場合には(Y)、そ
の識別番号と同一の番号が番号編集回路29に登録され
ているかどうかの判別が行われる(ステップS10
3)。同一の番号が登録されていれば(Y)、番号制御
回路32はその旨を制御回路11に通知する。
【0016】制御回路11はこの通知があると通知され
た番号の使用状態を調べ、それが使用可能であるかどう
かを判別する(ステップS104)。使用可能であれば
(Y)、着信回路12を指示しサウンダ14からリンギ
ングトーン(RGT)を鳴動させると共に、表示制御回
路27を指示してディスプレイ28により加入者に対し
て着信要求があることを通知する(ステップS10
5)。リンギングトーンは加入者ごとにその音程等が異
なり、誰が呼ばれているかの判別が可能なようになって
いる。また表示制御回路27によって駆動されるディス
プレイ28には、例えば呼び出されている加入者の名前
が表示されることになる。この状況で該当する加入者が
不在でなければ(N)、その加入者によるオフ・フック
が行われ(ステップS107)、発信者との間で会話が
行われる(ステップS108)。会話が終了してオン・
フックが行われると(ステップS108;Y)、全制御
が終了する(エンド)。
【0017】ステップS106で着信者が不在であった
場合には(Y)、着信者を変更するために識別番号の変
更を音声応答回路19の音声出力によって発信者に要求
する。識別番号の変更が行われれば(N)、ステップS
102に戻って新たな識別番号に対する処理を行う。識
別番号の変更が拒否された場合には(ステップS11
0;N)、発信者からメッセージ録音が指示されている
かどうかを判別する(ステップS111)。指示されて
いない場合には(N)、着信者に直接伝達する方法がな
いので全作業を終了させる(エンド)。
【0018】これに対して着信者に対するメッセージ入
力が指示されている場合には(ステップS111;
Y)、録音・再生制御回路17を制御してまずテープレ
コーダ18に識別番号の入力を行わせる(ステップS1
12)。そして、次に発信者からのメッセージをテープ
レコーダ18に入力させる(ステップS113)。ま
た、テープレコーダ18に入力した識別番号は、録音し
たメッセージの一覧表として制御回路11内の記憶回路
に格納される。
【0019】一方、ステップS103で発信者の入力し
た識別番号と同一の番号が登録されていなかった場合に
は(N)、ステップS110に直ちに進んで発信者に対
して別の識別番号の入力が要求される。この結果、別の
識別番号の入力が行われれば(N)、ステップS102
に戻ってこの新しい識別番号に対する以上説明したと同
様な作業が開始される。識別番号の入力があってもその
番号が使用可能ではなかった場合にも(ステップS10
4;N)、同様に発信者に対して別の識別番号の入力が
要求されることになる。
【0020】ところでステップS102で発信者が識別
番号の入力を行わなかった場合、制御回路11は応答設
定回路33の指示によって着信回路12および表示制御
回路27を制御し、加入者に着信の可否を判断させる
(ステップS114)。この結果、着信不可とされた場
合には(N)、通話あるいはメッセージの録音が行われ
ることなく全作業が終了する(エンド)。着信が可とさ
れた場合には(Y)、ステップS104に進むことにな
る。ただし、電話装置によってはこのステップS114
についてその外の種々の態様を採ることができることは
もちろんである。
【0021】図3は、テープレコーダに録音されたメッ
セージの再生制御の流れを表わしたものである。加入者
は例えば外出を終えて居室に帰ってきたときメッセージ
再生要求を行う(ステップS201)。制御回路11は
これに基づいて表示制御回路27を制御し、識別番号の
入力を要求する(ステップS202)。加入者が識別番
号を入力すると(ステップS203;Y)、番号制御回
路32が起動されメッセージを入力した識別番号の一覧
表の中にその識別番号が存在するかどうかのチェックが
行われる(ステップS204)。一覧表の中に該当する
識別番号が存在しなければ(N)、制御回路11は表示
制御回路27を制御し「面は受信されていません」とい
う表示をディスプレイ28上に行う(ステップS20
5)。
【0022】これに対して一覧表の中にその識別番号が
存在した場合、制御回路は録音・再生制御回路17を制
御してテープレコーダ18を駆動させる。そしてテープ
の中で該当する識別番号と一致した箇所があったら(ス
テップS206;Y)、その箇所のメッセージを受話器
25に対して出力させる(ステップS207)。この作
業は一連のメッセージが終了するまで行われ(ステップ
S208)、該当する1または複数のメッセージが加入
者に対して出力されることになる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、加入者別に識別番号を登録しておき着信要求
があったときには発信者から入力された識別番号に対応
させて音程等によって該当する加入者に通知することに
したので、複数の加入者が電話機を共用する場合でも取
り次ぎを行う必要がなく、プライバシーの保護ばかりで
なく電話の応対の手間を省くことができる。
【0024】また請求項2記載の発明によれば、該当す
る加入者が不在のとき識別番号とともにメッセージを録
音することにしたので、該当する加入者は識別番号をキ
ーワードとしてそのメッセージを引き出すことができ、
プライバシーの保護を図ることができる。
【0025】更に請求項3記載の発明によれば、各加入
者に対する識別をリンギングトーンの変化やディスプレ
イの表示内容の変更によって行うようにしたので、特別
の回路を必要とせず、装置のコストを抑えることができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における電話装置の回路構成
を示すブロック図である。
【図2】この電話装置に着信要求があった場合の制御の
様子を表わした流れ図である。
【図3】この電話装置に録音されたメッセージの再生要
求が行われた場合の制御の様子を表わした流れ図であ
る。
【符号の説明】
11 制御回路 12 着信回路 14 サウンダ 15 ダイヤル 16 発信回路 17 録音・再生制御回路 18 テープレコーダ 19 音声応答回路 21 応答用音声メモリ 25 受話器 26 送話器 27 表示制御回路 28 ディスプレイ 29 番号編集回路 32 番号制御回路 33 応答設定回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加入者別に識別番号を登録する識別番号
    登録手段と、 着信要求があったときその要求が前記識別番号のいずれ
    に該当するかを判別する識別番号判別手段と、 この識別番号判別手段によって判別された加入者に着信
    要求のあることを通知する通知手段とを具備することを
    特徴とする電話装置。
  2. 【請求項2】 加入者が不在のときにメッセージをその
    加入者の識別番号に対応付けて録音する録音手段と、 この録音手段によって録音されたメッセージを前記識別
    番号に対応させて再生するメッセージ再生手段を具備す
    ることを特徴とする請求項1記載の電話装置。
  3. 【請求項3】 通知手段は加入者ごとにリンギングトー
    ンを変化させて出力する着信回路と、加入者ごとにその
    表示内容を変えるディスプレイとで構成されることを特
    徴とする請求項2記載の電話装置。
JP3347088A 1991-12-27 1991-12-27 電話装置 Pending JPH05183611A (ja)

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JP3347088A JPH05183611A (ja) 1991-12-27 1991-12-27 電話装置

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