JP3695147B2 - 通信端末装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、録音機能と発信元情報を受信可能な受信手段とを備えた通信端末装置に関し、特に、応答メッセージ中に発信元情報(例えば、発信元電話番号等)やそれの関連情報(例えば、発信元名等)を含ませることにより、着信者側における発信者の正確な確認や着信者の早急に折り返し電話する意志等を発信者に伝えることが可能となると共に、発信者に親近感のある応答メッセージを容易に送出することが可能な通信端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、電話機等の通信端末装置においては、留守番録音機能と発信元情報を受信可能な受信手段とを備えた通信端末装置が種々提案されている。例えば、特開平9−27851号公報に記載の留守番電話装置においては、加入者線交換機から送出される発信者の電話番号情報を含む通話情報を受信し、通話開始以前に発信者電話番号情報を通知する機能を備えた留守番電話装置であり、着信時に応答に先立って前記発信者電話番号情報を受信する発信者電話番号受信手段と、該発信者電話番号受信手段が受信した発信者電話番号を記憶する発信者電話番号記憶手段と、発信者からの呼出に自動応答し、応答メッセージを送出する応答メッセージ送出手段と、発信者の伝言メッセージを録音し、再生する伝言メッセージ録音手段と、前記伝言メッセージに対応する発信者の電話番号を表示する電話番号表示手段と、前記発信者電話番号記憶手段から、前記伝言メッセージに対応する発信者の電話番号を検索する電話番号検索手段と、前記発信者電話番号受信手段、前記発信者電話番号記憶手段、前記応答メッセージ送出手段、前記伝言メッセージ録音手段、前記電話番号表示手段、及び前記電話番号検索手段の動作を制御する制御手段とを有している。
【0003】
これにより、加入者線交換機から送出される発信者からの発呼を受信すると、制御手段の制御によって、着信時の応答に先立って発信者の電話番号情報が発信者電話番号受信手段によって受信され、発信者電話番号受信手段が受信した発信者電話番号は、発信者電話番号記憶手段に記録される。次いで、制御手段の制御によって、応答メッセージ送出手段が発信者からの呼出に自動応答し、応答メッセージ録音手段が作動して、発信者からの伝言メッセージが録音される。そして、伝言メッセージ録音手段に再生操作が施されると、制御手段の制御によって、電話番号検索手段が作動して、発信者電話番号記憶手段から、該伝言メッセージに対応する発信者の電話番号が検索され、電話番号表示手段に、該伝言メッセージに対応する発信者の電話番号が表示されるので、表示される電話番号により、伝言メッセージを残した発信者に容易に折り返しの電話をすることが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記特開平9−27851号公報に記載された留守番電話装置では、発信者は、当該留守番電話装置に発信者電話番号情報を受信する発信者電話番号受信手段と、該発信者電話番号受信手段が受信した発信者電話番号を記憶する発信者電話番号記憶手段とが搭載されているか否か分からないため、発信者は、伝言メッセージに発信者の名前や電話番号を入れる必要があり、加入者線交換機から送出される発信者の電話番号情報を含む通話情報を有効に活用することができないという問題がある。また、発信者は、この伝言メッセージに発信者名や電話番号を確実に入れたか否か確認できないという問題がある。
【0005】
そこで、本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、応答メッセージ中に発信元情報(例えば、発信元電話番号等)やこれの関連情報(例えば、発信元名等)を含ませることにより、着信者側における発信者の正確な確認や着信者の早急に折り返し電話する意思等を発信者に伝えることが可能となると共に、発信者に親近感のある応答メッセージを容易に送出することが可能な通信端末装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため請求項1に係る通信端末装置は、録音機能を備えた通信端末装置において、発信元情報を受信可能な受信手段と、前記発信元情報及びその関連情報とを対応付けて記憶する発信元情報記憶手段と、受信した発信元情報に基づき、前記発信元情報記憶手段に記憶された関連情報を検索する検索手段と、検索の結果、対応する関連情報があった場合には、発信元情報及びその関連情報を含む応答メッセージを作成し、対応する関連情報がなかった場合には、発信元情報を含む応答メッセージを作成する作成手段と、作成した応答メッセージを送出する送出手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】
このような特徴を有する請求項1に係る通信端末装置によれば、録音機能を備えると共に、受信手段によって発信元情報が受信された場合には、この発信元情報に対応する関連情報が発信元情報記憶手段に記憶されているか否か検索手段によって検索される。検索の結果、対応する関連情報があった場合には、発信元情報及びその関連情報を含む応答メッセージが作成手段により作成され、対応する関連情報がなかった場合には、発信元情報を含む応答メッセージが作成手段により作成される。そして、この作成された応答メッセージが、送出手段を介して発信者に送出される。
これにより、着信者は、発信元情報に対応する関連情報を予め発信元情報記憶手段に記憶させておくことにより、発信元情報を受信した場合に、発信元情報及びその関連情報を含む応答メッセージを発信者に送出することが可能となる。また、発信者は、応答メッセージから着信者側における発信者の発信元情報やその関連情報の正確な確認を知ることが可能となる。さらに、応答メッセージに発信元情報やその関連情報を含ませることができるため、発信者に親近感のある応答メッセージを容易に送出することが可能となる。また、発信元情報を受信した場合に、対応する関連情報がなかったときには、発信元情報を含む応答メッセージを発信者に送出することが可能となり、発信者は、応答メッセージから着信者側における発信者の発信元情報の正確な確認を知ることが可能となる。
【0008】
また、請求項2に係る通信端末装置は、請求項1に記載の通信端末装置において、前記応答メッセージのパターン情報を複数通り記憶するパターン記憶手段を備え、前記作成手段は、受信した発信元情報に応じて、所定のパターン情報を選択し、その選択したパターン情報に基づき、発信元情報若しくはその関連情報を含む応答メッセージを作成することを特徴とする。
【0009】
このような特徴を有する請求項2に係る通信端末装置によれば、請求項1に記載の通信端末装置において、前記作成手段により、パターン記憶手段に記憶されている複数通りのパターン情報から受信した発信元情報に応じた所定のパターン情報が選択されて、この選択されたパターン情報に基づいて発信元情報若しくはその関連情報を含む応答メッセージが作成される。
これにより、選択された所定のパターン情報に基づいて発信元情報若しくはその関連情報を含む応答メッセージが作成されるため、着信者は、発信者に適切に対応した応答メッセージを送出することが可能となると共に、発信者により親近感のある応答メッセージを送出することが可能となる。また、発信者は、適切な発信元情報若しくはその関連情報を含む応答メッセージが送られてくるため、着信側における発信者の発信元情報やその関連情報の正確な確認を知ることが可能となると共に、着信者からの応答メッセージに好感を持って対応することが可能となる。
【0010】
また、請求項3に係る通信端末装置は、請求項1又は請求項2に記載の通信端末装置において、第2の応答メッセージを記憶するメッセージ記憶手段を備え、前記受信手段が発信元情報を受信しなかった場合に、前記送出手段は前記第2の応答メッセージを送出することを特徴とする。
【0011】
このような特徴を有する請求項3に係る通信端末装置によれば、請求項1又は請求項2に記載の通信端末装置において、前記受信手段が発信元情報を受信しなかった場合には、メッセージ記憶手段に記憶されている第2の応答メッセージが、発信者に送出されるため、発信元情報を受信していない旨の第2の応答メッセージを発信者に送出することが可能となる。また、発信者は、この第2の応答メッセージから着信者側において発信元情報を受信していないことを知ることが可能となると共に、発信元情報等を確実に伝えることが可能となる。
【0012】
さらに、請求項4に係る通信端末装置は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の通信端末装置において、前記発信元情報は、電話番号であり、前記関連情報は、発信元名情報であることを特徴とする。
【0013】
このような特徴を有する請求項4に係る通信端末装置によれば、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の通信端末装置において、前記発信元情報は、電話番号であり、前記関連情報は、発信元名情報であるため、前記応答メッセージに発信者の電話番号若しくは発信者名を含ませることが可能となる。また、発信者は、この応答メッセージから着信者側における発信者の電話番号や発信者名の正確な確認を知ることが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る通信端末装置について、本発明を留守番録音機能付きの電話機につき具体化した実施形態に基づいて図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず、本実施形態に係る留守番録音機能付きの電話機の概略構成について図1に基づき説明する。図1は本実施形態に係る留守番録音機能付きの電話機の概略構成を示すブロック図である。
【0015】
図1に示すように、電話回線20に接続される電話機1の概略構成は、発信元電話番号付加判別手段2、着信信号検出手段3、ラインリレー4、発信元電話番号判別手段5、終話検出手段6、通話回路7、応答メッセージ送出手段8、伝言メッセージ録音手段9、アンプ10、スピーカ11、CPU12、ROM13、EEPROM14、RAM15、ダイヤル発信手段16、表示手段17、操作手段18、タイマ19、及び呼び出し手段21等を備えている。
電話回線20には、加入者線交換機からアナログ回線等に送出される発信元情報としての発信元電話番号データ等を受信する機能を有する発信元電話番号受信端末を起動するために、交換機から送られる発信元電話番号受信端末起動信号を受信する発信元電話番号付加判別手段2が、回線閉結用のラインリレー4を介さずに直接接続されている。同様に、電話回線20には、着信信号を検出する着信信号検出手段3が、回線閉結用のラインリレー4を介さずに直接接続されている。さらに、電話回線20には、ラインリレー4を介して、発信元電話番号データ等を含む通話情報を受信し、発信元電話番号データを検出する発信元電話番号判別手段5、発信者の終話を検出する終話検出手段6、及び電話回線20との通話を行う通話回路7が接続されている。
【0016】
一方、電話機1の全体を制御するCPU12が設けられ、発信元電話番号付加判別手段2、着信信号検出手段3、ラインリレー4、発信元電話番号判別手段5、及び終話検出手段6はCPU12に接続されている。また、通話回路7には、応答メッセージを送出する応答メッセージ送出手段8と、発信者の伝言メッセージを記録し再生する伝言メッセージ録音手段9とが接続され、この応答メッセージ送出手段8と伝言メッセージ録音手段9とは、CPU12にも接続されている。そして、伝言メッセージ録音手段9には、アンプ10を介して伝言メッセージを発声するスピーカ11が接続されている。
【0017】
また、CPU12には、電話機機能等を実行するのに必要な各種プログラムやデータ等を記憶しているROM13、各種の登録データやフラッグ等を記憶しているEEPROM14、及び各種ディジタルデータを一時記憶するRAM15が接続されている。また、EEPROM14には、「電話番号」とそれに対応する「名前」と応答メッセージの「メッセージタイプ」より構成される後述の電話番号データテーブル25(図2参照)が記憶される電話番号データテーブル記憶エリア14Aや、タイプ別の応答メッセージから構成される後述の応答メッセージデータテーブル26(図3参照)が記憶される応答メッセージ記憶エリア14B等が設けられている。
【0018】
また、CPU12には、通話回路7に接続され、テンキー等で構成されるダイヤル発信手段16、電話番号等を表示する表示手段17、再生操作や発信操作等の操作を行う操作手段18、一定時間を計測してタイムアウト信号を出力するタイマ19、及び呼び出し音により着信を知らせる呼び出し手段21が接続されている。
【0019】
ここで、EEPROM14の電話番号データ記憶エリア14Aに記憶されている電話番号データテーブル25について図2に基づいて説明する。図2は本実施形態に係る電話機1のEEPROM14の電話番号データ記憶エリア14Aに記憶される電話番号データテーブル25の一例を示す図である。
図2に示されるように、電話番号データテーブル25は、「電話番号」、この「電話番号」に対応する「名前」、及びこの「電話番号」に対応する応答メッセージの「メッセージタイプ」から構成されている。
よって、「電話番号」が「0123456789」の場合には、この「電話番号」に対応する「名前」は「YY」、「メッセージタイプ」は「1」である。また、「電話番号」が「0123451234」の場合には、この「電話番号」に対応する「名前」は「WW」、「メッセージタイプ」は「2」である。さらに、「電話番号」が「0123452345」の場合には、この「電話番号」に対応する「名前」は「VV」、「メッセージタイプ」は「3」である。
尚、本実施形態の電話番号データテーブル25の「メッセージタイプ」には、「1」から「3」までのいずれかが選択されて予め設定登録される。そして、「メッセージタイプ」が「1」の応答メッセージ内容は、得意先に対して送出する応答メッセージである。また、「メッセージタイプ」が「2」の応答メッセージ内容は、友人に対して送出する応答メッセージである。さらに、「メッセージタイプ」が「3」の応答メッセージ内容は、目上の知人に対して送出する応答メッセージである。また、図2には、登録されたデータ例として3件の例が示されているが、最大登録件数は記憶容量が許す限り任意である。
【0020】
また、EEPROM14の応答メッセージ記憶エリア14Bに記憶されている応答メッセージデータテーブル26について図3に基づいて説明する。図3は本実施形態に係る電話機1のEEPROM14の応答メッセージ記憶エリア14Bに記憶される応答メッセージデータテーブル26の一例を示す図である。
図3に示すように、応答メッセージデータテーブル26は、「メッセージタイプ」、この「メッセージタイプ」に対応する「定型応答メッセージ1」、「定型応答メッセージ2」、及び「定型応答メッセージ3」から構成されている。また、「メッセージタイプ」は、「1」から「5」までの5タイプの各定型応答メッセージ1、2、3が予め登録されている。
よって、「メッセージタイプ」が「1」の場合には、この「メッセージタイプ」に対応する「定型応答メッセージ1」は、「こちらXX商店でございます。」である。また、「定型応答メッセージ2」は、「様より、お電話頂き誠にありがとうございます。あいにく留守にしておりますので折り返し、」である。さらに、「定型応答メッセージ3」は、「まで、連絡させて頂きます。よろしければメッセージをお願いいたします。」である。
また、「メッセージタイプ」が「2」の場合には、この「メッセージタイプ」に対応する「定型応答メッセージ1」は、「はい、XXです。」である。また、「定型応答メッセージ2」は、「さんですね。折り返し、」である。さらに、「定型応答メッセージ3」は、「まで連絡します。ただいま留守にしていますのでメッセージをどうぞ。」である。
また、「メッセージタイプ」が「3」の場合には、この「メッセージタイプ」に対応する「定型応答メッセージ1」は、「はい、XXです。わざわざ、」である。また、「定型応答メッセージ2」は、「さんよりお電話頂きありがとうございます。あいにく留守にしていますので折り返し、」である。さらに、「定型応答メッセージ3」は、「まで、連絡させて頂きます。よろしければメッセージをお願いいたします。」である。
また、「メッセージタイプ」が「4」の場合には、この「メッセージタイプ」に対応する「定型応答メッセージ1」は、「はい、XXです。」である。また、「定型応答メッセージ2」は、「折り返し、」である。さらに、「定型応答メッセージ3」は、「まで、連絡します。メッセージをお願いします。」である。
さらに、「メッセージタイプ」が「5」の場合には、この「メッセージタイプ」に対応する「定型応答メッセージ1」は、「はい、XXです。」である。また、「定型応答メッセージ2」は、「−」で、データは無い。さらに、「定型応答メッセージ3」は、「ただいま留守にしていますのでメッセージをお願いします。」である。
【0021】
ここで、通話回路7と伝言メッセージ録音手段9とが録音機能として機能する。また、発信元電話番号付加判別手段2及び発信元電話番号判別手段5により受信手段が構成される。また、CPU12、ROM13、EEPROM14、及びRAM15により作成手段が構成される。また、通信回路7及び応答メッセージ送出手段8により送出手段が構成される。また、EEPROM14の電話番号データテーブル記憶エリア14Aは、発信元情報記憶手段として機能する。また、CPU12は、検索手段として機能する。また、EEPROM14の応答メッセージ記憶エリア14Bは、パターン記憶手段及びメッセージ記憶手段として機能する。
【0022】
次に、このように構成された電話機1の留守番録音機能作動中に着信した場合における応答メッセージ送出処理の手順について図4及び図5に基づいて説明する。図4は本実施形態に係る電話機1の留守番録音機能作動中に着信した場合における、発信元電話番号が電話番号データテーブル25に登録されている場合の応答メッセージ送出処理のフローチャートである。図5は本実施形態に係る電話機1の留守番録音機能作動中に着信した場合における、発信元電話番号が電話番号データテーブル25に未登録の場合の応答メッセージ送出処理のフローチャートである。
【0023】
先ず、図4に示されるように、ステップ(以下、Sと略記する)1において、着信信号検出手段3により電話回線20を介して発呼者から呼出信号が着信したか否かが判定される。そして、着信していない場合には(S1:NO)、着信するまで待機し、着信があった場合には(S1:YES)、CPU12に着信検出信号が入力される。
【0024】
次に、CPU12は、S1で着信検出信号の入力を検知すると、S2において、その着信が発信元電話番号が付加されたものかどうかを発信元電話番号付加判別手段2により判別する。
ここで、発信元電話番号が付加されている場合には、加入者線交換機からの着信信号が、発信元の電話番号の無い信号と変えてあるため、電話機1の発信元電話番号付加判別手段2により着信信号の違いを判別し、発信元の電話番号が付加されたものであるかそうでないかを判別可能となっている。
【0025】
そして、今回の着信が発信元の電話番号が付加されたものであると発信元電話番号付加判別手段2により判定された場合には、発信元電話番号付加判別手段2からCPU12に発信元電話番号付加検出信号が入力される。
【0026】
続いて、CPU12は、発信元電話番号付加検出信号の入力を検知すると、ラインリレー4をオンして、電話回線20を閉結し、発信元電話番号判別手段5を起動する。発信元電話番号判別手段5は、発信元電話番号を判別し、CPU12へ出力する。CPU12は、入力されたこの発信元電話番号をRAM15に記憶して、ラインリレー4をオフして、一旦回線を開放する。尚、起動時には、発信元電話番号として、「0000000000」がRAM15に記憶されている。即ち、RAM15に記憶されている発信元電話番号は、クリアされている。
そして、CPU12は、入力された発信元電話番号を表示手段17に表示すると共に、同時にタイマ19を起動させ呼び出し手段21に呼び出し開始を指示する。そして、タイマ19からタイムアウト信号の入力があると、呼び出し手段21に呼び出し停止を指示する。
一方、CPU12は、再度、RAM15から前記発信元電話番号を読み出し、この発信元電話番号と一致する電話番号が、電話番号データ記憶エリア14Aに予め記憶されている電話番号データテーブル25(図2参照)の「電話番号」のデータに登録されているか否かを判別する(S2)。
【0027】
そして、前記発信元電話番号と一致する電話番号が、電話番号データテーブル25の「電話番号」のデータに登録されている場合には(S2:YES)、S3において、この「電話番号」のデータに対応する電話番号データテーブル25の「メッセージタイプ」のデータを読み込み、RAM15に記憶する。
例えば、図2に示すように、発信元電話番号が「0123456789」の場合には、この電話番号に一致する「電話番号」のデータに対応する「メッセージタイプ」のデータとして「1」が読み込まれ、RAM15に記憶される。また、発信元電話番号が「0123451234」の場合には、この電話番号に一致する「電話番号」のデータに対応する「メッセージタイプ」のデータとして「2」が読み込まれ、RAM15に記憶される。また、発信元電話番号が「0123452345」の場合には、この電話番号に一致する「電話番号」のデータに対応する「メッセージタイプ」のデータとして「3」が読み込まれ、RAM15に記憶される。
【0028】
続いて、CPU12は、再度、ラインリレー4をオンして電話回線20を閉結すると共に、同時に、RAM15から、前記「メッセージタイプ」のデータを読み出す。そして、応答メッセージ記憶エリア14Bに記憶されている応答メッセージデータテーブル26(図3参照)からこの「メッセージタイプ」のデータに対応する「定型応答メッセージ1」を読み込み、応答メッセージ送出手段8に出力する。
例えば、図3に示すように、「メッセージタイプ」のデータが「1」の場合には、対応する「定型応答メッセージ1」のデータとして「こちらXX商店でございます。」が、応答メッセージデータテーブル26から読み出されて、応答メッセージ送出手段8に出力される。また、「メッセージタイプ」のデータが「2」の場合には、対応する「定型応答メッセージ1」のデータとして「はい、XXです。」が、応答メッセージデータテーブル26から読み出されて、応答メッセージ送出手段8に出力される。さらに、「メッセージタイプ」のデータが「3」の場合には、対応する「定型応答メッセージ1」のデータとして「はい、XXです。わざわざ、」が、応答メッセージデータテーブル26から読み出されて、応答メッセージ送出手段8に出力される。
【0029】
そして、応答メッセージ送出手段8は、CPU12から「定型応答メッセージ1」のデータを入力されると、通信回路7を介して電話回線20にこの入力された「定型応答メッセージ1」のデータを音声信号に変調して出力する。
【0030】
次に、S4において、CPU12は、再度、RAM15から前記発信元電話番号を読み出す。そして、この発信元電話番号と一致する電話番号データテーブル25(図2参照)の「電話番号」のデータを検索し、この「電話番号」のデータに対応する電話番号データテーブル25の「名前」のデータを読み込み、応答メッセージ送出手段8に出力する。
例えば、図2に示すように、発信元電話番号が「0123456789」の場合には、この電話番号に一致する「電話番号」のデータに対応する「名前」のデータとして「YY」が読み込まれ、応答メッセージ送出手段8に出力される。また、発信元電話番号が「0123451234」の場合には、この電話番号に一致する「電話番号」のデータに対応する「名前」のデータとして「WW」が読み込まれ、応答メッセージ送出手段8に出力される。また、発信元電話番号が「0123452345」の場合には、この電話番号に一致する「電話番号」のデータに対応する「名前」のデータとして「VV」が読み込まれ、応答メッセージ送出手段8に出力される。この意味で、電話番号データテーブル25の「名前」のデータは、発信元名情報である。
【0031】
そして、応答メッセージ送出手段8は、CPU12から「名前」のデータを入力されると、通信回路7を介して電話回線20にこの入力された「名前」のデータを音声信号に変調して出力する。
【0032】
次に、S5において、CPU12は、再度、RAM15から前記「メッセージタイプ」のデータを読み出す。そして、応答メッセージ記憶エリア14Bに記憶されている応答メッセージデータテーブル26(図3参照)からこの「メッセージタイプ」のデータに対応する「定型応答メッセージ2」を読み込み、応答メッセージ送出手段8に出力する。
例えば、図3に示すように、「メッセージタイプ」のデータが「1」の場合には、対応する「定型応答メッセージ2」のデータとして「様より、お電話頂き誠にありがとうございます。あいにく留守にしておりますので折り返し、」が、応答メッセージデータテーブル26から読み出されて、応答メッセージ送出手段8に出力される。また、「メッセージタイプ」のデータが「2」の場合には、対応する「定型応答メッセージ2」のデータとして「さんですね。折り返し、」が、応答メッセージデータテーブル26から読み出されて、応答メッセージ送出手段8に出力される。さらに、「メッセージタイプ」のデータが「3」の場合には、対応する「定型応答メッセージ2」のデータとして「さんよりお電話頂きありがとうございます。あいにく留守にしていますので折り返し、」が、応答メッセージデータテーブル26から読み出されて、応答メッセージ送出手段8に出力される。
【0033】
そして、応答メッセージ送出手段8は、CPU12から「定型応答メッセージ2」のデータを入力されると、通信回路7を介して電話回線20にこの入力された「定型応答メッセージ2」のデータを音声信号に変調して出力する。
【0034】
続いて、S6において、CPU12は、再度、RAM15から前記発信元電話番号を読み出す。そして、CPU12は、この読み出した発信元電話番号を発信者電話番号として応答メッセージ送出手段8に出力する。そして、応答メッセージ送出手段8は、CPU12からこの発信元電話番号のデータを入力されると、通信回路7を介して電話回線20にこの入力されたこの発信元電話番号のデータを音声信号に変調して出力する。
【0035】
次に、S7において、CPU12は、再度、RAM15から前記「メッセージタイプ」のデータを読み出す。そして、応答メッセージ記憶エリア14Bに記憶されている応答メッセージデータテーブル26(図3参照)からこの「メッセージタイプ」のデータに対応する「定型応答メッセージ3」を読み込み、応答メッセージ送出手段8に出力する。
例えば、図3に示すように、「メッセージタイプ」のデータが「1」の場合には、対応する「定型応答メッセージ3」のデータとして「まで、連絡させて頂きます。よろしければメッセージをお願いいたします。」が、応答メッセージデータテーブル26から読み出されて、応答メッセージ送出手段8に出力される。また、「メッセージタイプ」のデータが「2」の場合には、対応する「定型応答メッセージ3」のデータとして「まで連絡します。ただいま留守にしていますのでメッセージをどうぞ。」が、応答メッセージデータテーブル26から読み出されて、応答メッセージ送出手段8に出力される。さらに、「メッセージタイプ」のデータが「3」の場合には、対応する「定型応答メッセージ3」のデータとして「まで、連絡させて頂きます。よろしければメッセージをお願いいたします。」が、応答メッセージデータテーブル26から読み出されて、応答メッセージ送出手段8に出力される。
【0036】
そして、応答メッセージ送出手段8は、CPU12から「定型応答メッセージ3」のデータを入力されると、通信回路7を介して電話回線20にこの入力された「定型応答メッセージ3」のデータを音声信号に変調して出力する。
【0037】
続いて、S8において、CPU12は、応答メッセージ送出手段8からメッセージ送出終了信号が入力されると、応答メッセージ送出手段8を停止させ、伝言メッセージ録音手段9を起動する。そして、終話検出手段6から終話を示す通話終了信号が入力されるまで、伝言を録音し、終話検出手段6から通話終了信号が入力されると、伝言メッセージ録音手段9を停止させて伝言の録音を終了する。
【0038】
次に、S9において、CPU12は、RAM15に格納されている発信元電話番号のデータをクリアした後、ラインリレー4をオフし、電話回線20を開放して処理を終了する。
【0039】
また、S2において、CPU12は、再度、RAM15から読み出した発信元電話番号と一致する電話番号が、電話番号データテーブル25(図2参照)の「電話番号」のデータに登録されていない場合には(S2:NO)、図5に示すように、発信元電話番号が「0000000000」か否かを判定する(S10)。即ち、発信元電話番号が付加されているか否か判定する。
【0040】
そして、CPU12は、発信元電話番号が「0000000000」でない場合には、発信元電話番号が付加されていると判定し(S10:YES)、「メッセージタイプ」のデータとして「4」を設定し、RAM15に記憶する(S11)。
また、CPU12は、発信元電話番号が「0000000000」の場合には、発信元電話番号が付加されていないと判定し(S10:NO)、「メッセージタイプ」のデータとして「5」を設定し、RAM15に記憶する(S12)。
【0041】
次に、S13において、CPU12は、再度、ラインリレー4をオンして電話回線20を閉結すると共に、同時に、RAM15から、前記「メッセージタイプ」のデータを読み出す。そして、応答メッセージ記憶エリア14Bに記憶されている応答メッセージデータテーブル26(図3参照)からこの「メッセージタイプ」のデータに対応する「定型応答メッセージ1」を読み込み、応答メッセージ送出手段8に出力する。
例えば、図3に示すように、「メッセージタイプ」のデータが「4」の場合には、対応する「定型応答メッセージ1」のデータとして「はい、XXです。」が、応答メッセージデータテーブル26から読み出されて、応答メッセージ送出手段8に出力される。また、「メッセージタイプ」のデータが「5」の場合には、対応する「定型応答メッセージ1」のデータとして「はい、XXです。」が、応答メッセージデータテーブル26から読み出されて、応答メッセージ送出手段8に出力される。
【0042】
そして、応答メッセージ送出手段8は、CPU12から「定型応答メッセージ1」のデータを入力されると、通信回路7を介して電話回線20にこの入力された「定型応答メッセージ1」のデータを音声信号に変調して出力する。
【0043】
次に、S14において、CPU12は、再度、RAM15から、前記「メッセージタイプ」のデータを読み出す。そして、応答メッセージデータテーブル26からこの「メッセージタイプ」のデータに対応する「定型応答メッセージ2」を読み込み、応答メッセージ送出手段8に出力する。
例えば、図3に示すように、「メッセージタイプ」のデータが「4」の場合には、対応する「定型応答メッセージ2」のデータとして「折り返し、」が、応答メッセージデータテーブル26から読み出されて、応答メッセージ送出手段8に出力される。また、「メッセージタイプ」のデータが「5」の場合には、対応する「定型応答メッセージ2」のデータとして「−」が、応答メッセージデータテーブル26から読み出されて、応答メッセージ送出手段8に出力される。即ち、「メッセージタイプ」のデータが「5」の場合には、「定型応答メッセージ2」のデータは、応答メッセージ送出手段8に出力されない。
【0044】
そして、応答メッセージ送出手段8は、CPU12から「定型応答メッセージ2」のデータを入力されると、通信回路7を介して電話回線20にこの入力された「定型応答メッセージ2」のデータを音声信号に変調して出力する。
【0045】
次に、S15において、CPU12は、再度、RAM15から、前記「メッセージタイプ」のデータを読み出し、「4」か「5」のいずれであるかを判定する。
そして、この「メッセージタイプ」のデータが、「4」の場合には(S15:YES)、CPU12は、RAM15から「発信元電話番号」のデータを読み出す。そして、CPU12は、この読み出した「発信元電話番号」のデータを「発信者電話番号」として応答メッセージ送出手段8に出力する(S16)。そして、応答メッセージ送出手段8は、CPU12からこの「発信元電話番号」のデータを入力されると、通信回路7を介して電話回線20にこの入力された「発信元電話番号」のデータを音声信号に変調して出力する。
また、この「メッセージタイプ」のデータが、「4」でない場合には(S15:NO)、即ち、この「メッセージタイプ」のデータが、「5」の場合には、何も応答メッセージ送出手段8に出力しない。
【0046】
次に、S17において、再度、RAM15から前記「メッセージタイプ」のデータを読み出す。そして、応答メッセージデータテーブル26からこの「メッセージタイプ」のデータに対応する「定型応答メッセージ3」を読み込み、応答メッセージ送出手段8に出力する。そして、S8以降の処理を実行して処理を終了する。
例えば、図3に示すように、「メッセージタイプ」のデータが「4」の場合には、対応する「定型応答メッセージ3」のデータとして「まで、連絡します。メッセージをお願いします。」が、応答メッセージデータテーブル26から読み出されて、応答メッセージ送出手段8に出力される。また、「メッセージタイプ」のデータが「5」の場合には、対応する「定型応答メッセージ3」のデータとして「ただいま留守にしていますのでメッセージをお願いします。」が、応答メッセージデータテーブル26から読み出されて、応答メッセージ送出手段8に出力される。
よって、応答メッセージデータテーブル26は、応答メッセージのパターン情報を構成する。そして、応答メッセージデータテーブル26の「メッセージパターン」が「5」の各定型応答メッセージ1、2、3は、第2の応答メッセージを構成する。
【0047】
以上詳細に説明した通り本実施形態に係る電話機1では、留守番録音機能作動中に着信した場合(S1:YES)、発信元電話番号判別手段5により付加されている発信元電話番号が検出され、この検出された発信元電話番号が、電話番号データテーブル25に登録されているか否か判定される(S2)。そして、電話番号データテーブル25にこの発信元電話番号が登録されている場合には(S2:YES)、電話番号データテーブル25から、この発信元電話番号に一致する「電話番号」のデータに対応する「名前」と「メッセージタイプ」が読み出され、発信元電話番号を発信者電話番号とし、「名前」のデータを発信者名として、この発信者電話番号と発信者名とが含まれる各「メッセージタイプ」に対応した応答メッセージが、応答メッセージ送出手段8及び通話回路7を介して電話回線20に送出される(S3〜S7)。また、電話番号データテーブル25にこの発信元電話番号が登録されていない場合には(S2:NO)、発信元電話番号を発信者電話番号とし、この発信者電話番号が含まれた応答メッセージか、若しくは発信者電話番号が含まれない応答メッセージが、応答メッセージ送出手段8及び通話回路7を介して電話回線20に送出される(S10〜S17)。そして、伝言メッセージが、録音されて、電話回線20が開放される(S8〜S9)。
【0048】
したがって、発信元電話番号に対応する関連情報として、「名前」や「メッセージタイプ」を予め電話番号データテーブル25に登録し、また、各「メッセージタイプ」に対応する応答メッセージを予め応答メッセージデータテーブル26に登録しておくことにより、発信元電話番号を受信した場合に、「発信者名」や「発信者電話番号」を含む応答メッセージを発信者に送出することが可能となる。また、発信者は、この応答メッセージから着信者側における発信者の正確な確認を知ることが可能となると共に、着信者は、早急に折り返し電話する意思等を発信者に伝えることが可能となる。さらに、応答メッセージに「発信者名」や「発信者電話番号」を含ませることができるため、発信者に親近感のある応答メッセージを容易に送出することが可能となると共に、発信者は、自己の電話番号や氏名を伝える煩わしい手間を無くすことが可能となる。
また、電話番号データテーブル25及び応答メッセージデータテーブル26に基づいて「発信者名」や「発信者電話番号」を含む応答メッセージが作成されるため、着信者は、発信者に適切に対応した応答メッセージを送出することが可能となると共に、発信者により親近感のある応答メッセージを送出することが可能となる。また、発信者は、着信者からの応答メッセージに好感を持って対応することが可能となる。
また、発信元電話番号が電話番号データテーブル25に登録されていない場合には、「発信者電話番号」を含む応答メッセージが送出されるため、発信者は、応答メッセージから着信者側における発信者の正確な確認を知ることが可能となると共に、着信者は、早急に折り返し電話する意思等を発信者に伝えることが可能となる。
また、発信元電話番号が付加されていない場合には、発信者電話番号を含まない応答メッセージが送出されるため、発信者は、自己の電話番号や氏名をメッセージに入れて確実に送ることが可能となる。
【0049】
尚、本発明は前記実施形態に限定されることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。例えば、以下のようにしてもよい。
(a)前記実施形態では、電話番号データテーブル25の「メッセージタイプ」を「1」〜「3」の3タイプとしたが、年令、性別、時間帯等を考慮してもっと多くの「メッセージタイプ」を選択して、登録できるようにしてもよい。
(b)前記実施形態では、応答メッセージデータテーブル26の「メッセージタイプ」を「1」〜「5」の5タイプとしたが、年令、性別、時間帯等を考慮してもっと多くの「メッセージタイプ」を設定し、それに対応する各定型応答メッセージ1、2、3を登録するようにしてもよい。
【0050】
【発明の効果】
以上説明した通り本発明は、応答メッセージ中に発信元情報(例えば、発信元電話番号等)やこれの関連情報(例えば、発信元名等)を含ませることにより、着信者側における発信者の正確な確認や着信者の早急に折り返し電話する意思等を発信者に伝えることが可能となると共に、発信者に親近感のある応答メッセージを容易に送出することが可能な通信端末装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態に係る留守番録音機能付きの電話機の概略構成を示すブロック図である。
【図2】 本実施形態に係る電話機のEEPROMの電話番号データ記憶エリアに記憶される電話番号データテーブルの一例を示す図である。
【図3】 本実施形態に係る電話機のEEPROMの応答メッセージ記憶エリアに記憶される応答メッセージデータテーブルの一例を示す図である。
【図4】 本実施形態に係る電話機の留守番録音機能作動中に着信した場合における、発信元電話番号が電話番号データテーブルに登録されている場合の応答メッセージ送出処理のフローチャートである。
【図5】 本実施形態に係る電話機の留守番録音機能作動中に着信した場合における、発信元電話番号が電話番号データテーブルに未登録の場合の応答メッセージ送出処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1 電話機
2 発信元電話番号付加判別手段
3 着信信号検出手段
4 ラインリレー
5 発信元電話番号判別手段
6 終話検出手段
7 通話回路
8 応答メッセージ送出手段
9 伝言メッセージ録音手段
12 CPU
13 ROM
14 EEPROM
15 RAM
20 電話回線
Claims (4)
- 録音機能を備えた通信端末装置において、
発信元情報を受信可能な受信手段と、
前記発信元情報及びその関連情報とを対応付けて記憶する発信元情報記憶手段と、
受信した発信元情報に基づき、前記発信元情報記憶手段に記憶された関連情報を検索する検索手段と、
検索の結果、対応する関連情報があった場合には、発信元情報及びその関連情報を含む応答メッセージを作成し、対応する関連情報がなかった場合には、発信元情報を含む応答メッセージを作成する作成手段と、
作成した応答メッセージを送出する送出手段と、
を備えたことを特徴とする通信端末装置。 - 前記応答メッセージのパターン情報を複数通り記憶するパターン記憶手段を備え、
前記作成手段は、受信した発信元情報に応じて、所定のパターン情報を選択し、その選択したパターン情報に基づき、発信元情報若しくはその関連情報を含む応答メッセージを作成することを特徴とする請求項1に記載の通信端末装置。 - 第2の応答メッセージを記憶するメッセージ記憶手段を備え、
前記受信手段が発信元情報を受信しなかった場合に、前記送出手段は前記第2の応答メッセージを送出することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の通信端末装置。 - 前記発信元情報は、電話番号であり、前記関連情報は、発信元名情報であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の通信端末装置。
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