JPH09324164A - アクリル系粘着剤 - Google Patents

アクリル系粘着剤

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JPH09324164A
JPH09324164A JP8142845A JP14284596A JPH09324164A JP H09324164 A JPH09324164 A JP H09324164A JP 8142845 A JP8142845 A JP 8142845A JP 14284596 A JP14284596 A JP 14284596A JP H09324164 A JPH09324164 A JP H09324164A
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JP
Japan
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meth
acrylic
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pressure
weight
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JP8142845A
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Akira Nakasuga
章 中壽賀
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紫外線重合法により、粘着力、凝集力等の粘
着性能及び耐熱性、耐候性等の耐老化性能に優れ、しか
も重合時に蒸発しにくく、粘着剤による皮膚刺激性も低
く改善されたアクリル系粘着剤を得る。 【解決手段】 この発明のアクリル系粘着剤は、炭素数
14〜20の分岐状アルキルアルコールの(メタ)アク
リル酸エステルを主成分とするビニル系モノマーと光重
合開始剤とを含有する光重合性の液状組成物に、紫外線
を照射して上記ビニル系モノマーを重合させて得られ
る。特に、上記分岐状アルキルアルコールの(メタ)ア
クリル酸エステルとして、アクリル酸イソミリスチルを
用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、粘着テープもし
くはシートなどに好適に用いられ、紫外線重合法によっ
て得られるアクリル系粘着剤に関する。
【0002】
【従来の技術】アクリル系粘着剤は、粘着力、凝集力等
の粘着性能及び耐候性、耐熱性等の耐老化性能に優れ、
特に粘着テープもしくはシートとして、包装用、事務
用、電気絶縁用、表面保護用、医療用、各種部材の接合
用などに広く利用されている。
【0003】この種のアクリル系粘着剤は、通常、炭素
数4〜12のアルキルアルコールの(メタ)アクリル酸
エステルを主成分とする主成分とするビニル系モノマー
を、主に、溶液重合法、水性エマルジョン重合法、紫外
線重合法により重合させて製造されており、特に紫外線
重合法は、溶液重合法のように有機溶剤を使用しないの
で溶剤回収が不要で、安全保持も容易であり、また水性
エマルジョン重合法のように多量の水を使用しないので
多大な乾燥エネルギーも必要でなく、水性モノマーへの
限定もない。また、厚膜の形成が容易で、しかも高分子
量にできるので粘着性能や耐熱性の点で有利である。
【0004】このようなアクリル系粘着剤の製造におい
て、実際には、得られる粘着剤の粘着力と凝集力とのバ
ランスを考慮して、上記(メタ)アクリル酸エステルと
しては、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸2−エチル
ヘキシル、アクリル酸イソオクチルなどのガラス転移温
度の低いポリマーを生成する(メタ)アクリル酸エステ
ルが使用されている(例えば、特公昭55−2239号
公報及び特公平7−68497号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の(メ
タ)アクリル酸エステルのうち、炭素数が比較的少ない
ものは、一般に凝集力が高い粘着剤を得るのに適してい
るが、重合時に蒸発しやすく、また皮膚刺激性も高いの
で、重合工程での作業環境や粘着剤の用途によってはま
だ問題がある。逆に、炭素数が比較的多いものは、一般
に低温の粘着力はよいが、凝集力が低く、粘着剤の用途
によっては耐熱性の点でまだ問題があり、また蒸発しに
くいとはいえず、皮膚刺激性の点でもまだ問題がある。
【0006】この発明は、上記の問題を解決するもので
あり、その目的とするところは、紫外線重合法により、
粘着力、凝集力等の粘着性能及び耐熱性、耐候性等の耐
老化性能に優れ、しかも重合時に蒸発しにくく、粘着剤
による皮膚刺激性も低く改善されたアクリル系粘着剤を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明者は、蝋状の性
質が強く粘着剤として好ましくないとされ、実際には、
殆ど検討がなされていない長鎖のアルキルアルコールの
(メタ)アクリル酸エステルに着目して具体的に検討を
行った。
【0008】その結果、意外にも、炭素数14〜20の
分岐状アルキルアルコールの(メタ)アクリル酸エステ
ルを用い、これに紫外線を照射して得られるポリマー
は、粘着性能や耐老化性能に優れ、しか皮膚刺激性も低
いことを見出した。この発明は、このような知見に基づ
いてなされたものである。
【0009】すなわち、この発明のアクリル系粘着剤
は、炭素数14〜20の分岐状アルキルアルコールの
(メタ)アクリル酸エステルを主成分とするビニル系モ
ノマーと光重合開始剤とを含有する光重合性の液状組成
物に、紫外線を照射して上記ビニル系モノマーを重合さ
せてなることを特徴とする(請求項1の発明)。特に、
上記分岐状アルキルアルコールの(メタ)アクリル酸エ
ステルとして、アクリル酸イソミリスチルを用いること
を特徴とする(請求項2の発明)。
【0010】この発明において、炭素数14〜20の分
岐状アルキルアルコールの(メタ)アクリル酸エステル
を主成分とするビニル系モノマーとしては、イソテトラ
デシルアルコール(別名:イソミリスチルアルコー
ル)、イソペンタデシルアルコール、イソヘキサデシル
アルコール、イソヘプタデシルアルコール、イソオクタ
デシルアルコール(別名:イソステアリルアルコー
ル)、イソノナデシルアルコール、エイコシルアルコー
ル)等のアクリル酸エステル及びメタクリル酸エステル
が挙げられる。
【0011】ここで、イソとは、直鎖化合物に対し分岐
(側鎖)を持つ異性体を意味するもので、その分岐度
(1分子中の分岐の数)は、3個以上で高いものほど好
ましい。炭素数が14〜20であっても、分岐がなく直
鎖状アルキルアルコールの(メタ)アクリル酸エステル
を用いると、得られるポリマーは、結晶性が高く、蝋状
の性質が強く粘着剤として適当なものは得られない。
【0012】上記分岐状アクリル酸エステル及びメタク
リル酸エステルは、それぞれ単独で用いてもよく、また
2種以上を適宜に組み合わせて用いてもよい。そして、
ガラス転移温度が低く、結晶性が小さいポリマーを生成
するものが好ましく、特にアクリル酸イソミリスチル単
独、或いはアクリル酸イソミリスチルを主成分とし、こ
れにアクリル酸イソステアリルやナフテン環を有するア
ルコールのアクリル酸エステルを併用したものが好適に
使用される。その理由は、アクリル酸イソミリスチル
は、ガラス転移温度が低いポリマーを生成するだけでな
く、低温から高温にかけての凝集力が高く、粘着力と凝
集力とで代表される粘着性能のバランスに優れているか
らである。
【0013】また、この発明においては、上記炭素数1
4〜20の分岐状アルキルアルコールの(メタ)アクリ
ル酸エステルと共重合可能な他のビニル系モノマーを併
用することができる。このような他のビニル系モノマー
としては、例えば、従来のアクリル系粘着剤に使用され
ている炭素数4〜12のアルキルアルコールの(メタ)
アクリル酸エステル等の(メタ)アクリル酸アルキルエ
ステル、及びこれ等の(メタ)アクリル酸エステルに併
用されている他のビニル系モノマーが挙げられる。
【0014】炭素数4〜12のアルキルアルコールの
(メタ)アクリル酸エステル等の(メタ)アクリル酸ア
ルキルエステルとしては、特にアクリル酸n−ブチル、
アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸2−エチ
ルヘキシル、アクリル酸イソオクチル、アクリル酸イソ
ノニルなどのガラス転移温度の低いポリマーを生成する
(メタ)アクリル酸エステルが好適である。
【0015】その他のビニル系モノマーとしては、接着
界面との分子間力を高め得る高極性や中極性のモノマー
が好ましく、例えば(メタ)アクリル酸、(メタ)アク
リロニトリル、N−ビニル−2−ピロリドン、(メタ)
アクリルアミド、イソボニル(メタ)アクリレート、ア
クリロイルモルフォリン、アルコキシアルキルアクリレ
ート、カルボキシエチル(メタ)アクリレート、フェノ
キシエチル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)ア
クリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレ
ート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピル(メ
タ)アクリレート、2−(メタ)アクリロイルオキシエ
チルコハク酸、2−(メタ)アクリロイルオキシエチル
フタル酸、2−(メタ)アクリロイルオキシエチル−2
−ヒドロキシエチルフタル酸、2−(メタ)アクリロイ
ルオキシエチルアシッドホスフェート、ジアルキルアミ
ノエチル(メタ)アクリレートなどが挙げられる。
【0016】この発明において、炭素数14〜20の分
岐状アルキルアルコールの(メタ)アクリル酸エステル
を主成分とするビニル系モノマーは、一般に、炭素数1
4〜20の分岐状アルキルアルコールの(メタ)アクリ
ル酸エステル100〜60重量%と、これと共重合可能
な他のビニル系モノマー0〜40重量%とからなる。炭
素数14〜20の分岐状アルキルアルコールの(メタ)
アクリル酸エステルの含有量が60重量%を下回り、上
記共重合可能な他のビニル系モノマーの含有量が40重
量%を上回ると、得られる粘着剤の凝集力が低下し、ま
た皮膚刺激性も高くなる。
【0017】光重合開始剤としては、例えば、4−(2
−ヒドロキシエトキシ)フェニル(2−ヒドロキシ−2
−プロピル)ケトン〔ダロキュアー2959:メルク社
製〕、α−ヒドロキシ−α,α′−ジメチル−アセトフ
ェノン〔ダロキュアー1173:メルク社製〕、メトキ
シアセトフェノン、2,2−ジメトキシ−2−フェニル
アセトフェノン(イルガキュア651:チバガイギー社
製)などのアセトフェノン系;ベンゾインエチルエーテ
ル、ベンゾインイソプロピルエーテルなどのベンゾイン
エチルエーテル系;ベンジルジメチルケタールなどのケ
タール系;その他、ハロゲン化ケトン、アシルホスフィ
ノキシド、ビスアシルホスフィン酸化物、アシルホスフ
ォナート等が挙げられる。
【0018】これ等の光重合開始剤は、炭素数14〜2
0の分岐状アルキルアルコールの(メタ)アクリル酸エ
ステルを主成分とするビニル系モノマー100重量部に
対して、0.01〜5重量部の割合で使用するのが好ま
しい。この使用量が0.01重量部を下回るときは、重
合を充分に完結させるのが難しくなり、得られる粘着剤
(ポリマー)にモノマーが残存しやすく、モノマーの臭
いが残るだけでなく、凝集力が低下する。逆に、使用量
が5重量部を上回るときは、得られる粘着剤(ポリマ
ー)の分子量が低下し、高温での凝集力が低下し、また
性能のばらつきが大きくなる。
【0019】なお、得られる粘着剤(ポリマー)の分子
量を調節するために、チオール化合物やハロゲン化合物
などの連鎖移動剤を用いることができる。チオール化合
物としては、n−ドデシルメルカプタン、2−メルカプ
トエタノール、β−メルカプトプロピオン酸、β−メル
カプトプロピオン酸オクチル、β−メルカプトプロピオ
ン酸メトキシブチル、トリメチロールプロパントリス−
(β−チオプロピオネート) 、チオグリコール酸ブチ
ル、プロパンチオール類、ブタンチオール類、チオホス
ファイト類などが挙げられ、ハロゲン化合物としては四
塩化炭素などが挙げられる。得られる粘着剤(ポリマ
ー)の重量平均分子量は、一般に30〜100万に調節
するのが好ましく、特に60〜100万に調節するのが
さらに好ましい。
【0020】さらに、この発明においては、上記光重合
開始剤とともに、多官能ビニル系モノマー化合物からな
る光架橋剤を用いるのが好ましい。このような光架橋剤
としては、ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、
(ポリ)エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、
(ポリ)プロピレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、
ペンタエルスリトールジ(メタ)アクリレート、トリメ
チロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエ
ルスリトールトリ(メタ)アクリレート、ジペンタエル
スリトールヘキサ(メタ)アクリレート、その他エポキ
シアクリレート、ポリエステルアクリレート、ウレタン
アクリレートなどが挙げられる。
【0021】これ等の光架橋剤は、得られる粘着剤(ポ
リマー)の耐熱性を向上させるもので、炭素数14〜2
0の分岐状アルキルアルコールの(メタ)アクリル酸エ
ステルを主成分とするビニル系モノマー100重量部に
対して、一般に0.01〜5重量部の割合で使用され
る。この使用量が0.01重量部を下回ると、充分な架
橋構造が得られず高温での凝集力が充分に増加せず、逆
に使用量が5重量部を上回ると、架橋構造が多すぎて粘
着力が低下する。
【0022】さらに、この発明においては、従来のアク
リル系粘着剤に配合されているような粘着付与剤を配合
してもよい。このような粘着付与剤としては、ロジン系
樹脂、変性ロジン系樹脂、テルペン樹脂、テルペンフェ
ノール樹脂、芳香族変性テルペン樹脂、石油樹脂(脂肪
族系、芳香族系、脂環族系)、クマロン樹脂等が挙げら
れる。これ等の粘着付与剤は、一般に上記光重合性の液
状組成物100重量部に対して3〜8重量部の範囲で配
合される。
【0023】従来のアクリル系粘着剤に粘着付与剤を配
合する場合は、光重合性の液状組成物に対する粘着付与
剤の溶解性を考慮して、一般に光重合性の液状組成物1
00重量部に対して5〜10重量部の範囲で配合されて
いた。しかし、この発明においては、上記光重合性の液
状組成物に対する粘着付与剤の溶解性が高く、従来より
も少ない配合量で、高い粘着力が得られ、しかもこのよ
うに粘着付与剤の配合量が少ないため、粘着剤(ポリマ
ー)が軟化しにくく、粘着力が増大する割りに高温の凝
集力の低下が少なくなる。
【0024】それゆえ、この発明において、アクリル系
粘着剤に粘着付与剤を配合する場合は、従来のアクリル
系粘着剤に粘着付与剤を配合したものに比べ、高い粘着
力と高温凝集力とのバランスが改善されるという利点が
ある。粘着付与剤を配合する場合、特に、石油樹脂は、
この発明に用いる上記光重合性の液状組成物に対する相
溶性が非常によく、好適である。
【0025】また、この発明においては、上記光重合性
の液状組成物に、増粘剤やチキソトロープ剤、増量剤や
充填剤などの通常用いられる配合剤を添加してもよい。
増粘剤としては、アクリルゴム、エピクロルヒドリンゴ
ムなどがあり、チキソトロープ剤としは、コロイドシリ
カ、ポリビニルピロリドンなどがある。光重合性の液状
組成物を増粘する方法としては、上記の増粘剤やチキソ
トロープ剤によるほか、例えば紫外線を少量照射して、
予め光重合性の液状組成物を一部重合させる方法も採用
される。
【0026】増量剤としては、炭酸カルシウム、酸化チ
タン、クレーなどがあり、充填剤としては、ガラスバル
ン、アルミナバルン、セラミックバルンなどの無機中空
体、ナイロンビーズ、アクリルビーズ、シリコンビーズ
などの有機球状体、塩化ビニリデンバルン、アクリルバ
ルンなどの有機中空体、ポリエステル、レーヨン、ナイ
ロンなどの短繊維がある。上記のような充填剤は、一般
に支持体となる基材のない粘着テープもしくはシートを
製造する場合に補強のために添加される。
【0027】光重合性の液状組成物の光重合は、空気中
の酸素や液状組成物中に溶存する酸素により反応が阻害
される。したがって、上記のように調製された光重合性
の液状組成物は、溶存する酸素を除去するために、窒素
ガスや炭酸ガスなどのイナートガスでパージされる。ま
た、イナートガスでパージせずに、フェニルジイソデシ
ルホスファイト、トリイソデシルホスファイト、オクタ
ン酸第一錫などの除酸素効果のあるリン化合物や錫塩化
合物を添加してもよい。そして、この光重合性の液状組
成物は、通常、剥離紙、剥離型枠などの上に塗布又は注
入されるか、或いはプラスチックフィルム、紙、セロハ
ン、布、不織布、金属箔などの基材に塗布又は含浸され
る。前者の場合は基材のない粘着テープもしくはシート
が得られる。
【0028】上記光重合性の液状組成物の塗布又は含浸
には、イナート化された塗布又は含浸装置、もしくは少
なくとも塗布又は含浸ロール間に保持される段階で酸素
(空気)と接触しない様に工夫された装置が用いられ
る。塗布又は含浸後もイナート化されたボックス内を通
され、紫外線の照射がこのボックスの石英ガラスやパイ
レックスガラスやホウ酸ガラスごしに行われる。また、
イナート化されたボックスを用いずに、剥離性を有する
ポリエステルフィルムやテフロンフィルムで表面を一時
的にカバーし、酸素(空気)との接触を防止して紫外線
の照射を行なってもよい。この場合は、光重合性の液状
組成物に、除酸素効果のある上記の化合物を添加してお
くのが好ましい。
【0029】イナート化されたボックス内で紫外線重合
を行う場合、光重合性の液状組成物の重合が転化率9
9.7重量%以上になる程度まで充分に完結させるため
に、紫外線の照射雰囲気の酸素濃度は、一般に5000
ppm以下とされる。紫外線の照射によって得られる粘
着剤(ポリマー)の分子量は、照射雰囲気の酸素濃度の
増加とともに低下し、完全にイナートな条件での重合に
おける分子量に近づけるには、照射雰囲気の酸素濃度は
1000ppm以下とされる。さらに、得られる粘着剤
(ポリマー)の表層部分は内層よりも酸素による重合阻
害を受けやすく凝集力が低下するので、表層部分を内層
と同程度の凝集力とするためには、照射雰囲気の酸素濃
度は300ppm以下とするのが望ましい。
【0030】照射に用いられる紫外線ランプとしては、
波長450nm(ナノメートル)以下に発光分布を持つ
ものが用いられ、その例としては、ケミカルランプ、ブ
ラックライトランプ、マイクロウェーブ励起水銀ラン
プ、低圧、高圧、超高圧水銀ランプ、メタルハライドラ
ンプ、蛍光灯などが挙げられる。この中でもケミカルラ
ンプンプは、光重合開始剤の活性波長領域の光を効率よ
く発光し、得られる粘着剤(ポリマー)の粘弾性的性質
を架橋によりて低下させるような短波長の光や光重合性
の液状組成物を蒸発させるような長波長の光を多く発光
しないため、好適である。
【0031】特に、光重合開始剤として、ビスアシルホ
スフィン酸化物として用いる場合は、波長400〜43
0nm付近に最大発光波長を有する蛍光灯が好ましく、
これによれば、充填剤などの配合剤による光吸収を低く
抑えることができるため、例えば10mm以上、の厚い膜
厚の粘着剤を直接に紫外線重合により得ることができ
る。
【0032】紫外線が照射されると、光重合開始剤の作
用により、光重合性の液状組成物を構成する炭素数14
〜20の分岐状アルキルアルコールの(メタ)アクリル
酸エステルを主成分とするビニル系モノマーが重合し、
高分子量の粘着剤(ポリマー)が得られる。紫外線の光
強度は、得られる粘着剤(ポリマー)の重合度を左右す
る主な因子であり、目的の粘着剤の性能ごとに適宜制御
される。例えば、アセトフェノン系のよう開裂型の光重
合開始剤を用いる場合は、この光重合開始剤の光分解に
有効な波長領域(用いる光重合開始剤によって異なる
が、通常は波長365〜430nmの光が用いられる)
の光強度は、0.1〜50mW(ミリワット)/cm2
範囲に設定されるのが好ましく、0.3〜10mW/cm
2 の範囲に設定されるのがさらに好ましい。
【0033】紫外線の照射による重合反応は、比較的低
温で重合反応を行うことが可能となり、重合反応の制御
が容易で最大の反応温度が30℃以下となるように冷却
しながら行われる。これよりも高い温度では重合反応が
制御できなくなってゲル化を引き起こし、得られる粘着
剤の粘着性能にバラツキが生じる。重合反応の温度を制
御するには、例えば基材に塗布された光重合性の液状組
成物に紫外線を照射して重合させる際に、塗布面と反対
側の基材面に冷却水や冷却風を吹きかけたり、塗布面と
反対側の基材面に冷却されたステンレスベルトを接触さ
せる方法等により容易に行うことができる。
【0034】(作用)この発明によれば、炭素数14〜
20の分岐状アルキルアルコールの(メタ)アクリル酸
エステルを主成分とするビニル系モノマーが紫外線の照
射により重合され、こうして得られるアクリル系粘着剤
は、長鎖(炭素数14〜20)の分岐状アルキルの作用
により、分岐構造の広がりが大きく結晶化しにくく、そ
れにより粘着剤(ポリマー)のガラス転移温度が低くな
り、低温での粘着力が高くなるものと推察される。
【0035】また、紫外線の照射による重合反応が行わ
れるので、比較的低温で重合反応を行うことが可能とな
り、長鎖の分岐状アルキル中の分岐点に存在する水素の
引き抜きによる副反応が起こりにくく、それにより分子
量低下が起こらず高分子量の粘着剤(ポリマー)が得ら
れ、高温での凝集力が高くなるものと推察される。
【0036】さらに、得られる粘着剤は、長鎖(炭素数
14〜20)の分岐状アルキルを主成分とする主成分と
するビニル系モノマーを重合して得られるので、従来の
炭素数4〜12のアルキルアルコールの(メタ)アクリ
ル酸エステルを主成分とする主成分とするビニル系モノ
マーを重合して得られる粘着剤に比べ、残存モノマーに
よる皮膚刺激性が低くなる。また、耐候性も良好であ
る。しかも、光重合性の液状組成物は蒸発しにくく、ま
た重合熱による温度上昇も小さく、そのため重合工程で
の作業環境を悪化させることもなく、また蒸発による液
状組成物の組成の変化が起こりにくく、得られる粘着剤
の物性のばらつきも小さくなる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施例及び比較
例を示す。実施例1 分岐状アルキルアルコールの(メタ)アクリル酸エステ
ルとしてアクリル酸イソミリスチル(分岐度3)90重
量部、これと共重合可能な他のビニル系モノマーとして
ビニルピロリドン10重量部、光架橋剤としてヘキサン
ジオールジアクリレート0.05重量部、光重合開始剤
として2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノ
ン(イルガキュア651:チバガイギー社製)0.1重
量部を、均一になるまで混合して、光重合性の液状組成
物を得た。
【0038】この光重合性の液状組成物を、10℃に冷
却されたステンレス板に密着させた38μm のポリエス
テルフィルム(PETフィルム)上に100μm の厚さ
に塗布し、酸素濃度が200ppmのイナートボックス
内で、ケミカルランプを用いて照射面のランプ強度が2
mW/cm2 となるようにランプ高さを設定して5分間紫
外線を照射して、上記モノマーを重合させ、アクリル系
粘着シートを製造した。この場合、紫外線重合時の蒸発
量は0.3重量%であった。
【0039】得られたアクリル系粘着シートにおける粘
着剤の粘着性能(粘着力及び高温保持力)及び架橋度
を、次の方法により測定した。その結果、粘着力は1.
8 kgf/25mm幅、80℃での高温保持力は20時間
を経過しても粘着シートとともに重りが落下せず、架橋
度は60重量%で、粘着力及び凝集力で代表される粘着
性能のバランスに優れ、また耐熱性、耐候性などの耐老
化性能にも優れ、しかも皮膚刺激性も低いものであっ
た。
【0040】<粘着力の測定>幅25mm×長さ100mm
の上記粘着シートを、厚さ1.5mmのステンレス板に、
重さ1 kgのゴムローラーで300mm/分の速度で押し
付けながら貼り付け、これを温度23℃、相対湿度65
%の雰囲気で24時間放置し、その後温度23℃、相対
湿度65%の雰囲気で、引張試験機を用いて300mm/
分の速度で粘着シートの自由端を180度の方向に引張
って剥離させ、その最大の剥離強度を粘着力とした(J
IS Z 0237参照)。
【0041】<高温保持力の測定>幅25mm×長さ10
0mmの上記粘着シートを、厚さ1.5mmのステンレス板
に、重さ1 kgのゴムローラーで300mm/分の速度で
押し付けながら粘着面積が幅25mm×長さ25mmとなる
ように貼り付け、この粘着シートの自由端に1 kgの重
りを垂直に吊し、80℃の雰囲気で粘着シートとともに
重りが落下するまでの時間を測定し、これを高温保持力
とした(JIS Z 0237参照)。
【0042】<架橋度の測定>上記粘着シートの粘着剤
約100mgをサンプル瓶に採り、これに50ccのテト
ラヒドロフランを入れ23℃で24時間放置して粘着剤
を膨潤或いは溶解させ、これを200メッシュのステン
レス製金網で濾過して不溶解分を110℃で2時間乾燥
した後その重量を測定し、粘着剤の重量に対する不溶解
分の重量を百分率で示し、これを架橋度とした。
【0043】実施例2 分岐状アルキルアルコールの(メタ)アクリル酸エステ
ルとしてアクリル酸イソミリスチル(分岐度3)97重
量部、これと共重合可能な他のビニル系モノマーとして
アクリル酸3重量部、光架橋剤としてヘキサンジオール
ジアクリレート0.05重量部、光重合開始剤として
2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン(イ
ルガキュア651:チバガイギー社製)0.1重量部
を、均一になるまで混合して、光重合性の液状組成物を
得た。
【0044】この光重合性の液状組成物を、10℃に冷
却されたステンレス板に密着させた38μm のポリエス
テルフィルム(PETフィルム)上に1000μm の厚
さに塗布し、その塗布面を剥離性の表面を有するポリエ
ステルフィルム(PETフィルム)で一時的にカバー
し、その上からケミカルランプを用いて照射面のランプ
強度が2mW/cm2 となるようにランプ高さを設定して
5分間紫外線を照射して、上記モノマーを重合させ、ア
クリル系粘着シートを製造した。
【0045】得られたアクリル系粘着シートにおける粘
着剤の粘着力は3.5 kgf/25mm幅、80℃での高
温保持力は100時間で、架橋度は50重量%で、粘着
力及び凝集力で代表される粘着性能のバランスに優れ、
また耐熱性、耐候性などの耐老化性能にも優れ、しかも
皮膚刺激性も低いものであった。
【0046】比較例1 アクリル酸イソミリスチル(分岐度3)90重量部をア
クリル酸2−エチルヘキシル90重量部に変更し、それ
以外は実施例1と同様に行って、アクリル系粘着シート
を製造した。この場合、紫外線重合時の蒸発量は3.0
重量%であった。
【0047】得られたアクリル系粘着シートにおける粘
着剤の粘着力は1.5 kgf/25mm幅、80℃での高
温保持力は2時間で、架橋度は65重量%で、実施例1
に比べて、粘着性能のバランス及び耐熱性が劣り、しか
も皮膚刺激性も高いものであった。
【0048】比較例2 アクリル酸イソミリスチル(分岐度3)97重量部をア
クリル酸2−エチルヘキシル90重量部に変更し、それ
以外は実施例2と同様に行って、アクリル系粘着シート
を製造した。
【0049】得られたアクリル系粘着シートにおける粘
着剤の粘着力は3.0gf/25mm幅、80℃での高温
保持力は100時間、架橋度は55重量%で、実施例2
と同様に粘着性能のバランス及び耐熱性に優れている
が、皮膚刺激性も高いものであった。
【0050】
【発明の効果】上述の通り、この発明のアクリル系粘着
剤は、炭素数14〜20の分岐状アルキルアルコールの
(メタ)アクリル酸エステルを主成分とするビニル系モ
ノマーと光重合開始剤とを含有する光重合性の液状組成
物に紫外線を照射して上記ビニル系モノマーを重合させ
て得られるもので、それより、粘着力、凝集力などの粘
着性能のバランスに優れ、また耐熱性、耐候性などの耐
老化性能に優れ、しかも皮膚刺激性も低く改善されたア
クリル系粘着剤を得ることができる。
【0051】特に、分岐状アルキルアルコールの(メ
タ)アクリル酸エステルとしてアクリル酸イソミリスチ
ルを用いると、低温から高温までの広い温度範囲で充分
に優れた粘着性能を有するアクリル系粘着剤が得られ
る。
【0052】したがって、この発明のアクリル系粘着剤
は、包装用、事務用、電気絶縁用、表面保護用、医療
用、各種部材の接合用などに広く利用され、特に皮膚刺
激性が低く改善されているので、皮膚に直接貼付けされ
るような医療用に粘着テープもしくはシートに適してい
る。また、粘着力とともに凝集力が高く引き剥がす際に
糊残りしにくいので、表面保護用の粘着フィルムや養生
用の粘着に適している。また、常温で柔らかく且つゆっ
くりとした変形に対して塑性変形しやすく、微細な凹凸
表面を有する無機材の表面に食い込みやすく、無機材か
らなる建材の接合用テープ等に適している。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭素数14〜20の分岐状アルキルアル
    コールの(メタ)アクリル酸エステルを主成分とするビ
    ニル系モノマーと光重合開始剤とを含有する光重合性の
    液状組成物に、紫外線を照射して上記ビニル系モノマー
    を重合させてなるアクリル系粘着剤。
  2. 【請求項2】 分岐状アルキルアルコールの(メタ)ア
    クリル酸エステルとして、アクリル酸イソミリスチルを
    用いる請求項1記載のアクリル系粘着剤。
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