JP2798331B2 - 両面粘着テープの製造方法 - Google Patents

両面粘着テープの製造方法

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JP2798331B2
JP2798331B2 JP4310191A JP31019192A JP2798331B2 JP 2798331 B2 JP2798331 B2 JP 2798331B2 JP 4310191 A JP4310191 A JP 4310191A JP 31019192 A JP31019192 A JP 31019192A JP 2798331 B2 JP2798331 B2 JP 2798331B2
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章 中壽賀
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アクリル酸エステルを
主成分とする光反応性組成物を利用した両面粘着テープ
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、アクリル系粘着剤は、アクリル
系ポリマーを主成分としているため、耐光性、耐候性、
耐油性などに優れており、また、プラスチックフィルム
や、紙などを表面基材としたアクリル系粘着テープは、
粘着力、凝集力などの粘着性能、および耐熱性、耐候性
などの耐老化性能に優れているため、広く使用されてい
る。
【0003】例えば、これらの粘弾性製品として代表的
なアクリル系粘着テープは、まず、アクリル酸アルキル
エステルおよび、またはメタクリル酸エステルなどのア
クリレート系モノマーを主成分とするビニル系モノマー
を、有機溶剤で溶液重合して粘着剤溶液とする、もしく
は、水系で乳化重合してエマルジョンとし、これらを基
材に塗布または含浸させ、加熱乾燥して製造していた。
【0004】しかし、上記の製造方法において、粘着剤
溶液を用いる場合は、基材に塗布または含浸した粘着剤
溶液を高温で乾燥するために、多くのエネルギーを必要
とし、また、溶剤による大気汚染を防止するために、大
規模な回収装置を必要とする。しかも、溶剤は引火しや
すいため、安全保持のために充分な安全装置を必要とす
る。特に最近は地球レベルの環境保全の観点からどうし
ても一部溶剤の大気放出が免れないという問題があり、
この方法は撤廃される方向にある。
【0005】一方、エマルジョンを用いる場合は、水を
蒸発させるために、溶剤を用いる場合よりも大きなエネ
ルギーを必要とし、また、性能面でも重合時に混入する
乳化剤により耐水性が低下する。さらに、水溶性モノマ
ーが少量しか使用できないため、モノマー種が限定さ
れ、粘着テープに要求される多種多様なニーズへの対応
力が弱いという不都合があった。
【0006】そこで、従来より、粘着テープの製造方法
としては、光反応性組成物のモノマーを剥離性フィルム
に塗工し、該光反応性組成物を光重合することにより無
溶剤化を図るという光IN-SITU 重合(光現場重合)方法
が提案されている。例えば、特開昭60−139774
号公報には、光反応性組成物にモノフィラメントを添加
し、光重合する事によって感圧接着剤転写テープ(両面
粘着テープ)を製造する方法が記載されている。
【0007】また、このような両面粘着テープは、通
常、剥離性フィルムとともに巻回されており、使用時に
剥離性フィルムを剥がしながら使用しなければならず煩
わしい。そこで、この剥離性フィルムを無くした両面
テープとして、例えば、特開昭59−193976号
公報に示すようなものが提案されている。すなわち、こ
の両面粘着テープは、あらかじめ部分的に重合した第一
シロップをプラスチックフィルムに塗布し、その上に柔
軟支持体を載せ、第一のナイフの間を通して第一シロッ
プの厚みを一定にし、さらに第二シロップを塗布してそ
の上にプラスチックフィルムを被せ、第二のナイフを通
過させることで2つのシロップ層の厚みを一定にする。
ついで、両側から紫外線を照射して光重合を完結させた
後、プラスチックフィルムを剥がし、プラスチックフィ
ルムを有さない両面粘着テープのみを巻回状態として製
品としたものである。つまり、この両面粘着テープは、
光重合を利用し、粘着剤層の離層あるいは裏移りの原因
となる溶媒あるいは残留モノマーを殆ど含まないものと
することにより、離型性フィルムの無い両面粘着テープ
を実現したものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の光重合による製造方法の場合、次のような不都合を
生じる。すなわち、特開昭60−139774号公報に
示す製造方法の場合、剥離性フィルムに塗工した光反応
性組成物は、通常、酸素による反応阻害を避けるため、
イナートガス雰囲気内で光重合するが、このうちイナー
トガス雰囲気との境界面は、モノマー蒸発などの悪影響
を受けるため凝集力が低下するといった不都合を生じ
る。
【0009】また、特開昭59−193976号公報に
示すように、剥離性フィルムを有さない両面粘着テープ
を製造する方法の場合、2つのシロップ層は、それぞれ
部分重合の状態のまま、ナイフ間を通過させることによ
って整えられるため、厚みを安定させることができず、
シロップ層の厚みが異なったり、ばらついたりして安定
的に高性能の両面粘着テープを製造することができない
といった不都合を生じることとなる。
【0010】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
ので、イナートガス雰囲気での光重合によって両面粘着
テープを製造する際に、該両面粘着テープの粘着面の粘
着性能の低下を起こさない両面粘着テープを製造する方
法、および離型基材の無い安定した厚みの両面粘着テー
プを製造する方法を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の両面粘着テープの製造方法は、剥離性の表面
を有する2枚の離型基材に、それぞれアクリル酸エステ
ルを主成分とする光反応性組成物を塗工後、光照射によ
り、これら光反応性組成物中の全モノマーの40重量%
から98重量%までを部分重合させて部分重合粘着テー
プとし、この部分重合粘着テープ間に非粘着性の柔軟性
基材を挟み込んで、該部分重合粘着テープを貼り合わ
せ、その後、重合を完結させるものである。
【0012】また、剥離性の表面を有する2枚の離型基
材に、それぞれアクリル酸エステルを主成分とする光反
応性組成物を塗工後、光照射により、これら光反応性組
成物中の全モノマーの40重量%から98重量%までを
部分重合させて部分重合粘着テープとし、この部分重合
粘着テープ間に非粘着性の柔軟性基材を挟み込んで、該
部分重合粘着テープを貼り合わせ、その後、そのままの
状態、離型基材を片面だけ剥がした状態もしくは離型基
材を両面とも剥がした状態で重合を完結させ、完結後、
離型基材を両面とも剥がした両面粘着テープ本体のみを
巻回するものである。
【0013】さらに、上記製造方法において、炭素数1
〜14のアルキル基を有するアクリル酸アルキルエステ
ルおよびメタクリル酸アルキルエステルからなる群から
選択される少なくとも1種のアクリレート系モノマー6
0〜98重量部、および該アクリレート系モノマーと共
重合可能なビニル系モノマー2〜40重量部のモノマー
組成物と、該モノマー組成物100重量部に対し、0.
1〜5重量部の光重合開始剤とを主成分として含有する
光反応性組成物を用いるものである。
【0014】本発明で使用する光反応性組成物のうち、
モノマー主成分は、公知の光重合アクリル粘着剤の合成
に用いられるものであり、具体的には炭素数1〜14の
アルキル基を有するアクリル酸アルキルエステルおよび
メタクリル酸アルキルエステルからなる群から選択され
る少なくとも1種のアクリレート系モノマー60〜98
重量部および、該アクリレート系モノマーと共重合可能
なビニル系モノマー2〜40重量部を含むものである。
【0015】アクリレート系モノマーとしては、アルキ
ル基の炭素数1〜14、好ましくは4〜12のアクリル
酸アルキルエステルまたはメタクリル酸アルキルエステ
ルが用いられ、具体例としては、(メタ)アクリル酸n
−ブチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、
(メタ)アクリル酸イソオクチル、(メタ)アクリル酸
イソノニルなどを挙げることができる。
【0016】これらは、それぞれ単独で、または2種以
上を組み合わせて用いる。粘着性と凝集性のバランスな
どから、通常、ホモポリマーのガラス転移温度が−50
℃以下のアクリル酸アルキルエステルを主成分とし、コ
モノマーとして、低級アルキル基の(メタ)アクリル酸
エステルや下記のビニル系モノマーを用いることが好ま
しい。
【0017】また、アクリレート系モノマーと共重合可
能なビニル系モノマーとしては、カルボキシル基のよう
な極性基や中極性の官能基を有することにより粘着剤と
しての界面接着力を高める一方、接着性に悪影響するよ
うな過剰な多官能不飽和化合物成分を含まない、しかも
低蒸発性のものが好ましい。蒸発性の高いものは光重合
の際に表層部と内部との組成差を生み、性能低下を引き
起こすため好ましくない。
【0018】このような要求品質を満たすものとしては
カルボキシエチルアクリレート、ω−カルボキシポリカ
プロラクトンモノアクリレート、コハク酸モノヒドロキ
シエチルアクリレート、2−アクリロキシエチルヘキサ
ヒドロフタル酸、β−アクリロキシエチルハイドロジェ
ンサクシネートがある。上記に挙げた極性モノマーのう
ち特にカルボキシエチルアクリレートは、上記の要求性
能を満足するのみならず、重合性が高いので好ましい。
その他の使用に適するモノマーはアクリル酸、イタコン
酸、ビニルピロリドン、アクリロイルモルフォリン、ア
クリルアミド、アルキルアミノエチル(メタ)アクリレ
ート等である。
【0019】また、粘性の付与と、中極性をポリマー中
に導入することによる界面接着力を向上させるために、
例えば、イソボルニルアクリレート、テトラヒドロフル
フリルアクリレート、ポリエチレングリコールアクリレ
ート、ポリプロピレングリコールアクリレート、フッ素
アクリレート、シリコンアクリレートなどのビニル系モ
ノマーも用いることができる。ただし、このビニル系モ
ノマーの添加量は、前記したビニル系モノマー100重
量部に対して2〜20重量部の範囲で用いなければなら
ない。これ以上の添加は接着力には好ましい効果を与え
るが、粘着剤のガラス転移温度を高め低温時のタッキネ
スを低下させるからである。
【0020】本発明で使用する光反応性組成物のうち、
光重合開始剤としては、例えば、4−(2−ヒドロキシ
エトキシ)フェニル(2−ヒドロキシ−2−プロピル)
ケトン〔ダロキュア2959:チバガイギー社製〕;α
−ヒドロキシ−α,α’−ジメチル−アセトフェノン
〔ダロキュア1173:チバガイギー社製〕;メトキシ
アセトフェノン、2,2−ジメトキシ−2−フェニルア
セトフェノンなどのアセトフェノン系;ベンゾインエチ
ルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテルなどのベ
ンゾインエーテル系;ベンジルジメチルケタールなどの
ケタール系;その他、ハロゲン化ケトン、アシルホスフ
ィノキシド、アシルホスフォナートなどの単官能光重合
開始剤を挙げることができる。
【0021】その配合に好ましい添加量は、前記モノマ
ー成分100重量部に対して、0.1〜5重量部程度で
ある。光照射時のランプ強度が一定条件の場合、得られ
るポリマーの分子量は添加する開始剤量の平方根に反比
例する。言い換えれば目的の粘着剤ポリマー分子量は光
重合開始剤の量で制御できる。
【0022】本発明の光重合性組成物においては、耐熱
性や高温での凝集力などを付与するために、上記の光重
合開始剤と共に、多官能ビニル化合物を架橋剤として含
有させるのが好ましい。
【0023】このような架橋剤としては、例えば、ヘキ
サンジオールジ(メタ)アクリレート、(ポリ)エチレ
ングリコールジ(メタ)アクリレート、(ポリ)プロピ
レングリコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチル
グリコールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリト
ールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパン
トリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ
(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ
(メタ)アクリレート、その他エポキシアクリレート、
ポリエステルアクリレート、ウレタンアクリレートなど
がある。
【0024】かかる架橋剤は、一般に、前記モノマー成
分100重量部に対して、5重量部以下含有させること
により、光重合反応の過程で重合体分子間に架橋結合が
生じ、粘弾性製品の耐熱性が向上する。粘弾性製品が両
粘着テープの場合には、高温での凝集力が増加し、高
温での保持力が向上する。
【0025】曲面を有する被着体に対する両面粘着テー
プの剥がれ抵抗性は、主にその粘着剤の架橋度に依存し
ており、ゲル分率として70%以下の場合においてこの
性能が発揮される。
【0026】また、高温領域での剪断方向の荷重に対す
る剥がれ抵抗性は、粘着剤のゲル分率が50%以上の場
合に高性能となる。
【0027】従って、一般には、このレベルのゲル分率
となるように架橋剤添加量が配合設計される。
【0028】もちろんある特定の用途の場合には設計す
べきゲル分率のレベルが上記の場合と異なる場合もあ
る。
【0029】また、本発明においては、光重合性組成物
に、粘着付与樹脂を配合してもよい。
【0030】ここで用いられるものとしては、ロジン系
樹脂、変成ロジン系樹脂、テルペン樹脂、テルペンフェ
ノール樹脂、芳香族変成テルペン樹脂、C5 及びC9 系
石油樹脂、クマロン樹脂等がある。
【0031】また、本発明においては、光重合性組成物
に、増粘剤やチキソトロープ剤、増量剤や充填剤などの
通常用いられる添加剤を配合してもよい。
【0032】増量剤としては、炭酸カルシウム、酸化チ
タン、クレーなどがある。
【0033】充填剤としては、ガラスバルン、アルミナ
バルン、セラミックバルンなどの無機中空体;ナイロン
ビーズ、アクリルビーズ、シリコンビーズなどの有機球
状体;塩化ビニリデンバルン、アクリルバルンなどの有
機中空体;ポリエステル、レーヨン、ナイロンなどの単
繊維などがある。
【0034】本発明で使用する離型基材としては、部分
重合した光反応性組成物を柔軟性基材に対して転写でき
る程度の離型性があれば特に限定されるものではなく、
通常は、離型性表面を有する紙やポリエチレンテレフタ
レートなどを用いることができる。
【0035】本発明で使用する非粘着性の柔軟性基材と
しては、両面粘着テープの基材としてロール状に巻いた
り、巻き戻したりできるだけの柔軟性があり、フィルム
状またはシート状のものであれば特に限定されるもので
はなく、例えば、布、織布、不織布、プラスチックフィ
ルムおよびシート、プラスチックの発泡体などが挙げら
れる。また、この柔軟性基材に透明性が要求される場合
には、ポリエチレンテレフタレート、酢酸セルロース、
延伸ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、
レーヨン、アクリル、ナイロンなどの透明なプラスチッ
クフィルム、シートあるいは不織布を用いることが好ま
しい。さらに、この柔軟性基材に透明性が要求されない
場合には、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのフォー
ムシートなどを用いることができる。
【0036】具体的に、非粘着性の柔軟性基材として用
いられる布としては、綿布、スフ布などが挙げられる。
非粘着性の柔軟性基材として用いられる織布としては、
ビニロン、テトロン、ナイロン、およびポリオレフィン
樹脂のヤーンの織布などが挙げられる。非粘着性の柔軟
性基材として用いられる不織布としては、ビニロン、テ
トロン、ナイロン、ポリオレフィン、芳香族のポリアミ
ド繊維およびガラスの不織布などが挙げられる。
【0037】また、非粘着性の柔軟性基材として用いら
れるプラスチックフィルムおよびシートとしては、セロ
ハン、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリエチレン、
ポリプロピレン、アセテート、ポリイミド、フッ素樹
脂、ポリカーボネート、ナイロン、ポリウレタン、ポリ
ブチレン、ポリビニルアルコール−アクリル系の樹脂な
どのフィルムおよびシートが挙げられる。
【0038】さらに、非粘着性の柔軟性基材として用い
られるプラスチックの発泡体としては、ポリエチレン、
ポリプロピレンなどのポリオレフィン、ポリスチレン、
ポリ塩化ビニル、クロロプレン、ブチルなどのゴム、ア
クリル、EVA、ABS、ナイロン、ビスコーススポン
ジ、ウレタン、フェノール、ユリア、シリコン、および
エポキシの発泡体などが挙げられる。
【0039】次に、上記光反応性組成物による両面粘着
テープの製造方法について述べる。
【0040】まず、図1に示すように、剥離性の表面を
有する2枚の離型基材10に、それぞれロールコーター
2で光反応性組成物11を塗工する。
【0041】次に、これら光反応性組成物11にそれぞ
れ光照射3をして、該光反応性組成物11の全モノマー
40重量%から98重量%までを部分重合させ、部分
重合粘着テープ12とし、この部分重合粘着テープ12
間に非粘着性の柔軟性基材13を挟み込んで、該部分重
粘着テープ12を貼り合わせ、その後、重合を完結さ
せる。この際、モノマーが残存した状態であると、臭い
の原因や被着体の汚染原因となるので例えば99.5%
以上の実質的な重合完結がなされるのが好ましい。
【0042】重合を完結させる方法としては、非粘着性
柔軟性基材13が光透過性であって、かつ、離型基材
10のいずれかが光透過性である場合には、そのまま離
型基材10の表面から光照射してもよい。また、離型基
材10が光透過性でない場合には、図1に示すように、
一方の離型基材10を剥がしてその露出面から光照射3
してもよい。ただし、この場合、挿入される非粘着性の
柔軟性基材13は、再度の光照射3の際に光エネルギー
がこの非粘着性の柔軟性基材13を介した反対側の光反
応性組成物層まで到達できる様に十分な光透過性を有す
るものでなければならない。さらに、光重合によらない
場合には、熱重合などの手段により重合を完結させても
よい。
【0043】ここで部分重合される度合いであるモノマ
ー転化率は、原液のビニル化合物量の40重量%から
8重量%以下とされる必要がある。98重量%よりも転
化率が高い場合には部分重合テープ12の貼り合わせが
不十分になる。特に、この部分重合した光反応性組成物
11の間には、非粘着性の柔軟性基材13を挟み込むの
で、この部分重合率の制御は重要となり、98重量%よ
りも高い転化率では、この部分重合した光反応性組成物
11と非粘着性の柔軟性基材13との間のアンカー力が
低い事による接着破壊が生じるので好ましくない。な
お、重合を完結させる方法として一方の離型基材10を
剥がした上で光照射3する場合は、モノマー転化率を原
液のビニル化合物量の40重量%以上とする。これより
も低い場合には、部分重合粘着テープ12からの離型基
材10の剥離が困難となる場合があるからである。
【0044】なお、光照射3に用いられるランプの種類
としては、光重合開始剤の吸光波長と同じ領域の光波長
を発光するものが用いられ、その例としては低圧水銀
灯、中圧水銀灯、高圧水銀灯、超高圧水銀灯、ケミカル
ランプ、ブラックライトランプ、マイクロウェーブ励起
水銀灯、メタルハライドランプ等が用いられる。この中
でも超高圧水銀灯は光重合開始剤の活性波長領域の光を
効率よく発光し、得られる高分子の粘弾性的性質を架橋
により低下させるような短波長の光や、反応組成物を加
熱蒸発させるような長波長の光を多く発光しないために
好ましい。
【0045】反応効率は用いる光開始剤の活性波長領域
の波長光を有するランプを用いるのが好ましいが、この
点ではケミカルランプが上記光開始剤の活性波長領域の
波長を有する光を発光するので効果的である。
【0046】上記ランプによる光反応性組成物11への
照射強度は、得られるポリマーの重合度を左右する因子
であり目的製品の性能毎に適宜制御されるのであるが、
通常のアセトフェノン基を有する開裂型の開始剤を配合
した場合、その範囲は0.1〜100mW/cm2 が好
ましい。
【0047】このようにして得られる両面粘着テープ1
は、光重合を利用して粘着剤層14の離層あるいは裏移
りの原因となる溶媒あるいは残留モノマーなどを殆ど含
まない両面粘着テープ1とすることができる。そのた
め、両面粘着テープ1は、図1に示すように、通常、粘
着剤層14の片面側に離型基材10を付けたままの状態
で、該離型基材10とともに巻回されて商品となされる
が、図2に示すように、この離型基材10を剥離した
後、両面粘着テープ1の粘着剤層14の部分のみを巻回
して商品化することができる。
【0048】また、このように、粘着剤層14のみを巻
回して商品化する場合、図3に示すように、再度の光照
射3の前に、両面の離型基材10を剥離して両面から光
照射3を行ってもよい。この場合、離型基材10および
非粘着性の柔軟性基材13ともに光透過性が必要となら
ない。
【0049】さらに、離型基材10および非粘着性の
軟性基材13ともに光透過性がある場合には、再度の光
照射3の後に、離型基材10を剥がして粘着剤層14の
みを巻回してもよい。
【0050】このようにして得られる両面粘着テープ1
の厚みは、50μmから、最大3000μmまでの両面
粘着テープ製造が可能である。
【0051】なお、離型基材10に塗布される光反応性
組成物11は、同じものであってもよいが、それぞれ異
なるものを塗布して両面の接着性能が異なる両面粘着
ープ1を製造することもできる。特に、離型基材10を
いずれの面にも有さない両面粘着テープの場合には、そ
れぞれの重合組成を変えて、相接する面の接着性能を変
える手段が有効ある。
【0052】
【作用】本発明の両面粘着テープ製造方法によると、粘
着性能を規定するポリマー構造は既に部分的に重合され
た光反応初期に形成されている。そのため、初期重合時
にイナートガス雰囲気の接触界面であった部分重合粘着
テープの表面間に非粘着性の柔軟性基材を挟み込んで、
該部分重合粘着テープを貼り合わせ、その後、重合を完
結させることで、イナートガス雰囲気との接触界面でな
かった面を、両面粘着テープの粘着面として製造するこ
とができる。
【0053】また、離型基材上で形成した部分重合粘着
テープを貼り合わせることで、安定した厚みの両面粘着
テープを製造することができる。
【0054】さらに、光反応性組成物の塗布から両面
テープの製造までの工程を連続的に行うことができ
る。
【0055】
【実施例】以下、本発明に係る実施例と、これらの比較
対象となる比較例とを示し、本発明について優れている
所以を明らかにする。
【0056】
【実施例1】(1)光反応性組成物の調整 2−エチルヘキシルアクリレート95g、アクリル酸5
g、イルガキュア184(チバガイギー社製商品名)
0.2g、ヘキサンジオールジアクリレート0.05
g、アクリルゴム3gを混合攪拌し、光反応性組成物を
得た。
【0057】B型粘度計で測定した粘度は1000cp
sであった。 (2)両面粘着テープの製造 上記光反応性組成物を、剥離性の表面を有する離型紙に
50μmの厚みとなるように2ロールコーターで塗布し
た。ついで、重合熱を取り除くために表面温度を5℃に
制御したステンレス板に、上記離型紙を接触させなが
ら、酸素濃度200ppmの窒素雰囲気内でケミカルラ
ンプを光源として8mW/cm2 の光強度で20秒間光
照射し、部分重合テープを得た。得られた部分重合粘着
テープの転化率は90重量%であった。別ラインで上記
と同条件で部分重合粘着テープを作製し、これら部分重
粘着テープ間にセルロース不織布を挟んで張り合わせ
た後、一方の部分重合粘着テープの離型紙を剥がし、こ
の表面から更に8mW/cm2 の光強度で45秒間、酸
素濃度200ppmの窒素雰囲気内で光照射し、両面
テープを得た。 (3)性能評価 得られた両面粘着テープのSP粘着力と保持力とを、J
IS Z 1528に準じて測定した。ただし、保持力
は、温度80℃で測定した。
【0058】その結果、両面粘着テープの表面のステン
レスプレートに対する粘着力は25mm幅で1800
g、裏面も1790gで実質上同じであった。また、サ
ンプル間の粘着力のばらつきは、±100g以内であっ
た。さらに、80℃での保持力を測定したところ表裏共
に、100時間以上重りが落下しなかった。
【0059】
【実施例2】離型紙に、それぞれ500μmの厚みで光
反応性組成物を塗布した以外は、実施例1と同じ方法で
両面粘着テープを製造し、得られた両面粘着テープのS
P粘着力と保持力とを、同様に測定した。
【0060】その結果、両面粘着テープの粘着力は表裏
共に25mm幅で3500gで表裏とも実質上同じであ
った。また、サンプル間の粘着力のばらつきは、±10
0g以内であった。さらに、80℃での保持力も表裏共
に100時間以上重りが落下しなかった。
【0061】
【実施例3】部分重合粘着テープの両方の離型紙を剥が
し、これら離型紙を剥がした両面から光照射を行った以
外は、上記実施例1と同じ方法で両面粘着テープを製造
し、得られた両面粘着テープのSP粘着力と保持力と
を、同様に測定した。
【0062】その結果、両面粘着テープの粘着力は表裏
共に25mm幅で1800gで表裏とも実質上同じであ
った。また、サンプル間の粘着力のばらつきは、±10
0g以内であった。さらに、80℃での保持力も表裏共
に100時間以上重りが落下しなかった。
【0063】
【実施例4】セルロース不織布の代わりにポリエチレン
テレフタレートフィルムを用いた以外は、上記実施例3
と同じ方法で両面粘着テープを製造し、得られた両面
テープのSP粘着力と保持力とを、同様に測定した。
【0064】その結果、両面粘着テープの粘着力は表裏
共に25mm幅で1900gで表裏とも実質上同じであ
った。また、サンプル間の粘着力のばらつきは、±10
0g以内であった。さらに、80℃での保持力も表裏共
に100時間以上重りが落下しなかった。
【0065】
【実施例5】セルロース不織布の代わりに厚み1mmの
アクリルフォームを用いた以外は、上記実施例3と同じ
方法で両面粘着テープを製造し、得られた両面粘着テー
プのSP粘着力と保持力とを、同様に測定した。
【0066】その結果、両面粘着テープの粘着力は表裏
共に25mm幅で4000gで表裏とも実質上同じであ
った。また、サンプル間の粘着力のばらつきは、±20
0g以内であった。さらに、80℃での保持力も表裏共
に100時間以上重りが落下しなかった。
【0067】
【実施例6】離型紙の代わりにポリエチレンテレフタレ
ートフィルムを用いた以外は、上記実施例3と同じ方法
で両面粘着テープを製造し、得られた両面粘着テープの
SP粘着力と保持力とを、同様に測定した。
【0068】その結果、両面粘着テープの粘着力は表裏
共に25mm幅で2000gで表裏とも実質上同じであ
った。また、サンプル間の粘着力のばらつきは、±10
0g以内であった。さらに、80℃での保持力も表裏共
に100時間以上重りが落下しなかった。
【0069】
【実施例7】2−エチルヘキシルアクリレート87g、
Nービニルピロリドン8g、アクリル酸5g、イルガキ
ュア184(チバガイギー社製商品名)0.2g、ヘキ
サンジオールジアクリレート0.05g、アクリルゴム
3gを混合攪拌し、光反応性組成物を得た。
【0070】B型粘度計で測定した粘度は1000cp
sであった。
【0071】一方のラインで作製する部分重合粘着テー
プの光反応性組成物として上記光反応性組成物を用い、
他方のラインで作製する部分重合テープの光反応性組成
物として実施例1のものを用いた以外は、実施例3と同
じ方法で両面粘着テープを製造し、得られた両面粘着
ープのSP粘着力と保持力とを、同様に測定した。
【0072】その結果、両面粘着テープの粘着力は25
mm幅で1900gと1800gとで表裏とも実質上同
じであった。また、サンプル間の粘着力のばらつきは、
±100g以内であった。さらに、80℃での保持力も
表裏共に100時間以上重りが落下しなかった。
【0073】
【比較例1】剥離性表面を有する離型紙上にセルロース
不織布を重ね、さらにその上から実施例1と同じ光反応
性組成物を2ロールコーターで130μmの厚みとなる
ように塗布した。この状態で、光反応性組成物の一部
は、セルロース不織布を通過して該セルロース不織布と
離型紙との間に浸入し、該セルロース不織布の両面に光
反応性組成物が塗布された状態となった。
【0074】そして、この塗布表面に、酸素濃度200
ppmの窒素雰囲気下で、8mW/cm2 の光強度で7
5秒光照射し、両面粘着テープを得た。得られた両面
テープのSP粘着力と保持力とを、実施例1と同様に
測定した。
【0075】その結果、両面粘着テープの粘着力は25
mm幅で、表面側が2000g、裏面側が1200gと
大きな差があり、しかも表面側の粘着力の変動率は40
%と大きかった。
【0076】80℃保持力も、裏面は100時間以上で
も重りの落下はなかったのに対し、表面は10時間以下
で重りが落下した。
【0077】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、初
期重合時にイナートガス雰囲気との接触界面でなかった
面を、両面粘着テープの粘着面として製造することがで
きるので、接着能力に優れた両面粘着テープを得ること
ができる。
【0078】また、離型基材上で形成した部分重合粘着
テープを貼り合わせることで、安定した厚みの両面粘着
テープを製造することができるので、特に離型基材を有
さない高性能の両面粘着テープを安定的に製造すること
ができる。
【0079】さらに、光反応性組成物の塗布から両面
テープの製造までの工程を連続的に行うことができる
ので、効率良く両面粘着テープを製造することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】両面粘着テープの製造方法の一例を示す製造ラ
イン図である。
【図2】両面粘着テープの製造方法の他の実施例を示す
製造ライン図である。
【図3】両面粘着テープの製造方法のさらに他の実施例
を示す製造ライン図である。
【符号の説明】
1 両面粘着テープ 10 離型基材 11 光反応性組成物 12 部分重合粘着テープ 13 非粘着性の柔軟性基材 14 粘着剤層(両面粘着テープ本体) 3 光照射

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 剥離性の表面を有する2枚の離型基材
    に、それぞれアクリル酸エステルを主成分とする光反応
    性組成物を塗工後、光照射により、これら光反応性組成
    物中の全モノマーの40重量%から98重量%までを部
    分重合させて部分重合粘着テープとし、この部分重合
    テープ間に非粘着性の柔軟性基材を挟み込んで、該部
    分重合粘着テープを貼り合わせ、その後、重合を完結さ
    せることを特徴とする両面粘着テープの製造方法。
  2. 【請求項2】 剥離性の表面を有する2枚の離型基材
    に、それぞれアクリル酸エステルを主成分とする光反応
    性組成物を塗工後、光照射により、これら光反応性組成
    物中の全モノマーの40重量%から98重量%までを部
    分重合させて部分重合粘着テープとし、この部分重合
    テープ間に非粘着性の柔軟性基材を挟み込んで、該部
    分重合粘着テープを貼り合わせ、その後、そのままの状
    態、離型基材を片面だけ剥がした状態もしくは離型基材
    を両面とも剥がした状態で重合を完結させ、完結後、離
    型基材を両面とも剥がした両面粘着テープ本体のみを巻
    回することを特徴とする両面粘着テープの製造方法。
  3. 【請求項3】光反応性組成物が、炭素数1〜14のアル
    キル基を有するアクリル酸アルキルエステルおよびメタ
    クリル酸アルキルエステルからなる群から選択される少
    なくとも1種のアクリレート系モノマー60〜98重量
    部、および該アクリレート系モノマーと共重合可能なビ
    ニル系モノマー2〜40重量部のモノマー組成物と、該
    モノマー組成物100重量部に対し、0.1〜5重量部
    の光重合開始剤とを主成分として含有するものである請
    求項1または2記載の両面粘着テープの製造方法。
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