JPH09320256A - データ記憶装置 - Google Patents

データ記憶装置

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JPH09320256A
JPH09320256A JP13610496A JP13610496A JPH09320256A JP H09320256 A JPH09320256 A JP H09320256A JP 13610496 A JP13610496 A JP 13610496A JP 13610496 A JP13610496 A JP 13610496A JP H09320256 A JPH09320256 A JP H09320256A
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    • G11C7/16Storage of analogue signals in digital stores using an arrangement comprising analogue/digital [A/D] converters, digital memories and digital/analogue [D/A] converters 
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C2207/00Indexing scheme relating to arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C2207/16Solid state audio

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  • Read Only Memory (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路構成を複雑化することなく、不揮発性メ
モリの各ブロック毎に、データを選択的に記憶・読み出
しできるデータ記憶装置を提供する。 【解決手段】 制御部7は、録音キー3aまたは再生キ
ー3bが押下されると、まず、フリップフロップF1か
ら1パルスの再生指令信号PSを所定個数だけ出力し、
指定ブロックをアドレス制御部22に設定した後、フリ
ップフロップF2から録音指令信号RSを、あるいはフ
リップフロップF1から再生指令信号PSを出力する。
アドレス制御部22は、上記所定個数の再生指令信号に
従って、EEPROM25の指定ブロックに対するアド
レスを生成し、該指定ブロックに対して音声データの録
音再生を行う。また、制御部7は、音声データの再生中
に、再度、再生キー3bが押下されると、フリップフロ
ップF1から1パルスの再生指令信号PSを出力する。
アドレス制御部22は、上記再生指令信号PSを受信す
ると、アドレスを次のブロックにジャンプさせて再生対
象のブロックを1つ進める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声データや楽音
データ或いは画像データ等の各種データを記憶するデー
タ記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、外部からの音声信号あるいは
画像信号等のアナログ信号をデジタルデータに変換し
(A/D変換)、RAM等の半導体メモリに記憶させて
おき、必要に応じて上記RAMから読み出し、復号化
(D/A変換)して出力するデータ記憶装置が知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のデー
タ記憶装置では、1つの半導体メモリを1つの音声デー
タの録音再生装置、あるいは1つの画像(例えば、テレ
ビの1画面分の画像データ)の画像データ記憶装置とし
て使用する場合、音声データの録音および再生時、ある
いは、画像データの記憶および読み出し時には、半導体
メモリの最初のアドレスから順次アドレス指定すればよ
い。しかしながら、1つの半導体メモリを複数のブロッ
クに分けて、それぞれ選択的に録音再生する場合におい
ては、あるいは、それぞれのブロックに1画像ずつ画像
データを記憶させる場合においては、そのブロックの先
頭アドレスから順次アドレス指定しなければならない。
そのため、選択されたブロックの先頭アドレスデータを
アドレス制御部に送ってプリセットし、そのアドレスか
ら順次アドレスを更新していく必要があった。
【0004】一方、符号化されたデータをRAM等の揮
発性メモリに記憶したのでは、電池寿命や電池交換時、
あるいは停電地等において、記憶内容が消えてしまうの
で、EEPROM等の不揮発性メモリを用いることが考
えられる。しかしながら、これらの不揮発性メモリは、
例えば、1V程度で動作するCMOS回路に比較して、
動作させるための駆動電圧が極めて高い。このため、録
音再生や画像データの記憶読み出し等を制御する比較的
低電圧で動作する電子回路と、不揮発性メモリ等を含む
電子回路とを、それぞれ別々のチップで構成し、それぞ
れ異なった電圧で制御しなければならない。このよう
に、主要な回路部と不揮発性メモリ等を含む電子回路と
を別チップで構成し、かつ、上述したように、1つの不
揮発性メモリを複数のブロックに分け、それぞれ選択的
に録音再生する場合にあっては、各ブロックの先頭アド
レスを直接アドレス指定しなければならないので、アド
レスデータの入力端子として複数の端子が必要となり、
不揮発性メモリ等を含む電子回路のチップが大型化して
しまうという問題があった。
【0005】そこで本発明は、回路構成を複雑化するこ
となく、不揮発性メモリの各ブロック毎に、データを選
択的に録音・再生できるデータ記憶装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明によるデータ記憶装置は、データが記
憶される半導体メモリを内蔵する半導体チップと、この
半導体チップに内蔵された前記半導体メモリへのデータ
の書き込みを制御する記憶指令信号および前記半導体メ
モリに記憶されたデータの読み出しを制御する読出指令
信号を送出する制御回路とからなり、前記半導体チップ
は、更に、データが入力されるデータ入力端子と、前記
制御回路からの記憶指令信号が入力される記憶指令信号
入力端子と、前記制御回路からの読出指令信号が入力さ
れる読出指令信号入力端子と、前記半導体メモリのアド
レスを指定するアドレス指定手段と、前記記憶指令信号
入力端子から記憶指令信号が入力された際に前記アドレ
ス指定手段のアドレスを順次更新して前記データ入力端
子から入力されるデータを前記半導体メモリに記憶さ
せ、前記読出指令信号入力端子から読出指令信号が入力
される際に前記アドレス指定手段のアドレスを順次更新
して前記半導体メモリに記憶されているデータを読み出
す書き込み読み出し制御手段と、前記半導体メモリから
読み出されたデータを出力するデータ出力端子と、前記
書き込み読み出し制御手段によるデータの読み出し状態
において前記読出指令信号入力端子に再度読出指令信号
が入力されると、前記アドレス指定手段のアドレスをジ
ャンプさせるジャンプ制御手段とを具備することを特徴
とする。
【0007】また、上記目的達成のため、請求項2記載
の発明によるデータ記憶装置は、データが入力されるデ
ータ入力端子と、複数の記憶領域を有し、それぞれの記
憶領域に前記データ入力端子から入力されたデータが記
憶される不揮発性の半導体メモリと、記憶指令信号が入
力される記憶指令信号入力端子と、この記憶指令信号入
力端子から記憶指令信号が入力された際に前記データ入
力端子から入力されるデータを前記半導体メモリに記憶
させる記憶制御手段と、読出指令信号が入力される読出
指令信号入力端子と、この読出指令信号入力端子から読
出指令信号が入力される度に前記半導体メモリの前記複
数の記憶領域の1つを順次指定し、該指定した記憶領域
に記憶されているデータを読み出す読出制御手段とを備
え、前記読出指令信号によって前記半導体メモリの記憶
領域を指定する半導体チップと、前記複数の記憶領域の
うち、1つを指定する指定データを記憶する指定データ
記憶手段と、前記半導体チップの前記記憶指令信号入力
端子に記憶指令信号を出力する記憶指令出力手段と、前
記半導体チップの前記読出指令信号入力端子に前記指定
データ記憶手段に記憶されている指定データに応じた読
出指令信号を出力する読出指令信号出力手段とを備える
制御回路とを具備することを特徴とする。
【0008】また、上記目的達成のため、請求項3記載
の発明によるデータ記憶装置は、複数の記憶領域の各々
にデータを記憶する不揮発性の半導体メモリを内蔵する
半導体チップと、この半導体チップに内蔵された前記半
導体メモリへのデータの書き込みを制御する記憶指令信
号および前記半導体メモリに記憶されたデータの読み出
しを制御する読出指令信号を送出する制御回路とからな
り、前記半導体チップは、データが入力されるデータ入
力端子と、前記制御回路からの記憶指令信号が入力され
る記憶指令信号入力端子と、前記制御回路からの読出指
令信号が入力される読出指令信号入力端子と、前記半導
体メモリのアドレスを指定するアドレス指定手段と、前
記記憶指令信号入力端子から記憶指令信号が入力された
際に前記アドレス指定手段のアドレスを順次更新して前
記データ入力端子から入力されるデータを前記半導体メ
モリに記憶させ、前記読出指令信号入力端子から読出指
令信号が入力された際に前記アドレス指定手段のアドレ
スを順次更新して前記半導体メモリに記憶されているデ
ータを読み出す書き込み読み出し制御手段と、前記半導
体メモリから読み出されたデータを出力するデータ出力
端子と、前記書き込み読み出し制御手段によって前記半
導体メモリに記憶されたデータが読み出されている際に
前記読出指令信号入力端子に読出指令信号が入力される
と、前記アドレス指定手段のアドレスを次の記憶領域の
先頭アドレスにジャンプさせるジャンプ制御手段とを備
え、前記制御回路は、前記複数の記憶領域のうち、1つ
を指定する指定データを記憶する指定データ記憶手段
と、前記半導体チップの前記記憶指令信号入力端子に記
憶指令信号を出力する記憶指令信号出力手段と、前記半
導体チップの前記読出指令信号入力端子に読出指令信号
を出力する読出指令信号出力手段と、前記半導体チップ
の前記データ入力端子から入力されるデータを前記半導
体チップに記憶させる際には前記記憶指令信号出力手段
から記憶指令信号を出力する前に前記指定データ記憶手
段に記憶されている指定データに応じた数の読出指令信
号を前記読出指令信号出力手段から出力することによ
り、前記指定データに対応する記憶領域の先頭アドレス
を前記ジャンプ制御手段によってアドレス指定させる第
1の出力制御手段と、前記半導体チップの前記半導体メ
モリに記憶されたデータを読み出す際には前記指定デー
タ記憶手段に記憶されている指定データに応じた数の読
出指令信号を前記読出指令信号出力手段から出力するこ
とにより、前記指定データに対応する記憶領域の先頭ア
ドレスを前記ジャンプ制御手段によってアドレス指定さ
せる第2の出力制御手段とを具備することを特徴とす
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、携
帯用電子機器である電子腕時計等に適用した一実施例と
して、図面を参照して説明する。
【0010】A.本実施例の構成 A−1.ブロック構成 図1は本発明の一実施例による電子腕時計の構成を示す
ブロック図である。図において、本実施例の電子腕時計
は、時計機能、計算機機能、多数の名前・電話番号デー
タ等を記憶して表示するデータバンク機能、外部からの
音声をメモとして記憶して再生するメモ機能等を有し、
時計機能、計算機機能、データバンク機能等の処理回路
を備え、且つ、音声データの録音再生を制御する制御手
段を備えた、例えばC−MOS素子からなる1チップの
制御用集積回路1と、音声データ等が記憶される、例え
ばフラッシュEEPROMからなる不揮発性メモリおよ
び該不揮発性メモリおよびそのアドレスを制御するアド
レス制御手段を備えた1チップのメモリ制御集積回路2
とから構成されている。制御用集積回路1とメモリ制御
集積回路2とは、異なる駆動電圧で動作するが、同一の
バッテリから電源供給を受け、それぞれの集積回路内の
電源回路で必要な電圧を得るように構成されている。ま
た、制御用集積回路1とメモリ制御集積回路2とは、メ
モリ制御集積回路2が制御用集積回路1の制御に従って
不揮発性メモリに音声データを記憶したり、記憶されて
いる音声データを読み出すための指令信号を受信するた
め、再生指令信号入力端子T1および録音指令信号入力
端子T2を介して2本のラインによって電気的に接続さ
れている。
【0011】まず、制御用集積回路1およびその周辺回
路について説明する。キー入力部3は、各種データを入
力するためのテンキー、文字キー等(図示せず)を備え
ており、また、音声を録音するための録音スイッチ3
a、録音した音声データを再生する再生スイッチ3b、
および後述するEEPROM25の複数の記憶領域のブ
ロック(8つ)のうち、録音・再生を行うブロックを選
択するための選択キー(セレクトキー)3cを備えてい
る。該キー入力部3の各キーの入力信号は制御部7に送
られキー入力が検知される。
【0012】発振回路4は、所定周波数の基準クロック
を生成し、分周回路5に供給する。分周回路5は、上記
基準クロックを分周して、計時回路6、制御部7等の各
部を動作させるためのシステムクロック、各種タイミン
グクロックを生成して出力する。計時回路6は、分周回
路5からのタイミングクロックのうちの計時用の基準信
号である1秒信号に基づいて現在時刻(月日、曜日、時
分秒)を計時し、現在時刻データを制御部7に供給す
る。
【0013】制御部7は、後述するROM8に予め固定
的に記憶された所定のマイクロプログラムを実行するこ
とにより、当該電子腕時計の上述した各種機能を実現す
るCPU(中央処理回路)であり、特に、本実施例で
は、後述する処理により、後述するEEPROM25の
分割されたブロックに対しての音声データの録音・再生
等を行うプログラムを含む。具体的には、制御部7は、
選択キー3cが押下される度に、録音・再生を行うブロ
ックを1つずつ巡回させることにより、所望するブロッ
クを選択させ、録音スイッチ3aが押下されると、EE
PROM25の選択されたブロックにマイク23から入
力される音声の音声データを記憶し、さらに、再生スイ
ッチ3bが押下されると、EEPROM25の選択され
たブロックに記憶された音声データを再生する。なお、
各キーの操作と各部の詳細な動作については後述する。
【0014】ROM8は、上記制御部7によって実行さ
れるマイクロプログラムや各種初期パラメータを記憶す
る。また、RAM9は、上記制御部7によるプログラム
の実行に伴って生じる各種データを格納するレジスタや
ワーキングエリアとして用いられる。
【0015】ここで、図2は、RAM9のデータ構成を
示す概念図である。図2において、表示レジスタは、後
述するLCD表示器(液晶表示装置)14に各種データ
を表示するためのデータを記憶するレジスタである。レ
ジスタMは、音声データが記憶されるEEPROM25
の8つのブロックのうちユーザによって指定された録音
/再生ブロックを指定するためのレジスタである。次
に、レジスタLは、メモリ制御集積回路2において、後
述する上位アドレスカウンタ22fによってアドレス指
定されているブロックを示すレジスタである。制御用集
積回路1は、上記レジスタLを用いて、現在、メモリ制
御集積回路2のアドレス制御部22によってどのブロッ
クが指定されているかを知るようになっている。
【0016】レジスタTは、録音/再生時間(5秒)を
計時するタイマとして用いるタイマ用レジスタである。
フラグRは、音声を録音中であることを示すフラグであ
り、「1」の時には、後述するマイク23から入力され
た音声を符号化部(符号化回路)24を介して取り込
み、音声データとしてEEPROM25へ記憶させる。
また、フラグPは、音声データの再生中であることを示
すフラグであり、「1」の時には、EEPROM25か
ら読み出した音声データを後述する復合化部(復合化回
路)26を介して後述するスピーカ27により出力させ
る。更に、記憶領域Wは、計算機機能、データバンク機
能のデータを記憶する領域である。
【0017】次に、図1に戻り、ドライバ13は、制御
部7から供給される時刻、計算データ、名前・電話番号
データ、EEPROM25に記憶されている音声データ
に関する各種データをLCD(液晶)表示器14に表示
する。LCD表示器14は、ドットマトリクスやセグメ
ントタイプの電極からなり、時計モード時には、日付、
現在時刻を表示し、ブロック選択時には、後述する表示
例で示すように、日付、現在時刻、および選択されてい
るブロックを表示し、音声データの録音・再生時には、
少なくとも、日付、現在の時刻、および録音時間を表示
する(点滅表示)。
【0018】フリップフロップF1,F2は、各々、制
御部7の制御に従って出力レベルがオン/オフされる出
力Qを、それぞれ再生指令信号PSおよび録音指令信号
RSとして、メモリ制御集積回路2のアドレス制御部2
2に供給する。電源15は、共通のバッテリBTからの
供給電圧を制御用集積回路1を動作させるための駆動電
圧に変換し、上述した各部に供給する。
【0019】次に、メモリ制御集積回路2およびその周
辺回路について説明する。アドレス制御部22は、上述
した制御用集積回路1のフリップフロップF1から供給
される再生指令信号PSおよびフリップフロップF2か
ら供給される録音指令信号RSに従って、EEPROM
25の上位アドレス(ブロック指定アドレス)および下
位アドレス(ブロック内のアドレス)を生成するととも
に、EEPROM25のR/W(書き込み/読み出し)
信号を生成して、EEPROM25に供給する。
【0020】ここで、図3は、上記アドレス制御部22
の回路構成を示す回路図である。図3において、フリッ
プフロップF3は、再生指令信号PS(1パルス)がセ
ット端子Sに入力されると、セット(Q=1)され、該
出力QをAND(アンド)回路22aに供給する。AN
D回路22aは、上記フリップフロップF3の出力Qが
「1」のとき(再生中)、再度、再生指令信号PSが入
力されると、1パルス信号を出力し下位アドレスカウン
タ22dをリセット(クリア)するとともに、上位アド
レスを「1」だけインクリメントする。したがって、再
生状態に於いて再度、再生指令信号PSが入力される
と、そのブロックの再生状態が中止され、次のブロック
の音声データが再生対象となる。
【0021】OR(オア)回路22bは、上記フリップ
フロップF3の出力Qまたは録音指令信号RS(=R/
W信号:録音中は「1」)のいずれか一方が「1」とな
ると、すなわち、再生中または録音中であるとき、
「1」となる出力をAND回路22cに供給する。AN
D回路22cは、上記OR回路22bの出力が「1」の
とき、すなわち、再生指令信号PSが入力され、上記フ
リップフロップF3がセットされている間、または録音
指令信号RS(「1」)が入力されている間、言い換え
ると、再生中または録音中、後述する発振回路28から
のクロックφを下位アドレスカウンタ22dに供給す
る。
【0022】下位アドレスカウンタ22dは、上述した
ように、再生指令信号PSまたは録音指令信号RSが供
給されている間、すなわち、再生中または録音中、AN
D回路22cを介して供給されるクロックφをカウント
することにより、上位アドレスカウンタ(後述)で指定
される、EEPROM25のブロック内において、その
先頭アドレスから順次アドレスを更新(インクリメン
ト)する。また、下位アドレスカウンタ22dは、1ブ
ロックのカウントが終了すると、すなわち、1ブロック
の録音/再生が終了すると、キャリー信号CをOR回路
22eおよび上位アドレスカウンタ22fに供給する。
OR回路22eは、上記下位アドレスカウンタ22dの
キャリー信号Cまたは録音指令信号RSが供給される
と、「1」となる出力を上記フリップフロップF3のリ
セット端子Rに供給し、フリップフロップF3をリセッ
トする。
【0023】上位アドレスカウンタ22fは、前述した
ように、3ビットで構成されており、該3ビットでEE
PROM25の8つのブロックのうちの一つを指定する
ようになっている。該上位アドレスカウンタ22fは、
再生中に、再度、再生指令信号PSが入力されることに
より、AND回路22aの出力が「1」となると、その
出力をカウントし、再生/録音の対象となるブロックを
次のブロックに進める。また、上位アドレスカウンタ2
2fは、上述した下位アドレスカウンタ22dからキャ
リー信号Cが出力されると、すなわち、1ブロックの録
音/再生が終了すると、リセット(クリア)される。ア
ドレスデコーダ22gは、下位アドレスカウンタ22d
および上位アドレスカウンタ22fによるカウント値を
デコードし、EEPROM25のアドレスを指定する。
【0024】以下、キー入力部3の操作と関連させてア
ドレス指定を説明すると、 再生キー3bを押下すると、フリップフロップF1か
ら1パルスの再生指令信号PSが出力される(これにつ
いては後述する)。この結果、フリップフロップF3が
セットされ、下位アドレスカウンタ22dによってクロ
ックφがカウントされる。このとき、R/W信号(=録
音指令信号RS)は「0」であるので、EEPROM2
5では、アドレス指定されているブロックに記憶されて
いる音声データが読み出される。
【0025】音声データの再生中に、再度、再生キー
3bを押下すると、AND回路22aの出力が「1」と
なるので、下位アドレスカウンタ22dがリセット(ク
リア)され、そのブロックの再生が中止されるととも
に、上位アドレスカウンタ22fのカウント値が「1」
だけインクリメントされ、再生対象のブロックが次のブ
ロックとなり、該上位アドレスカウンタ22fで新たに
指定されたブロックの音声データが先頭アドレスから下
位アドレスカウンタ22dのカウント値によって順次読
み出される。
【0026】録音キー3aを押下すると、後述する処
理によって、上位アドレスカウンタ22fのカウント値
が選択キー3cで指定されたブロックになるまで、フリ
ップフロップF1から再生指令信号PSが出力された
後、フリップフロップF2から「1」となる録音指令信
号RSが出力される。この結果、フリップフロップF3
がリセットされ、下位アドレスカウンタ22dによって
クロックφがカウントされる。このとき、R/W信号
(=録音指令信号RS)は「1」であるので、EEPR
OM25では、上位アドレスカウンタ22fのカウント
値によってアドレス指定されているブロックに、音声デ
ータが下位アドレスカウンタ22dのカウント値によっ
て順次記憶される。
【0027】次に、図1に戻り、マイク23は、ユーザ
の音声を集音し、音声信号を符号化部24に供給する。
符号化部24は、増幅器、フィルター、AーD(アナロ
グーデジタル)変換回路(いずれも図示せず)等を備
え、音声信号をデジタルデータ(音声データ)に変換
し、EEPROM25に供給する。復号化部26は、ア
ドレス制御部22によってアクセスされたEEPROM
25のブロックの記憶領域から供給される音声データを
アナログ信号に変換し、スピーカ27によって音声とし
て出力する。
【0028】EEPROM25は、全体として約2M
(メガ)ビットのフラッシュメモリからなり、8つのブ
ロック25a乃至25hを有し、それぞれ音声データを
5秒間記憶できる。EEPROM25のアドレスカウン
タは、上述したように、上位3ビットの上位アドレスカ
ウンタ22fと、下位アドレスカウンタ22dとに別れ
ており、上位3ビットによって各ブロックが指定され
る。つまり、「000」で1番目のブロック、「00
1」で2番目のブロック、「010」で3番目、……、
「111」で8番目のブロックが指定される。マイク2
3、符号化部24を介して取り込まれた音声データは、
アドレス制御部22によるアクセスに従って、所定のブ
ロックに順次記憶される。発振回路28は、EEPRO
M25等を動作させるための所定のタイミングクロッ
ク、クロックφ等を生成し、アドレス制御部22、EE
PROM25等の各部へ供給する。電源(電源回路)2
9は、共通のバッテリBTからの供給電圧をメモリ制御
集積回路2を動作させるための駆動電圧に変換し上述し
た各部に供給するもので、例えば、録音及び再生動作を
行なっていない時には発振回路28やEEPROM25
には電源供給を行なわず、録音時及び再生動作時に電源
供給を行なう。この為に、例えばアドレス制御部22
の、録音時及び再生動作時に「1」信号が出力されるオ
ア回路22bの出力信号が供給されるようになってい
る。
【0029】A−2.外観構成 図4は上述した電子腕時計の外観構成を示す模式図であ
る。図4において、時計ケース30の前面には、日付、
時刻、各種データ(画像データ)を表示する表示装置と
してLCD(液晶)表示器14が設けられている。時計
ケース30は、バンド31,32によって腕に装着され
る。また、LCD表示器14は、ガラス33によって保
護されている。LCD表示器14の下部には、音声を入
力するためのマイク23および録音した音声データを再
生するためのスピーカ27が設けられている。さらに、
LCD表示器14の下部には、音声の録音開始を指示す
るための録音キー3aおよび録音した音声データの再生
を指示するための再生キー3bが設けられている。ま
た、図示しないが時計ケース30の側方には選択キー3
cが設けられている。
【0030】B.本実施例の動作 次に、上述した実施例による電子腕時計の動作について
説明する。なお、時計機能、計算機能、データバンク機
能については、従来と同様であるので、その説明は省略
し、以下では、音声データのEEPROM25に対する
録音/再生動作について説明する。
【0031】(1)メイン処理 図5は、本実施例のメイン動作を説明するためのフロー
チャートである。まず、ステップS10でキー入力部3
で何らかのキーが押下されたか否かを判断し、何らかの
キーが押下されたことが検出されると、ステップS12
に進む。ステップS12では、押下されたキー(録音キ
ー3a、再生キー3b、選択キー3c、他のキー)に応
じて、後述するキー処理を行う。一方、キー入力がない
場合には、ステップS14に進み、録音フラグRが
「1」であるか否かを判断し、録音フラグRが「1」の
場合、すなわち、録音中である場合には、ステップS1
6に進む。
【0032】以下、ステップS16〜S20は録音中に
おける処理であり、まず、ステップS16では、タイマ
Tを「1(秒)」だけインクリメントすることで、録音
時間を計時し、ステップS18で、タイマTが「5
(秒)」に達したか否かを判断する。そして、タイマT
が「5(秒)」に達していなければ、ステップS30に
進み、表示処理を行う。一方、タイマTが「5(秒)」
に達した場合、すなわち、5秒間の録音(1ブロック分
の録音)が終了すると、ステップS20に進み、フリッ
プフロップF2をリセットするとともに、録音フラグR
およびアドレス指定されているブロックを示すレジスタ
Lを「0」とし、録音処理を終了する。その後、ステッ
プS30で表示処理を行う。
【0033】また、ステップS14において、録音フラ
グRが「1」でない場合、すなわち録音中でない場合に
は、ステップS22に進む。以下、ステップS22〜S
28は録音中における処理であり、まず、ステップS2
2では、再生フラグPが「1」であるか否かを判断し、
再生フラグPが「1」でない場合、すなわち、再生中で
ない場合には、前述したステップS30に進み、表示処
理を行う。一方、再生フラグPが「1」の場合、すなわ
ち、再生中である場合には、ステップS24に進み、タ
イマTを「1(秒)」だけインクリメントすることで、
再生時間を計時し、ステップS26で、タイマTが「5
(秒)」に達したか否かを判断する。そして、タイマT
が「5(秒)」に達していなければ、ステップS30に
進み、表示処理を行う。
【0034】一方、タイマTが「5(秒)」に達した場
合、すなわち、5秒間の再生(1ブロック分の再生)が
終了すると、ステップS28に進み、再生フラグPおよ
びアドレス指定されているブロックを示すレジスタLを
「0」とし、再生処理を終了する。その後、ステップS
30で表示処理を行う。
【0035】(2)キー処理 次に、図6は、本実施例のキー処理の動作を説明するた
めのフローチャートである。以下では、録音/再生対象
となるブロックを指定するブロック指定処理、指定され
たブロックに音声データを記憶する録音処理、ならび
に、指定されたブロックに記憶されている音声データを
再生する再生処理について説明する。
【0036】a.ブロック指定処理 以下に述べるステップS40およびS42は、録音/再
生対象とする、EEPROM25のブロックを指定する
ための処理であり、まず、ステップS40において、上
述したステップS10において操作されたキーが選択キ
ー3cであるか否かを判断する。そして、選択キー3c
が押下された場合には、ステップS42で、選択指定さ
れたブロックを示すレジスタMを「1」だけインクリメ
ントし、録音/再生の対象となるブロックを1つ進め
る。そして、当該処理を終了し、前述したメイン処理に
戻る。
【0037】このように、選択キー3cを押下する度
に、レジスタMの値がインクリメントされ、指定するブ
ロックを1つずつ進めることができる。例えば、選択キ
ー3cを操作することで、6番目のブロックが指定され
たとすると(M=6)、この場合、図7に示すように、
録音日時(日付、時刻、曜日)、記憶済みブロック、被
選択(指定されている)ブロックをLCD表示器に表示
する。図示の例では、点灯している矩形部(図示の6番
目のブロック)が録音対象として指定されたブロックで
ある。なお、現時点では、上位アドレスカウンタ22f
の値は、「000」で1番目のブロックを指定してお
り、レジスタLの値は「0」である。
【0038】b.録音処理 以下に述べるステップS44〜S56は、録音キー3a
が押下されたときの録音処理であり、上記ステップS4
0で、選択キー3cが押下されていないと判断された場
合には、ステップS44に進み、録音キー3aが押下さ
れたか否かを判断する。そして、録音キー3aが押下さ
れた場合には、ステップS46に進み、録音フラグRが
「1」であるか否か、すなわち、録音中であるか否かを
判断する。ここで、録音中でない場合には、ステップS
48に進み、フリップフロップF1をセット/リセット
し、再生指令信号PS(1パルス)を送出する。これに
より、フリップフロップF3がセットされる。
【0039】次に、ステップS50で、レジスタLの値
とレジスタMの値とが等しいか否かを判断する。この場
合、上述したように、レジスタLの値は「0」であり、
レジスタMの値は「6」であるので、ステップS52に
進み、レジスタLの値を「1」だけインクリメントし、
2番目のブロックを指定させた後、ステップS48に戻
る。以下、レジスタLの値とレジスタMの値とが等しく
なるまで、ステップS48、ステップS52を繰り返
し、その都度、フリップフロップF1をセット/リセッ
トすることで、再生指令信号PS(1パルス)を送出さ
せる。この結果、ステップS48が実行される度に、A
ND回路22aの出力が「1」となるので、上位アドレ
スカウンタ22fのカウント値が順次インクリメントさ
れ、指定しているブロックが1番目、2番目、……、6
番目と更新される。同様にして、ステップS52が実行
される度に、レジスタLがインクリメントされるので、
指定しているブロックが1番目、2番目、……、6番目
と更新される。
【0040】そして、レジスタLの値(=上位アドレス
カウンタのカウント値)とレジスタMの値とが等しくな
ると、ステップS50からステップS54に進み、フリ
ップフロップF2をセットし、録音指令信号RSを送出
するとともに、録音フラグRを「1」とし、タイマTを
クリアし、当該処理を終了する。これにより、メモリ制
御集積回路2では、アドレス制御部22の上位アドレス
カウンタ22fで、EEPROM25のブロックが指定
され、下位アドレスカウンタ22dで、指定されたブロ
ックのアドレスが順次更新されることになる。この結
果、マイク23から入力され、符号化回路24で変換さ
れた音声データは、アドレス制御部22によって指定さ
れるブロックに順次記憶される。この場合、録音フラグ
Rが「1」であるので、前述した図5に示すメインルー
チンに戻ったとき、ステップS16,S18,S30が
実行される。また、録音中、LCD表示器には、図8に
示すように、矩形部を点灯または点滅させることによっ
て録音時間を表示する。図示の例では、現時点で、4秒
経過したことが表示されている(4番目のブロックが点
滅)。
【0041】また、録音中(R=1)に、録音キー3a
が再度押下されると、ステップS46からステップS5
6に進む。ステップS56では、フリップフロップF2
をリセットすることで音声データの録音を停止し、録音
フラグRを「0」として当該処理を終了する。
【0042】また、録音中(R=1)に、録音スイッチ
3aが再度押下されずに、5秒経過すると、図5に示す
ステップS18の判断結果が「YES」となるので、ス
テップS20に進み、前述した録音終了処理が実行され
る。この結果、制御用集積回路1では、フリップフロッ
プF2がリセットされ、録音フラグRおよびレジスタL
が「0」とされ、初期状態に戻る。また、メモリ制御集
積回路2では、下位アドレスカウンタからキャリー信号
Cが出力されるので、上位アドレスカウンタもリセット
される。
【0043】c.再生処理 以下に述べるステップS60〜S74は、再生キー3b
が押下されたときの再生処理であり、上記ステップS4
0,S44で、選択キー3cまたは録音キー3aのどち
らも押下されていないと判断された場合には、ステップ
S60に進み、再生キー3bが押下されたか否かを判断
する。ここで、再生キー3bが押下されていなければ、
ステップS76に進み、その他のキー処理を実行し、当
該処理を終了する。一方、再生キー3bが押下された場
合には、ステップS62に進み、再生フラグPが「0」
であるか否か、すなわち、再生中であるか否かを判断す
る。ここで、再生中でない場合には、ステップS64に
進み、フリップフロップF1をセット/リセットし、再
生指令信号PS(1パルス)を送出する。これにより、
フリップフロップF3がセットされる。
【0044】次に、ステップS66で、レジスタLの値
とレジスタMの値とが等しいか否かを判断する。ここ
で、前述したように、レジスタLの値が「0」で、レジ
スタMの値が「6」とすると、レジスタLの値とレジス
タMの値とが等しくないので、ステップS68に進み、
レジスタLの値を「1」だけインクリメントし、2番目
のブロックを指定させた後、ステップS64に戻る。以
下、レジスタLの値とレジスタMの値とが等しくなるま
で、ステップS64、S66、S68を繰り返し、その
都度、フリップフロップF1をセット/リセットするこ
とで、再生指令信号PS(1パルス)を送出させる。こ
の結果、ステップS64が実行される度に、AND回路
22aの出力が「1」となるので、上位アドレスカウン
タ22fのカウント値が順次インクリメントされ、指定
しているブロックが1番目、2番目、……、6番目と更
新される。同様にして、ステップS68が実行される度
に、レジスタLがインクリメントされるので、指定して
いるブロックが1番目、2番目、……、6番目と更新さ
れる。
【0045】そして、レジスタLの値(=上位アドレス
カウンタのカウント値)とレジスタMの値とが等しくな
ると、ステップS66からステップS70に進み、再生
フラグPを「1」とし、タイマTをクリアし、当該処理
を終了する。これにより、メモリ制御集積回路2では、
アドレス制御部22の上位アドレスカウンタ22fで、
EEPROM25のブロックが指定され、下位アドレス
カウンタ22dで、指定されたブロックのアドレスが順
次更新されることになる。この結果、アドレス制御部2
2で指定されたブロックに記憶されている音声データ
は、復合化回路26でアナログ信号に変換され、スピー
カ27から出力される。この場合、再生フラグPが
「1」であるので、前述した図5に示すメインルーチン
に戻ったとき、ステップS24,S26,S28が実行
される。また、再生中、LCD表示器には、録音中と同
様に、図8に示すように、矩形部を点灯または点滅させ
ることによって録音時間を表示する。図示の例では、現
時点で、4秒経過したことが表示されている(4番目の
ブロックが点滅)。
【0046】また、再生中(P=1)に、再生キー3b
が再度押下されると、ステップS62からステップS7
2に進む。ステップS72では、フリップフロップF1
をセット/リセットすることで、AND回路22aから
1パルス出力し、上位アドレスカウンタの値を「1」だ
けインクリメントし、指定されるブロックを次のブロッ
クとする。この結果、次のブロックに記憶されている音
声データが再生される。また、このとき、レジスタLを
「1」だけインクリメントしておく。なお、再生処理で
は、常に、タイマTが5秒に達した時点(ステップS2
6)でのみ、音声データの再生を停止する。
【0047】なお、上記実施例では、本発明を携帯型の
電子時計に適用した例について述べたが、本発明は電子
時計以外の電子機器、例えば、携帯型の電話機やページ
ャー、電子手帳等の情報機器、あるいは携帯型ではなく
据え置き型の各種電子機器にも適用できる。また、音声
データの記憶メモリとしては、フラッシュタイプのEE
PROMに限らず、他の揮発性、或いは不揮発性のメモ
リを用いる事が可能である。さらに、音声データの録音
/再生だけでなく、画像データ等他のデータのの記憶/
表示にも適用できる。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、半導体チップは、記憶
指令信号入力端子を介して制御回路から記憶指令信号が
入力されると、書き込み読み出し制御手段によって、ア
ドレス指定手段のアドレスを順次更新してデータ入力端
子から入力されるデータを半導体メモリに記憶させる一
方、読出指令信号入力端子を介して制御回路から読出指
令信号が入力されると、書き込み読み出し制御手段によ
って、アドレス指定手段のアドレスを順次更新して半導
体メモリに記憶されているデータを読み出し、データ出
力端子から読み出されたデータを出力し、書き込み読み
出し制御手段によるデータの読み出し状態において、読
出指令信号入力端子に制御回路から再度読出指令信号が
入力されると、ジャンプ制御手段によって、アドレス指
定手段のアドレスをジャンプさせるようにしているの
で、回路構成を複雑化せず、また、半導体チップの端子
数を増やさずに、半導体メモリの複数のブロック毎に、
データを選択的に録音再生できるという利点がある(請
求項1乃至3)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による電子腕時計の構成を示
すブロック図である。
【図2】本実施例によるRAM9のデータ構成を示す概
念図である。
【図3】本実施例によるアドレス制御部22の回路構成
を示す回路図である。
【図4】本実施例による電子腕時計の外観構成を示す模
式図である。
【図5】本実施例によるメイン動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図6】本実施例によるキー処理の動作を説明するため
のフローチャートである。
【図7】本実施例によるブロック指定時におけるLCD
表示器の表示例を示す概念図である。
【図8】本実施例による録音/再生中におけるLCD表
示器の表示例を示す概念図である。
【符号の説明】
1 制御用集積回路(制御回路) 2 メモリ制御集積回路(半導体チップ) 3 キー入力部 3a 録音キー 3b 再生キー 3c 選択キー 7 制御部(記憶指令信号出力手段、読出指令信号出力
手段、第1の出力制御手段、第2の出力制御手段) 9 指定データ記憶手段 14 LCD表示器 F1 フリップフロップ(読出指令信号出力手段、第2
の出力制御手段) F2 フリップフロップ(記憶指令信号出力手段、第1
の出力制御手段) F3 フリップフロップ T1 再生指令信号入力端子(読出指令信号入力端子) T2 録音指令信号入力端子(記憶指令信号入力端子) 22 アドレス制御部(アドレス指定手段、書き込み読
み出し制御手段、ジャンプ制御手段、記憶制御手段、読
出制御手段) 25 EEPROM(半導体メモリ)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データが記憶される半導体メモリを内蔵
    する半導体チップと、この半導体チップに内蔵された前
    記半導体メモリへのデータの書き込みを制御する記憶指
    令信号および前記半導体メモリに記憶されたデータの読
    み出しを制御する読出指令信号を送出する制御回路とか
    らなり、 前記半導体チップは、更に、データが入力されるデータ
    入力端子と、前記制御回路からの記憶指令信号が入力さ
    れる記憶指令信号入力端子と、前記制御回路からの読出
    指令信号が入力される読出指令信号入力端子と、前記半
    導体メモリのアドレスを指定するアドレス指定手段と、
    前記記憶指令信号入力端子から記憶指令信号が入力され
    た際に前記アドレス指定手段のアドレスを順次更新して
    前記データ入力端子から入力されるデータを前記半導体
    メモリに記憶させ、前記読出指令信号入力端子から読出
    指令信号が入力される際に前記アドレス指定手段のアド
    レスを順次更新して前記半導体メモリに記憶されている
    データを読み出す書き込み読み出し制御手段と、前記半
    導体メモリから読み出されたデータを出力するデータ出
    力端子と、前記書き込み読み出し制御手段によるデータ
    の読み出し状態において前記読出指令信号入力端子に再
    度読出指令信号が入力されると、前記アドレス指定手段
    のアドレスをジャンプさせるジャンプ制御手段とを具備
    することを特徴とするデータ記憶装置。
  2. 【請求項2】 データが入力されるデータ入力端子と、
    複数の記憶領域を有し、それぞれの記憶領域に前記デー
    タ入力端子から入力されたデータが記憶される不揮発性
    の半導体メモリと、記憶指令信号が入力される記憶指令
    信号入力端子と、この記憶指令信号入力端子から記憶指
    令信号が入力された際に前記データ入力端子から入力さ
    れるデータを前記半導体メモリに記憶させる記憶制御手
    段と、読出指令信号が入力される読出指令信号入力端子
    と、この読出指令信号入力端子から読出指令信号が入力
    される度に前記半導体メモリの前記複数の記憶領域の1
    つを順次指定し、該指定した記憶領域に記憶されている
    データを読み出す読出制御手段とを備え、前記読出指令
    信号によって前記半導体メモリの記憶領域を指定する半
    導体チップと、 前記複数の記憶領域のうち、1つを指定する指定データ
    を記憶する指定データ記憶手段と、前記半導体チップの
    前記記憶指令信号入力端子に記憶指令信号を出力する記
    憶指令信号出力手段と、前記半導体チップの前記読出指
    令信号入力端子に前記指定データ記憶手段に記憶されて
    いる指定データに応じた読出指令信号を出力する読出指
    令信号出力手段とを備える制御回路とを具備することを
    特徴とするデータ記憶装置。
  3. 【請求項3】 複数の記憶領域の各々にデータを記憶す
    る不揮発性の半導体メモリを内蔵する半導体チップと、
    この半導体チップに内蔵された前記半導体メモリへのデ
    ータの書き込みを制御する記憶指令信号および前記半導
    体メモリに記憶されたデータの読み出しを制御する読出
    指令信号を送出する制御回路とからなり、 前記半導体チップは、データが入力されるデータ入力端
    子と、前記制御回路からの記憶指令信号が入力される記
    憶指令信号入力端子と、前記制御回路からの読出指令信
    号が入力される読出指令信号入力端子と、前記半導体メ
    モリのアドレスを指定するアドレス指定手段と、前記記
    憶指令信号入力端子から記憶指令信号が入力された際に
    前記アドレス指定手段のアドレスを順次更新して前記デ
    ータ入力端子から入力されるデータを前記半導体メモリ
    に記憶させ、前記読出指令信号入力端子から読出指令信
    号が入力された際に前記アドレス指定手段のアドレスを
    順次更新して前記半導体メモリに記憶されているデータ
    を読み出す書き込み読み出し制御手段と、前記半導体メ
    モリから読み出されたデータを出力するデータ出力端子
    と、前記書き込み読み出し制御手段によって前記半導体
    メモリに記憶されたデータが読み出されている際に前記
    読出指令信号入力端子に読出指令信号が入力されると、
    前記アドレス指定手段のアドレスを次の記憶領域の先頭
    アドレスにジャンプさせるジャンプ制御手段とを備え、 前記制御回路は、前記複数の記憶領域のうち、1つを指
    定する指定データを記憶する指定データ記憶手段と、前
    記半導体チップの前記記憶指令信号入力端子に記憶指令
    信号を出力する記憶指令信号出力手段と、前記半導体チ
    ップの前記読出指令信号入力端子に読出指令信号を出力
    する読出指令信号出力手段と、前記半導体チップの前記
    データ入力端子から入力されるデータを前記半導体チッ
    プに記憶させる際には前記記憶指令信号出力手段から記
    憶指令信号を出力する前に前記指定データ記憶手段に記
    憶されている指定データに応じた数の読出指令信号を前
    記読出指令信号出力手段から出力することにより、前記
    指定データに対応する記憶領域の先頭アドレスを前記ジ
    ャンプ制御手段によってアドレス指定させる第1の出力
    制御手段と、前記半導体チップの前記半導体メモリに記
    憶されたデータを読み出す際には前記指定データ記憶手
    段に記憶されている指定データに応じた数の読出指令信
    号を前記読出指令信号出力手段から出力することによ
    り、前記指定データに対応する記憶領域の先頭アドレス
    を前記ジャンプ制御手段によってアドレス指定させる第
    2の出力制御手段とを具備することを特徴とするデータ
    記憶装置。
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