JP2995917B2 - 時間割表示装置 - Google Patents

時間割表示装置

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JP2995917B2
JP2995917B2 JP15920691A JP15920691A JP2995917B2 JP 2995917 B2 JP2995917 B2 JP 2995917B2 JP 15920691 A JP15920691 A JP 15920691A JP 15920691 A JP15920691 A JP 15920691A JP 2995917 B2 JP2995917 B2 JP 2995917B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は時間割表示装置に関し、特
に、電子時計、電子手帳或いは電卓等に好適に適用でき
るようにした時間割表示装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】単なる時計機能だけではなく種々の機能
を併せ備える電子時計が製品としていろいろと提供され
るようになり、そうしたものの中に、時間割表示機能を
備えた電子時計がある。従来の時間割表示機能付き電子
時計において、時間割の表示は文字や記号により時刻表
示と兼用される表示部に時間割の内容を表示し、時間割
の内容を視覚的に認識できるような手法が一般的に採ら
れている。
【0003】
【従来技術の問題点】しかしながら、従来の時間割表示
機能付き電子時計は時間割の内容を視覚的に認識できる
ようにするだけで、音声によるメッセージで時間割の内
容及びその付随事項を知らせてくれるようにはされてい
ない。
【0004】ところで、科目によってはその科目の受講
に独特な携行品を必要とする場合がある。例えば、体育
の受講にはスポーツ着が必要であることが多く、製図の
受講には製図用具を必要とする場合が多い。
【0005】こうした科目の受講に必要な携行品も時間
割の内容の表示と共に知らせてくれる時間割表示装置が
提供されるようになると、忘れ物をすると云った失敗を
軽減できるようになり便利である。ところが、従来の時
間割表示機能付き電子時計のように情報を視覚的に認識
できる型式でだけ知らせるのでは、携行品を取り揃えた
り、間違いがないかどうかを確認する際、一々その表示
を見たり、携行品の存在を目で確認したりする必要があ
り、煩わしいと云った問題があった。
【0006】
【発明の目的】本発明は、前記従来の問題点を考慮し
て、音声により科目に付随する情報を記録し、適時、そ
の情報を音声で再生できる機能を備える時間割表示装置
を得ることを目的とする。
【0007】
【発明の要点】本発明は、曜日、時刻及び科目を対応さ
せて関連付けた時間割データを記憶する時間割データ記
憶手段と、該時間割データ記憶手段の時間割データを表
示する時間割表示手段と、科目毎に外部から入力される
音声メッセージを記憶する記憶手段と、音声メッセージ
の再生を起動させるための外部操作スイッチと、該外部
操作スイッチが操作された際に、前記記憶手段に記憶さ
れている何れかの曜日の全科目の音声メッセージを連続
的に再生する全科目音声再生手段とを備えることを特徴
とする。
【0008】
【実 施 例】以下、図面を参照しながら本発明の実施
例について詳細に説明する。図1は本発明の時間割表示
装置の要部を示すブロック構成図である。同図におい
て、時間割表示装置にはCPU、ROM、入出力ポート
等を備える制御部1があり、この制御部1にはRAM2
及び符号化音声データ(以下、音声コードという)の記
憶用のRAM3がバスを介して接続されている。また、
発振回路4は、所定周期のクロック信号を発生する回路
であり、この発振回路4で作成されたクロック信号は分
周回路5で分周され、その分周出力は時刻計数回路6に
入力している。この時刻計数回路6の桁上げ出力は日付
計数回路7及び曜日計数回路8にそれぞれ入力してい
る。また、前記時刻計数回路6、前記日付計数回路7、
前記曜日計数回路8のデータ出力は前記制御部1に入力
している。そして、前記時刻計数回路6の0時出力(毎
日0時に出力する信号)はラッチbに入力しており、前
記時刻計数回路6の12時出力(毎日12時に出力する
信号)はラッチaに入力している。これらラッチa、b
の出力は前記制御部1に入力しており、また、前記ラッ
チa、bは前記制御部1からの制御信号によってクリア
されるようにしてある。
【0009】前記制御部1のCPUは前記制御部1内の
ROMに書き込まれている制御プログラムの実行に従
い、キー処理、表示処理を行い必要な表示信号を前記制
御部3から表示駆動回路9へ出力し、この表示駆動回路
9で表示部10が駆動され、この表示部10に文字やマ
ーク等が表示される。
【0010】スピーカとマイクロフォンの機能を兼ねる
スピーカ11の入・出力線は低周波増幅器やローパスフ
ィルタを内蔵する切換回路12に接続されており、この
切換回路12では後記する録音キーRや録音再生キーP
の操作に伴って前記制御部1から受ける制御信号によっ
て音声信号を制御部1側へ送るか或いはRAM3の音声
コードに基づいて再生した音声信号を前記スピーカ11
へ送るかが決定される。
【0011】前記切換回路12で前記スピーカ11がマ
イクロフォンとして機能するよう選択された場合には、
前記切換回路12の出力はA/D変換回路13へ入力
し、このA/D変換回路13はPCM信号を出力する。
このPCM信号は符号化回路14に入力し、この符号化
回路14によってADPCM信号(音声コード)に圧縮
・符号化されて前記制御部1へ入力される。そして、こ
の音声コードは前記RAM3に保存されるようになって
いる。
【0012】一方、前記切換回路12で前記スピーカ1
1が本来のスピーカとして機能するよう選択された場合
には、前記RAM3から読み出したADPCM信号が復
号化回路15に入力され、この復号化回路15でPCM
信号に変換される。このPCM信号はD/A変換回路1
6に入力され、このD/A変換回路16で音声信号に変
換され、前記切換回路12を介して前記スピーカ11よ
り音声が再生される。
【0013】キー入力部17は、後記の曜日送りキー
U、科目順送りキーT、メッセージ録音キーQ、録音キ
ーR、録音再生キーP及び録音消去キーEを備え、各キ
ーに対応の信号が前記制御部1に出力される。
【0014】図2は前記RAM2に設定されるレジスタ
の構成を示す説明図である。同図において、モードレジ
スタMは、動作モードに対応した数値を記憶するレジス
タであり、前記モードレジスタMの内容が“0”のとき
は、各曜日や時間との関連に合わせて、その日の時間割
や次の授業日の時間割表示を行う通常モードである。前
記モードレジスタMの内容が“1”の場合には、既に設
定されている時間割情報の検索モードとなるようにして
ある。この検索モードには、曜日送りモードと科目順送
りモードとがあり、これらのモードを識別するレジスタ
がレジスタXであり、このレジスタXはその内容が
“0”のとき、曜日送りモードを、その内容が“1”の
とき、科目順送りモードをそれぞれ意味付けている。
【0015】前記モードレジスタMの内容が“2”のと
きは、音声によるメッセージの録音モードとなる。曜日
コード記憶レジスタWは現時点で表示させるべき時間割
の曜日コードを記憶するレジスタであって、月曜日から
土曜日までに1から6が順に割り当てられる。
【0016】レジスタYは前記曜日計数回路で得られた
当日の曜日コードを記憶するレジスタであって、日曜日
から土曜日までに0から6が順に割り当てられる。レジ
スタSは時間割の表示時限を管理する時限記憶レジスタ
である。レジスタFAは次の授業日がいつに当たるかを
表す表示の選択を識別するフラグレジスタである。レジ
スタKはメッセージ録音モードでの対象科目を管理する
科目選択レジスタである。レジスタVは曜日送りモード
に移行した当初に曜日コード記憶レジスタWに設定され
ていた曜日コードを保存するためのレジスタである。そ
の他、前記RAM2には時限や時間割データを記憶する
レジスタ領域が割り当てられている。
【0017】図3は本実施例における時間割表示装置の
外観を示す平面図である。同図において、表示部10の
表示パネル20には日付表示部21、曜日表示部22、
時限表示部23、科目記号表示部24及び次回授業表示
部25等がそれぞれ区分して設けられている。そして、
その下方には、各操作キーのキートップを配設してあ
り、その左方には前記スピーカの放音孔26を形成して
ある。
【0018】図4は本実施例における時間割表示装置の
動作のジェネラルフローチャートである。同図におい
て、前記制御部1内のCPUは所定のイニシアライズル
ーチンの実行を済ませ、ジェネラルフローチャートに示
すプログラムの実行を開始する。先ず、ラッチaが前記
時刻計数回路6の12時出力をラッチしたかどうかを判
断する(ステップS1)。即ち、現在時刻が12時にな
ったかどうかをチェックする。現在時刻が12時になっ
たときは、当日の曜日が土曜日か否かを判断する(ステ
ップS2)。当日が土曜日ではない場合は、次の授業日
がいつに当たるかを表す表示の選択を識別するフラグレ
ジスタFAに次の授業日として“あした”が選択される
よう“1”を設定する(ステップS3)。次いで、前記
ラッチaをクリア(ステップS4)してステップS6に
進む。前記ステップS2での判断の結果、当日が土曜日
であった場合には、次の授業日として“あさって”が選
択されるよう前記フラグレジスタFAに“2”を設定す
る(ステップS5)。次いで、前記ステップS4を実行
した後、前記ステップS6に進む。
【0019】前記ステップS1での判断の結果、現在時
刻が12時になっていないと判断したときは、前記ラッ
チbが前記時刻計数回路6の0時出力をラッチしたかど
うかを判断する(ステップS6)。即ち、現在時刻が0
時になったかどうかを判別する。現在時刻が0時になっ
たときは、当日の曜日が日曜日か否かを判断する(ステ
ップS7)。当日が日曜日である場合は、次の授業日と
して“あした”が選択されるよう前記フラグレジスタF
Aに“1”を設定する(ステップS8)。次いで、前記
ラッチbをクリア(ステップS9)し、ステップS10
に進む。一方、前記ステップS7での判断の結果、当日
の曜日が日曜日ではなかったときには、次の授業日とし
て“きょう”が選択されるよう前記フラグレジスタFA
に“0”を設定する(ステップS11)。
【0020】ステップS10では、曜日送りキーU、科
目順送りキーT、メッセージ録音キーQ、録音キーR、
録音再生キーP及び録音消去キーEのいずれかが操作さ
れたかどうかを判断する。その結果、いずれかのキーが
操作された場合には、それに対応のキー処理(ステップ
S12)を行う。次いで、それぞれのキー処理の結果必
要な表示処理(ステップS13)を行う。前記ステップ
S10での判断の結果、前記キーのいずれも操作されて
いない場合にはステップS10で通常モードにおける表
示処理(ステップS13)を行う。
【0021】図5は前記キー処理の詳細なフローを示す
フローチャートである。同図において、このルーチンで
は、先ず、前記曜日送りキーUが操作されたかどうかを
判断する(ステップS120)。その結果、この曜日送
りキーUが操作されたときは、現在、通常モードになっ
ているか否かを判断する(ステップS121)。通常モ
ードになっているときに前記曜日送りキーUが操作され
た場合には、検索モードへの移行が要求されていること
になるので、前記モードレジスタMに“1”を設定し
(ステップS122)、検索モードであることが分かる
ようにする。次いで、その時点で表示されている時間割
の曜日コードをレジスタWからレジスタVに移す(ステ
ップS123)。そして、このキー処理を終了する。
【0022】引き続き前記曜日送りキーUが操作され続
けたか、もう一度前記曜日送りキーUが操作されて、フ
ローが前記ステップS121に入った場合には、ステッ
プS122で前記モードレジスタMに“1”が設定され
ているので、前とは違うフローに変更され、今度は前記
レジスタWに“1”を加算する(ステップS124)。
即ち、時間割の曜日を次の曜日へ送る(変える)。次い
で、前記レジスタWの内容が“6”よりも大きくなった
か否かを判断する。即ち、このレジスタWの内容が有り
得ない曜日コードに変更されたかどうかを判断する(ス
テップS125)。そして、そのような有り得ない曜日
コードに前記レジスタWの内容が変更された場合には、
このレジスタWの内容を初期値の“1”に戻す(ステッ
プS126)。続けて、このレジスタWの内容が曜日送
りモードを選択した当初の内容(前記レジスタVの内
容)に戻ったかどうかを判断する(ステップS12
7)。まだ、レジスタWの内容が、その当初の内容に戻
っていないときは、そのままこのキー処理を終了し、レ
ジスタWの内容が、その当初の内容に戻った場合には前
記モードレジスタMに“0”を設定し(ステップS12
8)、即ち、通常モードに復帰させて、このキー処理を
終了する。
【0023】前記ステップS120で、前記曜日送りキ
ーUは操作されていないと判断した場合には、科目順送
りキーTが操作されたかどうかを判断する(ステップS
129)。その結果、この科目順送りキーTが操作され
たときは、現在、検索モードになっているか否かを判断
する(ステップS130)。検索モードになっている場
合には、科目順送りモードへ動作モードの移行が要求さ
れていることになり、前記レジスタXの内容が“0”か
どうかを判断する(ステップS131)。即ち、科目順
送りモードを選択した当初の状態か、それとも、科目順
送りモードへ移行した後の状態かを判断する。
【0024】科目順送りモードを選択した当初の状態で
あったときには、前記レジスタXに“1”を設定する
(ステップS132)。即ち、曜日送りモードから科目
順送りモードに切り換える。次に、時間割の表示時限を
管理する時限記憶レジスタSに初期値“1”を設定し
(ステップS133)、このキー処理を終了する。
【0025】前記ステップS131で、既に、科目順送
りモードへ移行した後の状態であると判断した場合に
は、前記時限記憶レジスタSの内容を変更して(ステッ
プS134)、次の時限を選択できるようにする。次い
で、前記時限記憶レジスタS内の値が当日の最大時限数
よりも大きくなったかどうかを判断する(ステップS1
35)。まだ、前記時限記憶レジスタS内の値が当日の
最大時限数を超えていないときには、そのまま、このキ
ー処理を終了し、前記時限記憶レジスタS内の値が当日
の最大時限数を超えた場合には前記レジスタXに“0”
を設定する(ステップS136)。即ち、科目順送りモ
ードから曜日送りモードに復帰させる。
【0026】前記ステップS129で、前記科目順送り
キーTは操作されていないと判断した場合には、メッセ
ージ録音キーQが操作されたかどうかを判断する(ステ
ップS137)。その結果、このメッセージ録音キーQ
が操作されたときは、現在、通常モードになっているか
否かを判断する(ステップS138)。通常モードにな
っている場合には、メッセージ録音モードへの移行が要
求されていることになり、前記モードレジスタMに
“2”を設定する(ステップS139)。即ち、メッセ
ージ録音モードへ移行する。次に、メッセージ録音モー
ドでの対象科目を管理する科目選択レジスタKに初期値
“1”を設定し(ステップS140)、このキー処理を
終了する。
【0027】前記ステップS138で、動作モードが通
常モードにはなっていないと判断したときは、メッセー
ジ録音モードへ移行した状態であるかどうかを判断する
(ステップS141)。まだ、メッセージ録音モードへ
移行した状態になっていない場合には、そのまま、この
キー処理を終了する。
【0028】前記ステップS141で、メッセージ録音
モードへ移行した状態になっていると判断した場合に
は、前記科目選択レジスタKの内容を変更して(ステッ
プS142)、次の科目を選択できるようにする。次い
で、前記科目選択レジスタK内の値が最大科目数である
16よりも大きくなったかどうかを判断する(ステップ
S143)。まだ、前記科目選択レジスタK内の値が最
大科目数を超えていないときには、そのまま、このキー
処理を終了し、前記科目選択レジスタK内の値が最大科
目数を超えた場合には前記モードレジスタMに“0”を
設定する(ステップS144)。即ち、動作モードを通
常モードへ戻す。
【0029】前記ステップS137で、前記メッセージ
録音キーQは操作されていないと判断した場合には、録
音キーRが操作されたかどうかを判断する(ステップS
145)。その結果、この録音キーRが操作されたとき
は、現在、動作モードがメッセージ録音モードになって
いるか否かを判断する(ステップS146)。メッセー
ジ録音モードになっている場合には、録音キーRを操作
し続けた状態で、前記スピーカ11に向かい、メッセー
ジを送話し、録音を行う(ステップS147)。次い
で、録音持続時間が制限時間内に収まっているかどうか
を判断する(ステップS148)。録音持続時間が制限
時間を超えてしまっている場合には、再生した際に送話
したメッセージは尻切れになるが、取り敢えず、そこま
でを録音して、そのまま、このキー処理を終了する。録
音持続時間が制限時間内に収まっているときには、前記
録音キーRがオフにされたかどうかを判断する(ステッ
プS149)。そして、前記録音キーRがオフにされて
いないときは、引き続き録音を続行するため前記ステッ
プS147へ戻る。前記録音キーRがオフにされたとき
はこのキー処理を終了する。
【0030】前記ステップS145で、前記録音キーR
は操作されていないと判断した場合には、録音再生キー
Pが操作されたかどうかを判断する(ステップS15
0)。その結果、この録音再生キーPが操作されたとき
は、現在、動作モードが通常モードになっているか否か
を判断する(ステップS151)。通常モードになって
いる場合には、前記時限記憶レジスタSに初期値の
“1”を設定する(ステップS152)。次に、レジス
タWの内容により特定される曜日の前記時限記憶レジス
タSの内容によって特定される時限に当たる科目に付随
の録音情報があるかないかを判断する(ステップS15
3)。その録音情報がある場合にはそれを前記スピーカ
11から音声によって再生する(ステップS154)。
次いで、前記時限記憶レジスタSの内容を変更し(ステ
ップS155)、取り扱う時限を次の時限に移行させ
る。続いて、変更された前記時限記憶レジスタS内の数
値が当日の最大時限数を超えたか否かを判断する(ステ
ップS156)。まだ、その数値が前記最大時限数を超
えていないときは前記ステップS153へ戻って前述と
同様の処理を繰り返す。そして、前記時限記憶レジスタ
S内の数値が当日の最大時限数を超えた場合には、当日
の全科目の音声データを読み出して当日の全科目の音声
メッセージの連続的再生を完了したので、このキー処理
を終了する。
【0031】前記ステップS151で、現在の動作モー
ドは通常モードではないと判断したときには、現在の動
作モードが検索モードであるかどうかを判断する(ステ
ップS157)。現在の動作モードが検索モードである
場合には、現在の動作モードは検索モードのうちの科目
順送りモードであるか否かを判断する(ステップS15
8)。その結果、現在の動作モードは科目順送りモード
ではなく曜日送りモードである場合には前記ステップS
152へ進み、前述の処理を行う。一方、現在の動作モ
ードが科目順送りモードである場合には、前記レジスタ
Wに現在設定されている内容により特定される曜日であ
って、前記時限記憶レジスタSに現在設定されている内
容によって特定される時限に当たる科目の録音情報を前
記スピーカ11から音声によって再生し(ステップS1
59)、このキー処理を終了する。
【0032】前記ステップS157での判断の結果、現
在の動作モードがメッセージ録音モードであった場合に
は、前記メッセージ録音モードでの対象科目を管理する
科目選択レジスタKの内容により特定される科目の音声
コード記憶部の音声コードに基づいて前記スピーカ11
から音声によって録音情報を再生し(ステップS16
0)、このキー処理を終了する。
【0033】前記ステップS150で、前記録音再生キ
ーPは操作されていないと判断した場合には、録音消去
キーEが操作されたかどうかを判断する(ステップS1
61)。その結果、この録音消去キーEが操作されたと
きは、現在、動作モードがメッセージ録音モードになっ
ているか否かを判断する(ステップS162)。メッセ
ージ録音モードになっている場合には、前記科目選択レ
ジスタKの内容により特定される科目の音声コード記憶
部の音声コードを削除し(ステップS163)、このキ
ー処理を終了する。
【0034】前記ステップS161で、前記録音消去キ
ーEは操作されていないと判断した場合及び前記ステッ
プS162で、メッセージ録音モードになっていないと
判断した場合には、何もせずに、このキー処理を終了す
る。
【0035】図6は前記表示処理の詳細なフローを示す
フローチャートである。同図において、このルーチンで
は、先ず、現在の動作モードが通常モードであるかどう
かを判断する(ステップS200)。現在の動作モード
が通常モードである場合には前記フラグレジスタFAの
内容が“0”、“1”、“2”のいずれであるかを判断
する(ステップS201)。前記フラグレジスタFAの
内容が“0”であったときには、前記レジスタWに前記
レジスタYの内容を移し(ステップS202)、“きょ
う”を表示する(ステップS203)。次いで、ステッ
プS208に進む。
【0036】前記ステップS201での判断の結果、前
記フラグレジスタFAの内容が“1”であったときに
は、前記レジスタWに前記レジスタYの内容に1を加算
した値を移し(ステップS204)、“あした”を表示
する(ステップS205)。次いで、ステップS208
に進む。
【0037】前記ステップS201での判断の結果、前
記フラグレジスタFAの内容が“2”であった場合に
は、前記レジスタWに初期値“1”を設定し(ステップ
S206)、“あさって”を表示する(ステップS20
7)。次いで、ステップS208に進む。
【0038】ステップS208では前記表示部10の日
付表示部に当日の日付を表示する処理を行い、次いで、
前記表示部10の曜日表示部に当日の曜日を表示する処
理を行う(ステップS209)。続けて、前記表示部1
0の時限表示部に表示すべき曜日に当たる時限を表示す
る処理を行う(ステップS210)。即ち、その日の時
限数が4時限まであるとすると、“1 2 3 4”と
表示し、その日の時限数が6時限まであるとすると、
“1 2 3 4 5 6”と云った具合に表示する。
次いで、その日に授業のある科目を意味する記号を表示
し(ステップS211)、この表示処理を終了する。
【0039】前記ステップS200で、現在の動作モー
ドは通常モードではないと判断した場合には、現在の動
作モードが検索モードであるか否かを判断する(ステッ
プS212)。この判断条件に一致しているときは、現
在の動作モードが曜日送りモードかどうかを判断する
(ステップS213)。現在の動作モードが曜日送りモ
ードであった場合には、前記表示部10に“しらべる”
を表示する(ステップS214)。次いで、前記表示部
10の曜日表示部に表示すべき曜日を表示し(ステップ
S215)、前記ステップS210に進み、前述した処
理を行う。
【0040】前記ステップS213で現在の動作モード
が曜日送りモードではなく、科目順送りモードであった
ときには、前記表示部10に“しらべる”を表示し(ス
テップS216)、前記表示部10の日付表示部に日付
表示に代え前記レジスタSの内容により特定される時限
を表示する(ステップS217)。次いで、前記表示部
10の曜日表示部に前記レジスタWの内容により特定さ
れる曜日を表示する(ステップS218)。そして、前
記レジスタWの内容により特定される曜日であって、前
記時限記憶レジスタSの内容によって特定される時限に
当たる科目を意味する記号を表示し(ステップS21
9)、この表示処理を終了する。
【0041】前記ステップS212で、現在の動作モー
ドは検索モードではなく、メッセージ録音モードになっ
ていると判断したときは、前記科目選択レジスタKの内
容によって特定される科目を意味する記号を表示し(ス
テップS220)、この表示処理を終了する。
【0042】図7は動作モードが通常モードから検索モ
ードへ移行した場合における前記表示部10の状態変移
図である。同図において、前記通常モードの状態300
から曜日送りキーUが操作されると、検索モードに移行
する。そして、ステップS214の“しらべる”、その
他、ステップS215、ステップS210及びステップ
S211の処理に対応する表示301が為される。もう
一度、曜日送りキーUが操作されると、次の授業日に当
たる曜日、時限数、科目を意味する記号等の表示302
に変わる。以降、前記曜日送りキーUが操作されるに伴
って、次の授業日に当たる同様の表示が為され、表示3
03を出した後一巡し、通常モードに戻る。一方、表示
301から表示303のいずれかが為されているうち
に、前記科目順送りキーTが操作された場合には前記ス
テップS216〜ステップS219の処理に対応する表
示が為され、前記科目順送りキーTの操作に伴って表示
304、表示305と次の時限の科目情報が表示され、
当日の全時限の科目情報の表示を終了すると、前記表示
301から表示303のいずれかの表示に戻る。
【0043】図8は動作モードが通常モードからメッセ
ージ録音モードへ移行した場合における前記表示部10
の状態変移図である。同図において、前記通常モードの
状態300からメッセージ録音キーQが操作されると、
メッセージ録音モードに移行する。そして、ステップS
220の処理に対応する表示306が為される。もう一
度、メッセージ録音キーQが操作されると、次の時限に
当たる科目を意味する記号等の表示307に変わる。以
降、前記メッセージ録音キーQが操作される都度、次の
時限に当たる同様の表示が為され、表示308を出した
後一巡し、通常モードに戻る。前記表示306から前記
表示308のいずれかが表示されているうちに前記録音
キーRを操作し、前記スピーカ11に向かって送話すれ
ば、それを録音することができる。
【0044】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、音声により授業科目に付随する情報を記録し、適
時、特定の曜日の全科目の情報を音声で再生できるよう
構成したので、科目の受講に必要な携行品等の情報も録
音しておくことができ、いつでもそれを再生して聴くこ
とができ、忘れ物をすると云った不都合を著しく軽減す
ることが可能になる。また、携行品等を取り揃える際、
音声でその情報を聴くことができることから耳で携行品
名を聴きながら目でその携行品を探したり、確かめたり
することができ、極めて使い勝手のよい時間割表示装置
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の時間割表示装置の要部を示すブロック
構成図である。
【図2】RAM2に設定されるレジスタの構成を示す説
明図である。
【図3】本発明の実施例における時間割表示装置の外観
を示す平面図である。
【図4】本発明の実施例における時間割表示装置の動作
のジェネラルフローチャートである。
【図5】ジェネラルフローチャートおけるキー処理の詳
細なフローを示すフローチャートである。
【図6】ジェネラルフローチャートおける表示処理の詳
細なフローを示すフローチャートである。
【図7】動作モードが通常モードから検索モードへ移行
した場合における表示部の状態変移図である。
【図8】動作モードが通常モードからメッセージ録音モ
ードへ移行した場合における前記表示部の状態変移図で
ある。
【符号の説明】
1 制御部 2 RAM 3 音声コード記憶用RAM 4 発振回路 5 分周回路 6 時刻計数回路 7 日付計数回路 8 曜日計数回路 9 表示駆動回路 10 表示部 11 スピーカ 12 切換回路 13 A/D変換回路 14 符号化回路 15 復号化回路 16 D/A変換回路 17 キー入力部 a ラッチ b ラッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 15/02 G06F 3/00 G04G 1/00 G04G 13/02 G10L 3/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 曜日、時刻及び科目を対応させて関連付
    けた時間割データを記憶する時間割データ記憶手段と、 該時間割データ記憶手段の時間割データを表示する時間
    割表示手段と、 科目毎に外部から入力される音声メッセージを記憶する
    記憶手段と、音声メッセージの再生を起動させるための外部操作スイ
    ッチと、 該外部操作スイッチが操作された際に、前記記憶手段に
    記憶されている何れかの曜日の全科目の音声メッセージ
    を連続的に再生する全科目音声再生手段と を備えること
    を特徴とする時間割表示装置。
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