JPH09315213A - 車輌用灯具の照射方向制御装置 - Google Patents

車輌用灯具の照射方向制御装置

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JPH09315213A
JPH09315213A JP15738496A JP15738496A JPH09315213A JP H09315213 A JPH09315213 A JP H09315213A JP 15738496 A JP15738496 A JP 15738496A JP 15738496 A JP15738496 A JP 15738496A JP H09315213 A JPH09315213 A JP H09315213A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オートレベリング装置において車輌姿勢検出
手段に異常が生じた場合に灯具の照射方向が不特定な方
向を向かないように制御する。 【解決手段】 車輌用灯具の照射方向制御装置1は、車
輌の姿勢を検出する車輌姿勢検出手段3と、灯具6の照
射光を所望の方向に向ける駆動手段5と、車輌姿勢検出
手段3からの信号に応じて灯具6の照射光を所定方向に
保つための補正信号を求めてこれを駆動手段5に送出す
る補正計算手段2とを有する。異常検出手段4によって
車輌姿勢検出手段3に異常が生じたことが検出された場
合又は補正計算手段2が車輌姿勢検出手段3の出力信号
を受けてそのレベル又は変動幅から当該車輌姿勢検出手
段3に異常が生じたと判断した場合に、補正計算手段2
から駆動手段5に送出される信号Scにより灯具6の照
射方向を所定の方向に固定し又は照射方向を所定の範囲
内に制限する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車輌姿勢を検出し
て灯具の照射方向を常時一定の方向に保つように補正す
る車輌用灯具の照射方向制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車輌の傾きが変化した場合でも、車輌に
付設された灯具の照射方向が所定方向に保たれるように
灯具の照射方向を自動的に調整する装置(所謂オートレ
ベリング装置)が知られており、この種の装置は、走行
状態や乗車条件(乗員数や乗員の配置等)、積荷の積載
条件に起因する車体の傾きや高さを検出する検出手段を
有し、該検出手段によって得られる情報に基づいて車輌
の傾きの変化量を算出して、灯具の照射方向が常に所定
の方向となるように灯具の照射方向をその初期の調整値
に対して補正して所定の配光を得るように制御するもの
である。
【0003】例えば、車輌の走行中の加速度変化によっ
て車輌の後部に荷重が加わった場合に、車体の前後方向
における傾斜角を求め、そのままでは照射方向が基準方
向より上向きにずれることになる灯具の照射軸を下向き
に傾動させることによって灯具の照射方向が常に基準方
向に保たれるように調整(所謂レベリング調整)され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のオー
トレベリング装置にあっては、車輌姿勢の変化を検出す
る手段として車輌に設けられる複数のセンサーのうちの
一個以上に故障や不調が生じた場合でも灯具の照射方向
に係る補正制御が行われるように構成されているため、
場合によっては車輌姿勢の検出に狂いが生じて適正な制
御を行うことができなくなってしまうという問題があ
る。
【0005】例えば、車輌前後の車軸部にそれぞれ複数
の車高検出手段を設けた場合には、これら車高検出手段
によって得られる車軸部の高さの変化量と、車軸間距離
とに基づいて車輌の前後方向における傾斜角(所謂ピッ
チング角)の変化を算出することができるが、車輌前部
又は後部の車軸部に設けられた車高検出手段の全部が故
障した場合には、車軸部の高さ変化を検出ことができな
くなってしまうため、灯具の照射方向を所定方向に保つ
ことができなくなってしまう。従って、このような状況
下で装置を動作させ続けることは装置の寿命を徒らに短
くすることとなる。
【0006】そこで、この場合には装置を停止させるこ
とが考えられるが、停止時における灯具の状態が不定と
されたのでは、灯具の照射軸が上向きに傾斜した場合
に、灯具の照射する上向きの光が対向車の運転者や歩行
者に対する眩惑光となってしまうという不都合が生じ
る。
【0007】本発明は、車輌姿勢検出手段に異常が生じ
た場合に灯具の照射方向が不特定な方向を向かないよう
に制御することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した課題を
解決するために、車輌の姿勢を検出するための車輌姿勢
検出手段と、灯具の照射光を所望の方向に向けるための
駆動手段と、車輌姿勢検出手段からの信号に応じて灯具
の照射光を所定の方向に保つための補正計算を行って駆
動手段に補正信号を送出する補正計算手段とを備えた車
輌用灯具の照射方向制御装置において、異常検出手段に
よって車輌姿勢検出手段に異常が生じたことが検出され
た場合あるいは補正計算手段が車輌姿勢検出手段の出力
信号を受けてそのレベル又は変動幅から当該車輌姿勢検
出手段に異常が生じたと判断した場合に、補正計算手段
から駆動手段に送出される補正信号により灯具の照射方
向が所定の方向を向くように固定され又は所定の範囲内
に規制されるようにしたものである。
【0009】従って、本発明によれば、車輌姿勢検出手
段に異常が生じたことが検出された場合に、灯具の照射
方向が所定の方向に固定されるか又は照射方向が所定の
範囲内に制限されるので、灯具の照射方向が不用意な方
向を向くことがない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明車輌用灯具の照射
方向制御装置について説明する。
【0011】図1は本発明の基本構成を示すものであ
り、照射方向制御装置1は灯具の照射方向の補正制御を
司る補正計算手段2を有し、該補正計算手段2への入力
手段としては、車輌姿勢検出手段3と異常検出手段4と
を有している。そして、補正計算手段2の出力する補正
信号は駆動手段5に送出され、該駆動手段5によって灯
具6の照射方向が所定の方向を向くように制御される。
【0012】車輌姿勢検出手段3は、静止及び/又は運
動中の車輌の姿勢(車輌の進行方向における上下の傾斜
を含む。)を検出するために設けられ、例えば、路面の
凹凸による車体の高さを検出するための車高検出手段を
用いる場合には、図2に示すように、車高検出手段3a
と路面Gとの間の距離Lを超音波やレーザー光等の検出
波を使って計測する方法や、車軸の上下変動を検出する
ために車高検出手段3aがサスペンションSの伸縮量x
を検出する方法を挙げることができ、いずれの場合も、
車輌における既存設備の利用が可能であるという利点が
ある。尚、車輌姿勢の検出方法としては、この他にジャ
イロセンサーを用いる方法(二輪車輌等に使用され
る。)等を挙げることができる。
【0013】異常検出手段4は、車輌姿勢検出手段3に
異常が発生したか否かを検出するものであり、その検出
信号が補正計算手段2に送出される。
【0014】車輌姿勢検出手段3に係る異常検出方法と
しては、車輌姿勢検出手段3についてのその状態を示す
量、例えば、電圧や電流の著しい低下や過電圧又は過電
流等を検出する方法や断線等の発生を付設の回路によっ
て検出する方法を挙げることができる。
【0015】また、このように車輌姿勢検出手段3の状
態を監視する異常検出手段4を積極的に設ける代わり
に、車輌姿勢検出手段3から補正計算手段2に送出され
る検出信号の変化を補正計算手段2が監視することによ
って車輌姿勢検出手段3に異常が生じたか否かを判断し
ても良い。
【0016】これには下記に示す方法が挙げられる。
【0017】I)検出信号についての異常な変化を検出
する方法 II)検出信号の信号変化がなくなったことを検出する
方法。
【0018】先ず、I)は検出信号について正常時には
ありえない変化が生じたことを検出したときに車輌姿勢
検出手段3に異常が生じたものと判断する方法であり、
例えば、検出信号レベルに対して許容範囲を設定し、信
号レベルが当該許容範囲外に逸脱した場合あるいは逸脱
の度合や頻度が著しい場合に異常の判定を下す方法等を
挙げることができる。
【0019】また、II)は検出信号の信号に変化が認
められない場合に車輌姿勢検出手段3に異常が生じたも
のと判断する方法であり、例えば、下記に示す幾つかの
方法を挙げることができる。
【0020】II−a)所定の検出時間Tを設定して、
当該検出時間T内における検出信号レベルの変動の度合
から判断する方法(検出時間Tを一定の値に固定する場
合と、検出時間Tを車輌の走行状態等に応じて変化させ
る場合とがある。) II−b)移動平均を用いる方法 II−c)複数の検出信号のレベル変化の相関性から異
常を判断する方法 II−d)検出信号レベルの時間変化率から異常を判断
する方法。
【0021】先ず、II−a)には、検出信号レベルが
ほぼ一定値となったことを検出するために、所定の上限
閾値及び下限閾値を設定して検出信号レベルが両閾値で
挟まれた範囲内に収まっている場合に異常と判定する方
法や、検出信号レベルについて上下限に係る比較閾値を
設定し、検出信号レベルが上下限によって規定される範
囲から逸脱した回数を所定の設定数と比較する方法、あ
るいは、検出信号レベルの最大値若しくはピーク値(極
大値)と最小値若しくはボトム値(極小値)との差ある
いは差の絶対値の総和を所定値と比較する方法等を挙げ
ることができる。尚、この方法は処理が比較的簡単であ
るという利点を有する。
【0022】また、II−b)には、検出信号レベルが
所定の上下限を越えた回数についての移動平均を計算し
てこれを所定値と比較する方法や、検出信号レベルのピ
ーク値やボトム値についての移動平均を計算してこれら
をそれぞれ所定値と比較する方法等を挙げることがで
き、移動平均計算に必要なデータ数が集まらない初めの
検出期間を除いて判定に遅れがないという利点を有す
る。
【0023】II−c)は車輌の姿勢変化がある程度認
められる場合において極端に変動の少ない検出信号が得
られることは希であるという事実に着目した方法であ
り、この場合には、車輌の前後及び/又は左右に設けら
れた車輌姿勢検出手段同士の検出信号のレベル変化につ
いて相関性の高低や出力差の大小から異常の発生した検
出手段を特定する。尚、この方法は複数の検出手段によ
る検出信号を互いに比較する(例えば、異常の疑いがあ
る検出手段の検出信号と、それ以外の2つ以上の検出手
段の検出信号を比較したり、あるいは、異常の疑いがあ
る検出手段の検出信号と、残り全て若しくは過半数の検
出手段の検出信号とを比較する等。)ことにより車輌姿
勢の全体的な変化から特定の検出手段についての異常の
有無を判断することができるので、各検出手段の検出信
号レベルのみからそれぞれの異常判定を行う方法に比べ
てより適正な異常判定を行うことができる。
【0024】II−d)は検出信号レベルの時間微分量
(単位時間当たりのレベル変化量)を検出してこれを所
定値と比較する方法であり、信号レベルの瞬時的な変化
を捉えることにより判定に著しい遅れが生じないという
利点がある。
【0025】この他、これらの方法を適宜に組み合わせ
た方法やその細部において各種の比較方法が考えられる
が、要は、検出信号のレベル変動幅が小さいことを検出
する方法であれば、如何なる方法でも採用することがで
きる。
【0026】但し、この方法II)では車輌姿勢に変化
がないために車輌姿勢検出手段3の検出信号レベルに変
化が少ない場合と車輌姿勢検出手段3の異常によって検
出信号レベルに変化がなくなった場合とを区別するため
の手法(例えば、検出信号レベルが上限閾値と下限閾値
とで挟まれた範囲内にある場合の継続時間が所定時間以
上である場合に異常の判定を下す等。)を講じる必要が
ある。
【0027】尚、方法II)と上記異常検出手段4から
の情報を併用することによって車輌姿勢検出手段3の異
常判定を下すようにしても良いことは勿論である。何故
なら、異常検出手段4が常に正常に機能するという絶対
的な保証はないからである。
【0028】照射方向制御装置1において、車輌姿勢検
出手段3が正常に働いている場合には、車輌姿勢検出手
段3の出力信号が補正計算手段2に送出されて、ここで
灯具6の照射方向制御に係る補正計算が行われる。例え
ば、車輌姿勢検出手段3として上記のような車高検出手
段3aを用いる場合には、車輌前後の車軸部についての
車高変化を検出し、これと車軸部の軸間距離とからピッ
チング角の変化を求め、当該角度によって灯具6の照射
方向が変化するのを打ち消すための補正信号(灯具6の
照射方向に対する補正角の指令を含む。)を補正計算手
段2が算出する。この補正信号が駆動手段5への制御信
号となり、駆動手段5は灯具6の照射方向がピッチング
角の変化分と同じ角度をもってその変化方向とは逆の方
向となるように灯具6又はその構成部材の姿勢を変化さ
せ、灯具6の光軸が常に一定の方向に保たれるように制
御される。
【0029】また、車輌姿勢検出手段3に異常が発生し
たことが検出され、このままでは車輌姿勢の変化に対応
した灯具6の照射方向制御を適正に行うことが困難であ
ると判断された場合には、補正計算手段2から駆動手段
5に送出される信号(これを「Sc」と記す。)によっ
て灯具6の照射方向を下記のi)又はii)の方法に従
って制御する。
【0030】i)灯具の照射方向を所定方向に固定する
方法 ii)灯具の照射方向を所定範囲に制限する方法。
【0031】先ず、i)の方法は、異常検出時に灯具の
照射方向を所定方向に保持する方法である。例えば、灯
具の照射光が上向き光とならないように、灯具の照射方
向が水平面よりやや下向きになる状態で灯具を保持すれ
ば良い。尚、この時の下向きの照射方向の設定について
は、異常検出前における灯具の照射状態とは無関係な値
に設定しても良いが、異常検出直前の灯具の照射方向に
対して補正(やや下向きにする等。)を加えたり、ある
いは、異常検出前の所定期間における平均的な照射方向
又はこれに補正を加えた方向をもって灯具の照射方向を
規定する等、各種の選択が可能である。
【0032】照射方向の許容範囲を制限する方法ii)
は、車輌姿勢検出手段3に異常が生じた時の灯具の照射
方向に係る許容範囲を、車輌姿勢検出手段3が正常に動
作している時の灯具の照射方向に係る許容範囲に比して
狭める方法である。
【0033】例えば、図3に示すように、車輌姿勢検出
手段3の異常を検出した時の灯具6(6aはその光源を
示す。)の照射方向の許容範囲を「θa」とし、車輌姿
勢検出手段3が正常に動作している時の照射方向の許容
範囲を「θb」としたときに、比率「n」(0<(1/
n)<1)を導入して、「θa=θb/n」となるよう
に角度範囲を狭めれば、照射光が不用意な方向に向けら
れるのを防ぐことができる。その際、図4に示すよう
に、異常検出時における灯具6の照射方向に対して上限
θmを設定してこれより上向きの状態にならないように
規制することが好ましい。
【0034】尚、この方法において灯具の照射方向に係
る許容範囲をゼロにした場合(つまり、上記の比率nを
無限大とする。)がi)の方法に他ならないことは容易
に理解される。
【0035】上記駆動手段5により灯具6の照射方向を
変化させるための構成の中には、駆動手段5により灯具
全体を回動させることでその照射方向を変化させるよう
にしたものや、灯具の構成部材の一部の姿勢を変化させ
ることによって灯具の照射方向を変化させるものを挙げ
ることができる。例えば、駆動手段5によって反射鏡を
傾動させることで反射光の向きを変化させるようにした
構成として、反射鏡の一部を灯具に対して傾動自在に支
持するとともに、反射鏡の傾動角調整用のネジ部材をモ
ータで回転させるために、ウォーム及びウォームホィー
ルを含む伝達機構を使ったものを用いたり(例えば、特
開昭59−195441号公報参照。)、あるいは、駆
動手段5によってレンズを傾動させることで当該レンズ
を通過した照射光の向きを変化させるようにした構成
(例えば、特開平7−37405号公報参照。)を挙げ
ることができる。尚、反射鏡やレンズについてはその全
体を傾動させる代わりに、それらの一部分の位置制御を
行うことによって照射光の主要部を所望の方向に変化さ
せるようにしても良い。
【0036】また、反射鏡とレンズとの間に位置される
シェードを駆動手段5によって移動させることによっ
て、灯具の配光パターンにおける明暗境界を上下に変化
させるような構成(例えば、特開平7−29401号公
報参照。)の他、反射鏡及び光源、レンズ及び反射鏡、
あるいはレンズ及びシェードを駆動手段5により一緒に
移動することによって照射方向を変化させる等、灯具に
おける光学的な構成部材の組み合わせの如何に応じた各
種の実施形態が可能である。
【0037】ところで、車輌姿勢検出手段3が複数の検
出手段を備えている場合には、それらのうちの必要最低
限の検出手段が正常である限り、灯具の照射方向制御を
続行させることが車輌の走行安全性の面で好ましい。
【0038】例えば、自動車において全輪のそれぞれに
対して車高センサーを設ける場合には、自動車のピッチ
ング角の変化は前後の車軸部の高さの変化量とホィール
ベース(軸距)とから算出することができる。つまり、
ピッチング角を求めるには、車輌前後の車軸部について
それぞれ少なくとも1個以上の車高センサーが正常に機
能している必要がある。
【0039】よって、前輪(又は後輪)に対して付設さ
れた車高センサーが全て故障した場合にのみ上記i)又
はii)の制御を行い、前輪及び後輪についてそれぞれ
1個以上の正常の車高センサーがある限り灯具の照射方
向に係る補正制御を続行することが望ましい。尚、この
ように全車輪について車高センサーを設けた場合にはこ
れらの車高センサーの出力信号と車軸部の高さ変化とを
どのような関係をもって規定するかが車輌姿勢変化の検
出精度等に重要な影響を与えるので、例えば、左右の車
輪に対して設けられた車高センサーの出力信号レベルの
平均値を車軸部の高さの示す代表値として採用すると、
信号レベルのバラツキが低減され、またノイズ等の影響
によって好ましくない信号レベルがそのまま採用されて
検出精度を低下させるといった問題を解決することがで
きる。但し、この場合には、左右の車輪に設けられた車
高センサーのうちの一方に異常が発生した場合には残さ
れた正常の車高センサーの出力信号を車軸部の高さの代
表値として採用する。
【0040】しかして、車輌前後の車軸部にそれぞれ複
数の車高検出手段を設けた場合(車高検出手段が車輌に
既存のものか又は新たに設けられたものかは問わな
い。)には、前方の車軸部に対する車高検出手段のうち
の少なくとも一つが正常に機能しかつ後方の車軸部に対
する車高検出手段のうちの少なくとも一つが正常に機能
している限り、灯具の照射方向に係る補正制御を継続さ
せることが好ましい。
【0041】
【実施例】図5乃至図11は本発明の実施の一例を示す
ものであり、自動車への適用例を示すものである。
【0042】図5は車輌前後の車軸部にそれぞれ1個の
車高センサーを設けた場合の照射方向制御装置7の構成
を示すものであり、上記補正計算手段2の機能を実現す
るためにコンピュータを内蔵するECU(電子制御ユニ
ット)8を有し、該ECU8には車高センサー9F、9
Rによる検出信号が入力される。尚、車高センサー9F
が前輪の車軸部に対して設けられ、車高センサー9Rが
後輪の車軸部に対して設けられており、これらが上記車
輌姿勢検出手段3に相当する。そして、車高センサー9
F、9Rによる検出信号がECU8に入力されると、E
CU8内では車輌前後の車軸部の高低変化及びホィール
ベースから車輌のピッチング角の変化を算出して灯具の
照射方向を所定の方向に保つための補正計算を行う。
尚、本実施例では所定の時間間隔毎に車高センサー9
F、9Rの出力信号をECU8内に取り込んでピッチン
グ角の算出に係る計算を行っているが、本発明に関する
限りその計算方法の如何は問わない。
【0043】ECU8の出力する補正信号は、車輌前部
に設けられた左右一対の灯具の照射方向をそれぞれ制御
する駆動部10、10′に送出される。尚、駆動部1
0、10′には、灯具又はその構成部材(反射鏡、レン
ズ等)を駆動するためのモータ10a、10′aや、灯
具又はその構成部材の姿勢を検出するための位置検出器
10b、10′bを備えており、ECU8の出力信号が
モータ10a、10′aに対して直接に又はモータ駆動
回路10c、10′cを介して送出され、位置検出器1
0b、10′bの検出信号がECU8に送出される。
【0044】照射方向制御装置7では、車高センサー9
F、9Rについての異常検出は車高センサーからECU
8に送出される検出信号レベルの変動幅をECU8が常
に監視することによって行われる。
【0045】図6及び図7は横軸に時間tをとり縦軸に
車高センサーの出力信号レベル(これを「V」と記
す。)をとってその時間的変化の一例を示すものであ
り、図6が車高センサーの正常な動作時における出力変
化を示し、図7が車高センサーの故障時における出力変
化を示している。
【0046】車高センサーが正常に機能している場合に
は、図6から明らかなように信号レベルVに変動が認め
られるのに対して、車高センサーの故障時には図7に示
すように信号レベルが一定となり変動がほとんどがみら
れなくなる。
【0047】よって、信号レベルの変動幅が所定の設定
幅より小さい場合には車高センサーに異常が生じたとの
判定を下すことができ、また、車輌の姿勢が変化した場
合には前部の車軸部と後部の車軸部との間に相関性のあ
る高さ変動(但し、前後の時間差はホィールベースや車
速等により決まる。)が認められることに着目し、ある
車高センサーの出力信号についてレベル変動が小さいの
に対して、残りの車高センサーの出力信号のレベル変動
がある程度大きい場合に、レベル変動の小さな信号を出
力している車高センサーに異常が生じたとの判定を下す
ことができる。
【0048】例えば、前側の車高センサー9Fの出力信
号レベルの変動幅と後側の車高センサー9Rの出力信号
レベルの変動幅とを比較することによって両者の変動幅
に大幅な違いが認められる場合に前後どちらかの車高セ
ンサーに異常が生じたものと判断することができる。つ
まり、図6が前側の車高センサー9Fの出力信号レベル
の変化を示し、図7が後側の車高センサー9Rの出力信
号レベルの変化を示すものとすると、前側の車高センサ
ー9Fについての出力信号レベルの変動幅がある程度の
幅を有するのに対して、後側の車高センサー9Rについ
ての出力信号レベルの変動幅が小さいため、両者のセン
サーのうちのいずれかに異常が生じたことが分かる。
尚、この場合の注意事項としては、図7に示す信号レベ
ル変化がセンサーの故障を示すと速断することはできな
いことである。これは、自動車が平坦路を姿勢変化なく
走行している場合には車高センサーの出力信号レベルの
変動幅が小さいので、このような状況と車高センサーの
故障時とを区別することができないからである。よっ
て、自動車が平坦路の走行から悪路の走行へと移行する
際のように、前輪が悪路に差しかかっても後輪が未だ平
坦路上にある場合に、後側の車高センサーの出力変動幅
が、前側の車高センサーの出力変動幅ほどには大きくな
いような場合には、後側の車高センサーが正常であるに
もかかわらず異常の判定が下される虞がある。そこで、
この場合には車高センサーの出力信号レベルの変動幅が
所定の設定幅より小さくなっている期間が所定の時間以
上に亘って継続した場合に異常と判定する方法を用いた
り、あるいは、故障の疑いのある車高センサーの出力を
同じ車軸部に対して設けられた別の車高センサーの出力
と比較する方法等を用いることによって解決することが
できる。
【0049】図8は車高センサー9F、9Rからの出力
信号に基づきこれらについて異常の有無を判定するため
にECU8内で行われる処理の流れを示すフローチャー
ト図である。尚、本実施例では、車高センサーの出力信
号レベルの検出において所定の検出時間を設定するとと
もに、出力信号レベルの最大値と最小値を取り出して両
者の差が所定値以下の場合に車高センサーに故障(例え
ば、電源等とのショートや断線等)が生じたものとみな
す方法を用いている。即ち、図6が前方の車軸部に設け
られた車高センサー9Fの出力信号のレベル変化を示す
ものとし、ある一定の検出時間(これを「T」とする)
を設定して、当該検出時間T内における信号レベルの最
大値を「SFmax」、その最小値を「SFmin」と
し、差「ΔSF」を「ΔSF=SFmax−SFmi
n」で定義し、後方の車軸部についても同様に、検出時
間T内における車高センサー9Rの出力信号レベルの最
大値を「SRmax」、その最小値を「SRmin」と
し、差「ΔSR」を「ΔSR=SRmax−SRmi
n」で定義するとともに、ΔSRや上記ΔSFと2つの
基準値(これらを「SA」、「SB」と記す。)との間
の大小関係をそれぞれ比較する。尚、前後の車高センサ
ーについての検出時間Tの開始タイミングを同じにする
こともできるし、これに対してホィールベースや車速に
応じた時間差を設けても良い。また、検出時間Tの長さ
を前後のセンサーについて同じにしても良いし、それぞ
れ異なる長さに設定することもでき、さらに、検出時間
Tや基準値SA、SBを車速(例えば、図5に示すよう
に車速センサー11による検出信号をECU8に入力す
る。)等に応じて変化させても良い。
【0050】図8のステップS1では前側の車高センサ
ー9Fについての変動幅ΔSFと基準値SAとの大小を
比較し、「ΔSF≦SA」の場合にはステップS2に進
み、「ΔSF>SA」の場合にはステップS7に進む。
【0051】ステップS2では後側の車高センサー9R
についての変動幅ΔSRと基準値SBとの大小を比較
し、「ΔSR≧SB」の場合にはステップS3に進み、
「ΔSR<SB」の場合にはステップS4に進む。
【0052】ステップS3に到達したということは前側
の車高センサー9Fについての変動幅が小さく、かつ後
側の車高センサー9Rについての変動幅がある程度大き
い状態を意味しているので、前側の車高センサー9Fに
異常が発生した可能性があると判断する。勿論、車高セ
ンサー9Fが正常であってかつ前輪が平坦路上にあり、
後輪が悪路上にある状況も可能性として否定できないの
で、所定時間以上に亘ってこのような状態が継続した場
合に前側の車高センサー9Fに異常が生じたと判定する
必要がある。
【0053】ステップS4に到達するのは、前後の車高
センサーについての変動幅がともに小さい場合であり、
そのままでは自動車が平坦路を走行しているためにセン
サー出力の変動が少ないのか、あるいは、両センサーに
異常が発生したためにセンサー出力の変動が少ないのか
を区別することができないため、この状態が所定の時間
以上継続したか否かを本ステップS4で問い、そうであ
ればステップS6に進んで両方のセンサーに異常が生じ
たと判断し、そうでなければステップS5に進みセンサ
ーがともに正常であると判断する。尚、車高センサーの
異常によってその出力が正常時に比べて著しく低下する
等の顕著な変化が認められるような場合には、所定時間
の経過を待つことなく、ステップS4において異常時の
特徴的な変化がみられるか否かを判断してステップS5
又はS6に条件分岐すれば良い。
【0054】ステップS7では後側の車高センサー9R
についての変動幅ΔSRと基準値SAとの大小を比較
し、「ΔSR≦SA」の場合にはステップS8に進み、
「ΔSR>SA」の場合にはステップS13に進む。
【0055】ステップS8では前側の車高センサー9F
についての変動幅ΔSFと基準値SBとの大小を比較
し、「ΔSF≧SB」の場合にはステップS9に進み、
「ΔSF<SB」の場合にはステップS10に進む。
【0056】ステップS9に到達したということは後側
の車高センサー9Rについての変動幅が小さく、かつ前
側の車高センサー9Fについての変動幅がある程度大き
い状態を意味しているので、後側の車高センサー9Rに
異常が発生した可能性があり、この状態が所定時間以上
に亘って継続した場合に後側の車高センサー9Rに異常
が生じたと判定する。
【0057】また、ステップS10に到達するのは、前
後の車高センサーについての変動幅がともに小さい場合
であり、この状態が所定の時間以上継続したか否かを本
ステップで問い、そうであればステップS12に進んで
両方のセンサーに異常が生じたと判断し、そうでなけれ
ばステップS11に進みセンサーがともに正常であると
判断する。尚、車高センサーの異常によってその出力が
正常時に比べて著しく低下する等の顕著な変化が認めら
れるような場合には、所定時間の経過を待つことなく、
ステップS10から直ちにステップS11又はS12に
条件分岐することができる。
【0058】ステップS13への到達は、前後の車高セ
ンサーについての変動幅がともにある程度大きい場合で
あり、よってこの場合には両センサーが正常に機能して
いるという判断を下す。
【0059】ステップS14及びステップS15は、車
高センサーに係る異常判定後の処理を示しており、ステ
ップS5、S11、S13において車高センサーが正常
に機能していると判断された場合にはステップS15に
進み、ECU8内において車高センサー9F、9Rから
の検出信号に基づいて車輌のピッチング角の算出計算が
行われるとともに、算出されたピッチング角と同じ角度
であってピッチング角の変化方向とは逆方向の補正角を
もって灯具の照射方向を変化させるための補正信号が求
められ、これが駆動部10、10′にそれぞれ送出され
ることによって灯具又はその構成部材が駆動される。
【0060】また、ステップS3、S6、S9、S12
において車高センサー9F、9Rの一方又は両方に異常
が生じたと判断された場合にはステップS14に進み、
ECU8から駆動部10、10′に送出される信号によ
って灯具又はその構成部材が駆動されて灯具の照射方向
が所定方向を向くように規定される(前記した方法i)
参照。)。
【0061】尚、本実施例では車輌前後の車軸部に対し
て車高センサーが1個ずつ設けられているが、前後の車
軸部に対してそれぞれ複数の車高センサーを設けるよう
にした構成に拡張することは容易である。
【0062】例えば、全輪に対して車高センサーが設け
られている場合には、図9の照射方向制御装置12に示
すように、4つの車高センサー9FR、9FL、9R
R、9RLの出力信号がECU8に入力される。尚、車
高センサー9FR、9FLは自動車の前輪に対して設け
られたセンサーであり、9FRが右輪に対するセンサ
ー、9FLが左輪に対するセンサーである。また、車高
センサー9RR、9RLは自動車の後輪に対して設けら
れたセンサーであり、9RRが右輪に対するセンサー、
9RLが左輪に対するセンサーである。
【0063】これらの車高センサーについての異常判定
方法については上記した方法を容易に一般化することが
できる。即ち、ある車高センサーの出力信号レベルSX
Y(XはF又はR、YはL又はRである。)について検
出時間T内の最大値SXYmaxと最小値SXYmin
との差ΔSXYを求め、これと基準値SAとを比較し、
ΔSXY≦SAの場合には、残りの3つの車高センサー
の出力信号レベルSxy(xはF又はR、yはL又はR
であり、x≠Xまたはy≠Yである。)の全てについて
検出時間T内の最大値Sxymaxと最小値Sxymi
nとの差ΔSxyを求めてこれを基準値SBと比較す
る。そして、ΔSXY≦SAであって、残り3つの車高
センサーについてΔSxy≧SBが成立する場合には、
SXYに係る車高センサーの出力信号のレベル変動幅だ
けが他の3つの車高センサーの出力信号のレベル変動幅
に比して小さいことからSXYに係る車高センサーに異
常が生じたものと判断する。また、ΔSXY>SAの場
合には残りの車高センサーを特定(つまりX、Yを変更
する。)して信号レベルSXYについて上記と同様の処
理を行えば良い。
【0064】そして、照射方向制御装置12において、
4つの車高センサーが全て正常に機能している場合に
は、図9に示すように、車高センサー9FR及び9FL
の出力信号がECU8内の平均計算部8aに送出されて
両者の信号レベルが平均化された後これがピッチング角
計算部8cに送られる。また、車高センサー9RR及び
9RLの出力信号がECU8内の平均計算部8bに送出
されて両者の信号レベルが平均化された後これがピッチ
ング角計算部8cに送られる。
【0065】ピッチング角計算部8cでは、平均計算部
8a、8bからの情報と自動車のホィールベースに基づ
いてピッチング角が求められ、これが補正角計算部8d
に送られると、灯具の照射方向を所定方向に保つための
補正角が算出され、補正角に応じた補正信号が駆動部1
0、10′のモータ駆動回路10c、10′cにそれぞ
れ送出されてモータ10a、10′aの駆動により灯具
の照射方向制御が行われる。
【0066】尚、平均計算部8a及び8b、ピッチング
角計算部8c、補正角計算部8dは、ECU8内の処理
機能をブロック図により視覚化して示すものであり、こ
れらはプログラム処理によって実現される。
【0067】このような照射方向に係る補正制御は、車
高センサー9FL、9FRのうちの少なくとも一方が正
常に機能し、かつ、車高センサー9RL、9RRのうち
の少なくとも一方が正常に機能している限り行われる。
但し、一方の車高センサーに異常が生じた場合に出力信
号レベルについての平均化処理を行うことは、不確かな
情報の混入を許すことになるので正常に機能している方
の車高センサーの出力信号レベルをそのまま採用する。
【0068】例えば、図10に示すように、左側後輪に
係る車高センサー9RLに異常が生じた場合には、車高
センサー9RRの出力信号がピッチング角計算部8cに
直接送出され、正常な車高センサー9FL、9FRにつ
いてはこれらの出力信号が平均計算部8aに送出され
る。
【0069】また、図11に示すように、右側前輪に係
る車高センサー9FR及び左側の後輪に係る車高センサ
ー9RLに異常が生じた場合には、車高センサー9F
L、9RRの出力信号がそれぞれピッチング角計算部8
cに直接送出される。尚、図10や図11において車高
センサー9FR、9RLに係る枠から右方に延びる線分
に付された「×」印は、これらの車高センサーに異常が
生じたことを意味するものであって、車高センサーの出
力信号がECU8に入力されないことを意味するもので
はないことに注意を要する。
【0070】車高センサー9FR、9FLの両方又は9
RR、9RLの両方に異常が生じた場合には、ピッチン
グ角計算部8cに有用な情報が入力されないので、ピッ
チング角計算部8cがその旨を補正角計算部8dに通知
し、補正角計算部8dから駆動部10、10′に送出さ
れる信号によって灯具の照射方向が予め決められた方向
を向くように規定され、照射方向が固定される。
【0071】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、請求項1に係る発明によれば、異常検出手段により
車輌姿勢検出手段の異常が検出された場合には、灯具の
照射方向が所定方向を向くように規定し又は灯具の照射
方向を所定範囲内に制限することによって、異常発生時
に灯具の照射方向が不特定な方向を向かないように制御
されるので、対向車等への眩惑を防止することができ
る。
【0072】請求項2に係る発明によれば、補正計算手
段が車輌姿勢検出手段の出力信号に基づいて当該車輌姿
勢検出手段に異常が生じたか否かの判断を下すことがで
きるので車輌姿勢検出手段に対して別段の異常検出手段
を設ける必要がない。
【0073】請求項3に係る発明によれば、車輌姿勢検
出手段による検出信号の変動幅が所定の範囲内であり、
かつこの状態が所定時間以上に亘って継続した場合に当
該車輌姿勢検出手段に異常が生じたものと判断すること
で、車輌の姿勢が安定している場合に車輌姿勢検出手段
の検出信号の変動幅が小さい状況を当該車輌姿勢検出手
段の異常時であると誤認することが少なくなる。
【0074】請求項4や請求項5に係る発明によれば、
車輌姿勢検出手段が車輌前後の車軸部にそれぞれ設けら
れた複数の車高検出手段からなる場合において、車輌前
部又は後部の車軸部に設けられた車高検出手段の全てに
ついて異常が生じるまでは灯具の照射方向制御を極力続
行することで車輌走行の安全性を保証することができ
る。
【0075】請求項6や請求項7に係る発明によれば、
ある車高検出手段について異常の疑いがある場合にその
出力信号を、他の車高検出手段の出力信号と比べること
によって当該車高検出手段に異常が生じたか否かを判断
することができるので、車輌姿勢に関する総合的な状況
判断に基づいてより正確な異常判定を下すことができ
る。尚、請求項7に係る発明によれば、車高検出手段の
出力信号の変動幅を所定値と比較することによって判定
処理の簡素化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車輌用灯具の照射方向制御装置の
構成について説明するためのブロック図である。
【図2】車高検出手段について説明するための車輌の概
略図である。
【図3】車輌姿勢検出手段の異常時に灯具の照射範囲を
所定範囲に狭める方法について説明するための概略図で
ある。
【図4】車輌姿勢検出手段の異常時に灯具の照射範囲を
所定範囲に狭めるとともに照射方向の上限を規制する方
法について説明するための概略図である。
【図5】図6乃至図11とともに本発明の実施の一例を
示すもので、本図は回路ブロック図である。
【図6】図7とともに車高センサーの出力信号レベルに
ついての時間的変化を概略的に示すグラフ図であり、本
図は車高検出手段の正常時におけるレベル変化の一例を
示す。
【図7】車高センサーの異常時におけるレベル変化の一
例を示す。
【図8】制御の流れを示すフローチャート図である。
【図9】図10及び図11とともに自動車の全車輪に対
してそれぞれ車高センサーが設けられている場合の装置
構成の要部を示すものであり、本図は4つの車高センサ
ーが正常に機能している場合の制御について説明するた
めの要部のブロック図である。
【図10】左側の後輪に対して設けられた車高センサー
に異常が生じた場合の制御について説明するための要部
のブロック図である。
【図11】右側の前輪及び左側の後輪に対して設けられ
た車高センサーに異常が生じた場合の制御について説明
するための要部のブロック図である。
【符号の説明】
1…照射方向制御装置、2…補正計算手段、3…車輌姿
勢検出手段、3a…車高検出手段、4…異常検出手段、
5…駆動手段、6…車輌用灯具、9F、9R、9FR、
9FL、9RR、9RL…車高センサー(車高検出手
段)、10、10′…駆動部(駆動手段)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輌の姿勢を検出するための車輌姿勢検
    出手段と、灯具の照射光を所望の方向に向けるための駆
    動手段と、車輌姿勢検出手段からの信号に応じて灯具の
    照射光を所定の方向に保つための補正計算を行って駆動
    手段に補正信号を送出する補正計算手段と、車輌姿勢検
    出手段に異常が生じたことを検出する異常検出手段とを
    備えた車輌用灯具の照射方向制御装置であって、 異常検出手段によって車輌姿勢検出手段に異常が生じた
    ことが検出された場合に補正計算手段から駆動手段に送
    出される補正信号により灯具の照射方向が所定の方向を
    向くように固定され又は所定の範囲内に規制されるよう
    にしたことを特徴とする車輌用灯具の照射方向制御装
    置。
  2. 【請求項2】 車輌の姿勢を検出するための車輌姿勢検
    出手段と、灯具の照射光を所望の方向に向けるための駆
    動手段と、車輌姿勢検出手段からの信号に応じて灯具の
    照射光を所定の方向に保つための補正計算を行って駆動
    手段に補正信号を送出する補正計算手段とを備えた車輌
    用灯具の照射方向制御装置において、 補正計算手段が車輌姿勢検出手段の出力信号を受けてそ
    のレベル又は変動幅から当該車輌姿勢検出手段に異常が
    生じたと判断した場合に、補正計算手段から駆動手段に
    送出される補正信号により灯具の照射方向が所定の方向
    を向くように固定され又は所定の範囲内に規制されるよ
    うにしたことを特徴とする車輌用灯具の照射方向制御装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の車輌用灯具の照射方向
    制御装置において、 車輌姿勢検出手段による検出信号の変動幅が所定の範囲
    内であり、かつこの状態が所定時間以上に亘って継続し
    た場合に当該車輌姿勢検出手段に異常が生じたと補正計
    算手段が判断することを特徴とする車輌用灯具の照射方
    向制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2又は請求項3に記載
    の車輌用灯具の照射方向制御装置において、 車輌姿勢検出手段が車輌前後の車軸部にそれぞれ設けら
    れた複数の車高検出手段からなり、 車輌前部の車軸部に設けられた車高検出手段の全て又は
    車輌後部の車軸部に設けられた車高検出手段の全てにつ
    いて異常が生じたことが検出された場合に、補正計算手
    段から駆動手段に送出される補正信号により灯具の照射
    方向が所定の方向を向くように固定され又は所定の範囲
    内に規制されるようにしたことを特徴とする車輌用灯具
    の照射方向制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の車輌用灯具の照射方向
    制御装置において、 車輌前部又は後部の車軸部に設けられた車高検出手段の
    うち異常が生じたことが検出されないものが1個だけに
    なった場合には当該車高検出手段による検出値を車輌前
    部又は後部の車軸部に係る車高検出値として用い、 車輌前部又は後部の車軸部に設けられた車高検出手段の
    うち異常が生じたことが検出されないものが複数の場合
    にはこれらの車高検出手段による検出値についての平均
    値を車輌前部又は後部の車軸部に係る車高検出値として
    用いることを特徴とする車輌用灯具の照射方向制御装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項4又は請求項5に記載の車輌用灯
    具の照射方向制御装置において、 ある車高検出手段の出力信号を、他の複数の車高検出手
    段の出力信号と比べたときに相関性が低い場合に当該車
    高検出手段に異常が生じたと異常検出手段又は補正計算
    手段が判断することを特徴とする車輌用灯具の照射方向
    制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の車輌用灯具の照射方向
    制御装置において、 ある車高検出手段についてその出力信号の変動幅が小さ
    いために異常の疑いがある場合に、残り全て若しくは複
    数の車高検出手段の出力信号について所定時間における
    それぞれの変動幅を所定値と比較し、これらの変動幅が
    所定値以上である場合に上記異常の疑いのある車高検出
    手段に異常が生じたものと異常検出手段又は補正計算手
    段が判断することを特徴とする車輌用灯具の照射方向制
    御装置。
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