JPH0931145A - ブロック共重合体および樹脂組成物 - Google Patents

ブロック共重合体および樹脂組成物

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JPH0931145A
JPH0931145A JP7177516A JP17751695A JPH0931145A JP H0931145 A JPH0931145 A JP H0931145A JP 7177516 A JP7177516 A JP 7177516A JP 17751695 A JP17751695 A JP 17751695A JP H0931145 A JPH0931145 A JP H0931145A
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宏一郎 磯上
Toshiaki Sato
寿昭 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 4級アンモニウム塩基含有単量体単位より主
としてなる数平均分子量5,000〜400,000の
重合体ブロック(A)およびオレフィン単位より主とし
てなる数平均分子量100〜200,000の重合体ブ
ロック(B)からなるブロック共重合体、並びにこのブ
ロック共重合体を、ポリオレフィン系樹脂100重量部
に対して0.5〜20重量部配合してなる樹脂組成物。 【効果】 本発明のブロック共重合体は、ポリオレフィ
ン系樹脂に対して少量添加するだけで十分な帯電防止性
を付与することが可能であり、該ブロック共重合体を配
合したポリオレフィン系樹脂組成物は、水洗や加熱によ
る劣化が少なく、恒久的な帯電防止性を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリオレフィン系樹脂
に恒久的な帯電防止性を付与することが可能なブロック
共重合体および該ブロック共重合体により恒久的な帯電
防止性が付与されたポリオレフィン系樹脂組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、ポリオレフィン系樹脂は電気絶
縁抵抗が大きいため、摩擦により容易に静電気が発生
し、帯電しやすい。このためポリオレフィン系樹脂を用
いて成形品を製造する際や、その成形品を使用する際に
は種々のトラブルが発生する。例えば、ポリオレフィン
系樹脂をフィルムやシートに成形加工する際に静電気が
発生すると、作業効率が低下するだけでなく、静電気火
花の発生により重大な事故が起こる可能性がある。ま
た、ポリオレフィン系樹脂からなるフィルムやシートを
包装用に使用する場合には、塵埃付着による外観の悪化
を招くだけでなく、人体に接触した場合に静電気ショッ
クを与えることがある。
【0003】そこで、ポリオレフィン系樹脂に帯電防止
性を付与するために、各種親水性化合物などの帯電防止
剤を添加する方法が試みられている。例えば、N,N−
ビスヒドロキシエチルアルキルアミンと、多価アルコー
ル脂肪族エステル、脂肪族アルコールまたはグリセリン
モノ脂肪酸エステルなどを併用して添加する方法、ベタ
イン型両性界面活性剤を添加する方法、脂肪酸ジエタノ
ールアミド単独またはこれにソルビタン脂肪酸エステル
を併用して添加する方法などがある。しかしながら、こ
れら従来の低分子量の帯電防止剤では、帯電防止性を発
現するに十分な量を使用した場合には、経時的に帯電防
止剤が樹脂表面に大量にブリードアウトするため、樹脂
表面が白化、着色したり、べたつきを生じ、接着性不
良、印刷性不良などの問題を起こしやすい。一方、樹脂
表面にブリードアウトする量を減らすために、帯電防止
剤を少量使用した場合には、帯電防止性能が発現しにく
く、経時的に安定な帯電防止効果が得られない。
【0004】これらの問題点を解決するため、高分子量
の帯電防止剤が提案されている。例えば、特開平6−2
12079号公報には、(A)熱可塑性樹脂100重量
部に、(B)65〜99モル%のオレフィン単位、0〜
15モル%の(メタ)アクリレート単位および1〜35
モル%の4級アンモニウム塩基含有(メタ)アクリルア
ミド単位からなるランダム共重合体を3〜30重量部添
加してなる、帯電防止性に優れた樹脂組成物が記載され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
特開平6−212079号公報に記載されているような
ランダム共重合体を樹脂に添加する方法では、十分な帯
電防止性を得るためには多量に添加する必要があり、製
造コストアップや樹脂の機械的強度が低下するなどの問
題点を有している。
【0006】本発明の目的は、ポリオレフィン系樹脂に
対して少量で恒久的な帯電防止性を付与することが可能
なブロック共重合体を提供することにある。さらに本発
明の他の目的は、恒久的な帯電防止性を有するポリオレ
フィン系樹脂組成物を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前述の問
題点を解決するべく鋭意研究した結果、4級アンモニウ
ム塩構造を有するブロックおよびポリオレフィンブロッ
クからなるブロック共重合体が、オレフィン系樹脂に対
して優れた帯電防止性を付与することを見出だし、本発
明を完成するに至った。
【0008】本発明によれば、上記の目的は、4級アン
モニウム塩基含有単量体単位より主としてなる数平均分
子量5,000〜400,000の重合体ブロック
(A)およびオレフィン単位より主としてなる数平均分
子量100〜200,000の重合体ブロック(B)か
らなるブロック共重合体を提供することにより達成され
る。
【0009】さらに、上記の他の目的は、ポリオレフィ
ン系樹脂100重量部に、上記のブロック共重合体を
0.5〜20重量部配合してなる樹脂組成物を提供する
ことにより達成される。
【0010】重合体ブロック(A)を構成する4級アン
モニウム塩基含有単量体としては、例えば、下記の一般
式(I)で表されるN,N−ジアルキルアミノアルキル
(メタ)アクリレート、下記の一般式(II)で表される
N,N−ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリルア
ミド、下記の一般(III)で表されるN,N−ジアルキ
ルアミノアルキルマレイミド、2−ビニルピリジンなど
のビニルピリジン誘導体を4級化剤で4級アンモニウム
塩化した単量体を挙げることができ、これらのうち1種
または2種以上を用いることができる。
【0011】
【化1】
【0012】
【化2】
【0013】
【化3】
【0014】〔上記の式(I)、式(II)、式(III)
中、R1は水素原子またはメチル基、R2およびR3は炭
素数1〜6の炭化水素基、nは1〜6の整数を示す。〕
【0015】これらの単量体のなかでも、上記の一般式
(I)で示されるN,N−ジアルキルアミノアルキル
(メタ)アクリレートを4級化剤で4級アンモニウム塩
化した単量体を用いることが好ましく、2−(N,N−
ジメチルアミノ)エチル(メタ)アクリレート、2−
(N,N−ジエチルアミノ)エチル(メタ)アクリレー
ト、2−(N,N−ジtert−ブチルアミノ)エチル
(メタ)アクリレート、2−(N,N−ジシクロヘキシ
ルアミノ)エチル(メタ)アクリレート、2−(N,N
−ジn−プロピルアミノ)エチル(メタ)アクリレー
ト、2−(N,N−ジイソプロピルアミノ)エチル(メ
タ)アクリレート、2−(N,N−ジイソブチルアミ
ノ)エチル(メタ)アクリレートを4級化剤で4級アン
モニウム塩化した単量体を用いるのがより好ましい。
【0016】重合体ブロック(A)を構成する単量体と
して、必要に応じて、4級アンモニウム塩基含有単量体
と共重合可能な単量体を50モル%以下、好ましくは3
0モル%以下、より好ましくは20モル%以下の割合で
併用してもよい。これらの併用可能な単量体としては、
例えば、(メタ)アクリル酸、メチル(メタ)アクリレ
ート、エチル(メタ)アクリレート、n−プロピル(メ
タ)アクリレート、イソプロピル(メタ)アクリレー
ト、n−ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メ
タ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリ
レート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、
ラウリル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メ
タ)アクリレート、フェニル(メタ)アクリレート、ベ
ンジル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アク
リレートなどの(メタ)アクリル酸およびその誘導体;
N−フェニルマレイミド、N−メチルマレイミドなどの
イミド系単量体;(メタ)アクリロニトリルなどのニト
リル系単量体;(メタ)アクリルアミドなどのアミド系
単量体;スチレン、α−メチルスチレンなどの芳香族ビ
ニル系単量体;酢酸ビニルなどのビニルエステル類;エ
チレン、プロピレン、1−ブテン、2−ブテンなどのα
−オレフィン;無水マレイン酸、イタコン酸などを挙げ
ることができる。
【0017】重合体ブロック(A)の数平均分子量は
5,000〜400,000であり、10,000〜2
00,000であるのが好ましい。数平均分子量が5,
000未満の場合には、樹脂に十分な帯電防止効果を付
与することができない。数平均分子量が400,000
を越える場合には、ブロック共重合体を製造する際のハ
ンドリング性が悪化する。
【0018】重合体ブロック(B)を構成するオレフィ
ンとしては、例えば、エチレン、プロピレン、1−ブテ
ン、2−メチル−1−ブテン、3−メチル−1−ブテ
ン、2−ブテン、イソブチレン、ブタジエン、イソプレ
ン、ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、1−ヘキセ
ン、1−オクテン、1−デセン、1−オクタデセン、ビ
ニルシクロヘキサン、シクロペンタジエン、β−ピネン
などを挙げることができ、これらのうち1種または2種
以上を使用することができる。これなのかでも、エチレ
ン、プロピレン、1−ブテン、イソブチレンを使用する
のが好ましい。
【0019】重合体ブロック(B)を構成する単量体と
して、必要に応じて、オレフィンと共重合可能な単量体
を50モル%以下、好ましくは30モル%以下、より好
ましくは10モル%以下の割合で併用してもよい。これ
らの併用可能な単量体としては、例えば、酢酸ビニルな
どのビニルエステル類;(メタ)アクリル酸、メチル
(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、
グリシジル(メタ)アクリレートなどの(メタ)アクリ
ル酸およびその誘導体;メチルビニルエーテル、エチル
ビニルエーテル、イソブチルビニルエーテル、メチルプ
ロペニルエーテル、エチルプロペニルエーテルなどのビ
ニルエーテル類;無水マレイン酸などを挙げることがで
きる。
【0020】重合体ブロック(B)の数平均分子量は1
00〜200,000であり、150〜100,000
であるのが好ましい。数平均分子量が100未満の場合
には、ポリオレフィン系樹脂に配合した場合に樹脂表面
にブリードアウトしやすく、樹脂表面がべとつく傾向が
ある。数平均分子量が200,000を越える場合に
は、樹脂に十分な帯電防止効果を付与することができな
い。
【0021】本発明のブロック共重合体の数平均分子量
は、配合する樹脂に十分な帯電防止効果を付与すること
ができ、さらに樹脂表面にべとつきを生じないという点
から、6,000〜500,000であるのが好まし
く、10,000〜200,000であるのがより好ま
しい。
【0022】本発明のブロック共重合体の製造法は特に
限定されるものではないが、例えば、末端にメルカプト
基を有するオレフィンよりなる重合体ブロック(B)の
存在下に、4級アンモニウム塩基含有単量体を重合させ
ることにより重合体ブロック(A)を形成させる方法;
該重合体ブロック(B)の存在下に、3級アミノ基含有
単量体を重合させた後、4級化剤を用いて4級アンモニ
ウム塩化することにより重合体ブロック(A)を形成さ
せる方法などを採用することができる。
【0023】なお、末端にメルカプト基を有する重合体
ブロック(B)は、各種方法により合成可能であり、例
えば、末端に二重結合を有するポリオレフィン系樹脂
に、チオ酢酸、チオ安息香酸、チオプロピオン酸、チオ
酪酸またはチオ吉草酸などを付加させた後、酸またはア
ルカリで処理する方法や、オレフィンのアニオン重合に
おいて、停止剤としてエチレンスルフィドなどを用いる
方法により合成することができる。
【0024】適当な重合開始剤を用いて、末端にメルカ
プト基を有する重合体ブロック(B)の存在下に、重合
体ブロック(A)を構成する単量体を重合する方法は、
例えば、溶液重合、塊状重合、乳化重合、分散重合など
いずれの重合方法を用いることも可能であるが、効率良
くブロック共重合体を合成するには溶液重合が好まし
い。溶液重合の際に用いることができる溶媒としては、
例えば、クロロホルム、塩化メチレン、塩化エチレンな
どのハロゲン化炭化水素;ベンゼン、トルエン、キシレ
ン、テトラリンなどの芳香族系炭化水素;クロロベンゼ
ン、o−ジクロロベンゼン、p−ジクロロベンゼンなど
のハロゲン化芳香族炭化水素;テトラヒドロフランなど
のエーテル類;メタノール、エタノール、n−プロパノ
ール、イソプロパノール、n−ブタノールなどのアルコ
ール類などを挙げることができ、これらのうち1種また
は2種以上を用いることができる。
【0025】重合開始剤としては通常のラジカル重合開
始剤、例えば、2,2’−アゾビス(2,4−ジメチル
バレロニトリル)、2,2’−アゾビスイソブチロニト
リル、2,2’−アゾビス(4−メトキシ−2,4−ジ
メチルバレロニトリル)、1,1’−アゾビス(シクロ
ヘキサン−1−カルボニトリル)、2−シアノ−2−プ
ロピルアゾホルムアミド、2,2’−アゾビス−1−シ
クロブタンニトリル、4,4’−アゾビス−4−シアノ
ペンタノイックアシッド、2,2’−アゾビスシクロプ
ロピルプロピオニトリルなどのアゾビス化合物;アセチ
ルパーオキシド、ベンゾイルパーオキシド、p−クロル
ベンゾイルパーオキシド、イソブチリルパーオキシド、
ラウロイルパーオキシド、ビス−3,5,5−トリメチ
ルヘキサノイルパーオキシド、t−ブチルヒドロパーオ
キシド、クメンヒドロパーオキシド、ジイソプロピルベ
ンゼンヒドロパーオキシド、ジt−ブチルパーオキシ
ド、t−ブチルクミルパーオキシド、ジクミルパーオキ
シド、2,5−ジメチル−2,5−(t−ブチルパーオ
キシ)ヘキサン、1,3−ビス(t−ブチルパーオキシ
イソプロピル)ベンゼン、1,1−ジt−ブチルパーオ
キシ−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、1,1
−ジt−ブチルパーオキシシクロヘキサン、2,2−ジ
t−ブチルパーオキシブタン、t−ブチルパーアセテー
ト、t−ブチルパーベンゾエート、t−ブチルパーオキ
シイソプロピルカーボネート、ジイソプロピルパーオキ
シジカーボネートなどの有機過酸化物;過酸化カリウ
ム、過硫酸アンモニウムなどの無機過酸化物などを使用
することができる。
【0026】重合体ブロック(A)を構成する単量体の
3級アミノ基を4級アンモニウム塩化する際に使用され
る4級化剤は、特に制限されず、従来から使用されてい
るいずれもが使用できる。例えば、塩化メチル、塩化エ
チル、臭化メチル、臭化エチル、ヨウ化メチル、ヨウ化
エチルなどのハロゲン化アルキル;クロロ酢酸ナトリウ
ム、ブロモ酢酸ナトリウム、ヨード酢酸ナトリウムなど
のハロゲン化アルキルカルボン酸塩;塩化ベンジル、臭
化ベンジル、ヨウ化ベンジルなどのハロゲン化ベンジ
ル;硫酸ジメチル、硫酸ジエチル、o−トルエンスルホ
ン酸メチル、p−トルエンスルホン酸メチル、o−トル
エンスルホン酸エチル、p−トルエンスルホン酸エチ
ル、メタンスルホン酸メチル、メタンスルホン酸エチ
ル、ベンゼンスルホン酸メチル、ベンゼンスルホン酸エ
チルなどのスルホン酸エステル誘導体;1,3−プロパ
ンスルトン、1,4−ブタンスルトンなどのスルトン類
などを挙げることができる。これらのなかでも、得られ
るブロック共重合体の帯電防止性を付与する能力が優れ
ている点で、スルホン酸エステル誘導体を4級化剤とし
て用いるのが好ましい。さらに、得られるブロック共重
合体の耐熱性が優れている点において、o−トルエンス
ルホン酸メチル、p−トルエンスルホン酸メチル、o−
トルエンスルホン酸エチル、p−トルエンスルホン酸エ
チルを4級化剤として用いるのがより好ましい。
【0027】本発明のブロック共重合体の他の製造法と
しては、末端に水酸基、カルボキシル基、アミノ基、イ
ソシアナート基などの官能基を有する重合体ブロック
(A)と、該官能基と反応して結合可能な官能基を末端
に有する重合体ブロック(B)とを、溶液中または溶融
状態で反応させる方法を挙げることができる。例えば、
末端に水酸基を有する重合体ブロック(A)と末端にカ
ルボキシル基を有する重合体ブロック(B)とを、二軸
押出機中で反応させることにより製造することができ
る。
【0028】本発明のブロック共重合体は、ポリオレフ
ィン系樹脂に対して少量添加するだけで恒久的な帯電防
止性を付与することが可能であり、その他、樹脂の防曇
性、表面印刷性、接着性などを改善する効果も有してい
る。
【0029】本発明の樹脂組成物は、ポリオレフィン系
樹脂100重量部に上記のブロック共重合体を0.5〜
20重量部配合していることが必要であり、1〜10重
量部配合していることが好ましい。ブロック共重合体の
配合量が0.5重量部未満の場合には、帯電防止効果の
発現が不十分であり、20重量部を越える場合には、得
られるポリオレフィン系樹脂組成物の機械的特性などが
低下するうえ、製造コストが高くなるので好ましくな
い。
【0030】本発明に用いられるポリオレフィン系樹脂
としては、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、
低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポ
リイソブチレン、ポリメチルペンテン、ポリブタジエ
ン、ポリブタジエンの水添物、ポリイソプレン、ポリイ
ソプレンの水添物、プロピレンとエチレンおよび/また
は1−ブテンとからなる共重合体、ジエン成分が50重
量%以下のエチレン−プロピレン−ジエン3元共重合
体、エチレンまたはプロピレンと50重量%以下の酢酸
ビニル、メタクリル酸アルキルエステルまたはアクリル
酸アルキルエステルとの共重合体、ブタジエン−イソプ
レン共重合体、ブタジエン−イソプレン共重合体の水添
物などを挙げることができ、これらのうち1種または2
種以上を使用することができる。これらのなかでもプロ
ピレン成分を50重量%以上含有するプロピレン系ポリ
オレフィン、エチレン成分を50重量%以上含有するエ
チレン系ポリオレフィン、該プロピレン系ポリオレフィ
ンとエチレン系ポリオレフィンの混合物を用いるのが好
ましい。
【0031】さらに本発明の樹脂組成物は、必要に応じ
て、顔料、核剤、熱劣化防止剤、紫外線吸収剤、アンチ
ブロッキング剤、滑剤などの添加剤や、ガラス繊維、カ
ーボン繊維、ポリアミド繊維などの繊維状充填剤、シリ
カ、水酸化アルミニウム、炭酸カルシウム、タルク、マ
イカ、酸化チタン、カーボンブラック、チタン酸カリウ
ムなどの粉末状充填剤、ポリマーアロイ相溶化剤、エン
ジニアリングプラスチック樹脂、汎用樹脂などを含有し
ていてもよい。
【0032】本発明の樹脂組成物は、上記のポリオレフ
ィン系樹脂およびブロック共重合体を使用して、通常の
ポリマーブレンドの手法により製造することができる。
例えば、ポリオレフィン系樹脂およびブロック共重合体
を樹脂材料の混合に通常用いられるような一軸押出機、
二軸押出機、ブラベンダー、ニーダー、バンバリーミキ
サーなどの溶融混練機を用いて溶融混練してもよいし、
単にドライブレンドするだけでもよい。
【0033】本発明の樹脂組成物は、熱溶融成形や加熱
加工が可能であり、射出成形、押出成形、インフレーシ
ョンフィルム成形、ブロー成形などの任意の成形方法に
よって種々の成形品を円滑に製造することができる。
【0034】本発明の樹脂組成物は成形後すみやかに帯
電防止効果を発現し、この帯電防止効果は恒久的に持続
するため、包装材料、家電・OA機器用のハウジング製
品、自動車部品などの各種用途の素材などとして有用で
ある。
【0035】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明はこれらの実施例によって何ら限定される
ものではない。なお、以下の例中、数平均分子量は、ゲ
ルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)法に
より標準ポリスチレン検量線から求めた。樹脂組成物の
評価は下記の方法に従って行った。
【0036】〔調湿試験〕試験片を20℃、65%RH
の条件下で1日間または7日間放置した後、20℃、6
5%RHの条件下、デジタル超高抵抗/微少電流計(A
DVANTEST社製R8340)を用いて、印加電圧
1000Vでの表面抵抗値を測定した。
【0037】〔水浸漬試験〕試験片を20℃の水に1日
間浸漬した後、または浸漬後7日間20℃、65%RH
の条件下に放置した後、20℃、65%RHの条件下、
デジタル超高抵抗/微少電流計(ADVANTEST社
製R8340)を用いて、印加電圧1000Vでの表面
抵抗値を測定した。
【0038】〔耐久性試験〕試験片を80℃、95%R
Hの条件下で1週間放置した後、試験片表面にセロテー
プを貼り付け、このセロテープをはがしてセロテープ表
面への付着物の有無を観察することにより、ブリードア
ウト物の有無を評価した。 ○:セロテープへの付着物なし。 ×:セロテープへの付着物あり。
【0039】実施例1 片末端に二重結合を有するエチレンオリゴマー〔三菱化
成工業(株)製「DIALEN30」〕100重量部、
トルエン200重量部およびチオ酢酸32重量部を反応
容器にとり、内部を十分に窒素置換した後、2,2’−
アゾビスイソブチロニトリル(以下、AIBNと略称す
る)1.1重量部を添加して、70℃で6時間反応させ
ることにより片末端にチオアセチル基を有する重合体を
得た。この重合体を、トルエン800重量部とメタノー
ル100重量部の混合溶媒に溶解し、4%水酸化ナトリ
ウム/メタノール溶液13重量部を添加して、窒素中6
5℃で6時間反応させることにより片末端にメルカプト
基を有する重合体を得た。この片末端にメルカプト基を
有するエチレンオリゴマー7.5重量部をトルエン40
0重量部と2−(N,N−ジメチルアミノ)エチルメタ
クリレート(以下、DMAEMAと略称する)400重
量部に溶解し、窒素中70℃で、DMAEMAの重合速
度が1時間あたり約10%になるようにAIBNを添加
し、重合率が95%になった段階で反応を停止した。さ
らに、得られた重合体100重量部を、トルエン400
重量部とメタノール600重量部の混合溶媒に溶解し、
p−トルエンスルホン酸メチル117重量部を添加し
て、窒素中50℃で4時間反応させることにより、重合
体中の3級アミノ基を全て4級アンモニウム塩化した。
得られたA−Bブロック共重合体(以下、重合体Aと称
する)における重合体ブロック(A)の数平均分子量は
83,000、重合体ブロック(B)の数平均分子量は
800、A−Bブロック共重合体の数平均分子量は8
4,000であった。
【0040】実施例2 実施例1において、片末端にメルカプト基を有するエチ
レンオリゴマーのかわりにヘキサデシルメルカプタンを
用いる以外は、実施例1と同様にしてA−Bブロック共
重合体(以下、重合体Bと称する)を得た。得られたA
−Bブロック共重合体における重合体ブロック(A)の
数平均分子量は91,000、重合体ブロック(B)の
数平均分子量は259、A−Bブロック共重合体の数平
均分子量は91,000であった。
【0041】実施例3 ポリプロピレン(三菱油化株式会社製「三菱ノーブレン
MH8」)を二軸押出機を用いて420℃で熱分解さ
せ、末端に二重結合を導入した。この重合体10重量
部、トルエン100重量部およびチオ酢酸3重量部を反
応容器にとり、内部を十分に窒素置換した後、AIBN
1重量部を添加して、80℃で6時間反応させることに
より末端にチオアセチル基を有する重合体を得た。この
重合体を、トルエン80重量部とn−ブタノール20重
量部の混合溶媒に溶解し、5.6%水酸化カリウム/n
−ブタノール溶液1重量部を添加して、窒素中トルエン
還流温度で6時間反応させることにより末端にメルカプ
ト基を有する重合体を得た。この末端にメルカプト基を
有するポリプロピレン50重量部をトルエン450重量
部とDMAEMA400重量部に溶解し、窒素中90℃
で、DMAEMAの重合速度が1時間あたり約10%に
なるように1,1’−アゾビス(シクロヘキサン−1−
カルボニトリル)を添加し、重合率95%になった段階
で反応を停止した。さらに、得られた重合体100重量
部を、トルエン400重量部とメタノール600重量部
の混合溶媒に溶解し、p−トルエンスルホン酸メチル1
05重量部を添加して、窒素中50℃で4時間反応させ
ることにより、重合体中の3級アミノ基を全て4級アン
モニウム塩化した。得られたA−Bブロック共重合体
(以下、重合体Cと称する)における重合体ブロック
(A)の数平均分子量は79,000、重合体ブロック
(B)の数平均分子量は11,000、A−Bブロック
共重合体の数平均分子量は90,000であった。
【0042】実施例4 実施例3において、ポリプロピレンのかわりにエチレン
/プロピレン重量比が73/27のエチレン−プロピレ
ン共重合体〔日本合成ゴム(株)製「EP07P」〕を
用いる以外は、実施例3と同様にしてA−Bブロック共
重合体(以下、重合体Dと称する)を得た。得られたA
−Bブロック共重合体における重合体ブロック(A)の
数平均分子量は79,000、重合体ブロック(B)の
数平均分子量は13,000、A−Bブロック共重合体
の数平均分子量は92,000であった。
【0043】実施例5 実施例1において、片末端にメルカプト基を有するエチ
レンオリゴマーの使用量を30重量部に変更した以外
は、実施例1と同様にしてA−Bブロック共重合体(以
下、重合体Eと称する)を得た。得られたA−Bブロッ
ク共重合体における重合体ブロック(A)の数平均分子
量は22,000、重合体ブロック(B)の数平均分子
量は800、A−Bブロック共重合体の数平均分子量は
23,000であった。
【0044】実施例6 実施例1において、片末端にメルカプト基を有するエチ
レンオリゴマーの使用量を3.8重量部に変更した以外
は、実施例1と同様にしてA−Bブロック共重合体(以
下、重合体Fと称する)を得た。得られたA−Bブロッ
ク共重合体における重合体ブロック(A)の数平均分子
量は134,000、重合体ブロック(B)の数平均分
子量は800、A−Bブロック共重合体の数平均分子量
は135,000であった。
【0045】実施例7 イソブチレン210重量部、塩化メチレン800重量
部、メチルシクロヘキサン1200重量部、2−クロロ
−2,4,4−トリメチルペンタン6.5重量部、2,
6−ジメチルピリジン0.98重量部およびピリジン
3.5重量部を反応容器にとり、四塩化チタン12.3
重量部を添加して、−78℃で4時間反応させることに
よりポリイソブチレンを得た。この重合体140重量部
をテトラヒドロフラン6800重量部に溶解し、カリウ
ムt−ブトキシド280重量部を加えて20時間撹拌還
流することにより片末端に二重結合を有する重合体を得
た。この重合体100重量部、トルエン200重量部お
よびチオ酢酸11重量部を反応容器にとり、内部を十分
に窒素置換した後、AIBN1.0重量部を添加して、
30℃で6時間反応させることにより片末端にチオアセ
チル基を有する重合体を得た。この重合体を、トルエン
800重量部とメタノール100重量部の混合溶媒に溶
解し、4%水酸化ナトリウム/メタノール溶液10重量
部を添加して、窒素中65℃で6時間反応させることに
より片末端にメルカプト基を有する重合体を得た。実施
例1において、片末端にメルカプト基を有するエチレン
オリゴマーのかわりに、得られた片末端にメルカプト基
を有するポリイソブチレン系重合体を用いる以外は、実
施例1と同様にしてA−Bブロック共重合体(以下、重
合体Gと称する)を得た。得られたA−Bブロック共重
合体における重合体ブロック(A)の数平均分子量は7
4,000、重合体ブロック(B)の数平均分子量は
5,200、A−Bブロック共重合体の数平均分子量は
79,000であった。
【0046】比較例1 実施例1において、片末端にメルカプト基を有するエチ
レンオリゴマーのかわりに2−メルカプトエタノールを
5.5重量部用いる以外は、実施例1と同様にしてDM
AEMAを重合し、得られた重合体を4級アンモニウム
塩化した。得られたホモポリマー(以下、重合体Hと称
する)の数平均分子量は23,000であった。
【0047】比較例2 実施例1において、片末端にメルカプト基を有するエチ
レンオリゴマーの使用量を120重量部に変更した以外
は、実施例1と同様にしてブロック共重合体(以下、重
合体Iと称する)を得た。得られたA−Bブロック共重
合体における重合体ブロック(A)の数平均分子量は
3,500、重合体ブロック(B)の数平均分子量は8
00、A−Bブロック共重合体の数平均分子量は4,3
00であった。
【0048】比較例3 65モル%のエチレン単位および35モル%の2−
(N,N−ジメチルアミノ)エチルメタクリレート単位
からなるランダム共重合体を、p−トルエンスルホン酸
メチルで処理することにより4級アンモニウム塩化し、
数平均分子量55,000のランダム共重合体を(以
下、重合体Jと称する)得た。
【0049】実施例1〜7、比較例1〜3で得られた重
合体の内容をまとめると、下記の表1に示すとおりであ
る。
【0050】
【表1】
【0051】実施例8〜14 ポリプロピレン〔三菱油化(株)製「三菱ノーブレンM
A4」〕100重量部および実施例1〜7で得られたA
−Bブロック共重合体(重合体A〜G)のいずれか5重
量部を、二軸押出機を用いて210℃で溶融混練するこ
とにより樹脂組成物を得た。この樹脂組成物を用いて、
230℃で10cm×10cm×2mmの板状試験片を
射出成形した。前記の評価方法に従って評価した結果
を、下記の表2に示す。
【0052】比較例4〜6 ポリプロピレン100重量部に対し、比較例1〜3で得
られた重合体(重合体H〜J)のいずれかを用いる以外
は、実施例8〜14と同様にして樹脂組成物を得た。評
価結果を下記の表2に示す。
【0053】実施例15、16 ポリプロピレン100重量部に対して、実施例1で得ら
れたA−Bブロック共重合体(重合体A)を3重量部ま
たは10重量部配合した以外は、実施例8〜14と同様
にして、樹脂組成物を得た。評価結果を下記の表2に示
す。
【0054】比較例7、8 ポリプロピレン100重量部に対して、実施例1で得ら
れたA−Bブロック共重合体(重合体A)を0.3重量
部または25重量部配合した以外は、実施例8〜14と
同様にして、樹脂組成物を得た。評価結果を下記の表2
に示す。
【0055】比較例9 ポリプロピレンにブロック共重合体を配合することな
く、実施例8〜14と同様にして評価した。評価結果を
表2に示す。
【0056】
【表2】
【0057】
【発明の効果】本発明のブロック共重合体は、ポリオレ
フィン系樹脂に対して少量添加するだけで十分な帯電防
止性を付与することが可能であり、該ブロック共重合体
を配合したポリオレフィン系樹脂組成物は、水洗や加熱
による劣化が少なく、恒久的な帯電防止性を有してい
る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 4級アンモニウム塩基含有単量体単位よ
    り主としてなる数平均分子量5,000〜400,00
    0の重合体ブロック(A)およびオレフィン単位より主
    としてなる数平均分子量100〜200,000の重合
    体ブロック(B)からなるブロック共重合体。
  2. 【請求項2】 ポリオレフィン系樹脂100重量部に、
    請求項1記載のブロック共重合体を0.5〜20重量部
    配合してなる樹脂組成物。
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