JPH09305407A - 通信システム - Google Patents

通信システム

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JPH09305407A
JPH09305407A JP11588096A JP11588096A JPH09305407A JP H09305407 A JPH09305407 A JP H09305407A JP 11588096 A JP11588096 A JP 11588096A JP 11588096 A JP11588096 A JP 11588096A JP H09305407 A JPH09305407 A JP H09305407A
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JP
Japan
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program
processing device
host device
data
setting data
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Application number
JP11588096A
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English (en)
Inventor
Kyosuke Kuno
恭輔 久野
Yasutaka Gotou
恭貴 後藤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ホスト装置が準備するプログラム
を通信回線を介して処理装置に送る通信システムに関
し、ホスト装置が管理するプログラムを処理装置がダウ
ンロードして利用できるようにすることにより、処理装
置毎にプログラムを確保する必要性をなくすとともにセ
ットアップの容易化を実現して、使い勝手の優れた処理
装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 ファクシミリ装置10が利用可能な複数種
のプログラムを選択可能にRAM28内に準備すると共に
該装置10に送信したプログラムをユーザ番号に対応付け
してRAM28内で管理しその送信要求時には対応付けし
たまたは選択されたプログラムを送信するホスト装置20
と、同一または選択したプログラムの送信をホスト装置
20に要求して送ってもらったプログラムを第2メモリ17
内にダウンロードして利用するファクシミリ装置10と、
を通信回線Lを介して接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、処理装置が備える
機能を動作させるためのプログラムを取得する通信シス
テムに関し、詳しくは、ホスト装置が準備するプログラ
ムのうちから処理装置が利用するものを通信回線を介し
てその処理装置に送る通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、所定の処理を行なう処理装置
は、メモリ内に書き込み準備したプログラムに従って備
える機能を動作させることにより目的とする処理を実行
させることが行なわれており、このような処理装置にお
いては、例えば、モータを駆動するタイミングなどを制
御するためのプログラムや、データを作成/加工/伝送
などする、つまりデータを取り扱うためのプログラムを
メモリ内に予め不揮発に確保している。
【0003】この種の処理装置の通信回線に接続された
ファクシミリ装置においては、原稿画像を読み取るスキ
ャナ部、原稿画像を記録紙に記録出力するプロッタ部お
よび通信回線を介して相手先との間で画像データを伝送
する通信制御部などを制御するためのプログラムがメモ
リ内に格納(確保)されており、このような基本プログ
ラムは停電などがあった場合にも消えてしまわないよう
に不揮発性を有するROM内に書込まれている。また、
ファクシミリ装置は、近年の通信技術の向上により同報
送信や親展送受信などの機能も実現されており、この機
能を動作させるためのオプションプログラムも予めRO
M内に書込まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の装置、例えばファクシミリ装置にあっては、
ROM内に書込まれたプログラムは情報量の増大および
利便性向上の要求に対応するために複雑になって大容量
のメモリが必要となってコスト高となる一因となってい
る。また、ROM内に書込まれたプログラムは固定され
てしまい、後に、より優れたプログラムが開発されたと
しても変更することは困難であるという問題があった。
なお、特開平59−58963号公報には、変更が予定
されている部分のプログラムを書き換え可能なメモリ内
に準備しておくことにより、後でも他の装置から送って
もらったプログラムをダウンロードして追加/変更する
ことができるように工夫したファクシミリ装置が提案さ
れているが、基本となるプログラムはROM内に不揮発
に書込んでおく必要があるため上記問題を解消すること
はできない。
【0005】さらに、近年のファクシミリ装置は、ワン
タッチ/短縮ダイヤルを行なうために相手先のダイヤル
番号などやスキャナ部による読取条件などをユーザ毎に
RAM内に設定できるものがあるが、このRAM内のデ
ータは停電などがあった場合には消えてしまうため、そ
の都度、煩雑な設定作業を行なわなければならないとい
う問題があった。
【0006】なお、このような問題は、ファクシミリ装
置に限らず、通信回線に接続する必要のない装置、例え
ばワークステーションやパーソナルコンピュータでも同
様であり、購入時にはハードディスク内などにO/Sや
ソフトウエアをインストールする作業をしなければなら
ないとともに、ソフトウエアを追加/変更したりバージ
ョンアップする場合にも同様な作業を行なう必要があ
り、その作業が煩雑であるという問題があった。
【0007】そこで、本発明は、外部装置が対応付けし
て管理する処理装置の機能を動作させるためのプログラ
ムをその外部装置から必要に応じて送ってもらってダウ
ンロードし利用できるようにすることにより、プログラ
ムを確保する必要性をなくすとともにそのセットアップ
(立上げ/復旧/変更/追加)の容易化および不必要な
メモリ領域の占有の解消を実現して、使い勝手の優れた
安価な処理装置の提供することを目的とする。また、処
理装置毎に設定するデータの外部装置によるバックアッ
プを実現して、停電後などに行なう煩雑な作業を省くこ
とを可能にすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明は、記憶手段内に記憶したプログラム
に従って自己が備える処理機能を動作させる処理装置お
よび該処理装置が利用するプログラムを格納手段内に格
納するホスト装置を通信回線を介して接続し、ホスト装
置が格納手段内に格納し準備するプログラムを必要に応
じて処理装置に通信回線を介して送付することにより該
処理装置のプログラムの取得を可能にする通信システム
であって、前記処理装置が、自己の識別情報をホスト装
置に送信する識別情報送信手段と、プログラムの送信を
ホスト装置に要求するプログラム要求手段と、該ホスト
装置から送られてきたプログラムを受信して記憶手段内
に記憶させるプログラム取得手段と、を備え、前記ホス
ト装置が、処理装置が利用する格納手段内のプログラム
を該処理装置の識別情報に対応付けして管理するプログ
ラム管理手段と、処理装置からプログラムの送信を要求
されたときに該処理装置から送られてきた識別情報に対
応付けして管理するプログラムを格納手段内から読み出
し送信するプログラム送付手段と、を備えたことを特徴
とするものである。
【0009】この請求項1記載の発明では、処理装置か
らの識別情報およびプログラムの送信要求を受信したホ
スト装置はその識別情報に対応付けし管理するプログラ
ムを格納手段内から読み出しその処理装置に送信する。
一方、処理装置はプログラムの送信要求をした後にホス
ト装置から送られてきたプログラムを受信して記憶手段
内に記憶する。このとき、処理装置は、例えば、購入後
にセットアップする場合には識別情報として機種情報な
どをホスト装置に送信し、また先のセットアップ時にホ
スト装置から1対1に対応するユーザ番号などを付与さ
れている場合にはそのユーザ番号などを識別情報として
ホスト装置に送信する。そして、ホスト装置は受け取っ
た機種情報あるいはユーザ番号などに対応付けして管理
するプログラムを読み出し処理装置に送信する。したが
って、処理装置では、備える機能を動作させるためのプ
ログラムを不揮発に記憶したり、バックアップを取って
確保する必要がなく、購入時や消去してしまったときな
どの必要に応じてホスト装置にプログラムの送信要求を
するだけで利用するプログラムをダウンロード(取得)
しセットアップすることができる。また、ホスト装置に
おいて処理装置が利用するプログラムを切り換えたとき
には最新のプログラムに更新することもできる。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加え、前記ホスト装置を、格納手段が1つの
処理装置で利用可能な複数種のプログラムを格納し、プ
ログラム送付手段が処理装置からプログラムの送信を要
求されたときに該処理装置に格納手段内の利用可能なプ
ログラムの種別情報を送信するとともに該送信の後に該
処理装置から返信されてきた種別情報のプログラムを格
納手段内から読み出し送信し、プログラム管理手段が該
処理装置に送信したプログラムの種別を該処理装置の識
別情報に対応付けして管理するように構成し、前記処理
装置に、ホスト装置から送られてきた利用可能なプログ
ラムの種別情報を出力手段に出力させユーザが入力手段
から選択入力したプログラムの種別情報を該ホスト装置
に返信する種別返送手段を設けたことを特徴とするもの
である。
【0011】この請求項2記載の発明では、処理装置か
らの識別情報およびプログラムの送信要求を受信したホ
スト装置はその処理装置で利用可能なプログラムの種別
情報を送信(報知)し、この後に、その処理装置から送
られてきた種別情報のプログラムを格納手段内から読み
出しその処理装置に送信するとともに送信したプログラ
ムをその処理装置の識別情報に対応付けして管理する。
一方、処理装置は、ホスト装置から利用可能と報知され
たプログラムの種別を出力手段が出力して、そのうちか
らユーザにより入力手段から選択入力されたプログラム
の種別情報をそのホスト装置に返信した後に、ホスト装
置から送られてきたプログラムを受信して記憶手段内に
記憶する。したがって、処理装置では、購入時やプログ
ラム消去時あるいは購入後などに利用可能なプログラム
を任意に選択して取得/変更することができ、最新ある
いは最適のプログラムを利用することができる。また、
取得したプログラムが消去してしまったときなどにプロ
グラムを選択しなくても、先に選択し対応付けされてい
るプログラムを再送信してもらい再度利用することもで
きる。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明の構成に加え、前記ホスト装置の格納手段内に、処理
装置の基本的な処理を実行させるための基本プログラム
と、必要か否かを選択可能な処理を実行させるための追
加プログラムと、をそれぞれ少なくとも1種以上格納す
ることを特徴とするものである。この請求項3記載の発
明では、利用するプログラムとして、複数種の基本プロ
グラムが準備(格納)されている場合にはその基本プロ
グラム自体を選択し基本動作の処理方式などを選択する
ことができ、複数種の追加プログラムが準備されている
場合には動作させる処理機能(例えば、ファクシミリ装
置においては同報送信や親展送受信など)を要否に応じ
て選択することができる。したがって、ユーザの使い勝
手に応じた処理を実行する処理装置を構築することがで
き、無駄な機能を動作させるためのプログラムを格納す
るメモリ領域を確保しておく必要がない。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1から3の
何れかに記載の発明の構成に加え、前記処理装置が、個
別に設定する設定データを記憶する設定手段と、ホスト
装置に設定データを送信するデータ送信手段と、設定デ
ータの送信をホスト装置に要求するデータ要求手段と、
該ホスト装置から送られてきた設定データを受信して設
定手段内に再設定し復旧するデータ復旧手段と、を備
え、前記ホスト装置が、処理装置から送られてきた設定
データを格納し保持する保持手段と、該保持手段内の設
定データを該処理装置の識別情報に対応付けして管理す
るデータ管理手段と、処理装置から設定データの送信を
要求されたときに該処理装置の識別情報に対応付けして
管理する設定データを保持手段内から読み出し送付する
データ送付手段と、を備えたことを特徴とするものであ
る。
【0014】この請求項4記載の発明では、処理装置は
個別に設定される設定データ(例えば、ファクシミリ装
置においてはワンタッチ/短縮ダイヤルの番号等やスキ
ャナ機能の読取密度等)をホスト装置に送信し、そのホ
スト装置ではその設定データを処理装置の識別情報に対
応付けして保持管理する。そして、処理装置からの識別
情報および設定データの送信要求を受信したホスト装置
はその識別情報に対応付けし管理する設定データを保持
手段内から読み出しその処理装置に送信する。一方、処
理装置は設定データの送信要求をした後にホスト装置か
ら送られてきた設定データを受信して設定手段内に記憶
させ再設定する。したがって、停電などにより設定デー
タが消去してしまった場合でも、必要に応じてホスト装
置に送信要求をするだけでプログラムだけでなく設定デ
ータをもダウンロードして復旧することができる。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項1から3の
何れかに記載の発明の構成に加え、前記処理装置に、ホ
スト装置から送られてきたプログラムに従って動作する
処理機能の状態をチェックする機能チェック手段と、該
チェック結果を出力手段に出力させ報知する状態報知手
段と、を設けたことを特徴とするものである。この請求
項5記載の発明では、処理装置はホスト装置からダウン
ロードしたプログラムにより動作させる機能の状態(正
常な動作の可否など)をチェックし、そのチェック結果
を出力手段、例えば表示手段や記録手段により出力す
る。したがって、セットアップが終了した後に使用可能
か否かを自動的にチェックしてユーザに報知することが
でき、確認したユーザが迅速に対処することができる。
【0016】請求項6記載の発明は、請求項4記載の発
明の構成に加え、前記処理装置に、ホスト装置から送ら
れてきた設定データの内容を出力手段に出力させ報知す
るデータ報知手段を設けたことを特徴とするものであ
る。この請求項6記載の発明では、処理装置はホスト装
置からダウンロードした設定データの内容を出力手段、
例えば表示手段や記録手段により出力する。したがっ
て、復旧された設定データの内容をユーザに報知するこ
とができ、再設定データにエラーが発生している場合に
は確認したユーザが迅速に対処することができる。
【0017】請求項7記載の発明は、請求項1から6の
何れかに記載の発明の構成に加え、前記処理装置が接続
された通信回線を介して相手先との間でデータを伝送す
る機能を備えた通信端末装置を構成する一方、前記ホス
ト装置が格納手段内に通信端末装置の伝送機能を動作さ
せるためのプログラムを格納したことを特徴とするもの
である。
【0018】この請求項7記載の発明では、通信端末装
置を処理装置として構成する。したがって、通信端末装
置が本来接続され使用する通信回線を利用して本発明を
実行することができる。ここで、請求項1から6に記載
の発明の前記処理装置は、常時、通信回線に接続してお
く装置に限る必要はなく、ホスト装置からプログラムや
設定データをダウンロードする際に通信回線に接続すれ
ばよい。したがって、本願発明は、プログラムをメモリ
内に格納する装置を処理装置として構成する一方、その
処理装置のメーカなど、プログラムを提供するものがホ
スト装置を準備すれば実現することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。図1〜図10は本発明に係る通信システムの一実
施形態を示す図である。まず、構成を説明する。図1〜
図3において、10はファクシミリ装置、20はホスト装置
であり、ファクシミリ装置10およびホスト装置20はPS
TN(公衆一般回線)やISDN(総合サービス通信
網)などの通信回線Lに接続されて通信システムを構築
しており、ファクシミリ装置10同士の間では文書などの
原稿から読み取った画像データを通信回線Lを介して伝
送(送受信)するファクシミリ通信(データ通信)を実
行し、ファクシミリ装置10およびホスト装置20の間では
記憶媒体内に記憶させた後述するデータを通信回線Lを
介して伝送するデータ通信を実行する。
【0020】ファクシミリ装置10は、データの伝送時に
通信回線Lを介する着呼や発呼などの回線制御を自動で
行なってその通信回線Lとの接続を接断する網制御部11
と、この網制御部11を介して伝送するデータを変復調す
るとともにそのデータを伝送する際の各種手順信号を相
手先との間でやりとりする通信制御部12と、読取位置の
原稿の画像面に光を照射しその反射光を例えば、CCD
(Charge Coupled Device)等により取り込んで画像デ
ータを読み取る読取部(所謂、イメージスキャナ)13
と、サーマルヘッドを感熱紙からなる記録紙に加熱圧接
して画像を記録する感熱記録方式により受信または読み
取った画像データやユーザに報知する各種データを記録
出力する記録部(所謂、プロッタ)14と、読み取ったデ
ータを符号化して圧縮する一方、受信などした圧縮状態
のデータを復号化して伸長(復元)する符号化復号化部
15と、テンキー、スタートキー、ワンタッチ/短縮ダイ
ヤルなどユーザが各種入力操作を行なう不図示の操作部
および装置本体の動作状態や操作部から入力された操作
内容(命令や設定等)などの各種メッセージを表示出力
する液晶表示器などからなる表示部を備える操作表示部
16と、上記各部11〜16を動作させる上で必要なデータ
(プログラムを含む)を記憶する第1メモリ17と、セッ
トアップ動作時に必要なデータ(プログラムを含む)を
記憶する第2メモリ18と、これら第1、第2メモリ17、
18内に記憶保持するプログラムやデータおよび操作表示
部16から入力されたデータに従って上記各部11〜16の駆
動を統括制御し各種機能を動作させることによりファク
シミリ通信やデータ通信などを実行させるCPU(Cent
ral Processing Unit)やInput/Output回路等からな
るシステム制御部19と、がバスBを介して接続されてい
る。なお、記録部14は、感熱記録方式に限るものではな
く所謂、電子写真記録方式やバブルジェット記録方式に
より記録紙に画像を記録するものとしてもよい。
【0021】このファクシミリ装置10の第1メモリ17
は、停電などにより供給電力が遮断されない限り書込ま
れたデータを読み出して利用することができるように記
憶保持する所謂、RAM(Random Access Memory)によ
り構成されており、上記各部11〜16が備える機能を動作
させるためのプログラムやデータおよび操作表示部16か
ら設定入力されるワンタッチ/短縮ダイヤルの相手先情
報(電話番号や名称など)や上記各部11〜16の初期設定
データ(例えば、読取部13の読取線密度や電話/ファク
シミリの切換モード等のホームポジションデータ)など
の設定データを記憶するとともに、動作する上で必要な
情報を一時的に記憶するワークエリアとしても使用され
る。すなわち、第1メモリ17は記憶手段および設定手段
を構成している。
【0022】第2メモリ18は、供給電力が遮断された後
にも書込まれたデータを読み出して利用することのでき
る例えば、フラッシュメモリ等により構成されており、
セットアップ時にホスト装置10との間でデータ通信を実
行するプログラムおよびホスト装置10から送られてきた
後述するユーザ番号やBOX番号の識別データなどを記
憶し格納する。
【0023】システム制御部19は、操作表示部16からセ
ットアップ命令などが入力されたとき、第2メモリ18内
のプログラムに従ってホスト装置20との間で後述するセ
ットアップ手順を行なってそのホスト装置20から送られ
てくるプログラムや設定データを第1メモリ17内に記憶
(ダウンロード)させるとともに、ホスト装置10からユ
ーザ番号などの識別データが送られてきたときには第2
メモリ18内に格納するようになっており、このセットア
ップが終了した後には上記各部11〜16の機能が正常に動
作することができるかチェックしそのチェック結果を記
録部14や操作表示部16に送って出力させるとともにホス
ト装置20から送られてきた設定データを第1メモリ17内
に格納したときにはその内容を記録部14や操作表示部16
に送って出力させる。また、このシステム制御部19は、
セットアップ手順の実行時にホスト装置20から複数種の
プログラムの種別データが送られてきたときにはその選
択入力を指示する旨を併せて操作表示部16に表示した後
にユーザに選択入力された種別データをそのホスト装置
20へ送信(返送)する。すなわち、システム制御部19
は、識別情報送信手段、プログラム要求手段、プログラ
ム取得手段、データ要求手段、データ復旧手段、機能チ
ェック手段、状態報知手段、データ報知手段、および種
別返送手段を構成している。なお、本実施形態では、プ
ログラムを変更する際に行なう手順もセットアップ手順
として説明している。
【0024】そして、システム制御部19は、セットアッ
プが完了した後には第1メモリ17内のプログラムに従っ
てファクシミリ通信を実行することができるとともに、
例えばワンタッチ/短縮ダイヤル機能が含まれている場
合に操作表示部16から相手先情報が設定入力されたとき
にはそのデータを第1メモリ17内に設定データとして記
憶(登録)すると同時にデータ通信を実行してその設定
データをホスト装置20へ送信するようになっている。す
なわち、システム制御部19は、データ送信手段をも構成
している。
【0025】一方、ホスト装置20は、ファクシミリ装置
10が備えるものと同様に動作する網制御部21、通信制御
部22および符号化復号化部25と共に、上記各部21、22、
25が動作する上で必要なプログラムを格納するROM
(Read Only Memory)27と、ファクシミリ装置10が利用
するプログラムやそのファクシミリ装置10毎の設定デー
タを格納するとともに動作する上で必要な情報を一時的
に記憶するワークエリアとしても使用されるRAM28
と、ROM27内のプログラムに従って上記各部21、22、
25の駆動を統括制御して動作させることによってデータ
通信を実行させるCPUやInput/Output回路等から
なるシステム制御部29と、がバスBを介して接続されて
いる。なお、図1中、26aはホスト装置20側のオペレー
タが各種入力操作を行なうキーボードであり、26bはホ
スト装置20本体の動作状態やキーボード31から入力され
た操作内容(命令や設定等)などの各種メッセージを表
示出力するディスプレイである。
【0026】このホスト装置20のRAM28には、書込ま
れたデータが消えないように不図示のバッテリによりバ
ックアップされて供給電力が遮断されても利用できるよ
うに構成されており、ファクシミリ装置10が利用可能な
プログラムとして、ファクシミリ通信自体を行なうため
の基本プログラムおよび同報送信や親展送受信などを行
なうためのオプションプログラム(追加プログラム)を
その機種毎に複数種づつ格納し準備されているととも
に、ファクシミリ装置10毎の個別データを登録するデー
タテーブルが準備されている。このRAM28内のデータ
テーブル内に登録する個別データは、図4に示すよう
に、ファクシミリ装置10が動作時に使用するための装置
毎の設定データをRAM28内の記憶領域から読み出すた
めにその装置毎に付与するBOX番号、ファクシミリ装
置10の機種データ、ファクシミリ装置10毎に選択された
基本プログラムの種別データ、オプションプログラムの
種別データ、およびファクシミリ装置10を購入したユー
ザがプログラムをダウンロードしてセットアップする際
に通知してきたユーザ情報(例えば、氏名、住所、使用
料を引き落とすためのクレジット番号など)を、そのセ
ットアップ時にファクシミリ装置10毎(ユーザ毎)に付
与するユーザ番号に対応付けして登録する。なお、この
ユーザ番号やBOX番号は、購入後のセットアップ時に
ユーザが数字を適当に組み合せた番号を登録するように
してもよい。
【0027】そして、システム制御部29は、ファクシミ
リ装置10からデータの送信要求およびユーザ番号や機種
データなどの識別データが送られてきたときには、RO
M27内のプログラムに従ってファクシミリ装置10との間
で後述するセットアップ手順を行なうようになってお
り、購入後のセットアップ時にはそのファクシミリ装置
10に識別データ(ユーザ番号およびBOX番号)を付与
するとともにその識別データや選択され送信したプログ
ラムの種別データなどの個別データをRAM28内に登録
し、またファクシミリ装置10から設定データが送信され
てきたときには同時に送られてくるBOX番号に対応す
るRAM28の記憶領域にその設定データを書込んで記憶
させ、2回目以降のセットアップ時には識別データに基
づいてそのファクシミリ装置10から要求された同一また
は選択されたプログラムや設定データをRAM28内から
読み出して送信する。すなわち、RAM28が格納手段、
プログラム管理手段、保持手段およびデータ管理手段を
構成し、システム制御部29はプログラム送付手段および
データ送付手段を構成している。
【0028】次に、前記セットアップ手順をファクシミ
リ装置10の要求毎に図5〜図14を用いて作用とともに説
明する。 <プログラムの送信要求時のセットアップ手順>まず、
購入後に通信回線Lに接続されるとともに主電源がON
(電力供給)されたファクシミリ装置10は、図5および
図6に示すように、セットアップモードが選択されたと
きに(ステップP1)、ホスト装置20から登録時に付与
されるユーザ番号が第2メモリ18内に記憶されていない
ことを確認すると(ステップP2)、第2メモリ18内に
予め格納されているダイヤル番号を用いてホスト装置20
を発呼する(ステップP3)。次いで、回線の接続を確
認した後に(ステップP4)、第2メモリ18内のプログ
ラムに従って備える機能(ファクシミリ通信機能など)
を動作させるためのプログラムの送信を要求するセット
アップ手順(プロトコル)を実行し(ステップP5)、
ユーザ情報(氏名、住所、クレジット番号など)および
ファクシミリ装置10の機種情報の入力を促すメッセージ
を操作表示部16に表示し、この後にユーザにより入力さ
れたそのユーザ情報および機種情報をホスト装置20に送
信する(ステップP6、P7)。ここで、本実施形態で
は、セットアップモードの選択後にユーザ番号の有無の
確認を行なっているが、電力供給直後にユーザ番号の有
無を確認して未登録の場合にはそのままホスト装置20に
プログラムの送信要求を行なう手順としてもよい。
【0029】次いで、プログラムの送信要求とともにユ
ーザ情報および機種情報を受け取ったホスト装置20から
その機種で利用可能な複数種の基本プログラムおよびオ
プションプログラムの種別データが送られてくるので、
まず、基本プログラムの種別を操作表示部16に表示して
その選択をユーザに促し指定(選択入力)された基本プ
ログラムの種別データ(例えば、VOL 5.2)をホスト装
置20に送信し(ステップP8)、この後さらにオプショ
ンプログラムの種別を操作表示部16に表示して追加する
か否かの選択をユーザに促し(ステップP9)、追加す
る場合には指定されたオプションプログラムの種別デー
タ(例えば、同報および親展)を基本プログラムの種別
データに続けてホスト装置20に送信する(ステップP1
0)。
【0030】次いで、指定されたプログラムの種別デー
タを受け取ったホスト装置20からデータを管理するため
のユーザ番号およびBOX番号が送られてくるので、そ
のユーザ番号およびBOX番号を受信し第2メモリ18内
に書込んで記憶(格納)する(ステップP11)。次い
で、ユーザ番号およびBOX番号に続けてホスト装置20
から指定したプログラムが送られてくるので、そのプロ
グラムを受信し第1メモリ17内に書込んでダウンロード
(記憶)し(ステップP12)、このダウンロードが終了
した後に(ステップP13)接続した回線を切断する(ス
テップP14)。
【0031】この後に、第1メモリ17内に記憶させたプ
ログラムが圧縮されているときには伸長して利用可能に
復元した後に再度記憶し直した後に(ステップP15)、
そのプログラムを実行するとともに各部11〜15が正常に
動作して機能することができるか否かチェックしその結
果を記録部14へ送って図10に示すレポートを記録出力さ
せ、正常な状態であった場合には次の命令の入力あるい
はファクシミリ受信があるまで待機する一方、例えば、
記録部14に記録紙切れなどがあった場合にはそのチェッ
ク結果を操作表示部16に送ってその旨を表示出力させ
る。
【0032】一方、ホスト装置20においては、図11に示
すように、購入後のユーザ登録をするファクシミリ装置
10からの着呼を確認したときには(ステップP51)、回
線接続の後に(ステップP52)、ROM27内のプログラ
ムに従うセットアップ手順(プロトコル)を実行し(ス
テップP53)、ファクシミリ装置10からのユーザ登録要
求であることを確認すると(ステップP54)、その登録
要求の後に送られてくるユーザ情報および機種情報を受
信して空いているユーザ番号に対応付けするようにRA
M18内のデータテーブルに登録(記憶)するとともにそ
の機種で利用可能な複数の基本プログラムおよびオプシ
ョンプログラムの種別データをそのファクシミリ装置10
に送信する(ステップP55、P56)。
【0033】次いで、ファクシミリ装置10から返送され
てくる指定された基本プログラムの種別を先のユーザ番
号に対応付けしてRAM28内のデータテーブルに登録す
るとともにオプションプログラムが追加指定され返送さ
れてきた場合にはその種別も同様に登録し(ステップP
57、P58)、これらユーザ情報、機種情報、基本プログ
ラム、オプションプログラムの個別データをユーザ番号
に対応付けして登録し管理できるようにする(ステップ
P59)。
【0034】次いで、ユーザ番号と共に、そのユーザ番
号に対応付けして管理するファクシミリ装置10毎の設定
データなどを登録(バックアップ)するために使用可能
なRAM28の記憶領域を示すBOX番号をそのファクシ
ミリ装置10に送信した後に(ステップP60)、そのユー
ザ番号に対応付けしたプログラムを読み出して続けて送
信し(ステップP61、P62)、その送信が終了したとき
には接続した回線を切断する(ステップP63、P64)。
【0035】したがって、ファクシミリ装置10は、購入
後にセットアップモードを選択し操作表示部16の表示に
従う入力操作をするだけで、ホスト装置20が準備(格
納)するファクシミリ通信などを実行するための基本プ
ログラムおよびオプションプログラムを複数種の中から
選択指定しダウンロードすることができ、このセットア
ップ後には各部11〜15の状態を自動的にチェックして報
知することができる。このため、ユーザがプログラムを
メモリ内に格納する煩雑な作業を行なうことなく使用可
能な状態にすることができ、ファクシミリ通信を行なう
際の使用条件(使い勝手)に応じて選択した基本プログ
ラムやオプションプログラムにより通信機能などを動作
させることができる。このダウンロードするプログラム
は、ユーザ自身が使用条件に応じて選択するので、必要
のないプログラムにより第1メモリ17の記憶領域が占有
されてしまうことがなく、メモリ容量を小さくすること
ができる。また、何等かの異常があった場合にはそのチ
ェック結果を確認することにより迅速に対処し使用可能
な状態にすることができる。
【0036】<設定データの登録要求時のセットアップ
手順>そして、ファクシミリ装置10は、各部11〜16の初
期設定データやワンタッチ/短縮ダイヤルまたは同報/
親展機能を利用するための相手先のダイヤル番号などを
ファクシミリ装置10毎に設定するが、この設定データは
その入力操作と同時あるいは適宜(一定期間毎あるいは
任意)にホスト装置20に送って登録保持(バックアッ
プ)してもらうことができ、図7に示すように、まず、
設定データの登録命令があった場合には(ステップP2
1)、第2メモリ18内に予め格納されているダイヤル番
号を用いてホスト装置20を発呼した後に(ステップP2
2)、第1メモリ17内のプログラムに従い設定データの
登録を要求するセットアップ手順(プロトコル)を実行
し(ステップP23)、先のセットアップ時に第2メモリ
18内に格納したBOX番号を読み出してホスト装置20に
送信するとともに(ステップP24)、そのBOX番号に
続けて登録する設定データを送信し(ステップP25)、
その送信が終了したときには接続した回線を切断し(ス
テップP26、P27)、この手順を終了する。
【0037】一方、ホスト装置20においては、設定デー
タの登録をするファクシミリ装置10からの着呼を確認し
たときには(ステップP51)、回線接続の後に(ステッ
プP52)、ROM27内のプログラムに従うセットアップ
手順(プロトコル)を実行し(ステップP53)、ファク
シミリ装置10のユーザ登録要求ではない場合に(ステッ
プP54)、図12に示すように、ファクシミリ装置10から
の設定データの登録要求であることを確認すると(ステ
ップP71)、設定データの登録要求に続けて送られてく
るBOX番号および設定データを受信してそのBOX番
号で示されるRAM28内の記憶領域に設定データを記憶
し(ステップP72、P73)、設定データの受信が終了し
たときには(ステップP74)図11に戻って接続した回線
を切断し(ステップP64)、この手順を終了する。
【0038】したがって、停電などにより記憶したデー
タが消えてしまう第1メモリ17を用いても設定データを
ホスト装置20に保持してもらい後述する操作を行なうこ
とにより再設定することができる。 <プログラムの再送要求時のセットアップ手順>具体的
には、停電などにより第1メモリ17内のデータが消えて
しまったファクシミリ装置10は、セットアップモードが
選択され(ステップP1)、先のセットアップ時に付与
されたユーザ番号を第2メモリ18内に格納(記憶)して
いることを確認した場合に(ステップP2)、図8に示
すように、ダウンロードするプログラムを変更するか否
かの選択入力を促すメッセージを操作表示部16に表示し
た後に停電などにより消えてしまったデータを復旧する
だけでよくプログラム変更なしが選択されると(ステッ
プP31)、第2メモリ18内に予め格納されているダイヤ
ル番号を用いてホスト装置20を発呼する(ステップP3
2)。次いで、回線の接続を確認した後に(ステップP3
3)、第2メモリ18内のプログラムに従いプログラムの
再送を要求するセットアップ手順(プロトコル)を実行
して第2メモリ18内のユーザ番号を読み出しプログラム
の再送要求と共にホスト装置20に送信する(ステップP
34)。ここで、本実施形態では、ユーザ番号が既に登録
されているときにセットアップモードが選択された場合
に、プログラムを変更するか否かの確認を行なっている
が、ユーザ番号が既に登録されている状態にも拘らず第
1メモリ内にプログラムが記憶されていない場合にはプ
ログラムの変更の要否を確認するステップP31を飛ばし
てステップP32に進むようにして夜間などに停電などが
あった場合にも自動的に復旧できるようにしてもよい。
【0039】次いで、プログラムの再送要求に続けてユ
ーザ番号を受け取ったホスト装置20からそのユーザ番号
に対応付けされている基本プログラムやオプションプロ
グラムおよび設定データが送られてくるので、そのプロ
グラムおよび設定データを受信し第1メモリ17内にダウ
ンロードし(ステップP35)、このダウンロードが終了
した後には接続した回線を切断する(ステップP36、P
37)。この後に、先のセットアップ時と同様にプログラ
ムが圧縮されている場合には利用可能に復元し再度記憶
し直した後に(ステップP38)、第1メモリ17内のプロ
グラムを実行させ各部11〜15をチェックしてその結果を
記録部14あるいは操作表示部16に送って記録出力または
表示出力させるとともに、ダウンロードした設定データ
の内容を記録部14あるいは操作表示部16に送って記録出
力または表示出力させる(ステップP39、P40)。
【0040】一方、ホスト装置20においては、プログラ
ムの再送を要求するファクシミリ装置10からの着呼を確
認したときには(ステップP51)、回線接続の後に(ス
テップP52)、ROM27内のプログラムに従うセットア
ップ手順(プロトコル)を実行し(ステップP53)、ユ
ーザ登録要求や設定データの登録要求ではなく(ステッ
プP54、P71)、図13に示すように、プログラムの再送
要求であることを確認すると(ステップP81)、その再
送要求に続けて送られてくるユーザ番号を受信しRAM
28内のデータテーブルでそのユーザ番号に対応付けされ
ているプログラムをRAM28内から読み出して送信し
(ステップP82、P83)、さらにそのユーザ番号に対応
付けされているBOX情報で示されるRAM28内の記憶
領域に登録されている設定データを読み出して続けて送
信し(ステップP84、P85)、これらの送信が終了した
ときには(ステップP86)図11に戻って接続した回線を
切断し(ステップP64)、このセットアップ手順を終了
する。
【0041】したがって、第1メモリ17内のプログラム
や設定データが停電などにより消えてしまったとして
も、プログラムはホスト装置20が準備したものでユーザ
番号に対応付けして管理されているとともに、設定デー
タもホスト装置20にバックアップされており、ファクシ
ミリ装置10はユーザ番号をホスト装置20に送るだけでプ
ログラムを再送してもらうとともに設定データをも併せ
て送信してもらい第1メモリ17内にダウンロードして復
旧することができる。このため、ファクシミリ装置10側
で独自にプログラムや設定データのバックアップを取っ
ておく必要がなく、これらをメモリ内に記憶させる煩雑
な作業を行なうことなく停電前と同一の機能を動作可能
に復旧することができる。また、ダウンロードした設定
データの内容、例えば登録した相手先情報を出力するこ
とができ、エラーが生じていた場合には迅速に対処し使
用可能に再設定することができる。
【0042】<プログラムの変更要求時のセットアップ
手順>また、利用する基本プログラムの変更やオプショ
ンプログラムの追加/変更を希望するファクシミリ装置
10は、セットアップモードが選択され(ステップP
1)、先のセットアップ時に付与されたユーザ番号を第
2メモリ18内に格納(記憶)していることを確認した場
合に(ステップP2)、ダウンロードするプログラム変
更ありが選択されると(ステップP31)、図9に示すよ
うに、第2メモリ18内に予め格納されているダイヤル番
号を用いてホスト装置20を発呼する(ステップP41)。
次いで、回線の接続を確認した後に(ステップP42)、
第2メモリ18内のプログラムに従いプログラムの変更を
要求するセットアップ手順を実行して第2メモリ18内の
ユーザ番号を読み出しプログラムの変更要求と共にホス
ト装置20に送信する(ステップP43)。
【0043】次いで、プログラムの変更要求およびユー
ザ情報を受け取ったホスト装置20からそのユーザ番号に
対応付けされている機種(機種情報)で利用可能な複数
種の基本プログラムおよびオプションプログラムの種別
データが送られてくるので、まず、基本プログラムの種
別を操作表示部16に表示してその変更の要否およびその
選択入力をユーザに促し変更する場合には指定された種
別データを、変更する必要がない場合には「否」を示す
情報(例えば、0)をホスト装置20に送信した後に(ス
テップP44)、オプションプログラムの種別を操作表示
部16に表示して変更/追加の要否およびその選択入力を
ユーザに促し(ステップP45)、変更/追加する場合に
は指定されたオプションプログラムの種別データをホス
ト装置20に基本プログラムについての情報に続けて送信
する(ステップP46)。
【0044】以降、上述したセットアップ手順と同様
に、ステップP12〜P17を行なって、基本プログラムを
変更する場合には先のセットアップ時に取得した基本プ
ログラムを消去した後にホスト装置20から送られてくる
基本プログラムをダウンロードし、またオプションプロ
グラムを変更/追加する場合には不要なオプションプロ
グラムを消去した後にホスト装置20から送られてくるオ
プションプログラムをダウンロードし、接続回線を切断
する。この後には、各部11〜15のチェックおよびその結
果の出力を行なう。
【0045】一方、ホスト装置20においては、プログラ
ムの変更を要求するファクシミリ装置10からの着呼を確
認したときには(ステップP51)、回線接続の後に(ス
テップP52)、ROM27内のプログラムに従うセットア
ップ手順(プロトコル)を実行し(ステップP53)、ユ
ーザ登録要求、設定データの登録要求、プログラムの再
送要求ではなく(ステップP54、P71、P81)、図14に
示すように、プログラムの変更要求であることを確認す
ると(ステップP91)、その変更要求に続けて送られて
くるユーザ番号を受信しRAM28内のデータテーブルで
そのユーザ番号に対応付けされている機種(機種情報)
で利用可能な複数種の基本プログラムおよびオプション
プログラムの種別データをファクシミリ装置10へ送信し
(ステップP92)、この後に返送されてくる指定された
プログラムの種別データを受信しRAM28内に記憶した
データを変更/追加してデータテーブルを更新するとと
もに(ステップP93〜P95)、ユーザ番号に対応付けさ
れた更新後のプログラムをRAM28内から読み出して送
信し(ステップP96、P97)、その送信が終了したとき
には(ステップP98)図11に戻って接続した回線を切断
し(ステップP64)、この手順を終了する。
【0046】したがって、ファクシミリ装置10に、上記
各部11〜19で実行可能な通信機能を追加したい場合や、
購入後より便利に改良された通信機能に変更したい場合
には、セットアップモードを選択し操作表示部16の表示
に従う入力操作をするだけで、ファクシミリ通信を実行
するための基本プログラムやオプションプログラムを複
数種の中から選択して変更/追加したり、また最新のプ
ログラムに変更することができる。このため、プログラ
ムを変更/追加する煩雑な作業を行なうことなく更新す
ることができ、容易に使い勝手にあわせた機能とするこ
とができる。
【0047】このように本実施形態においては、ファク
シミリ装置10からホスト装置20に要求するだけで、ホス
ト装置20が準備するプログラムを送ってもらい利用可能
に第1メモリ17内にダウンロードすることができ、か
つ、個別に設定する設定データをバックアップをしても
らうこともできる。そして、停電などにより第1メモリ
17内のプログラムや設定データが消えてしまったとして
も、ユーザ登録時に付与されたユーザ番号を送信するだ
けで、ホスト装置20からそのユーザ番号に対応付けして
管理するプログラムおよび設定データを送ってもらい復
旧することができる。さらに、同様にホスト装置20にユ
ーザ番号を送信するだけで、プログラムを変更/追加す
ることもできる。
【0048】したがって、ファクシミリ装置10は、機能
を動作させるためのプログラムを煩雑な操作を行なって
不揮発に記憶したりバックアップを取って確保しておく
必要がなく、使用しないプログラムによりメモリが占有
されてしまうことを防止することができ、必要なメモリ
容量を低減してコストを低減することができる。また、
復旧/変更/追加などの必要に応じてホスト装置20に要
求するだけで再度同一のプログラムをダウンロードした
り使い勝手に応じたプログラムを選択しダウンロードす
ることができ、最新のプログラムにも容易に変更/追加
して利用することができる。
【0049】さらに、ファクシミリ装置10毎の設定デー
タもホスト装置20はバックアップしているので、個別に
バックアップを取っておく必要がなく、ホスト装置20に
要求するだけで容易に復旧することができる。また、フ
ァクシミリ装置10は、プログラムや設定データをダウン
ロードした後に自動的に装置状態のチェック結果や設定
データの内容を出力するので、迅速にユーザが確認し対
処することができる。
【0050】また、ファクシミリ装置10は、本来の機能
として通信回線を介してファクシミリ通信する機能を備
えているので、本発明を実行するための部品などを特別
に設ける必要がなく、本発明を安価かつ容易に実現する
ことができる。なお、本実施形態は、ファクシミリ装置
に限らず、通信回線に接続する必要のない機能をプログ
ラムに従って動作させる装置にも適用することができ、
例えば、ワークステーションやパーソナルコンピュー
タ、あるいはロボット装置などにも適用することがで
き、この場合にはホスト装置からプログラムや設定デー
タをダウンロードする際に通信回線に接続すればよい。
また、ファクシミリ通信に限らず、インターネット上で
も実現することができることはいうまでもない。
【0051】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、処理装置
から通信回線を介してホスト装置に機種情報やユーザ番
号などの識別情報を送信しプログラムの送信要求をする
だけで、ホスト装置からその識別情報と対応付けし管理
するプログラムを送ってもらい記憶手段内に記憶するこ
とができる。したがって、処理装置は購入時や消去して
しまったときなどの必要に応じてホスト装置にプログラ
ムの送信要求をするだけでプログラムをダウンロードし
セットアップすることができ、ホスト装置でプログラム
を切り換えることにより最新のプログラムに更新するこ
ともできる。この結果、処理装置毎にプログラムを不揮
発に記憶したりバックアップして確保する必要がなく、
処理装置の使い勝手を向上することができる。
【0052】請求項2記載の発明によれば、処理装置は
利用可能な複数種のプログラムから選択してホスト装置
から送ってもらうことができ、そのプログラムもホスト
装置で識別情報に対応付けして管理することができる。
したがって、処理装置は利用可能なプログラムを任意に
選択してダウンロードすることができ、例えば最新のプ
ログラムあるいは使用条件に最適なプログラムを利用す
ることができる。また、プログラムが消去してしまった
ときなどプログラムを選択する必要がないときには、先
に選択し対応付けされているプログラムを再度送っても
らい利用することもできる。このため、処理装置毎に容
易に機能アップさせることができ、利用する可能性の少
ないプログラムを確保しておく必要性をなくしてメモリ
の不必要な占有をなくすことができる。この結果、使い
勝手をより向上させることができるとともにコストを削
減することができる。
【0053】請求項3記載の発明によれば、複数種の基
本プログラムが準備されている場合にはその基本プログ
ラム自体を選択し、追加プログラムが準備されている場
合にはその要否を選択し、またその追加プログラムが複
数種準備されている場合には使用条件に応じて選択する
ことができる。したがって、ユーザの使い勝手に最適な
処理装置とすることができる。この結果、使い勝手をよ
り向上させることができる。
【0054】請求項4記載の発明によれば、処理装置で
個別に設定する設定データをホスト装置に処理装置毎の
識別情報に対応付けして保持管理してもらい、処理装置
はそのホスト装置に識別情報を送信し設定データの送信
要求をするだけで、ホスト装置からその識別情報に対応
付けし管理する設定データを送ってもらい再設定するこ
とができる。したがって、処理装置は停電などにより設
定データが消去してしまった場合などの必要に応じてホ
スト装置に設定データの送信要求をするだけでプログラ
ムだけでなく設定データをもダウンロードすることがで
き、消去してしまった設定データを煩雑な作業をするこ
となく復旧することができる。この結果、使い勝手をよ
り向上させることができる。
【0055】請求項5記載の発明によれば、処理装置は
ホスト装置からプログラムをダウンロードした後に動作
させる機能の状態をチェックし、表示手段や記録手段な
どの出力手段によりそのチェック結果を出力させること
ができる。したがって、セットアップ後に装置状態を自
動的にチェックしユーザに報知することができ、迅速に
対処することができる。この結果、使い勝手をより向上
させることができる。
【0056】請求項6記載の発明によれば、処理装置は
ホスト装置から設定データをダウンロードした後にその
内容を表示手段や記録手段などの出力手段により出力さ
せることができる。したがって、復旧した設定データの
内容をユーザに報知して確認することができ、設定デー
タにエラーが発生している場合には迅速に対処すること
ができる。この結果、使い勝手をより向上させることが
できる。
【0057】請求項7記載の発明によれば、通信端末装
置を処理装置とするので、備える機能を動作させるとき
に使用する通信回線を利用して本発明を実行することが
できる。したがって、本発明を実行するための部品など
を特に設ける必要がなく、本発明を安価かつ容易に実現
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信システムの一実施形態を示す
図であり、その処理装置およびホスト装置の接続を説明
する概念図である。
【図2】その処理装置の全体構成を示すブロック図であ
る。
【図3】そのホスト装置の全体構成を示すブロック図で
ある。
【図4】そのホスト装置が管理するデータを説明する概
念図である。
【図5】その処理装置側での処理手順を説明するフロー
チャートである。
【図6】その処理装置側での図5に続く処理手順を説明
するフローチャートである。
【図7】その処理装置側での図5と異なる処理手順を説
明するフローチャートである。
【図8】その処理装置側での図6に続く処理手順を説明
するフローチャートである。
【図9】その処理装置側での図8に続く処理手順を説明
するフローチャートである。
【図10】その処理装置から記録出力される記録紙の一部
を示す平面図である。
【図11】そのホスト装置側での図5および図6に示す処
理装置による手順に対応する処理手順を説明するフロー
チャートである。
【図12】そのホスト装置側での図7に示す処理装置によ
る手順に対応する処理手順を説明するフローチャートで
ある。
【図13】そのホスト装置側での図8に示す処理装置によ
る手順に対応する処理手順を説明するフローチャートで
ある。
【図14】そのホスト装置側での図9に示す処理装置によ
る手順に対応する処理手順を説明するフローチャートで
ある。
【符号の説明】
10 ファクシミリ装置(処理装置) 11、21 網制御部 12、22 通信制御部 13 読取部 14 記録部(出力手段) 16 操作表示部(出力手段、入力手段) 17 第1メモリ(記憶手段、設定手段) 18 第2メモリ 19 システム制御部(識別情報送信手段、プログラム
要求手段、プログラム取得手段、データ要求手段、デー
タ復旧手段、機能チェック手段、状態報知手段、データ
報知手段、種別返送手段、データ送信手段) 20 ホスト装置 27 ROM 28 RAM(格納手段、プログラム管理手段、保持手
段、データ管理手段) 29 システム制御部(プログラム送付手段、データ送
付手段) B バス L 通信回線

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記憶手段内に記憶したプログラムに従って
    自己が備える処理機能を動作させる処理装置および該処
    理装置が利用するプログラムを格納手段内に格納するホ
    スト装置を通信回線を介して接続し、 ホスト装置が格納手段内に格納し準備するプログラムを
    必要に応じて処理装置に通信回線を介して送付すること
    により該処理装置のプログラムの取得を可能にする通信
    システムであって、 前記処理装置が、自己の識別情報をホスト装置に送信す
    る識別情報送信手段と、プログラムの送信をホスト装置
    に要求するプログラム要求手段と、該ホスト装置から送
    られてきたプログラムを受信して記憶手段内に記憶させ
    るプログラム取得手段と、を備え、 前記ホスト装置が、処理装置が利用する格納手段内のプ
    ログラムを該処理装置の識別情報に対応付けして管理す
    るプログラム管理手段と、処理装置からプログラムの送
    信を要求されたときに該処理装置から送られてきた識別
    情報に対応付けして管理するプログラムを格納手段内か
    ら読み出し送信するプログラム送付手段と、を備えたこ
    とを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】前記ホスト装置を、格納手段が1つの処理
    装置で利用可能な複数種のプログラムを格納し、プログ
    ラム送付手段が処理装置からプログラムの送信を要求さ
    れたときに該処理装置に格納手段内の利用可能なプログ
    ラムの種別情報を送信するとともに該送信の後に該処理
    装置から返信されてきた種別情報のプログラムを格納手
    段内から読み出し送信し、プログラム管理手段が該処理
    装置に送信したプログラムの種別を該処理装置の識別情
    報に対応付けして管理するように構成し、 前記処理装置に、ホスト装置から送られてきた利用可能
    なプログラムの種別情報を出力手段に出力させユーザが
    入力手段から選択入力したプログラムの種別情報を該ホ
    スト装置に返信する種別返送手段を設けたことを特徴と
    する請求項1記載の通信システム。
  3. 【請求項3】前記ホスト装置の格納手段内に、処理装置
    の基本的な処理を実行させるための基本プログラムと、
    必要か否かを選択可能な処理を実行させるための追加プ
    ログラムと、をそれぞれ少なくとも1種以上格納するこ
    とを特徴とする請求項2記載の通信システム。
  4. 【請求項4】前記処理装置が、個別に設定する設定デー
    タを記憶する設定手段と、ホスト装置に設定データを送
    信するデータ送信手段と、設定データの送信をホスト装
    置に要求するデータ要求手段と、該ホスト装置から送ら
    れてきた設定データを受信して設定手段内に再設定し復
    旧するデータ復旧手段と、を備え、 前記ホスト装置が、処理装置から送られてきた設定デー
    タを格納し保持する保持手段と、該保持手段内の設定デ
    ータを該処理装置の識別情報に対応付けして管理するデ
    ータ管理手段と、処理装置から設定データの送信を要求
    されたときに該処理装置の識別情報に対応付けして管理
    する設定データを保持手段内から読み出し送付するデー
    タ送付手段と、を備えたことを特徴とする請求項1から
    3の何れかに記載の通信システム。
  5. 【請求項5】前記処理装置に、ホスト装置から送られて
    きたプログラムに従って動作する処理機能の状態をチェ
    ックする機能チェック手段と、該チェック結果を出力手
    段に出力させ報知する状態報知手段と、を設けたことを
    特徴とする請求項請求項1から3の何れかに記載の通信
    システム。
  6. 【請求項6】前記処理装置に、ホスト装置から送られて
    きた設定データの内容を出力手段に出力させ報知するデ
    ータ報知手段を設けたことを特徴とする請求項請求項4
    記載の通信システム。
  7. 【請求項7】前記処理装置が接続された通信回線を介し
    て相手先との間でデータを伝送する機能を備えた通信端
    末装置を構成する一方、 前記ホスト装置が格納手段内に通信端末装置の伝送機能
    を動作させるためのプログラムを格納したことを特徴と
    する請求項1から6の何れかに記載のデータ通信システ
    ム。
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