JP2003060838A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2003060838A
JP2003060838A JP2001249492A JP2001249492A JP2003060838A JP 2003060838 A JP2003060838 A JP 2003060838A JP 2001249492 A JP2001249492 A JP 2001249492A JP 2001249492 A JP2001249492 A JP 2001249492A JP 2003060838 A JP2003060838 A JP 2003060838A
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lan
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JP2001249492A
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Yoshiaki Toriyama
佳昭 鳥山
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの必要とする機能のみを事後的に設定
することにより、過不足のない機能を搭載した機器を構
築することができ、ユーザ側、メーカ側双方にとって、
メリットの大きいファクシミリ装置を提供する。 【解決手段】 LAN及びダイヤルアップによりインタ
ーネットに接続可能なファクシミリ装置において、ファ
クシミリ装置に予め用意された、機能操作要求により、
LANを介してメーカのサーバに接続する手段、又は、
ダイヤルアップ接続によりメーカのサーバに接続する手
段と、メーカのサーバより機能のプログラム及び該機能
の取扱説明書をダウンロードする手段と、ダウンロード
したプログラムと取扱説明書のデータを一時的に装置内
に保存するための記録媒体を有し、ダウンロード完了後
に印刷された取扱説明書に従い設定することにより、ユ
ーザがその機能を使用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種アプリケーシ
ョン機能を追加的に有効にするファクシミリ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、ファクシミリ装置は、多機能化し
てきている。しかしながら、それら多くの機能は、殆ど
が使用されていないのが現状である。ユーザ側からする
と、実際によく利用する機能があれば足り、不要な機能
を減らし、その分機器の値段が少しでも安い方がいいと
考える。
【0003】一方、メーカ側は、多機能化による差別化
を進めてきたが、ユーザに使用されない機能も多々あ
り、それら機能の開発に時間を費やすということがあっ
た。これにより、開発期間の短縮が計れなかったり、機
能評価の時間が増大したりした。また、メーカ側は、ユ
ーザにおける機能の使用頻度等の情報を簡易に入手する
手段もなかった。取扱説明書も多機能化により多冊化し
ており、最近の取扱説明書は再生紙利用とはいえ、ユー
ザにとっては使用しない機能の取扱説明書の購入、メー
カにとってはユーザに使用されていない機能の取扱説明
書の製本コスト等の発生を招来した。
【0004】最近は上記事情に鑑み、必要とする機能プ
ログラム(バージョンアッププログラムを含む)をネッ
トワークを介してダウンロードする手法が普及してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、必要と
する機能プログラム及び取扱説明書のデータのダウンロ
ードには、長時間を要し昼間の時間帯においては、プロ
グラムのダウンロードの為に回線が長時間使用状態とな
り、業務に支障を来すことがあった。
【0006】また、ユーザが機能を利用可能とするため
のプログラム及び取扱説明書のデータを、インターネッ
トに接続してメーカのサーバよりダウンロードすると、
データ量が多くダウンロードするのに時間を必要とし、
それに伴い通信費も増大する。深夜の時間帯によるダウ
ンロードの場合は通信費が下がるが、それでも通信費は
発生する。
【0007】また、上記プログラム及び取扱説明書をダ
ウンロードする場合において、機能を有効にするための
IDと機能を有効にするための手順書とをダウンロード
するとその通信費も発生する。
【0008】また、種々の手法により通信費を削減でき
ても、ユーザが機能を有効にするために、印刷された手
順書に従って設定を行わなければならないという煩わし
さは発生する。
【0009】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
であり、ユーザの必要とする機能のみを事後的に設定す
ることにより、過不足のない機能を搭載した機器を構築
することができ、ユーザ側、メーカ側双方にとって、メ
リットの大きいファクシミリ装置を提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、LAN及びダイヤルアッ
プによりインターネットに接続可能なファクシミリ装置
において、予め用意された機能要求操作により、LAN
またはダイヤルアップによりメーカのサーバに接続する
接続手段と、接続手段により接続されたメーカのサーバ
より、機能要求操作によりユーザが指定した機能のプロ
グラム及び機能の取扱説明書をダウンロードするダウン
ロード手段と、ダウンロード手段によりダウンロードし
たプログラム及び取扱説明書のデータを一時記憶する記
憶手段と、を有し、取扱説明書に従った設定がなされる
と、機能が有効となることを特徴としている。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、接続手段は、機能要求操作があったとき、
機能要求を記憶手段に一時記憶し、通信量の少ない時間
帯を選別して、インターネットに接続し、ダウンロード
手段は、接続手段によりメーカのサーバと接続される
と、機能のプログラム及び取扱説明書のデータを自動的
にダウンロードすることを特徴としている。
【0012】請求項3記載の発明は、LAN及びダイヤ
ルアップによりインターネットに接続可能なファクシミ
リ装置において、予め用意された機能要求操作により、
LANまたはダイヤルアップによりメーカのサーバに接
続する接続手段と、接続手段により接続されたメーカの
サーバより、機能要求操作によりユーザが指定した機能
を有効にするためのIDを含む機能の取扱説明書をメー
カのサーバからダウンロードするダウンロード手段と、
ダウンロード手段によりメーカのサーバから取得した機
能を有効にするためのIDを含む取扱説明書を一時記憶
する記憶手段と、を有し、取扱説明書に従った設定がな
され、IDが入力されると、予め保存されている機能の
プログラムが動作可能となり、機能が有効となることを
特徴としている。
【0013】請求項4記載の発明は、LAN及びダイヤ
ルアップによりインターネットに接続可能なファクシミ
リ装置において、予め用意された機能要求操作により、
LANまたはダイヤルアップによりメーカのサーバに接
続する接続手段と、接続手段により接続されたメーカの
サーバより、機能要求操作によりユーザが指定した機能
を有効にするためのIDをダウンロードするダウンロー
ド手段と、ダウンロード手段によりメーカのサーバから
取得した機能を有効にするためのIDを一時記憶する記
憶手段と、を有し、予め保存されている取扱説明書に従
った設定がなされ、IDが入力されると、予め保存され
ている機能のプログラムが動作可能となり、機能が有効
となることを特徴としている。
【0014】請求項5記載の発明は、LAN及びダイヤ
ルアップによりインターネットに接続可能なファクシミ
リ装置において、予め用意された機能要求操作により、
LANまたはダイヤルアップによりメーカのサーバに接
続する接続手段と、接続手段により接続されたメーカの
サーバより、機能要求操作によりユーザが指定した機能
を有効にするためのIDをダウンロードするダウンロー
ド手段と、ダウンロード手段によりメーカのサーバから
取得した機能を有効にするためのIDを一時記憶する記
憶手段と、記憶手段に記憶されたIDを読み込み、機能
を自動的に有効にする自動セットアップ手段と、を有す
ることを特徴としている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照しながら詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明の実施の形態におけるファ
クシミリ装置を接続したネットワークシステムの一例を
示すブロック図である。このネットワークシステムは、
2つのネットワークユーザとメーカとから構成される。
【0017】ユーザのネットワークは、複数のワークス
テーション装置1、メールサーバ装置2、ネットワーク
ファクシミリ装置3、及びルータ装置4からなる。ルー
タ装置4を介してユーザのネットワークは、インターネ
ット7に接続される。ワークステーション装置1、メー
ルサーバ装置2、及びネットワークファクシミリ装置3
は、インターネット7を構成する他のネットワークまた
はホスト装置等との間で種々のデータのやり取りが可能
である。また、ネットワークファクシミリ装置3は、一
般公衆回線網6にも接続されている。
【0018】また、メーカのネットワークは、複数のワ
ークステーション装置8を有し、ルータ装置4を介して
インターネット7に接続される。ワークステーション装
置1は、インターネット7を構成する他のネットワーク
またはホスト装置等との間で種々のデータのやり取りが
可能である。
【0019】また、ユーザのネットワークに接続された
ネットワークファクシミリ装置3から、一般公衆回線網
6を通して、メーカのネットワークのゲートウエイ装置
12を介してメーカのネットワークのワークステーショ
ン装置8との間でデータのやり取りも可能である。ユー
ザ及びメーカのネットワークは、夫々の構成機器を有線
または無線のLAN(local area network)で接続してい
る。
【0020】図2は、本発明の実施の形態におけるファ
クシミリ装置の内部構成を示す機能ブロック図である。
システム制御部101は、このインターネット接続可能
なファクシミリ装置の各部の制御処理、及びファクシミ
リ伝送制御手順処理等の各種制御処理を行う。システム
メモリ102は、システム制御部101が実行する制御
処理プログラム、処理プログラムを実行する時に必要な
各種データ、及びシステム制御部101のワークエリア
を構成する。
【0021】パラメータメモリ103は、このインター
ネット接続可能なファクシミリ装置に固有な各種の情報
を記憶するためのものである。時計回路104は、現在
時刻情報を出力するものである。スキャナ105は、所
定の解像度で原稿画像を読みとるためのものである。プ
ロッタ106は、予定の解像度で画像を記録出力するた
めのものである。
【0022】操作表示部107は、このインターネット
接続可能なファクシミリ装置を操作するためのもので、
各種の操作キー、及び各種の表示器からなる。符号化複
合化部108は、画信号を符号化圧縮するとともに、符
号化圧縮されている画情報を元の画信号に複合化するた
めのものである。画像蓄積装置109は、符号圧縮化さ
れた状態の画情報を多数記憶するためのものである。
【0023】G3ファクシミリモデム110は、G3フ
ァクシミリのモデム機能を実現するためのものであり、
伝送手順信号をやりとりするための低速モデム機能
(V.21モデム)、及び主に画情報をやりとりするた
めの高速モデム機能(V.17モデム、V.34モデ
ム、V.29モデム、V.27terモデム等)を備え
ている。また、G3ファクシミリモデム110に置き替
えて、またはそれと共に設けられるデータモデムは、デ
ータ通信機能を実現するためのものであり、スタートア
ップシーケンス機能(V.8等)、及びデータ通信のた
めのモデム機能(V.90モデム、V.34モデム、
V.32bisモデム、V.32モデム等)を備えてい
る。
【0024】網制御装置111は、このファクシミリ装
置を公衆網(PSTN)に接続するためのものであり、
自動発信機能を備えている。ファクシミリ装置により接
続される場合があるLANインターフェース回路112
は、このファクシミリ装置をLANに接続するためのも
のである。ネットワーク伝送制御部113は、LAN、
又は公衆網を介して他のデータ端末の間で種々のデータ
をやり取りするための各種所定のプロトコルの通信制御
処理を実行するためのものである。
【0025】これらの、システム制御部101、システ
ムメモリ102、パラメータメモリ103、時計回路1
04、スキャナ105、プロッタ106、操作表示部1
07、符号化複合化部108、画像蓄積装置109、G
3ファクシミリモデム110、網制御装置111、及び
ネットワーク伝送制御部113は、内部バス114に接
続されており、これらの各要素間でのデータのやり取り
は、主としてこの内部バス114を介して行われる。
【0026】図3は、本発明の第1の実施の形態におけ
るファクシミリ装置の動作を説明するためのフローチャ
ートである。アイドル状態において(ステップA1)、
使用したい機能を動作させる為に、ユーザがキー操作に
より機能要求操作を行う(ステップA2)。機器は、当
該機能のプログラム及び取扱説明書のデータをダウンロ
ードする為、メモリやハードディスク等の記憶媒体に空
き容量があるか否か確認を行う(ステップA3)。空き
容量が無い場合は(ステップSA3/No)、ユーザに
対して記憶媒体の容量が少ないことを知らせ、増設を要
求する表示を行い(ステップA9)、アイドル状態に戻
る(ステップA10)。
【0027】ステップA3において、メモリやハードデ
ィスク等の記憶媒体に空き容量がある場合は(ステップ
A3/Yes)、LAN又はダイヤルアップ接続により
インターネットに接続する(ステップA4)。メーカの
サーバにログインして(ステップA5)、上記機能のプ
ログラムをダウンロードする(ステップA6)。
【0028】続いて、上記機能の取扱説明書のデータを
ダウンロードする(ステップA7)。データのダウンロ
ード完了後、ダウンロードした取扱説明書を印刷する
(ステップA8)。また、ダイヤルアップ接続の場合
は、回線切断後ダウンロードした取扱説明書を印刷して
(ステップA8)、アイドル状態に戻る(ステップA1
0)。
【0029】図4は、本発明の第2の実施の形態におけ
るファクシミリ装置の動作を説明するためのフローチャ
ートである。アイドル状態において(ステップB1)、
使用したい機能を動作させる為に、ユーザがキー操作に
より機能要求操作を行う(ステップB2)。機器は、予
め設定されている時刻になり次第(ステップB3/Ye
s)、当該機能のプログラム及び取扱説明書のデータを
ダウンロードする為、メモリやハードディスク等の記憶
媒体に空き容量があるか否かを確認する(ステップB
4)。空き容量が無い場合は(ステップB4/No)、
ユーザに対して記憶媒体の容量が少ないことを知らせ増
設を要求する表示を行い(ステップB10)、アイドル
状態に戻る(ステップB11)。
【0030】ステップB4において、メモリやハードデ
ィスク等の記憶媒体に空き容量がある場合は(ステップ
B4/Yes)、LAN又はダイヤルアップ接続により
インターネットに接続する(ステップB5)。メーカの
サーバにログインして(ステップB6)、上記機能のプ
ログラムをダウンロードする(ステップB7)。
【0031】続いて、上記機能の取扱説明書のデータを
ダウンロードする(ステップB8)。データのダウンロ
ード完了後、ダウンロードした取扱説明書を印刷する
(ステップB9)。また、ダイヤルアップ接続の場合
は、回線切断後ダウンロードした取扱説明書を印刷して
(ステップB9)、アイドル状態に戻る(ステップB1
1)。
【0032】図5は、本発明の第3の実施の形態におけ
るファクシミリ装置の動作を説明するためのフローチャ
ートである。アイドル状態において(ステップC1)、
使用したい機能を動作させる為に、ユーザがキー操作に
より機能要求操作を行う(ステップC2)。機器は、当
該機能の取扱説明書のデータをダウンロードする為、メ
モリやハードディスク等の記憶媒体に空き容量があるか
否かを確認する(ステップC3)。空き容量が無い場合
は(ステップC3/No)、ユーザに対して記憶媒体の
容量が少ないことを知らせ増設を要求する表示を行い
(ステップC8)、アイドル状態に戻る(ステップC
9)。
【0033】ステップC3において、メモリやハードデ
ィスク等の記憶媒体に空き容量がある場合は(ステップ
C3/Yes)、LAN又はダイヤルアップ接続により
インターネットに接続する(ステップC4)。メーカの
サーバにログインして(ステップC5)、上記機能を動
作させるためのIDを取得し、当該IDの記述された手
順書の画像データをダウンロードする(ステップC
6)。画像データのダウンロード完了後、ダウンロード
した取扱説明書を印刷する(ステップC7)。また、ダ
イヤルアップ接続の場合は、回線切断後ダウンロードし
た取扱説明書を印刷して(ステップC7)、アイドル状
態に戻る(ステップC9)。
【0034】図6は、本発明の第4の実施の形態におけ
るファクシミリ装置の動作を説明するためのフローチャ
ートである。アイドル状態において(ステップD1)、
使用したい機能を動作させる為に、ユーザがキー操作に
より機能要求操作を行う(ステップD2)。機器は、当
該機能を有効にするためのIDをダウンロードする為、
メモリやハードディスク等の記憶媒体に空き容量がある
か否かを確認する(ステップD3)。空き容量が無い場
合は(ステップD3/No)、ユーザに対して記憶媒体
の容量が少ないことを知らせ増設を要求する表示を行い
(ステップD11)、アイドル状態に戻る(ステップD
12)。
【0035】ステップD3において、メモリやハードデ
ィスク等の記憶媒体に空き容量がある場合は(ステップ
D3/Yes)、LAN又はダイヤルアップ接続により
インターネットに接続する(ステップD4)。メーカの
サーバにログインして(ステップD5)、上記機能を動
作させるためのIDを取得し(ステップD6)、当該I
Dを機器のメモリやハードディスク等の記憶媒体に一時
保存する(ステップD7)。
【0036】予め記録媒体に保存されている「取得した
IDを使って機能を有効とする手順書」の画データを読
み込み(ステップD8)、取得したIDを手順書画デー
タに画データとして展開し(ステップD9)、手順書を
印刷し(ステップD10)、アイドル状態に戻る(ステ
ップD12)。
【0037】図7は、本発明の第5の実施の形態におけ
るファクシミリ装置の動作を説明するためのフローチャ
ートである。アイドル状態において(ステップE1)、
使用したい機能を動作させる為に、ユーザがキー操作に
より機能要求操作を行う(ステップE2)。機器は、当
該機能を有効にするためのIDをダウンロードする為、
メモリやハードディスク等の記憶媒体に空き容量がある
か否かを確認する(ステップE3)。空き容量が無い場
合は(ステップE3/No)、ユーザに対して記憶媒体
の容量が少ないことを知らせ増設を要求する表示を行い
(ステップE12)、アイドル状態に戻る(ステップE
13)。
【0038】ステップE3において、メモリやハードデ
ィスク等の記憶媒体に空き容量がある場合は(ステップ
E3/Yes)、LAN又はダイヤルアップ接続により
インターネットに接続する(ステップE4)。メーカの
サーバにログインして(ステップE5)、上記機能を動
作させるためのIDを取得し(ステップE6)、IDを
機器のメモリやハードディスク等の記憶媒体に一時保存
する(ステップE7)。
【0039】機器は、取得したIDを記憶媒体より読み
込み(ステップE8)、上記機能を有効とするための機
能動作許可ビットを設定する(ステップE9)。機器
が、自機にリセットをかけて再起動することにより(ス
テップE10)、上記機能が使用可能となる。再起動
後、上記機能の動作が可能である旨の文書の印刷を行い
(ステップE11)、アイドル状態に戻る(ステップE
13)。
【0040】図8は、上記第1〜第4の実施の形態によ
り取得した機能プログラムを有効にするための設定動作
を説明するためのフローチャートである。印刷された手
順書に基づいて、アイドル状態において(ステップF
1)、機器の設定メニューより機能設定モードに入り
(ステップF2)、手順書と機器の設定画面のフローと
に従い設定を行う(ステップF3)。設定項目を全て入
力した時点で(ステップF4/Yes)、機器がリセッ
ト再起動の要求をして(ステップF5)、リセット再起
動後、設定した機能が有効となる。機能が有効となった
ことを表示器に表示し(ステップF6)、アイドル状態
に戻る(ステップF7)。
【0041】以下、上述した実施の形態に基づき、本発
明の実施例を具体的に説明する。
【0042】(実施例1)インターネットに接続可能で
あり、ワンタッチダイヤル等の頻繁に使用される機能の
みが搭載されたファクシミリ装置において、予め搭載し
ている機能以外でユーザが必要とする機能を有効にする
場合、機器のボタン操作により機能追加メニューから必
要とする機能を選択する。LAN及びダイヤルアップ接
続にてインターネットに接続し、メーカのサーバより機
能を動作させる為のプログラムをダウンロードする。そ
れと一緒にその機能の取扱説明書もダウンロードして、
プログラム及び取扱説明書を機器の記憶媒体に保存す
る。ダイヤルアップ接続の場合は、回線を解放後ダウン
ロードした取扱説明書を印刷する。取扱説明書に機能を
有効にするための手順が記載されているので、ユーザ
は、それに従い設定操作を行い、設定完了後機器をリセ
ット再起動する。それにより、機能が使用可能となる。
メーカのサーバに接続する際には、予め機器に必要最低
限の情報の入力が必要となる。
【0043】(実施例2)実施例1のインターネットに
接続可能なファクシミリ装置において、機能のプログラ
ムを予め機器本体に搭載している場合は、予め搭載して
いる機能以外でユーザが必要とする機能を有効にする場
合、機器のボタン操作により機能追加メニューから必要
とする機能を選択する。LAN及びダイヤルアップ接続
にてインターネットに接続し、メーカのサーバより機能
を動作させる為のIDの記載された取扱説明書のダウン
ロードを行い、機器の記憶媒体に保存する。ダイヤルア
ップ接続の場合は、回線を解放後ダウンロードした取扱
説明書を印刷する。取扱説明書に機能を有効にするため
の手順が記載されているので、ユーザは、それに従い設
定操作を行い、設定完了後機器をリセット再起動する。
それにより、機能が使用可能となる。メーカのサーバに
接続する際には、予め機器に必要最低限の情報の入力が
必要となる。
【0044】(実施例3)実施例2のインターネットに
接続可能なファクシミリ装置において、機能のプログラ
ム及び取扱説明書を予め機器本体に搭載している場合
は、予め搭載している機能以外でユーザが必要とする機
能を有効にする場合、機器のボタン操作により機能追加
メニューから必要とする機能を選択する。LAN及びダ
イヤルアップ接続にてインターネットに接続し、メーカ
のサーバより機能を動作させる為のIDを取得し、機器
の記憶媒体に保存する。ダイヤルアップ接続の場合は、
回線を解放後、機器に保存されている機能導入手順書の
画データを読み込み、取得したIDを画データとして展
開し印刷する。手順書に、機能を有効にするための手順
が記載されているので、それに従いユーザが設定し、設
定完了後機器をリセット再起動する。それにより、機能
が使用可能となる。メーカのサーバに接続する際には、
予め機器に必要最低限の情報の入力が必要となる。
【0045】(実施例4)実施例2、実施例3のインタ
ーネットに接続可能なファクシミリ装置において、機能
のプログラム及び取扱説明書を予め機器本体に搭載して
いる場合は、予め搭載している機能以外でユーザが必要
とする機能を有効にする場合、機器のボタン操作により
機能追加メニューから必要とする機能を選択する。LA
N及びダイヤルアップ接続にてインターネットに接続
し、メーカのサーバより機能を動作させる為のIDを取
得し、機器の記憶媒体に保存する。ダイヤルアップ接続
の場合は、回線を解放後、機器が自動的に取得したID
を読み込み、機能を有効にするためのビットを設定し機
器をリセット再起動する。それにより、機能が使用可能
となる。メーカのサーバに接続する際には、予め機器に
必要最低限の情報の入力が必要となる。
【0046】なお、上述した実施例は、本発明の好適な
実施例を示すものであり、本発明はそれに限定されるこ
となく、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々変
形実施が可能である。例えば、本発明は、ファクシミリ
機能を搭載した複合機にも適用可能である。
【0047】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、ユーザは、必要な機能だけを自
機に登録し使用することができ、取扱説明書も使用する
機能のものだけを得ることができる。また、メーカは、
ユーザからのサーバへのアクセスによる機能のプログラ
ム及び取扱説明書のダウンロードにより、市場にて頻繁
に使用される機能の情報を得ることができ、その後の機
器の開発のデータとして活用できる。また、ユーザは、
不要な取扱説明書の購入が減少し、メーカは、取扱説明
書の製本に関わるコスト及び制作に関わる時間の削減が
できる。
【0048】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、通信費の節約となる。深夜の
時間帯にプログラム及び取扱説明書のデータをダウンロ
ードすることにより業務に支障をきたすことがなくな
る。
【0049】請求項3記載の発明によれば、ユーザによ
って有効とされることがあり得る追加的機能のプログラ
ムを予め機器が持っているため、プログラム及び取扱説
明書をダウンロードする必要がなく、通信費を削減する
ことができる。また、予め機器にプログラムを持つこと
で、ダウンロードしたプログラムの組み込み時のトラブ
ルを最小限に防ぐことができる。
【0050】請求項4記載の発明によれば、請求項3記
載の発明の効果に加えて、ID取得による手順書のダウ
ンロードデータを軽減することができ、通信費の削減に
なる。
【0051】請求項5記載の発明によれば、請求項4記
載の発明の効果に加えて、ユーザの手間を煩わすことな
く、機能の追加を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるファクシミリ装置
を接続したネットワークシステムの一例を示すブロック
図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるファクシミリ装置
の内部構成を示す機能ブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態におけるファクシミ
リ装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施の形態におけるファクシミ
リ装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】本発明の第3の実施の形態におけるファクシミ
リ装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明の第4の実施の形態におけるファクシミ
リ装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図7】本発明の第5の実施の形態におけるファクシミ
リ装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図8】第1〜第4の実施形態により取得した機能プロ
グラムを有効にするための設定動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 ワークステーション装置(ユーザ) 2 メールサーバ装置 3 ネットワークファクシミリ装置 4 ルータ装置(ユーザ) 5 ファクシミリ装置 6 一般公衆回線網 7 インターネット 8 ワークステーション装置(メーカ) 9 ルータ装置(メーカ) 10 LAN(ユーザ) 11 LAN(メーカ)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LAN及びダイヤルアップによりインタ
    ーネットに接続可能なファクシミリ装置において、 予め用意された機能要求操作により、前記LANまたは
    前記ダイヤルアップによりメーカのサーバに接続する接
    続手段と、 前記接続手段により接続された前記メーカのサーバよ
    り、前記機能要求操作によりユーザが指定した機能のプ
    ログラム及び該機能の取扱説明書をダウンロードするダ
    ウンロード手段と、 前記ダウンロード手段によりダウンロードした前記プロ
    グラム及び前記取扱説明書のデータを一時記憶する記憶
    手段と、を有し、 前記取扱説明書に従った設定がなされると、前記機能が
    有効となることを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記接続手段は、 前記機能要求操作があったとき、該機能要求を前記記憶
    手段に一時記憶し、通信量の少ない時間帯を選別して、
    インターネットに接続し、 前記ダウンロード手段は、前記接続手段により前記メー
    カのサーバと接続されると、前記機能のプログラム及び
    取扱説明書のデータを自動的にダウンロードすることを
    特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 LAN及びダイヤルアップによりインタ
    ーネットに接続可能なファクシミリ装置において、 予め用意された機能要求操作により、前記LANまたは
    前記ダイヤルアップによりメーカのサーバに接続する接
    続手段と、 前記接続手段により接続されたメーカのサーバより、前
    記機能要求操作によりユーザが指定した機能を有効にす
    るためのIDを含む前記機能の取扱説明書を前記メーカ
    のサーバからダウンロードするダウンロード手段と、 前記ダウンロード手段により前記メーカのサーバから取
    得した前記機能を有効にするためのIDを含む取扱説明
    書を一時記憶する記憶手段と、を有し、 前記取扱説明書に従った設定がなされ、前記IDが入力
    されると、予め保存されている前記機能のプログラムが
    動作可能となり、前記機能が有効となることを特徴とす
    るファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 LAN及びダイヤルアップによりインタ
    ーネットに接続可能なファクシミリ装置において、 予め用意された機能要求操作により、前記LANまたは
    前記ダイヤルアップによりメーカのサーバに接続する接
    続手段と、 前記接続手段により接続されたメーカのサーバより、前
    記機能要求操作によりユーザが指定した機能を有効にす
    るためのIDをダウンロードするダウンロード手段と、 前記ダウンロード手段により前記メーカのサーバから取
    得した前記機能を有効にするためのIDを一時記憶する
    記憶手段と、を有し、 予め保存されている取扱説明書に従った設定がなされ、
    前記IDが入力されると、予め保存されている前記機能
    のプログラムが動作可能となり、前記機能が有効となる
    ことを特徴とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 LAN及びダイヤルアップによりインタ
    ーネットに接続可能なファクシミリ装置において、 予め用意された機能要求操作により、前記LANまたは
    前記ダイヤルアップによりメーカのサーバに接続する接
    続手段と、 前記接続手段により接続されたメーカのサーバより、前
    記機能要求操作によりユーザが指定した機能を有効にす
    るためのIDをダウンロードするダウンロード手段と、 前記ダウンロード手段により前記メーカのサーバから取
    得した前記機能を有効にするためのIDを一時記憶する
    記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された前記IDを読み込み、前記機
    能を自動的に有効にする自動セットアップ手段と、 を有することを特徴とするファクシミリ装置。
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