JPH11338805A - コンピュータの通信機能の遠隔設定方法およびその方法を実施するための通信装置 - Google Patents

コンピュータの通信機能の遠隔設定方法およびその方法を実施するための通信装置

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JPH11338805A
JPH11338805A JP10140044A JP14004498A JPH11338805A JP H11338805 A JPH11338805 A JP H11338805A JP 10140044 A JP10140044 A JP 10140044A JP 14004498 A JP14004498 A JP 14004498A JP H11338805 A JPH11338805 A JP H11338805A
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JP10140044A
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Haruhisa Ichikawa
晴久 市川
Akira Takura
昭 田倉
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PCのネットワーク通信機能を容易に設定す
ることができる通信機能設定方法を提供する。 【解決手段】 コンピュータ5には、コンピュータ側か
らセンタ9に自動的に通信接続する基本接続機能を予め
組み込み、基本接続機能によって、コンピュータ5から
センタ9へ通信接続すると、その通信接続の下で前記セ
ンタから当該コンピュータに対して、PCのネットワー
ク通信機能をセンタの遠隔制御によって設定可能にする
機能をもつ遠隔操作用プログラムを含むソフトウエアを
ダウンロードする。当該コンピュータはダウンロードさ
れたソフトウエアを保持して起動し、起動完了信号をセ
ンタに送信する。センタはソフトウエアの機能によって
コンピュータとの対話形式で遠隔制御によって設定項目
の設定を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット
等、既に構築されているコンピュータネットワークに新
規のコンピュータ(以下PC)を接続して通信可能にす
る際の、当該PCに対して行う各種の設定を行う方法及
び装置に関し、特にPCのネットワーク初期接続時にお
いて、当該PCにネットワーク通信機能を与えるための
初期設定を遠隔操作によって行うPCの通信機能の遠隔
設定方法、および、その方法を実施するための装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、PCに接続するモデム装置は基本
通信機能(PCを、特別な初期設定なしに当該PC側か
ら予め登録されたセンタに通信接続する、必要最小限度
の通信に限定された通信機能、ブートストラップ通信機
能)を具備していないので、そのPCを使用しているユ
ーザ自身が、当該PC上で動作するオペレーティングシ
ステム(OS)に対して当該PCを所望のネットワーク
に接続して通信を行うために必要な設定を行はなければ
ならなかった。
【0003】通常、ネットワークに新しいPCを接続す
るときには、当該PCに対して次の項目に関する初期設
定が必要である。以下、これらの項目を初期設定項目と
記す。 1)当該PCに対して割り当てられたIP(インタネッ
トプロトコル)アドレスをPCに記憶させる。 2)当該PCに対応するゲートウェイ(これはPCを接
続する物理的位置によって決まってくる)に関する情報
を、PCに記憶させる。 3)当該PCに対応するDNS(これもPCを接続する
物理的位置等によって決まってくる)に関する情報を、
PCに記憶させる。 4)当該PCにて使用したい通信プロトコルを選択す
る。 5)その他、各種通信プログラムをOSに接続し、走行
可能とする。
【0004】このように、接続するネットワーク毎に使
用プロトコルやドメインネームシステム(DNS)、ゲ
ートウェイ等に関する知識が必要であるので、ネットワ
ーク接続のための設定には専門知識が必要である。
【0005】したがって、各種設定やドライバプログラ
ムのインストールを専門家であるセンタオペレータの遠
隔操作で行うことができれば、ユーザ自身が専門知識を
持っていなくてもPCのネットワーク接続を容易に達成
することができる。
【0006】コンピュータにネットワーク通信機能を与
えるための初期設定を遠隔操作によって行う通信機能の
遠隔設定方法の従来技術としては、例えば、特公昭58
−27530に記載されたプログラム・ロード方式(以
下、第1従来方式と記す)、特開昭63−182940
に記載されている端末インタフェース条件遠隔設定方法
(以下、第2従来方式と記す)、特開平2−14663
に記載されているファクシミリ通信方式(以下、第3従
来方式と記す)がある。
【0007】第1従来方式は、遠隔局の蓄積プログラム
方式の処理系に親局からの指示によってブート・ストラ
ツプ・プログラム(処理プログラムを読み込むために必
要最小限の命令を用いて構成されたプログラム)をロー
ドした後、該プログラムの動作によつて通信回線を介し
て親局から処理プログラムをロードするプログラムロー
ド方式である。
【0008】この通信システムは、親局と、蓄積プログ
ラム方式の処理系を有する遠隔局と、これらの2局間を
接続する通信回線とから成っている。遠隔局の回線制御
部は親局から受信したデータを分析してブート・ストラ
ツププログラムのロードを指令するロード指令を識別す
る機能を備えている。またこの回線制御部は、ロード指
令を識別した後に親局から受信したブート・ストラツプ
プログラムを直ちに処理系の記憶部に格納する。ブート
・ストラッププログラムが正常に格納された後には、遠
隔局の処理系中の遠隔処理装置は該プログラムの制御に
よつて、親局からダウンロードされたプログラムを上記
記憶部に格納する。
【0009】第2の従来方式は、ローカルエリアネット
ワークに用いられる端末インタフェース条件の遠隔設定
方式である。
【0010】この方式においては、先ず、ローカルエリ
アネットワークの、分散して配置されている回線終端装
置に端末インタフェース条件設定機能と不揮発性読み書
き可能メモリを搭載しておく。また、回線終端装置とマ
ンマシンインタフェースとの間でインタフェース条件の
変更要求を行う手順を規定しておく。この手順は、上記
端末インタフェース条件設定操作をマンマシンインタフ
ェースから入力してネットワークを経て回線終端装置へ
着呼するように定めておく。このように設定しておい
て、マンマシンインタフェースから回線終端装置へ、規
定された上記手順に従って端末インタフェース条件変更
要求を行うと、各回線終端装置は、その端末インタフェ
ース条件変更要求の内容に応じて、各回線終端装置自身
の端末インタフェース条件設定内容を変更する。このよ
うにして、マンマシンインタフェースから、端末インタ
フェース条件の集中制御を行うことができる。
【0011】第3の従来方式はファクシミリ通信方式に
関する従来技術である。この方式は、ファクシミリ装置
と電話回線を介して接続されたホストコンピュータとか
ら成る通信システムに適用される。この方式において
は、ホストコンビューターは入力装置を備え、該入力装
置からの入力操作により、ファクシミリ装置が備えてい
る各種機能の設定を読み、または変更する。
【0012】上記の従来技術の他に、モデム機能を使っ
てネットワークに接続する従来のダイヤルアップ接続に
おいては、予めネットワークに接続されているダイヤル
アップサーバーに電話回線を経由してダイヤルアップ接
続をする。この場合には、「初期設定項目1)〜3)を
自動的に設定してほしい」という設定をするだけで初期
設定項目1)〜3)の設定は自動的に行われる。これが
DHCPと呼ばれる機能(プロトコル)である。この場
合には、PCのユーザ自身が電話回線の種類や接続先電
話番号、ダイヤル方式(0発信等)の設定と初期設定項
目4)、5)の設定をすることが必要である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来方式におい
ては、親局またはホストコンピュータからの起動によっ
て遠隔局または端末装置へのプログラムロードやインタ
フェース条件の設定が行われている。その結果、これら
の方式は、インターネットやイントラネット上の不特定
の場所に接続された不特定のPCに対する初期設定には
利用することができない。したがって、上記の従来方式
によって不特定の場所に接続された不特定のPCにネッ
トワーク通信機能(インターネットやイントラネットに
規定されているプロトコルに従う通信を行う機能)のた
めの初期設定を行うことは不可能である。
【0014】DHCPや、現在IETFで標準化が進ん
でいる次世代インターネットプロトコルIPv6では、
DNSやゲートウェイのIPアドレスを設定することが
できる。しかし、PCとネットワークまたは電話回線と
をインタフェースするネットワークカードまたはモデム
カードをOSから駆動するためのドライバは、OSが標
準で提供していない場合には、ユーザが手動でインスト
ールしなければならない。
【0015】本発明の目的は、DHCPを使用できな
い、または使用しない環境、IPv4の環境、または必
要なドライバがOSに組み込まれていない環境におい
て、インターネットやイントラネット上の不特定の場所
に配置されている不特定のPCのネットワーク通信機能
を容易に設定することができるコンピュータの通信機能
設定方法を提供し、併せてその方法を容易に実施するた
めの通信装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】以下の記述において、各
ネットワークにおいて規定されているプロトコルに従っ
行う通信をネットワーク通信と記し、ネットワーク通信
を行う機能をネットワーク通信機能と記す。また、コン
ピュータのネットワーク通信機能を使用可能にするため
にコンピュータ毎に設定すべき初期設定項目に関する情
報(初期設定される内容)を接続設定情報と記す。さら
に、コンピュータ側からセンタに、特別な初期設定なし
に自動的に通信接続するために必要な最小限の通信機能
を基本通信機能と記し、その基本通信機能によって行わ
れる通信を基本通信と記し、基本通信のための接続を基
本接続と記す。さらに、基本通信を行うために選択され
た通信路を基本通信路と記す。また、PCとネットワー
ク間をインタフェースする機能をネットワーク接続機能
と記し、ネットワーク接続機能によってPCとネットワ
ークを接続する動作をネットワーク接続と記す。
【0017】上記の目的を達成するために、本発明の通
信機能設定方法は、ネットワークの不特定の位置に配置
されている不特定のコンピュータを当該ネットワークへ
接続し、該コンピュータのネットワーク通信機能を使用
可能にするための設定を、該ネットワーク上のセンタか
らの遠隔操作にて行う、通信機能の遠隔設定方法であっ
て、コンピュータには、コンピュータ側からセンタに自
動的に通信接続する基本接続機能を予め組み込み、基本
接続機能によって、コンピュータからセンタへ通信接続
すると、その通信接続の下でセンタから当該コンピュー
タに対して、遠隔操作用ソフトウエアをダウンロードす
る。このソフトウエアは、接続設定情報をセンタの遠隔
操作によって設定可能にする遠隔操作用プログラムを含
んでいる。ここで、「その通信接続の下で」とは「その
通信接続を維持した状態で」という意味である。次に、
当該コンピュータはダウンロードされたソフトウエアを
保持して起動し、センタは起動された前記ソフトウエア
に基づいて遠隔操作によって初期設定項目の設定を行
う。
【0018】初期設定項目の設定方法として、本発明
は、次のような2つの方法を提案する。第1の設定方法
は、当該コンピュータがダウンロードされたソフトウエ
アを受信したとき、その通信接続のもとで、当該ソフト
ウエアを起動して起動完了信号を前記センタに送信し、
センタは当該起動完了信号を受信したとき、その通信接
続のもとで、ソフトウエアの機能に基づいて、センタと
当該コンピュータまたはそのユーザとの対話形式で、設
定項目の設定を行う方法である。第2の方法は、センタ
が新規接続するコンピュータ毎に、ネットワーク通信機
能を使用可能にするために設定すべき設定項目に関する
情報、すなわち、接続設定情報を予め把握し、ソフトウ
エアは、遠隔操作用プログラムが有する遠隔操作機能の
他に、少なくとも、当該コンピュータを特定する情報を
当該コンピュータ側から入力することができる機能を有
し、当該コンピュータはダウンロードされたソフトウエ
アを受信したとき該ソフトウエアを起動し、起動された
ソフトウエアの指示に基づいて当該コンピュータを特定
する情報をセンタに送信し、センタは当該コンピュータ
を特定し、接続設定情報を参照して遠隔操作によって設
定項目の設定を行う方法である。
【0019】上記の方法を容易に実施するための具体的
方法として、前記ソフトウェアはコンピュータ上で自動
起動するようにし、かつ、コンピュータに、基本接続機
能として、コンピュータ側からセンタに自動的に通信接
続する基本通信機能とネットワーク接続機能を組み込む
ことが有効である。
【0020】さらに、これらの機能をコンピュータに組
み込む方法として、PCカードとして市販されているP
CMCIAカードを用いることが得策である。すなわ
ち、基本接続機能をPCMCIAカードに組み込み、P
CMCIAカードをコンピュータのカードスロットに差
し込むと同時に基本通信機能を起動して当該コンピュー
タをセンタに通信接続する。また、PCMCIAカード
には、センタからダウンロードされたソフトウエアを保
持する記憶装置を組み込むことが得策である。
【0021】基本通信機能を用いてコンピュータ側から
センタに自動的に通信接続するとき、電話回線を使用す
る場合には、ネットワーク接続機能としてモデム装置を
使用する。したがって、この場合には、PCMCIAカ
ードに、基本通信機能と、ネットワーク接続機能として
モデム装置と、記憶装置としてフラッシュメモリを用い
ることが得策である(フラッシュメモリはPCメモリカ
ードとして市販されている)。
【0022】基本通信機能を用いてコンピュータ側から
センタに自動的に通信接続するとき、電話回線網以外の
ネットワークを使用する場合には、ネットワーク接続機
能として当該ネットワークに直接接続する通信装置を使
用する。例えば、当該ネットワークがLANである場合
には、LAN接続機能はLANカード(PCカード)と
して市販されている。したがって、この場合には、PC
MCIAカードには、記憶装置としてフラッシュメモリ
を組み込み、および、基本通信機能と、ネットワーク接
続機能としてネットワークを直接当該コンピュータに接
続するネットワーク装置を組み込むことが得策である。
【0023】
【作用】本発明の原理について説明する。先ず、本発明
は、センタのオペレータが、PCを特定するアドレス情
報を予めもっていないことを前提としている。したがっ
て、センタとPCとの間の通信は、PC側の基本通信機
能、すなわち、PCが現在もっている通信機能(PCが
デフォルトで備えている通信機能)を用いてPC側から
センタに通信接続し、この通信接続を、センタの遠隔制
御によるネットワーク通信機能の設定終了まで維持す
る。すなわち、コンピュータは予め組み込まれた機能に
よって自動的にセンタに対して通信接続される。この通
信接続は、当該コンピュータのIPアドレス、MACア
ドレスや電話番号等の、コンピュータを特定するアドレ
ス情報をセンタが把握していなくても、コンピュータ側
が発信者になれば可能である。この通信接続の下で、セ
ンタから当該コンピュータに対して、センタの遠隔操作
による初期設定をサポートする遠隔操作用ソフトウエア
をダウンロードする。このダウンロードも、センタが当
該コンピュータのIPアドレス、MACアドレスや電話
番号等のアドレス情報を知らなくても、当該コンピュー
タからセンタへの基本接続とは逆の手順を辿ることによ
って実現することができる。このようにして、センタ
が、相手のPCが誰であるかを知らなくても通信接続を
確保することができる。
【0024】初期設定項目の設定の方法には、本発明が
適用される環境によって、前掲の第1、第2の方法があ
る。第1の方法は、センタ側が、コンピュータ毎の接続
設定情報を予め全く把握していない場合に適用される。
この場合には、センタの遠隔操作によってソフトウエア
が指定する項目に関する情報をPCのユーザが入力する
対話形式で接続設定情報の設定が行われる。第2の方法
は、センタのオペレータが新規接続するコンピュータ毎
に、接続設定情報を予め把握している場合に適用され
る。この場合には、センタのオペレータは、相手PCが
誰であるかを特定することができれば、ソフトウエアの
もつ遠隔操作機能によって、自分が把握している接続設
定情報を当該PCに設定することができる。この場合に
は、PC側のユーザがその接続設定情報を入力する必要
はない。
【0025】第2の方法において、センタのオペレータ
は、次のようにして相手PCが誰であるかを特定する。
先ず、前記の遠隔操作用ソフトウエアに、当該コンピュ
ータを特定する情報を当該コンピュータ側から入力する
ことができる機能を組み込んでおく。そして、ソフトウ
エアが当該コンピュータにダウンロードされたとき、該
コンピュータは該ソフトウエアを起動し、起動されたソ
フトウエアの指示にしたがって当該コンピュータを特定
する情報をセンタに送信する。このようにして、センタ
側は、相手PCを特定することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態のPC
MCIAカードを示す図である。図2は本実施形態の通
信機能の遠隔設定システムを示すブロック図である。本
実施形態のPCMCIAカード1は、ネットワーク接続
機能2と、センタからダウンロードされたソフトウエア
を保持するフラッシュメモリ部分(以下、フラッシュメ
モリと記す)3と、基本通信機能4とが搭載されてい
る。PCは、その機種毎に、特定のPCMCIAカード
が標準として推奨されていることが多く、多くのPCが
標準で搭載しているインタフェース(ドライバ)で動作
するようにPCMCIAカードを選択すると好都合であ
る。
【0027】図2を参照すると、本実施形態の通信機能
の遠隔設定システムは、ネットワーク6の不特定の位置
に配置されている不特定のPC5と、前記ネットワーク
6に接続されていて、該コンピュータのネットワーク通
信機能を使用可能にするための初期設定を遠隔操作にて
行うセンタ9とを含んでいる。
【0028】センタ9は、新規接続するコンピュータ5
毎に、前記ネットワーク通信機能を使用可能にするため
に設定すべき初期設定項目に関する接続設定情報と、該
センタの遠隔操作によって前記コンピュータにネットワ
ーク通信機能を付与するための接続設定を可能にする遠
隔操作用プログラムを含むソフトウエアを保持してい
る。
【0029】センタ9は、また、PCMCIAカード1
(図2では通信装置1)に搭載されている基本通信機能
4と通信することができる通信装置7が設置されてい
る。通信装置7はコンピュータから送信されたソフトウ
エア起動要求を受信して該ソフトウエアを当該コンピュ
ータにダウンロードし、さらに、当該コンピュータに、
遠隔操作のための制御信号を送信する。
【0030】センタ9は、さらに、前記のソフトウエア
がPCにロードされているとき、該ソフトウェアがサポ
ートしている遠隔操作機能によって、当該PCを遠隔操
作して当該コンピュータに初期設定を行う情報処理装
置、または、オペレータ8を備えている。
【0031】コンピュータ5には、コンピュータ側から
センタに自動的に通信接続する基本接続機能をもつ通信
装置(PCMCIAカード)1が付属している。
【0032】ユーザがPC5のPCカードスロットに該
PCMCIAカード1を差し込むと、PCMCIAカー
ドに搭載されている記憶装置インタフェース(ドライバ
ー)が、PCMCIAカード内のプログラムを自動起動
させる機能をもっている場合には、その自動起動機能を
用いて、PCは、遠隔操作用ソフトウエアをセンタから
ダウンロードすることを要求するプログラムを起動す
る。例えば、windows95をOSとし、PCMCIA−
ATA方式のPCMCIAカードを用いる場合には自動
起動が可能である。(windows 95はPCMCIAカード
のプラグ&プレイ機能をサポートしているので、カード
を差し込んだ後にOSがカードを正しく認識すると、適
切なソフトウエアドライバーが自動ロードされ、カード
が起動される。もし、カードに起動用のプログラムを含
むソフトウエアが搭載されている場合にはそのソフトウ
エアが自動起動される)。そのような自動起動機能がな
い場合には、ユーザが手動で該PCMCIAカードに搭
載されている基本通信機能を実現するプログラムを起動
し、基本通信機能が、前記遠隔操作用ソフトウエアをセ
ンタからダウンロードすることを要求するプログラムを
送信する。いずれの場合にも、当該PCからセンタにソ
フトウエアの起動要求が送られる。
【0033】このように、コンピュータからセンタへ基
本接続機能によって通信接続がされてソフトウエアの起
動要求がセンタに送信されると、センタは、その通信接
続の下で(その通信接続を維持した状態で)当該コンピ
ュータに対して、前記ソフトウエアをダウンロードす
る。このダウンロードはPCMCIAカードのフラッシ
ュメモリ3に対して行われ、フラッシュメモリ3はその
ソフトウエアを保持する。続いてダウンロードされたソ
フトウェアが基本通信機能によって自動起動される。こ
の自動起動は、基本通信機能がソフトウエアのローディ
ングの完了を認識したときに、基本通信機能によってそ
のソフトウエアを起動することによって実現される。ま
たは、ソフトウエアの末尾に当該ソフトウエアを起動す
るプログラムを組み込むことによって実現することも出
来る。
【0034】センタ9は、PCにダウンローでされたソ
フトウエアがサポートしている遠隔操作機能と接続設定
情報とに基づいて該PCにおける初期設定を実行する。
【0035】上記の実施形態は、PCMCIAカード1
のフラッシュメモリ3に予め遠隔操作用ソフトウエアが
ロードされていない場合の例である。しかし、フラッシ
ュメモリ3に予め遠隔操作用ソフトウエアをロードして
おくことも可能である。この場合には、PCMCIAカ
ード1がPCのカードスロットに挿入されると、基本通
信機能が自動起動して遠隔操作用ソフトウエアを起動
し、センタは、ソフトウエアがサポートしている遠隔操
作機能に基づいて該PCにおける初期設定を実行する。
【0036】次に、上記の実施形態の第1の実施例につ
いて説明する。PCMCIAカードを使ってPCをイン
ターネットに接続する方法には、モデムカードまたはネ
ットワークカードのいずれかを用いる。どちらもPCM
CIAカードとして市販されている。本実施例は、イン
ターネットへの接続設定をする場合の例で、ネットワー
クカードを用いる場合の例である。ネットワークカード
にはMACアドレスが購入時に割り当てられている。
【0037】図3は、前掲の第1の方法を上記の通信機
能の遠隔設定システムに適用した実施例の動作を示すシ
ーケンス図である。
【0038】前掲の通信機能の遠隔設定システムの構成
下で、上記のように、PCMCIAカードには、PCに
挿入すると自動的に起動され、PCをセンタに通信接続
する機能が組み込まれている。この通信接続は、PCM
CIAカードがMACアドレスを既に有しているけれ
ど、センタ側がPCMCIAカードのMACアドレスを
把握していなくても、PCMCIAカード側が発信者に
なれば可能である。
【0039】TCP/IPプロトコルでは、MACアド
レスを使って通信が可能な範囲はセグメントと呼ばれ、
この範囲ではパケットがブロードキャストされる。通常
はルータを越えて、パケットがブロードキャストされる
ことはない。したがって、センタから、接続しようとす
るPCにMACアドレスを宛先とした通信をすることは
できない。このために、PCを接続するセグメント内に
中継装置を設置して通信をする。なお、ルータを越えて
通信をするときには、MACアドレスよりも上のレイヤ
でIPアドレスを用いた通信が行われる。
【0040】上記の中継装置は、IEEE802.3で
規定されるMACアドレスを用いて、PCMCIAカー
ド内の基本通信機能を通信相手として指定し、この基本
通信機能との間で通信を行う。インターネットに接続さ
れるすべての通信を行う装置はこのMACアドレスを有
している。このMACアドレスを宛先としてEthernetフ
レームで規定されるパケットを用いて、中継装置と該P
Cとの間ではブロードキャスト通信が行われる。センタ
への起動要求信号には、センタに設置されている通信装
置7のIPアドレスが情報の一部として書き込まれてい
る。
【0041】中継装置は該PCからの起動要求信号を受
けとると、該起動要求信号をセンタにある通信装置7に
向けてRFC791で規定されるIPパケットに変換
し、そのパケットをセンタにある通信装置7に向けて、
インターネットを経由して送信する。センタ9は、起動
要求信号のIPパケットを受信すると、当該中継装置か
らの通信接続の下で、前記の遠隔操作用ソフトウエアの
パケットを当該中継装置に送信する。センタから該PC
へのソフトウェアのダウンロードおよびセンタオペレー
タによる遠隔設定のためのパケットは中継装置を経由し
て、逆の接続手順で送られる。すなわち、センタから中
継装置にパケットが送られ、次に、中継装置からPCに
ブロードキャストでパケットが送られる。
【0042】このようにして、IPアドレス等の一切の
設定がされていないPCに、基本通信機能を内蔵するP
CMCIAカードを接続することによって、センタに設
置された通信装置との通信が可能になる。この通信機能
を用いて、PCはダウンロードされたソフトウエアを起
動し、該ソフトウエアは起動完了信号を中継装置にブロ
ードキャストし、起動完了信号はRFC791で規定さ
れるIPパケットに変換されてセンタに送信される。
【0043】遠隔操作用の制御信号は、同様にRFC7
91で規定されるIPパケットとして中継装置に送ら
れ、中継装置は、この信号を、PCのMACアドレスを
宛先としてEthernetフレームで規定されるパケットを用
いて当該PCへブロードキャストする。それによって、
センタオペレータ8は、PCまたはそのユーザと遠隔操
作によって対話をし、PC側は遠隔操作用ソフトウエア
が指示する項目について必要な事項(接続設定情報)を
入力する。このようにしてネットワーク通信機能を使用
可能にするために必要な設定をすることができる。
【0044】図4は、第2の方法を上記の通信機能の遠
隔設定システムに適用した実施例の動作を示すシーケン
ス図である。この場合には、オペレータを駐在させたセ
ンタ9は、新規接続するPC5のユーザ毎に、初期設定
項目1)−5)([従来の技術]の項参照)についての
の情報(接続設定情報)を把握している。
【0045】この実施例においては、遠隔操作用ソフト
ウエアをPCにダウンロードするまでの手順は、上記の
第1の方法の場合と同様であるが、遠隔操作用ソフトウ
エアがPCにダウンロードされたとき、PCは、遠隔操
作用ソフトウエアを起動し、起動された遠隔操作用ソフ
トウエアの指示にしたがって、当該PCを特定するアド
レス情報をセンタに送信する。センタは、そのアドレス
情報を受け取ると、当該PCを特定し、予め把握してい
る接続設定情報を参照し、遠隔操作用ソフトウエアを動
作させて所定の設定を行う。センタと当該PC間の通信
手順は上記の第1の方法の場合と同様である。また、セ
ンタと当該PC間の通信は、PCからセンタへの基本通
信接続のもとで行われることも第1の方法の場合と同様
である。
【0046】次に前掲の通信機能の遠隔設定システムの
第2の実施例を説明する。本実施例のコンピュータの通
信機能の遠隔設定方式は、ダイヤルアップ接続を用いた
例である。図5は前掲の第1の方法を適用した場合の本
実施例の動作を示すシーケンス図である。
【0047】前掲のように、PCMCIAカードを使っ
てPCをインターネットに接続する方法には、モデムカ
ードまたはネットワークカードのいずれかを用いる。本
実施例はモデムカードを用いる例である。ただし、モデ
ムカードにはMACアドレスは割り当てられていない。
【0048】本実施例においては、センタの通信装置7
には電話回線が接続され、PCの基本通信機能として予
め登録しておいたセンタの電話番号に、基本接続として
ダイヤルアップ接続する。このダイヤルアップ接続を用
いた通信により前記の遠隔操作用ソフトウエアの起動要
求が行われる。また、その起動要求のための通信接続の
下で、該ソフトウエアのダウンロードが実行される。
【0049】PCは、ダウンロードされたソフトウエア
を起動し、起動完了信号を当該通信接続のもとでセンタ
に送信する。センタはソフトウエアによって遠隔操作に
よってPCと対話を行い、PCはソフトウエアの指示に
従って、設定項目についての情報を入力する。
【0050】図6は第2の方法を適用した場合の本実施
例の動作を示すシーケンス図である。この場合にも、オ
ペレータを駐在させたセンタ9は、新規接続するPC5
のユーザ毎に、初期設定項目1)−5)([従来の技
術]の項参照)についてのの情報(接続設定情報)を把
握している。
【0051】この実施例においては、遠隔操作用ソフト
ウエアをPCにダウンロードするまでの手順は、上記の
第1の方法の場合と同様であるが、遠隔操作用ソフトウ
エアがPCにダウンロードされたとき、PCは、遠隔操
作用ソフトウエアを起動し、起動された遠隔操作用ソフ
トウエアの指示にしたがって、当該PCを特定するアド
レス情報をセンタに送信する。センタは、そのアドレス
情報を受け取ると、当該PCを特定し、予め把握してい
る接続設定情報を参照し、遠隔操作用ソフトウエアを動
作させて所定の設定を行う。センタと当該PC間の通信
手順は上記の第1の方法の場合と同様である。また、セ
ンタと当該PC間の通信は、PCからセンタへの基本通
信接続のもとで行われることも第1の方法の場合と同様
である。
【0052】最後に、前記の第1、第2の実施例はネッ
トワーク接続装置として、それぞれインターネット接続
装置、モデム装置を使用した例である。しかし、PCM
CIAカードには、インターネット接続装置とモデム装
置の両者を内蔵したものも市販されている。したがっ
て、このようなPCMCIAカードを使用する場合に
は、第1、第2の実施例を同一のカードで実施すること
ができるのみならず、第1、第2の実施例を併用した方
式を実施することができる。
【0053】
【発明の効果】PCの設定には技術知識が必要で特に通
信に関しては、その設定が難しく、これがPCの普及を
妨げていると言われている。これに対して、本発明によ
り、エンドユーザに専門知識がなくとも、PCとセンタ
との基本通信が可能となり、この基本通信を使って、セ
ンタの専門家がPCの設定して、PCのネットワーク通
信を可能にすることができる。ネットワーク通信が可能
になれば、さらに一般のアプリケーションプログラムの
設定も遠隔で行うことが可能になる。すなわち、センタ
の専門家が効率的にエンドユーザのPCを遠隔保守する
ことができる。これにより、PCについて専門知識を持
たないユーザでもPCを使いこなすことが可能になるこ
とが期待される。
【0054】また、上記PCMCIAカードの代わり
に、モデムボックスやISDNのターミナルアダプタな
どの通信装置に上記機能を内蔵させても同じ効果を達成
できることは明らかである。
【0055】また、ネットワークに関する設定は、同一
サブネット内で同一またはほとんど共通であることが多
いので、センタオペレータの代わりに、定型処理を行う
プログラムで置き換えることによって同じ効果を達成す
ることができることも明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例のPCMCIAカードの
ブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態のブロック図である。
【図3】第1の実施例に第1の方法を適用した場合の動
作を示すシーケンス図である。
【図4】第1の実施例に第2の方法を適用した場合の動
作を示すシーケンス図である。
【図5】第2の実施例に第1の方法を適用した場合の動
作を示すシーケンス図である。
【図6】第2の実施例に第2の方法を適用した場合の動
作を示すシーケンス図である。
【符号の説明】
1 PCMCIAカード 2 モデム機能 3 フラッシュメモリ 4 基本通信機能 5 PC 6 ネットワーク 7 PCMCIAカードと通信可能なセンタ側通信装置 8 センタオペレータ 9 センタ

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークの不特定の位置に配置され
    ている不特定のコンピュータを当該ネットワークへ接続
    し、該コンピュータの、当該ネットワークにおいて規定
    されているプロトコルに従って通信を行うネットワーク
    通信機能を使用可能にするために必要な設定項目につい
    ての設定を、該ネットワーク上のセンタからの遠隔操作
    にて行う、通信機能の遠隔設定方法であって、 コンピュータには、コンピュータ側からセンタに自動的
    に通信接続する基本接続機能を予め組み込み、 前記基本接続機能によって、コンピュータからセンタへ
    通信接続すると、その通信接続の下で前記センタから当
    該コンピュータに対して、センタの遠隔操作によって前
    記設定項目の設定をおこなう機能を有する遠隔操作用プ
    ログラムを含むソフトウエアをダウンロードし、 当該コンピュータはダウンロードされたソフトウエアを
    保持して起動し、 センタは起動された前記ソフトウエアに基づいて遠隔操
    作によって前記設定項目の設定を行う、通信機能の遠隔
    設定方法。
  2. 【請求項2】 当該コンピュータはダウンロードされた
    ソフトウエアを受信したとき、その通信接続のもとで、
    当該ソフトウエアを起動して起動完了信号を前記センタ
    に送信し、センタは当該起動完了信号を受信したとき、
    その通信接続のもとで、前記ソフトウエアの機能に基づ
    いて、センタと当該コンピュータまたはそのユーザとの
    対話形式で、設定項目の設定を行う、請求項1に記載の
    通信機能の遠隔設定方法。
  3. 【請求項3】 センタは新規接続するコンピュータ毎
    に、前記ネットワーク通信機能を使用可能にするために
    設定すべき設定項目に関する情報、すなわち、接続設定
    情報を予め把握し、 前記ソフトウエアは、前記遠隔操作用プログラムが有す
    る遠隔操作機能の他に、少なくとも、当該コンピュータ
    を特定する情報を当該コンピュータ側から入力すること
    ができる機能を有し、 当該コンピュータはダウンロードされたソフトウエアを
    受信したとき該ソフトウエアを起動し、起動されたソフ
    トウエアの指示に基づいて当該コンピュータを特定する
    情報をセンタに送信し、 センタは当該コンピュータを特定し、前記接続設定情報
    を参照して遠隔操作によって前記設定項目の設定を行
    う、請求項1に記載の通信機能の遠隔設定方法。
  4. 【請求項4】 前記ソフトウェアは前記コンピュータ上
    で自動起動する請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記基本接続機能は、コンピュータ側か
    らセンタに自動的に通信接続する基本通信機能とネット
    ワーク接続機能を含んでいる請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記基本接続機能をPCMCIAカード
    に組み込み、PCMCIAカードをコンピュータに差し
    込むと同時に前記基本通信機能を起動して当該コンピュ
    ータを前記センタに通信接続する、請求項1または5に
    記載の方法。
  7. 【請求項7】 PCMCIAカードに、ダウンロードさ
    れたソフトウエアを保持する記憶装置を組み込む、請求
    項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記PCMCIAカードに、前記基本通
    信機能と、前記ネットワーク接続機能としてモデム装置
    と、前記記憶装置としてフラッシュメモリを組み込む、
    請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記PCMCIAカードに、前記基本通
    信機能と、前記ネットワーク接続機能としてネットワー
    クを直接当該コンピュータに接続するネットワーク装置
    と、前記記憶装置としてフラッシュメモリを組み込む、
    請求項7に記載の方法。
  10. 【請求項10】 ネットワークの不特定の位置に配置さ
    れている不特定のコンピュータと、前記ネットワークに
    接続されていて、該コンピュータのネットワーク通信機
    能を使用可能にするために必要な設定項目についての設
    定を遠隔操作にて行うセンタとを有する通信機能の遠隔
    設定システムであって、 前記センタは、該センタの遠隔操作によって前記コンピ
    ュータにネットワーク通信機能を付与するための接続設
    定を可能にする遠隔操作用プログラムを含むソフトウェ
    アと、コンピュータから送信されたソフトウエア起動要
    求を受信して該ソフトウエアを当該コンピュータに送信
    し、さらに、当該コンピュータに、遠隔操作のための制
    御信号を送信する通信手段と、前記ソフトウエアが前記
    コンピュータにロードされているとき、該ソフトウェア
    の遠隔操作機能によって、当該コンピュータを遠隔操作
    して前記ネットワークへの接続設定を実行する情報処理
    装置を有し、 前記コンピュータは、コンピュータ側からセンタに自動
    的に通信接続する基本接続機能と、センタから送信され
    たソフトウエアを保持してこれを起動する手段を有し、 前記基本接続機能によって、コンピュータからセンタへ
    前記ソフトウエア起動要求を送信するために通信接続が
    されると、その通信接続の下で前記センタから当該コン
    ピュータに対して、前記ソフトウエアがダウンロードさ
    れ、当該コンピュータはダウンロードされたソフトウエ
    アを保持して起動し、センタはソフトウエアの起動に応
    答して該センタの遠隔操作のもとで当該ソフトウエアの
    機能に基づいて前記設定項目の設定を行う、通信機能の
    遠隔設定システム。
  11. 【請求項11】 前記設定項目の設定が、前記ソフトウ
    エアの指示に基づく、センタと当該コンピュータとの間
    の対話によって行われる請求項10に記載の通信機能の
    遠隔設定システム。
  12. 【請求項12】 センタは新規接続するコンピュータ
    毎に、前記ネットワーク通信機能を使用可能にするため
    に設定すべき設定項目に関する情報、すなわち、接続設
    定情報を予め把握し、 前記ソフトウエアには、遠隔操作用プログラムが有する
    遠隔操作機能の他に、少なくとも、当該コンピュータを
    特定する情報を当該コンピュータ側から入力することが
    できる機能が組み込まれており、 当該コンピュータはダウンロードされたソフトウエアを
    受信したとき該ソフトウエアを起動し、起動されたソフ
    トウエアの指示に基づいて当該コンピュータを特定する
    情報をセンタに送信し、 センタは当該コンピュータを特定し、前記接続設定情報
    を参照して遠隔操作によって前記設定項目の設定を行
    う、請求項10に記載の通信機能の遠隔設定システム。
  13. 【請求項13】 ネットワークの不特定の位置に配置さ
    れている不特定のコンピュータと、前記ネットワークに
    接続されていて、該コンピュータのネットワーク通信機
    能を使用可能にするための設定を遠隔操作にて行うセン
    タとを有する通信機能の遠隔設定システムにおける前記
    コンピュータに挿入されるPCMCIAカードであっ
    て、 該センタの遠隔操作によって前記コンピュータにネット
    ワーク通信機能を付与するための接続設定を可能にする
    ソフトウェアを保持するフラッシュメモリと、 コンピュータ側からセンタに自動的に通信接続をする基
    本通信機能と、 当該コンピュータを、該コンピュータとセンタとの間の
    基本通信路にネットワーク接続するネットワーク装置と
    を有するPCMCIAカード。
  14. 【請求項14】 前記基本通信機能は、PCMCIAカ
    ードがカードスロットに挿入されたことを当該コンピュ
    ータが認識したとき自動起動される請求項13のPCM
    CIAカード。
  15. 【請求項15】 前記基本通信路は電話回線であり、前
    記ネットワーク装置はモデム装置である、請求項13に
    記載のPCMCIAカード。
  16. 【請求項16】 前記基本通信路はインターネットであ
    り、前記ネットワーク装置はインターネットとコンピュ
    ータとをネットワーク接続するネットワーク装置であ
    る、請求項13に記載のPCMCIAカード。
  17. 【請求項17】 前記ソフトウエアは、予め、センタに
    よって保持されており、前記基本通信装置は、コンピュ
    ータからの起動要求に応じてセンタから前記フラッシュ
    メモリにダウンロードされるソフトウエアを受信するた
    めに必要最小限の通信装置を含んでいる、請求項13に
    記載のPCMCIAカード。
  18. 【請求項18】 前記ソフトウエアを予め内臓している
    請求項13に記載のPCMCIAカード。
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