JP4150299B2 - コマンド・ベース・モデルおよびユーザインタフェイス・エキスポート・モデルに両方に対応するシステムにおいて利用される制御装置および被制御装置 - Google Patents

コマンド・ベース・モデルおよびユーザインタフェイス・エキスポート・モデルに両方に対応するシステムにおいて利用される制御装置および被制御装置 Download PDF

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Description

【0001】
【技術分野】
この発明は,コマンド・ベース・モデルおよびユーザインタフェイス・エキスポート・モデルの両方に対応するシステムにおいて利用される制御装置および被制御装置に関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】
コマンド・ベース・モデルによるダイレクト・プリント・システムが知られている。コマンド・ベース・モデルによるダイレクト・プリント・システムはディジタル・スチル・カメラとプリンタから構成される。ディジタル・スチル・カメラからプリンタに,プリント処理のためのコマンドが送信される。プリンタは,ディジタル・スチル・カメラから送信されるコマンド(またはディジタル・スチル・カメラから送信されるコマンドを解釈するためのプログラムまたはデータ)を備えている。ディジタル・スチル・カメラからプリンタに送信されるプリント処理のためのコマンドに基づいて,プリンタが制御される。
【0003】
コマンド・ベース・モデルによるダイレクト・プリント・システムでは,プリンタのプリント処理機能のすべてを,ディジタル・スチル・カメラ(制御装置)からプリンタ(被制御装置)に送信されるコマンドによって実行させる場合には,プリンタのプリント処理機能のすべてに対応するコマンドを,ディジタル・スチル・カメラに用意(記憶)させておく必要がある。プリンタが,ディジタル・スチル・カメラに記憶されているコマンドによるプリント処理機能以外の特別のプリント処理機能を有する場合には,そのような特別の機能については,コマンド・ベース・モデルによってプリンタを制御することはできない。
【0004】
特許文献1には,WWWサーバ/クライアント部102を含むデジタルカメラ1が記載されている。WWWサーバ/クライアント部102は,オペレータの指示により,遠隔地にあるデータ処理装置と無線部101を介して接続され,記憶部104に格納されるデジタル画像データや音声データを遠隔地にあるデータ処理装置に送信,または遠隔地にあるデータ処理装置からのデジタル画像データや音声データを受信して,記憶部104に記憶させる。WWWサーバ/クライアント方式によっても,ディジタル・スチル・カメラにおいてデータ処理装置(たとえば,プリンタ)を制御することが可能である。
【0005】
しかしながら,WWWサーバ/クライアント方式はコマンド・ベース・モデルに比べるとシステムが複雑である。たとえば,トランザクションの回数が多く,このため1コマプリントのような単純なプリント処理であっても処理が大掛かりとなってしまう。
【0006】
【特許文献1】
特開平10-224676号公報
【0007】
【発明の開示】
この発明は,コマンド・ベース・モデルによって制御可能な機能(処理)についてはコマンド・ベース・モデルによって被制御装置を制御し,さらに,コマンド・ベース・モデルでは制御できない機能(処理)であっても,被制御装置を制御できるようにすることを目的とする。
【0008】
この発明は,コマンド・ベース・モデルおよびユーザインタフェイス・エキスポート・モデルの両方に対応する制御装置および被制御装置によって構成されるシステムにおいて利用される上記制御装置を提供する。
【0009】
この発明による制御装置は,上記被制御装置をコマンド・ベース・モデルにより制御するためのコマンドを記憶する第1の記憶手段,上記第1の記憶手段に記憶されたコマンドの種類を表す制御装置サポート・コマンド・スクリプトを記憶する第2の記憶手段,上記被制御装置から送信される,上記被制御装置において実行可能なコマンドの種類を表す被制御装置サポート・コマンド・スクリプトを受信する受信手段,上記受信手段によって受信された被制御装置サポート・コマンド・スクリプトに基づいて,被制御装置が実行可能な処理の種類を表示装置に表示するための表示制御手段,上記表示制御手段によって表示装置に表示される被制御装置が実行可能な処理の種類のうち,いずれかの種類の処理の選択の入力を受付ける選択手段,上記第2の記憶手段に記憶されている制御装置サポート・コマンド・スクリプトと,上記受信手段によって受信された被制御装置サポート・コマンド・スクリプトとに基づいて,上記選択手段によって選択された処理がコマンド・ベース・モデルによる処理が可能な処理かどうかを判断する判断手段,上記判断手段によって,上記選択手段により選択された処理がコマンド・ベース・モデルによる処理が可能と判断された場合に,上記第1の記憶手段に記憶されている選択された種類の処理に対応するコマンドを上記被制御装置に送信することにより,選択された種類の処理を被制御装置に実行させるコマンド処理制御手段,ならびに上記判断手段によって,上記選択手段により選択された処理がコマンド・ベース・モデルによる処理が不可能と判断された場合に,制御装置および被制御装置をユーザインタフェイス・エキスポート・モデルによって動作させて,選択された種類の処理に対応するユーザインタフェイス・エキスポート・データを被制御装置に送信することにより,選択された種類の処理を被制御装置に実行させるユーザインタフェイス処理制御手段を備えていることを特徴とする。
【0010】
コマンド・ベース・モデルでは,制御装置から被制御装置に送信されるコマンドに基づいて被制御装置が制御される。被制御装置は,制御装置から被制御装置に送信されるコマンドを解釈してコマンドに基づく処理を実行する。コマンド・ベース・モデルでは,制御装置および被制御装置はあらかじめ定められるコマンドに関する定義(取決め)にしたがって動作する。
【0011】
他方,ユーザインタフェイス・エキスポート・モデルでは,制御装置はクライアントとして機能し,被制御装置はサーバとして機能する。制御装置(クライアント)において入力されるデータ(これを,ユーザインタフェイス・エキスポート・データという)に基づいて被制御装置が制御される。ユーザインタフェイス・エキスポート・モデルにおいて,ユーザインタフェイス・エキスポート・データは,被制御装置(サーバ)から制御装置(クライアント)に送信されるページにしたがって制御装置(クライアント)において入力される。制御装置から被制御装置に送信されるデータ(ユーザインタフェイス・エキスポート・データ)の内容は,制御装置から被制御装置に送信されるページに基づくので,被制御装置は,被制御装置が要求するデータを,制御装置から受付ける(受信する)ことができる。ユーザインタフェイス・エキスポート・データに関して制御装置(クライアント)と被制御装置(サーバ)との間で,あらかじめ被制御装置の制御のための定義(取決め)を定めておく必要はない。
【0012】
制御装置は,上記被制御装置をコマンド・ベース・モデルにより制御するためのコマンドを記憶する第1の記憶手段,および上記第1の記憶手段に記憶されたコマンドの種類を表す制御装置サポート・コマンド・スクリプトを記憶する第2の記憶手段を備えている。制御装置サポート・コマンド・スクリプトによって,制御装置の第1の記憶手段にどのような種類のコマンドが記憶されているのかが示される。
【0013】
上記被制御装置から上記制御装置に,上記被制御装置において実行可能なコマンドの種類を表す被制御装置サポート・コマンド・スクリプトが送信され,制御装置において受信される。実行可能なコマンドとは,被制御装置において解釈可能なコマンドを意味する。実行可能なコマンドを受付ける(受信する)と,被制御装置は受付けたコマンドに基づく処理を実行することになる。
【0014】
受信された被制御装置サポート・コマンド・スクリプトに基づいて,表示制御手段によって被制御装置が実行可能な処理の種類が表示装置に表示される。
【0015】
制御装置の操作者は,表示される被制御装置が実行可能な処理の種類の中から所望の処理の種類を選択する。
【0016】
選択された処理が,コマンド・ベース・モデルによって処理可能であるかどうかが,上記制御装置サポート・コマンド・スクリプトと上記被制御装置サポート・コマンド・スクリプトとに基づいて判断される。
【0017】
上述のように,制御装置サポート・コマンド・スクリプトは制御装置の上記第1の記憶手段に記憶されたコマンドの種類を表すものである。被制御装置サポート・コマンド・スクリプトは被制御装置において実行可能なコマンドの種類を表すものである。制御装置サポート・コマンド・スクリプト中のコマンドの種類と,被制御装置サポート・コマンド・スクリプト中のコマンド種類のうち,共通するコマンド種類については,制御装置から被制御装置にコマンドを送信することができ,かつ被制御装置においてそのコマンドを解釈してコマンドに基づく処理を実行することができる。すなわち,コマンド・ベース・モデルによる処理が可能である。
【0018】
選択された処理がコマンド・ベース・モデルによる処理が可能と判断された場合に,上記第1の記憶手段に記憶されている選択された種類の処理に対応するコマンドが上記被制御装置に送信されて,選択された種類の処理が被制御装置において実行される。
【0019】
選択された処理がコマンド・ベース・モデルによる処理が不可能と判断された場合,すなわち,選択された処理に対応するコマンドが,制御装置の第1の記憶手段に記憶されていない場合には,制御装置および被制御装置がユーザインタフェイス・エキスポート・モデルによって動作する。選択された種類の処理に対応するユーザインタフェイス・エキスポート・データが制御装置から被制御装置に送信されることにより,選択された種類の処理が被制御装置において実行される。
【0020】
たとえば,選択された処理がコマンド・ベース・モデルによる処理が不可能と判断された場合,上記制御装置から上記被制御装置にページ要求データを送信することにより上記被制御装置にユーザインタフェイス・エキスポート・モデルによる処理を行うことを認識させ,被制御装置から制御装置に送信されるページ・データに基づくページにしたがって入力されるユーザインタフェイス・エキスポート・データを,制御装置から被制御装置に送信する。
【0021】
この発明によると,コマンドによって実行可能な処理については,制御装置と被制御装置はコマンド・ベース・モデルによって動作し,コマンド・ベース・モデルでは被制御装置に実行させることができない処理については,制御装置と被制御装置はユーザインタフェイス・エキスポート・モデルによって動作する。制御装置の第1の記憶手段に,たとえ被制御装置を制御するためのコマンドのすべてが記憶されていない場合であっても,その場合にはユーザインタフェイス・エキスポート・モデルによって被制御装置を制御することができる。被制御装置の機能を有効に活用することができる。
【0022】
複雑な処理については,制御装置と被制御装置の双方にコマンド・ベース・モデルによる取決め(定義,プロトコル)を設定することが比較的困難,または煩雑であるので,比較的単純な処理について制御装置と被制御装置の双方にコマンド・ベース・モデルによる取決めを設定しておくのが現実的である。比較的単純な処理についてはコマンド・ベース・モデルによって処理が行われる。複雑な処理についてはユーザインタフェイス・エキスポート・モデルを採用すればよい。
【0023】
この発明は,コマンド・ベース・モデルおよびユーザインタフェイス・エキスポート・モデルの両方に対応する制御装置および被制御装置によって構成されるシステムにおいて利用される上記被制御装置も提供している。
【0024】
この発明による被制御装置は,上記制御装置から送信されるコマンドを受信するコマンド受信手段,上記コマンド受信手段によって受信されたコマンドに基づく処理を実行するコマンド処理実行手段,上記制御装置から送信されるページ要求データを受信するページ要求データ受信手段,上記ページ要求データ受信手段によるページ要求データの受信に応答して,上記制御装置にページ・データを送信するページ・データ送信手段,上記ページ・データに基づくページにしたがって上記制御装置から送信されるユーザインタフェイス・エキスポート・データを受信するユーザインタフェイス・エキスポート・データ受信手段,ならびにユーザインタフェイス・エキスポート・データ受信手段によって受信されたユーザインタフェイス・エキスポート・データに基づく処理を実行するユーザインタフェイス処理実行手段を備えていることを特徴とする。制御装置からコマンドが送信された場合にはコマンドに基づく処理が実行される。制御装置からページ要求データが送信された場合には,制御装置にユーザインタフェイス・エキスポート・データの入力のためのページ・データを送信する。制御装置においてページ・データに基づくページにしたがって入力されて送信されるユーザインタフェイス・エキスポート・データに基づく処理が,被制御装置において実行される。
【0025】
この発明はさらに,上記制御装置を制御するためのプログラムも提供している。
【0026】
【実施例の説明】
図1は,ダイレクト・プリント・システムを示している。
【0027】
ダイレクト・プリント・システムは,互いに通信可能なディジタル・スチル・カメラ1とプリンタ50とから構成される。ディジタル・スチル・カメラ1とプリンタ50とは,無線または有線(USB(Universal Serial Bus)ケーブル15)により通信可能に接続される。
【0028】
ディジタル・スチル・カメラ1の上面には,正面から見て左側にモード選択ダイアル2とシャッタ・レリーズ・ボタン3とが設けられている。正面からみて右側には無線通信用アンテナ4が設けられている。
【0029】
ディジタル・スチル・カメラ1の正面には,ほぼ中央の位置にレンズを含む撮像ユニット6が設けられている。右上隅にはストロボ発光装置5が設けられている。
【0030】
プリンタ50の上面には,正面から見て右上隅に無線通信用アンテナ51が設けられている。右下にはプリント用紙の紙詰まり等に対処するための着脱自在のカバー52が設けられている。さらにプリンタ50の上面の左側にはモード選択スライド・スイッチ53および各種スイッチ群54が設けられている。
【0031】
プリンタ50の正面には,左上隅に電源ランプ58が設けられている。電源ランプ58の下側にカード・スロット59が設けられている。カード・スロット59にはメモリ・カード60が装着可能である。プリンタ50の正面の右側には,プリント用紙排出口61が形成されている。プリント用紙排出口61からプリンタ50の前面に突出する位置に,プリント用紙排出口61から排出されるプリント用紙を受止める受け部材62が設けられている。
【0032】
図2(A) は,ディジタル・スチル・カメラ1の背面側を示している。図2(B) はモード選択ダイアル2の拡大平面図である。
【0033】
ディジタル・スチル・カメラ1の背面には,その中央部分に表示画面(LCD)7が設けられている。表示画面7には,撮像ユニット6によって撮像された画像,ディジタル・スチル・カメラ1に装着されたメモリ・カードから読出された画像データによって表される画像,ディジタル・スチル・カメラ1の各種設定のための画像等が表示される。表示画面7はタッチパネル(入力装置)としても機能する。
【0034】
表示画面7の上側に電源スイッチ12が設けられている。表示画面7の右側には,表示画面7に表示させるべき駒の選択,各種設定等に利用される上下左右キー8,メニュー・ボタン9,実行ボタン10および取消(キャンセル)ボタン11が設けられている。
【0035】
モード選択ダイアル2は,回転可能にディジタル・スチル・カメラ1に設けられている。モード選択ダイアル2によって,セットアップ・モード(Setup) 2a,プリント・モード(Print) 2b,PCモード(PC)2c,ムービー・モード(Mov)2d,カメラ(撮影)モード(Cam)2e,および再生モード(Play)2fのいずれかが選択される。初期設定等を行う場合にセットアップ・モード2aが,ダイレクト・プリントを行う場合にプリント・モード2bが,パーソナル・コンピュータとの間でデータの送受信を行う場合にPCモード2cが,動画(ムービー)撮影を行う場合にムービー・モード2dが,静止画(スチル)撮影を行う場合にカメラ・モード2eが,動画または静止画を再生する場合に再生モード2fが,それぞれ選択される。
【0036】
図3は,ディジタル・スチル・カメラ1の電気的構成を示すブロック図である。
【0037】
ディジタル・スチル・カメラ1の全体の動作はCPU20によって制御される。ディジタル・スチル・カメラ1に含まれているCPU20,他の種々の回路および装置にはバッテリ43から電源が供給される。
【0038】
ディジタル・スチル・カメラ1は,システム・メモリ34および不揮発性メモリ35を含む。システム・メモリ34に,ディジタル・スチル・カメラ1の動作制御のためのプログラムおよびデータ等が記憶されている。不揮発性メモリ35には,ブラウザ(後述する),画像選択プログラム(後述する),コマンド・セット(後述する),ケイパビリティ・スクリプト(後述する),その他のプログラムおよびデータが記憶されている。タイマ36はセルフ・タイマ撮影のときの経過時間の計測に用いられる。カレンダおよび時計37によって日時が計測(計時)される。
【0039】
上述したモード選択ダイアル2,シャッタ・レリーズ・ボタン3,表示画面(タッチパネル)7,上下左右キー8,メニュー・ボタン9,実行ボタン10,取消ボタン11等(図3において符号39で示す)からの出力信号は,I/O(Input/Output)ユニット38を介してCPU20に入力する。ディジタル・スチル・カメラ1に発光素子(LED)が設けられている場合には,I/Oユニット38を介して発光素子に発光信号が出力される。
【0040】
ストロボ発光装置5は,ストロボ制御装置24によってその発光制御される。
【0041】
モード選択ダイアル2によってカメラ・モード2eが選択されると,撮像回路21に含まれるCCDによって被写体が撮像される。被写体像を表す映像信号が撮像回路21から信号処理回路22に出力され,信号処理回路22において所定の信号処理が実行される。信号処理回路22から出力された映像信号は,アナログ/ディジタル変換回路23においてディジタル画像データに変換される。
【0042】
ディジタル画像データは,フレーム・メモリ29を介してLCD制御回路31に入力し,LCD制御回路31においてLCD表示に適したデータに変換等される。LCD制御回路31からの出力データが液晶表示装置32に与えられる。表示画面7に画像が表示される。
【0043】
LCD制御回路31にはOSD(On Screen Device)30からオン・スクリーン信号も入力する。撮像された画像上に,オン・スクリーン信号によって表される日時を表す文字,キャラクタを表す画像等を重畳させて,液晶表示装置32(表示画面7)上に表示することができる。
【0044】
上述のように,液晶表示装置32(表示画面7)はタッチパネルとしても機能する。表示画面(タッチパネル)7からの出力信号はタッチパネル制御回路33を介してCPU20に入力する。
【0045】
モード選択ダイアル2によってカメラ・モード2eが選択されているときにシャッタ・レリーズ・ボタン3が押されると,上述のようにして得られた画像データは,フレーム・メモリ29に一時的に記憶される。画像データはフレーム・メモリ29から読出され,圧縮/伸張回路25において圧縮される。圧縮された画像データがカード・インターフェイス40を介してメモリ・カード・スロット41に装着されているメモリ・カード42に記録される。
【0046】
再生モード2fが選択されると,メモリ・カード42に記録されている画像データが読出され,カード・インターフェイス40を介して圧縮/伸長回路25に与えられる。圧縮/伸張回路25において伸張処理が行われ,伸張された画像データがフレーム・メモリ29を介してLCD制御回路31に入力する。メモリ・カード42に記録されている画像データによって表される画像が,液晶表示装置32(表示画面7)に表示される。
【0047】
上述のように,ディジタル・スチル・カメラ1は,プリンタ50と無線通信するためのアンテナ4を備えている。アンテナ4に無線インターフェイス26が接続されている。アンテナ4を介して,ディジタル・スチル・カメラ1とプリンタ50との間においてデータの送受信が行われる。また,ディジタル・スチル・カメラ1はUSBインターフェイス27と,USBインターフェイス27に接続されたコネクタ28を含む。コネクタ28にUSBケーブル15の一端を接続し,他端をプリンタ50に接続することによりディジタル・スチル・カメラ1とプリンタ50とがUSBケーブル15によって通信可能に接続される。
【0048】
図4は,メモリ・カード42に記録されている画像ファイル(データ)のファイル構造(ディレクトリ構造)を示している。
【0049】
メモリ・カード42に記録される画像ファイルは,ディレクトリに属するようにして記録される。
【0050】
この実施例において,ルート(Root)ディレクトリの下層に,一または複数のディレクトリ(画像ディレクトリと呼ぶ)が作成され,画像ディレクトリに一または複数の画像ファイルが関連づけられる。画像ディレクトリには,ディレクトリ番号を含むディレクトリ名が付与されている。たとえば,ディレクトリ名「001 Vacation」のうち「001」がディレクトリ番号である。
【0051】
画像ディレクトリに関連づけられる画像ファイルには,ファイル番号を含むファイル名が付与される。たとえば,ファイル名「DSCF0001.JPG」のうち,「0001」がファイル番号である。
【0052】
ディレクトリ番号とファイル番号を組み合わせた番号が駒番号とされる。たとえば,「001 Vacaion」の画像ディレクトリに関連づけられている「DSCF0001.JPG」の画像ファイルの駒番号は「001-0001」により表される。
【0053】
図1,図5および図6を参照して,プリンタ50を説明する。図5はプリンタ50のモード選択スライド・スイッチ53の拡大平面図を,図6はプリンタ50の電気的構成を示すブロック図を,それぞれ示している。
【0054】
モード選択スライド・スイッチ53はスライド可能にプリンタ50に設けられている。モード選択スライド・スイッチ53をスライドさせることによって,カード・モード(Card)53a,無線PC通信モード(Wireless PC)53b,無線カメラ通信モード(Wireless Cam)53c,USB PC通信モード(USB PC)53d,およびUSBカメラ通信モード(USB Cam)53eのいずれかが選択される。カード・スロット59に装着されたメモリ・カード60に記録されている画像データが表す画像をプリントする場合にカード・モード53aが選択される。アンテナ51を介してパーソナル・コンピュータ(図示略)との間で無線によりデータを送受信し,パーソナル・コンピュータから送信される画像データが表す画像をプリントする場合に無線PC通信モード53bが選択される。アンテナ51を介してディジタル・スチル・カメラ1との間で無線によりデータを送受信し,ディジタル・スチル・カメラ1から送信される画像データが表す画像をプリントする場合に無線カメラ通信モード53cが選択される。USB PC通信モード53dおよびUSBカメラ通信モード53eは,USBケーブル15を用いてパーソナル・コンピュータまたはディジタル・スチル・カメラ1との間でデータの送受信をし,パーソナル・コンピュータまたはディジタル・スチル・カメラ1から送信される画像データが表す画像をプリントする場合に選択される。
【0055】
プリンタ50はCPU70を含む。CPU70によってプリンタ50の全体的動作が統括される。
【0056】
プリンタ50には,不揮発性メモリ71が含まれている。不揮発性メモリ71には,コマンド・セット(後述する),HTMLデータ,プリンタ機種名,ケイパビリティ・スクリプト(後述する),その他のプログラムおよびデータが記憶されている。システム・メモリ72には,プリンタ50の動作を制御するプログラムおよびデータ等が記憶されている。
【0057】
プリント・エンジン73は,プロファイル設定その他処理を行うためのものである。プリント・エンジン73は印字ユニット85に接続されており,プリント・エンジン73から出力される画像データが印字ユニット85に与えられると印字ユニット85はプリント用紙に画像(文字等を含む)を印画(印字)する。画像が印画されたプリント用紙が排出口62からプリンタ50の外部に排出される。
【0058】
上述したモード選択スライド・スイッチ53およびスイッチ群54(これらをまとめて操作スイッチ群77という)からの出力信号は,I/Oユニット75を介してCPU70に入力する。電源ランプ58を含む表示器群76にはI/Oユニット75を介して表示信号が出力される。
【0059】
モード選択スライド・スイッチ53によってカード・モード53aが選択されると,カード・スロット59に装着されたメモリ・カード60に記録されている画像データによって表される画像がプリントされる。カード・スロット59においてメモリ・カード60から読出された画像データは,カード・インターフェイス74を介してフレーム・メモリ80に一時的に記憶される。フレーム・メモリ80から読み出された画像データはプリント・エンジン73に入力する。画像データはプリント・エンジン73から印字ユニット85に入力し,印字ユニット85においてプリント用紙への印画(印字)が行われる。
【0060】
フレーム・メモリ80に記憶された画像データは,表示コントローラ81を介してプリンタ50に設けられる,またはプリンタ50に接続される外部モニタ82に与えることができる。表示モニタ82に画像データによって表される画像が表示される。
【0061】
上述のように,プリンタ50は,ディジタル・スチル・カメラ1と通信するためのアンテナ51を備え,アンテナ51に無線インターフェイス79が接続されている。アンテナ51を介してプリンタ50とディジタル・スチル・カメラ1との間のデータの送受信が行われる。また,プリンタ50はUSBインターフェイス78と,USBインターフェイス78に接続されたコネクタ79を含む。コネクタ79にUSBケーブル15の一端を接続し,他端をディジタル・スチル・カメラ1に接続することによりディジタル・スチル・カメラ1とプリンタ50とがUSBケーブル15を介して通信可能に接続される。
【0062】
図7は,ダイレクト・プリント・システムを構成するディジタル・スチル・カメラ1とプリンタ(製品名:NC−100)50のそれぞれについての,対応プリント種類と対応紙サイズの一例を示している。
【0063】
次に説明するように,この実施例のダイレクト・プリント・システムを構成するディジタル・スチル・カメラ1およびプリンタ50は,コマンド・ベース・モデルによるプリントと,ユーザインタフェイス・エキスポート・モデルによるプリントの2つに対応してる。
【0064】
コマンド・ベース・モデルとは,制御装置と被制御装置の両方にコマンド・セットをあらかじめ用意(記憶)しておき,コマンド・セットに含まれるコマンドを利用して,制御装置から被制御装置を制御する,そのようなシステムである。制御装置に記憶されるコマンドは被制御装置を制御するためのコマンドであり,被制御装置に記憶されるコマンドは制御装置から送信されるコマンドを解釈してコマンドに基づく処理を実行するためのものであるから,制御装置に記憶されるコマンドと被制御装置に記憶されるコマンドは必ずしも同一のものである必要はないことは言うまでもない。ディジタル・スチル・カメラ1とプリンタ50とはコマンド・ベース・モデルのプリント・システムであり,ディジタル・スチル・カメラ1からプリンタ50に送信されるコマンドに基づいてプリンタ50が制御され,プリンタ50においてプリントを行うことができる。
【0065】
ユーザインタフェイス・エキスポート・モデルとは,被制御装置をサーバとして動作させ,制御装置をクライアントとして動作させる,そのようなシステムである。ディジタル・スチル・カメラ1とプリンタ50は,上述のようにコマンド・ベース・モデルのプリント・システムであるとともに,ユーザインタフェイス・エキスポート・モデルのプリント・システムでもある。ディジタル・スチル・カメラ1がクライアントとして,プリンタ50がサーバとしてそれぞれ動作する。プリンタ50(サーバ)からディジタル・スチル・カメラ1(クライアント)にユーザインターフェイス・データが送信され,ディジタル・スチル・カメラ1においてユーザインターフェイス・データが受信される。ディジタル・スチル・カメラ1では,受信したユーザインターフェイス・データに基づいて指示データが入力される。ディジタル・スチル・カメラ1において入力された指示データがプリンタ50に送信される。プリンタ50は,指示データに基づいて制御されてプリントが行われる。後述するように,ユーザインタフェイス・エキスポート・モデルにおいて,ディジタル・スチル・カメラ1におけるデータの送受信に,ディジタル・スチル・カメラ1の不揮発性メモリ35に記憶されているブラウザが用いられる。ブラウザが用いられて入力される指示データによって,プリンタ50が制御される。
【0066】
一般に,コマンド・ベース・モデルにおいて用いられることを前提とする制御装置および被制御装置が備えるコマンド・セットは,制御装置および被制御装置の双方で一致する,または制御装置が備えるすべてのコマンドを被制御装置は備えている。制御装置が備えるコマンドに基づいて被制御装置が制御される。
【0067】
図7に示すこの実施例におけるダイレクト・プリント・システムを構成するディジタル・スチル・カメラ1は,対応プリント種類が「スタンダード・プリント」,「マルチ・プリント2UP」および「マルチ・プリント4UP」であり,対応紙サイズについては指定することができないものである。すなわち,ディジタル・スチル・カメラ1は,「スタンダード・プリント」,「マルチ・プリント2UP」および「マルチ・プリント4UP」のそれぞれについてのコマンドを備えている。
【0068】
他方,図7に示すこの実施例におけるダイレクト・プリント・システムを構成するプリンタ(NC−100)50は,対応プリント種類が「スタンダード・プリント」,「マルチ・プリント2UP」,「マルチ・プリント4UP」,「マルチ・プリント9UP」,「マルチ・プリント16UP」および「インデックス・プリント」であり,対応紙サイズが「Lサイズ」および「2Lサイズ」である。すなわち,このプリンタ50(NC−100)は,「スタンダード・プリント」,「マルチ・プリント4UP」,「マルチ・プリント9UP」,「マルチ・プリント16UP」および「インデックス・プリント」ならびに「Lサイズ」および「2Lサイズ」についてそれぞれコマンドを備えている。
【0069】
「スタンダード・プリント」および「マルチ・プリント4UP」については,ディジタル・スチル・カメラ1およびプリンタ50の双方が共通のコマンドを備えている。このため,「スタンダード・プリント」および「マルチ・プリント4UP」については,コマンド・ベース・モデルによるプリントが可能である。さらに,この実施例におけるディジタル・スチル・カメラ1およびプリンタ50は上述のように,ユーザインタフェイス・エキスポート・モデルによるプリントも可能であるので,コマンド・ベース・モデルではプリントできないがプリンタ50においてプリント可能なプリント種類(「マルチ・プリント9UP」,「マルチ・プリント16UP」および「インデックス・プリント」)については,ユーザインタフェイス・エキスポート・モデルによってプリントすることが可能である。
【0070】
以下,図8〜図20を参照して,ディジタル・スチル・カメラ1およびプリンタ50によって構成されるダイレクト・プリント・システムの動作,特に,コマンド・ベース・モデルによるプリントと,ユーザインタフェイス・エキスポート・モデルによるプリントとに着目して,その動作を説明する。
【0071】
図8〜図11は,ダイレクト・プリント・システムの動作の流れを示すフローチャートであり,左側にディジタル・スチル・カメラ1の動作の流れが,右側にプリンタ50の動作の流れがそれぞれ示されている。
【0072】
ディジタル・スチル・カメラ1のモード選択ダイアル2がプリント2bにあわせられると,ディジタル・スチル・カメラ1に接続可能なプリンタ50のプリンタ機種名が,ディジタル・スチル・カメラ1の表示画面7に表示される(ステップ91)(図12;プリンタ機種選択画面W1)。ディジタル・スチル・カメラ1に接続可能なプリンタとは,ディジタル・スチル・カメラ1と無線通信可能な距離範囲に置かれたプリンタであって,プリンタのモード選択スライド・スイッチ53(図5参照)が無線カメラ通信モード(Cam Wireless)53cに設定されているプリンタ,またはUSBケーブル15によってディジタル・スチル・カメラ1と接続され,モード選択スライド・スイッチ53がUSBカメラ通信モード(Cam USB)53eに設定されているプリンタを意味する。
【0073】
プリンタ機種名は,あらかじめプリンタ50の不揮発性メモリ55に記憶されており,プリンタ50の不揮発性メモリ55に記憶されているプリンタ機種名がディジタル・スチル・カメラ1に送信されることによってプリンタ機種選択画面W1が構成される。複数のプリンタ50がディジタル・スチル・カメラ1に接続可能である場合には,図12に示すように,複数のプリンタ機種名(○○○○○ NC−100,○○○○○ NC−50および××××× IJ−30)が一覧にプリンタ機種選択画面W1上に表示されることになる。プリンタ機種名に続く()内の文字列は,各プリンタのMACアドレスである。MACアドレスは必ずしも表示する必要はない。
【0074】
プリントに用いるべきプリンタ50がユーザによって選択される(ステップ92)。プリンタ50の選択は,プリンタ機種選択画面W1上で上三角または下三角をタッチすることにより,または上下左右キー8の上キーまたは下キーを押すことにより行われる。選択されたプリンタの機種名は反転表示される。実行ボタン10が押されると,反転表示しているプリンタ機種名のプリンタが,プリントに用いるべきプリンタ50として決定される。
【0075】
プリントに用いるべきプリンタ50が選択されると,ディジタル・スチル・カメラ1から選択されたプリンタ50に,接続要求データが送信される。プリンタ50はディジタル・スチル・カメラ1から接続要求データを受信すると,受信完了データをディジタル・スチル・カメラ1に返信する。ディジタル・スチル・カメラ1とプリンタ50との接続が確立される。
【0076】
ディジタル・スチル・カメラ1は接続完了データを受信すると,プリンタ50にケイパビリティを要求する。プリンタ50は,ケイパビリティの要求を受付けると,不揮発性メモリ71に記憶されているケイパビリティ・スクリプトを読出し,ディジタル・スチル・カメラ1に送信する。
【0077】
図13は,プリンタ50の不揮発性メモリ71に記憶され,プリンタ50からディジタル・スチル・カメラ1に送信されるケイパビリティ・スクリプトの記述の一例を示している。図13に示すケイパビリティ・スクリプトにおいて,左側に欧文字により記載されている部分がケイパビリティ・スクリプトの記述である。右側の文章はケイパビリティ・スクリプトの記述を説明したものであり,ケイパビリティ・スクリプトを構成するものではない。
【0078】
ケイパビリティ・スクリプトは,プリンタ製造会社名,プリンタ機種名,プリンタがサポートする(コマンドを持つ)プリント種類およびプリンタがサポートする(コマンドを持つ)プリント用紙の種類に関する記述を含んでいる。図13に示すケイパビリティ・スクリプトには,プリンタが「スタンダード・プリント」(Standard-print),「マルチ・プリント4UP」(multi-print N-up="4"),「マルチ・プリント9UP」(multi-print N-up="9"),「マルチ・プリント16UP」(multi-print N-up="16")および「インデックス・プリント」(index-print)をサポートしていることが記載されている。また,「Lサイズ」(L)および「2Lサイズ」(2L)のプリント用紙のプリントをサポートしていることも記載されている。ケイパビリティ・スクリプトに記述されているプリンタ50がサポートするプリント種類およびサポートするプリント用紙の種類について,プリンタ50は,それぞれコマンドを不揮発性メモリ71に記憶している。
【0079】
ディジタル・スチル・カメラ1は,プリンタ50からケイパビリティ・スクリプトを受信すると,ディジタル・スチル・カメラ1の不揮発性メモリ35に記憶されているディジタル・スチル・カメラ1のケイパビリティ・スクリプト(図示略)と,受信したプリンタ50のケイパビリティ・スクリプトとを比較する(ステップ93)。
【0080】
プリンタ50のケイパビリティ・スクリプトには,上述のように,プリンタ50がサポートする(コマンドを持つ)プリント種類およびプリント用紙の種類が記載され,ディジタル・スチル・カメラ1のケイパビリティ・スクリプトには,ディジタル・スチル・カメラ1がサポートするプリント種類が記載されている。ケイパビリティ・スクリプトの比較により,ディジタル・スチル・カメラ1とプリンタ50とにおいて,コマンド・ベース・モデルによるプリントが可能なプリント種類と,コマンド・ベース・モデルによるプリントができないプリント種類が把握(検出)される。
【0081】
ディジタル・スチル・カメラ1の表示画面7上に,プリント種類選択画面W2が表示される(ステップ94,図14)。図14に示すプリント種類選択画面W2には,ディジタル・スチル・カメラ1がサポートする(コマンドを持つ)プリント種類名(「スタンダード・プリント」,「マルチ・プリント−2コマ」および「マルチ・プリント−4コマ」)と,「その他のプリント」の文字が表示される。ディジタル・スチル・カメラ1がサポートするプリント種類名のうち,プリンタ50もサポートするプリント種類名(「スタンダード・プリント」(Standard Print)および「マルチ・プリント−4コマ」(Multi Print-4up))については,通常の文字表示が行われる。ディジタル・スチル・カメラ1がサポートするプリント種類名のうち,プリンタ50はサポートしていないプリント種類名(「マルチ・プリント−2コマ」(Multi-Print-2up ))については薄い文字(グレー文字)で表示される(図14においては,鎖線で囲ってしめす)。プリント種類選択画面W2上に表示される文字により,ディジタル・スチル・カメラ1においてサポートされているプリント種類のうち,いずれのプリント種類がプリンタ50においてもサポートされているか(すなわち,コマンド・ベース・モデルによってプリント可能であるか),およびいずれのプリント種類がプリンタ50においてサポートされていないかを,判断することができる。
【0082】
はじめに,ディジタル・スチル・カメラ1およびプリンタ50の双方でサポートしている(双方がコマンドを持つ)プリント種類,ここでは,「スタンダード・プリント」が選択された場合を説明する。
【0083】
プリント種類「スタンダード・プリント」がディジタル・スチル・カメラ1において選択された場合(ステップ95),すなわち,選択されたプリント種類が,ディジタル・スチル・カメラ1およびプリンタ50の双方でサポートされ,コマンド・ベース・モデルによるプリントが可能なプリント種類である場合(ステップ96で「対応」),選択されたプリント種類を表すコマンドがディジタル・スチル・カメラ1からプリンタ50に送信される。プリンタ50はディジタル・スチル・カメラ1からプリント種類に関するコマンドを受信すると,受信が正常に行われた旨をディジタル・スチル・カメラ1に返信する。
【0084】
ディジタル・スチル・カメラ1は,プリンタ50からプリント種類に関するコマンドの受信が正常に行われた旨を受信すると,不揮発性メモリ35に記憶された画像選択プログラムを実行する。ディジタル・スチル・カメラ1の表示画面7上に,プリントすべき画像の選択のための画面(プリント画像選択画面W3)が表示される(ステップ97,図15)。プリント画像選択画面W3には,ディジタル・スチル・カメラ1に装着されているメモリ・カード42に記録されている画像データに基づく画像が表示され,この画像にコマ選択矢印,プリント種類名,印刷実行ボタン,撮影日付およびコマ番号が重畳されて表示される。コマ選択矢印がタッチされると,次のコマの画像(または前のコマの画像)がプリント画像選択画面W3上に表示される。
【0085】
印刷実行ボタンがタッチされると,プリント画像選択画面W3上に表示されている画像が,プリントすべき画像として決定される。決定された画像を表す画像データが,たとえばディジタル・スチル・カメラ1の無線インターフェイス26およびアンテナ4を介してプリンタ50に送信される。
【0086】
プリンタ50に送信された画像データは,プリンタ50のアンテナ51において受信され,無線インターフェイス79を経てフレーム・メモリ80に記憶される。プリンタ50は画像データの受信が正常に完了した旨をディジタル・スチル・カメラ1に返信する。フレーム・メモリ80に記憶された画像データが読出されてプリント・エンジン73に与えられる。プリント・エンジン73に接続された印字ユニット85から画像データに基づく画像がプリント用紙にプリントされて排出される(ステップ99)。
【0087】
なお,上述の例では,ディジタル・スチル・カメラ1の不揮発性メモリ35には,プリント用紙の種類についてのコマンドは記憶されていないので,プリンタ50における標準設定に基づくプリント用紙(Lサイズの用紙または2Lサイズの用紙)に,画像がプリントされる。
【0088】
他の画像についてプリントをさらに行う場合には,上述の処理が繰り返される(ステップ98でNO)。
【0089】
ディジタル・スチル・カメラ1のモード選択ダイアル2が,プリント2bから他のモードに切換られると,ディジタル・スチル・カメラ1からプリンタ50に切断要求が送信される。プリンタ50は切断要求を受信すると,切断完了データをディジタル・スチル・カメラ1に返信し,接続を終了する。
【0090】
次に,ディジタル・スチル・カメラ1でサポートされていないプリント種類が選択された場合を説明する。
【0091】
たとえば,プリント種類選択画面W2(図14)において「その他のプリント」が選択された場合を説明する。この場合には,コマンド・ベース・モデルによるプリントに代えて,ユーザインタフェイス・エキスポート・モデルによるプリントが行われることになる。
【0092】
「その他のプリント」が選択されると(図8:ステップ95,図9:ステップ96で「非対応」),ディジタル・スチル・カメラ1は不揮発性メモリ35に記憶されているブラウザを起動させる(図10:ステップ101 )。
【0093】
ディジタル・スチル・カメラ1からプリンタ50に,先頭ページ要求が送信される。プリンタ50は先頭ページ要求を受信すると,ユーザインタフェイス・エキスポート・モデルによるプリントを行うことを認識する。プリンタ50は不揮発性メモリ55から先頭ページを表すデータ(たとえば,HTMLデータ)を読出し,ディジタル・スチル・カメラ1に送信する。
【0094】
ディジタル・スチル・カメラ1の表示画面7上に,プリンタ50から送信された先頭ページを表すデータに基づく画像(先頭ページW4)が表示される(ステップ102 ,図16)。
【0095】
先頭ページW4は,プリンタ50がサポートするプリント種類,すなわち,「スタンダード・プリント」(Standard Print),「マルチ・プリント」(Malti Print)および「インデックス・プリント」(Index Print)の3つのプリント種類を表す選択可能な画像を含む。
【0096】
以下,「スタンダード・プリント」,「マルチ・プリント」および「インデックス・プリント」のうち,「マルチ・プリント」が選択された場合を説明する。
【0097】
マルチ・プリントが選択されると(ステップ103 ),マルチ・プリントの画像にリンク付けされているページ(N−up選択ページとする)の取得要求がディジタル・スチル・カメラ1からプリンタ50に送信される。プリンタ50は,プリント種類を認識する(ステップ121 )とともに,N−up選択ページを表すデータをディジタル・スチル・カメラ1に送信する。N−up選択ページが,ディジタル・スチル・カメラ1の表示画面7上に表示される(ステップ104 )。図17は,マルチ・プリントが選択された場合に,先頭ページW4に代えて表示画面7上に表示される画像(プリント数選択ページW5)の一例を示す。プリント数選択ページW5は,一枚のプリント用紙に,4個(4-up),9個(9-up)または16個(16-up)のいずれの個数の画像をプリントするかを選択させるための画像を含む。もちろん,プリント数選択ページW5に表示されるプリント種類は,プリンタ50がプリント可能なプリント種類であることは言うまでもない。
【0098】
9個(9up)が選択された場合を説明する。9個(9up)が選択されると(UP数選択,ステップ105),9upの画像にリンク付けされているページの取得要求がディジタル・スチル・カメラ1からプリンタ50に送信される。プリンタ50は9upが選択されたことを認識する(ステップ122 )とともに,紙サイズ選択ページを表すデータをディジタル・スチル・カメラ1に送信する。図18は,プリント数選択ページW5において,9個(9up)が選択された場合に,プリント数選択ページW5に代えて表示画面7上に表示される画像(紙サイズ選択ページW6)の一例を示す(ステップ106 )。
【0099】
紙サイズ選択ページW6はLサイズまたは2Lサイズの2つの紙サイズが選択可能に表示される。いずれかの紙サイズが選択されると(図11:ステップ107 ),選択された紙サイズを表すデータがディジタル・スチル・カメラ1からプリンタ50に送信される。プリンタ50はプリントに用いるべき紙サイズ(Lまたは2L)を認識する(ステップ123 )。
【0100】
プリンタ50からディジタル・スチル・カメラ1に,実行確認ページが送信されて表示画面7上に表示される(ステップ108 ,図19)。
【0101】
実行確認ページW7には,コンティニュー・ボタン(Continue)が含まれている。コンティニュー・ボタンがクリックされると,ディジタル・スチル・カメラ1の不揮発性メモリ35に記憶されている画像選択プログラムが読み出されて実行される。
【0102】
ディジタル・スチル・カメラ1の表示画面7上に,メモリ・カード31に記録されている画像データによって表される画像が表示される(ステップ109 :図20:プリント画像選択画面W8)。図15に示すプリント画像選択画面W3とは,画面の右上隅に,残りコマ数が示されている点が異なる。たとえば,9upが選択された場合には,ディジタル・スチル・カメラ1からプリンタ50に9個の画像データを送信することになる。残りコマ数は,あと何コマで9個の画像データを送信することになるかを示すものである。
【0103】
実行ボタン10がクリックされると,プリント画像選択画面W8上に表示されている画像を表す画像データがディジタル・スチル・カメラ1からプリンタ50に送信される。残りコマ数がデクリメントされる。
【0104】
9個の画像データの送信が終了すると,プリンタ50ではディジタル・スチル・カメラ1から送信された画像データに基づく画像をプリント用紙に印画(印字)して出力する(ステップ124 )。
【0105】
ディジタル・スチル・カメラ1の表示画面7には実行確認ページW7が再び表示画面上に表示される(ステップ110 ,図19)。コンティニュー・ボタン(Continue)がタッチされると,先頭ページW4が表示画面7上に再び表示される(ステップ102 )。取消(キャンセル)ボタン11が押されると,ディジタル・スチル・カメラ1においてブラウザが終了し(ステップ112 ),プリント種類選択ページW2(図14)が表示画面7上に再び表示される(ステップ98でNO,ステップ94)。モード選択ダイアル2が,プリント2bから他のモードに変更されると,ディジタル・スチル・カメラ1からプリンタ50に切断要求が送信される。プリンタ50は切断要求を受信すると,切断完了データをディジタル・スチル・カメラ1に返信し,接続を終了する。もちろん,取消ボタン11を押すことによってディジタル・スチル・カメラ1とプリンタ50との接続を切断し,図12に示すプリンタ選択画面W1を表示画面7上に表示させてもよい。
【0106】
上述したダイレクト・プリント・システムは,コマンド・ベース・モデルとユーザインタフェイス・エキスポート・モデルの両方に対応している。コマンド・ベース・モデルによってプリントすることができるプリント種類についてはコマンド・ベース・モデルによるプリントが行われ,コマンド・ベース・モデルではプリントすることができないプリント種類についてはユーザインタフェイス・エキスポート・モデルによってプリントを行うことができる。
【0107】
コマンド・ベース・モデルは,制御装置(ディジタル・スチル・カメラ1)と被制御装置(プリンタ50)との間のデータの送受信の回数(トランザクションの回数)が少ないので,効率的に制御装置において被制御装置を制御することができる。
【0108】
他方,ユーザインタフェイス・エキスポート・モデルでは,コマンド・ベース・モデルと比べるとデータの送受信の回数(トランザクションの回数)が多く,制御装置においてブラウザ等のプログラムの実行も必要とされるため,システムとしてはコマンド・ベース・モデルに比べると複雑になる。しかしながら,被制御装置の制御がコマンドによって制限されることがないので,被制御装置の機能をフルに活用することができる。
【0109】
上述のダイレクト・プリント・システムは,コマンド・ベース・モデルとユーザインタフェイス・エキスポート・モデルの双方の利点を持つ。
【0110】
この実施例においては,ディジタル・スチル・カメラ1とプリンタ50とから構成されるダイレクト・プリント・システムを例にして,コマンド・ベース・モデルとユーザインタフェイス・エキスポート・モデルの切換(選択)を説明したが,コマンド・ベース・モデルとユーザインタフェイス・エキスポート・モデルの切換(選択)は,ディジタル・スチル・カメラ1とプリンタ50の関係に限られるものでないことは言うまでもない。携帯電話機と家電製品(冷蔵庫,洗濯機,エアコン等),ディジタル・スチル・カメラと画像データを記憶するストレージ機器,ディジタル・スチル・カメラと表示装置(テレビジョン装置)の関係等においても適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ダイレクト・プリント・システムの概要を示している。
【図2】 (A) ディジタル・スチル・カメラ1の背面側を,(B) はモード選択ダイアルを示している。
【図3】ディジタル・スチル・カメラの電気的構成を示すブロック図である。
【図4】画像ファイルのディレクトリ構成を示している。
【図5】モード選択スライド・スイッチを示している。
【図6】プリンタの電気的構成を示すブロック図である。
【図7】ディジタル・スチル・カメラとプリンタのそれぞれについての対応プリント種類と対応紙サイズを示している。
【図8】ディジタル・スチル・カメラとプリンタの処理手順を示すフローチャートである。
【図9】ディジタル・スチル・カメラとプリンタの処理手順を示すフローチャートである。
【図10】ディジタル・スチル・カメラとプリンタの処理手順を示すフローチャートである。
【図11】ディジタル・スチル・カメラとプリンタの処理手順を示すフローチャートである。
【図12】プリンタ機種選択画面の一例を示す。
【図13】ケイパビリティ・スクリプトの一例を示す。
【図14】プリント種類選択画面の一例を示す。
【図15】プリント画像選択画面の一例を示す。
【図16】先頭ページの一例を示す。
【図17】N−up選択ページの一例を示す。
【図18】紙サイズ選択ページの一例を示す。
【図19】実行確認ページの一例を示す。
【図20】プリント画像選択画面の一例を示す。
【符号の説明】
1 ディジタル・スチル・カメラ
4,51 アンテナ
15 USBケーブル
20,70 CPU
26,79 無線インターフェイス
27,78 USBインターフェイス
28,79 コネクタ
35,71 不揮発性メモリ
50 プリンタ

Claims (4)

  1. コマンド・ベース・モデルおよびユーザインタフェイス・エキスポート・モデルの両方に対応する制御装置および被制御装置によって構成されるシステムにおいて利用される上記制御装置であり,
    上記被制御装置をコマンド・ベース・モデルにより制御するためのコマンドを記憶する第1の記憶手段,
    上記第1の記憶手段に記憶されたコマンドの種類を表す制御装置サポート・コマンド・スクリプトを記憶する第2の記憶手段,
    上記被制御装置から送信される,上記被制御装置において実行可能なコマンドの種類を表す被制御装置サポート・コマンド・スクリプトを受信する受信手段,上記受信手段によって受信された被制御装置サポート・コマンド・スクリプトに基づいて,被制御装置が実行可能な処理の種類を表示装置に表示するための表示制御手段,
    上記表示制御手段によって表示装置に表示される被制御装置が実行可能な処理の種類のうち,いずれかの種類の処理の選択の入力を受付ける選択手段,
    上記第2の記憶手段に記憶されている制御装置サポート・コマンド・スクリプトと,上記受信手段によって受信された被制御装置サポート・コマンド・スクリプトとに基づいて,上記選択手段によって選択された処理がコマンド・ベース・モデルによる処理が可能な処理かどうかを判断する判断手段,
    上記判断手段によって,上記選択手段により選択された処理がコマンド・ベース・モデルによる処理が可能と判断された場合に,上記第1の記憶手段に記憶されている選択された種類の処理に対応するコマンドを上記被制御装置に送信することにより,選択された種類の処理を被制御装置に実行させるコマンド処理制御手段,ならびに
    上記判断手段によって,上記選択手段により選択された処理がコマンド・ベース・モデルによる処理が不可能と判断された場合に,制御装置および被制御装置をユーザインタフェイス・エキスポート・モデルによって動作させて,選択された種類の処理に対応するユーザインタフェイス・エキスポート・データを被制御装置に送信することにより,選択された種類の処理を被制御装置に実行させるユーザインタフェイス処理制御手段,を備えている制御装置。
  2. 上記ユーザインタフェイス処理制御手段は,
    上記制御装置から上記被制御装置にページ要求データを送信することにより上記被制御装置にユーザインタフェイス・エキスポート・モデルによる処理を行うことを認識させ,
    被制御装置から制御装置に送信されるページ・データに基づくページにしたがって入力されるユーザインタフェイス・エキスポート・データを上記被制御装置に送信することにより,選択された種類の処理を被制御装置に実行させるものである,
    請求項1に記載の制御装置。
  3. コマンド・ベース・モデルおよびユーザインタフェイス・エキスポート・モデルの両方に対応する制御装置および被制御装置によって構成されるシステムにおいて利用される上記被制御装置であり,
    上記制御装置から送信されるコマンドを受信するコマンド受信手段,
    上記コマンド受信手段によって受信されたコマンドに基づく処理を実行するコマンド処理実行手段,
    上記制御装置から送信されるページ要求データを受信するページ要求データ受信手段,
    上記ページ要求データ受信手段によるページ要求データの受信に応答して,上記制御装置にページ・データを送信するページ・データ送信手段,
    上記ページ・データに基づくページにしたがって上記制御装置から送信されるユーザインタフェイス・エキスポート・データを受信するユーザインタフェイス・エキスポート・データ受信手段,ならびに
    ユーザインタフェイス・エキスポート・データ受信手段によって受信されたユーザインタフェイス・エキスポート・データに基づく処理を実行するユーザインタフェイス処理実行手段,
    を備えた被制御装置。
  4. コマンド・ベース・モデルおよびユーザインタフェイス・エキスポート・モデルの両方に対応する制御装置および被制御装置によって構成されるシステムにおいて利用される上記制御装置を,
    上記被制御装置をコマンド・ベース・モデルにより制御するためのコマンドを記憶する第1の記憶手段,
    上記第1の記憶手段に記憶されたコマンドの種類を表す制御装置サポート・コマンド・スクリプトを記憶する第2の記憶手段,
    上記被制御装置から送信される,上記被制御装置において実行可能なコマンドの種類を表す被制御装置サポート・コマンド・スクリプトを受信する受信手段,上記受信手段によって受信された被制御装置サポート・コマンド・スクリプトに基づいて,被制御装置が実行可能な処理の種類を表示装置に表示するための表示制御手段,
    上記表示装置に表示される被制御装置が実行可能な処理の種類のうち,いずれかの処理の選択の入力を受付ける選択手段,
    上記第2の記憶手段に記憶されている制御装置サポート・コマンド・スクリプトと,上記受信手段によって受信された被制御装置サポート・コマンド・スクリプトとに基づいて,上記選択手段によって選択された処理がコマンド・ベース・モデルによる処理が可能な処理かどうかを判断する判断手段,
    上記判断手段によって,選択された処理がコマンド・ベース・モデルによる処理が可能と判断された場合に,上記第1の記憶手段に記憶されている選択された処理に対応するコマンドを上記被制御装置に送信することにより,選択された処理を被制御装置に実行させるコマンド処理制御手段,ならびに
    上記判断手段によって,選択された処理がコマンド・ベース・モデルによる処理が不可能と判断された場合に,制御装置および被制御装置をユーザインタフェイス・エキスポート・モデルによって動作させて,選択された処理をユーザインタフェイス・エキスポート・データによって被制御装置に送信することにより,選択された処理を被制御装置に実行させるユーザインタフェイス処理制御手段,
    として機能させるためのプログラム。
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