JPH06164803A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH06164803A
JPH06164803A JP4339826A JP33982692A JPH06164803A JP H06164803 A JPH06164803 A JP H06164803A JP 4339826 A JP4339826 A JP 4339826A JP 33982692 A JP33982692 A JP 33982692A JP H06164803 A JPH06164803 A JP H06164803A
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JP4339826A
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Inventor
Shigetaka Tanaka
重隆 田中
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 受信したファクシミリ文書の整理や、転送す
る際のファクシミリ電文の整理を不要にして、伝送時間
及び通信費の削減を図る。 【構成】 CPU1,ROM2,RAM3,DCR4、
モデム5、NCU6、スキャナー7、プロッター8、操
作パネル9、表示装置10、SAFメモリ11、バスラ
イン12を有し、予め登録されている電話番号先へ指定
された時間帯に受信したファクシミリ電文を一括転送す
る。SAFメモリ11で記憶最大を検出した場合は転送
時間帯外でも転送制御を行う。一括転送時、全ページの
受信の未完了の電文や、相手先と転送先とのファクシミ
リ電話番号とが同一の場合は、この電文を転送から除外
する。また、受信時刻順に電文を並べ変え、受信した電
文順番ごとや受信電文の送信先のファクシミリ電話番号
ごとに仕分けして転送する。一括転送を行う時間帯の指
定や転送するファクシミリ電文の一覧表を作成付加して
転送する機能も持つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受信したファクシミリ
電文を予め登録されたファクシミリ電話番号先の送信先
に転送するファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、受信したファクシミリ電文の転送
を行うファクシミリ装置が用いられている。このような
転送は、ファクシミリ電文の受信終了後に直ちに行うの
が一般的である。また一日の時間帯の中で指定した時刻
に転送を行う、いわゆる、転送モードのオン/オフ(O
N/OF)機能を備えたファクシミリ装置が用いられて
いる。このようなファクシミリ装置でも転送モードのオ
ン設定時には、受信したファクシミリ電文を即時転送し
ている。
【0003】このような転送モードで受信したファクシ
ミリ電文を自動的に転送する例として、特開平3−25
0860号公報に開示された「ファクシミリ装置」を挙
げることが出来る。この「ファクシミリ装置」は、着信
したファクシミリ電文を受信対象者が転送先と転送時刻
を設定し、この転送時刻までの間に受信したファクシミ
リ電文を記憶している。そして設定した転送時刻に記憶
したファクシミリ電文を読み出して転送先に自動的に発
呼して送信している。これによって、受信したファクシ
ミリ電文の第三者への漏洩を阻止し、また誤ってファク
シミリ文書が廃棄処分されないようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のファクシミリ装置では、ファクシミリ電文の受信
ごとに転送を行うため、回線使用率が高くなり通信費が
嵩むことになる。
【0005】また、特開平3−250860号公報に開
示された「ファクシミリ装置」では、複数のファクシミ
リ電文を受信した場合、指定時刻に転送が集中して回線
使用率が高くなり、その時刻でのファクシミリ電文の受
信の機会が制限されてしまうことが考えられる。
【0006】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、第1の目的として、受信し
たファクシミリ文書の整理や、転送する際の文書の整理
が不要になり、ファクシミリ電文の伝送時間の削減及び
通信費を削減できるファクシミリ装置を提供する。
【0007】第2の目的として、ファクシミリ電文を伝
送する通信時間の削減及び通信費が削減できるファクシ
ミリ装置を提供する。
【0008】第3の目的として、一つのファクシミリ電
文の受信が完了してからのみ転送開始を行うことが出来
るファクシミリ装置を提供する。
【0009】第4の目的として、同一の受信相手先から
の複数のファクシミリ電文をまとめて転送でき、転送す
るファクシミリ電文の整理を簡単に出来るファクシミリ
装置を提供する。
【0010】第5の目的として、転送するファクシミリ
電文の整理を簡単にできるファクシミリ装置を提供す
る。
【0011】第6の目的として、 ファクシミリ電文を
送信した送信先のファクシミリ電話番号ごとに仕分けし
て転送でき、転送するファクシミリ電文の整理が簡単に
なるファクシミリ装置を提供する。
【0012】第7の目的として、殊に海外への転送など
の場合に通信費コストが低い時間帯を選択して転送で
き、ファクシミリ電文を伝送する通信費を削減できるフ
ァクシミリ装置を提供する。
【0013】第8の目的として、転送先でファクシミリ
文書の散乱などが生じた際の整理を簡単に出来るファク
シミリ装置を提供する。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明のファクシミリ装置では、転送先の
ファクシミリ電話番号を登録する登録手段と、転送先の
ファクシミリ電話番号を記憶する記憶手段と、転送設定
を含む転送処理を行うための転送処理手段と、受信した
ファクシミリ電文を記憶する電文記憶手段と、ファクシ
ミリ電文の受信開始時に転送処理手段での転送設定を検
出する転送設定検出手段と、転送設定動作時に電文記憶
手段での受信電文の取り込みを開始させる電文取り込み
開始手段と、受信終了後に受信ファクシミリ電文を転送
電文に変換する変換手段と、転送先に記憶手段に記憶さ
れたファクシミリ電話番号に自動発呼して変換手段から
の転送電文を送信する自動発呼送信手段と、転送禁止の
時間帯を登録する時間帯登録手段と、転送禁止の時間帯
で受信したファクシミリ電文を転送禁止の時間帯が終了
するまで転送を禁止する転送禁止手段と、複数のファク
シミリ電文を一括して転送する一括転送手段とを備える
構成としている。
【0014】請求項2は、請求項1記載の構成に加え
て、電文記憶手段での記憶最大を検出する記憶最大検出
手段と、記憶最大を検出した場合に時間帯登録手段で登
録した転送禁止の時間帯内での転送制御を行う転送制御
手段とを備える構成としている。
【0015】請求項3は、請求項2記載の構成に加え
て、ファクシミリ電文の全ページ受信の未完了を検出す
る受信未完了検出手段と、受信の未完了のファクシミリ
電文を一括転送から除外する転送外処理手段とを備える
構成である。
【0016】請求項4は、請求項3記載の構成に加え
て、受信したファクシミリ電文と対応した受信先ファク
シミリ電話番号を記憶するファクシミリ電話番号記憶手
段と、一括転送時に受信未完了検出手段で検出した全ペ
ージが未受信のファクシミリ電文の相手先ファクシミリ
電話番号と転送先のファクシミリ電話番号とを比較する
比較手段と、比較手段によって同一相手先からのファク
シミリ電文と判断された場合に、このファクシミリ電文
を転送から除外する転送処理手段とを備える構成であ
る。
【0017】請求項5は、請求項1記載の構成に加え
て、受信したファクシミリ電文と対応させて受信時刻を
記憶する時刻記憶手段と、一括転送時に受信時刻をもっ
てファクシミリ電文を並び変える並び変え手段とを備
え、ファクシミリ電文の受信順序で自動発呼送信手段を
通じて転送電文を送信する構成である。
【0018】請求項6は、請求項1記載の構成に加え、
受信したファクシミリ電文と対応させて受信相手先ファ
クシミリ電話番号を記憶する相手先ファクシミリ電話番
号記憶手段と、一括転送時に、相手先ファクシミリ電話
番号ごとにファクシミリ電文を並び変える並び変え手段
とを備えて、ファクシミリ電文を送信した送信先のファ
クシミリ電話番号ごとに仕分けして転送する構成であ
る。
【0019】請求項7は、請求項1記載の構成に加え
て、転送を行う時間帯を登録する転送時間帯登録手段
と、転送を行う時間帯を記憶する転送時間帯記憶手段
と、時間帯になるまで転送を禁止する転送禁止手段とを
備え、一括転送を行う時間帯の指定を行う構成としてい
る。
【0020】請求項8は、請求項1記載の構成に加え
て、転送するファクシミリ電文の一覧表を作成する転送
ファクシミリ電文一覧表作成手段と、一括転送時に一覧
表をファクシミリ電文とともに転送するリスト転送手段
とを備える構成である。
【0021】
【作用】このような構成の請求項1では、予め登録され
ている電話番号先へ指定された時間帯に受信したファク
シミリ電文を一括して転送しているので、受信したファ
クシミリ文書の整理や、転送する際の文書の整理が不要
になり、ファクシミリ電文の伝送時間の削減及び通信費
を削減できる。
【0022】請求項2では、記憶最大検出手段での記憶
最大を検出した場合に転送を禁止する時間帯内でも転送
制御を行うので、ファクシミリ電文を伝送する通信時間
及び通信費を削減できる。
【0023】請求項3では、全ページの受信の未完了の
ファクシミリ電文を、一括転送時に転送から外している
ので、一つのファクシミリ電文の受信が完了してからの
み転送を開始できる。
【0024】請求項4では、全ページが未受信のファク
シミリ電文の相手先と転送先とのファクシミリ電話番号
とが同一と判断した場合に、このファクシミリ電文を転
送から外しているので、転送するファクシミリ電文の整
理が簡単になる。
【0025】請求項5では、一括転送時に受信時刻順に
ファクシミリ電文を並び変えてファクシミリ電文が送ら
れてきた順番で転送するので、転送するファクシミリ電
文の整理が簡単になる。
【0026】請求項6では、一括転送時に、ファクシミ
リ電文を送信した送信先のファクシミリ電話番号ごとに
仕分けして転送しているので、転送するファクシミリ電
文の整理が簡単になる。
【0027】請求項7では、一括転送を行う時間帯の指
定が出来るので、殊に海外への転送などの場合に通信費
の安い時間帯を選択して転送でき、ファクシミリ電文を
伝送する通信費を削減できる。
【0028】請求項8では、転送するファクシミリ電文
の一覧表を作成してファクシミリ電文とともに転送して
いるので、転送先で受信した文書の散乱などが生じても
整理を簡単に出来る。
【0029】
【実施例】次に、本発明のファクシミリ装置の実施例を
図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明のファ
クシミリ装置の実施例の構成を示すブロック図である。
図1において、このファクシミリ装置は、各部を制御す
るCPU1と、ROM2と、電池でバックアップされた
ワーキング用のRAM3とを有している。さらに、この
例は、データを圧縮し、かつ、符号化・復号化するDC
R4と、モデム5と、電話回線に接続されるNCU(網
制御装置)6と、ファクシミリ原稿を読み取るスキャナ
ー7と、受信したファクシミリ電文を印字した文書を出
力するプロッター8とが設けられている。また、転送モ
ードオン/オフ(ON/OFF)キー、電話番号のテン
キー、短縮番号キー等を備える操作パネル9と、受送信
の状態、入力した電話番号等を表示する表示装置10
と、ファクシミリ電文のデータを圧縮して記憶かつ読み
出すためのSAFメモリ11と、各部を接続するバスラ
イン12とを有している。
【0030】この構成の転送機能を備えたファクシミリ
装置では、ユーザーが操作パネル9から転送先の電話番
号を登録している。登録された電話番号は電池でバック
アップされたRAM3に記憶される。
【0031】図2は、転送先の電話番号の記憶形態を示
す図であり、転送先「(1)OOOX、(2)OOX
X、(3)OXXX…(N)XXXX」にそれぞれ対応
したファクシミリ電話番号「03−0000−111
1,03−0000−1112、03−0000−11
13…03−0000−111N」が予め格納されてい
る。なお、転送先「(1)(2)(3)…(N)」は、
短縮番号として格納するようにしても良い。
【0032】図3は、転送モードのオン/オフ情報を示
す図であり、設定項目(1),(2),(3),(4)
…(N)中の(1)転送モードには、この転送モードが
操作パネル9の転送モードオン/オフ(ON/OFF)
キーによって「オン」が設定されている。さらに(3)
に即時転送が「可」が設定されている。この設定では、
受信したファクシミリ電文をSAFメモリ11で記憶し
て受信し、即時に転送する場合、SAFメモリ11で記
憶したファクシミリ電文をそのまま送信する。すなわ
ち、プロッター8から文書として出力を行わない。した
がって、着呼時に図3中の転送モードがオンか否かをC
PU1で判断し、オンであればSAFメモリ11での記
憶受信を開始し、その後に記憶したファクシミリ電文を
SAFメモリ11から読み出して転送先情報を付加し、
自動発呼して送信する。
【0033】SAFメモリ11には、記憶されるファク
シミリ電文の管理情報であるファクシミリ電文管理テー
ブルが記憶されている。
【0034】図4は、このファクシミリ電文管理テーブ
ルを示す図である。図4において、SAFメモリ11で
は、記憶内容が固定ブロック単位となっている。例えば
128KバイトのSAFメモリ11を2Kバイトのブロ
ックに区分して使用すると全体は64ブロックになる。
使用量及び残量を表示装置10上に表示する場合、この
ブロック単位で計算される。
【0035】ファクシミリ電文管理テーブルには、その
ファクシミリ電文の種類を示す内容が格納される。図4
に示すようにヘッダーとしてファクシミリの種類、ファ
クシミリ蓄積の日時、相手先の識別(ID)、相手先情
報、画像情報が格納されており、SAFメモリ11での
代行受信、転送、送信とともに蓄積時間及びファクシミ
リ電文のページ数などの情報が格納されている。
【0036】また、格納したファクシミリ電文がSAF
メモリ11から送信して転送する際の宛先管理テーブル
が付随している。宛先管理テーブルには、相手先の電話
番号、発呼時刻、発呼履歴などの情報が記憶されてい
る。さらに画像情報管理テーブル、ファクシミリ電文情
報格納部を有している。
【0037】図5(a)はファクシミリ電文管理テーブ
ルのヘッダー内容を示し、図5(b)は宛て先管理テー
ブルのヘッダー内容を示す図である。図5(a)におい
て、このファクシミリ電文管理テーブルは、この有効、
無効と、転送の時刻指定、即時と、ファクシミリ電文情
報格納部での記憶オーバーの有無とを有している。また
図5(b)の宛て先管理テーブルでは、この宛先管理テ
ーブルの有効、無効と、発呼要求の有無、ファクシミリ
電文の送信結果のOK,NGなどを有している。
【0038】次に、この実施例の構成における動作につ
いて説明する。転送ファクシミリ電文検索開始の処理手
順を説明する。図6は、この転送ファクシミリ電文検索
開始の処理手順を示すフローチャートである。
【0039】図6において、ユーザーは操作パネル9を
通じて即時転送禁止時間帯を設定する。これ以後のユー
ザー操作は不要である。待機状態では常に状態を監視し
ているが、その中で現在時刻と即時転送禁止時間帯の比
較も行う。即時転送禁止が解除されている時間帯であれ
ば、転送待ちのファクシミリ電文を検索し、あれば発呼
要求のビットを立てて自動発呼をセットする処理を行う
(ステップ(図中、Sと記載する)60,61,65,
66)。この後に、全ページの受信完了、他のファクシ
ミリ電文を調べて再度転送するファクシミリ電文及び特
定相手先を判断してファクシミリ電文管理テーブル、宛
て先管理テーブルでの消去を行い、かつ、ファクシミリ
電文情報格納部での連結を処理する(ステップ63,6
4、67〜69)。この動作は請求項1に対応する。
【0040】さらに、転送ファクシミリ電文、即時転送
を判断し、さらにSAFメモリ11で受信中に記憶残量
がなくなる場合、すなわち、図5(a)ファクシミリ電
文情報格納部でのオーバー発生した場合に送信側へ否定
応答PINを返す。この履歴が残っている場合、受信終
了後に発呼要求のビットを立てる(ステップ62)。な
おこの処理は請求項2に対応する。
【0041】次に特定相手先詮索処理について説明す
る。図7はこの特定相手先詮索の処理手順を示すフロー
チャートである。この特定相手先詮索処理は図6に示し
た転送するファクシミリ電文検索開始の処理前に行って
図4に示すファクシミリ電文管理テーブル中の相手先I
Dをセーブする。
【0042】ここでは、ファクシミリ電文管理テーブル
中に「受信中にファクシミリ電文情報格納部での記憶最
大オーバーの発生」の情報欄を設ける。このビットがセ
ットされているファクシミリ電文に対しては発呼要求ビ
ットをセットしないようにする。受信中にファクシミリ
電文情報格納部での記憶最大オーバーの発生及び転送フ
ァクシミリか否か、全ファクシミリ電文ページの受信が
完了及び他のファクシミリ電文があるか否かが判断され
る。また全ファクシミリ電文ページの受信が完了してい
ない相手先IDがセーブされる(ステップ70,71,
72,73,74)。この処理は請求項3に対応する。
【0043】また、図6中のステップ62で「受信中に
ファクシミリ電文情報格納部での記憶最大オーバーの発
生」の場合でビットのセットされているファクシミリ電
文がある場合、それに対応する相手先IDを検索し、そ
れと同一の相手先IDを持つ受信ファクシミリ電文に対
しては発呼要求ビットをセットしないようにする。な
お、この処理は請求項4に対応する。
【0044】次に、転送ファクシミリ電文チェーン処理
について説明する。図8はこの転送ファクシミリ電文チ
ェーンの処理手順を示すフローチャートである。
【0045】ここでは、ファクシミリ電文管理テーブル
に「受信時刻」情報を設けておいて、転送時にこの「受
信時刻」情報を参照して時間順に並び変えたチェーンを
作成する。または受信ごとにファクシミリ電文管理ヘッ
ダーのチェーンを作成しておければ、より簡単である。
【0046】転送ファクシミリ電文を判断し、また既に
チェーンが有るか否かを判断する(ステップ80,8
1)。チェーンがない場合は、ファクシミリ電文IDを
スタートIDとしてセーブし、チェーン最後のテーブル
のチェーン情報を初期化して、他のファクシミリ電文を
調べる(ステップ82,83,84)。
【0047】ステップ81で既にチェーンがある場合
は、同一相手先がチェーン内に有るか否かを判断する。
同一相手先がチェーン内にない場合はチェーンの最終テ
ーブルを探して最新ファクシミリ電文をチェーンの最後
に付ける(ステップ85,86,87)。
【0048】ステップ85で同一相手先がチェーン内に
有る場合、同一相手先のチェーン最後端を探し、最新フ
ァクシミリ電文を、その後に挿入する(ステップ88,
89)。なお、ここでの処理は請求項5に対応する。
【0049】この場合、転送時に「相手先ID」情報を
参照してIDごとに並び変えたチェーンを作成しても良
いが、受信ごとにファクシミリ電文管理ヘッダーのチェ
ーンを再構成しておいたほうがより簡単である。この処
理は請求項6に対応する。
【0050】また、一般的には転送モードオンのときに
は受信後に即時転送を行う。即時転送が禁止されている
場合には、転送モードがオフになった時点で転送を開始
することになる。ここでは、実際に転送を行う時間を別
途定めるものである。このため海外交信など時差がある
場合や、長距離交信など通信費が嵩む場合などに寄与で
きる。この処理は請求項7に対応する。
【0051】さらにファクシミリ電文管理テーブルのチ
ェーンから必要なデータを取り出してリストを作成す
る。1文字行のデータが揃ったらデータの圧縮及び送信
を行いその間に次の行のデータを揃えるという手順で処
理する。この処理は請求項8に対応する。
【0052】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1では予め登録されている電話番号先へ指定された時間
帯に受信したファクシミリ電文を一括して転送している
ため、受信したファクシミリ文書の整理や、転送する際
の文書の整理が不要になり、ファクシミリ電文の伝送時
間の削減及び通信費を削減できるという効果を有する。
請求項2では、記憶最大検出手段での記憶最大を検出し
た場合に転送を禁止する時間帯内でも転送制御を行って
いるため、ファクシミリ電文を伝送する通信時間及び通
信費を削減できるという効果を有する。請求項3では、
全ページの受信の未完了のファクシミリ電文を、一括転
送時に転送から外しているため、一つのファクシミリ電
文の受信が完了してからのみ転送を開始できるという効
果を有する。請求項4では、全ページが未受信のファク
シミリ電文の相手先と転送先とのファクシミリ電話番号
とが同一と判断した場合に、このファクシミリ電文を転
送から外しているため、転送するファクシミリ電文の整
理が簡単になるという効果を有する。請求項5では、一
括転送時に受信時刻順にファクシミリ電文を並び変えて
ファクシミリ電文が送られてきた順番で転送するため、
転送するファクシミリ電文の整理が簡単になるという効
果を有する。請求項6では、一括転送時に、ファクシミ
リ電文を送信した送信先のファクシミリ電話番号ごとに
仕分けして転送しているため、転送するファクシミリ電
文の整理が簡単になるという効果を有する。請求項7で
は、一括転送を行う時間帯の指定が出来るため、殊に海
外への転送などの場合に通信費の安い時間帯を選択して
転送でき、ファクシミリ電文を伝送する通信費を削減で
きるという効果を有する。請求項8では、転送するファ
クシミリ電文の一覧表を作成してファクシミリ電文とと
もに転送しているため、転送先で受信した文書の散乱な
どが生じても整理を簡単に出来るという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置の実施例における構
成を示すブロック図である。
【図2】実施例における転送先の電話番号の記憶形態を
示す説明図である。
【図3】実施例における転送モードのオン/オフ情報の
内容を示す説明図である。
【図4】実施例におけるファクシミリ電文管理テーブル
の内容を示す説明図である。
【図5】(a)はファクシミリ電文管理テーブルのヘッ
ダー内容を示す説明図である。(b)は宛て先管理テー
ブルのヘッダー内容を示す説明図である。
【図6】実施例における転送ファクシミリ電文検索開始
の処理手順を示すフローチャートである。
【図7】実施例における特定相手先詮索の処理手順を示
すフローチャートである。
【図8】実施例における転送ファクシミリ電文チェーン
の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 DCR 5 モデム 6 NCU 7 スキャナー 8 プロッター 9 操作パネル 10 表示装置 11 SAFメモリ 12 バスライン

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転送先のファクシミリ電話番号を登録す
    る登録手段と、転送先のファクシミリ電話番号を記憶す
    る記憶手段と、転送設定を含む転送処理を行うための転
    送処理手段と、受信したファクシミリ電文を記憶する電
    文記憶手段と、ファクシミリ電文の受信開始時に上記転
    送処理手段での転送設定を検出する転送設定検出手段
    と、転送設定動作時に上記電文記憶手段での受信電文の
    取り込みを開始させる電文取り込み開始手段と、受信終
    了後に受信ファクシミリ電文を転送電文に変換する変換
    手段と、転送先に上記記憶手段に記憶されたファクシミ
    リ電話番号に自動発呼して上記変換手段からの転送電文
    を送信する自動発呼送信手段と、転送禁止の時間帯を登
    録する時間帯登録手段と、上記転送禁止の時間帯で受信
    したファクシミリ電文を転送禁止の時間帯が終了するま
    で転送を禁止する転送禁止手段と、複数のファクシミリ
    電文を一括して転送する一括転送手段とを備えるファク
    シミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の構成に加えて、電文記憶
    手段での記憶最大を検出する記憶最大検出手段と、上記
    記憶最大を検出した場合に時間帯登録手段で登録した転
    送禁止の時間帯内での転送制御を行う転送制御手段とを
    備えるファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の構成に加えて、ファクシ
    ミリ電文の全ページ受信の未完了を検出する受信未完了
    検出手段と、上記受信の未完了のファクシミリ電文を一
    括転送から除外する転送外処理手段とを備えるファクシ
    ミリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の構成に加えて、受信した
    ファクシミリ電文と対応した受信先ファクシミリ電話番
    号を記憶するファクシミリ電話番号記憶手段と、一括転
    送時に受信未完了検出手段で検出した全ページが未受信
    のファクシミリ電文の相手先ファクシミリ電話番号と転
    送先のファクシミリ電話番号とを比較する比較手段と、
    上記比較手段によって同一相手先からのファクシミリ電
    文と判断された場合に、このファクシミリ電文を転送か
    ら除外する転送処理手段とを備えるファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の構成に加えて、受信した
    ファクシミリ電文と対応させて受信時刻を記憶する時刻
    記憶手段と、一括転送時に上記受信時刻をもってファク
    シミリ電文を並び変える並び変え手段とを備え、ファク
    シミリ電文の受信順序で自動発呼送信手段を通じて転送
    電文を送信することを特徴とするファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の構成に加え、受信したフ
    ァクシミリ電文と対応させて受信相手先ファクシミリ電
    話番号を記憶する相手先ファクシミリ電話番号記憶手段
    と、一括転送時に、相手先ファクシミリ電話番号ごとに
    ファクシミリ電文を並び変える並び変え手段とを備え
    て、ファクシミリ電文を送信した送信先のファクシミリ
    電話番号ごとに仕分けして転送することを特徴とするフ
    ァクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の構成に加えて、転送を行
    う時間帯を登録する転送時間帯登録手段と、転送を行う
    時間帯を記憶する転送時間帯記憶手段と、上記時間帯に
    なるまで転送を禁止する転送禁止手段とを備え、一括転
    送を行う時間帯の指定を行うことを特徴とするファクシ
    ミリ装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の構成に加えて、転送する
    ファクシミリ電文の一覧表を作成する転送ファクシミリ
    電文一覧表作成手段と、一括転送時に上記一覧表をファ
    クシミリ電文とともに転送するリスト転送手段とを備え
    るファクシミリ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003060838A (ja) * 2001-08-20 2003-02-28 Ricoh Co Ltd ファクシミリ装置
US6884811B2 (en) 2001-09-04 2005-04-26 Shinto Fine Co., Ltd. Antifungal composition
JP2006277586A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Daiwa Securities Group Inc データファイル登録システム、ゲートウェイサーバ及びミドルウェアプログラム

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