JP3731578B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファクシミリ送受信データを構成する表題部分のデータと実体部分のデータとを対応付けて装置内に保存するファクシミリ装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
インターネットファクシミリ装置では、ファクシミリ送信データを構成する表題部分は電子メールのヘッダ部(Subject部)や本文部に、実体画像部分は電子メールの添付ファイルとしてセットして、相手先装置に送信するようにしている。
【0003】
そのため、パソコンからまたはファクシミリ装置本体から直接、入力された送信用データは、テキストデータで構成されている表題データと、イメージデータで構成されている実体画像データとを対応付けて別々に保存された後、送信される。
【0004】
また、インターネットファクシミリ装置に電子メールで送られてきたファクシミリ受信データも、表題データと実体画像データとを対応付けて別々に蓄積される。
【0005】
ところが、インターネットファクシミリ装置であっても、ファクシミリ通信するためのNCU(回線接続部)で電話回線等の公衆回線に接続して、G3規格等のファクシミリ装置に対してファクシミリ送信する場合、保存された表題データはテキストデータからイメージデータに変換しているため、イメージデータをそのまま送信するものに比べ時間を要していた。
【0006】
また、受信側で表題データのテキストデータを得るためにはOCR処理を行う必要がある。
【0007】
ファクシミリ通信でテキストデータを送信する方法として、特許文献1に記載の通信端末装置のように、非標準機能識別信号(NSF)の空きビットに製造シリアルNO.などのテキストデータを定義して送出する方法がある。
【0008】
【特許文献1】
特開2002−232627号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、公衆回線へ接続制御してファクシミリ通信を行うファクシミリ装置において、表題データをイメージデータに変換することなくテキストデータとして送信することが可能なファクシミリ装置を提供することにある。
【0010】
なお、上記の説明からも理解できるように、本発明はインターネットファクシミリ装置において公衆回線に接続制御してファクシミリ通信を行う場合の処理効率を高めることを目的としているが、そればかりではなくG3規格等のファクシミリ装置においても適用可能とすることも主たる目的に含まれる。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載のファクシミリ装置は、公衆回線を介したG3ファクシミリ通信とインターネットファクシミリ通信を選択的に行うファクシミリ通信手段と、G3ファクシミリ通信、インターネットファクシミリ通信のいずれで送信するかにかかわらず、実体画像データと、テキストデータで構成され、該ファクシミリ送信の件名またはコメントを含んだ表題データとを対応付けて保存している送信データ部と、G3ファクシミリ送信をする場合には、上記送信データ部より表題データと、それに対応した実体画像データとを取り出して送信する一方、インターネットファクシミリ送信をする場合には、上記送信データ部にもとづいて、表題データを電子メールのヘッダ/本文部に設定し、該表題データに対応する実体画像データを添付ファイルにして送信する信号処理部とを備えている。
【0012】
すなわち、装置内にテキストデータとして保存された表題データは、イメージデータへの変換処理を必要としないので、送信ジョブを短時間で処理することができるとともに、送信するイメージデータ量を全体として少なくすることができる。
【0013】
請求項2では、信号処理部は、G3ファクシミリ送信を行う場合、ファクシミリ通信手順における非標準機能設定信号を用いて上記表題データをテキストデータ形式のまま送出することを特徴とする。
【0014】
請求項3では、信号処理部は、上記非標準機能設定信号による表題データ送出に先立って、ファクシミリ通信手順における非標準機能識別信号を用いて相手先の受信能力を確認することを特徴とする。
【0015】
請求項4に記載のファクシミリ装置は、公衆回線を介したG3ファクシミリ通信とインターネットファクシミリ通信を選択的に行うファクシミリ通信手段と、請求項1に記載したファクシミリ装置から、G3ファクシミリ受信した場合には、テキストデータ形式で受信した表題データと、実体画像データとを対応付けて受信データ部に保存する一方、インターネットファクシミリ受信した場合には、電子メールのヘッダ/本文部に設定された表題データと、添付ファイルとして受信した実体画像データとを対応付けて受信データ部に保存する信号処理部とを備えている。
【0016】
請求項5では、信号処理部は、G3ファクシミリ受信を行う場合、ファクシミリ通信手順における非標準機能設定信号を受信して、その信号から上記受信データ部に保存すべき表題データを取り出すことを特徴とする。
【0017】
請求項6では、信号処理部は、上記非標準機能設定信号による表題データの受信に先立って、ファクシミリ通信手順における非標準機能識別信号を用いて受信能力の問合せを受信し、それに対して能力ありを返信することを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について、添付図面とともに説明する。
【0019】
図1は、本発明のファクシミリ装置を含んだファクシミリ送受信システムの一例を示すシステム系統図である。
【0020】
ファクシミリ装置Ftは、公衆回線N1に接続して他のファクシミリ装置Fとファクシミリデータの送受信が可能であり、かつ、ローカルエリアネットワーク(LAN)Lに接続したルータRを介してインターネットN2に接続して、インターネットファクシミリ装置Frとも送受信が可能となっている。
【0021】
ファクシミリ装置Fとの間で送受信する場合は、公衆回線N1に接続した後、G3規格のファクシミリ通信手順を実行し、その後、画データの送受を行う。また電子メールを使用する場合は、メールサーバSを介して、ファクシミリ装置Frとの間でファクシミリデータの送受を行う。
【0022】
図2は、本発明の一例であるファクシミリ装置Ftの要部構成を示すブロック図である。
【0023】
このファクシミリ装置Ftは、CPU等で構成され各種信号処理を行う信号処理部1、ファクシミリ送信データを入力する入力手段2、ファクシミリ送信データを保存した送信データ部3、ファクシミリ受信データを格納する受信データ部4、相手先のファクシミリ装置と送受信を行うためのファクシミリ通信手段5を少なくとも含んで構成される。ここで、ファクシミリ通信手段5は、公衆回線N1を介してG3ファクシミリ通信を行うG3ファクシミリ通信部5aと、インターネットファクシミリ通信を行うためのインターネットファクシミリ通信部5bとを含んでいる。
【0024】
送信データ部3には、テキストデータで構成されている表題データ3aと、イメージデータとして保存されている実体画像データ3bが含まれており、これらのデータ3a、3bは外部接続されたパソコンなどや原稿読取部などの入力手段2を介して入力され、表題データ3aと実体画像データ3bが対応付けて保存される。
【0025】
保存された表題データ3aと実体画像データ3bの一例を図3に示している。図中、符号Aは表題データ3aと実体画像データ3bとを対応付けたテーブルを示している。
【0026】
テーブルA中には、実体画像データの居場所を示すファイル名Bと、表題データ3a(件名データとコメントデータ)とが関連付けて保存されている。
【0027】
保存されたこれらのデータ3a、3bは、送信指示があったときには、相手先がG3規格のファクシミリ装置の場合はG3ファクシミリ通信部5aを介して、インターネットファクシミリ装置の場合はインターネットファクシミリ通信部5bを介して、相手先装置に送信される。
【0028】
本発明では、相手先がインターネットファクシミリ装置の場合はもちろん、G3規格のファクシミリ装置の場合であっても、表題データはテキストデータからイメージデータに変換することなく、ファクシミリ通信手順(伝送シーケンス)における非標準機能信号を利用してテキストデータのままで送信するようにしている。
【0029】
したがって、相手先がG3規格のファクシミリ装置であっても、表題部に関してはイメージデータへの変換処理が不要であるため、送信ジョブを短時間で処理することができる。また、全体として送信イメージデータ量を少なくすることができる。
【0030】
なお、この例ではインターネットファクシミリ装置を示しているが、インターネットファクシミリ通信部5bを含まないG3規格のファクシミリ装置であってもよい。このようにすれば、G3規格のファクシミリ装置の場合であっても、表題部を原稿読取部からイメージデータとして読み取る必要がないため、表題部をイメージとして準備する必要がなく、操作部等の入力手段2から入力させることができる。また、送信する画データも少量にすることができる。
【0031】
図4(a)には、2つのファクシミリ装置間の通信手順を示す伝送シーケンスを示している。図中のNSFは、特定の利用者の要求を識別するための非標準機能識別信号であり、NSSは、NSF信号で示される非標準機能の中から設定される機能を示す非標準機能設定信号である。なお、(b)には(a)図中に示された信号略称の和名を示している。
【0032】
本発明における表題データの送受は、これらの非標準機能信号を利用したものであり、非標準機能識別信号(NSF)中には非標準機能を用いて表題データを受信できることを示すビット(受信能力ビット)が割り当てられ、非標準機能設定信号(NSS)中には件名やコメントなどの表題データ部が割り当てられている。
【0033】
図5は、図2で示したファクシミリ装置Ftの送信処理動作を示すフローチャートである。
【0034】
本装置Ftでファクシミリ送信する方法として、▲1▼公衆回線を用いたG3規格等のファクシミリ送信、▲2▼電子メールを用いたインターネットファクシミリ送信、の2種がある。
【0035】
▲1▼公衆回線を利用する場合は、
利用者が入力した電話番号にもとづきダイヤル発呼すると、相手先が着信するまで待ち状態となり、その後、相手先よりNSF信号を受信すると、NSF信号中の受信能力ビットで受信能力を有しているかどうかを判断する(101〜104)。
【0036】
受信能力ビットがオンの場合は、表題データ(件名データ、コメントデータ)3aをNSS信号にセットして送出し、その後、実体画像部分の画データ3bを送信する(104、105、107)。
【0037】
受信能力ビットがオフの場合は、件名データ、コメントデータ3aをイメージに変換した後、これを画データとして送信し、さらに実体画像部分の画データを送信する(104、106、107)。
【0038】
▲2▼電子メールで送信する場合は、
保存されている件名データ、コメントデータ3aは、それぞれ電子メールのヘッダ/本文部を構成するSubject、本文にセットされ、対応する実体画像部分の画データ3bは添付ファイルとしてセットされ、1つの電子メール文書として送信される(101、108〜110)。
【0039】
このように、公衆回線を利用する場合は非標準機能信号(NSF、NSS)を利用して表題部分を送出しているので、相手先に受信能力さえあれば、送信画データを少量にすることができ、かつ送信ジョブを短時間で処理することができる。また、NSF信号に受信能力ビットを設けているので、相手先に受信能力がない場合でも従来の送信が可能であり、またインターネットによる電子メール送信も従来どおり可能である。
【0040】
また、NSS信号は必要に応じて複数送信できるので、大量のコメントデータにも対応することができる。
【0041】
なお、送信側のファクシミリ装置がG3規格等のファクシミリ装置(たとえば図1のファクシミリ装置F)の場合、図5の102〜107を実行するようにすればよい。
【0042】
次に、非標準機能信号を利用して表題データを受信する能力を有するインターネットファクシミリ装置Fr(図1を参照)について、図6〜図8を用いて説明する。
【0043】
図6は、本発明の一例であるファクシミリ装置Frの要部構成を示すブロック図である。
【0044】
このファクシミリ装置Frは、CPU等で構成され各種信号処理を行う信号処理部11、ファクシミリ送信データを入力する入力手段12、ファクシミリ送信データを保存した送信データ部13、ファクシミリ受信データを格納する受信データ部14、相手先のファクシミリ装置と送受信を行うファクシミリ通信手段15を少なくとも含んで構成される。ここで、ファクシミリ通信手段15は、公衆回線N1を介してG3ファクシミリ通信を行うG3ファクシミリ通信部15aと、インターネットファクシミリ通信を行うためのインターネットファクシミリ通信部15bとを含んでいる。
【0045】
受信データ部14には、表題データと実体画像データとを含んだ受信データを、表題データ14aと実体画像データ14bとを対応付けて保存する。
【0046】
表題データ14aと実体画像データ14bは、送信データの場合と同様に、図3に示すものと同様のテーブルCで対応付けられる(図3には受信側の装置として符号をかっこ書きで示す)。
【0047】
保存されたこれらのデータ14a、14bは、印字指令または転送指令等にもとづき、印字出力されるか、またはパソコン等へ転送される。
【0048】
図7には、公衆回線N1を介してデータ受信したときの処理動作フローチャートを示している。
【0049】
相手先の発呼に対して着呼すると、回線を閉結し、NSF信号の受信能力ビットをオンして相手先に送出する(201〜203)。
【0050】
次に、相手先よりNSS信号を受信すると、信号中に件名データ、コメントデータがセットされていれば、これらを取り出して表題データ14aとして保存する。セットされていなければ、表題データ14aにはダミーデータ等の固定データをセットする(205〜207)。
【0051】
そして、次に画データの受信を開始し、すべての画データを受信すれば回線を切断し、受信済みの表題データ14aに対応させて、実体画像データの居場所を示すファイル名DをテーブルCにセットするとともに、受信した画データを実体画像データファイルとして保存する(208〜210、図3を参照)。
【0052】
図8には、電子メールで受信したときの処理動作フローチャートを示している。
【0053】
電子メールの受信通知を受けると、メールサーバ(図1の符号S)に接続して電子メールを取得する(301、302)。メールサーバSへの接続を切断した後、電子メールのヘッダ/本文部を構成するSubject、本文を件名データ、コメントデータ14aに格納し、電子メールに添付されているファイルを実体画像データ14bとして保存し、テーブルとともに登録する(303〜306)。
【0054】
このように、非標準機能信号を利用して表題データを受信するようにしているので、受信側のファクシミリ装置でも効率のよい受信処理を実施することができる。また、電子メールでも受信することができるようにしているので、非標準機能信号で受信した場合でも、電子メールで受信した場合でも、同一の保存方式で格納することができる。
【0055】
【発明の効果】
以上の説明からも理解できるように、請求項1〜3に記載のファクシミリ装置は、表題データをテキストデータ形式で送信するようにしているので、もともと表題データをテキストデータ形式で保存している場合にはイメージデータに変換する必要がなく、その結果、送信ジョブを短時間で処理することができるとともに、送信イメージデータ量を少なくすることができる。さらに、表題データを電子メールのヘッダ/本文部に設定して送信することができるので、送受信装置双方ともがインターネットファクシミリ装置の場合にも対応することができる。
【0056】
特に、請求項2、3では、テキストデータとして送信するために、ファクシミリ通信手順における非標準機能信号を利用しているので、従来の通信方式をそのまま利用してテキストデータの送信が実現できる。また、NSS信号は必要に応じて複数送信できるので、大量のコメントデータにも対応することができる。
【0058】
請求項4〜6では、請求項1に記載のファクシミリ装置からのデータを受信する能力を有しているので、双方で表題データをテキストデータとして取り扱う方式をとれば、双方のファクシミリ装置で効率のよい送受信処理を実施することができる。また、電子メールでも受信することができるようにしているので、非標準機能信号で受信した場合でも、電子メールで受信した場合でも、同一の保存方式でデータを格納することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置を含んだファクシミリ送受信システムの一例を示すシステム系統図である。
【図2】本発明のファクシミリ装置Ft(送信側)の一例の要部構成を示すブロック図である。
【図3】表題データと実体画像データとの関係を示す図である(送信データ、受信データの説明兼用)。
【図4】(a)はファクシミリ装置間の通信手順を示す伝送シーケンスを示す図であり、(b)は(a)図中に示された信号略称の和名を記述した図である。
【図5】本発明のファクシミリ装置Ftの送信処理動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明のファクシミリ装置Fr(受信側)の一例の要部構成を示すブロック図である。
【図7】本発明のファクシミリ装置Frの公衆回線を介してデータ受信したときの処理動作フローチャートを示している。
【図8】本発明のファクシミリ装置Frの電子メールを受信したときの処理動作フローチャートである。
【符号の説明】
Ft ファクシミリ装置(送信側説明用)
Fr ファクシミリ装置(受信側説明用)
F G3規格のファクシミリ装置
N1 公衆回線
N2 インターネット
L LAN
1、11 信号処理部
3、13 送信データ部
3a 表題データ
3b 実体画像データ
4、14 受信データ部
14a 表題データ
14b 実体画像データ
5、15 ファクシミリ通信手段
5a、15a G3ファクシミリ通信部
5b、15b インターネットファクシミリ通信部
Claims (6)
- 公衆回線を介したG3ファクシミリ通信とインターネットファクシミリ通信を選択的に行うファクシミリ通信手段と、
G3ファクシミリ通信、インターネットファクシミリ通信のいずれで送信するかにかかわらず、実体画像データと、テキストデータで構成され、該ファクシミリ送信の件名またはコメントを含んだ表題データとを対応付けて保存している送信データ部と、
G3ファクシミリ送信をする場合には、上記送信データ部より上記表題データと、それに対応した上記実体画像データとを取り出して送信する一方、インターネットファクシミリ送信をする場合には、上記送信データ部にもとづいて、上記表題データを電子メールのヘッダ/本文部に設定し、該表題データに対応する上記実体画像データを添付ファイルにして送信する信号処理部とを備えたファクシミリ装置。 - 請求項1において、
上記信号処理部は、G3ファクシミリ送信を行う場合、ファクシミリ通信手順における非標準機能設定信号を用いて上記表題データをテキストデータ形式のまま送出することを特徴とする、ファクシミリ装置。 - 請求項2において、
上記信号処理部は、上記非標準機能設定信号による表題データ送出に先立って、ファクシミリ通信手順における非標準機能識別信号を用いて相手先の受信能力を確認することを特徴とする、ファクシミリ装置。 - 公衆回線を介したG3ファクシミリ通信とインターネットファクシミリ通信を選択的に行うファクシミリ通信手段と、請求項1に記載したファクシミリ装置から、G3ファクシミリ受信した場合には、テキストデータ形式で受信した表題データと、実体画像データとを対応付けて受信データ部に保存する一方、インターネットファクシミリ受信した場合には、電子メールのヘッダ/本文部に設定された表題データと、添付ファイルとして受信した実体画像データとを対応付けて受信データ部に保存する信号処理部とを備えたファクシミリ装置。
- 請求項4において、
上記信号処理部は、G3ファクシミリ受信を行う場合、ファクシミリ通信手順における非標準機能設定信号を受信して、その信号から上記受信データ部に保存すべき表題データを取り出すことを特徴とする、ファクシミリ装置。 - 請求項5において、
上記信号処理部は、上記非標準機能設定信号による表題データの受信に先立って、ファクシミリ通信手順における非標準機能識別信号を用いて受信能力の問合せを受信し、それに対して能力ありを返信することを特徴とする、ファクシミリ装置。
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