JPH09303279A - 油冷式スクリュ圧縮機 - Google Patents

油冷式スクリュ圧縮機

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JPH09303279A
JPH09303279A JP11939696A JP11939696A JPH09303279A JP H09303279 A JPH09303279 A JP H09303279A JP 11939696 A JP11939696 A JP 11939696A JP 11939696 A JP11939696 A JP 11939696A JP H09303279 A JPH09303279 A JP H09303279A
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receiver tank
pipe
drain water
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正幸 山後
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光雄 武田
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    • F04C18/14Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of other than internal-axis type with toothed rotary pistons
    • F04C18/16Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of other than internal-axis type with toothed rotary pistons with helical teeth, e.g. chevron-shaped, screw type
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    • F04C29/00Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 雄雌一対のスクリュロータの回転により吸入
気体を圧縮する油冷式スクリュ圧縮機において、レシー
バタンクの油溜に貯溜したドレン水を良好に回収する。 【解決手段】 レシーバタンク12の油溜13と連通する油
供給用の第一の配管30をシリンダ4の第二の開口4Bに
連通する。レシーバタンク12の油溜13底部と連通するド
レン水回収用の第二の配管36を、油分離器14の底部と連
通する油回収用の第三の配管40と合流させてシリンダ4
の吐出直前の作用空間に開口した第一の開口4Aに連通
させる。前記第一の開口位置4Aは、シリンダ4内にお
いて、先行する雄雌スクリュロータ3,3Aのシール線
が吐出開始位置にあるときに、スクリュロータ3,3A
の溝幅だけ吸入側に隣り合うシール線の吸入側直近に穿
設する。また、第一の開口4Aよりもさらに吸入側寄り
でかつ前記雄雌スクリュロータ3,3Aの後行するシー
ル線が吸入閉込み位置にあるときに、該スクリュロータ
3,3Aの溝幅だけ吐出側に隣り合うシール線よりも吐
出側寄りの位置に第二の開口4Bを穿設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油冷式圧縮機に関
し、特にレシーバタンク内のドレン水抜き作業を不要と
した油冷式スクリュ圧縮機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来油冷式スクリュ圧
縮機は、吸込流路を介して導入した外気をシリンダに設
けた雄雌ー対のスクリュロータの回転により圧縮し、圧
縮空気はシリンダの吐出口から高温の圧縮気体と油の混
合流体となってレシーバタンク内に圧送される。その
後、大きな油滴は比重差により、レシーバタンク下方の
油溜に流下して溜る。一方ミスト状の圧縮空気と油の混
合気体はレシーバタンク内に設けられた油分離器により
圧縮気体と油とに分離され、清浄化された圧縮空気は供
給口から消費側に送り出される。また、レシーバタンク
下方の油溜に貯溜された油は、該タンク内の圧縮空気圧
力により圧縮作用空間内の冷却・潤滑、及びスクリュロ
ータとシリンダ間の密封やスクリュロータ軸を支持する
軸受、軸封装置等の潤滑のため供給される。
【0003】このような油冷式圧縮機においては、外気
を導入してこれを圧縮後レシーバタンク内に一時的に貯
溜した後消費側に供給するものであるが、圧縮空気の消
費量が少なくなるとレシーバタンク内における圧縮空気
の滞留時間が長くなり、したがってこの間に圧縮空気の
温度も低下するため、該空気中の水分がレシーバタンク
内で結露し、ドレン水となってレシーバタンク内の油溜
底部に溜る。そして、このドレン水が蓄積すると油と混
合して油の性状劣化や、乳化現象を引き起こす。これに
より劣化または乳化した油とドレン水の混合液がシリン
ダ内や軸受装置等に送出されるため、正常な冷却・潤滑
等の作用を行うことができず、摺動部の焼付や各機器の
内部に錆を発生させるという問題があった。このため、
毎日始業時にはレシーバタンクの油溜底部に溜まったド
レン水をいちいちドレンコックを開いて抜かなければな
らないという煩わしさがあった。
【0004】このようなドレン水抜き作業を不要する構
造として、例えば特公平7−117051号公報の油冷
式圧縮機が公知である。この従来の油冷式圧縮機では、
レシーバタンク下方に溜った油とドレン水の混合流体を
レシーバタンクの下部からこのレシーバタンク内の圧力
よりも低いロータ室に油分離器のヘッダー部に生じたド
レン水と共に差圧を利用して直接配管で導入するように
構成し、圧縮熱により昇温した圧縮空気と共に消費側に
排出することにより前記ドレン水抜き作業をなくするよ
うにしている。
【0005】しかしながら、この従来のものは以下の問
題を有する。第一に、レシーバタンク下方から作用空間
内に導入される潤滑油は作用空間内の冷却・潤滑・密封
を行うものであるのに対し、ドレン水と油とが混合状態
で導入されるため、特に湿度が高くかつ消費空気量が少
なくレシーバタンク内における圧縮空気の滞留時間が長
い環境下ではドレン水の発生も多く、よって油中の水分
比率が多くなり、これにより各摺動部の潤滑不良による
焼付けや異常磨耗を促進する結果となる。第二に、ドレ
ン水を含む油の導入先は、圧縮機の吸入口から圧縮作用
空間に至る範囲の圧力の低い位置であるため、前記ドレ
ン水の導入先以降の通路や、作用空間内に多量の錆が発
生し易く、また圧縮初期の過程にある為圧縮空気の昇温
もそれ程高くない。第三には消費側の消費空気量に対応
してアンローダ装置を開閉制御する、いわゆる全負荷運
転と無負荷運転の繰返し時において、無負荷運転時には
アンローダ装置が閉弁状態となりシリンダ内への吸入空
気の流入が停止する。そのため、圧縮機本体内の吸入側
は負圧となりレシーバタンク内との差圧は一層大きくな
ってドレン水を含む潤滑油の作用空間内への流入量も増
大するため、圧縮機本体の動力ロスが一層大きくなると
いう問題を内在している。
【0006】そこで、本発明は前記問題を解決して、雄
雌スクリュロータ、シリンダ等の各摺動部の潤滑を良好
に行うと共に、ドレン水の回収をも良好に行うことがで
きる油冷式スクリュ圧縮機を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の油冷
式スクリュ圧縮機は、ケーシング内に雄雌一対のスクリ
ュロータを回転自在に収納する圧縮機本体と、該圧縮機
本体の吸入口に設けた吸入空気量制御用のアンローダ装
置と、前記圧縮機本体の吐出口と連通して設けたレシー
バタンクと、このレシーバタンクと連通し、圧縮機本体
から吐出された圧縮空気中の油を分離する油分離器とを
設けた油冷式スクリュ圧縮機において、前記スクリュロ
ータを収納するケーシングのシリンダ内に、先行する雄
雌スクリュロータのシール線が吐出開始位置にあるとき
に、該スクリュロータの溝幅だけ吸入側に隣り合うシー
ル線の吸入側直近に第一の開口を穿設する一方、該第一
の開口よりもさらに吸入側寄りでかつ前記雄雌スクリュ
ロータの後行するシール線が吸入閉込み位置にあるとき
に、該スクリュロータの溝幅だけ吐出側に隣り合うシー
ル線よりも吐出側寄りの位置に第二の開口を穿設し、該
第二の開口にはレシーバタンクの油溜底部よりも上方位
置と連通する油供給用の第一の配管を連通させる一方、
レシーバタンクの油溜底部と連通するドレン水回収用の
第二の配管を、前記油分離器の底部と連通する油回収用
の第三の配管と合流させて前記ケーシングの第一の開口
に連通させて構成し、ドレン水を含まない清浄な油のみ
を、第一の配管を介して吸入空間と連通することのない
密閉状態の作用空間に開口する第二の開口へ導入し、雄
雌スクリュロータ及びシリンダの表面の油膜を確実に形
成させた後、油溜底部に溜ったドレン水のみを第二の配
管を介して取り出し、さらにこれを油分離器の底部から
回収される微量の回収油の管路である第三の配管を介し
て合流させて前記第一の開口に導入することにより、吐
出直前の高温の圧縮気体の圧縮熱によりドレン水を蒸発
させて圧縮空気と共にレシーバタンク外に排出するもの
である。
【0008】本発明の請求項2の油冷式スクリュ圧縮機
では、前記ケーシングに設けた前記第二の開口位置は、
第一の開口位置よりもスクリュロータの溝幅以上の間隔
を設けて穿設することにより、前記第二の開口より導入
された清浄な潤滑油により雄雌スクリュロータ及びシリ
ンダ内各部の油膜を予め確実に形成した後、第一の開口
によりドレン水を導入するようにしたので、該ドレン水
の導入に伴う摺動部の油膜切れによる弊害を防止でき
る。
【0009】本発明の請求項3の油冷式スクリュ圧縮機
では、前記第二の配管途中に絞りを設けたことにより、
油溜底部に溜ったドレン水のみを第一の開口に導入して
回収するため動力ロスを最小限に抑えることができる。
【0010】本発明の請求項4の油冷式スクリュ圧縮機
では、前記第二の配管の内径を、第一の配管内径よりも
小径とすることにより、第二の配管途中の絞りを省略で
きる。
【0011】本発明の請求項5の油冷式スクリュ圧縮機
では、前記油溜に連通した前記第一の配管の油吸込み口
にドレン水吸込み防止体を設けたことにより、油吸込み
口からドレン水を吸入することを阻止してドレン水を含
まない清浄な潤滑油のみを作用空間に供給することがで
きる。
【0012】
【発明の実施態様】以下、本発明の第1実施例を図1及
び図2を参照して説明する。図1に示すように油冷式圧
縮機本体1は、互いに噛合う雄雌ー対のスクリュロータ
2,2A(図1では雄スクリュロータ2のみを示してい
る)を、ケーシング3のシリンダ4内に回転自在に収納
している。このシリンダ4のー側に設けた吸入口5には
外気を導入するための吸入流路6が連通しており、この
吸入流路6には吸入フィルタ7が設けられ、そしてこの
吸入フィルタ7と吸入口5との間には後述するレシーバ
タンク内の圧力が設定圧力よりも高くなるとレギュレー
タ8を介して吸入流路6を閉じる吸入空気量制御用のア
ンローダ装置たる吸気閉塞弁9が設けられている。一
方、図中シリンダ4の下方に設けた吐出口10に逆止弁11
Aを備えた吐出流路11を介してレシーバタンク12が連通
している。このレシーバタンク12は下部に油溜13を設
け、上部に油分離用の油分離器14が設けられると共に、
この油分離器14の上部にヘッダー部15を設け、このヘッ
ダー部15には消費側16に接続するための開閉弁17が接続
されている。なお、シリンダ4には後述する第一及び第
二の配管が連通する第一及び第二の開口4A,4Bが穿
設しており、またヘッダー部15に一端を連通した制御用
流路18の他端を前記レギュレータ8に連通することによ
り、レシーバタンク12の内圧をレギュレータ8に導入し
て吸気閉塞弁9を開閉弁するようになっている。
【0013】さらに、前記雄雌ー対のスクリュロータ
2,2Aには夫々吸入側軸19と吐出側軸20が、該スクリ
ュロータ2と同軸上に設けられている。そして、ケーシ
ング3のー側に設けた軸受室3Aに内側より、吸入側軸
19を回動自在に支持する軸受22及び軸封装置23が設けら
れている。さらに雄スクリュロータ2の吸入側軸19の端
部に設けた従動側プーリ24と原動機たるモータ25の動力
軸に設けた駆動側プーリ26との間にベルト27が掛けられ
て雄スクリュロータ2を回動駆動し、同時に雄スクリュ
ロータ2と噛み合い回転する雌スクリュロータ2Aを回
転駆動する。さらに、ケーシング3の他側に設けた軸受
室3Bに内側より、軸封装置28及び吐出側軸20を回動自
在に支持する軸受29が設けられている。
【0014】さらに、レシーバタンク12の油溜13の底部
よりも上方位置に一端を油吸込み口30Aと連通した潤滑
油供給用の第一の配管30が接続し、その他端30Bをシリ
ンダ4に穿設した前記第一の開口4Aと連通し、この第
一の配管30の途中にはオイルクーラ31とオイルフィルタ
32が設けられている。また、油溜13の底部より上方に設
けた油吸込み口30Aにはドレン水吸込み防止体たる邪魔
板33が設けられており、オイルクーラ31の一次側には油
温に応じて開閉するバイパス弁34が設けられ、このバイ
パス弁34にオイルクーラ31と並列に設けるバイパス配管
35が設けられている。また、レシーバタンク12の油溜13
底部に一端36Aと連通したドレン水回収用の第二の配管
36が接続し、その他端36Bがシリンダ4に穿設した前記
第二の開口4Bに連通しており、この第二の配管36には
オイルフィルタ37、絞りたるオリフィス38が設けられて
いる。さらに、油分離器14の下部たる油溜39には一端40
Aを連通した分離油回収用の第三の配管40が接続し、そ
の他端40Bは、絞り40E、逆止弁40C、ストレーナ40D
を介して第二の配管36のオリフィス38の二次側と接続
し、前記油分離器14から回収される微量の分離油と合流
して、シリンダ4の第一の開口4Aに接続している。な
お、第二の配管36の配管内径は、第一の配管30の内径よ
り小さく形成されている。また第一の配管30に設けたオ
イルフィルタ32の二次側に第一、二の分岐配管41,42の
一端41A,42Aを夫々接続すると共に、それらの他端41
B,42Bを軸受室3A,3Bに夫々連通している。
【0015】次に前記第一の開口4A及び第二の開口4
Bについて説明する。図2は雄雌ー対のスクリュロータ
2,2Aの吸入側の端面を示したものであり、図中で二
点鎖線で囲んだ部分はケーシング3の吸入端面43であ
る。また図3はシリンダ4の内壁の展開図を示してお
り、図中下側は吸入口5を、図中上側は吐出口10を示し
ており、また図中a〜fはシリンダ4の内壁と雄スクリ
ュロータ2ののシール線の位置関係を示し、またg〜l
は雌スクリュロータ2Aのシール線の位置を示してい
る。そして、雄雌スクリュロータ2,2Aが噛み合いな
がら回転すると雄雌スクリュロータ2,2Aの各シール
線は吸入側から吐出側に向かって(図中上方)順次移動
し、その空間容積を次第に小さくして圧縮作用を連続的
に行う。なお、説明の都合上以下雄スクリュロータ2側
について説明するが雌スクリュロータ2A側についても
ほぼ対称でかつ同一空間であるから詳細な説明は省略す
る。まず雄スクリュロータ2の回転により先行するシー
ル線(以下先行シール線という)xがシール線bの位置
よりシール線c,d,e,fの位置に移動すると、雄ス
クリュロータ2の溝幅分、すなわち一ピッチ(P)後行
するシール線(以下後行シール線という)x´もaの位
置より順次シール線b,c,d,eへと移動する。同様
に雌スクリュロータ2Aの回転により先行するシール線
(以下先行シール線という)yがhの位置よりi,j,
j,k,lに移動すると、雌スクリュロータ2Aの溝幅
分、すなわち一ピッチ後行するシール線(以下後行シー
ル線という)y´もシール線gより順次h,i,j,k
の位置へと移動する。そして先行シール線x,yが吸入
閉じ込み位置であるシール線b,hに達すると共に後行
シール線x´y´がシール線a,gに達する間に前記先
行シール線x,yとで形成される溝空間内に空気の吸入
が行われる。さらに雄雌スクリュロータ2,2Aが回転
して先行シール線x,yがシール線c,iに達すると共
に後行シール線x´,y´がシール線b,hに達するま
で間、引き続き空気の吸入が行われる。そして後行シー
ル線x´,y´がシール線b,hに達したとき、すなわ
ち先行シール線x,yがc,iに達したときに空気の吸
入が終了し、同時にシール線b,c,h,i及びシリン
ダ4に囲まれた作用空間により圧縮が開始される。引き
続き雄雌ー対のスクリュロータ2,2Aの回転に伴い先
行シール線(x,y)がシール線(d,j),(e,
k)(f,l)に達し、同時に後行シール線(x´,y
´)が(c,h)(d,j),(f,k)に達する間、
吸入空気は順次容積が縮小変化しシール線c,d,i,
j及びシリンダ4に囲まれた作用空間、シール線d,
e,j,k及びシリンダ4に囲まれた作用空間、シール
線e,f,k,l及びシリンダ4に囲まれた作用空間に
進むにつれ圧縮される。さらに先行シール線x,yが吐
出開始位置であるシール線f,lに達すると(このとき
には後行シール線x´,y´はシール線e,kに位置す
る)、この位置から圧縮空気の吐出が開始され、そし
て、後行シール線x´,y´がシール線f,lに達する
と吐出が完了する。
【0016】そして、前記第一の開口4Aは、雄スクリ
ュロータ3の先行シール線x,yが吐出開始位置である
シール線fにあるときに、該雄スクリュロータ3の溝
幅、すなわち一ピッチ(P)だけ吸入側に隣り合うシー
ル線eの吸入側直近に穿設している。一方、第二の開口
4Bは、第一の開口4Aよりもさらに吸入側寄りでか
つ、雄スクリュロータ3の後行するシール線x´によっ
て閉じられる吸入閉じ込み位置(シール線b)よりも吐
出側寄りの位置に穿設されている。この第二の開口4B
の位置は、第一の開口4Aの位置よりも雄スクリュロー
タ3の溝幅以上、すなわち一ピッチ以上の間隔Lを設け
て穿設する(L>P)ことが望ましいが、スクリュロー
タの長さを短く設計したものにおいては必ずしも一ピッ
チ以上なくともよい。
【0017】次に前記構成の作用について説明する。モ
ータ25を起動すると、雄スクリュロータ2と雌スクリュ
ロータ2Aは互いに噛み合いながら回転し、これにより
外気は吸入フィルタ7を通って吸入流路6に流入し、開
弁状態の吸気閉塞弁9を通って吸入口5に至り、雄雌ス
クリュロータ2,2Aとケーシング4によって形成され
る作用空間により圧縮作用が行われる。この際、油溜13
の油吸込み口30Aからは第一の配管30を介してドレン水
Dを含まない清浄な油Oがレシーバタンク12内との圧力
差により作用空間に導入され、該作用空間内の冷却・潤
滑・密封を行い、この段階で油膜の形成を確実に行う。
そして該作用空間内で気液混合状態となった圧縮空気と
油は吐出口10へ吐出される。この吐出された気液混合状
態の圧縮空気と油は吐出流路11を介してレシーバタンク
12に圧送される。そしてこのレシーバタンク12内で、大
きな油滴は比重差により、レシーバタンク12の下方の油
溜13に滴下して貯溜される。一方ミスト状の圧縮空気と
油の混合気体は、油分離器14によって圧縮空気と油とに
分離され、清浄となった圧縮空気はヘッダー部15より消
費側16へ送出される。なお、第一の配管30を通る油の温
度が所定温度よりも低い場合にはバイパス弁34により一
部もしくは全部の油がバイパス配管35を通って作用空間
に供給され、一方油の温度が所定温度よりも高い場合に
はバイパス弁34によりオイルクーラ31を通って冷却され
た油が作用空間に供給されるようになっている。また、
第一の配管30途中から分岐した第一、二の分岐配管41,
42からは軸受22,29及び軸封装置23,28を収容する軸受
け室3A,3Bに対し、清浄な潤滑油Oが供給され、該
軸受22,29及び軸封装置23,28の冷却・潤滑・密封を行
うようにしている。
【0018】また、ヘッダー部15出口部の配管からは制
御用流路18を介してレギュレータ8と接続し、レシーバ
タンク12内の圧力が所定圧力に達すると吸気閉塞弁9を
閉弁するようになっている。
【0019】さらに、レシーバタンク12の油溜13底部に
溜ったドレン水Dは、第二の配管36から油分離器14の油
溜39に溜った微量の分離油O´の回収路である第三の配
管40を介してその他端40Bで合流し、ドレン水Dと共に
第一の開口4Aを介して吐出直前の圧縮作用空間(シー
ル線d,e,j,k及びシリンダ4で囲まれた部分)内
へ導入される。なお、これら油O´及びドレン水Dの導
入はレシーバタンク12内の圧力と第一の開口4A側との
差圧により行われるが、該作用空間は後述するようにレ
シーバタンク12内との圧力差の比較的小さい作用空間で
あり、また吸入作用空間とは遠い位置である為、無負荷
運転時における負圧の影響に左右されにくい作用空間で
もある。このようにして第一の開口4Aより吐出直前の
圧縮作用空間に油O´混合状態で導入されたドレン水D
は、吐出直前の高温の圧縮空気の圧縮熱により蒸発して
圧縮空気と共に吐出流路11を介してレシーバタンク12内
へ圧送され、油分離器14を経た後レシーバタンク12外へ
排出される。
【0020】以上のように、本実施例によればレシーバ
タンク13の油溜13底部に溜ったドレン水Dは圧縮機本体
1内の吐出直前の圧縮作用空間内において、高温の圧縮
空気の圧縮熱により蒸発し圧縮空気と共に吐出流路11、
レシーバタンク12、油分離器14を介してレシーバタンク
12外に排出するため、油溜13にはドレン水が溜ることは
ない。
【0021】また、前記第一の開口4Aのシリンダ4内
における位置関係についていうと、雄スクリュロータ2
の先行シール線xが吐出開始位置であるシール線fにあ
るとき、該雄スクリュロータ2の溝幅、即ちロータ溝の
一ピッチ(P)分だけ吸入側に隣り合うシール線e上の
吸入側直近に穿設している。この位置は、吐出口10とも
連通することがなく、かつ吸入作用空間から最も遠く、
むしろレシーバタンク12側の圧力に近い密閉空間である
ため、例えば消費空気量の変動に応じて圧縮機が全負
荷、無負荷を繰り返す場合であっても最も圧力変動が少
ない作用空間である。よって、レシーバタンク12内との
圧力差によって導入されるドレン水Dや油分離器14から
導入される分離油O´の流量変動も少い為、従来構造の
ように無負荷運転時に吸入作用空間内の負圧により多量
のドレン水Dと油O´が導入されて大幅な動力ロスを生
ずることもない。さらに、ドレン水Dは吐出直前の圧縮
作用空間に導入されるため、該ドレン水Dに混入してい
るごみやスラッジは直ちに吐出口10より排出される為、
雄雌スクリュロータ2,2A及びシリンダ4の隙間へ噛
み込まれて損傷する事故を防止できると共に、これによ
る雄雌スクリュロータ2,2A及びシリンダ4の磨耗も
ない。また、ドレン水Dは高温、高圧状態にある吐出直
前の作用空間に導入されるため、ドレン水Dを確実に蒸
発できる。しかも、ドレン水Dは第三の配管40により油
溜39の油O´と混合状態で圧縮作用空間に導入されるの
で、前記作用空間を形成する雄雌スクリュロータ2,2
A及びシリンダ4の潤滑性を低下させることはなく、常
に定量のドレン水Dのみを回収することができる。
【0022】また、油溜13の油吸込み口30Aから第一の
配管30を介して清浄な油Oを第二の開口4Bからシール
線c,d,i,jで囲まれた圧縮作用空間に導入するの
で、雄雌スクリュロータ2,2A及びシリンダ4の冷却
・潤滑・密封を確実に行うことができる。さらに、前記
油Oは吸入工程が完了した後の圧縮作用空間内に導入す
るので、該油中に含まれる圧縮空気が吸入口5内で再膨
脹し、圧縮機の吸入空気量を減少させて性能を低下させ
たり、動力ロスを生ずることもない。また圧縮作用空間
内はドレン水Dの導入前の作用空間に油Oが導入される
ので、前記スクリュロータ2,2A及びシリンダ4の表
面に予め油膜を形成でき、潤滑を良好に行うことができ
ると共に、ドレン水Dによる錆の発生や潤滑不足による
焼き付きをなくすことができる。さらに清浄な油Oを第
一の配管30より分岐した第一、二の分岐配管41,42を介
して軸受室3A,3Bに導入するので、軸受22,29及び
軸封装置23,28の焼付きを防止でき、また軸封装置23,
28により気体の封止を行うことができる。
【0023】さらに、第二の配管36の途中には、絞りた
るオリフィス38を設けたことにより、レシーバタンク12
の油溜13底部から圧送されるドレン水Dに抵抗を与えて
その発生量に対応した排出量に制限することができるの
で、ドレン水Dのみを析出し、吐出直前の圧縮作用空間
で高温の圧縮空気により効率よく蒸発させてレシーバタ
ンク12外へ排出させることができる。
【0024】また、前記第二の配管36の内径は、第一の
配管30の内径よりも小径とすることにより、前記オリフ
ィス38を省略でき、レシーバタンク12の油溜13底部から
圧送されるドレン水Dはその通路断面を小さくでき、ド
レン水Dのみを吐出直前の圧縮作用空間内に導入し、該
作用空間で効率よく全量蒸発させることができる。
【0025】しかも、油溜13に連通した第一の配管30の
油吸込み口30Aに邪魔板33を設けたことにより、油吸込
み口30Aからはドレン水Dが混入していない清浄な油O
のみを第二の開口4B側や軸受室3A,3Bに導入する
ことができる。
【0026】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、例えば実施例では第一、二の開口は雄スク
リュロータ側のシリンダに設けたが、雌スクリュロータ
側のシリンダに設けてもよく、また実施例のような一段
圧縮機以外に多段圧縮機の高圧段側に同様の構造で適用
できる等各種の変形が可能である。
【0027】
【発明の効果】本発明の請求項1の油冷式スクリュ圧縮
機は、ケーシング内に雄雌一対のスクリュロータを回転
自在に収納する圧縮機本体と、該圧縮機本体の吸入口に
設けた吸入空気量制御用のアンローダ装置と、前記圧縮
機本体の吐出口と連通して設けたレシーバタンクと、こ
のレシーバタンクと連通し、圧縮機本体から吐出された
圧縮空気中の油を分離する油分離器とを設けた油冷式ス
クリュ圧縮機において、前記スクリュロータを収納する
ケーシングのシリンダ内に、先行する雄雌スクリュロー
タのシール線が吐出開始位置にあるときに、該スクリュ
ロータの溝幅だけ吸入側に隣り合うシール線の吸入側直
近に第一の開口を穿設する一方、該第一の開口よりもさ
らに吸入側寄りでかつ前記雄雌スクリュロータの後行す
るシール線が吸入閉込み位置にあるときに、該スクリュ
ロータの溝幅だけ吐出側に隣り合うシール線よりも吐出
側寄りの位置に第二の開口を穿設し、該第二の開口には
レシーバタンクの油溜底部よりも上方位置と連通する油
供給用の第一の配管を連通させる一方、レシーバタンク
の油溜底部と連通するドレン水回収用の第二の配管を、
前記油分離器の底部と連通する油回収用の第三の配管と
合流させて前記ケーシングの第一の開口に連通させたこ
とにより、レシーバタンクの油溜底部に溜ったドレン水
はドレン水回収用の第二の配管より第一の開口を介して
圧縮機本体の圧縮作用空間内に排出され高温の圧縮空気
の圧縮熱により蒸発し圧縮空気と共にレシーバタンク外
に排出するため、ドレン水抜き作業を不要とすることが
できる。さらに前記第一の開口の位置を、上述のように
吐出口に連通せず、かつ吸入作用空間から遠い位置の圧
縮作用空間に連通するようにしたので、レシーバタンク
内との圧力差が小さい状態の作用空間にドレン水や油分
離器から導入される分離油が導入されるのでその流量変
動は少く、常に定量のドレン水が導入されるのでこれに
よる動力ロスもない。またドレン水は吐出直前の作用空
間に導入されるため、該ドレン水に混入したごみやスラ
ッジは直ちに吐出口より排出されるので、ごみやスラッ
ジの噛み込みによる事故や磨耗を防止できると共に、ド
レン水は高温、高圧状態にある吐出直前の圧縮作用空間
に導入されるため、該ドレン水の蒸発も効果的に行われ
る。しかも、ドレン水は第三の配管により油溜の分離油
と混合状態で圧縮作用空間に導入されるので、前記圧縮
作用空間を形成するスクリュロータ及びシリンダの潤滑
性を低下させることはない。さらに、前記第二の開口を
上述のように吸入工程が完了した後の圧縮作用空間の位
置に設けることにより、油溜から第一の配管を介して清
浄な油のみを圧縮作用空間に導入し、スクリュロータ及
びシリンダの冷却・潤滑・密封を確実に行うことができ
ると共に、供給される清浄な油中に含まれる圧縮空気が
吸入口内で膨脹して圧縮機に吸入される吸入空気量を減
少させることもない。また圧縮作用空間内にはドレン水
を含まない清浄な油だけが導入されるので、スクリュロ
ータ及びシリンダの表面に均一な油膜を形成でき、良好
な潤滑を行うことができ、かつドレン水による錆の発生
や潤滑不良による焼き付きもない。
【0028】本発明の請求項2の油冷式スクリュ圧縮機
は、前記ケーシングに設けた前記第二の開口位置を、第
一の開口位置よりもスクリュロータの溝幅以上の間隔を
設けて穿設したことにより、圧縮作用空間内はドレン水
の導入前の圧縮作用空間に清浄な油が導入されるので、
スクリュロータ及びシリンダの表面にドレン水が導入さ
れる前に予め油膜を確実に形成でき、この結果、スクリ
ュロータ及びシリンダの潤滑を一層良好に行うことがで
きる。
【0029】本発明の請求項3の油冷式スクリュ圧縮機
は、前記第二の配管途中に絞りを設けたことにより、レ
シーバタンクの油溜底部から圧送されるドレン水に抵抗
を与えてその発生量に対応した排出量に制限し、ドレン
水のみを析出して、吐出直前の高温の圧縮空気により効
率よく蒸発させることができる。
【0030】本発明の請求項4の油冷式スクリュ圧縮機
は、前記第二の配管の内径を、第一の配管内径よりも小
径とすることにより、ドレン水の通路断面を小さくし
て、オリフィス等を設けることなくドレン水のみを圧縮
作用空間で全量蒸発させることができる。
【0031】本発明の請求項5の油冷式スクリュ圧縮機
は、前記油溜に連通した前記第一の配管の油吸込み口に
ドレン水吸込み防止体を設けたことにより、ドレン水や
ごみ、スラッジ等が混入しない清浄な油のみを圧縮作用
空間に導入できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す吸入口側の断面図であ
る。
【図3】本発明の一実施例を示すシリンダの展開図であ
る。
【符号の説明】
1 圧縮機本体 2 雄スクリュロータ 2A 雌スクリュロータ 3 ケーシング 4 シリンダ 4A 第一の開口 4B 第二の開口 5 吸入口 6 アンローダ装置 10 吐出口 12 レシーバタンク 13 油溜 14 油分離器 30 第一の配管 30A 油吸入口 33 邪魔板(ドレン水吸込み防止体) 36 第二の配管 38 オリフィス(絞り) 40 第三の配管 P 溝幅 x 先行するシール線 x´ 後行するシール線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング内に雄雌一対のスクリュロー
    タを回転自在に収納する圧縮機本体と、該圧縮機本体の
    吸入口に設けた吸入空気量制御用のアンローダ装置と、
    前記圧縮機本体の吐出口と連通して設けたレシーバタン
    クと、このレシーバタンクと連通し、圧縮機本体から吐
    出された圧縮空気中の油を分離する油分離器とを設けた
    油冷式スクリュ圧縮機において、前記スクリュロータを
    収納するケーシングのシリンダ内に、先行する雄雌スク
    リュロータのシール線が吐出開始位置にあるときに、該
    スクリュロータの溝幅だけ吸入側に隣り合うシール線の
    吸入側直近に第一の開口を穿設する一方、該第一の開口
    よりもさらに吸入側寄りでかつ前記雄雌スクリュロータ
    の後行するシール線が吸入閉込み位置にあるときに、該
    スクリュロータの溝幅だけ吐出側に隣り合うシール線よ
    りも吐出側寄りの位置に第二の開口を穿設し、該第二の
    開口にはレシーバタンクの油溜底部よりも上方位置と連
    通する油供給用の第一の配管を連通させる一方、レシー
    バタンクの油溜底部と連通するドレン水回収用の第二の
    配管を、前記油分離器の底部と連通する油回収用の第三
    の配管と合流させて前記ケーシングの第一の開口に連通
    させたことを特徴とする油冷式スクリュ圧縮機。
  2. 【請求項2】 前記ケーシングに設けた前記第二の開口
    位置は、第一の開口位置よりもスクリュロータの溝幅以
    上の間隔を設けて穿設されていることを特徴とする請求
    項1記載の油冷式スクリュ圧縮機。
  3. 【請求項3】 前記第二の配管途中には、絞りを設けた
    ことを特徴とする請求項1または2記載の油冷式スクリ
    ュ圧縮機。
  4. 【請求項4】 前記第二の配管の内径は、第一の配管内
    径よりも小径であることを特微とする請求項1または2
    記載の油冷式スクリュ圧縮機。
  5. 【請求項5】 前記油溜に連通した前記第一の配管の油
    吸込み口にドレン水吸込み防止体を設けたことを特徴と
    する請求項1または2記載の油冷式スクリュ圧縮機。
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