JP2015004306A - 油冷式スクリュ圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】歯車室内での歯車機構に給油し、且つ、歯車室内を加圧して歯車室内の油面を押し下げる加圧手段として、油回収器等を経て圧縮ガス需要設備へ供給される圧縮ガスを利用しない加圧手段を用いる。
【解決手段】油冷式スクリュ圧縮機1は、スクリュロータに対して駆動源からの回転駆動力を伝達する歯車機構59を気密状態で収容する歯車室であって、当該歯車室が吸込側においてロータ室47に対して隔壁を介して配設され、隔壁54に形成された連通孔53を介してロータ室と歯車室の液溜まり部52とが連通し、歯車機構の下端部が連通孔よりも高い位置に構成された歯車室51と、吐出側軸封部38に略吐出圧の油を供給したあと、吐出側軸封部から流出した油を吐出側軸受部37に供給する吐出側給油流路40と、吐出側軸受部から流出した吐出側軸封・軸受油を、歯車室の歯車機構に供給する歯車室給油流路60と、を備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、駆動源からの回転駆動力をスクリュに伝達する歯車機構を収納した歯車室を備える油冷式スクリュ圧縮機に関する。
油冷式スクリュ圧縮機は、互いに噛合する一対のスクリュロータをケーシングに収容し、スクリュロータの回転によって吸込通路からロータ室に吸い込まれたガスを圧縮して吐出通路から吐出する圧縮機本体を備えている。そして、圧縮機本体の様々な箇所に対して、油が供給される。すなわち、当該油は、圧縮機本体の潤滑やシールや冷却を目的にして、ロータ室の圧縮側空間に供給される。
スクリュロータのうちのいずれか一方に対して駆動源からの回転駆動力を伝達する歯車機構を収納した歯車室とロータ室とが、隔壁で仕切られた状態で連設され、歯車室の下部とロータ室の下部とを連通する排出管が隔壁に形成され、油が歯車機構に供給されたあと歯車室の下部に溜まり、歯車室に溜まった油が排出管を通じてロータ室に導かれる油冷式スクリュ圧縮機が開示されている(例えば、特許文献1を参照)。
特許文献1に開示された油冷式スクリュ圧縮機では、混合ガスに含まれる油が油回収器で分離され、その後、ミスト状の油を含む高圧の混合ガスの大部分が、油分離器に送られて油の除去を行ったあとガス出口に送出される一方、混合ガスの一部が油分離器のフィルタを通すことなく、除去された油とともに帰還流路へ送り出されるように構成されている。歯車室内において歯車機構が油の中に浸漬されると、油の撹拌が起こるようになるため、油温が上昇して、歯車を回転させるための動力ロスが大きくなるという問題がある。そこで、歯車室の上部空間部に接続された帰還流路を通じて、油を含む高圧ガスが歯車室内の歯車機構に導入されることにより、歯車機構が潤滑されるとともに、歯車室内が加圧されている。歯車室内が加圧されることによって、油が排出管を介してロータ室に排出されて歯車室内での油面が押し下げられるので、必要以上の油が歯車室内に溜まることが防止されている。
実開昭61−138891号公報
特許文献1に開示されたスクリュ圧縮機では、歯車室内を加圧するための加圧手段として、ロータ室で圧縮された圧縮ガスの一部が利用されている。ロータ室で圧縮されて生成された圧縮ガスは、本来、油回収器等を経て油と分離され、圧縮ガス需要設備へ供給されるためのものである。そのため、圧縮機によって生成された圧縮ガスが歯車室の加圧手段として用いられると、圧縮ガス需要設備への圧縮ガス供給量が少なくなるという問題がある。
したがって、この発明の解決すべき技術的課題は、歯車室内での歯車機構に給油し、且つ、油回収器等を経て圧縮ガス需要設備へ供給される途中の圧縮ガスの一部を利用することなく歯車室内を加圧して歯車室内の油面を押し下げる加圧手段を備える油冷式スクリュ圧縮機を提供することである。
上記技術的課題を解決するために、この発明によれば、以下の油冷式スクリュ圧縮機が提供される。
すなわち、この発明の請求項1に係る油冷式スクリュ圧縮機では、
噛み合い状態で回転して被圧縮ガスを圧縮する雄雌一対のスクリュロータをケーシングのロータ室内に収容した油冷式スクリュ圧縮機であって、当該油冷式スクリュ圧縮機は、
前記一対のスクリュロータのうちのいずれか一方に対して駆動源からの回転駆動力を伝達する歯車機構を気密状態で収容する歯車室であって、当該歯車室が前記ケーシングの吸込側において前記ロータ室に対して隔壁を介して配設され、前記隔壁に形成された連通孔を介して前記ロータ室と前記歯車室の液溜まり部とが連通し、前記歯車機構の下端部が前記連通孔よりも高い位置に構成された歯車室と、
前記一対のスクリュロータの吐出側のロータ軸に対応して設けられた吐出側軸封部に略吐出圧の油を供給したあと、吐出側軸封部から流出した油を吐出側軸受部に供給する吐出側給油流路と、
前記吐出側軸受部から流出した吐出側軸封・軸受油を、前記歯車室の前記歯車機構に供給する歯車室給油流路と、を備えることを特徴とする。
この発明の請求項2に係る油冷式スクリュ圧縮機では、前記吐出側軸封部における前記略吐出圧の油は、前記ロータ室から吐出された吐出ガスを保圧逆止弁で保圧した状態で導入して油を分離回収する油分離回収器における油溜まりから供給されることを特徴とする。
この発明の請求項3に係る油冷式スクリュ圧縮機では、前記吐出側軸封部における前記略吐出圧の油は、前記油溜まりから前記油分離回収器内で保圧されているガス圧で供給されることを特徴とする。
この発明の請求項4に係る油冷式スクリュ圧縮機では、前記歯車室給油流路には、保圧部が設けられていることを特徴とする。
この発明の請求項5に係る油冷式スクリュ圧縮機では、前記保圧部は、前記歯車室の直前に設けられていることを特徴とする。
この発明の請求項6に係る油冷式スクリュ圧縮機では、前記歯車機構の下端部が前記スクリュロータの下端部よりも高い位置となるように構成されていることを特徴とする。
この発明の請求項7に係る油冷式スクリュ圧縮機では、前記連通孔の上端部が前記スクリュロータの下端部よりも高い位置となるように構成されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、軸封部をシールして吐出側軸受部から流出した吐出側軸封・軸受油が、歯車室給油流路を介して、歯車室内に気密状態で収容された歯車機構に供給され、歯車機構が潤滑されることになる。このとき、軸封に供されて吐出側軸受部から流出した吐出側軸封・軸受油中には、ガスの圧縮で生じた微小な圧縮ガスの気泡が多数溶け込んでいるので、吐出側軸封・軸受油が歯車室内に導入されると、吐出側軸封・軸受油中に含まれた圧縮ガスが一気に膨張して、歯車室内における圧力を上昇させる。そのため、歯車室内の油が連通孔を介してロータ室に押し出されて排出され、油面が下がるので、必要以上の油が歯車室内に溜まることが防止される。したがって、歯車機構の潤滑と、歯車室内の加圧とを同時に実現することができ、油分離回収器等を経て圧縮ガス需要設備へ供給される途中の圧縮ガスの一部を利用することないため、より多くの圧縮ガスを圧縮ガス需要設備に供給することができるという効果を奏する。
請求項2に係る発明では、略吐出圧に保圧された油分離回収器の油溜まりの油を用いることにより、微細な気泡を多量に含んだ略吐出圧の油を安定的に確保することができるという効果を奏する。
請求項3に係る発明では、保圧された油分離回収器の油溜まりに存在する油を、保圧されているガス圧を用いて吐出側軸封部に供給することにより、吐出側給油手段を別途設けることを必要とせず、低コスト化できるという効果を奏する。
請求項4に係る発明では、吐出側軸封・軸受油をできるだけ高圧に保ち、吐出側軸封・軸受油中に含まれた圧縮ガスが膨張するのを抑制することができるという効果を奏する。
請求項5に係る発明では、保圧部が歯車室に近いほど油の噴出力を維持できるので、歯車機構に対して効果的に注油できるという効果を奏する。
請求項6に係る発明では、歯車機構の下端部がスクリュロータの下端部よりも高い位置となるため、常に必要以上の油が歯車室内に溜まることが防止される。そのため、圧縮機作動時における撹拌によるエネルギーロスの発生を防ぐことができるとともに、再起動時における撹拌によるエネルギーロスを抑制することもでき、より確実に動力ロスを抑制することが出来る。
請求項7に係る発明では、連通孔の上端部がスクリュロータの下端部よりも高い位置となるように構成されているため、歯車室内の油面が連通孔まで下がりやすくなる。そのため、歯車室内で生じた圧縮ガスを必要以上に滞留させることなく速やかにロータ室の吸込側へ送ることができ、歯車室内で生じた圧縮ガスを無駄にすることがない。
この発明に係る油冷式スクリュ圧縮機本体の軸方向水平断面図である。 図1の要部拡大図である。 図1に示した油冷式スクリュ圧縮機本体の軸方向垂直断面図である。 この発明に係る油冷式スクリュ圧縮機のパッケージ全体構成を説明する図である。
以下に、この発明に係る油冷式スクリュ圧縮機の一実施形態に係るパッケージ型の油冷式スクリュ圧縮機1について、図1乃至4を参照しながら詳細に説明する。なお、実施形態の説明において上流側及び下流側というのは、それぞれ、圧縮機本体2におけるロータ室47を基準にして、その吸込側及び吐出側のことを意味している。
まず、図1乃至3を参照しながら、油冷式スクリュ圧縮機1の圧縮機本体2について説明する。
油冷式スクリュ圧縮機1の圧縮機本体2は、螺旋状の歯を有して互いに噛合する雄雌一対のスクリュロータ31,32と、雄雌一対のスクリュロータ31,32を収容するケーシング30と、を備える。ケーシング30は、ロータ室ハウジング30a及び吐出側ハウジング30bが、例えばボルト(図示しない)によって一体的に結合されている。
ロータ室ハウジング30aは、雄雌一対のスクリュロータ31,32をそれぞれ収容する交差した2つの円筒形の作動空間から構成されるロータ室47と、ロータ室47の吸込側に連設された吸込室46と、吸込室46の吸込側に設けられた吸込口4と、を備えている。雄スクリュロータ31と雌スクリュロータ32とが噛合した部分は、圧縮ガスをシールするシールラインをなすロータ噛合部39を構成している。一対のスクリュロータ31,32の回転によって、圧縮対象のガス(例えば、空気)は、吸込口4、吸込室46の吸込ポートを介してロータ室47へと吸い込まれて圧縮される。ロータ室47の作動空間には、油が供給される。ロータ室47に供給された油は、雄雌一対のスクリュロータ31,32の回転によって、ロータ室47の吐出側に向けて移送され、圧縮ガスとともに後述の吐出ポート5から吐出される。
吐出側ハウジング30bの下部には、吐出通路49が形成されている。吐出通路49は、ロータ室47の吐出側端部の下側で中央寄りに開口する吐出ポート5を有する。吐出ポート5から吐出された圧縮ガスは、吐出通路49を通じて圧縮機本体2の外に、すなわち、吐出通路49に接続されたガス吐出流路13を通じて後述する油分離回収器6(図4に図示)に、吐出される。
雄スクリュロータ31の吸込側のロータ軸33がロータ室ハウジング30aに設けられた吸込側軸受部36で支持され、吐出側のロータ軸33が吐出側ハウジング30bに設けられた吐出側軸受部37で支持されている。同様に、雌スクリュロータ32の吸込側のロータ軸34がロータ室ハウジング30aに設けられた吸込側軸受部36で支持され、吐出側のロータ軸34が吐出側ハウジング30bに設けられた吐出側軸受部37で支持されている。各スクリュロータ31,32のロータ軸33,34は、それぞれ、略水平方向に延在するように並列配置されている。
ロータ室ハウジング30aの吸込側の端部には、歯車装置50が一体的に連設されている。歯車装置50の歯車室51は、気密状態を保持することができるように構成され、歯車室51の内部に歯車機構59が収容されている。歯車機構59は、雄スクリュロータ31の吸込側のロータ軸33に取り付けられた被駆動歯車57と、駆動源としてのモータ3の出力軸35に取り付けられた駆動歯車58と、によって構成され、被駆動歯車57と駆動歯車58とが噛合している。歯車機構59は、雄雌一対のスクリュロータ31,32のうちのいずれか一方に対してモータ3の出力軸35からの回転駆動力を伝達するように構成されている。例えば、図1に示すように、歯車機構59は、モータ3の出力軸35の回転駆動力を雄スクリュロータ31に伝達するように構成されている。
モータ3の出力軸35が回転すると、歯車機構59を介して、雄スクリュロータ31の吸込側のロータ軸33が回転駆動される。雄スクリュロータ31が回転すると、雌スクリュロータ32が雄スクリュロータ31で押されることにより従動回転する。被駆動歯車57が小径であり、駆動歯車58が大径である歯車機構59では、モータ3の出力軸35の回転が増速されるので、当該歯車装置50は増速装置として機能する。
ロータ室ハウジング30aのロータ室47と歯車室51との間は、隔壁54によって仕切られている。隔壁54には、スクリュロータ31,32のロータ軸33,34をそれぞれ支持する吸込側軸受部36が設けられている。隔壁54の下部に形成された連通孔53は、ロータ室47の底部と、歯車室51の下部に形成される液溜まり52とを連通する。連通孔53は、歯車装置50の液溜まり52に溜まった油をロータ室47に導入するための流路として機能する。歯車室51における連通孔53の開口は、歯車機構59の下端部59aが液溜まり52に溜まっている油に浸漬しないような高さに配置されている。言い換えると、歯車機構59の下端部が連通孔53よりも高い位置になるように歯車室51を構成している。さらに、歯車機構59の下端部59aがスクリュロータ31,32の下端部よりも高い位置となるように歯車室51を構成している。
吐出側ハウジング30bにおいては、ロータ室47に隣接して雄雌のスクリュロータの各ロータ軸33,34を挿通するための一対の挿通穴41と、各挿通穴41の下流側に位置して各ロータ軸33,34を支持する一対の吐出側軸受部37を配設するための軸受空間44とが、形成されている。
吐出側のロータ軸33,34に対応してロータ室47に隣接するように吐出側軸封部38が設けられている。吐出側ハウジング30bの側壁には、油供給流路22と雄スクリュロータ側(以下、雄側と言う。)の吐出側軸封部38とをつなぐ給油孔42が形成されている。吐出側ハウジング30bの一対の挿通穴41間に形成されている中央隔壁には給油連通孔43が形成されていて、給油連通孔43は、雄側の吐出側軸封部38と雌スクリュロータ側(以下、雌側と言う。)の吐出側軸封部38とをつなぐ。
一対の挿通穴41は、雄側及び雌側の各ロータ軸33,34の軸方向に延びる円筒状の貫通穴であり、ロータ軸33,34よりも僅かに大径であるように寸法構成されている。雄側の挿通穴41の内壁面と雄側のロータ軸33の外周面との間に形成される隙間により、雄側の吐出側軸封部38が形成される。同様に、雌側の挿通穴41の内壁面と雌側のロータ軸33の外周面との間に形成される隙間により、雌側の吐出側軸封部38が形成される。軸封は、吐出側軸封部38に所定の圧力を加えることで機能する。そのため、吐出側給油流路40には、吐出側軸封部38に対して軸封作用を生じさせることのできる略吐出圧P1’の油が供給されるように構成すればよい。
ロータ室ハウジング30a及び吐出側ハウジング30bの境界部分では、ロータ室47の吐出側では吐出圧P1の圧縮ガスが存在し、吐出側軸封部38の側では略吐出圧P1’の油が供給されている。このことにより、ロータ室47と吐出側軸封部38との間での圧力差が殆ど無い状態となり、互いの圧力が実質的に釣り合っている。その結果、吐出側軸封部38での油の流れが規制されるため、吐出側軸封部38は、ロータ室47の吐出側からの圧縮ガスの漏出を防止する密封作用を有し、軸封として機能する。また、挿通穴41及びロータ軸33,34の隙間への油の充填性を高めて油切れを生じにくくするために、吐出側軸封部38には、給油孔42と給油連通孔43のある位置に対応する部分において、少なくとも1つの円環状の溝36が設けられている。本実施形態では、溝加工が容易であることから、吐出側軸封部38に対応するロータ軸33,34の外周面に円環状の溝36が形成されているが、挿通穴41の内周面に形成されていてもよく、また、それら内周面および外周面の両方に形成されていてもよい。
軸受空間44は、挿通穴41よりも大径である2つの円筒状空間が軸直交方向に並列配置された構成であり、各円筒状空間には雄側及び雌側の吐出側軸受部37がそれぞれ取り付けられている。各ロータ軸33,34が挿通された吐出側軸受部37のそれぞれが、軸受空間44の上流側部分に取り付けられている。そして、軸受空間44の下流側部分に形成される空間は、気密状態になっている。吐出側ハウジング30bにおいて吐出側軸受部37に対面する部分であって挿通穴41の外周部分には、吐出側軸封部38につながった吐出側軸受凹部45が形成されている。これにより、吐出側軸受凹部45は、吐出側軸封部38に存在する油を吐出側軸受部37に導くことができるようになっている。吐出側軸受凹部45は、挿通穴41から拡径するように凹んだ環状の隙間で構成されており、本実施形態では、挿通穴41よりも大径であって段状に凹んだ円環状の隙間で構成されている。
上記構成によれば、給油孔42(雌側においては給油連通孔43)と吐出側軸封部38と吐出側軸受凹部45とによって、吐出側軸受部37に油を供給する吐出側給油流路40が形成されている。吐出側給油流路40において、油供給流路22を通じて略吐出圧P1’の油が給油孔42に供給されると、吐出側軸封部38が略吐出圧P1’の油で満たされることで、吐出側軸封部38が軸封作用を発揮する。吐出側軸封部38における略吐出圧P1’の油が、吐出側軸受凹部45及び吐出側軸受部37を介して、吐出側軸封部38よりも若干低圧側の軸受空間44に導かれる過程で、吐出側軸受部37を潤滑する。吐出側軸受部37を潤滑して軸受空間44に導出された油の圧力P2は、略吐出圧P1’よりも若干低圧になっているが、大気圧よりも十分に高い圧力を有している。すなわち、軸受空間44は、吐出側軸封部38及び吐出側軸受部37を経由して略吐出圧P1’よりも若干低圧である圧力P2の油(以下、吐出側軸封・軸受油という。)で満たされている。そして、軸受空間44と歯車室51とは、歯車室給油流路60によって連通しており、歯車室給油流路60を通じて、軸受空間44に存在する吐出側軸封・軸受油が歯車室51に導かれる。
吐出側軸封部38が、油冷式スクリュ圧縮機1において最大圧力の吐出圧P1を持った圧縮ガスを閉じ込める吐出側のロータ室47に隣接するために、ロータ室47の吐出側に存する吐出圧P1の圧縮ガスが微小な気泡の形で溶け込んだ油が、吐出側軸封部38の側に漏出して、油供給流路22を通じて吐出側軸封部38に供給された油に対して混入することが生じると考えられる。吐出側給油流路40、軸受空間44及び歯車室給油流路60の全てが気密状態となっているので、吐出側軸封部38における略吐出圧P1’の油及び軸受空間44における圧力P2の吐出側軸封・軸受油は、 いずれも、圧縮ガスが油に溶け込んだ状態を維持している。したがって、歯車室給油流路60での圧力P2の吐出側軸封・軸受油は、微小な気泡の形で溶け込んだ圧縮ガスを含有する。
歯車室給油流路60には保圧部としてオリフィス62が配設されている。オフィス62は、吐出側軸封・軸受油の圧力が圧力P2である状態を保持して、歯車室51に導入される前に圧縮ガスが膨張することを抑制するために設けられている。したがって、オリフィス62が圧縮ガスの膨張を抑制する目的だけとするならば、歯車室給油流路60の途中のいずれの位置にオリフィス62を配置してもよい。なお、オリフィス62を歯車室51の近傍に配置するほど、油の噴出力を維持でき、歯車機構59に対して効果的に注油できるので、オリフィス62は歯車室51の直前に配置されるのが望ましく、この場合、オリフィス62を油の注油口となる油噴射ノズルとして機能するように構成しても良い。また、適当な口径の市販の流体ノズルを保圧部として用いても良い。
歯車室51の上部には注油口(図示せず)が設けられて、歯車室給油流路60が接続されている。歯車室51の注油口を通じて、歯車室給油流路60からの吐出側軸封・軸受油が歯車室51の内部にある歯車機構59に供給される。歯車室給油流路60からの吐出側軸封・軸受油が圧力P2の高圧を有するので、吐出側軸封・軸受油が歯車室51に導かれるやいなや、吐出側軸封・軸受油に含有された圧縮ガスが一気に膨張する。歯車室51に導かれた吐出側軸封・軸受油が、歯車機構59に向けて勢いよく噴出して、歯車機構59の被駆動歯車57及び駆動歯車58を潤滑する。歯車機構59を潤滑した油は、流下して歯車装置50の液溜まり52に溜まる。歯車機構59への給油過程で、吐出側軸封・軸受油に含有されて一気に膨張した圧縮ガスからの圧力によって、歯車室51は、その内部圧力が大気圧よりも高い加圧状態になる。
歯車室51の内部圧力が大気圧よりも加圧された状態になっているので、液溜まり52の油面55が押し下げられ、歯車装置50の液溜まり52に溜まっている油が、連通孔53を通じてロータ室47に押し出されて排出される。これによって、圧縮機本体2の作動時において、歯車機構59の下端部59aが液溜まり52に溜まっている油の油面55に浸漬することがない。
したがって、歯車室51の液溜まり52に溜まっている油が、圧縮機本体2の作動時において、連通孔53を通じてロータ室47に排出されるので、必要以上の油が歯車室51内に溜まることが防止され、その結果、撹拌によるエネルギーロスの低減と油温上昇の抑制とを実現することができる。
なお、歯車機構59の下端部が連通孔53及びスクリュロータ31,32の下端部よりも高い位置になるように構成されている歯車室51においては、圧縮機本体2の停止時においても歯車室51内の油面がスクリュロータ31,32の下端部の高さを大きく超えることはない。圧縮機本体2の停止時においても必要以上の油が歯車室51内に溜まることを防止することができるため、再起動時における撹拌によるエネルギーロスの低減と油温上昇の抑制とを実現することができ、より確実に運転時の動力ロスの発生を防ぐことができる。
また、歯車機構59の下端部が連通孔53及びスクリュロータ31,32の下端部よりも高い位置になるように構成されていて、さらに連通孔53の上端部がスクリュロータ31,32の下端部よりも高い位置となるように構成されている歯車室51においては、歯車室51内の油面が連通孔まで下がりやすくなる。そのため、歯車室51内で膨張することにより生じた圧縮ガスを必要以上に滞留させることなく速やかにロータ室47の吸込側へ送ることができ、歯車室51内で生じた圧縮ガスを無駄にすることがない。
つぎに、図4を参照しながら、油冷式スクリュ圧縮機1のパッケージ全体構成について説明する。
このパッケージ型の油冷式スクリュ圧縮機1は、上述した圧縮機本体2、圧縮機本体2を駆動するモータ3、圧縮ガスから油分を分離・回収する油分離回収器6、油分離回収器6で分離・回収された油を冷却するオイルクーラ8、油分離回収器6で油の分離された圧縮ガスを冷却するアフタークーラ16、オイルクーラ8やアフタークーラ16を空冷するためのシロッコファン18及び各種配管系等を備えている。
モータ3により駆動される圧縮機本体2は、その吸込側において吸込フィルタ及び吸気調節弁が設置され、その吐出側において油分離回収器6が設置されている。油分離回収器6の上部には、油分離エレメント6aが設けられ、油分離回収器6の下部にはオイルセパレータタンク6bが取り付けられている。圧縮機本体2の吐出側と油分離回収器6とは、ガス吐出流路13によって接続されている。更に、油分離回収器6の油分離エレメント6aの側に接続されたガス吐出流路13は、放気装置、安全弁及び保圧逆止弁をそれぞれ備え、アフタークーラ16に至る。また、オイルセパレータタンク6bの油溜まり部6cに溜まった油が、油温が設定値以上の場合にはオイルフィルタ、自動温度調節弁及びオイルクーラ8を経て、或いは油温が設定値より低い場合には自動温度調節弁からオイルクーラ8を経ることなくバイパス流路を経て、圧縮機本体2に至るように構成された油供給流路22が設けられている。
圧縮機本体2は、油供給流路22から注油を受けながら、吸込フィルタ及び吸気調節弁を介して吸い込んだガスを圧縮し、油を含んだ圧縮ガスをガス吐出流路13に吐出圧P1で吐出し、油分離回収器6に至らせる。油分離回収器6の油分離エレメント6aの下流側のガス吐出流路13が保圧逆止弁を備えることで、油分離回収器6内を保圧することができる。圧縮ガスが油分離回収器6の油分離エレメント6aを経由する過程で、気液分離が行われる。圧縮ガスは、アフタークーラ16、ドレインセパレータ及びボールバルブを備えるガス吐出流路13を通じて、機外の圧縮ガス需要設備17に送出される。保圧された状態の油分離回収器6により分離・回収されてオイルセパレータタンク6bに溜められた油は、オイルポンプで加圧することなく保圧されているガス圧で油供給流路22に送り出され、油供給流路22を通じて、圧縮機本体2の吐出側軸封部38(図1等に図示)やロータ室47(図1等に図示)の圧縮側空間等に供給される。
略吐出圧に保圧された状態の油分離回収器6のオイルセパレータタンク6bの油溜まり6cには、微細な気泡を多量に含んだ油が貯留されることになる。このため、この油を用いることにより、微細な気泡を多量に含んだ略吐出圧の油を安定的に確保することができる。また、略吐出圧に保圧された油分離回収器6の油溜まり6cの油を、保圧されているガス圧を用いて吐出側軸封部38に供給することにより、吐出側給油手段を別途設けることを必要とせず、低コスト化できる。なお、その他の点については、先に説明した図1乃至図3で示す実施形態と同様であるので説明を省略する。
1:パッケージ型の油冷式スクリュ圧縮機
2:圧縮機本体
3:モータ
4:吸込口
5:吐出ポート
6:油分離回収器
8:油冷却器
13:ガス吐出流路
18:冷却ファン
22:油供給流路
30:ケーシング
30a:ロータ室ハウジング
30b:吐出側ハウジング
31:雄スクリュロータ
32:雌スクリュロータ
33:ロータ軸
34:ロータ軸
35:出力軸
36:溝
37:吐出側軸受部
38:吐出側軸封部
39:ロータ噛合部
40:吐出側給油流路
41:挿通穴
42:給油孔
43:給油連通孔
44:軸受空間
45:吐出側軸受凹部
46:吸込室
47:ロータ室
50:歯車装置
51:歯車室
52:液溜まり
53:連通孔
54:隔壁
55:油面
59:歯車機構
60:歯車室給油流路
62:オリフィス(保圧部)

Claims (7)

  1. 噛み合い状態で回転して被圧縮ガスを圧縮する雄雌一対のスクリュロータをケーシングのロータ室内に収容した油冷式スクリュ圧縮機であって、当該油冷式スクリュ圧縮機は、
    前記一対のスクリュロータのうちのいずれか一方に対して駆動源からの回転駆動力を伝達する歯車機構を気密状態で収容する歯車室であって、当該歯車室が前記ケーシングの吸込側において前記ロータ室に対して隔壁を介して配設され、前記隔壁に形成された連通孔を介して前記ロータ室と前記歯車室の液溜まり部とが連通し、前記歯車機構の下端部が前記連通孔よりも高い位置に構成された歯車室と、
    前記一対のスクリュロータの吐出側のロータ軸に対応して設けられた吐出側軸封部に略吐出圧の油を供給したあと、吐出側軸封部から流出した油を吐出側軸受部に供給する吐出側給油流路と、
    前記吐出側軸受部から流出した吐出側軸封・軸受油を、前記歯車室の前記歯車機構に供給する歯車室給油流路と、を備えることを特徴とする、油冷式スクリュ圧縮機。
  2. 前記吐出側軸封部における前記略吐出圧の油は、前記ロータ室から吐出された吐出ガスを保圧逆止弁で保圧した状態で導入して油を分離回収する油分離回収器における油溜まりから供給されることを特徴とする、請求項1に記載の油冷式スクリュ圧縮機。
  3. 前記吐出側軸封部における前記略吐出圧の油は、前記油溜まりから前記油分離回収器内で保圧されているガス圧で供給されることを特徴とする、請求項2に記載の油冷式スクリュ圧縮機。
  4. 前記歯車室給油流路には、保圧部が設けられていることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか1つに記載の油冷式スクリュ圧縮機。
  5. 前記保圧部は、前記歯車室の直前に設けられていることを特徴とする、請求項4に記載の油冷式スクリュ圧縮機。
  6. 前記歯車室は、前記歯車機構の下端部が前記スクリュロータの下端部よりも高い位置に構成されていることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか1つに記載の油冷式スクリュ圧縮機。
  7. 前記連通孔の上端部が前記スクリュロータの下端部よりも高い位置となるように構成されていることを特徴とする、請求項6に記載の油冷式スクリュ圧縮機。
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