JP2018040324A - 圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ケーシングの下部に溜まる油を除去し、冷媒ガスの圧力損失の増加を抑制して、性能の低下を防止することが可能な圧縮機を提供する。
【解決手段】スクリュー圧縮機100は、冷媒吸入口7を有するケーシングと、ケーシング内に収容される電動機6と、ケーシング内に収容され、電動機6により駆動され、冷媒ガスを圧縮する圧縮機構部と、冷媒吸入口7から圧縮機構部に至る冷媒ガスのガス流路上であって、ケーシング内の下部に位置する吸入前油溜り部33と圧縮機構部とを連通する油通路31と、油通路31の途中に設けられ、油通路31内に減圧領域を形成するためのエジェクタ機構34とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷凍空調用などに用いられる圧縮機に関する。
圧縮機の一種であるスクリュー圧縮機は、スクリューロータとスクリューロータを支持する低圧側軸受と高圧側軸受、スクリューロータを駆動する電動機およびこれらを収納するケーシングで主に構成される。電動機は低圧側と高圧側のいずれにも配置可能であるが、低圧側に配置すると低温、低圧の冷媒ガスで発熱した電動機を冷却できるため、低圧側に配置されるケースが多い。スクリューロータを駆動する電動機を低圧側に配置したスクリュー圧縮機が特許文献1に開示されている。
また、冷凍サイクル内には、使用前の洗浄では完全に除去できなかった銅粉,鉄粉等の異物が少なからず存在する。冷凍サイクルの一構成要素であるスクリュー圧縮機が、これらの異物を含んだ冷媒ガスを吸い込んだ場合、圧縮機構部を支持する軸受の軌道面と転動面上を損傷させて軸受寿命を著しく低下させることがある。この異物吸込みによるスクリュー圧縮機の信頼性低下を防止するため、低圧側のケーシングに吸入冷媒ガスに含まれる異物を除去するためのストレーナを装備することが一般的となっている。
一方、低圧側のケーシングに電動機やストレーナを配置すると、低圧側のケーシングにおいてガス通路面積が縮小して冷媒ガスの吸入圧力損失が増加する。その結果、冷媒循環量が減少して圧縮機の性能が低下する。吸入圧力損失を低減させるために、ストレーナ取付け用の固定フランジを設置したスクリュー圧縮機が、特許文献2に開示されている。特許文献2では、ストレーナ取付け用の固定フランジを設置することで、ストレーナの通過面積を自由に設定することを可能にして、通過面積を拡大させて吸入圧力損失を低減させている。
特開平07−317684号公報 特開2007−303319号公報
ところで、低圧側のケーシングに配置された電動機やストレーナ以外にも低圧側ケーシングに冷凍機油が溜まることが吸入圧力損失を低減させる要因となっている。すなわち、吐出冷媒ガス中に混入した油が、圧縮機から冷凍サイクルへ運び出された場合、油は冷凍サイクルを循環して冷媒とともに圧縮機の冷媒吸入口から吸入され、この油がケーシングの下部の空間に溜まることで冷媒ガスの通路面積が減少する。これにより、冷媒ガスの圧力損失が増加してし、圧縮機の性能が低下していた。
そこで、本発明は、ケーシングの下部に溜まる油を除去し、冷媒ガスの圧力損失の増加を抑制して、性能の低下を防止することが可能な圧縮機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一形態に係る圧縮機は、冷媒吸入口を有するケーシングと、前記ケーシング内に収容される電動機と、前記ケーシング内に収容され、前記電動機により駆動され、冷媒ガスを圧縮する圧縮機構部と、前記冷媒吸入口から前記圧縮機構部に至る冷媒ガスのガス流路上であって、前記ケーシング内の下部に位置する空間と、前記圧縮機機構と、を連通する油通路と、前記油通路の途中に設けられ、前記油通路内に減圧領域を形成するための減圧装置と、を備える。
本発明によれば、ケーシングの下部に溜まる油を除去し、冷媒ガスの圧力損失の増加を抑制して、性能の低下を防止することが可能な圧縮機を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係るスクリュー圧縮機の断面図を示す。 スクリュー圧縮機の圧縮機構部の断面図を示す。 本発明の第2の実施形態に係るスクリュー圧縮機の断面図を示す。
以下、本発明のスクリュー圧縮機の実施形態を、図面を用いて説明する。なお、各図において、同一符号を付した部分は同一或いは相当する部分を示している。
まず、本発明の第1の実施形態に係るスクリュー圧縮機100について、図1、2を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るスクリュー圧縮機100の断面図を示し、図2は、スクリュー圧縮機100の圧縮機構部の断面図を示している。
スクリュー圧縮機100は、メインケーシング1、吸入口7を有するモータケーシング2、吐出ケーシング3、および吐出口13を有する油分離ケーシング4を有し、これらのケーシング1〜4は互いに密封関係に接続されている。
モータケーシング2には、駆動用電動機6が収納されている。駆動用電動機6は、モータケーシング2に固定された電動機ステータ6aと電動機ステータ6a内に回転自在に設けられた電動機ロータ6bとを備える。駆動用電動機6は、電源端子20を介して供給される電流により駆動される。また、モータケーシング2には、ストレーナが取り付けられた冷媒吸入口7が形成されている。
メインケーシング1には、円筒状ボア15、およびガスを円筒状ボア15に導入する吸入ポート8が形成されている。図2に示すように、円筒状ボア15内に、雄ロータ5aおよび雌ロータ5bが互いに噛み合わせられた状態で収納されている。メインケーシング1と、雄ロータ5aおよび雌ロータ5bの噛み合い歯面とにより、圧縮室30が形成される。また、メインケーシング1の雄ロータ5aおよび雌ロータ5bの下側には、吸入ポート形成部8aが設けられている。吸入ポート形成部8aは、冷媒ガスの流路の上流側から下流側に向かうにつれて雄ロータ5aおよび雌ロータ5bに近づくように傾斜する傾斜面8bを有する。傾斜面8bにより、吸入ポート8が形成れている。雄ロータ5aおよび雌ロータ5b等により圧縮機構部が構成される。
吸入ポート形成部8aの上流側には、冷媒ガス中の油が溜まる吸入前油溜り部33が発生する。吸入前油溜り部33は、冷媒吸入口7から圧縮機構部に至る冷媒ガスのガス流路上であって、メインケーシング1内の下部に位置する空間に相当する。当該空間に冷媒ガス中の油が溜まり吸入前油溜り部33となる。なお、当該空間は、メインケーシング1および他の部材等によって形成される窪みである。
図1に示すように、雄ロータ5aの吸込側軸部は、メインケーシング1に設けられたころ軸受9、10に回転可能に支持され、雄ロータ5aの吐出側軸部は、吐出ケーシング3に設けられたころ軸受11および玉軸受12に回転可能に支持されている。雄ロータ5aの軸は、モータケーシング2側で駆動用電動機6の電動機ロータ6bに連結されている。雌ロータ5bの吸込側軸部は、メインケーシング1に設けられた図示せぬころ軸受に回転可能に支持され、雌ロータ5bの吐出側軸部は、吐出ケーシング3に設けられた図示せぬころ軸受および玉軸受により回転可能に支持されている。
また、メインケーシング1には、油溜り部18が設けられている。油溜り部18には、油分離ケーシング4に設けられたオイルセパレータにより、冷媒ガスから分離された油が溜まるように構成されている。また、メインケーシング1には、油通路31およびメイン側冷媒ガス通路32aが形成されている。油通路31は、圧縮室30と吸入前油溜り部33とを繋ぐように形成されている。油通路31は、一端が吸入前油溜り部33の下部に接続され、他端がガス冷媒の圧縮開始時の圧縮室30に連通するように構成されている。メイン側冷媒ガス通路32aは、一端が油通路31に接続され、他端が後述の吐出側冷媒ガス通路32bに接続されている。油通路31とメイン側冷媒ガス通路32aとの接続部には、減圧装置としてのエジェクタ機構34が設けられている。エジェクタ機構34は、冷媒ガスの流れを利用して減圧状態を作り出す。
吐出ケーシング3は、ボルト等によってメインケーシング1に固定されている。ころ軸受11および玉軸受12を収納する。吐出ケーシング3には、円筒状ボア15と油分離ケーシング4を連通するガスの吐出通路14が形成されている。また、吐出ケーシング3の一端には、ころ軸受11および玉軸受12を収納する軸受室16を閉止する遮蔽板17が取付けられている。吐出ケーシング3には、一端がメイン側冷媒ガス通路32aの他端に接続され、他端が吐出通路14に接続される吐出側冷媒ガス通路32bが形成されている。メイン側冷媒ガス通路32aおよび吐出側冷媒ガス通路32bにより、冷媒ガス通路32が構成される。
また、メインケーシング1および吐出ケーシング3内には図示せぬ給油通路が形成されており、メインケーシング1の下部の油溜り部18と各軸受を連通するように構成されている。
次に、スクリュー圧縮機100における冷媒ガスおよび油の流れについて説明する。
モータケーシング2の冷媒吸入口7から吸入された低温、低圧の冷媒ガスは、駆動用モータ6とモータケーシング2の間に設けられたガス通路、および、電動機ステータ6a、電動機ロータ6b間のギャップを通過し、駆動用電動機6を冷却した後、吸入側油溜り部33を通過して、メインケーシング1内であって雄ロータ5aおよび雌ロータ5bの下側に形成された吸入ポート8から、圧縮室30に吸入される。その後、冷媒ガスは、圧縮室30に密閉され、雄ロータ5aの回転の回転に伴う圧縮室30の縮小によって徐々に圧縮され、高温、高圧の冷媒ガスとなって、吐出ケーシング3から吐出通路14を通り、油分離ケーシング4内へ吐出される。また、吐出通路14へ吐出された高温・高圧の冷媒ガスの一部は、冷媒ガス通路32に流入する。
一方、圧縮時に雄ロータ5a、雌ロータ5bに作用する圧縮反力のうち、ラジアル荷重をころ軸受9、10、11により支持され、スラスト荷重を玉軸受12により支持される。 これらの軸受の潤滑および冷却用の油は、メインケーシング1の高圧側(圧縮室30に対する冷媒ガスの下流側)に設けた油溜め部18から、差圧によって、各軸受に連通する給油通路を通って各軸受に給油され、圧縮ガスと共に油分離ケーシング4内に吐出される。圧縮冷媒ガスに含まれる油は、油分離ケーシング4内のオイルセパレータにより冷媒ガスから分離され、メインケーシング1に設けられた油溜め部18に溜められる。油分離後、圧縮冷媒ガスは、冷媒吐出口13より吐出される。
また、メインケーシング1の吸入ポート8付近には、冷媒吸入口7から吸入された冷媒ガス中に混入されていた油が溜まることにより、吸入側油溜り部33が発生する。冷媒ガス通路32に流入した冷媒ガスによって、エジェクタ機構34において減圧領域が発生する。エジェクタ機構34は、油通路31の途中に設けられているので、吸入側油溜り部33の油は吸引される。吸引された油は圧縮室30に運ばれ、冷媒ガスとともに圧縮され、最終的にメインケーシング1の油溜り部18に溜められる。
以上のようなスクリュー圧縮機100によれば、吸入側油溜り部33の油は、エジェクタ機構34により油通路31を介して、圧縮室30に運ばれ、油分離ケーシング4で冷媒ガスから分離された後、油溜り部18に溜められる。このようにして、吸入側油溜り部33に溜まった油を排出することができる。これにより、吸入ポート8の上流側のガス冷媒の通路面積の減少を防止することができ、圧力損失を低減させることができる。よって、スクリュー圧縮機100の性能の低下を防止することができる。
また、減圧装置はエジェクタ機構34であるので、簡易な構成により減圧領域を発生させることができ、吸入側油溜り部33の油を圧縮室30に運ぶことができる。
また、油通路31は、メインケーシング1に形成されているので、スクリュー圧縮機100のサイズをコンパクトにすることができる。
また、油通路31は、ガス冷媒の圧縮開始時(密閉直後)の圧縮室30に連通するように構成されているので、圧縮室30と吐出通路14との差圧を大きくすることができ、油排出効果を向上させることができる。
また、油通路31は、吸入側油溜り部33の下部に接続されているので、吸入側油溜り部33に溜まった油を十分に排出することができる。
次に、本発明の第2の実施形態に係るスクリュー圧縮機200について、図3を参照して説明する。なお、第1の実施の形態に係るスクリュー圧縮機100と同一の部材については、同一の参照番号を付して説明を省略し、異なる部分について説明を行う。
図3は、第2の実施形態に係るスクリュー圧縮機200の断面図を示している。
図3に示すように、吸入前油溜り部33から油を排出するための油通路が、油配管35とケーシング油通路36とにより構成されている。油配管35は、メインケーシング1の外部に設けられ、一端が吸入側油溜り部33の下部に接続され、他端がメインケーシング1の端面に接続されている。ケーシング油通路36は、メインケーシング1に形成され、一端が油配管35の他端に接続され、他端が圧縮室30(図2)に接続されている。
また、冷媒ガス配管37が、メインケーシング1および吐出ケーシング3の外部に設けられ、一端が油分離ケーシング4の冷媒吐出口13に接続され、他端が油配管35に接続されている。そして、油配管35と冷媒ガス配管37との接続部に、エジェクタ機構34が設けられている。
かかる構成においても、吸入側油溜り部33の油は、エジェクタ機構34により油配管35およびケーシング油通路36を介して、圧縮室30に運ばれ、油分離ケーシング4で冷媒ガスから分離された後、油溜り部18に溜められる。
よって、本実施形態のスクリュー圧縮機200によれば、第1の実施形態のスクリュー圧縮機100と同様に、吸入側油溜り部33に溜まった油を排出することができるので、吸入ポート8の上流側のガス冷媒の通路面積の減少を防止することができ、圧力損失を低減させることができる。よって、スクリュー圧縮機200の性能の低下を防止することができる。
また、油通路をメインケーシング1の外部に設けた油配管35により構成しているので、メインケーシング1の簡素化を図ることができる。また、エジェクタ機構34および冷媒ガス配管37も、メインケーシング1および吐出ケーシング3の外部に設けたので、メインケーシング1および吐出ケーシング3の簡素化を図ることができる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。
例えば、上記の実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
例えば、上記の実施形態では、減圧装置としてエジェクタ機構34を用いたが、ポンプをもちいてもよい。また、上記の実施形態では、油通路31を、ガス冷媒の圧縮開始時の圧縮室30に連通するように構成したが、圧縮途中に対する圧縮開始時の容積比が1〜1.5の状態にある圧縮室30に連通するように構成してもよい。油を戻すタイミングが圧縮開始前(容積比が1以下)であると、油が低圧側に漏れて冷媒ガスを温めて、冷媒ガスが膨張し、冷媒ガスが圧縮室30で十分に圧縮されない可能性がある。一方、容積比が1.5より大きい場合には、圧縮室30と吐出通路14との差圧が十分にとれなくなり、吸入側油溜り部33の油を十分に排出することができない。
また、上記の実施形態は本発明を冷凍空調用スクリュー圧縮機に適用した場合について説明したが、その他のガス圧縮機、例えばロータリー型、スクロール型、レシプロ圧縮機、の他にも吸入側に油溜りが発生する圧縮機の何れに対しても同様に適用できる。また、冷媒ガス配管37は、一端が油分離ケーシング4の冷媒吐出口13に接続されていたが、吐出通路14に接続されてもよい。
1 メインケーシング
2 モータケーシング
3 吐出ケーシング
4 油分離ケーシング
5a 雄ロータ
5b 雌ロータ
6 駆動用電動機
6a 電動機ステータ
6b 電動機ロータ
7 冷媒吸入口
8 吸入ポート
8a 吸入ポート形成部
8b 傾斜面
9 ころ軸受
10 ころ軸受
11 ころ軸受
12 玉軸受
13 冷媒吐出口
14 冷媒ガス吐出通路
15 円筒状ボア
16 軸受室
17 遮蔽板
18 油溜り部
20 電源端子
30 圧縮部
31 油通路
32 冷媒ガス通路
32a メイン側冷媒ガス通路
32b 吐出側冷媒ガス通路
33 吸入側油溜り部
34 エジェクタ機構
35 油配管
36 ケーシング油通路
37 冷媒ガス配管

Claims (8)

  1. 冷媒吸入口を有するケーシングと、
    前記ケーシング内に収容される電動機と、
    前記ケーシング内に収容され、前記電動機により駆動され、冷媒ガスを圧縮する圧縮機構部と、
    前記冷媒吸入口から前記圧縮機構部に至る冷媒ガスのガス流路上であって、前記ケーシング内の下部に位置する空間と、前記圧縮機構部と、を連通する油通路と、
    前記油通路の途中に設けられ、前記油通路内に減圧領域を形成するための減圧装置と、を備える圧縮機。
  2. 前記圧縮機構部は、互いに噛み合う雄ロータおよび雌ロータを有し、
    前記ケーシングと、前記雄ロータおよび前記雌ロータの噛み合い歯面と、によりガス冷媒を圧縮する圧縮室が形成され、
    前記油通路は、前記空間と前記圧縮室とを連通する、請求項1に記載の圧縮機。
  3. 前記減圧装置は、前記圧縮室から吐出される高圧のガス冷媒の流れを利用して減圧領域を形成するエジェクタ機構である、請求項2に記載の圧縮機。
  4. 前記油通路は、前記ケーシングに形成されている、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の圧縮機。
  5. 前記油通路は、前記ケーシングの外部に設けられ一端が前記空間に接続された油配管と、前記ケーシングに形成され、一端が前記油配管の他端に接続され、他端が前記圧縮室に接続されたケーシング通路と、により構成され、
    前記エジェクタ機構は、前記油配管に設けられている、請求項2または請求項3に記載の圧縮機。
  6. 前記油通路は、ガス冷媒の圧縮開始時の前記圧縮室に連通するように構成されている、請求項2から請求項5に記載の圧縮機。
  7. 前記油通路は、圧縮途中に対する圧縮開始時の容積比が1〜1.5の状態にある前記圧縮室に連通するように構成されている、請求項2から請求項5のいずれか一項に記載の圧縮機。
  8. 前記空間は、冷媒ガス中の油が溜まる油溜り部であり、
    前記油通路は、前記油溜り部の下部に接続されている、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の圧縮機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020007982A (ja) * 2018-07-10 2020-01-16 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 二段スクリュー流体機械

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