JPH09301684A - 移動式クレ−ンのジブ長さ検出装置 - Google Patents
移動式クレ−ンのジブ長さ検出装置Info
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- JPH09301684A JPH09301684A JP11780396A JP11780396A JPH09301684A JP H09301684 A JPH09301684 A JP H09301684A JP 11780396 A JP11780396 A JP 11780396A JP 11780396 A JP11780396 A JP 11780396A JP H09301684 A JPH09301684 A JP H09301684A
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Abstract
単で信頼性があり、しかも安価に実現する装置を提供す
ることを課題とする。 【解決手段】 複数の継ぎジブ8・・・をピンで結合し
て組立てたジブを備えた移動式クレ−ンに於て、継ぎジ
ブ8の両端部にクレ−ンの最長ジブ長さ時の継ぎジブ8
の数nより1つ以上多くしたn+1個以上のピンa1,
a2・・・a(n+1)・・・を有するコネクタ7aと7
bを備え、隣接するコネクタ7aと7b間のピン接続
は、コネクタ7aのピンa1とピンa2をコネクタ7bの
ピンb1に、コネクタ7aのピンa3をコネクタ7bのピ
ンb2に、コネクタ7aのピンa4をコネクタ7bのピン
b3に、そしてコネクタ7aのピンa(n+1)をコネク
タ7bのピンb(n)と電線9で接続し、かつ電線9のジ
ブ基部側をそれぞれ別の電線13を介し、過負荷防止装
置10のディジタル入力ポ−ト11に継ぐことにより、
複数個の継ぎジブ8・・・の個数を自動的に入力し演算
してジブ長さを求めることができるようにした。
Description
複数結合して組立てて構成したジブを備えた移動式クレ
−ンのジブ長さ検出装置に関するものである。
に入れる継ぎジブ(図1のa1〜a3)の数を変えて組み
立てることにより、仕事の内容に応じてジブの長さを変
えることができる。そしてジブの長さに応じて異なる吊
上げ性能を持つようにする。トラッククレ−ン等の伸縮
ジブではコ−ドリ−ル型の長さ検出器c(図3)により
ジブ長さを検出している。これに対しピンで結合して組
立てるジブ(クロ−ラクレ−ンのラチス式ジブやトラッ
ククレ−ンのラフィングジブ等)では自動検出手段を用
いないで、図2の如くオペレ−タが運転室内でジブ長さ
の数値を直接過負荷防止装置の入力部dに入力するか、
或いはロ−タリスイッチe等で選択している。このた
め、オペレ−タが誤ったジブ長さを入力しこの状態でク
レ−ン作業をした時には、転倒事故を起こす危険性があ
った。
して組立てたジブにおいて、ジブ長さを自動検出する手
段を備えることにより、過負荷防止装置の表示する吊上
げ性能を自動的に切換えうるようにし、これにより従来
のオペレ−タが誤ったジブ長さを過負荷防止装置に入力
したことが原因で発生したような事故を未然に防ぐこと
を可能にした(特開平8−12265)。
片側に電線1を固定具2で固定している。この電線1
は、両端にコネクタ3aと3bがそれぞれ取付けられて
いて、隣接する継ぎジブaの電線1とこのコネクタを介
し接続できる。4は電線1の途中に設けた抵抗箱で、こ
の中に一定の抵抗値Rの抵抗がセットされている。
立てた後、上記電線1のコネクタ3a,3bを全て接続
すると、回路の全抵抗は接続した固定抵抗の数すなわち
継ぎジブの数によって変化する。従って、全抵抗値R1
+R2+R3(又は電圧降下量)を測定することによりジ
ブの長さLを知ることができる。この構成でオペレ−タ
が誤ったジブの長さを入力することがなくなったが、次
の如き問題点が残されている。 1)抵抗箱4を設けることにより継ぎ目が増すこと、或
は水の浸入の機会が増すという点で信頼性が低下する。
又、それを補なう為にはコストが大となる。 2)過負荷防止装置へ入力する為、演算器6内でA/D
変換が必要で高価になる。
長さ検出を従来より簡単で信頼性があり、しかも安価に
実現する装置を提供することを課題とする。
をピンで結合して組立てたジブを備えた移動式クレ−ン
に於て、継ぎジブ8の両端部にクレ−ンの最長ジブ長さ
時の継ぎジブ8の数nより1つ以上多くしたn+1個以
上のピンa1,a2・・・a(n+1)・・・を有するコネ
クタ7aと7bを備え、隣接するコネクタ7aと7b間
のピン接続は、コネクタ7aのピンa1とピンa2をコネ
クタ7bのピンb1に、コネクタ7aのピンa3をコネク
タ7bのピンb2に、コネクタ7aのピンa4をコネクタ
7bのピンb3に、そしてコネクタ7aのピンa(n+
1)をコネクタ7bのピンb(n)と電線9で接続し、か
つ電線9のジブ基部側をそれぞれ別の電線13を介し、
過負荷防止装置10のディジタル入力ポ−ト11に継ぐ
ことにより、複数個の継ぎジブ8・・・の個数を自動的
に入力し演算してジブ長さを求めることができるように
した。又ジブ先端の過巻防止装置5への配線の芯線を増
加し、ジブ長さ検出装置のコネクタ7a,7b間を継ぐ
電線9と、過巻防止装置5用配線とを一体化した。
る。図7(b)の如く、図4で説明した継ぎジブaと同様
の継ぎジブ8をピンで結合して組立てたジブを備えた移
動式クレ−ンにおいて、電線9を各継ぎジブ8に取付
け、順次コネクタ7a,7bで互いに接続する。コネク
タ7a,7bのピンa又はbの数は、そのクレ−ンの最
長ジブ長さ時の継ぎジブ8の数をn個とすると、n+1
又はそれ以上となっている。図7の例では継ぎジブ8は
4個でピン数は4+1=5(個)である。継ぎジブ8の両
端に設けたコネクタのピン接続は図6の様になってい
る。即ちコネクタ7aに5個のピンa1〜a5が設けら
れ、他方のコネクタ7bにて5個のピンb1〜b5が設け
られている。そしてピンa1,a2とピンb1、ピンa3と
ピンb2、ピンa4とピンb3、ピンa5とピンb4と接続
している。コネクタ7bの最後のピンb5は空となって
いる。
である。そしてジブの根元側のコネクタ7aにさらに電
線13を継ぎ、電線13の端を過負荷防止装置10のデ
ィジタル入力ポ−ト11のピンc1〜c5に継いでいる。
装置5が取付けられている(図8)。継ぎジブ8を継いで
ジブを組立てた後、過巻防止装置5のための配線をジブ
の基部からジブ先端まで伸ばす必要があるが、図9では
配線用電線の芯線を増やして、前記ジブ長さ検出装置の
電線9と過巻防止装置5用配線9′を一体化している。
継ぎジブ8を継いでジブを組立てた後、上記電線9のコ
ネクタ7a,7bを全て接続すると、過負荷防止装置1
0のディジタル入力部のフォトカプラP1〜P4(図7)
は、継ぎジブ8の数だけP1〜P4の順でONする。これ
らの入力により過負荷防止装置10は、ジブ長さを特定
し、各種演算や表示に使用される。即ち電線をコネクタ
を介し接続するだけでジブ長さを過負荷防止装置10に
自動的に入力することができ、従来の如きオペレ−タの
入力ミスから発生する事故を未然に防ぐことができる。
やした電線を接続し、過負荷防止装置10のディジタル
入力ポ−ト11を増やすことによって、ジブ長さを自動
的に検出することができるようになった。これにより従
来型に比べ、信頼性の低下もなく、コストアップも少な
く、現行の構造からの変更も容易となった。
を示す。
示す。
ジブ8に於ける電線の接続状態を示す。
態を示す。
ジブ長さ検出装置を組合せた状態の側面図。
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の継ぎジブ(8・・・)をピンで結合
して組立てたジブを備えた移動式クレ−ンに於て、 継ぎジブ(8)の両端部にクレ−ンの最長ジブ長さ時の継
ぎジブ(8)の数nより1つ以上多くした(n+1)個以上
のピン(a1,a2・・・a(n+1)・・・)を有するコネ
クタ(7aと7b)を備え、隣接するコネクタ(7aと7b)間のピ
ン接続は、コネクタ(7a)のピンa1とピンa2をコネクタ
(7b)のピンb1に、コネクタ(7a)のピンa3をコネクタ(7
b)のピンb2に、コネクタ(7a)のピンa4をコネクタ(7b)
のピンb3に、そしてコネクタ(7a)のピンa(n+1)を
コネクタ(7b)のピンb(n)と電線(9)で接続し、かつ電
線(9)のジブ基部側をそれぞれ別の電線(13)を介し、過
負荷防止装置(10)のディジタル入力ポ−ト(11)に継ぐこ
とにより、複数個の継ぎジブ(8・・・)の個数を自動的
に入力し演算してジブ長さを求めることができるように
したことを特徴とする移動式クレ−ンのジブ長さ検出装
置。 - 【請求項2】 ジブ先端の過巻防止装置(5)への配線の
芯線を増加し、ジブ長さ検出装置のコネクタ(7a,7b)間
を継ぐ電線(9)と、過巻防止装置(5)用配線とを一体化
した請求項1の移動式クレ−ンのジブ長さ検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11780396A JP2880127B2 (ja) | 1996-05-13 | 1996-05-13 | 移動式クレ−ンのジブ長さ検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11780396A JP2880127B2 (ja) | 1996-05-13 | 1996-05-13 | 移動式クレ−ンのジブ長さ検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09301684A true JPH09301684A (ja) | 1997-11-25 |
JP2880127B2 JP2880127B2 (ja) | 1999-04-05 |
Family
ID=14720671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11780396A Expired - Fee Related JP2880127B2 (ja) | 1996-05-13 | 1996-05-13 | 移動式クレ−ンのジブ長さ検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2880127B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008001444A (ja) * | 2006-06-20 | 2008-01-10 | Tadano Ltd | クレーン車のウエイト重量検出装置 |
JP2012101924A (ja) * | 2010-11-11 | 2012-05-31 | Ihi Construction Machinery Ltd | ブームバックストップ装置 |
-
1996
- 1996-05-13 JP JP11780396A patent/JP2880127B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2008001444A (ja) * | 2006-06-20 | 2008-01-10 | Tadano Ltd | クレーン車のウエイト重量検出装置 |
JP2012101924A (ja) * | 2010-11-11 | 2012-05-31 | Ihi Construction Machinery Ltd | ブームバックストップ装置 |
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JP2880127B2 (ja) | 1999-04-05 |
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