JPH10194681A - ラチスブームクレーンのブームまたはジブ長さ自動検出方法およびその長さ自動検出装置 - Google Patents

ラチスブームクレーンのブームまたはジブ長さ自動検出方法およびその長さ自動検出装置

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JPH10194681A
JPH10194681A JP140897A JP140897A JPH10194681A JP H10194681 A JPH10194681 A JP H10194681A JP 140897 A JP140897 A JP 140897A JP 140897 A JP140897 A JP 140897A JP H10194681 A JPH10194681 A JP H10194681A
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jib
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JP140897A
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Yoshiki Kamon
嘉樹 加門
Tadakazu Nishikino
宰一 錦野
Kazuharu Tamura
和治 田村
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブームの組替作業能率を低下させず、しかも
ラッフィングクレーンにも適用できるラチスブームクレ
ーンのブーム長さ自動検出装置を提供する。 【解決手段】 ブーム長さ自動検出装置の主要部を構成
する演算器50を、ブームフットを原点(0,0)とす
るマストフットの座標(m,n)、マスト長さB、およ
び中間ブームの組合わせで決まるブームの全ての長さA
k (k=1,2,3‥‥)を記憶し、入力されたブーム
角度a、マスト角度b、ブームガイライン角度cおよび
マストフットの座標(m,n)からブーム長さAを演算
すると共に、演算により求めたブーム長さAと前記Ak
とを比較して、Ak のうち最も近い値AL をブームの長
さとして求める構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラチスブームの組
替えによりブーム長さまたはジブ長さを変更して使用す
るラチスブームクレーンによるクレーン作業に際してラ
チスブームクレーンの転倒等を防止するために、ブーム
またはジブの長さを自動的に検出するラチスブームクレ
ーンのブームまたはジブ長さ自動検出方法およびその長
さ自動検出装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、移動式のラチスブームク
レーンでは、必要な最大作業半径または揚程に合わせて
中間ブームの数を変えることによりブームの長さを変更
するが、転倒せずにクレーン作業を行うことができる作
業半径や吊荷の荷重が決まっている。そこで、ブーム長
さが入力され、クレーンの転倒を防止するための過負荷
防止装置により、入力されたブーム長さに応じて転倒し
ない作業半径や吊荷の荷重を計算し、危険な状態になる
と警報を発したり、ブーム起伏やフック巻上げを自動的
に停止させるようにしている。この場合、必要なブーム
長さになるように中間ブームの数を決めてブームを組替
え、そして間違いなく組替えられているということを前
提にして、ラチスブームクレーンに設けられている過負
荷防止装置にブーム長さをコードナンバーで入力する
か、あるいは中間ブームの数を数えてブーム長さを計算
してコードナンバーとして入力するようにしている。
【0003】上記過負荷防止装置では、上記のとおり、
ブームが間違いなく組替えられていることを前提にして
いるが、もし過負荷防止装置に入力されたブーム長さと
実際のブーム長さとが相違すると、危険領域になっても
警報が発せられなかったり、また自動的に停止されず大
変危険であり、安全上好ましくないという解決すべき課
題があった。そこで、上記のような相違を確実に防止す
るためにブーム長さを自動的に検出するブーム長さ自動
検出装置が導入されるようになってきている。このよう
なブーム長さ自動検出装置としては、例えば特開平8−
12265号公報あるいは特開平7−61777号公報
に開示されてなるものが公知である。
【0004】先ず、前者の従来例1に係るブーム長さ自
動検出装置(特開平8−12265号公報)は、各中間
ブームに電線を設け、ブーム組替時に、これら各電線を
コネクタで接続することにより、ブーム全体に抵抗回路
を形成し、この抵抗回路の抵抗値によってブーム長さを
検出し、検出した抵抗値をブーム長さに変換して過負荷
防止装置に記憶させるようにしたものである。次に、後
者の従来例2に係るブーム長さ自動検出装置(特開平7
−61777号公報)は、ブームの起伏角度を検出する
ブーム角度検出器と、ブーム起伏ロープの張力を検出す
るブーム起伏ロープ張力検出器と、これら検出器から検
出信号が入力され、予め設定されたブーム角度における
複数通りのブーム長さ毎の空荷状態でのブーム起伏ロー
プ張力を記憶させたコントローラとから構成されてい
る。従って、このコントローラにより、ブーム角度が上
記設定ブーム角度になったときに検出されたブーム起伏
ロープ張力と記憶しているブーム起伏ロープ張力とが比
較されてブーム長さが自動的に求められる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例1または2
に係るブーム長さ自動検出装置はそれなりに有用である
と考えられる。しかしながら、これらブーム長さ自動検
出装置には、それぞれ下記に説明するような解決すべき
課題がある。先ず、従来例1に係るブーム長さ自動検出
装置では、ブーム組替時に各電線の接続作業と切離し作
業とを要するので、ブームの組替作業能率の低下を避け
ることができないという解決すべき課題があり、また従
来例2に係るブーム長さ自動検出装置では、例えブーム
角度が同じであっても、ジブ角度によってブーム起伏ロ
ープ張力が変化する図6に示すようなラッフィングクレ
ーンと呼ばれるラッフィングジブ付きのラチスブームク
レーンに対して適用することができないという解決すべ
き課題があった。
【0006】従って、本発明は、ブームの組替作業能率
の低下を来すことがなく、しかもラチスブームクレーン
が、例えラッフィングジブ付きのラッフィングクレーン
であっても適用することのできるラチスブームクレーン
のブームまたはジブ長さ自動検出方法およびその長さ自
動検出装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記実情に鑑
みてなされたものであって、従って上記課題を解決する
ために、本発明の請求項1に係るラチスブームクレーン
のブーム長さ自動検出方法が採用した主たる手段は、ブ
ームとマストとがブームガイラインにより連結され、マ
ストを起伏させることによりブームを起伏させるラチス
ブームクレーンのブーム長さ自動検出方法において、ブ
ーム角度とマスト角度とブームガイライン角度とを検出
し、検出したそれぞれの角度からブームの長さを演算す
ることを特徴とするものである。
【0008】上記課題を解決するために、本発明の請求
項2に係るラチスブームクレーンのブーム長さ自動検出
装置が採用した主たる手段は、ブームとマストとがブー
ムガイラインにより連結され、マストを起伏させること
によりブームを起伏させるラチスブームクレーンのブー
ム長さ自動検出装置において、ブーム角度を検出するブ
ーム角度検出器とマスト角度を検出するマスト角度検出
器とブームガイライン角度を検出するブームガイライン
角度検出器とを備え、これら各検出器で検出されたブー
ム角度とマスト角度とブームガイライン角度とからブー
ムの長さを演算する演算器を備えてなることを特徴とす
るものである。
【0009】上記課題を解決するために、本発明の請求
項3に係るラチスブームクレーンのブーム長さ自動検出
方法が採用した主たる手段は、ブームと上部スプレッダ
とがブームガイラインにより連結され、ガントリに取付
けられた下部スプレッダと前記上部スプレッダとの間の
距離を変化させることによりブームを起伏させるラチス
ブームクレーンのブーム長さ自動検出方法において、ブ
ーム角度と下部スプレッダ角度とを検出し、検出したそ
れぞれの角度からブームの長さを演算することを特徴と
するものである。
【0010】上記課題を解決するために、本発明の請求
項3に係るラチスブームクレーンのブーム長さ自動検出
方法が採用した主たる手段は、ブームと上部スプレッダ
とがブームガイラインにより連結され、ガントリに取付
けられた下部スプレッダと前記上部スプレッダとの間の
距離を変化させることによりブームを起伏させるラチス
ブームクレーンのブーム長さ自動検出方法において、ブ
ーム角度と下部スプレッダ角度とを検出し、検出したそ
れぞれの角度からブームの長さを演算することを特徴と
するものである。
【0011】上記課題を解決するために、本発明の請求
項4に係るラチスブームクレーンのブーム長さ自動検出
装置が採用した主たる手段は、ブームと上部スプレッダ
とをブームガイラインで連結し、ガントリに取付けられ
た下部スプレッダと前記上部スプレッダとの間の距離を
変化させることによりブームを起伏させるラチスブーム
クレーンのブーム長さ自動検出装置において、ブーム角
度を検出するブーム角度検出器と下部スプレッダ角度を
検出する下部スプレッダ角度検出器とを備え、これら各
検出器で検出されたブーム角度と下部スプレッダ角度と
からブーム長さを検出する演算器を備えてなることを特
徴とするものである。
【0012】上記課題を解決するために、本発明の請求
項5に係るラチスブームクレーンのブーム長さ自動検出
装置が採用した主たる手段は、請求項2または4に記載
のラチスブームクレーンのブーム長さ自動検出装置にお
いて、前記演算器により演算された演算結果を表示する
ブーム長さ表示器を備えてなることを特徴とするもので
ある。
【0013】上記課題を解決するために、本発明の請求
項6に係るラチスブームクレーンのブーム長さ自動検出
装置が採用した主たる手段は、請求項2,4または5に
記載のラチスブームクレーンのブーム長さ自動検出装置
において、前記ラチスブームクレーンの過負荷防止装置
に入力されたコードナンバーと、前記演算器により演算
された演算結果とを比較し、相違しているときには相違
しているとの信号を発信する演算器と、この演算器から
発信された信号に基づいて警報を発する警報器とを備え
てなることを特徴とするものである。
【0014】上記課題を解決するために、本発明の請求
項7に係るラチスブームクレーンのブーム長さ自動検出
装置が採用した主たる手段は、請求項2,4,5または
6に記載のラチスブームクレーンのブーム長さ自動検出
装置において、前記演算器に、この演算器により演算さ
れた演算結果を自動的に過負荷防止装置に入力する機能
を付加したことを特徴とするものである。
【0015】上記課題を解決するために、本発明の請求
項8に係るラチスブームクレーンのブーム長さ自動検出
装置が採用した主たる手段は、請求項2,4,5,6ま
たは7に記載のブーム長さ自動検出装置において、前記
ブーム長さ自動検出装置の演算器が、前記ラチスブーム
クレーンの過負荷防止装置に組込まれてなることを特徴
とするものである。
【0016】上記課題を解決するために、本発明の請求
項9に係るラチスブームクレーンのジブ長さ自動検出方
法が採用した主たる手段は、ジブとフロントストラット
とがジブガイラインにより連結され、フロントストラッ
トを起伏させることによりジブを起伏させるラチスブー
ムクレーンのジブ長さ自動検出方法において、ジブ角度
とフロントストラット角度とジブガイライン角度とを検
出し、検出したそれぞれの角度からジブの長さを演算す
ることを特徴とするものである。
【0017】上記課題を解決するために、本発明の請求
項10に係るラチスブームクレーンのジブ長さ自動検出
装置が採用した主たる手段は、ジブとフロントストラッ
トとがジブガイラインにより連結され、フロントストラ
ットを起伏させることによりジブを起伏させるラチスブ
ームクレーンのジブ長さ自動検出装置において、ジブ角
度を検出するジブ角度検出器とフロントストラット角度
を検出するフロントストラット角度検出器とジブガイラ
イン角度を検出するジブガイライン角度検出器とを備
え、これら各検出器で検出された角度からジブ長さを演
算する演算器を備えてなることを特徴とするものであ
る。
【0018】上記課題を解決するために、本発明の請求
項11に係るラチスブームクレーンのジブ長さ自動検出
装置が採用した主たる手段は、請求項10に記載のラチ
スブームクレーンのジブ長さ自動検出装置において、前
記演算器により演算された演算結果を表示するジブ長さ
表示器を備えてなることを特徴とするものである。
【0019】上記課題を解決するために、本発明の請求
項12に係るラチスブームクレーンのジブ長さ自動検出
装置が採用した主たる手段は、請求項10または11に
記載のラチスブームクレーンのジブ長さ自動検出装置に
おいて、前記ラチスブームクレーンの過負荷防止装置に
入力されたコードナンバーと、前記演算器により演算さ
れた演算結果とを比較し、相違しているときには相違し
ているとの信号を発信する演算器と、この演算器から発
信された信号に基づいて警報を発する警報器とを備えて
なることを特徴とするものである。
【0020】上記課題を解決するために、本発明の請求
項13に係るラチスブームクレーンのジブ長さ自動検出
装置が採用した主たる手段は、請求項10,11または
12に記載のラチスブームクレーンのジブ長さ自動検出
装置において、前記演算器に、この演算器により演算さ
れた演算結果を自動的に過負荷防止装置に入力する機能
を付加したことを特徴とするものである。
【0021】上記課題を解決するために、本発明の請求
項14に係るラチスブームクレーンのジブ長さ自動検出
装置が採用した主たる手段は、請求項10,11,12
または13に記載のジブ長さ自動検出装置において、前
記ジブ長さ自動検出装置の演算器が、前記ラチスブーム
クレーンの過負荷防止装置に組込まれてなることを特徴
とするものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態1に係
る移動式のラチスブームクレーンのブーム長さ自動検出
装置を、このブーム長さ自動検出装置を適用したラチス
ブームクレーンの側面図の図1と、そのブーム長さ自動
検出装置の模式的構成説明図の図2と、ブーム長さを求
めるためのブーム角度と、マスト角度と、ブームガイラ
イン角度との説明図の図3と、そのブーム長さ自動検出
装置の他の模式的構成説明図の図4とを順次参照しなが
ら説明する。
【0023】先ず、ラチスブームクレーンの構成を説明
すると、図1に示す符号1は、履帯式の走行台車1a
と、この走行台車1aの上に旋回自在に搭載されてなる
旋回体1bとからなるクレーン本体であり、このクレー
ン本体1の前記旋回体1bに、基端ブーム2aと、第1
中間ブーム2b、第2中間ブーム2c、第3中間ブーム
2dと、先端ブーム2eとが直状に組立てられてなるブ
ーム2が起伏自在に支持されている。なお、この例で
は、上記のとおり、中間ブームの数は三つであるが、四
つ以上になる場合は勿論のこと、二つ以下になる場合も
ある。
【0024】そして、このブーム2の先端と、旋回体1
bに起伏自在に支持されてなるマスト3の先端との間が
ブームガイライン9で連結されると共に、前記マスト3
は、このマスト3の先端に設けられた上部スプレッダ8
と、旋回体1bの上に設けられ、側面から見た時にコン
プレッションメンバ4aとテンションメンバ4bとが三
角状に組立られてなるガントリ4の先端に設けられた下
部スプレッダ7とに掛回されたブーム起伏ロープ5aが
ブーム起伏ウインチ5で巻取り・繰出されることにより
起伏されるようになっている。つまり、ブーム2はマス
ト3の起伏により起伏される。さらに、ブーム2の先端
の図示しないシーブにはフック6bを有するフック巻上
ロープ6aが掛装されており、このフック6bは旋回体
1bに設けられた巻上・巻下ウインチ6により巻上げ・
巻下げられる前記フック巻上ロープ6aにより昇降され
るようになっている。
【0025】上記構成になるラチスブームクレーンに
は、ブーム長さ自動検出装置の一部を構成する三つの角
度検出器が取付けられている。この三つの角度検出器
は、ブーム2の基端側の基端ブーム2aに取付けられて
ブーム2の起伏角度を検出するブーム角度検出器20
と、マスト3の基端側に取付けられてマスト3の起伏角
度を検出するマスト角度検出器21と、このマスト3の
上端の前記ブームガイライン9の連結側に取付けられて
ブームガイライン9の傾斜角度を検出するブームガイラ
イン角度検出器22とである。そして、これら各角度検
出器20,21,22から出力されるそれぞれの角度信
号は、図2に示すような演算器50に入力されるように
構成されている。なお、ブーム角度検出器は上部に取付
けても、上部と下部とに取付けてそれぞれの角度検出器
からの角度信号を平均しても良いので、取付け位置には
限定されるものではない。
【0026】前記演算器50には、定数としてブームフ
ットを原点(0,0)とするマストフットの座標(m,
n)と、マスト長さBとが記憶させてある。また、第
1,2,3中間ブーム2b,2c,2dの組合わせで決
まるブーム2の全ての長さAk(k=1,2,3‥‥)
が記憶させてある。そして、各角度検出器20,21,
22から角度信号が入力されると、この演算器50は、
入力された各角度信号を、図3に示すように、水平線
と、ブーム2、マスト3、ブームガイライン9との前側
との間のなす対地角度であるブーム角度a、マスト角度
b、ブームガイライン角度cに変換し、下記式を用い
てブーム長さAを演算する。 A={Bsin(c−b)+(msinc−ncosc)} /sin(c−a)‥‥
【0027】上記式で求めたAとAk とを比較して、
k のうちAに最も近い値AL をブーム長さとしてブー
ム長さ表示器51に表示させる。ラチスブームクレーン
のオペレータは、このブーム長さ表示器51に表示され
たブーム長さから過負荷防止装置に入力するコードナン
バーを調べて入力すれば良い。また、演算器50は、オ
ペレータが過負荷防止装置52に入力したコードナンバ
ーと、式で求めたブーム長さAL とを比較して相違し
ていれば、警報器53に信号が発信され、この警報器5
3から警報が発せられるように構成されている。なお、
図4に示すように、式で求めたブーム長さAL を過負
荷防止装置52に自動的に入力する構成、または過負荷
防止装置52に、このブーム長さ自動検出装置の演算器
50を組込んだ構成にすると、過負荷防止装置への入力
ミスを防止することができるので、クレーン作業の安全
性の向上にとって好ましい。
【0028】ここで、この実施の形態1に係るブーム長
さ自動検出装置の作用態様を説明する。図3から、幾何
学的に下記式および式が成立する。 Acosa=m+Bcosb+Ccosc‥‥ Asina=n+Bsinb+Csinc‥‥ A,Cを変数として式と式との連立方程式を解くこ
とにより、上記式を求めることができる。従って、マ
スト長さB、ブームフットを原点とするマストフットの
座標(m,n)は機械固有で決まっているから、ブーム
角度a、マスト角度b、ブームガイライン角度cをそれ
ぞれの角度検出器20,21,22により検出すれば、
上記式からブーム長さAを容易に求めることができ
る。
【0029】ところで、角度の基準の取り方により上記
式の値は変化する。本実施の形態1では、上記のとお
り、角度の基準を前向きしているが、例えば鉛直下向き
を基準にしても良く、また後向きを基準しても良い。ま
た、このようなラチスブームクレーンでは中間ブームの
組替えによりブーム長さを変更する構成であるため、ブ
ームの長さは数メートル間隔になっている。そこで、中
間ブームの組合わせで決まるブーム長さAk とAとを比
較して、Ak のうち最も近い値AL をブーム長さとする
ことにより、各角度の計測誤差によるブーム長さの誤差
の如何に係わらずブーム長さを正確に検出することがで
き、しかも従来例1のように、中間ブームの組替えに際
して電線の接続、切離し作業を必要としないので、ブー
ムの組替作業能率が低下するようなことがない。さら
に、張力を用いる従来例2と異なり、幾何学的に計算す
るため、ラッフィングクレーンと呼ばれるラッフィング
ジブ付きのラチスブームクレーンに対しても適用するこ
とができる。
【0030】本発明の実施の形態2に係るラチスブーム
クレーンのブーム長さ自動検出装置を、マストが設けら
れていないラチスブームクレーンを例として、このブー
ム長さ自動検出装置を適用したラチスブームクレーンの
側面図の図5と、そのブーム長さ自動検出装置の模式的
構成説明図の図6とを参照しながら、上記実施の形態1
と同一のものには同一の符号を付し、かつ同一名称を以
て説明すると、このラチスブームクレーンは、ブーム起
伏ウインチ5で巻取り・繰出されるブーム起伏ロープ5
aが掛回される下部スプレッダ7がガントリ4の先端に
連結され、ブームを起伏させるブームガイライン9が上
部スプレッダ8に連結されている。つまり、ブーム起伏
ウインチ5で巻取り・繰出されるブーム起伏ロープ5a
で下部スプレッダ7と上部スプレッダ8との間隔を変化
させることによりブーム2を起伏させるように構成され
ている。そして、基端ブーム2aにブーム角度検出器2
0が、またガントリ4の下部スプレッダ7の連結部に、
ブームガイライン9の角度を間接的に検出する下部スプ
レッダ角度検出器30が取付けられており、これら角度
検出器20,30で検出された角度信号が、図5に示す
ような演算器60に入力されるようになっている。な
お、実施の形態1と同様に、ブーム角度検出器は上部に
取付けても、上部と下部とに取付けてそれぞれの角度検
出器からの角度信号を平均しても良いので、取付け位置
には限定されるものではない。
【0031】前記演算器60には、定数としてブームフ
ットを原点(0,0)とするガントリ4のコンプレッシ
ョンメンバ4aのコンプレッションメンバフットの座標
(m,n)と、コンプレッションメンバ長さBと、コン
プレッションメンバ4aの対地角度bが記憶させてあ
る。また、この演算器60には中間ブームの組合わせで
決まるブーム長さAk が全て記憶させてある。そして、
この演算器60では、各角度検出器20,30から入力
される角度信号をブーム角度aと、下部スプレッダ角度
cに変換し、上記式を用いてブーム長さAを演算する
と共に、演算で求めたAと前記Ak とを比較して、Ak
のうち最も近いAL をブーム長さとしてブーム長さ表示
器51に表示するように構成されている。従って、本実
施の形態2は、上記実施の形態1と同効である。なお、
上記実施の形態1と同様に、オペレータが過負荷防止装
置に入力したコードナンバーと計測したブーム長さを比
較して、違っていれば警報を発する構成にすることもで
きる。また、ブーム長さALを過負荷防止装置に自動的
に入力させる構成にすることは勿論のこと、過負荷防止
装置に、このブーム長さ自動検出装置60の演算部分を
組込むこともできる。
【0032】本発明の実施の形態3に係るラッフィング
クレーンと呼ばれるラッフィングジブを有するラチスブ
ームクレーンのジブ長さ自動検出装置を、このジブ長さ
自動検出装置を適用したラチスブームクレーンの側面図
の図7と、そのジブ長さ自動検出装置の模式的構成説明
図の図8とを順次参照しながら、上記実施の形態1と同
一のものには同一の符号を付し、かつ同一名称を以て説
明すると、ラッフィングクレーンと呼ばれるラチスブー
ムクレーンは、上記実施の形態1に係るラチスブームク
レーンのブーム2の先端にジブ11が揺動可能に取付け
られている。このジブ11は、ブーム2の先端に揺動可
能に支持されてなる基端ジブ11aに中間ジブ11b,
11cおよび先端ジブ11dが直状に接続されてなり、
その先端のシーブには旋回体1bに設けられた巻上・巻
下ウインチ6で巻上げ・巻下げられる巻上・巻下ロープ
6aが掛装されている。さらに、ブーム2の先端には、
フロントストラット12が揺動可能に取付けられると共
に、ブーム2の基端側に一端が連結されたリヤストラッ
トガイライン17が先端に連結されてなるリヤストラッ
ト13が取付けられている。
【0033】前記ジブ11の先端とフロントストラット
12の先端とは、このフロントストラット12の先端に
設けられた連結部に連結されてなるジブガイライン14
で連結され、またフロントストラット12の先端とリヤ
ストラット13の先端とは、旋回体1bに設けられたジ
ブ起伏ウインチ15で巻取り・繰出されるジブ起伏ロー
プ16を介して連結されており、前記ジブ11はジブ起
伏ロープ16の巻取り・繰出しによるフロントストラッ
ト12の起伏により、ジブガイライン14を介して起伏
されるように構成されている。そして、ジブ11の基端
側にはこのジブ11の起伏角度を検出するジブ角度検出
器40が、フロントストラット12の基端側にはこのフ
ロントストラット12の起伏角度を検出するフロントス
トラット角度検出器41が、さらにフロントストラット
12の先端の連結側にはジブガイラインの角度を検出す
るジブガイライン角度検出器42がそれぞれ取付けら
れ、これら各検出器40,41,42の角度信号は、図
8に示すような演算器70に入力されるように構成され
ている。なお、ジブおよびフロントストラット角度検出
器は先端に取付けても、基端と先端とに取付けてそれぞ
れの角度検出器からの角度信号を平均しても良いので、
取付け位置には限定されるものではない。
【0034】前記演算器70には定数としてジブフット
を原点(0,0)とするフロントストラットフットの座
標(m,n)と、フロントストラット長さBと、中間ジ
ブの組合わせで決まるジブ長さAk とが記憶させてあ
る。この演算器60は、各角度検出器40,41,42
から入力される角度信号をジブ角度aと、フロントスト
ラット角度bと、ジブガイライン角度cとに変換し、前
記式を用いてジブ長さAを演算すると共に、演算で求
めたAと前記Ak とを比較して、Ak に最も近いAL
ジブ長さとしてジブ長さ表示器71に表示するように構
成されている。
【0035】従って、本実施の形態3に係るジブ長さ自
動検出器70によれば、極めて容易にジブ11の長さを
求めることができる。なお、この実施の形態でも、オペ
レータが過負荷防止装置に入力したコードナンバーと計
測したジブ長さを比較して、間違っていれば警報を発す
るようにすることも、またジブ長さAL を自動的に過負
荷防止装置に入力することも、さらにこの演算器70を
過負荷防止装置に組込むこともできる。
【0036】本発明の実施の形態4に係るラチスブーム
クレーンのブーム長さ自動検出装置を、その模式的構成
説明図の図9を参照しながら、上記実施の形態2と同一
のものには同一の符号を付し、かつ同一名称を以て説明
すると、この実施の形態4は、マストが設けられていな
いラチスブームクレーン(図4参照)のブーム長さ自動
検出装置の例である。即ち、ブーム角度検出器20と下
部スプレッダ角度検出器30とで検出された角度信号
が、図9に示すような演算器80に入力されるようにな
っている。前記演算器80には、定数としてブームフッ
トを原点とするガントリ4のコンプレッションメンバ4
aの下部スプレッダとの連結部の座標(g,h)と、中
間ブームの組合わせで決まる全てのブーム長さAk とが
記憶させてある。そして、この演算器80では、各角度
検出器20,30から入力される角度信号をブーム角度
aと、下部スプレッダ角度cに変換し、下記式を用い
てブーム長さAを演算する。 A=(gsinc−hcosc)/sin(c−a)‥‥ そして、演算で求めたブーム長さAと前記Ak とを比較
し、Ak のうち最も近いAL をブーム長さとして、ブー
ム長さ表示器51に表示するように構成したものであ
る。従って、これにより容易にブーム長さを求めること
ができるので、本実施の形態4は上記実施の形態2と同
効である。
【0037】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1〜4,9ま
たは10に係るラチスブームクレーンのブームまたはジ
ブ長さ自動検出方法およびその自動検出装置によれば、
ラチスブームクレーンのブームまたはジブ長さを自動的
に検出するので、ラチスブームクレーンのオペレータが
ブームまたはジブ長さを計算する手間を省くことがで
き、また計算間違いを防止することができる。そして、
従来例1のように電線接続方式でなく電線接続作業が不
要であるためブームの組替作業能率が低下するようなこ
とがなく、また従来例2のようにブーム起伏ロープ張力
検出方式でなく、幾何学的計算を用いるためラッフィン
グクレーンと呼ばれるラッフィングジブ付きのラチスブ
ームクレーンに対しても適用し得るという優れた効果が
ある。
【0038】また、請求項5,6,11または12に係
るラチスブームクレーンのブームまたはジブ長さ自動検
出装置によれば、ラチスブームのオペレータが過負荷防
止装置に入力するデータを間違えてもブームまたはジブ
長さ表示器または警報器により間違いであることが判
り、クレーン作業に際してのクレーンの転倒事故を防止
できるのでクレーン作業の安全性が向上し、また請求項
7,8,13または14に係るラチスブームクレーンの
ブームまたはジブ長さ自動検出装置によれば、演算器で
演算されたブームまたはジブ長さが自動的に過負荷防止
装置に入力され、データの入力ミスがなくなってクレー
ンの転倒を確実に防止することができるので、クレーン
作業の安全性がより一層向上するという極めて優れた効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るラチスブームクレ
ーンのブーム長さ自動検出装置を適用したラチスブーム
クレーンの側面図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係るラチスブームクレ
ーンのブーム長さ自動検出装置の模式的構成説明図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態1に係り、ブーム長さを求
めるためのブーム角度と、マスト角度と、ブームガイラ
イン角度との説明図である。
【図4】本発明の実施の形態1に係るラチスブームクレ
ーンのブーム長さ自動検出装置の他の模式的構成説明図
である。
【図5】本発明の実施の形態2に係るラチスブームクレ
ーンのブーム長さ自動検出装置を適用したラチスブーム
クレーンの側面図である。
【図6】本発明の実施の形態2に係るラチスブームクレ
ーンのブーム長さ自動検出装置の模式的構成説明図であ
る。
【図7】本発明の実施の形態3に係るラッフィングクレ
ーンと呼ばれるジブを有するラチスブームクレーンのブ
ーム長さ自動検出装置を適用したラチスブームクレーン
の側面図である。
【図8】本発明の実施の形態3に係り、ラチスブームク
レーンのブーム長さ自動検出装置の模式的構成説明図で
ある。
【図9】本発明の実施の形態4に係るラチスブームクレ
ーンのブーム長さ自動検出装置の模式的構成説明図であ
る。
【符号の説明】
1…クレーン本体,1a…走行台車,1b…旋回体,2
…ブーム,3…マスト,4…ガントリ,5…ブーム起伏
ウインチ,5a…ブーム起伏ロープ,6…巻上・巻下ウ
インチ,6a…フック巻上ロープ,6b…フック,7…
下部スプレッダ,8…上部スプレッダ,9…ブームガイ
ライン 11…ジブ,12…フロントストラット,13…リヤス
トラット,14…ジブガイライン,15…ジブ起伏ウイ
ンチ,16…ジブ起伏ロープ,17…リヤストラットガ
イライン 20…ブーム角度検出器,21…マスト角度検出器,2
2…ブームガイライン角度検出器 30…下部スプレッダ角度検出器 40…ジブ角度検出器,41…フロントストラット角度
検出器,42…ジブガイライン角度検出器 50…演算器,51…ブーム長さ表示器,52…過負荷
防止装置,53…警報器 60…演算器 70…演算器,71…ジブ長さ表示器 80…演算器

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブームとマストとがブームガイラインに
    より連結され、マストを起伏させることによりブームを
    起伏させるラチスブームクレーンのブーム長さ自動検出
    方法において、ブーム角度とマスト角度とブームガイラ
    イン角度とを検出し、検出したそれぞれの角度からブー
    ムの長さを演算することを特徴とするラチスブームクレ
    ーンのブーム長さ自動検出方法。
  2. 【請求項2】 ブームとマストとがブームガイラインに
    より連結され、マストを起伏させることによりブームを
    起伏させるラチスブームクレーンのブーム長さ自動検出
    装置において、ブーム角度を検出するブーム角度検出器
    とマスト角度を検出するマスト角度検出器とブームガイ
    ライン角度を検出するブームガイライン角度検出器とを
    備え、これら各検出器で検出されたブーム角度とマスト
    角度とブームガイライン角度とからブームの長さを演算
    する演算器を備えてなることを特徴とするラチスブーム
    クレーンのブーム長さ自動検出装置。
  3. 【請求項3】 ブームと上部スプレッダとがブームガイ
    ラインにより連結され、ガントリに取付けられた下部ス
    プレッダと前記上部スプレッダとの間の距離を変化させ
    ることによりブームを起伏させるラチスブームクレーン
    のブーム長さ自動検出方法において、ブーム角度と下部
    スプレッダ角度とを検出し、検出したそれぞれの角度か
    らブームの長さを演算することを特徴とするラチスブー
    ムクレーンのブーム長さ自動検出方法。
  4. 【請求項4】 ブームと上部スプレッダとがブームガイ
    ラインにより連結され、ガントリに取付けられた下部ス
    プレッダと前記上部スプレッダとの間の距離を変化させ
    ることによりブームを起伏させるラチスブームクレーン
    のブーム長さ自動検出装置において、ブーム角度を検出
    するブーム角度検出器と下部スプレッダ角度を検出する
    下部スプレッダ角度検出器とを備え、これら各検出器で
    検出されたブーム角度と下部スプレッダ角度とからブー
    ム長さを検出する演算器を備えてなることを特徴とする
    ラチスブームクレーンのブーム長さ自動検出装置。
  5. 【請求項5】 前記演算器により演算された演算結果を
    表示するブーム長さ表示器を備えてなることを特徴とす
    る請求項2または4に記載のラチスブームクレーンのブ
    ーム長さ自動検出装置。
  6. 【請求項6】 前記ラチスブームクレーンの過負荷防止
    装置に入力されたコードナンバーと、前記演算器により
    演算された演算結果とを比較し、相違しているときには
    相違しているとの信号を発信する演算器と、この演算器
    から発信された信号に基づいて警報を発する警報器とを
    備えてなることを特徴とする請求項2,4または5に記
    載のラチスブームクレーンのブーム長さ自動検出装置。
  7. 【請求項7】 前記演算器に、この演算器により演算さ
    れた演算結果を自動的に過負荷防止装置に入力する機能
    を付加したことを特徴とする請求項2,4,5または6
    に記載のラチスブームクレーンのブーム長さ自動検出装
    置。
  8. 【請求項8】 前記ブーム長さ自動検出装置の演算器
    が、前記ラチスブームクレーンの過負荷防止装置に組込
    まれてなることを特徴とする請求項2,4,5,6また
    は7に記載のブーム長さ自動検出装置。
  9. 【請求項9】 ジブとフロントストラットとがジブガイ
    ラインにより連結され、フロントストラットを起伏させ
    ることによりジブを起伏させるラチスブームクレーンの
    ジブ長さ自動検出方法において、ジブ角度とフロントス
    トラット角度とジブガイライン角度とを検出し、検出し
    たそれぞれの角度からジブの長さを演算することを特徴
    とするラチスブームクレーンのジブ長さ自動検出方法。
  10. 【請求項10】 ジブとフロントストラットとがジブガ
    イラインにより連結され、フロントストラットを起伏さ
    せることによりジブを起伏させるラチスブームクレーン
    のジブ長さ自動検出装置において、ジブ角度を検出する
    ジブ角度検出器とフロントストラット角度を検出するフ
    ロントストラット角度検出器とジブガイライン角度を検
    出するジブガイライン角度検出器とを備え、これら各検
    出器で検出された角度からジブ長さを演算する演算器を
    備えてなることを特徴とするラチスブームクレーンのジ
    ブ長さ自動検出装置。
  11. 【請求項11】 前記演算器により演算された演算結果
    を表示するジブ長さ表示器を備えてなることを特徴とす
    る請求項10に記載のラチスブームクレーンのジブ長さ
    自動検出装置。
  12. 【請求項12】 前記ラチスブームクレーンの過負荷防
    止装置に入力されたコードナンバーと、前記演算器によ
    り演算された演算結果とを比較し、相違しているときに
    は相違しているとの信号を発信する演算器と、この演算
    器から発信された信号に基づいて警報を発する警報器と
    を備えてなることを特徴とする請求項10または11に
    記載のラチスブームクレーンのジブ長さ自動検出装置。
  13. 【請求項13】 前記演算器に、この演算器により演算
    された演算結果を自動的に過負荷防止装置に入力する機
    能を付加したことを特徴とする請求項10,11または
    12に記載のラチスブームクレーンのジブ長さ自動検出
    装置。
  14. 【請求項14】 前記ジブ長さ自動検出装置の演算器
    が、前記ラチスブームクレーンの過負荷防止装置に組込
    まれてなることを特徴とする請求項10,11,12ま
    たは13に記載のジブ長さ自動検出装置。
JP140897A 1997-01-08 1997-01-08 ラチスブームクレーンのブームまたはジブ長さ自動検出方法およびその長さ自動検出装置 Withdrawn JPH10194681A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006248756A (ja) * 2005-03-14 2006-09-21 Kobelco Cranes Co Ltd 建設機械のフレーム
JP2006273530A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Tadano Ltd 移動式クレーン
CN103738862A (zh) * 2013-12-31 2014-04-23 三一汽车起重机械有限公司 起重机超起预紧方法及装置
JP2017024900A (ja) * 2015-07-28 2017-02-02 コベルコクレーン株式会社 吊荷重検出装置、クレーンおよび演算装置

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