JP4215464B2 - エレベータ昇降路配線 - Google Patents

エレベータ昇降路配線 Download PDF

Info

Publication number
JP4215464B2
JP4215464B2 JP2002232692A JP2002232692A JP4215464B2 JP 4215464 B2 JP4215464 B2 JP 4215464B2 JP 2002232692 A JP2002232692 A JP 2002232692A JP 2002232692 A JP2002232692 A JP 2002232692A JP 4215464 B2 JP4215464 B2 JP 4215464B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring
branch
cut
floor
cable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2002232692A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004067361A (ja
Inventor
利明 石橋
英二 野首
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Elevator and Building Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Elevator Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Elevator Co Ltd filed Critical Toshiba Elevator Co Ltd
Priority to JP2002232692A priority Critical patent/JP4215464B2/ja
Publication of JP2004067361A publication Critical patent/JP2004067361A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4215464B2 publication Critical patent/JP4215464B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エレベータ昇降路に敷設される幹線ケーブルから途中階への分岐を行なうエレベータ昇降路配線に関する。
【0002】
【従来の技術】
エレベータが設けられた建物のエレベータ昇降路には、エレベータの運転に必要な信号や電力等を伝達するための幹線ケーブルが、昇降路に沿って垂直に敷設されている。すなわち、建物の上部にはエレベータを運転制御するための制御盤が設けられており、この制御盤から、最下階のピットまでの昇降路内に幹線ケーブルを垂下している。
【0003】
建物の各階エレベータホールには、乗場位置表示灯や呼びボタン、エレベータのドアスイッチ等が設けられており、また、最上階と最下階には位置検出用のリミットスイッチが設けられている。さらに、最下階のピット内には照明用電源設備や地震感知器等、エレベータの運転に関する各種の電気機械設備がそれぞれ設けられている。
【0004】
昇降路に配置された幹線ケーブルは、最上階から最下階のピットまでに設けられた上述の各種の機器・器具と接続するため各階毎に分岐接続される。このように幹線ケーブルは、各種の信号を伝達したり、或いは、電力を供給するために、複数本の配線を束ねた構造であり、対象階毎に所定の配線が分岐される。
【0005】
このような幹線ケーブルの敷設やその分岐構造等については、特公昭63-66130号公報、特開平7-2462号公報、特開平7-235222号公報等により種々提案されている。
【0006】
図7及び図8は、従来の構造を示している。図7において、11はエレベータを設置した建物で、最上階11a、中間階11b、最下階11cの3階構造とし、これら各階を垂直に貫通するエレベータ昇降路11hが形成されている。エレベータ昇降路11h内には、建物11の上部に設置した図示しない制御盤から、幹線ケーブル12が最下階11cのピットまで垂下されている。この幹線ケーブル12は複数本の配線を束ねた構造のものであり、各階に設けた各種のエレベータ関連機械・器具に接続するため、分岐線13とそれぞれ分岐接続している。
【0007】
この分岐接続部分を図8により説明する。最上階11a及び中間階11bの分岐接続部分は図8(a)で示すように構成される。すなわち、幹線ケーブル12を構成する配線のうち、分岐接続対象の配線12aを切断し、その切断部分を配線接続端子14により分岐線13の先端と導電接続している。この場合、分岐接続部分の幹線ケーブル12をループ状に形成し、結束バンド15でループ部分及び分岐部分を強固に結束していた。
【0008】
このように構成すると、分岐部分には幹線ケーブル12の荷重(自重)が加わらず、分岐部分をこの荷重から保護している。
【0009】
もちろん、工事完了後は、幹線ケーブル12はワイヤなどの支持部材によって強固に支持されるが、工事途中の間は、幹線ケーブル12のみで垂下されるため、幹線ケーブル12には自重による荷重が加わることになり、図8(a)のように、分岐接続部分に荷重が加わらないように保護する必要がある。
【0010】
なお、最下階11cの分岐部分は幹線ケーブル12の荷重が掛からないため、図8(b)で示すように、幹線ケーブル12をUターンさせた後、分岐対象配線12aの先端を、分岐線13の先端と配線接続端子14を介して導電接続している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
このように、幹線ケーブル12を、最下階以外の各分岐接続部分においてループ状に形成し、結束バンド15で固定しているため、分岐作業に要する労力が多大で、作業者への負担が大きい。また、幹線ケーブル12は、本来の階数分の長さに対し、ループ部分の長さ分(0.9m程度/1階床)余分に必要となる。
【0012】
特に高層建物の場合、ループ部分の長さが階数分累積されるため、多くの長さが必要となる。この他、結束バンド15なども必要となる。これらの結果、作業コスト、材料コスト共に多大となる。
【0013】
また、分岐接続部分には保護カバーを設けるが、ケーブル12をループ状に形成しているため、図示のように、3本のケーブル12を並設した場合と同じ状態となる。このため、ケーブル3本分を収容できる大形のボックス状カバーが必要となり、取り扱いが面倒であると共に、狭い昇降路11h内でのコンパクト化に限界がある。
【0014】
本発明の目的は、幹線ケーブルの分岐部分をループ形状にすることなく直線状態に保ったままでの分岐接続を可能としたことにより、材料コスト及び作業コストを大幅に低減でき、分岐部分をコンパクト化することもできるエレベータ昇降路配線を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は、複数階からなる建物のエレベータ昇降路における配線であって、信号伝達或いは電力供給のための複数本の配線を束ねて構成され、この配線束の外側の層に分岐対象配線を配置して、前記昇降路に沿って敷設された幹線ケーブルと、この幹線ケーブルの、前記分岐対象配線の分岐部分において切断された切断端を、所定の間隔を保って突合せ状に対峙させた状態で、分岐線の一端と共に一体的に導電結合させる接続具とを備え、前記接続具により突合せ状に対峙させられる前記切断端間の前記所定の間隔を、前記複数本の配線のうち途中で分岐されないで配線が直線を保った状態において、前記分岐対象配線の前記切断端近くにたるみを生じさせる間隔に設定し、かつ、前記幹線ケーブルは、途中で分岐されない配線を、幹線ケーブル自体の荷重を負担可能な強度を生じる本数以上有することを特徴とする。
【0019】
さらに、本発明では、接続具は、導電性材質による管状のもので、その一端には切断された配線の一方の切断端が挿入され、他端には切断された配線の他方の切断端及び分岐線の一端が挿入され、これらは一体的にカシメられているものを用いるとよい。
【0020】
これらの発明では、幹線ケーブルを構成する複数本の配線のうち、途中で分岐されない配線を所定本数以上確保している。また、分岐接続されるために切断された配線は、その切断端が接続具内にて、所定の間隔を保って突合せ状に配置され、接続具によって分岐線と共に一体的に導電結合される。このため、この分岐接続部分に幹線ケーブルの荷重が掛かることはなく、しかもループ状に形成する必要がないため、配線構造が簡素化され、配線作業コストや材料コストを大幅に低減でき、作業者に対する負担も軽減される。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明によるエレベータ昇降路配線の一実施の形態を、図面を参照して説明する。
【0022】
図1はこの実施の形態の全体構成を示している。図中、建物11は従来と同様にエレベータを設置しており、最上階11a、中間階11b、最下階11cの3階構造(勿論3階以上の多階構造でもよい)とする。また、これら各階11a,11b,11cを垂直に貫通するエレベータ昇降路11hが形成されている。
【0023】
この建物11の各階11a,11b,11cのエレベータ昇降路11hに隣接したエレベータホールには、それぞれ乗場出入口21が設けられ、そこには乗場位置表示灯22や呼びボタン23、エレベータのドアスイッチ24等が設けられている。また、最上階11a及び最下階11cには位置検出用のリミットスイッチ25,26が設けられ、さらに、最下階11cのピット内には、図示しないが、照明用電源設備や地震感知器等、エレベータの運転に関する各種の電気機械設備がそれぞれ設けられている。
【0024】
エレベータ昇降路11h内には、建物11の上部に設置された図示しない制御盤から幹線ケーブル28が、最下階11cのピットまで垂下されている。この幹線ケーブル28は、図3で示すように複数本(例えば、30〜37本)の配線28aを多層に束ね、その外周をビニルなどによる外装28bで覆った多芯構造のものである。これら配線28aのうち、何本かは途中階11a,11bに設けた各種のエレベータ関連機械・器具22,23,24,25に接続するため、分岐線29とそれぞれ分岐接続している。
【0025】
ここで、多層に束ねられた複数本の配線28aのうち、分岐線29と分岐される分岐対象の配線28a1はハッチングしたように外側の層に配置し、最下端まで分岐しない配線28a2はその内側の層に配置する。このように配置すると、外側に位置する配線28aから順次分岐を行なうこととなるので、分岐作業が容易になる。
【0026】
次に、分岐接続部分を図2により説明する。なお、図2(a)は最上階11a及び中間階11b(これらをまとめて途中階とする)への分岐接続構造を示し、図2(b)は最下階11c(ピットを含む)への接続構造を示している。
【0027】
図2(a)において、幹線ケーブル28の分岐部分は、ビニルなどによる外装を除去して、複数の配線28aを外部に露出させている。ただし、従来のようにループ状に形成せず、図示のように直線状態のままとする。このうち、分岐対象の配線28a1は中間部分で切断し、接続具31により分岐線29と分岐接続する。
【0028】
すなわち、図4(a)で示すように、分岐対象の配線28a1を選択し、その中間部を切断し、この切断端の絶縁被覆を除去する。同様に、分岐線29についても、その先端部の絶縁被覆を除去しておく。
【0029】
接続具31は、図5で示すように、導電性材料により管状に形成された導電部31aと、その外面を覆う絶縁被覆(塩化ビニル等)31bとからなる。絶縁被覆31bの両端は、配線28a1や分岐線29の絶縁被覆部分が差し込まれる大径部31b1,31b2となっている。
【0030】
分岐接続に当っては、図4(b)で示すように、接続具31の一端(図示上端)に、切断された配線28a1の一方の切断端を挿入し、導電部31aの内面と接触可能に配置する。同様にして、接続具31の他端(図示下端)に切断された配線28a1の他方の切断端および分岐線29の先端をそれぞれ挿入し、前記一方の切断端と間隔を保って突合せ状に対峙させると共に、これらを導電部31aの内面と接触可能に配置する。
【0031】
この状態で接続具31の両端近くの2箇所を外面からカシメ、配線28a1の両切断端および分岐線29の先端と接続具31の導電部31aとを、一体的に導電結合する。この操作により配線28a1と分岐線29とは接続具31を介して並列状態で分岐接続されたことになる。
【0032】
ここで重要なことは、接続具31内で突合せ状に対峙している配線28a1の切断端の間に、所定長さ以上の間隔D(例えば、14mm程度)を設け、分岐接続部の配線28a1に図2(a)で示すようなたるみを持たせることである。すなわち、接続具31の導電部31aの長さを、上記間隔Dを確保できる充分な長さとする。
【0033】
このように構成すると、垂下された幹線ケーブル28の自体の荷重(自重)は、分岐されないで直線状態を保っている複数の配線28a2にすべて加わり、たるみを持たせた分岐接続部がケーブル28の荷重を受けることはない。
【0034】
もし、突合せ状に対峙している切断端の間隔が狭いと、図6で示すように、分岐されない配線28a2の方にたるみが出てしまう。すなわち、上記接続具31を用いずに、通常の突合せ接続端子35を用いて同様の分岐接続を行なうと、分岐される配線28a1の切断端の突合せ間隔は0〜1mmとなる。また、突合せ接続端子の外径が配線の外径より大きいため、分岐接続される配線28a1の長さは、分岐されない配線28a2の長さより図示のように短くなってしまい、分岐されない配線28a2の方にたるみが出てしまう。
【0035】
このようになると、幹線ケーブル28の荷重は、通常の突合せ接続端子35で結合された分岐接続部に加わり、この部分が荷重に耐えられず破損してしまう。このため、図4で示したように、接続具31を用い、分岐接続された配線28a1の切断端の突合せ間隔Dを充分大きくとり、図2(a)で示すように分岐接続される配線28a1をたるませることが重要である。
【0036】
このように、垂下された幹線ケーブル28の自体の荷重を、分岐されない直線状態の複数の配線28a2に負担させているので、強度上、幹線ケーブル28には、その全長に渡って(最下階11cまで)分岐しない配線28a2を所定本数以上確保する必要がある。分岐しない配線28a2の本数は、ケーブルの28を構成する配線28aの材質や全体の本数によって異なる。例えば、配線28aの総数が36本のケーブル28では、25本程度を分岐しない配線28a2としており、これらにより充分な強度を得ることができる。
【0037】
ここで、途中で分岐しない配線28a2とは、最下階11cやピットに設けられた各種の電気機械・器具に直接接続される配線である。特に、ピットには図示しないが照明電源装置や地震感知器等、多くの機器を設けたため、そのための配線も多くなる。このため、途中で分岐しない配線28b2の本数を、強度上必要とする本数以上に確保することは充分に可能である。
【0038】
なお、図2(a)において、33は従来と同様の接続端子で、直列分岐接続に用いられる。すなわち、切断した配線28a1の各切断端を、各接続端子33にそれぞれ挿入して2本の分岐線29に接続し、この2本の分岐線29を介して図示しない外部回路(例えばドアスイッチ回路等)と直列接続している。この部分は、配線28a1の切断端が外部回路に直列接続しているため、この外部回路部分がたるみと同じ機能を果たすので、特別な構造をとる必要はない。
【0039】
図2(b)は最下階11cにおける接続構造を示している。この部分は、幹線ケーブル28の下端となるので、その荷重が加わることはなく、途中で分岐接続されなかった配線28a2のすべてを含む接続対象の配線28aの下端を、接続端子33を介して接続線(他階の分岐線に相当)29に接続し、最下階11cのエレベータホールやピットに設けた各種の電気機械・器具に接続する。
【0040】
上記構成において、幹線ケーブル28は、建物11の上部に設けられた図示しない制御盤から、エレベータ昇降路11h内に垂下され、最下階11cのピットまで達している。この幹線ケーブル28から、最上階11aや中間階11bに分岐を行なう場合は、図2で示すように、幹線ケーブル28の分岐対象部分の外装28bを除去し、この部分の配線28aを露出させる。
【0041】
次に、この配線28aから、該当階に分岐接続する配線28a1を選択し、図4(a)で示すように、その長さ方向中間部を切断する。この場合、分岐対象の配線28a1は図3で示すように、外層部分に配置されているため、容易に選択でき、かつ切断することができる。
【0042】
分岐接続が並列分岐の場合は、切断された配線28a1の両切断端を、図5で示した管状の接続具31の両端に挿入し、接続具31内にて所定の間隔を保って突合せ状に対峙させる。また、分岐線29の先端を接続具31のいずれか一端に挿入する。この後、接続具31の両端近くの部分を外周面からカシメ、配線28a1の両切断端及び分岐線29の一端と、接続具31の導電部31aとを一体的に導電結合する。
【0043】
この作業により、接続対象の配線28a1は、図2(a)で示すように、たるみを持った状態で分岐線29を接続され、並列分岐が完成する。なお、直列分岐の場合は、従来のように、接続端子33により外部回路と直列接続する。
【0044】
ここで、幹線ケーブル28には、その自重が荷重として長さ方向に加わっているが、この荷重は分岐されずに直線状態を維持している配線28a2にすべてかかり、たるみを持った分岐接続部には全くかからない。すなわち、幹線ケーブル28自体の荷重を、途中で分岐しない配線28a2に持たせているので、従来のように幹線ケーブルを分岐部分のところでループ状に形成し、強固に結束する必要はない。
【0045】
このため、幹線ケーブル28は、建物11の階数に応じた長さ分だけでよく、従来のようにループ状に引き回す余分な長さ(ループ長さ:例えば0.9m×分岐数:階床数に比例)を要しないため、高層建物にあってはその長さを大幅に短縮することができる。
【0046】
また、従来の幹線ケーブルをループ状に引き回し結束バンドで強固に結束する作業は、作業者に多大な労力を課すが、本発明ではこのような作業を要しないため、作業がはるかに容易となる。また、幹線ケーブルをループ状に形成した場合、その部分は3本のケーブルを並置した場合と同じ状態になり、分岐部分の構造が大形・複雑化するが、本発明では、幹線ケーブル28をそのまま直線状に維持して分岐するので、この部分の形状が単純になり、コンパクト化される。したがって、この分岐部分にカバーを取り付ける場合、単なる筒状のカバーを取り付ければよい。
【0047】
これらの結果、従来に比べ大幅に作業コスト、材料コストを低減化することができる。
【0048】
【発明の効果】
本発明によれば、幹線ケーブルを直線状態に保ったまま、幹線ケーブルからの分岐接続が可能となるので、材料コスト及び作業コストを大幅に低減でき、分岐部分をコンパクト化することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエレベータ昇降路配線の一実施の形態を説明するための全体構成図である。
【図2】同上一実施の形態における分岐接続部を示し、(a)は最上階及び中間階での分岐構造を、(b)は最下階での分岐構造を示している。
【図3】同上一実施の形態に用いる幹線ケーブルの断面図である。
【図4】同上一実施の形態における分岐接続部の詳細構成を示しており、(a)は分岐対象の切断された配線と分岐船との関係を示し、(b)は接続具による結合状態を示している。
【図5】同上一実施の形態に用いる接続具の正面図である。
【図6】分岐接続が正しく行なわれない状態を示す図である。
【図7】従来技術を説明する全体構成図である。
【図8】従来技術における分岐接続部を示し、(a)は最上階及び中間階での分岐構造を、(b)は最下階での分岐構造を示している。

Claims (2)

  1. 複数階からなる建物のエレベータ昇降路における配線であって、
    信号伝達或いは電力供給のための複数本の配線を束ねて構成され、この配線束の外側の層に分岐対象配線を配置して、前記昇降路に沿って敷設された幹線ケーブルと、
    この幹線ケーブルの、前記分岐対象配線の分岐部分において切断された切断端を、所定の間隔を保って突合せ状に対峙させた状態で、分岐線の一端と共に一体的に導電結合させる接続具とを備え、
    前記接続具により突合せ状に対峙させられる前記切断端間の前記所定の間隔を、前記複数本の配線のうち途中で分岐されないで配線が直線を保った状態において、前記分岐対象配線の前記切断端近くにたるみを生じさせる間隔に設定し、
    かつ、前記幹線ケーブルは、途中で分岐されない配線を、幹線ケーブル自体の荷重を負担可能な強度を生じる本数以上有する
    ことを特徴とするエレベータ昇降路配線。
  2. 接続具は、導電性材質による管状のもので、その一端には切断された配線の一方の切断端が挿入され、他端には切断された配線の他方の切断端及び分岐線の一端が挿入され、これらはそれぞれ一体的にカシメられていることを特徴とする請求項に記載のエレベータ昇降路配線。
JP2002232692A 2002-08-09 2002-08-09 エレベータ昇降路配線 Expired - Lifetime JP4215464B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002232692A JP4215464B2 (ja) 2002-08-09 2002-08-09 エレベータ昇降路配線

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002232692A JP4215464B2 (ja) 2002-08-09 2002-08-09 エレベータ昇降路配線

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004067361A JP2004067361A (ja) 2004-03-04
JP4215464B2 true JP4215464B2 (ja) 2009-01-28

Family

ID=32018014

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002232692A Expired - Lifetime JP4215464B2 (ja) 2002-08-09 2002-08-09 エレベータ昇降路配線

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4215464B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20110084422A (ko) * 2008-11-19 2011-07-22 인벤티오 아게 지지 벨트
KR200450837Y1 (ko) * 2010-07-28 2010-11-04 대림전기주식회사 승강로 전선 분기 연결 구조
CN109534128B (zh) * 2018-12-30 2024-04-26 上海长顺电梯电缆有限公司 一种节能节材型电梯井道电缆布线结构

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004067361A (ja) 2004-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7180002B2 (en) Flexible multicore electrical cable
JP4215464B2 (ja) エレベータ昇降路配線
JP4707747B2 (ja) エレベータの昇降路配線方法および装置
JP4682016B2 (ja) 建屋内外部通信伝送路及び総合信号伝送システム
JPS61212810A (ja) 平型光フアイバコ−ド
JP4294666B2 (ja) 建物内光伝送路の敷設方法
JP2531987B2 (ja) エレベ―タの昇降路装置
JP3156316U (ja) 分岐付光・メタル複合ケーブル
JP3819961B2 (ja) 弱電用複合プレハブケーブル
JPH0491607A (ja) 分岐付ケーブルの延線法
JP2008058758A (ja) 建物内光伝送路
JP4505095B2 (ja) 分岐付ケーブル
JPH04325Y2 (ja)
JP5358163B2 (ja) 逓減型の複合通信ブランチケーブル
JP3139611U (ja) 光プレハブ分岐ケーブル
JP4669771B2 (ja) 建屋内外部通信伝送路
KR20110039837A (ko) 광섬유 케이블
JP4673722B2 (ja) 建屋内外部通信伝送路
JP2006173669A (ja) 建物内光伝送路
JP4682015B2 (ja) 建屋内外部通信伝送路及び統合信号伝送システム
JPH11187561A (ja) 幹線用同軸ケーブル
JPH1112967A (ja) 信号ケーブル入りワイヤロープおよびその端末処理方法
JP2004064923A (ja) 集合住宅用分岐付きケーブル及びその配線方法
JPH08331735A (ja) 共同住宅に於けるコミュニケーションのための配線方法
JPH0845355A (ja) 配電線路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050725

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20050802

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080325

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080526

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081028

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081104

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4215464

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111114

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121114

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121114

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131114

Year of fee payment: 5

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term